ごちそうさま (テレビ番組)

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組ごちそうさま』は、日本テレビ系列で1971年1月11日から1998年3月31日[1]まで、平日のお昼に放送された長寿料理番組である。味の素一社提供[2]

概要

1987年5月29日放送分までは、番組冒頭で拍手音をバックに、コック帽エプロンを身につけた着ぐるみスカンク(「スカンク・タロー」と言う名が有った)が出て来て、フライパンをイメージした銅鑼を「ゴワーン」と叩いた後に番組タイトルが表示されていた。

時によって、スカンクが頭を叩かれたり、横槍が入って「ゴワーン」となるなどのバリエーションも有った。また後期にはカワセミの様な鳥の人形が出て来て、スカンクを茶化す事が有った。なお公開放送時は、1日目は収録場所の風景をバックに「ゴワーン」と流し(スカンクは登場しない)、2日目以降はステージで出演者が寸劇を行い、観客席に居るスカンクが巻き込まれて「ゴワーン」と鳴るものだった。

製作者クレジットは銅鑼の音が鳴り終わり、高島夫妻の挨拶に切り替わった直後、画面右下に「製作 日本テレビ」(1978年1月以降は日本テレビ開局25周年を記念して制定された地球を模した「日」の字の新社章も添付されるようになった)のテロップが出てくるだけに過ぎなかったが、1987年6月1日放送分以降における番組ロゴ変更等を伴う大幅なリニューアルと同時に、番組エンディングに固定表示が数秒ごとに切り替わる形で詳細表示されるようになった。

番組の内容は、ゲストが自慢料理を自ら作って紹介したり、レポーターがおいしい店を紹介するものだった。高島時代は年に何回か地方で公開録画を実施した。さらに毎週水曜日は高島夫妻だけが受け持つ「ふたりのキッチンルーム」というコーナーがあった。番組エンディング(正確には2回目のCMに入る前)では原則として、高島が「ごちそうさまでした」のセリフで締める(公開録画の放送日で、かつそれが水曜日に該当する場合は「明日は東京のスタジオからお送りします」も加わる)のが基本であったが、1987年5月21日放送分でゲストに酒井法子を招いた際における「のりピー、頑張ってください」や、「ふたりのキッチンルーム」における「お試しください」「失礼いたします」のセリフで締めるなど多少の例外はあった。

ゲストが歌手だった場合、試食タイムの前にゲストの歌のコーナーを別途に設けていた[3]。通常は番組中程で披露するのが基本だった(そのためこの場合に限り、試食タイム時にピアノ演奏のBGMはない)が、1985年6~7月にTHE GOOD-BYEがゲスト出演した際に最初のCM明けにいきなり披露されるなど例外もあった[4]

さらに番組内CMでは親会社のみならず子会社AGFのCMが流れることも少なくなかった(特に1980年から83年頃までにはOP明けから本編に入るまでの1分間を中心にカーク・ダグラス出演の「マキシム」CMに入ることが頻発していた)ことから、ゲストが菓子類を披露した際には試食タイム(おおよその目安としては13:10頃)になると、AGF製品の姿がチラリと映えることが稀にあった。

1987年6月20日から1988年9月には『味の素・世界ごちそうさま!!』、同年10月から1989年9月には『味の素ごちそうさまワールド・地球おいしいぞ!!』という派生番組が土曜日の22:00 - 22:30に放送された。

高島夫妻降板後のテーマソングは、服部克久作曲の「収穫祭」。


番組終了時の提供クレジットは、1982年頃までブルーバックだったが、のちに実写タイプに変更された。さらに1985年12月頃からは提供表示が「当時の旧社紋」+「味の素KK」からオール大文字の「AJINOMOTO」(ただしこれは初代英文ロゴで、現行ロゴではない)に変更された。

番組を終了したきっかけは、単独提供スポンサーだった味の素が「すべてのスポンサーの役割を終えた」ことにあるとしているが1997年に発覚した味の素から総会屋への利益供与事件と、それに起因するCM自粛が原因と見る向きが多い。結果的に番組は1998年3月31日[1]に終了し、27年3ヶ月の歴史に幕を閉じることになる。

出演者

司会

レポーター

初期は金曜日のみ『さすらいのくいしん坊』

『さすらいの料理人、解決料理王・進』

放送時間の変遷

期間 放送時間
日本時間
備考
1971.01 1971.03 月曜日 - 金曜日 15:00 - 15:15 単独番組
1971.04 1972.03 月曜日 - 金曜日 13:30 - 13:45 単独番組、平日15時枠を1時間ドラマ再放送枠に変更したため
1972.04 1987.09 月曜日 - 金曜日 13:00 - 13:15 単独番組、『お昼のワイドショー』の30分繰上げに伴う
1987.10 1988.09 月曜日 - 金曜日 13:05 - 13:20 午後は○○おもいッきりテレビ』に内包
1987.10 1988.09 月曜日 - 金曜日 12:55 - 13:05 『午後は○○おもいッきりテレビ』に内包、5分短縮、日によって開始時刻が若干変わる

