中部電力
テンプレート:Infobox 中部電力株式会社(ちゅうぶでんりょく、テンプレート:Lang-en-short)は、中部地方を主な営業地域とする電力会社である。
略称としては中電(ちゅうでん)が使われるが、日本の中国地方を事業地域とする中国電力も中電と略されることがある(ただし、最近の中国電力は「中電」の他に、「エネルギア」の愛称も用いている)。そのため、株式市場では中部電力は「中部電」、中国電力は「中国電」と呼ばれている。また、かつては英語名の頭文字を取ったCEPCO(チェプコ・セプコ)が略称として使われていた時期があり、ウェブサイトのドメインもcepco.co.jpが用いられていた。 現在のドメインは、chuden.co.jp となっている。
2011年現在のコーポレートスローガンは、「時代の先へ。ひとりのそばへ。」である。
名古屋の有力企業四摂家[1]の1社だったが、福島原発事故以後は企業のアピール活動は自粛している。(他の3社は東邦瓦斯・名古屋鉄道・松坂屋)
目次
沿革
- 1951年(昭和26年)5月1日 松永安左エ門(電気事業再編成審議会委員長)のGHQへの説得による、国会決議より効力が強いGHQポツダム政令を元に、戦時統合によって発足した中部配電(株)の配電部門と日本発送電(株)の発電・送電部門を再編成、発電から配電までの電力一貫管理会社として創立。
- 1955年(昭和30年) - 中部電力初の新設石炭火力発電所、三重火力発電所1号機が運転開始。
- 1956年(昭和31年) - 社歌制定。
- 1959年(昭和34年) - 伊勢湾台風により電力設備に多大な被害、復旧に約20日間、長い所では約80日間を要した。
- 1959年(昭和34年) - 石炭火力発電所、新名古屋火力発電所1号機が運転開始(1972年に石油に転換)。
- 1961年(昭和36年) - 日本初の重油専焼火力発電所、三重火力発電所4号機が運転開始(既存設備についても1966年に重油専焼へ転換)。
- 1962年(昭和37年) - 飛騨川流域一貫開発計画着手、木曽川水系飛騨川流域の大規模水力発電開発に着手。
- 1963年(昭和38年) - 石油火力発電所、四日市火力発電所1号機が運転開始(重油専焼だったが、ナフサ、原油を経てLNGに転換)。本店ビル完成。
- 1964年(昭和39年) - 石油火力発電所、尾鷲三田火力発電所1号機が運転開始。電気料金の銀行口座振替制度導入、深夜温水器用電力料金を導入。
- 1966年(昭和41年) - 石油火力発電所、知多火力発電所1号機(1985年にLNGに転換)、武豊火力発電所1号機が運転開始。
- 1970年(昭和45年) - 石油火力発電所、西名古屋火力発電所1号機が運転開始。
- 1971年(昭和46年) - 石油火力発電所、渥美火力発電所1号機が運転開始。
- 1973年(昭和48年) - 石油火力発電所、新清水火力発電所1号機が運転開始。
- 1976年(昭和51年) - 中部電力初の原子力発電所、浜岡原子力発電所1号機が運転開始。
- 1978年(昭和53年) - 中部電力初のLNG火力発電所、知多火力発電所5号機が運転開始。
- 1983年(昭和58年) - LNG火力発電所、知多第二火力発電所1号機が運転開始。
- 1986年(昭和61年) - 電気文化会館・でんきの科学館開館。
- 1987年(昭和62年) - 飛騨川流域一貫開発計画完了。
- 1988年(昭和63年) - CIを導入。花弁になぞらえた「CHUBU」の「C」を5つ並べて、同社営業エリア5県の繁栄をイメージした、 シンボルマーク・ロゴが制定された。ちなみに、それ以前のものは、名古屋市出身の画家・杉本健吉による「電」の文字を図案化したものであった。
- 1988年(昭和63年) - 中部電力初のコンバインドサイクル発電方式を採用した四日市火力発電所4号機が運転開始。
- 1989年(平成元年) - LNG火力発電所、川越火力発電所1号機が運転開始。三重火力発電所廃止。
- 1990年(平成2年) - 時間帯別電灯料金制度導入。
- 1991年(平成3年) - 石炭火力発電所、碧南火力発電所1号機が運転開始。
- 1992年(平成4年) - 知多火力発電所および知多第二火力発電所において、ガスタービン発電設備を追加、排気再燃型コンバインドサイクル化工事施工開始。
- 1994年(平成6年) - 中部電力所有の水力発電所では最大の発電量(150万kW)である奥美濃発電所が運転開始。
