地井武男
テンプレート:Mboxテンプレート:雑多な内容の箇条書き テンプレート:ActorActress 地井 武男(ちい たけお、1942年5月5日 - 2012年6月29日)は、日本の俳優、タレント。本名同じ。千葉県八日市場市(現:匝瑳市)出身。株式会社サイプロダクション所属。身長170cm。体重63kg。
目次
来歴・人物
所属事務所
俳優座 → どりいみい7 → 沢井プロダクション → サイプロダクション
生涯
千葉県匝瑳郡八日市場町(現:匝瑳市)に8人兄弟の末っ子として生まれる。千葉県立匝瑳高等学校卒業後、1963年に俳優座養成所へ第15期生として入所。同期には原田芳雄、林隆三、太地喜和子、赤座美代子、前田吟、夏八木勲、高橋長英、竜崎勝、秋野太作、栗原小巻、小野武彦、村井国夫、三田和代など錚々たるメンバーがいる。
1966年に養成所卒業。その後は串田和美、吉田日出子らと創立メンバーとしてオンシアター自由劇場でも活躍した。
その後は主にテレビ・映画で活躍。岡本喜八監督『斬る』で映画デビューし、1970年には武田敦監督『沖縄』で映画初主演。以降、主演から脇役、悪役からマイホームパパまで、幅広い役柄を演じ演技派の総合俳優として活躍。特に活動歴の前半には岡本喜八、山本薩夫、今井正らの巨匠による社会派・戦争大作と、日活ニューアクション系の流れを汲む不良性感度の高い作品群が並行しており、その役柄の幅広さを反映している。やがてテレビにも進出しタレントとしても活躍、バラエティ番組やCMにも出演するようになり、広い世代から認知されていた。
元女優の真木沙織(本名:地井佐和子)と1974年に結婚、その後1女を儲ける。真木は2001年6月に乳癌で他界。3年後の2004年2月に元モデルの女性と再婚[1]。再婚に関しては、生前の真木が助言をしていたことによる[2]。
1995年末には狭心症を患い、札幌市中央区の市立札幌病院に1か月ほど入院していた。それ以来、後述する闘病生活まで大病はなかった[3]が、これがきっかけとなり、健康に気を遣うようになり、また再婚を機にタバコもやめた[3]。
地井は日本の四季、自然、植物を愛することでも知られた。それを象徴するかのように、2006年4月3日より、自身のライフワークともいうべき番組となった『ちい散歩』(テレビ朝日)が放送開始。後述の通り2012年に自身が病に倒れて終了するまで、放送1518回、訪問地833ヵ所、総歩数3,227,000歩、総距離数2581.6kmを記録し約6年続く人気番組となった。同番組は昨今の散歩ブームの火付け役となり[4]、地井本人も「散歩の達人」として知られるようになった。
最期
2012年1月30日、地井は視野が狭くなったため緊急入院し、精密検査を受けた[1][5]。その後、目の具合はよくなったものの、検査で心臓疾患が判明し、医師から「無理をすれば心不全を引き起こす可能性がある」と診断された。地井は大事を取って芸能活動を休止、治療・療養に専念し、体調を見て復帰時期を決めると発表した[6]。2月15日、当面休養するにあたり、関係者らに以下のコメントを寄せた[7]。 テンプレート:Quotation 地井は療養に専念するため『ちい散歩』のほか『地井武男の音楽旅行』(文化放送)『和風総本家』(テレビ大阪・テレビ東京系)といった各レギュラー番組を降板[8]。うち『ちい散歩』は同年2月29日放送分以降、これまでの放送分から厳選・再編集した名場面集を中心に放送した[9]が、療養長期化のため70歳の誕生日の前日である5月4日を最後に放送終了[8][10]、最終回では地井本人直筆によるお礼のメッセージが読み上げられた。また『音楽旅行』では3月以降、布施博(俳優)ら役者仲間や共演者らが月替わりでピンチヒッターを務め継続[11][12]していたが、結局9月30日をもって番組終了となった[13]。テンプレート:See also
2012年6月29日午前7時5分、東京都港区の病院にて心不全のため死去。テンプレート:没年齢[14][15]。地井は入退院を繰り返していたが[14]、6月の入院中も病室でストレッチをしたり、死去前日まで家族や事務所関係者らと談笑するなど、元気そうな様子であった[2]。また1月から2ヵ月間の入院時は「闘病日記」をノート3冊分に書き留めていた[16]。
