水曜ミステリー9
テンプレート:複数の問題 テンプレート:Notice テンプレート:基礎情報 テレビ番組 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『水曜ミステリー9』(すいようミステリーナイン)は、TXN系列のテレビ東京とBSジャパン(BSデジタル局)が共同で制作する1話完結の2時間サスペンスドラマ番組の総称である。2005年4月20日から2009年3月4日まで第1期が放送され、2011年10月5日から第2期として2年半ぶりに放送を再開した[1]。
目次
概要
第1期
地上波TXN系列各局とBSジャパンで同時放送されている『年忘れにっぽんの歌』と同様に、BSジャパンも制作に参加している。これにより、地上波民放の番組を系列BSデジタル局で二次使用する際の障壁となっている権利上の問題(主に出演者の肖像権)をクリアしていた。
地上波TXN系列各局では毎週水曜日21:00から『水曜ミステリー9』のタイトルで、BSジャパンでは毎週日曜日21:00から『BSミステリー』のタイトルで、それぞれ放送されていた。オープニングCGとメインテーマ曲は『水曜ミステリー9』『BSミステリー』共に同一のものを使用し、タイトルロゴのみ差し替えられていた。また、テレビ東京・BSジャパンを除く系列局(再放送)と非TXN局(番販)が番組タイトルを独自のものに差し替えられる様、オープニングCGにタイトルロゴ(曜日)が入っていないバージョンも用意されていた(前身の旧「女と愛とミステリー」及びドラマ枠としての旧「水曜シアター9」についても同様)。
次回予告は、番組終了時の他、途中のCM枠内でも放送されていた。前者は次回のみ、後者は次回と次々回の作品の予告が流れていた。
同時・時差に関係なく、TXN系列局以外での放送は、提供スポンサー(コマーシャル)が各局独自のものへ差し替えとなっていた。BSジャパンは地上波TXN系列と若干スポンサーが異なり、ノンスポンサーで放送される場合もあった(この場合は提供クレジット部分にBSジャパンのロゴが表示される)。地上波との間でCM枠が共通化されていた番組開始当時に比べて、BSジャパンに番組を提供しているスポンサーの数は次第に減少。先行放送が廃止されて番組の後半(22時台)がノンスポンサード扱いとなった2008年以降、(BSの)番組宣伝や旧公共広告機構(現:ACジャパン)の啓発広告、通販会社の商品紹介などでCM枠を埋めざるを得なくなっていた。
同枠は、2009年3月4日の松本清張原作の『黒の奔流』の放送をもって一旦終了し、4月からは同じく3月で終了となる『木曜洋画劇場』と統合する形でサスペンスドラマや映画を放送する『水曜シアター9』となる。なお、統合にあたって当番組は存続番組に当たるため、終了や番組名変更に関するアナウンスは一切行われなかった。しかし、水曜シアター9への移行から約1クール(3ヶ月)は一切サスペンスドラマが放送されなかった。同年7月1日放送分の「密会の宿7」(岡江久美子主演)より3週連続でサスペンス作品が放送される事になったが、これら3作品は元々水曜ミステリー9の作品として数ヶ月前に放送される予定だったものであり、オープニングCGもバラの花をモチーフにした新しいものに変更されていた。
権利上の問題で地上波の旧木曜洋画劇場から継承された洋画作品についてはBSジャパンでの時差放送は見送られ、旧水曜ミステリー9(BSミステリー)枠で放送されたサスペンス作品の再放送に差し替えられていた。新作サスペンスに関してはこれまで通り「BSミステリー」として、地上波(水曜シアター9)と同じデザインにオープニングCGを変更して放送を継続していた。
第2期
2009年4月から『水曜シアター9』が放送されていたが、2010年秋の大幅改編で終了。それと同時に、2001年にスタートした『女と愛とミステリー』から続いていたテレビ東京の水曜日の21・22時台の2時間枠が、ミニ番組を挟んで1時間枠ずつの2番組へと分割されることになった(21時台は新番組『料理の怪人』が開始〈2011年2月9日で終了〉→『シアターGOLD』、22時台は『やりすぎコージー』が月曜21時から移動)。
「水曜シアター9」の終了→枠分割により、『木曜洋画劇場』以来42年半続いてきたテレビ東京系列における21時スタートの2時間枠も一旦消滅。代替番組として2010年10月から、月曜20・21時台で単発特別番組枠『月曜プレミア!』が開始された。
2011年秋の改編で、同年4月から始まった水曜21時台の『シアターGOLD』は9月21日放送分、22時台の『やりすぎコージー』は9月14日放送分をもって終了。それと同時に同年10月5日から当番組が第1期と同じ21:00 - 22:48の放送で再開する事が決定[1][2]、同年10月5日放送の「鉄道警察官・清村公三郎7」(主演・小林稔侍、共演者は戸田恵子、丘みつ子、近藤正臣、根岸季衣ほか)が再開第1弾作品となった。</br>
これにより、テレビ東京の水曜日の21・22時台の2時間枠が1年ぶりに復活した。