- 1996年(平成8年) - 中部電力初の1,300℃級ACCを採用した川越火力発電所3号系列が運転開始。
- 2002年(平成14年) - 碧南火力発電所5号機が運転開始。総出力410万kWとなり、石炭火力としては国内最大の発電量となる。
- 2004年(平成16年) - 新清水火力発電所廃止。
- 2007年(平成19年) - 1988年に採用されたシンボルマーク・社名ロゴをマイナーチェンジ(カラーリングと角度を変更)。株式公開買付け(TOB)によりトーエネックを連結子会社にする。
- 2008年(平成20年) - 中部電力初の1,500℃級MACCを採用した新名古屋火力発電所8号系列が運転開始。
- 2009年(平成21年) - 子会社の東邦石油株式会社を吸収合併。
- 2009年(平成21年) - 一般顧客向けの営業受付電話番号がフリーコールとなる(番号は各営業所で異なる)。
- 2010年(平成22年) - 御前崎風力発電所が営業運転開始。
- 2011年(平成23年) - メガソーラーいいだが営業運転開始。
- 2011年(平成23年)5月6日 - 同年3月11日に発生した東日本大震災による、東京電力・福島第一原子力発電所事故の発生を受けて、菅直人内閣総理大臣(当時)が、浜岡原子力発電所の全原子炉の運転停止を海江田万里経済産業大臣(当時)を通じて要請[2]。これに対し同社は5月9日、「現在運転中の4号機、5号機の停止、ならびに定期点検中の3号機の再稼動を延期する決定をした」旨を発表した[3]。その後、同年5月13日の13時56分には4号機、翌5月14日の13時には5号機の原子炉が、それぞれ運転を停止した。
- 2012年(平成24年)4月1日 - 子会社のシーエナジーが同じく子会社のエル・エヌ・ジー中部を吸収合併[4]。
- 2012年(平成24年)7月1日 - 中部電力初の多軸型1,300℃級ACCを採用した上越火力発電所1-1号系列が運転開始。
- 2013年(平成25年)8月 - グループ会社であるシーエナジーを完全子会社化[5]。
- 2013年(平成25年)10月1日 - 三菱商事からダイヤモンドパワーの株式80%を取得し子会社化[6]。
- 2014年(平成26年)1月30日 - 大阪ガスと共同で建設を進めていた天然ガスパイプライン「三重・滋賀ライン」が開通[7]。
- 2014年(平成26年)4月1日 - 三重県より蓮水力発電所、宮川第一水力発電所、宮川第二水力発電所を譲り受け[8]。
- 2014年7月中部電力で政界工作を長年担当した元役員が、裏金2億5千万円から1999年と再選した2003年の知事選告示前、神田真秋前知事宅を訪問し現金300万円と500万円を本人に直接手渡したと証言したが、神田真秋がこれを1部認めた。[9]
営業地域
次の区域を営業地域としている。ほぼすべての地域において周波数60Hzの電気を供給しているが、長野県の一部に周波数50Hzの地域もある[10]。
- 長野県 全域
- 岐阜県 全域 但し、飛騨市(旧神岡町全域、旧宮川村の一部[11])、郡上市(旧白鳥町石徹白地区)、関ケ原町(今須地区)を除く
- 静岡県 富士川以西(富士市の旧富士川町域、富士宮市内房地区も含む)
- 愛知県 全域[12]
- 三重県 全域(熊野市(飛鳥町、有馬町、育生町、五郷町、井戸町、金山町、神川町、木本町、紀和町、久生屋町)以南の地区を除く)
発電施設
合計 199箇所、3,402万4,880kW(2014年5月現在)[13]
- 総出力には長期計画停止中、定期点検中の号機を含む。廃止された号機、建設中の号機は含まない。
水力発電所
183箇所、521万7,980kW- 主な水力発電所(5万kW以上の発電所)[14]
発電所名 | 水系名 | 方式 | 総出力 | 所在地 |
---|---|---|---|---|
畑薙第一発電所 | 大井川 | ダム式(揚水式) | 13.7万kW | 静岡県静岡市葵区 |
畑薙第二発電所 | ダム水路式 | 8.5万kW | 静岡県静岡市葵区 | |
井川発電所 | ダム式 | 6.2万kW | 静岡県静岡市葵区 | |
奥泉発電所 | ダム水路式 | 8.7万kW | 静岡県静岡市葵区 | |
大井川発電所 | ダム水路式 | 6.82万kW | 静岡県榛原郡川根本町 | |