地井の訃報に際し、俳優座の同期でありどりいみい7の盟友である前田吟・林隆三・小野武彦[17]のほか、田中邦衛・左とん平・萬田久子らも続々とその死を悼んだ[18][19][20]。また、地井から番組を引き継いだ加山雄三は「彼とは5年も一緒に時代劇をやっていたので、彼が体調を崩して散歩を続けられないと聞いた時、いずれ彼が戻ってくるまで、僕に出来ることなら頑張ってみようと、番組をお引き受けしました。ゆっくり静養してもらおうと思っていたのに、まさかこんなことになるとは…大変ショックです」[20]とコメントした。テンプレート:See also
地井の生涯最後の仕事となったのは『ちい散歩』で調布市布田(日活撮影所が所在)を散歩した回(2012年2月21日放送)の撮影だった[21]。
また、テレビ朝日『土曜ワイド劇場』で2012年秋に放映予定だったスペシャルドラマ『大崎郁三の事件散歩』が俳優としての遺作となり、死去翌日の6月30日に地井の追悼番組として繰り上げて放送された[22][23][24]。テンプレート:Main2
2013年9月17日、スタジオジブリ製作アニメーション映画『かぐや姫の物語』(2013年11月23日公開、高畑勲監督)の製作記者会見にて、2011年夏に“竹取の翁”役の声優としてアテレコに参加(収録済み)[25]していたことが、製作者サイドより明らかにされた[26]。従ってこの作品が、声優としての出演ではあるが、地井の遺作となった。尚、地井の死後、作品完成間近にセリフの変更や息づかいの調整が行われた計6シーンの再収録(アフレコ)にあたっては、三宅裕司が代役を務めた[27]。
通夜と葬儀・告別式は近親者のみで行われた[28]。同年8月6日には東京・青山葬儀所にてお別れの会(発起人:田中邦衛・早河洋・渡哲也)が開かれ、地井と親交のあった著名人ら800人[29]、一般も含め約2300人が訪れ、地井に最後の別れをした。地井と『北の国から』(フジテレビ系)で共演し、発起人も務めた田中は、 テンプレート:Cquote と霊前に語りかけ嗚咽した[30]。また、地井と長く親交があり『刑事貴族』(日本テレビ系)でも共演した水谷豊は、 テンプレート:Cquote と語りかけた[31]。
お別れの会から6日後の8月11日にはテレビ朝日系にて追悼特別番組『追悼・地井武男さん…「想い出をありがとう 今夜、最後のお別れ」』が放送された。
2013年7月25日、実家近くの空き店舗を改修し、地井ゆかりの品を集めた『地井武男ふれあい記念館 ちいちい茶屋』が匝瑳市に開館。
逸話
- 生家は青果業を営んでいたため、武男も手伝いで秋葉原駅前の神田青果市場へ買い付けへ行くことがあった。自宅にテニスコートがあったことから練習に励み、高校時代はソフトテニス部で活躍し、インターハイにも出場経験がある。
- 趣味はゴルフと絵画。特に絵画は美術展に出展するほどの腕前[3]で、『ちい散歩』(テレビ朝日)では毎回、散歩の終わりに絵手紙を綴っていた。また、クルマ好きであり、トライアンフ・スタッグを所有していた時期があった。
- 蕎麦が大好き。「そばは芸能界でベスト3といわれるくらい好き」(本人談)。
- 『ビートたけしのつくり方』(フジテレビ系)などでコントにも出演していたが、オチの後にアドリブで続けようとし、たけしにダメだしされることが何度かあった。
- 『太陽にほえろ!』で、刑事役と犯人役[32]を演じた俳優であり、刑事役でレギュラー出演が決まった際の記者会見でボスの石原裕次郎から過去に犯人役で出演していた(その際、裕次郎からカツカレーを奢ってもらった)ことを明らかにされた[33]。ちなみに地井が犯人役を務めたエピソードは現在作品リストからは完全に除外され欠番扱いとなっている[34]。
- 青木宏之の元で空手の猛稽古をしていた。