OPのタイトルロゴ(字体)は第1期・水曜シアター9期で採用されていた斜体から立体に、CGアニメーションは蝶をモチーフにしたデザインにそれぞれ一新されたものの、メインテーマ曲は第1期と同一であり、テレビ東京・BSジャパンによる共同制作体制も維持されている。但し、1週間以内の時差で遅れネットがBSジャパンでも実施されていた第1期とは異なり、第2期では他系列の地方局及び県域独立局への番組販売取引の拡大を図る目的でBSでの放送は一旦見送られ[3]、未放送状態が続いていたが、2012年4月1日より第一期と同じ「BSミステリー」のタイトル(ロゴも第2期に合わせたものに変更)で、対地上波比約半年遅れの時差放送が再開される事になった(字幕放送は第1期とは異なり実施されない)。なお、キー局(テレビ東京)では、第2期の開始に併せる形で再放送枠(『日曜ミステリー』と『傑作ミステリー』)のOP(作品名のみ表示)も第2期版(上記)をベースにしたものに変更されている。
他局の類似枠(テレビ朝日系列の土曜ワイド劇場など)で実施されている視覚障害者向けの解説放送はこれまで行なっていなかったが、2012年4月18日放送の「作家探偵・山村美沙 京都・東山 密室トリック殺人事件」(主演:浅野ゆう子)で初めて実施される(解説放送ナレーションは村山明が担当)。その他、サスペンスドラマ番組としての「水曜シアター9」が終了した2010年3月以前に制作された作品を「日曜ミステリー」枠(テレビ東京の場合)など再放送する際に追加される場合がある。
同年11月には「松本清張特別企画」が3週連続で放送され[4]、復活ぶりをアピールしたが、歴史的な低視聴率で短命に終わった『旧月曜22時枠連続ドラマ』に替わる番組として急遽再開が決まった経緯もあり、準備期間の不足は否めず、ほとんどの作品が完成とほぼ同時にオンエアに回される状態が続いている。
また、番組の安定的な継続にはその協力が不可欠とされるスポンサー企業の獲得も順調に進んでいるとは言い難く、ネットセールス枠は普通2時間番組ならば12分が一般的だがその半分程である[5]。
次回予告は、22時20分前後辺りの途中のCM内に放送される。また、番組終了時では、次回予告と次々回の作品の予告が流れている。
2012年6月から『日曜ミステリー』枠でも第2期の再放送が行われることになった。また、当番組で行われていなった視覚障害者向けの解説放送が追加されている。
2012年12月12日は当初、麻生祐未主演の『特命おばさん検事! 花村絢乃の事件ファイル』が放送される予定だったが、『松本清張没後20年特別企画 事故~黒い画集~ 』に変更になったため、『特命おばさん検事! 花村絢乃の事件ファイル』は同年12月26日に放送されることになった。
2013年5月1日は『水曜ミステリー9 400回記念 捜査検事 近松茂道13 せとうち望郷殺人事件』が放送された。前述の通り『水曜ミステリー9』としては200回余りのため前身の『水曜女と愛とミステリー』と『水曜シアター9』で放送された一部を合算した数になっている。
2013年10月より1クールの予定で、テレビ東京開局50周年記念企画の一環として、現水曜21時枠で制作中の人気シリーズ「刑事吉永誠一・涙の事件簿」(船越英一郎主演)の連続ドラマ版が金曜20時枠で放送される。
2014年1月から再開以来使われていたタイトルロゴやCGアニメーション、そして第1期から使われていたメインテーマ曲が2代目に変更される(タイトルロゴのみ公式サイト上では放送に先駆け2013年12月25日より変更されている)
放送形態
第1期
放送開始以来全編ハイビジョン(HD)制作となっているが、16:9のHD画質で観るには地上デジタル(又はBSデジタル)帯で番組を視聴する必要があった。従来の地上アナログ帯では4:3(サイドカット)のSD(標準)画質にダウンコンバートされた状態での放送となる。県域独立局の一部(ぎふチャン・びわ湖放送)で行われている地上波TXN系列局との同時放送についても放送回線の更新(デジタル化)後はHD・字幕放送対応になった。
上記2局を除く県域独立局及び他系列の地方局に向けて納品されている時差放送用のビデオテープに関しては未だ2つの仕様(16:9のHD収録と4:3のSD収録)が混在している状態で、SD仕様のテープをデジタル帯でアップコンバート再生している放送局が少なくない。地上デジタル放送開始後も4:3のSD画質による放送が主流だった旧『水曜女と愛とミステリー』時代の作品についても地上波各局が放送設備のデジタル化を急ピッチで進める中、16:9のHD画質で放送される事が多くなっているが、レターボックス(LB)のSD画質で収録されたテープをそのままアップコンバートする事に起因する「額縁放送」(受信機器の仕様によっては「超額縁」となる場合も)の問題も一部の局では発生している。
地上波での放送がすべて4:3のSD画質(アップコンバート)で、16:9のHD画質で視聴するにはBSジャパンを受信する以外になかった女と愛とミステリー時代の作品は、アスペクト(縦横)比に応じてサブタイトル(作品名)・EDロールなどの位置が異なっていたが、地上波での送出マスターの更新(HD化)後に始まった当番組は、サイドカット処理(アナログ帯での同時放送)に対応するため、あらかじめ挿入位置がカット・ラインの内側に収まるように調整されていた。
