石岡市
テンプレート:Infobox 石岡市(いしおかし)は関東地方北東部、茨城県南部の市である。
目次
概要
常陸国の国府が置かれた都市で、長らく常陸府中(ひたちふちゅう)や常府(じょうふ)などと呼ばれた県名発祥の地でもある。1869年(明治2年)の版籍奉還の際に石岡と改名されたが、「石岡」の由来は定かではない。
関東三大祭の1つ「常陸國總社宮大祭」(毎年9月)の開催地でもある。また市西部は日本有数のスカイスポーツエリアでもあり、気象庁地磁気観測所の所在地としても知られている。
地理
市北部に園部川、南部に恋瀬川が流れ南西部で霞ヶ浦に接し、市西部では八郷地区(八郷盆地)を取り囲むように筑波山、足尾山、加波山、吾国山、難台山などの筑波山地の山々が連なる。茨城県南地域にあり、東京都心からは概ね60~70kmで市東部には市街地・住宅地、西部には田園風景が広がる。
- 市内の主な山岳
- 市内の主な河川
- 恋瀬川
- 園部川
- 小桜川
- 川又川
隣接している市町村
歴史
年表
- 奈良時代 - 常陸国の国府が置かれる。
- 1346年(正平元年)- 大掾詮国(馬場詮国)により、現在の石岡小学校周辺に府中城が築かれる。
- 1426年(応永33年)- 江戸氏により、大掾氏の水戸城(馬場城)は陥落し、大掾氏は石岡周辺の小勢力に転落する。
- 1590年(天正18年)- 小田原征伐において大掾氏は北条方につくが、佐竹義宣の攻撃により本拠である府中城が陥落。大掾清幹は自刃し大掾氏は滅亡。
- 1602年(慶長6年) - 旗本六郷政乗新封により 常陸府中藩が成立。
- 1700年(元禄13年) - 松平頼隆(水戸徳川家分家)が入封。水戸藩の支藩となる。
- 1869年(明治2年) - 版籍奉還により 常陸府中藩が石岡藩と改称。合わせて城下町の府中も石岡と呼ばれるようになる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の制施行により新治郡石岡町、高浜町、三村、関川村が成立。
- 1895年(明治28年)11月4日 - 石岡駅が開業。
- 1929年(昭和4年)3月14日 - 石岡大火により、石岡町の約4分の1の面積を焼失する[1]。
- 1953年(昭和28年)11月16日 - 新治郡高浜町を編入。
- 1954年(昭和29年)2月11日 - 市制施行し、石岡市となる(茨城県では水戸市、日立市、土浦市、古河市に続く5番目、茨城県内における昭和の大合併期初の市制施行)。
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 新治郡三村、関川村を編入。
- 1975年(昭和50年)4月1日 - 国道355号(佐原市 – 石岡市)が制定。
- 1982年(昭和57年)4月1日 - 国道355号(石岡市 - 笠間市)が制定。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 新治郡八郷町と対等合併、新しい石岡市となる(合併前の八郷町の歴史については、八郷町参照)。市章は変更しなかった。[2]
- 2007年(平成19年)4月1日 - 鹿島鉄道線が廃止。
- 2012年(平成24年)11月12日 - 土浦市との間に朝日トンネルが開通。
行政区域変遷
- 変遷の年表
石岡市市域の変遷(年表) | ||
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年 | 月日 | 現石岡市市域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行に伴い、以下の町村がそれぞれ発足。[3][4][5]
|