- プロ野球・元巨人軍投手の城之内邦雄と親戚関係(地井の姉が城之内の兄の妻)にあり[35]、かつて城之内邦雄邸に居候していたことがある(『ちい散歩』より、本人談)。地井が城之内邸に居候していた理由は、城之内邸が空き巣に入られる事件があったためである[35]。しかし、地井本人は晩年に東北楽天ゴールデンイーグルスのファンになった[36]。
- 「チイチイ」という愛称は、ダウンタウン司会の新春特番『ダウンタウンのハッピーニューイヤーンバカーン』(日本テレビ系)での罰ゲームにてパンダの着ぐるみを着て喫茶店に入店し、その際店内の呼び出し放送で「パンダのチイチイ様」と呼ばれたことがきっかけ。別シーンではシイタケの着ぐるみの格好で喫茶店に来店。店に地井宛ての電話がかかり、店員から「お客様のお呼び出しを致します。しいたけお様、いらっしゃいましたら…」と呼ばれるシーンが小型カメラで隠し撮りされていた。
- 『ろみひー』(中京テレビ・日本テレビ系)出演時、『北の国から』で共演した田中邦衛から「『チイチイ』と呼ばれてるんだって?」と、電話がかかってきたと語る。田中の出身地:岐阜県の言葉で『チイチイ』とは、主に幼児が小用を足す際に、付き添う大人が幼児の尿意を誘う際に使われる言葉であるため、事情があまり掴めていなかった田中が地井の事を心配したらしい。と、地井が語っていた。
- 『北の国から2002・遺言』で、地井演じる「中畑和夫」が田中演じる「黒板五郎」に対し、妻がガンにより余命宣告を受けたことを打ち明けるシーンがある。このシーンの撮影の2か月前、地井は実際に妻をガンで亡くしている。撮影中の地井は、亡くなった妻のことが脳裏から離れず、大量の涙と鼻水を垂れ流しながらの文字通り「迫真の」演技となった。
- 『ちい散歩』では神社や寺があると必ず寄り、帽子を脱いで拝んでいく姿が知られていた。
- 大のブランコ好きで『ちい散歩』収録中でも見つけると必ず試し乗りし、同様に油揚げ・はんぺん・豆腐にも目がなく豆腐屋を見掛けると必ず立ち寄るほどであった。
- 地元匝瑳市の観光大使を2006年11月から務めていた[37][38]。また、毎年8月の八重垣神社祇園祭が行われる際には必ず帰省し、祭りに参加することでも有名で、その模様は『ちい散歩』でも見る事が出来た。2010年9月25日のゆめ半島千葉国体開会式(千葉マリンスタジアム(現・QVCマリンフィールド))にも参加した。なお、国体では地元から有志930人が参加し、地井が拍子木で合図を出し、お囃子を披露した[39][40]。
- 晩年は植物の植樹活動にも尽力し、2011年、匝瑳市の天神山公園にドングリなどの苗木を市民らと植樹し、植樹した部分を地井自ら「ちいちいの森」と命名した。この模様は『ちい散歩』や追悼特番でも放送された。
出演作品
映画
- 斬る(1968年、東宝) - 吉田弥平次
- 沖縄 (1970年) - 島袋三郎
- 非行少年 若者の砦(1970年、日活) - 斥候
- 反逆のメロディー(1970年、日活) - 星野
- 野良猫ロック ワイルドジャンボ(1970年、日活) - タキ
- 戦争と人間 第一部 運命の序曲(1970年、日活) - 徐在林
- 大幹部 ケリをつけろ(1970年、日活) - 中里
- 新宿アウトロー ぶっ飛ばせ(1970年、日活) - カモメ
- 野良猫ロック 暴走集団'71(1971年、日活) - 隆明
- 戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河(1971年、日活) - 徐在林
- 激動の昭和史 沖縄決戦(1971年、東宝) - 小倉曹長
- 八月の濡れた砂(1971年、日活) - 井手
- 不良番長 手八丁口八丁(1971年、東映) - サッポロ
- 不良番長 突撃一番(1971年、東映) - モグラ
- 蜘蛛の湯女(1971年、大映東京) - 寅蔵
- ギャング対ギャング 赤と黒のブルース(1972年、東映) - 染井弟
- 現代やくざ 人斬り与太(1972年、東映) - 鉄男
- どぶ川学級(1972年) - 桑山
- 海軍特別年少兵(1972年、東宝) - 工藤上曹 『毎日映画コンクール』男優演技賞
- エロスの誘惑(1972年、日活)