ステレオ放送と聴覚障害者向けの字幕放送は3つの帯域すべて(地上デジタル・地上アナログ・BSデジタル)で行われていたが、再放送回も含めて字幕放送を完全に実施しているのは当初テレビ東京だけであったが、後にテレビ愛知とテレビ大阪でも実施するようになった。テレビ北海道、テレビせとうち、TVQ九州放送及びBSジャパンでは通常初回放送に限り字幕の有無を選択できていた。
第2期
デジタル方式への完全移行に伴いサイドカット処理(地上波)が一切不要となった為、かつてBSジャパン向けに納品されていた旧女と愛とミステリー作品と同様、OPアニメーションやタイトルバック、EDロールなどのデザイン・レイアウトが16:9のワイド画面を意識したものに変更された。
また、第2期では番組ロゴがOPアニメーションとの一体感をより強調したデザインに刷新。系列外・県域独立局(同時ネット局を除く)に対しても、オリジナル版(ロゴ入り)と同じものが供給される様になった為、第1期に比べ独自の判断でオープニングのカットを行う時差ネット局が増えている。
放送日時についての特記事項
第1期
TXN系列局及び地上波で同時ネットを実施しているぎふチャンとびわ湖放送の放送開始時刻はこれまでの20:54から21:00に変更されたが、終了時刻が従来通り22:48のまま据え置かれたため、結果的に放送時間が6分短縮、現行の2時間サスペンスドラマ枠では最も尺長が短い番組となってしまった。
年度切り替え期間中(3月下旬から4月上旬)は特別番組(地上波限定)の放送に伴う休止が特に多く、BSジャパンでの時差放送が4日遅れ又は先行放送に急遽変更となる場合も珍しくなかった。番組がスタートした2005年4月下旬から2007年9月末までは原則的にBSジャパンでの放送がTXN系地上波各局より3日先行していたが、同年10月第1週よりBSでの放送が地上波より4日遅れのディレイ放送に変更される。翌11月第3週より一旦はBS先行に戻ったものの、『BSミステリー』の22時台(後半)がノンスポンサード扱いとなった2008年以降は地上波先行に再変更された(2009年3月下旬の『水曜ミステリー9』終了まで)。ちなみに、後継番組『水曜シアター9』で放送中のサスペンス作品も地上波での放送がBSより4日先行で実施されているため、民放キー局系のドラマ番組のうち系列BS局での放送がキー局より先行しているものは現在1本もない。
年に数回『水曜ミステリー9』枠で放送されていた(『水曜シアター9』開始後も継続)所謂「ドラマスペシャル」に関しては、BSジャパンでの時差放送を前提とした権利処理手続きの対象外となるため、BSでは放送されず、別番組(『BSミステリーアンコール』など)への差し替えが行われていた。
1ヶ月に1回程度『いい旅・夢気分』の3時間(又は2時間)特番などで番組自体が休止となっていた。また、番組後期にはスポーツ中継に伴う休止も増えていた。
日曜日に国政選挙の開票速報又はスポーツ中継の延長に対応するための別番組が組まれている場合、BSでの放送が前日(土曜日)に繰り上げられる事があった(4日遅れ→3日遅れ)。
第2期
TXN系列局及び地上波で同時ネットを実施しているぎふチャン・びわ湖放送・テレビ和歌山の放送開始時刻は、第1期と同じ21:00から22:48のままである。第1期は1ヶ月に1回程度『いい旅・夢気分』の3時間(又は2時間)特番などで番組自体が休止となっていた。しかし再開以降2011年10月から2013年2月までの間、2011年10月19日(『懐かしの昭和メロディ』)、2011年11月23日、2012年3月21日、2012年10月10日、2012年11月21日、2013年3月20日(『いい旅・夢気分3時間スペシャル』)、2012年3月14日(『向田邦子ドラマスペシャル蛇蠍のごと』)、2012年3月28日(『世界卓球2012』)、2012年4月25日(『感動シネマ特別企画「毎日かあさん」』)、2012年8月8日(『ロンドンオリンピック2012中継』)、2012年9月5日(『「アウトレイジ ビヨンド」公開記念シネマスペシャル「アウトレイジ」』)、2012年9月12日(『ドラマスペシャル 親父がくれた秘密~下荒井5兄弟の帰郷~』)、2012年12月5日(『激録・警察密着24時!!』)、2013年1月2日(『新春ワイド時代劇 白虎隊〜敗れざる者たち 』)、2013年1月16日(『真相解明!久米宏スペシャル第5弾・実は日本人はデフレが大好きだった!』)のわずか15回の休止にとどまり、ほぼ毎週休まず新作を放送し続けていた。2013年3月以降は第1期と同様1ヶ月に1回程度『いい旅・夢気分』→『にっぽん!いい旅』などの3時間(又は2時間)特番などで番組自体が休止となっている。
2014年春の改編で、2001年10月から12年半続いた水曜19時台のアニメ枠が終了し、2014年4月から音楽バラエティ番組『THEカラオケ★バトル』になったため、『にっぽん!いい旅』の2時間特番は18:57 - 20:49枠で放送されるようになったため、『にっぽん!いい旅』の特番での休止は減っている。