1953年(昭和28年) | 11月16日 | 石岡町は高浜町を編入。 |
1954年(昭和29年) | 2月11日 | 石岡町は市制施行し石岡市となる。 |
12月1日 | 石岡市は三村・関川村を編入。 | |
1955年(昭和30年) | 1月1日 | 柿岡町・小幡村・葦穂村・恋瀬村・瓦会村・園部村・林村・小桜村が合併し八郷町が発足。 |
1972年(昭和47年) |
| |
2005年(平成17年) | 10月1日 | 石岡市・八郷町が合併し石岡市が発足。 |
- 変遷表
石岡市市域の変遷表 | ||||||||
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1868年 以前 |
明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||
平村 | 明治2年 石岡町 |
石岡町 | 石岡町 | 石岡町 | 昭和29年2月11日 市制 |
平成17年10月1日 石岡市 |
石岡市 | |
村上村 | ||||||||
染谷村 | ||||||||
北根本村 | 高浜町 | 高浜町 | 昭和28年7月15日 石岡町に編入 | |||||
中津川村 | ||||||||
大橋村 | 明治12年 東大橋村 | |||||||
田中村 | 明治12年 東田中村 | |||||||
小井戸村 | ||||||||
高浜村 | ||||||||
井関村 | 関川村 | 関川村 | 関川村 | 昭和29年12月1日 石岡市に編入 | ||||
石川村 | ||||||||
三村 | 三村 | 三村 | 三村 | |||||
柿岡村 | 柿岡町 | 柿岡町 | 昭和30年1月1日 八郷町' | |||||
片野村 | ||||||||
金指村 | ||||||||
小幡村 | 小幡村 | 小幡村 | ||||||
須釜村 | ||||||||
細谷村 | ||||||||
上青柳村 | ||||||||
下青柳村 | ||||||||
加生野村 | ||||||||
小倉村 | 葦穂村 | 葦穂村 | ||||||
吉生村 | ||||||||
上曽村 | ||||||||
小屋村 | ||||||||
小山田村 | ||||||||
鯨岡村 | ||||||||
狢内村 | ||||||||
大塚村 | 恋瀬村 | 恋瀬村 | ||||||
大増村 | ||||||||
太田村 | ||||||||
中戸村 | ||||||||
小見村 | ||||||||
小塙村 | 瓦会村 | 瓦会村 | ||||||
宇治会村 | ||||||||
瓦谷村 | ||||||||
野田村 | ||||||||
佐久村 | ||||||||
部原村 | ||||||||
成井村 | 園部村 | 園部村 | ||||||
山崎村 | ||||||||
真家村 | ||||||||
宮ヶ崎村 | ||||||||
柴間村 | ||||||||
浦須村 | 林村 | 林村 | ||||||
上林村 | ||||||||
下林村 | ||||||||
嘉良寿理村 | ||||||||
片岡村 | ||||||||
根小屋村 | ||||||||
半田村 | 小桜村 | 小桜村 | ||||||
川又村 | ||||||||
月岡村 | ||||||||
青田村 | ||||||||
弓弦村 | ||||||||
辻村 | ||||||||
菖蒲沢村 | ||||||||
小野越村 | ||||||||
仏生寺村 |
平成の大合併