- ゴキブリ刑事(1973年、東宝 / 石原プロ) - 武井刑事
- 修羅雪姫(1973年、東宝) - 正景徳市
- 濡れた荒野を走れ(1973年、日活)- 原田五郎
- 放課後(1973年、東宝) - 北沢研二
- 日本沈没(1973年、東宝) - ヘリコプター操縦士
- 必殺仕掛人 春雪仕掛針(1974年、松竹) - 定六
- 炎の肖像(1974年、日活) - 星野正弘
- ともだち(1974年、日活児童映画) - 戸山先生
- 阿寒に果つ(1975年、東宝)- 殿村知之
- 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(1975年、松竹) - 高野明
- 新仁義なき戦い 組長最後の日(1976年、東映) - 寒川松蔵
- 沖縄やくざ戦争(1976年、東映) - 石川隆信
- 犬神家の一族(1976年、東宝 / 角川春樹事務所) - 犬神佐武
- 青春の殺人者(1976年、ATG) - 日高徹
- 広島仁義 人質奪回作戦(1976年、東映) - 柏木保
- 北陸代理戦争(1977年、東映) - 仲井隆士
- 新宿酔いどれ番地 人斬り鉄(1977年、東映) - 柳田組幹部・竹内
- やくざ戦争 日本の首領(1977年、東映) - 大阪府警・川端四課係長
- 坊っちゃん(1977年、松竹) - 山嵐
- 新女囚さそり 特殊房X(1977年、東映) - 梶木一郎
- 人間の証明(1977年、東映) - 草場刑事
- 愛の嵐の中で(1978年、東宝) - 三村
- 聖職の碑(1978年、東宝) - 征矢隆得
- 黄金の犬(1979年、大映) - 田沼良一
- あゝ野麦峠(1979年、東宝) - 政井辰次郎
- 天使のはらわた 名美(1979年、にっかつ) - 村木哲郎
- トラック野郎 熱風5000キロ(1979年、東映) - ノサップ
- 遥かなる走路(1980年、松竹) - 菅 隆俊
- 月光仮面(1981年、日本ヘラルド映画) - 黒木公明
- 男はつらいよ 寅次郎紙風船(1981年、松竹) - 小田島健吉
- ひめゆりの塔(1982年、東宝) - 石井曹長
- 『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズ(1985年 - 1988年、東映) - 鬼島 ※全6作
- ボクが病気になった理由(1990年、アルゴプロジェクト) - 田中益男
- カンバック(1990年、松竹) - 清次
- ロード(1996年、『ロード』製作委員会)
テレビドラマ
- 七人の刑事(TBS)
- レモンのような女 第6話「そばとオハジキ」(1967年、TBS / 国際放映)
- 太陽野郎(1967年 - 1968年、NTV / 東宝) - 犬丸万平
- 四回戦ボーイ(1968年、NHK)
- われら弁護士 第10話「逃げた英雄」(1968年、NTV)
- 五人の野武士 第22話「陰謀」(1969年、NTV / 三船プロ) - 若尾春彦
- ザ・ガードマン 第211話「ヘリコプター強盗団」(1969年、TBS / 大映テレビ室)
- プロフェッショナル(1969年 - 1970年、TBS / NAC) - 吉田
- 大江戸捜査網 第6話「火の海からの脱出」(1970年、12ch / 日活) - 筑波
- ただいま同居中 第8話「人馬は進む」(1970年、TBS / 大映) - 今井大助
- ポーラテレビ小説 (TBS)
- 大忠臣蔵(1971年、NET / 三船プロ) - 皆川庄六
- おらんだ左近事件帖 第17話「お祭り安吉」(1972年、CX / 東宝) - 平三
- キイハンター 第230話「殺し屋グラマー大行進!」(1972年、TBS / 東映)
- シークレット部隊 第22話「危機一髪! 馬泥棒一家」(1972年、TBS / 大映テレビ) - 滝田
- 荒野の素浪人 第1シリーズ 第45話「死闘 傷だらけの駒木峠」(1972年、NET / 三船プロ) - 市来新兵衛
- 太陽にほえろ!シリーズ (1972年、1982年 - 1987年、NTV / 東宝)
- 太陽にほえろ!