2012年4月1日より、制作に係わりながら放送していなかったBSジャパンが時差放送で再開したが、各作品の放送順序は地上波のそれと必ずしも一致していない。また、CM・番宣などを合算した放送枠の尺長が地上波では第1期(及びドラマ番組としての旧水曜シアター9)と同じ108分となっているのに対し、BSジャパンでは地上波よりも約7分長い115分となっている(第2期 - )。タイムCM枠の定着が進まず、番組が事実上ノンスポンサード化する中、本編とは無関係なパーティシペーション(PT)で穴埋めせざるを得ない状況が続いている事に加え、後者には通販系を中心に尺が1分以上あるスポットCMが少なくない為である。
放送作品について
第1期
初回放送(リニューアル第1作目)は松本清張原作『渡された場面』(三浦友和主演)で、30分拡大放送となった。BSジャパンで2005年4月17日(日曜日)に先行放送、続いて地上波(TXN系列局・ぎふチャン・びわ湖放送)で同月20日(水曜日)に放送された。
旧『月曜・女のサスペンス』(月曜21時枠)の制作スタッフ(局側)でもあった佐々木彰氏(初代統括プロデューサー)らが再結集する形で立ち上げられた旧『女と愛とミステリー』が原作に忠実な作劇に徹していたのに対し、『水曜ミステリー9』ではオリジナル脚本に原作の設定・トリックを組み込むパターンが増加。この傾向は日本テレビ系列で放送されていた旧『火曜サスペンス劇場』の制作スタッフが同番組の終了(2005年秋)に合わせる形で活動の場を水曜21時枠(テレビ東京系列)に移した事でさらに強まる。故に、旧枠(女と愛とミステリー)から引き継いだシリーズであっても、リニューアルの前と後では作風が大きく異なるケースが珍しくない。
第2期
初回放送(復活第1作目)は「鉄道警察官・清村公三郎7」(小林稔侍主演)で、2011年10月5日(水曜日)に放送された。
2011年10月~2011年12月までは、主に、『女と愛とミステリー』や『水曜ミステリー9(第1期)』でシリーズ化された作品を中心に放送されている。
2012年1月からは、旧水曜21時枠時代にシリーズ化された作品と共に、新シリーズへの将来的な昇格を目的としたものと思われる単発作品の放送にも力を入れている( - 現在)。
2001年1月以降(中断期間を除く)、番組枠の前半(21時台)が『テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマ』枠と裏表で対峙する関係に置かれている為、東映が制作に携わったドラマ作品の放送は皆無となっているが、映画との混合編成枠であった『水曜シアター9』時代には、同社制作の邦画作品が一度だけ放送された事がある。
ゴールデンタイムでの再放送開始(第1期)
広告収入の激減で番組制作費の継続的な調達が困難になった結果、新作と別番組(『いい旅・夢気分3時間SP』など)を交互に放送しながら作品ストックの不足を補う従来の放送形態を維持する事すら困難となり、2008年11月より新作の放送は月1回のみとなった(BSジャパンとの共同制作は継続)。そのため、残りの週については以下の方式が採用された。
- 地上波(テレビ東京系列・水曜21時枠)
毎月1回の頻度で放送されていた『いい旅SP』と、過去に自系列で制作した単発ドラマ(旧女と愛とミステリー時代の作品や別枠で放送した非サスペンス系の単発ドラマも含む)の再放送で穴埋め。旧枠時代の作品の再放送時は放送時間尺の関係上22:54までの放送となり、以降の番組は6分繰り下げられた。
- BSジャパン(日曜21時枠)
当初は地上波での再放送が決まったドラマ作品をそのままBSでも再放送する予定だったが、権利上の問題などにより見送られた。結局、2008年11月上旬から新作の放送が再開された同年末までの休止期(約2ヶ月)の間にサスペンス作品がこの枠で再放送されたのは1回(初回放送から1年半以上経過していないもの)のみで、BSジャパンが独自制作した長編紀行番組などで代替された。
但し、『木曜洋画劇場』との統合に伴う縮小リニューアル(→『水曜シアター9』)の流れがほぼ確定した翌年の1月から3月までの約3ヶ月間はドラマスペシャル(地上波のみ)や旅番組などにより若干の休止が入る事はあったものの、新作のみの放送に戻っていた。
放映作品
シリーズ作品(女と愛とミステリーから)
- 刑事吉永誠一・涙の事件簿 主演:船越英一郎 原作:黒川博行 製作:ホリプロ - 2013年10月から『金曜8時のドラマ』枠で連続ドラマ化。
- 新・監察医・篠宮葉月 死体は語る 主演:高島礼子 原作:上野正彦 製作:角川ヘラルド映画(前・角川映画)
- 不倫調査員・片山由美 主演:池上季実子 原作:山村美紗 製作:レオナ企画
- 多摩南署たたき上げ刑事・近松丙吉 主演:伊東四朗 製作:ザ・ワークス
- さすらい署長 風間昭平 主演:北大路欣也 原作:中津文彦 製作:C.A.L
- 警察大学校 日丸教授の事件ノート[7] 主演:小林稔侍 原作:佐竹一彦