川口発電所 | ダム水路式 | 5.8万kW | 静岡県榛原郡川根本町 | |
泰阜発電所 | 天竜川 | ダム水路式 | 5.25万kW | 長野県下伊那郡泰阜村 |
平岡発電所 | ダム水路式 | 10.1万kW | 長野県下伊那郡天龍村 | |
奥矢作第一発電所 | 矢作川 | ダム水路式(揚水式) | 31.5万kW | 愛知県豊田市 |
奥矢作第二発電所 | ダム水路式(揚水式) | 78万kW | 愛知県豊田市 | |
矢作第一発電所 | ダム式 | 6.07万kW | 愛知県豊田市 | |
高根第一発電所 | 木曽川 | ダム式(揚水式) | 34万kW | 岐阜県高山市 |
馬瀬川第一発電所 | ダム式(揚水式) | 28.8万kW | 岐阜県下呂市 | |
馬瀬川第二発電所 | ダム式 | 6.64万kW | 岐阜県下呂市 | |
新上麻生発電所 | ダム水路式 | 6.14万kW | 岐阜県加茂郡七宗町 | |
奥美濃発電所 | ダム式(揚水式) | 150万kW | 岐阜県本巣市 | |
横山発電所 | ダム式 | 7万kW | 岐阜県揖斐郡揖斐川町 |
- 中部電力で最古、最小の水力発電所
発電所名 | 水系名 | 方式 | 総出力 | 所在地 |
---|---|---|---|---|
岩津発電所 | 矢作川 | 水路式 | 140kW | 愛知県岡崎市 |
- 他の水力発電所については、電力会社管理ダム#中部電力を、管理する発電用ダム一覧については日本の発電用ダム一覧#中部電力を参照のこと。
火力発電所
12箇所、2,515万9,400kW[15]
発電所名 | 使用燃料 | 総出力 | 号機 | 出力 | 運転開始 | 所在地 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
知多火力発電所 | LNG | 396.6万kW | 1号機 2号機 |
52.9万kW 52.9万kW |
1966年2月 _ |
愛知県知多市 | 1・2・5・6号機はCC方式に増強。 |
LNG、重油、原油 | 3号機 4号機 |
50万kW 70万kW |
|||||
LNG | 5号機 6号機 |
85.4万kW 85.4万kW |
_ 1978年4月 | ||||
渥美火力発電所 | 重油、原油 | 190万kW | 1号機 3号機 4号機 |
50万kW 70万kW 70万kW |
1971年6月 1981年5月 1981年6月 |
愛知県田原市 | 1号機は長期計画停止中。 2号機は廃止。 |
西名古屋火力発電所 | 0万kW | 0万kW | 愛知県海部郡飛島村 | 1~6号機は廃止。7号系列建設中。 (CC方式、231.6万kW) | |||
碧南火力発電所 | 石炭 | 410万kW | 1号機 2号機 3号機 4号機 5号機 |
70万kW 70万kW 70万kW 100万kW 100万kW |
1991年10月 1992年6月 1993年4月 2001年11月 2002年11月 |
愛知県碧南市 | |
新名古屋火力発電所 | LNG | 305.8万kW | 7号系列(6基) 8号系列(4基) |
145.8万kW 160万kW |
1998年12月 2008年10月 |
愛知県名古屋市港区 | 1~6号機は廃止。 7・8号系列はCC方式。 |
知多第二火力発電所 | LNG | 170.8万kW | 1号機 2号機 |
85.4万kW 85.4万kW |
1983年9月 1983年9月 |
愛知県知多市 | CC方式に増強。 |
武豊火力発電所 | 重油、原油 | 112.5万kW | 2号機 3号機 4号機 |
37.5万kW 37.5万kW 37.5万kW |
1972年6月 1972年9月 1972年11月 |
愛知県知多郡武豊町 | 1号機は廃止。 |
川越火力発電所 | LNG | 480.2万kW | 1号機 2号機 3号系列(7基) 4号系列(7基) |
70万kW 70万kW 170.1万kW 170.1万kW |
1989年6月 1990年6月 1996年12月 1997年11月 |
三重県三重郡川越町 | 3・4号系列はCC方式。 |
尾鷲三田火力発電所 | 重油、原油、ナフサ | 87.5万kW | 1号機 3号機 |
37.5万kW 50万kW |
1964年7月 1987年6月 |
三重県尾鷲市 | 1号機は長期計画停止中。 2号機は廃止。 |