- 第19話「ライフルが叫ぶとき」(1972年) - 殺人犯・高野 ※小道具のライフルにモデルガンではなく真正銃を使用し、警視庁から厳重注意を受け再放送自粛。[41]
- 第526話「井川刑事着任!」~第718話「そして又、ボスと共に」(1982年 - 1986年) - 井川利三巡査部長(トシさん)
- 太陽にほえろ! PART2(1986年 - 1987年) - 井川利三(トシさん)
- 太陽にほえろ!
- 飛び出せ! 青春 第37話「結局はタダの人間なのか先生も!!」(1972年、NTV / 東宝) - 木本至教諭
- 赤ひげ 第12話「冬の宿」(1973年、NHK) - 村次
- 眠狂四郎 第15話「三度笠の女は燃えた」(1973年、KTV / 東映)
- 泣くな青春 第14話「10年目の対決」(1973年、CX / 東宝)
- 遠山の金さん捕物帳 第144話「海の向うから来た女」(1973年、NET / 東映) - 張
- 荒野の用心棒 第3話「兇弾は女地獄に炸裂して…」(1973年、NET / 三船プロ) - 本田義忠
- 非情のライセンス 第1シリーズ 第24話「兇悪の回路」(1973年、NET / 東映) - ボンバー
- 勝海舟(1974年、NHK) - 岩次郎
- 電撃!! ストラダ5(1974年、NET / 日活) - 殿村幻次郎・オリオン(ストラダ2)
- 江戸の旋風(1975年、CX / 東宝) - 三保木大学
- 新・七人の刑事(1975年、TBS)
- 水戸黄門(TBS / C.A.L)
- はぐれ刑事 第1話「銃弾」・第11話「氷雨」(1975年、NTV / 国際放映) - 本庁・吉田刑事
- 刑事物語・星空に撃て!(1976年、CX) - 高津功一
- 日本の戦後 第5話「一歩退却二歩前進 二・一ゼネスト前夜」(1977年、NHK) - 伊井弥四郎
- 華麗なる刑事 第25話「さびた手錠」(1977年、CX / 東宝) - 三杉喬
- 塚本次郎の夏(1977年、NHK)[42]
- 風が燃えた(1978年、TBS)
- 俺たちの祭 第7話「季節の香り」、第18話「幸福の時」(1978年、NTV / ユニオン映画) - 左右田一馬
- 大都会 PARTII 第50話「射殺命令」(1978年、NTV / 石原プロ) - 吉田達男
- 大空港 第24話「特捜部対ヤクザの斗い パートII」(1979年、CX / 松竹) - 半田組幹部・沢木新太郎
- 江戸の激斗(1979年、CX / 東宝) - 江藤燐兵
- 騎馬奉行(1979年 - 1980年、KTV / 東映) - 早瀬大二郎
- 若き日の北條早雲(1980年、ANB / 東映) - 在竹兵衛
- 木曜ゴールデンドラマ / ガン回廊の朝 現代の戦場(1980年、YTV)
- 佐武と市捕物控(1981年 - 1982年、CX) - 田辺誠一郎
- 江戸の用心棒 第23話「吉良邸討ち入り」(1981年、CX / 東宝 / 映像京都) - 清水一学
- 鬼平犯科帳 第2シリーズ 第22話「暗剣白梅香」(1981年、テレビ朝日) - 金子半四郎 役 ※萬屋錦之介版
- 北の国から(1981年 - 2002年、CX) - 中畑和夫
- 立花登・青春手控え(1982年、NHK) - 藤吉
- 火曜サスペンス劇場 / バックミラーの中の女(1982年、NTV) - 主役の同僚
- 時代劇スペシャル / 剣客商売 辻斬り(1982年、CX) - 三浦金太郎 ※中村又五郎版
- 春の傑作推理劇場 / 松本清張の薄化粧の男(1982年、ANB / 松竹)
- アルザスの青い空(1985年、CX)
- ドラマ人間模様 樋口一葉(1985年11月 - 12月、NHK)
- はね駒(1986年、NHK)
- イキのいい奴(1987年、NHK)
- 少女コマンドーIZUMI(1987年、CX) - 藤原英二
- 時間ですよシリーズ(TBS) - 平沼