ネット局

系列は当番組終了時(1998年3月)のもの。

放送対象地域 放送局 系列 ネット形態 備考
関東広域圏 日本テレビ 日本テレビ系列 制作局
北海道 札幌テレビ 同時ネット
青森県 青森放送
岩手県 テレビ岩手
宮城県 ミヤギテレビ
秋田県 秋田放送
山形県 山形放送
福島県 福島中央テレビ
山梨県 山梨放送
新潟県 テレビ新潟 開局日の1981年4月1日から
長野県 信越放送 TBS系列 時差ネット 放送開始から1991年3月29日まで
テレビ信州 日本テレビ系列 同時ネット 1991年4月1日から
静岡県 静岡けんみんテレビ テレビ朝日系列 開局直後の1978年7月3日から1979年6月29日まで[5]
静岡第一テレビ 日本テレビ系列 開局直後の1979年7月2日から
富山県 北日本放送
石川県 北陸放送 TBS系列 時差ネット 放送開始から1990年3月30日まで
テレビ金沢 日本テレビ系列 同時ネット 開局直後の1990年4月2日から
福井県 福井放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
中京広域圏 名古屋テレビ テレビ朝日系列 放送開始から1973年3月30日まで
中京テレビ 日本テレビ系列 1973年4月2日から
近畿広域圏 読売テレビ
鳥取県
島根県
日本海テレビ [6]
香川県
岡山県
西日本放送 [7]
広島県 広島テレビ 1975年10月1日から
山口県 山口放送
徳島県 四国放送
愛媛県 南海放送
高知県 高知放送
福岡県 福岡放送
長崎県 長崎放送 TBS系列 時差ネット 放送開始から1988年9月30日まで

番組時間短縮に伴い打ち切り[8][9]

長崎国際テレビ 日本テレビ系列 同時ネット 開局日の1991年4月1日から
熊本県 熊本放送 TBS系列 時差ネット 放送開始から1982年3月31日まで
くまもと県民テレビ 日本テレビ系列 同時ネット 開局日の1982年4月1日から
大分県 テレビ大分 フジテレビ系列
日本テレビ系列
同時ネット

→ 時差ネット

放送開始から1988年9月30日まで
番組時間短縮に伴い打ち切り[8][9][10][11]
宮崎県 宮崎放送 TBS系列 時差ネット
鹿児島県 南日本放送 放送開始から1982年9月30日まで
鹿児島テレビ フジテレビ系列 同時ネット

→ 時差ネット

1982年10月1日から1992年9月25日まで
平日午後の日テレ系帯番組枠廃止に伴い打ち切り[8][12]
鹿児島読売テレビ 日本テレビ系列 同時ネット 開局日の1994年4月1日から
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列 時差ネット 1979年4月2日から1988年9月30日まで
番組時間短縮に伴い打ち切り[8][9]

ネット局に関する備考

  • 当番組は単独番組時代を中心に、日本テレビ系列以外の局も含め、後続の『おしゃれ』(→『三枝成章の気まぐれ』とともに、全国31局ネットとほぼ全国完全ネットに近い状態で放送されていた[13]
  • 日本テレビ系列外の局では、単独番組時代は14:00から『おしゃれ』を先に放送し、そのあとの14:15に当番組を放送する編成が組まれていた。[14]
  • 長崎放送(NBC)は、時間短縮に伴う当番組の打ち切りにより、1988年9月30日を以って日テレ系の帯番組枠を完全に廃止した。
  • 鹿児島テレビ(KTS)は、日テレ系新局(KYT)の1994年4月1日開局内定に伴う系列番組移行準備のため、1992年9月25日を以って当番組を打ち切り。1992年9月28日からは平日午後(12~15時台)の帯番組を全てフジテレビ系列に統一した。
  • また、九州地区では『おもいッきりテレビ』内包後の当番組単独ネットを長崎放送(NBC)・テレビ大分(TOS)・宮崎放送(MRT)各局がこぞって1988年9月30日を以って打ち切る中、唯一鹿児島テレビ(KTS)のみがその4年後まで続けていた。 

脚注

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テンプレート:前後番組

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  2. 但し、提供スポンサーの読み上げアナウンスを行うのはエンディングのみ。
  3. 高島が一定時間に達したところで「それでは、歌のスタンバイをどうぞ。」と発するお約束事があり、それに続いて高島は一例として「それではクッキーが焼けるまでお聴きいただきましょう。」と発した。
  4. グッバイ風茶漬け - Youtube
  5. 但し、静岡けんみんテレビ(SKT)は日本テレビ系列時、NNS非加盟。
  6. 但し、日本海テレビ(NKT)の放送エリアは1972年9月まで、鳥取県のみが対象。
  7. 但し、西日本放送(RNC)の放送エリアは1983年3月まで、香川県のみが対象。
  8. 8.0 8.1 8.2 8.3 長崎放送(NBC)・テレビ大分(TOS)・宮崎放送(MRT)・鹿児島テレビ(KTS)・沖縄テレビ(OTV)各局とも、1987年10月5日以降の未放送番組『午後は○○おもいッきりテレビ』内包後も単独番組として放送。
  9. 9.0 9.1 9.2 このうち、長崎放送(NBC)・テレビ大分(TOS)・宮崎放送(MRT)・沖縄テレビ(OTV)の各局は、『おもいッきりテレビ』内包後に同コーナーの当番組と『昼下がりのカルチャー』をセットでネットしていた(両番組とも1988年9月30日打ち切り)。
  10. テレビ大分(TOS)は当番組も含め、開局から1987年10月2日まで平日13時台前半は日本テレビ系番組を同時ネット。なお、同局は開局から1993年9月30日までテレビ朝日系列にも加盟していた。
  11. 宮崎放送(MRT)は7年半後の1996年4月5日より毎週金曜日のみ放送を再開し、午前中に最終回(1998年3月27日)までネット。
  12. 鹿児島テレビ(KTS)は開局から1994年3月31日まで、日本テレビ系列にも加盟していた。
  13. 但し、『おもいッきりテレビ』内包後のコーナー番組『昼下がりのカルチャー』は、13時20分前後に飛び降りしていた一部のネット局では一時期未放送。
  14. 一方、NNS非マストバイ局やクロスネット局の一部では、本番組の後に「いただきます」(フジテレビ系)を放送した局があった。