四日市火力発電所 | LNG | 124.5万kW | 1号機 2号機 3号機 |
22万kW 22万kW 22万kW |
1963年 1963年 1963年 |
三重県四日市市 | 4号系列はCC方式。 |
LNG、LPG | 4号系列(5基) | 58.5万kW | 1988年 | ||||
上越火力発電所 | LNG | 注238万kW | 1号系列(2基) 2号系列(2基) |
119万kW 119万kW |
2013年1月 2014年5月 |
新潟県上越市 | CC方式。 |
神島発電所 | 重油 | 400kW | 三重県鳥羽市 | 内燃力発電方式。 |
- 注:上越火力発電所は、蒸気タービン不具合対策により各号機の定格出力が暫定的に57.568万kW(合計230.272万kW)となっている。
原子力発電所
1箇所、361万7,000kW[16]
発電所名 | 原子炉型式 | 総出力 | 号機 | 出力 | 運転開始 | 所在地 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
浜岡原子力発電所 | 沸騰水型軽水炉、 改良型沸騰水型軽水炉 |
361.7万kW | 3号機 4号機 5号機 |
110万kW 113.7万kW 138万kW |
1987年8月28日 1993年9月3日 2005年1月18日 |
静岡県御前崎市 | 1・2号機は2009年1月30日に運転終了。 3~5号機は2011年5月14日に運転停止。 6号機(138万kW)計画中。 |
新エネルギー
3箇所(建設中1箇所)、3万500kW[17]
発電所名 | 方式 | 総出力 | 運転開始 | 所在地 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
御前崎風力発電所 | 風力発電 | 2.2万kW | 3基:2010年2月19日 8基:2011年1月28日 |
静岡県御前崎市 | |
メガソーラーいいだ | 太陽光発電 | 0.1万kW | 2011年1月28日 | 長野県飯田市 | |
メガソーラーたけとよ | 太陽光発電 | 0.75万kW | 2011年10月31日 | 愛知県知多郡武豊町 | 武豊火力発電所構内。 |
メガソーラーしみず | 太陽光発電 | kW | 静岡県静岡市清水区 | 仮称。建設中、0.8万kW予定。 |
過去および建設中止された発電施設
火力発電所
発電所名 | 使用燃料 | 総出力 | 廃止時期 | 所在地 |
---|---|---|---|---|
新清水火力発電所 | 重油、軽油 | 15.6万kW | 2004年 | 静岡県清水市 |
三重火力発電所 | 重油 | 34.1万kW | 1989年 | 三重県四日市市 |
原子力発電所
発電所名 | 原子炉型式 | 総出力 | 廃止時期 | 所在地 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
芦浜原子力発電所 | 計画中止 | 三重県度会郡南伊勢町、大紀町 | 2000年計画中止。 | ||
珠洲原子力発電所 | 計画中止 | 石川県珠洲市 | 2003年計画凍結。北陸電力および関西電力との共同運営が予定されていた。 |
電源調達入札制度について
4箇所、69万6,100kW
卸供給事業者 | 契約電力 | 供給開始 | 所在地 |
---|---|---|---|
明海発電(豊橋発電所) | 13.5万kW | 2000年4月 | 愛知県豊橋市 |
中山共同発電(名古屋発電所) | 13.55万kW | 2000年4月 | 愛知県知多郡武豊町 |
出光興産(愛知製油所) | 22.56万kW | 2004年7月 | 愛知県知多市 |
コスモ石油(四日市霞発電所) | 20万kW | 2003年7月 | 三重県四日市市 |
- 事業者名はいずれも契約当時。
見学施設
- 名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット(名古屋市港区)
- でんきの科学館 (名古屋市中区)
- 電力史料館(愛知県日進市)
- 浜岡原子力館 (静岡県御前崎市)
- 新エネルギーホール
- 川越電力館テラ46 (三重県三重郡川越町)
- へきなんたんトピア (碧南市)
- 知多電力館 (知多市)
- 井川展示館 (静岡市葵区)
関連会社
エネルギー事業