- 新選組・前編「沖田総司愛と青春の時、池田屋前夜、恋に生き!剣に生き!幕末青春群像」(1987年、ANB)
- 君が嘘をついた(1988年、CX) - 丹波洋介
- なまいきスチュワーデス物語(1989年、TBS) - 松林弥太郎
- 刑事貴族シリーズ(1990年 - 1992年、NTV / 東宝) - 武田秀彦警部補(タケさん)
- 金曜ドラマシアター / NASA 未来から落ちてきた男(1991年、CX)
- 土曜ワイド劇場 / ドライバースクール殺人事件(1991年、ABC) - 黒木浩介
- 幸せになりたい!平成嵐山一家(1992年、TX)
- 新選組 池田屋の血闘(1992年、TBS) - 土方歳三
- ドラマ新銀河 湯の町行進曲(1994年、NHK)
- 輝け隣太郎(1995年、TBS) - 源さん
- 火曜サスペンス劇場 / 当番弁護士(1995年、NTV)
- 官僚たちの夏(1996年、NHK) - 今井善衛
- 棟居刑事シリーズ(1996年、EX) - 横渡武
- 中年寿司屋と幼妻の名推理(1997年 - 1999年、EX) - 山内鬼一
- 少年たち(1998年、NHK)
- 月曜ドラマスペシャル「水上署の源さん」(1999年2月、TBS) - 門脇源次
- 笑ゥせぇるすまん「マンガニア」(1999年、ANB) - 中念宅次
- 鬼平犯科帳 第9シリーズ 第3話「男の隠家」(2001年) - 玉村の弥吉 ※中村吉右衛門版
- 土曜ワイド劇場 / 鉄道捜査官(2000年 - 2010年、EX) - 倉田剛
- 監察医・篠宮葉月 死体は語る(2001年 - 、TX) - 仙道篤志
- 愛は終わらんバイ(2001年、TNC)[42]
- ハコイリムスメ!(2003年、KTV)
- 赤い月(2004年、TX) - 塚本
- 水曜ミステリー9 / 猪熊夫婦の駐在日誌(2005年 - 、TX) - 猪熊喜三郎
- 新マチベン 〜オトナの出番〜(2007年、NHK) - 岡村重勝
- 金曜ナイトドラマ / 未来講師めぐる(2008年、EX) - 吉田中吉
- 土曜ワイド劇場 / 大崎郁三の事件散歩(2012年、EX) - 大崎郁三
舞台公演
CM
- テレビCM
- ハウス食品
- 「五目ごはんの素」(1992年)
- 「デリッシュカレー」(1993年) - 柴俊夫と共演
- 全薬工業
- 「ドックマン」
- 「新リコリス・ゼンヤク」
- ジャパンエナジー(現:JX日鉱日石エネルギー)「JOMOサービスステーション」 - 『おやっさん』と慕われる店員役。店長役の中村雅俊、同じく店員役のヒロミらと共演した。1990年代。
- アメリカンホームダイレクト保険会社「これからだ」
- おやつカンパニー「カラカリベビースター」 - 「ひと袋」をもじった「ヒトフクロウ」として出演。CM中の歌の歌詞では「首から下は地井武男」と歌っているが、首から上も地井である。CG合成などではなくフクロウの頭部のかぶり物を本人が実際にかぶって出演した。
- キリンビール「キリン北陸づくり」(※北陸3県限定)
- SNK・NEOGEO
- SANKYO
- アキュラホーム「ジャーブネット」
- カシオ計算機「プリン写ル」(2010年)
- ゼンショー「すき家」(2011年) - 原田泰造らと共演。これが生涯最後のCMとなった。
- ラジオCM
- 全薬工業
テレビ全般(ドラマ以外)
- 趣味悠々(教育)
- おしゃれ工房 先生は有名人〜地井武男のクレヨン絵画(教育)
- とびっきり京都(BS2、2000年)
- 頭のゲーム脳ビタくん - 解答者
- ためしてガッテン - パネラー
- アートエンターテインメント 迷宮美術館(BS2、BS-hi)
- にっぽん力検定→双方向クイズ にっぽん力(BS2、BS-hi) - 司会
- 八月十五日・花の記憶(1995年8月11日)- 語り
ほか