旧石岡市と旧八郷町は2市町での合併協議を行うことを決め、2005年(平成17年)1月7日に両市町の法定合併協議会(会長:旧石岡市長)が発足した。新市名は「石岡市」、合併方式を2005年10月1日に「新設合併(対等合併)」とすることが決定、度重なる協議会や住民説明会などを経て2005年3月7日に合併調印、3月10日に両市町議会での合併議案可決、3月30日に茨城県知事への申請、6月22日に県議会の議決、6月23日の総務大臣への届け出、7月14日の官報への掲載に至った。
2005年9月30日に両市町で「閉市式」「閉町式」が行われ、10月1日に新設自治体「石岡市」が誕生した。市章は変更されなかった。[6] 開庁式が行われ、市長選までの市長職務執行者に旧八郷町長が就任した。それぞれの旧市町の庁舎は旧石岡市役所がそのまま石岡市役所本庁舎に、旧八郷町役場が八郷総合庁舎になった上、八郷総合支所を置いた。
合併後も市役所内の部課では統一があまり進んでおらず、さまざまな部課・協会等が旧市町のまま市内に2つ存在し保健センター・ごみ処理・上下水道も旧市町体制のまま維持されている。
なお、近年は旧八郷町域の人口減少が深刻で公立学校の廃校や市街地の衰退が発生している。
人口
行政
市長
当落 | 得票数 | 候補者 | 市長歴 |
---|---|---|---|
当 | 17,684 | 今泉文彦 | 新 |
16,290 | 久保田健一郎 | 現 |
当落 | 得票数 | 候補者 | 市長歴 |
---|---|---|---|
当 | 13,208 | 久保田健一郎 | 新 |
11,065 | 今泉文彦 | 新 | |
7,435 | 桜井信幸 | 新 | |
6,429 | 金井一憲 | 新 |
当落 | 得票数 | 候補者 | 党派 | 市長歴 |
---|---|---|---|---|
当 | 18,733 | 横田凱夫 | 無所属(自民・公明推薦) | 新 |
9,105 | 合田寅彦 | 無所属 | 新 |
市役所
本庁舎、八郷総合支所(八郷総合庁舎内)、同支所の2つの出張所がある。職員数は730人程。
- 本庁舎 - 石岡市石岡一丁目1番地1
- 八郷総合庁舎 - 石岡市柿岡5680-1
市議会
- 定数:26名
- 任期:2011年5月1日~2015年4月30日
- 議長
- 磯部延久(紫峰会)
- 副議長
- 塚谷重市(紫峰会)
- 会派(議席)
- 常任委員会
- 総務企画委員会
- 教育福祉委員会
- 環境経済委員会
- 都市建設委員会
- 議会運営委員会
警察・消防・病院
保健センター
- 石岡地区:石岡市立石岡保健センター
- 八郷地区:石岡市立八郷保健センター
広域行政
石岡市が加入している事務組合や協議会。
- 土浦石岡地方広域市町村圏協議会 - 土浦市・石岡市・かすみがうら市・小美玉市・稲敷郡阿見町
- 霞台厚生施設組合 - 石岡市・小美玉市
- 新治地方広域事務組合 - 石岡市・かすみがうら市・土浦市
- 湖北水道企業団 - 石岡市・小美玉市
- 湖北環境衛生組合 - 石岡市・かすみがうら市・小美玉市
- 石岡地方斎場組合 - 石岡市・かすみがうら市・小美玉市
- 石岡地区営農研修センター - 石岡市・かすみがうら市・小美玉市
- 土浦石岡地方社会教育センター - 土浦市・石岡市・かすみがうら市・小美玉市・稲敷郡阿見町
ごみ処理
- 石岡地区:霞台厚生施設組合
- 八郷地区:新治地方広域事務組合
ごみ処理は石岡地区と八郷地区で処理組織、分別方法、回収方法が異なっている。処理場は石岡地区のごみは小美玉市にある霞台厚生施設組合環境センターに、八郷地区はかすみがうら市にある新治地方広域事務組合環境クリーンセンターに運ばれ処理・焼却されている。霞台厚生施設組合環境センターには小美玉市、新治地方広域事務組合環境クリーンセンターにはかすみがうら市、土浦市新治地区のごみがそれぞれ運び込まれており、処理できる量には限界があるため両地区のごみ処理が統一されるめどはたっていない。