- 知多エル・エヌ・ジー(株)
- (株)シーエナジー
- 浜松熱供給(株)
- 名古屋熱供給(株)
- 中部国際空港エネルギー供給(株)
- 北陸エルネス(株)
情報通信業
- (株)中電シーティーアイ
- 中部テレコミュニケーション(株)(現KDDIグループ 資本は残っている)
- 中部ケーブルネットワーク(株)
- スターキャット・ケーブルネットワーク㈱(旧ヘラルドコーポレーショングループ)
建設業
製造業
- 中部精機(株)
- 愛知電機(株)
- 東海コンクリート工業(株)
- 愛知金属工業(株)
運輸業
不動産業
- 中電不動産(株)
サービス業等
- 中電興業(株)
- 中電配電サポート(株)
- (株)中電オートリース
- 中電防災(株)
- 中部冷熱(株)
- (株)テクノ中部
- 中部住宅保証(株)
- 中電ウイング(株)
- Chubu Electric Power Company International B.V. (CEPC0I)
- 中電ビジネスサポート(株)
- 東邦産業(株)
- 知多桟橋管理(株)
- 愛知衣浦バイオ(株)
- (同)充電網整備推進機構
子会社からの出資会社
- 霞桟橋管理(株)
- (株)リブネット
- 中部液酸(株)
- 知多炭酸(株)
- 日本マレニット(株)
- ネットワークサポートサービス(株)
- (株)御前崎ケーブルテレビ
- (株)武豊ニューテレビ
- (株)エスエナジーサービス
- Chubu Electric Power (Thailand) Co., Ltd.
歴代キャッチフレーズ
- みなさまの中部電力(創立時?-1987)
- 未来へ スイッチオン(1987-1996)
- TRY NEXT(1996-2003)
- Along the New Way(2003-2007)
- ON!(2009-2010)
- 時代の先へ。ひとりのそばへ。(2011-)
CMに出演した有名人
2011年3月時点
企業CM・原子力発電シリーズ
同年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、翌3月12日より放映を中止した。
その他
下記2名は電気に関わる歴史的人物が登場し、現在の発電所の仕組みを教えてもらっている設定になっている。
過去
- かとうかずこ
- 宮崎萬純
- 緒形直人
- 裕木奈江
- 西崎幸広
- 高橋リナ(CMソングも歌う)
- 唐沢寿明
- 小堺一機
- 藤谷美紀
- 平野孝
- 久藤清一
- 久本雅美
- 蛭子能収
- 髙田万由子
- アニメ「ぼのぼの」
- 大地康雄
- 加山雄三
- 飯島直子
- 小林稔侍
- 酒井法子
- 落合博満
- 小雪
- 小西博之
- 岡田奈々
歌のみ
提供番組
他の電力会社と同じく、エリア内の有力スポンサーと化している。
かつてラジオで天気予報を提供した際には、その時々の社歌がBGMとして流れるケースが多かった。CIまではピアノバージョンだった。
同一県内に複数社がエリア展開している静岡県や、東京電力の発電所および電力体験館(PR館)がある長野県では他社(東京電力)との共同提供や共同制作CMの放送なども行っている。ちなみに、静岡県での共同制作CMは「夏場の節電啓蒙キャンペーン」など共通テーマで放送できるものに限られており、もともと頻度は少なかったが最近は共通テーマであってももっぱら東京電力と中部電力双方の独自CMの放送がされることが多い。
また木曽川水系に水力発電所を保有している関係から、東海三県のみ夏季には関西電力と共同でダム放流注意を促すラジオCMが流されていた。現在では関西電力独自のCMが流されている。
加えて2010年からは、民放のBSデジタル放送において、同社が提供している番組が放送されており、全国での視聴が可能となっている。
なお、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う影響から下記の番組での中部電力の番組提供を見合わせとなったため(番組によっては休止しているものがある)、CMがすべてACジャパンのものに差し替えられていた。その後、同年5月の浜岡原子力発電所の停止[19]の影響に伴い、同年の夏場と、同年末から2012年春までは、同社からの節電のお願いを伝える社告形式のCMが放送されている。
他に「時代の先へ。ひとりのそばへ。」のコーポレートスローガンを伝える、企業イメージCMなども放映されている。