- ぶらり途中下車の旅 -「京王線」編
- 発明将軍ダウンタウン - 審査員。番組では「第3のダウンタウン」とも呼ばれた。
- ザ!情報ツウ - コメンテーター
- アジア海道物語 巨鯨伝説と幻の漂海民を追え!(FBS 1999年9月15日)[42]
- 発見!感動!カリブ海!巨鯨伝説と幻のモンゴロイドを追え!(FBS 2004年8月14日)[42]
- 演歌にかけた親子鷹(FBS 2005年5月21日)[42]
ほか
- ちい散歩 - 散歩人
- スーパーモーニング - コメンテーター
- 旅の香りシリーズ
- 池上彰の学べるニュース - 準レギュラー
- ナニコレ珍百景 - ゲスト珍定員
- 七人のサムライ J家の反乱(ABC) - ジャニーズJr.と共演
- 関ジャニ∞の代打屋(2007年12月29日)[43]
- アメトーーク!(2008年1月10日) - 「ホリケンほっとけない芸人」内の企画「ほり散歩」にて、堀内健と共演。
- 地井さん父娘でニューヨーク散歩!僕らの青春 ウエスト・サイド・ストーリー(2009年6月14日)
- 静岡朝日テレビ開局25周年特別番組 地井武男のとれたて!駿河湾〜人情ふれあい旅(SATV 2003年8月19日)[44]
- すごいぞ!こんぴらさん 幻のお宝大公開(KSB、2004年9月14日)[42]
- 継がれゆくもの〜地井武男のにんげん散歩〜(UX 2006年10月9日)
- 長野朝日放送開局20周年記念特別番組 キッセイ薬品スペシャル 安曇野わんぱく日和 〜槍ヶ岳に挑む・湧水に遊ぶ・田園列車の旅〜[45](abn制作 2011年5月29日)
ほか
- タケちゃんの思わず笑ってしまいましたPart7(1986年) - 「怪人√20面相」ゲスト(刑事役)
- とんねるずのみなさんのおかげです - 「太陽にほえるな!」ゲスト(トシさん役)
- ぼくらの時代(東北・新潟地区の系列局[46])※2012年現在、同じフジテレビ系で放送している同名の番組(こちらは全国ネット。地井も出演したことがある)とは無関係。
- チィチィのおウチ探偵ホームズ(九州・沖縄地区の系列局[47])
- 激走・餃子ロード 地井武男の北京→パミール高原5500キロ[48](TNC 2002年2月19日)
ほか
ほか
- クイズところ変れば!? - レギュラー解答者
- 今夜もイッキに大回転!! - レギュラー
- 和風総本家(TVO) - レギュラー(初回 - 2012年2月16日)
ほか
ラジオ
- ぶんか茶屋土曜開店18時(文化放送)
- ぶんか茶屋パート2(文化放送)
- 地井武男の音楽旅行(文化放送)
テレビアニメ
- SAMURAI SPIRITS 〜破天降魔の章〜(1994年、フジテレビ系) - 柳生十兵衛
- ノイタミナ / 海月姫(2010年、フジテレビ系) - 地井武男(本人役)
- 劇中登場人物が所有するグッズの肖像として登場しており、声は出さない。クレジットでは" 特別出演"と記載されている。
劇場アニメ
- きかんしゃ やえもん(2009年(とびだす!3D東映アニメまつり)) - やえもん
- かぐや姫の物語(2013年、東宝) - 翁
- 遺作。生前の2011年当時にプレスコ方式により、体調を崩す前に収録が行われた。
CD
- まだまだ(シングル・1995年)BMGジャパン(現アリオラジャパン)
- このまま風に吹かれて(シングル・1996年)日本クラウン
- Oh!散歩日和(生稲晃子とのデュエット曲。シングル・2008年)日本クラウン
オーディオコメンタリー
書籍
イベント
- 八重垣神社祇園祭(匝瑳市、毎年8月4日・5日)
- ちい散歩フェア(首都圏のそごう・西武系百貨店、2010年) - トークショー出演
- ゆめ半島千葉国体総合開会式(2010年9月25日、千葉マリンスタジアム)[39]
その他
- 匝瑳市民栄誉賞(2010年2月)[49]
関連項目
脚注