シリーズ作品 (第1期・第2期)
- 鉄道警察官・清村公三郎 主演:小林稔侍 原作:島田一男 製作:IMAGICAディーシー21 ※
- 湯けむりドクター華岡万里子の温泉事件簿 主演:かたせ梨乃 製作:テレパック
- 街占師 〜北白川晶子の事件占い〜 主演:高畑淳子 原作:姉小路祐
シリーズ作品(第2期から)
- ガンリキ 警部補・鬼島弥一 主演:中村梅雀 製作:G・カンパニー
- みちのく麺食い記者 宮沢賢一郎 主演:髙嶋政宏 原作:相場英雄 製作:ユニオン映画
- 鑑識特捜班・九条礼子〜骨を知る女〜 主演:渡辺えり 製作:ファインエンターテイメント
- ホテルGメン 具志堅陽子の殺人推理 主演:浅野温子 製作:国際放映
- 落としの鬼 刑事 澤千夏 主演:泉ピン子
- 女三代 如月法律事務所 主演:竹下景子 製作:ビデオフォーカス
- 温泉女将ふたりの事件簿 主演:菊川怜
- 信州山岳刑事 道原伝吉 主演:松平健 原作:梓林太郎
- 看護師・戸田鮎子の推理カルテ 主演:本仮屋ユイカ 原作:山村美紗
- トラベルライター青木亜木子 主演:友近[8] 原作:西村京太郎
シリーズ作品(第1期まで)
- 信濃のコロンボ事件ファイル 主演:中村梅雀 原作:内田康夫 製作:G・カンパニー ※
- 北アルプス山岳救助隊・紫門一鬼 主演:高嶋政宏 原作:梓林太郎 製作:テレパック
- 芸者小春姐さん奮闘記 主演:十朱幸代 製作:C.A.L ※
- 銀座高級クラブママ青山みゆき 主演:名取裕子 製作:ホリプロ
- 事件記者 浦上伸介 主演:高嶋政伸 原作:津村秀介 製作:ファインエンターテイメント
- 農家の嫁は弁護士!神谷純子のふるさと事件簿 主演:浅野ゆう子 脚本:久松真一、田辺満 製作:ファインエンターテイメント
- 指紋捜査官・塚原宇平の神業 主演:橋爪功 原作:塚本宇兵 製作:東宝
- ドクター・ヨシカの犯罪カルテ 主演:木の実ナナ 製作:セントラルアーツ
- 警察署長・たそがれ正治郎 主演:片岡鶴太郎 原作:松田美智子 製作:日本映像
- シロクマ園長 命の事件簿 主演:西郷輝彦 製作:東通企画
- 女かけこみ寺刑事 大石水穂 主演:片平なぎさ 製作:ホリプロ ※
※旧水曜シアター9枠でも続編、もしくは旧作(再)が放送されたシリーズ
単発作品
第1期
- 約束〜いつか、虹の向こうへ(2005年8月3日) 主演:石田純一 原作:伊岡瞬
- 二つの嘘〜同窓会殺人事件!(2005年8月17日) 主演:田中好子 原作:新津きよみ
- 家政婦・春子の潜入記(2005年10月5日) 主演:泉ピン子
- 銀座高級クラブママvs 熱海老舗旅館女将(2005年11月30日)主演:名取裕子、草笛光子
- 下町・おかず横丁殺人事件簿(2005年12月21日) 主演:原日出子
- 食い道楽!出張料理人 亀崎源一(2006年2月8日) 主演:渡瀬恒彦
- 作家・如月祥子の事件ルポ(2006年2月15日) 主演:賀来千香子 原作:和久峻三
- 追いつめる〜定年刑事最後の張り込み(2006年7月5日) 主演:藤田まこと 原作:森詠
- ハマの子宝先生24時(2006年7月12日) 主演:愛川欽也
- 神の目の女刑事・鷹子(2007年1月31日) 主演:岡江久美子 原作:姉小路祐
- ボディーガード 主演:若村麻由美
- 忘却の調べ〜オブビリオン(2007年5月30日) 主演:萬田久子 原作:大石直紀(30分拡大)
- 法廷荒らし 弁護士 猪狩文助(2007年11月21日) 主演:藤田まこと 原作:和久峻三
- トラベルライター佑子(2008年1月30日) 主演:水野真紀 原作:西村京太郎
- 四文字の殺意 ひめごと(2008年2月6日) 主演:内山理名 原作:夏樹静子
- 不在宴会(2008年2月20日) 主演:三浦友和 原作:松本清張
- 名犬フーバーの事件簿 主演:里見浩太朗 原作:笠原靖
- 怨み屋本舗SP2・マインドコントロールの罠(2009年1月7日) 主演:木下あゆ美 原作:栗原正尚(42分拡大/地上波のみ)
- 付き人女優・安野すみれ 楽屋裏事件ファイル(2009年1月21日) 主演:南野陽子
- 動物病院・彩子の事件カルテ(2009年2月4日) 主演:沢口靖子
- 松本清張生誕100周年特別企画・黒の奔流(2009年3月4日) 主演:船越英一郎 原作:松本清張
第2期
- 松本清張 3週連続放送 第1弾 「張込み」(2011年11月2日) 主演:若村麻由美 原作:松本清張
- 松本清張 3週連続放送 第3弾 「聞かなかった場所」(2011年11月16日) 主演:名取裕子 原作:松本清張
- Dr.門倉周平の事件カルテ(2012年9月26日) 主演:寺脇康文
- 立証〜離婚弁護士 香月佳美(2013年5月29日) 主演:富田靖子 原作:深谷忠記
- 検事・沢木正夫(2013年9月25日) 主演:寺脇康文 原作:小杉健治
- カメラマン亜愛一郎の迷宮推理(2013年11月13日) 主演:市川猿之助 原作:泡坂妻夫
- 嫌われ監察官 音無一六 〜警察内部調査の鬼〜(2013年12月18日) 主演:小日向文世