上・下水道
- 上水道
- 石岡地区:湖北水道企業団
- 三村地区:簡易水道
- 八郷地区:石岡市生活環境部水道課(八郷水道事務所)
水道事業については、石岡地区が湖北水道企業団、八郷地区は市の水道課と組織が異なる。市では旧市町間の料金格差の是正と併せて統一に向けた準備を進めている。
- 下水道
- 石岡地区:茨城県霞ヶ浦浄化センター
- 八郷地区:石岡市八郷水処理センター
- その他一部地区に農業集落排水がある。
八郷地区の下水道を処理している「石岡市八郷水処理センター」は合併前の2002年に旧八郷町が町単独で整備したもので、旧八郷町域のみの下水道を処理していた。現在、病院など大型施設の下水道接続が相次ぎ、現在稼働中の一系列では処理能力を超える可能性が出てきたため、数億円をかけての増設・展開事業が進められている。2015年には、すべての系列が稼働する計画である。一方、「茨城県霞ヶ浦浄化センター」の管轄区域は旧石岡市市域をはじめ土浦市、かすみがうら市、小美玉市、稲敷郡阿見町に及んでおり、処理人口はおよそ37万人となっている。
衆議院
県議会
国の出先機関
県の出先機関
公共・福祉施設
公園
公民館・文化ホール・図書館
- 石岡市立市民会館
- 石岡市立旭台会館
- 石岡市立中央公民館
- 地区公民館12館
- 石岡市立中央図書館
- 中央図書館分館
福祉施設
- 地域包括支援センター - 石岡市地域包括支援センター(ふれあいの里石岡「ひまわりの館」内(石岡市大砂)
- 老人福祉
※ 手話通訳者設置・派遣の受付は、市役所本庁舎と八郷総合支所で受け付けている。
経済
農業
霞ヶ浦周辺ではレンコンの栽培も行われており筑波山の麓では柿やミカン、イチゴなどの果樹栽培も盛ん。また郊外には延々と田園風景が広がっており、県内でも有数の米どころでもある。旧八郷町地区はタバコ栽培が盛んで、県内の主産地の1つでもある。さらに関東では初めての「地鶏JAS」認定を受けた「やさとしゃも」を始め、「筑波地鶏」などの銘柄鶏ブランドに力を入れている。
工業
市内には工業団地が立地し、東洋製罐やパナソニック電工などの大手工場もある。また地場産業としては酒造りも盛んで関東の灘とも呼ばれているほか、スギを材料として昔ながらの水車を使用した線香作りも行われており、また歴史のある乳製品メーカーとしては筑波乳業がある。 市内で工場見学ができる場所は、茨城乳業で事前に予約が必要。
商業
市内では国道6号や国道355号、茨城県道7号石岡筑西線沿いなどにロードサイドショップ(チェーンストア)が多く出店しており一定の賑わいを見せている。しかし、石岡駅周辺に広がるアーケード街として賑わっていた既存の商店街では、ロードサイドショップや水戸・土浦・つくば方面への買い物客の流出により、その活性化策が課題となっている。活性化策の一環として、商店街の空き店舗に『まちかど情報センター』や石岡市観光協会が運営する『まち蔵藍』を設置したり、道路の電線地中化などの事業が行われている。
1970年代中頃に石岡駅前に西友石岡店が出店したが、1988年頃に撤退。その建屋は約20年にわたり廃屋として残っていたが、2009年末頃より解体が始まり、現在は更地となっている。また、国府3丁目にはコーキ(高喜)という老舗の百貨店があったが、2002年に倒産している。
商業組合・協会
主なチェーン店
金融
メディア
教育
学校教育
専門学校・大学関連
- 法政大学石岡総合運動場
- 東京大学工学部工学系研究科柿岡教育研究施設
- 石岡和裁専門学校
- 茨城理容美容専門学校
- 土浦協同病院付属看護専門学校
高等学校
- 公立
- 私立
- 青丘学院つくば高等学校[1](中高併設、2014年4月1日開校予定)
中学校
- 公立
- 私立