外部リンク
- テンプレート:URL
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- テンプレート:URL- 匝瑳市ホームページ
- テンプレート:URL
- ↑ 1.0 1.1 テンプレート:Cite news
- ↑ 2.0 2.1 テンプレート:Cite news
- ↑ 3.0 3.1 3.2 テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite news
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- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ 8.0 8.1 テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite news
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- ↑ 14.0 14.1 テンプレート:Cite news
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- ↑ 20.0 20.1 テンプレート:Cite news
- ↑ 『追悼・地井武男さん…「想い出をありがとう 今夜、最後のお別れ」』より。
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ なお『大崎郁三の事件散歩』の撮影自体は入院前の2011年12月に済ませていた。
- ↑ 『かぐや姫の物語』では、実制作前に声のみの収録を行なう「プレスコ方式」が採用されている。
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ FRIDAY 2012年7月20日号(7月6日発売)98-99頁「名優・地井武男は、なぜ「密葬」にこだわったのか」
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ 太陽にほえろ!第19回 ライフルが叫ぶとき
- ↑ 同番組に犯人役で登場後、一係刑事役でレギュラー入りしたのは、地井と奈良岡朋子(第192話「2・8・5・6・3」で犯人役、「PART2」第1話~最終話まで篁朝子係長役)の二人だけである。
- ↑ 七曲署熱血探偵団・著「毎週金曜夜8時 君は「太陽にほえろ!」を見たか?」(1993年、スターツ出版刊)
- ↑ 35.0 35.1 テンプレート:Cite news
- ↑ 『ちい散歩』2009年11月18日放送「ひと駅散歩・丸の内線茗荷谷駅〜後楽園駅」より
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 39.0 39.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 『ちい散歩』2010年11月1日放送「幕張」より。
- ↑ 岡田晋吉『青春ドラマ夢伝説~あるプロデューサーのテレビ青春日誌』日本テレビ放送網株式会社、2003年、p141
- ↑ 42.0 42.1 42.2 42.3 42.4 42.5 42.6 テンプレート:PDFlink
- ↑ 前日放送の「ちい散歩スペシャル」に村上信五・丸山隆平・安田章大が乱入した場面の一部始終が放送された。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ OX、mit、AKT、SAY、FTV、NST・ATV※。(※ATVはJNN系列)
- ↑ TNC、STS、KTN、TKU、TOS、UMK、KTS・OTV。
- ↑ テンプレート:放送ライブラリー
- ↑ テンプレート:Cite web