- 逆光 保護司 笹本邦明の奔走(2014年1月29日) 主演:橋爪功 原作:水上勉
- マトリの女 厚生労働省 麻薬取締官(2014年2月19日)主演:眞野あずさ
- レアケース 生活保護課の殺人事件簿(2014年3月5日)主演:石塚英彦 原作:大門剛明
エンディングテーマ
第1期(2005年4月‐2009年3月)
OA年月 | タイトル | アーティスト |
---|---|---|
2005年4月 - 2006年3月 | 涙の続き | 華原朋美 |
2006年4月 | 恋水 -tears of love- | 島谷ひとみ |
2006年5月 - 2007年3月 | さよなら | 鈴木雅之 |
2007年4月 - 2008年3月 | La VITA | 小柳ゆき |
2008年4月 - 2009年3月 | 足跡 | 今井美樹 |
第2期(2011年10月‐ )
OA年月 | タイトル | アーティスト |
---|---|---|
2011年10月 - 2012年3月 | ジャスト・ア・キス〜幸せの予感 | レディ・アンテベラム |
2012年4月 - 2012年9月 | こころが | 坂本冬美 |
2012年10月 - 2013年3月 | Crying | スターダストレビュー |
2013年4月 - 2013年9月 | 栞(しおり) | ジャンクフジヤマ |
2013年10月 - 2014年6月 | 輝く時間(とき)の中で | 植村花菜 |
2014年7月 - | FLY | BoA |
スタッフ
放送局
当番組は以下の時間帯に新作の放送及び再放送が行われている。
新作
- テレビ東京(TX)・テレビ大阪(TVO)・テレビ愛知(TVA)・テレビせとうち(TSC)・テレビ北海道(TVh)・TVQ九州放送(TVQ)・岐阜放送(GBS)[9]・びわ湖放送(BBC)・奈良テレビ放送(TVN)[10]・テレビ和歌山(WTV):水曜21:00 - 22:48
- BSジャパン
- 第1期・水曜シアター9期(サスペンスドラマ回):『BSミステリー』のタイトルで日曜21:00 - 22:48に放送。当初は地上波より3日早い先行放送であったが、2008年2月以降は4日遅れの放送に変更( - 2010年3月末)。テレビ東京系列(地上波)で新作の放送がない週(主に『いい旅・夢気分』の拡大スペシャルに伴う休止回)は旧作がノンスポンサー番組『BSミステリーアンコール』として放送されたり、BS側で単独制作されたドキュメンタリー番組の再放送への差し替えが行われていた。また、国政選挙の開票速報(地上波との同時放送)やスポーツ中継などにより1日繰り上げ(日曜→前日の土曜)になる回もあった。
- 第2期:当初は放送していなかったが、2012年4月1日より『BSミステリー』のタイトルで新作の放送を再開(日曜21:00 - 22:55)。各作品の放送順序がBS独自のものとなっている為、対地上波比の遅れ期間は作品毎に異なる。字幕放送は実施されない。
- 三重テレビ放送(MTV)
- 第1期:旧『木曜プレミアム』枠(木曜20:00 - 21:50)としてテレビ東京系列で約2年前に放送された作品を時差ネットしていたが、映画放送に伴う休止もあった。
- 第2期:『サスペンスアワー』枠(火曜20:00 - 21:50)の設置で単発ドラマの定時放送を再開。各作品の放送順序は局独自のものとなっているが概ね半年遅れ。
- 東日本放送(KHB・テレビ朝日系列)
- 第1期:月曜 - 金曜(13:09 - 15:05)の帯枠『午後のワイド劇場』で他局系サスペンス作品と共に放送されていた(放送曜日は不定)。
- 秋田放送(ABS・日本テレビ系列)
- 第1期:主に土曜13:00 - 14:55の2時間枠で放送(不定期)。
- 秋田テレビ(AKT・フジテレビ系列)
- 第1期:『日曜ワイド劇場』(日曜13:00 - 14:55)枠で、秋田県に系列局がないTBSの2時間枠『月曜ゴールデン』のサスペンス作品(邦画回はABSに移動)の合間を縫う形で放送。
- 第2期:『サタデーセレクション』(土曜12:00 - 13:55)枠で放送。
- 秋田朝日放送(AAB・テレビ朝日系列)
- 第1期:隔週月曜 - 金曜15:00 - 16:53、及び不定期枠の『AABサタデースペシャル』(土曜12:55 - 14:50)で放送。
- ★秋田県では民放全局による並行放送が行われていた。
- 山形テレビ(YTS・テレビ朝日系列)
- 新潟テレビ21(UX・テレビ朝日系列)
- 第1期:『UXウィークエンドシアター』(土曜13:00 - 14:55)で放送(約3月遅れ)。但し『土曜ワイド劇場』作品(再放送)に変更される場合もあった。
- 長野放送(NBS・フジテレビ系列)
- 第1期:『NBSアフタヌーンブレイク』(金曜14:05 - 16:00)で不定期に放送。
- 長野朝日放送(abn・テレビ朝日系列)
- 第1期:『abn午後の劇場』(平日15:00 - 16:54)や『abnスペシャル』(土曜13:00 - 15:00)枠などで『旧女と愛とミステリー』時代の作品と共に不定期放送。