- 青丘学院つくば中学校[2](中高併設、2014年4月1日開校予定)
小学校
※学童保育併設校。
保育所
- 公立
- 第一保育所
- 第二保育所
- やさと中央保育所
- 園部保育所
- みなみ保育所
- 私立
- 石岡明照保育園
- 泉ヶ丘保育園
- 国分台ふたば保育園
- ひかり保育園
- わかくさ保育園
- ことりの森保育園
- しらゆり保育園
- そとの保育園
- ひまわり保育園
- 石岡第一病院付属たんぽぽ保育園
- りんりん保育園
幼稚園
- 公立
- 東幼稚園
- 私立
- 八郷幼稚園
- 八郷第二幼稚園
- 星の宮幼稚園
- 石岡幼稚園
- 柏原幼稚園
- 善隣幼稚園
- ばらき台幼稚園
- 府中幼稚園
- 国分寺幼稚園
交通
車両
- ナンバープレート - 二輪・四輪車両は、土浦ナンバー 原付は、石岡ナンバー(獅子頭ナンバー)
鉄道
バス
- 路線バス
- 石岡市では関鉄グリーンバスへの運行委託でコミュニティバス「石岡市巡回バス」を運行していたが、これを2007年3月31日で打ち切り、先行する2006年10月2日に関鉄ハイヤーと関鉄グリーンバスとの共同運行で、「石岡市デマンド交通システム(デマンドバス)」の運行を開始した。
- 鹿島鉄道廃止後のバス路線
- 鹿島鉄道線廃止後、国道355号を経由した石岡駅~旧・常陸小川駅(小美玉市)間の関鉄グリーンバスによる代替バスが運行されていたが、国道355号の渋滞による定時制のなさなどもあり、鹿島鉄道と比べ代替バス利用者が4割程度と落ち込んでいた。これを受け茨城県と石岡市、小美玉市は茨城空港の開港もあることから、鹿島鉄道跡地を石岡・小美玉両市で路線バス専用道(市道)として整備し、鉄道に準ずる定時制のある運行を目指す公設民営の「バス高速輸送システム(Bus Rapid Transit)」の整備を進めることとした。2010年8月30日にバス専用道が開通し、かしてつバスとして運行されている。(詳細は同項参照のこと)
- 高速バス
- 関東鉄道 - 土浦営業所、水戸営業所
- 茨城交通
- ジェイアールバス関東 - 水戸支店
道路
- 市内の渋滞問題
- 石岡市内では中心市街地の渋滞が慢性化している。朝夕の通勤・退勤時間帯には国道6号・国道355号やその周辺のアクセス道路が一部ではほとんど動かない状態で、大きな問題となっている。その中でも、茨城放送の渋滞情報では、国道6号の恋瀬橋の渋滞が報じられやすい。対策として国道6号千代田石岡バイパスの一部区間が2004年7月31日に着工され[7]、中心市街地を迂回する国道355号バイパスの一部である石岡有料道路が2005年3月31日に無料化された。
- 高速道路
- その他
- フルーツライン - 市西部を南北に走る広域農道。沿線に観光果樹園や茨城県フラワーパークなどの観光スポットが多いことからこの名前がついた。途中、茨城県道138号石岡つくば線、茨城県道150号月岡真壁線と重複する。また、茨城県道7号石岡筑西線や茨城県道42号笠間つくば線等を横切る。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
観光スポット等
寺院・神社
- 国指定文化財
- 常陸国国分寺(特別史跡)
- 常陸国国分尼寺(特別史跡) - 寺自体は残っておらず、国分尼寺跡となっている。
- 善光寺楼門(重要文化財)- 門が手厚く保存される一方、本堂は腐朽し倒壊寸前、非常に危険な状態である。
- 市指定文化財
- その他
史跡
石岡市は茨城県から歴史の里に指定されている。
- 国指定の史跡
- 市指定文化財
博物館・資料館
レジャー施設
- 茨城県フラワーパーク - 豊富な種類のバラなどが多く植えられている。
- 常陸風土記の丘 - 日本一の大きさの獅子頭があり展望台になっている。また、季節にあわせた花も咲き乱れる。