2011年3月時点での提供番組
- ハッピー!エコCUTE(三重テレビ)
- トコトンハテナ(テレビ愛知ローカルスポンサー)
- でんじろう先生のはぴエネ!(中京テレビ、一社提供)
- CONTACT CAFE C(メ〜テレ、一社提供)
- 天気予報(東海テレビ、一社提供)
- デイリーECOランキング(企画ネット番組)
- Dramatic Game 1844(BS日テレ放送分、2011年はクレジット無しで提供後、この年限りで降板)
過去
- ちきゅう屋駄菓子店(CBCテレビ、一社提供)
- a life(東海テレビ、一社提供)
- 下川みくにのぐるっと東海エコめぐり(東海ラジオ、一社提供)
- 中部電力 ヒネモス PRECIOUS STYLE A TO Z(ZIP-FM、一社提供)
備考
- スポーツでは、ボート競技に力を入れており、国民体育大会に数名出場するほか、オリンピックに出場した社員もいる。また、ラグビーでは、地域リーグ「トップウェスト」に所属している。2008年(平成20年)からは名古屋グランパスのユニフォームスポンサーになっている。2008年(平成20年)にはナゴヤドームに看板広告を拠出していたが、わずか1年で撤退した。しかし、2010年(平成22年)からまた復活した。カーリング部は、2011年(平成23年)2月に行われた日本選手権で初優勝、2012年(平成24年)2月にも日本選手権を連覇した。
- マスコットキャラクターは「怪獣君」。ホームページ内では、「ヒーラン」という名前がついている。名前の由来は、「オール電化は火を使わない」→「オール電化に火はいらない」→「火、いらん」→「ヒーラン」。一時CMに出演していなかった時期があったが、2006年(平成18年)11月から放送の探検隊シリーズのCMにエキストラとして登場し2年ぶりにCM復帰を果たした。他に一部の展示館それぞれにマスコットが存在したり、小学生向けパンフレット「エルゴン」内に独自のキャラクター「たまゴン」が存在する。過去に、マスコットキャラクターとして「おはよう君」、「ゆらら」などがいた。
その他
天下り問題
- 福島第一原子力発電所事故以降、経済産業省と電力会社の天下り問題が監督官庁である経産省の原子力発電所の安全基準のチェックを甘くさせる構造として批判が集まった。
知事候補らへの裏金
脚注
関連項目
- 松永安左エ門(9電力設立者)
- 中部電気保安協会
- 電力会社管理ダム - 日本の発電用ダム一覧
- 飛騨川流域一貫開発計画
- ちゅうでん教育振興財団 - ちゅうでん児童文学賞
- 音メガネ
- 国際原子力開発株式会社 - 電力会社9社・メーカー3社・産業革新機構の出資により、2010年10月22日に設立された。
- 中部電力千代田ビル
外部リンク
テンプレート:TOPIX 100- ↑ 以前は、旧東海銀行(後のUFJ銀行)も含めた五摂家と呼ばれていたが、東京三菱銀行と統合し三菱東京UFJ銀行となった事で消滅した。また松坂屋も、大丸との経営統合(J・フロントリテイリング・大丸松坂屋百貨店の発足)により、本社機能は東京へ移転した。
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite press release
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140721-00000021-asahi-soci
- ↑ お届けする電気の周波数(長野県50Hz地区一覧表:2009年10月現在) - 中部電力
- ↑ 旧坂下村にあたる、小豆沢、鮎飛、打保、加賀沢、桑野、塩屋、杉原、巣納谷、戸谷、中沢上、祢宜ヶ沢上、洞、万波および山之山の各地区。
- ↑ ただし、尾張地区は名古屋支店、三河地区は岡崎支店の管轄区域となっている。
- ↑ 中部電力 設備概要
- ↑ 中部電力の水力発電所
- ↑ 中部電力の火力発電所
- ↑ 中部電力 浜岡原子力発電所 設備データ
- ↑ 中部電力 新エネルギーについて お知らせ
- ↑ 参考資料:テンプレート:PDFlink 内閣府 規制改革会議 第3回 IT・エネルギー・運輸TF(平成19年4月25日)
- ↑ それ以降は、提供クレジット表示とスポンサーの読み上げ(所謂、提供読み)が自粛されている(2012年5月時点)
- ↑ 中部電、4県の知事候補に裏金 愛知前知事認める 朝日新聞 2014年7月21日