ガイドチャンネル

Gコードによる録画を行うためにあらかじめ放送局ごとに割り当てられているチャンネル。下記参照
ケーブルテレビにおいて、各放送局の放送内容を紹介するチャンネル。

ガイドチャンネルとは、（アナログ）テレビ放送を、Gコードによって、ビデオ録画するために割り当てられたチャンネルある。

概要

アナログテレビ放送は送信されている周波数帯に応じチャンネル番号（デジタル放送開始後は物理チャンネルともいう）が設定されている。そのため、副親局（コールサイン付きの基幹中継局）や中継局を受信している地域では番組表に掲載されているGコードでは一部を除き無意味なものとなるため、それに伴い考案されたのがガイドチャンネルである。

民間放送では、原則親局のチャンネル番号が使用されているが、一部後発局などでは、隣接地域に同じチャンネル番号を使用する放送局があるなどの理由で親局のチャンネルと異なることもある。1992年頃から2000年代中盤までに発売されたGコード対応の録画機（テレビデオを含む）などで使用された。NHKは関東基準で、総合を1ch、教育を3chとすると、地方で番号が異なること^[1]、1chが民間放送の親局に割り当てられている地域もある^[2]ことから、全国一律で総合80ch、教育90chとしている。ただし、テレビの初期設定では、関東基準でポジション1を、ガイドチャンネル80、ポジション3をガイドチャンネル90に設定されているテレビもある。

なお、2011年7月24日のデジタル完全移行によりGコードサービス自体の廃止に伴い終了した。

主な放送局のガイドチャンネル

放送局の配列法は、関東広域圏と近畿広域圏はアナログ放送の親局のチャンネル順、その他の地域・全国は開局順（但し岡山県・香川県の瀬戸内海放送と岡山放送は開局日が同日なのでアナログ放送の親局のチャンネル順。また福岡県は福岡市内での開局順）とする。

太字の局はアナログ放送の親局と異なる局である。

全国

北海道

東北地方

宮城県

青森県

岩手県

秋田県

山形県

福島県

関東地方

関東広域圏

関東広域圏（東京都・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県）でのアナログテレビジョン放送は、日本テレビ放送網→TBSテレビ→テレビ朝日→フジテレビジョン→テレビ東京→放送大学の順に開始。

中部地方

新潟県

富山県

石川県

福井県

福井放送 11
福井テレビジョン放送 39

山梨県

山梨放送 5
テレビ山梨 37

長野県

静岡県

中京広域圏

中京広域圏は愛知県・岐阜県・三重県。

愛知県

テレビ愛知 25

岐阜県

岐阜放送 37

三重県

三重テレビ放送 33

近畿地方

近畿広域圏

近畿広域圏（大阪府・滋賀県・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県）でのアナログテレビジョン放送は、朝日放送→讀賣テレビ放送→関西テレビ放送→毎日放送の順に開始。

大阪府

テレビ大阪 19

滋賀県

びわ湖放送 30

京都府

京都放送 34

兵庫県

サンテレビジョン 36

奈良県

奈良テレビ放送 55

和歌山県

テレビ和歌山 30

中国・四国地方

広島県

山口県

鳥取県・島根県

岡山県・香川県

徳島県

四国放送 1

愛媛県

高知県

九州・沖縄地方

福岡県

福岡県でのアナログテレビジョン放送は、RKB毎日放送→テレビ西日本→九州朝日放送→福岡放送→TVQ九州放送の順に開始。ただし福岡市内では九州朝日放送よりもテレビ西日本のほうが早い。