- 石岡市つくばねオートキャンプ場
- やさと温泉 ゆりの郷 - 運営はやさと農業協同組合が行っている。
- 恋瀬川サイクリングロード - 石岡市柿岡からかすみがうら市を経て石岡市内の霞ヶ浦に至る、恋瀬川土手沿いのサイクリングロード。
- ダチョウ王国 - 国内最大のダチョウの牧場。
- 東筑波ユートピア - 猿をはじめとするたくさんの動物がいる
舞台となった作品及び撮影が行われた作品
- いばらきフィルムコミッションとの協力で、映画やドラマの撮影場所が近年増えてきている。
- ALWAYS 三丁目の夕日’64:銀座のフルーツパーラーでのデートするシーン(石岡駅前 喫茶「珈琲マツ」)
- 仮面ライダー響鬼第7巻 <二十七之巻 伝える絆> :戦闘シーン(石岡市太田 善光寺)
- 若葉のころ:電車での別れのシーン(石岡駅内 旧鹿島鉄道 KR500系)
- 交渉人 真下正義:公園での爆弾爆破シーン(石岡市 国府公園)
その他の観光スポット
- 市街地の町並み - 石岡駅前の商店街には昭和初年の古い町並み・建物が残り、登録有形文化財となっている物も多い。
- 鳴滝 - 水量は少ないが、山肌を水がはう光景は涼しげ。
- 馬滝
- 観光果樹園 - ブドウやミカン、いちご、梨、ブルーベリー、クリなど。柿も有名。
- 丁子屋(まち蔵『藍』) - 藍染めの体験もできる。石岡駅前の商店街にあり、建物は国の登録 有形文化財。
- ウィンド・パワー つくば風力発電所 - 桜川市と石岡市の県境丸山にある風力発電所で、そこから見る景色が良く土日に行く人が多い。
祭り・催事
祭り
- 常陸國總社宮大祭 - 関東三大祭りの一つで、毎年9月に3日間行われる。
- 八坂神社祇園祭 - 八郷地区最大のお祭りで、毎年7月に行われる。
- 柿岡八幡神社「太々神楽」(市指定無形民俗文化財・9月) - ジャガモコジャンと呼ばれているお祭り。毎年8月に同市柿岡の神社で行われる。
- 片野八幡神社祇園祭・排禍ばやし(県指定無形民俗文化財・7月・10月)
- 染谷十二座神楽(市指定有形民俗文化財・4月)
- 三村祇園(7月)
- 高浜祇園(7月)
- 真家みたまおどり(国の選択無形民俗文化財・8月)
- 根小屋代々十二神楽(市指定無形民俗文化財・11月)
催事
- 成人式(1月)
- 高浜釣り大会(4月)
- 石岡盆踊り(8月)
- 八郷ふれあい祭り(10月)
- 石岡市産業祭・米まつり(10月)
- 商工祭(11月)
- 献上富有柿審査会(11月)
- いしおかウォーキング大会(11月)
- Paragliding World Cup IBARAKI - スカイスポーツが盛んな石岡市と桜川市で旧町時代から開かれているパラグライダーのワールドカップ。
出身有名人
- 佐久良東雄(国学者、歌人)
- 渡辺孝男(参議院議員、公明党)
- 折原みと(漫画家)
- みつはしちかこ(漫画家)
- 高田梢枝(歌手)
- 桜井青(ミュージシャン・cali≠gariリーダー)
- ムック(メンバー中ミヤ・YUKKEが石岡市出身)
- 細谷修(漫画家)
- 踊正太郎(津軽三味線)
- 渡辺直美(お笑い芸人)
- 桜井洋平(キックボクサー)
- 坂本修一(バドミントン選手)
- 立川志のぽん(落語家)
- 来栖正之(毎日放送アナウンサー)
- 仲野ひろみ(モデル)
ゆかりの人物
その他
- 市外局番は0299でかすみがうら市の旧・千代田町域、行方市の旧・玉造町域、笠間市の旧・岩間町域、小美玉市と同一のMA(石岡MA)である。
- 石岡市上空は成田空港や羽田空港へ向かう航空機の主要な航空路であるため、航空機が音をたてながら上空を通過する。また訓練のために百里飛行場の戦闘機などが、上空を通過することもある。