- ★長野県でも2局による並行放送が行われていた。
- 静岡朝日テレビ(SATV・テレビ朝日系列)
- 第1期:『傑作ワイド劇場』(月曜 - 金曜13:50 - 15:47)と『土曜ドラマスペシャル』(土曜12:30 - 14:25)の両枠で放送。TXNでの放送順序にほぼ沿う形で放送されていたが、すでに放送済みの回や『土曜ワイド劇場』作品などの再放送を挟む事もあった。
- 富山テレビ放送(BBT・フジテレビ系列)
- 第1期:不定期放送。
- 石川テレビ放送(ITC・フジテレビ系列)
- 第1期:『サタ☆ドラ』として放送されていたが、TXNでの放送順序とは必ずしも一致しておらず、不定期に休止が入る事もあった。
- 北陸朝日放送(HAB・テレビ朝日系列)
- 第1期:『お昼の傑作ワイド』(平日15:00 - 16:50)枠で旧『女と愛とミステリー』時代の作品と共に過去に一度同じITCで放送されたものが不定期に放送されていた。
- 北陸放送(MRO・TBS系列)
- 第2期:『傑作劇場』として放送されているが、TXNでの放送順序とは必ずしも一致しておらず、『月曜ゴールデン』の作品などの再放送も行っている。
- 福島放送(KFB・テレビ朝日系列)
- 第1期:2006年より『KFBワイド劇場』枠(平日15:00 - 16:54)で『土曜ワイド劇場』(再放送)の合間を縫う形で時差・再放送されていた。
- 山陰放送(BSS・TBS系列)
- 第1期:『BSSアフタヌーンスペシャル』枠で放送されていたが、2009年4月より毎日放送制作の『ちちんぷいぷい』がネットされる事になり、同番組の放送枠が原則1時間(水曜 - 金曜15:55 - 16:54)に短縮されたたね、以後2時間ドラマの放送は不定期に移行された。
- 広島ホームテレビ(HOME・テレビ朝日系列)
- 第1期:『HOMEドラマシティ』(月曜 - 金曜13:55 - 15:50)でTXN比で数週遅れの時差放送が実施されていた。『土曜ワイド劇場』作品・権利切れの他局系単発ドラマ・『旧女と愛とミステリー』作品などの再放送もあったため、曜日は不定でオープニングもカットされていた。
- 第2期:『HOMEドラマシティ』枠にて開始。第1期及び(サスペンス番組としての)『水曜シアター9』作品と同様に曜日は不定。
- 中国放送(RCC・TBS系列)
- 第1期:松本清張特別企画「強き蟻」(2006年の放送時間拡大SP)のみ放送。
- 山口朝日放送(yab・テレビ朝日系列)
- 第1期:『yabシアター2』(月曜 - 金曜14:00 - 15:49)で『土曜ワイド劇場』作品(再放送)の合間を縫う形で放送(曜日は不定)。
- 第2期:『yabシアター2』で放送。第1期と同様土曜ワイド劇場』作品(再放送)の合間を縫う形で放送(曜日は不定)。
- あいテレビ(ITV・TBS系列)
- 第1期:週末午後のローカルセールス枠で(対TXN比で数週 - 1ヶ月前後の遅れ)。スポーツ中継や自系列の番組(主に再放送)などにより数週に渡って放送が中断する事もあったが、集中放送(土日連続又は2作品を同日に放送)や『ITVドラマセレクション』枠(平日14時からの2時間枠)への振り替えが後日実施されていたため、遅れが極端に拡大する事は少なかった。オープニングの扱い(カットを入れるタイミング)は作品により異なる。アップコンバート放送(4:3のSD画質)。
- 第2期:通常は『ITVドラマセレクション』で『県内初登場!2時間サスペンス』に枠名を差し替えの上、1 - 2ヶ月に1回程度2 - 5作品をまとめて(ベルトで)放送。故に対TXN比での時差が10日前後(ほぼ同時期)にまで縮小する作品もある。
- 大分放送(OBS・TBS系列)
- 第1期:ごく稀だが週末の午後などに放送される事があった。但し、2007年以降、テレビ東京バラエティー番組のディレイが増加した事(土曜日)や、読売テレビ制作の『たかじんのそこまで言って委員会』の同時放送開始(日曜)により2時間枠の確保が困難になり、ほとんど放送されていなかった。
- 大分朝日放送(OAB・テレビ朝日系列)
- 第1期:放送枠の廃止で遅れネットを打ち切ったOBSに代わり、『傑作ワイド劇場』(平日14:00 - )で『土曜ワイド劇場』やテレビ朝日連続ドラマの再放送、著作権が制作会社に移行した旧『火曜サスペンス劇場』作品などと共に放送していたが、放送曜日は不定だった。
- テレビ熊本(TKU・フジテレビ系列)
- 第1期:『サタデースペシャル』(土曜13:00 - )で放送されていた(1ヶ月遅れ)。
- 琉球朝日放送(QAB・テレビ朝日系列)
- 第2期:土曜ワイド劇場再放送枠(平日14:10 -)で新作や過去の作品を「沖縄初放送作品」と銘打ち放送する(不定期)。
- 琉球放送(RBC・TBS系列)
- 第2期:月曜ゴールデン再放送(枠そのものが不定期。主に木曜14:55-)で放送
ドラマ番組に限らず、系列外・県域局共に、テレビ東京系列からの番組購入を控え、調達コストが割安な自系列番組(再放送)や海外作品、番組著作権が制作会社に移行した旧作ドラマなどで代替するケースが増えている為、BSジャパンでの時差放送を一時的に保留したのにも拘らず(第2期 - )、第1期及び(サスペンス番組としての)旧『水曜シアター9』時代に比べ、ネット局の数は大幅に減少している。加えて、日中の再放送枠を新作ドラマ(自系列)を宣伝する為の媒体と見なしている放送局が増えている事もこの傾向に拍車をかけている。
再放送
- テレビ東京『日曜ミステリー』(日曜14:00 - 16:00)/『傑作ミステリー』(金曜13:25 - 15:20):定時再放送枠は当初日曜日のみ(週1回)であったが、後に『午後のロードショー』が休止扱いになる祝日に放送されていた『傑作ミステリー』をレギュラー化。在宅率の高い日曜日に限れば、初回放送時と比べても遜色ない視聴率を維持し、週によっては現水曜21時枠で放送中の新作より高い視聴率を記録する事もある。字幕放送・解説放送(不定期)。出演者の逝去に伴う追悼特別番組と称して、故人の遺作となった作品が急遽再放送される事もある(藤田まこと・地井武男他)が、2011年4月24日放送分の『日曜ビッグバラエティ』枠では、同月21日に急逝した田中好子が2005年に主演した『二つの嘘』が当初の予定を変更する形で特別放送されている。
- BSジャパン「傑作ミステリーアワー」(日曜12:00 - 14:00):第1期(この時点では週に複数回再放送されていた)までは、契約上の都合で初回放送から1年半未満の作品のみを再放送していたが、持株会社制(テレビ東京ホールディングスを参照)への移行で、再放送時の権利手続きが地上波のそれに準ずる形で行えるようになった2010年10月からは、旧女と愛とミステリー時代の作品も含めた再放送に一旦変更。現在はBSでの初回放送から半年前後経過した第2期の作品を中心に放送。字幕放送・解説放送は共になし。
- テレビ大阪「午後のサスペンス」(月曜 - 金曜13:00 - 14:55)/「土曜サスペンスドラマ」(土曜14:00 - 15:55):字幕放送・解説放送(不定期)を実施。
- テレビ愛知「ワイドドラマシリーズ」(月曜 - 金曜13:00 - 14:55):字幕放送・解説放送(不定期)を実施。
- テレビせとうち「午後のドラマスペシャル」(月曜 - 金曜12:30 - 14:25):字幕放送はなし。
- テレビ北海道「午後の指定席」(月曜 - 金曜13:00 - 15:00):月・火(他系列作品) / 水・木・金(テレビ東京水曜21時枠作品の再放送)):字幕放送はなし。
- TVQ九州放送「午後のロードショー」(月曜13:00 - 14:55):字幕放送はなし。
テレビ東京とBSジャパン(共に再放送は自系列作品のみ)を除く5局では、キー局(テレビ東京)が2時間サスペンスドラマの放送を定時化する2001年1月以前より先発各局の旧作ドラマを日中のローカルセールス枠で再放送していたが、近年は自系列作品のストック化が進んでいる事に加え、「権利切れ作品」を最も多く供給していた日本テレビが定時の単発ドラマ枠(旧火曜21時枠)を2007年3月末を以て廃止した事なども重なり、テレビせとうちの様に週によっては自系列作品を集中放送するケースも増えている。
脚注・出典
関連項目
外部リンク
テンプレート:テレビ東京のテレビドラマ- ↑ 1.0 1.1 週刊テレビジョン2011年第35号「秋の新ドラマ&特番 大収穫カレンダー」
- ↑ テレ東『やりすぎコージー』放送7年で幕 『鑑定団』紳助さんの後継は「未定」ORICON STYLE 2011年8月29日
- ↑ 東京ニュース通信社「デジタルTVガイド」2011年11月号
- ↑ 松本清張特別企画の3週連続放送が決定!...『水曜ミステリー9』テレビドガッチ 2011年9月7日
- ↑ 復活当初は5分30秒、その後4分30秒に減少し2012年9月末では5分に戻していた。2012年10月現在は7分確保されている。
- ↑ 水曜ミステリー9(第1期)へのリニューアル以降中断状態が続いていたが、第2期より新作の放送が約10年ぶりに再開。
- ↑ 2003年に『女と愛とミステリー』前作『警視正 日丸教授の事件ノート』が放映。
- ↑ 2013年2月16日放送の土曜スペシャル「芸能界女子温泉部3」では長野県・奥山田温泉の入浴するシーンの中で主演の友近が自らで番宣の紹介を行なった(「芸能界女子温泉部3」の遅れネット放送となった一部地上波局とBSジャパンではこの番宣シーンはカットされている)。
- ↑ 第2期は2012年4月4日放送分から同時ネットで放送開始
- ↑ 第1期:約半年遅れでWTVなどと同様スポンサーは差し替え(水曜13:05 - 14:51)。第2期:2013年4月3日の放送からは同時ネット。2013年3月までは3週遅れで『月曜ミステリー』にタイトル差し替えの上放送(月曜20:00 - 21:47)。21時台は同じサスペンスドラマを放送する『月曜ゴールデン』(TBS系。奈良県では同県を含む近畿広域圏が放送対象地域である毎日放送がネット受け)と時間帯が被るため、まれに出演者が裏番組と重複することがあった。