富士市
テンプレート:Infobox 富士市(ふじし)は、静岡県東部の市。特例市。
目次
概要
- 市町別人口は、浜松市、静岡市に続いて静岡県第3位。静岡県東部で富士都市圏に属する。また、富士山の南にあることから、岳南地域という言葉もよく使われる。
- 富士山を望む地域の1つで、東海道新幹線富士川橋付近から新幹線と共に写された写真などが有名である。
- 富士川や富士山の伏流水など水資源が豊富であったことに加えて大消費地の首都圏に近い地の利を生かして最盛期の1991年(平成3年)には旧富士川町を含まない旧富士市内だけで6035億円の出荷額を誇る製紙の街として栄え、大昭和製紙本社工場(現・日本製紙富士工場鈴川事業所)や王子マテリア(旧・王子製紙)などの多数の製紙工場が活発に生産を行っていた[1]。
しかし、2009年(平成21年)2月に王子製紙富士工場の製紙ラインの一部が操業停止となるなど「パルプ・紙」の事業所数は275から224に減少が進んだことから、2011年(平成23年)の製紙業の出荷額は4407億円へ落ち込んでいる[1]。 2012年(平成24年)9月末には日本製紙富士工場鈴川事業所(旧大昭和製紙本社工場)での紙生産を全面的に停止となるなど製紙業の衰退が続いており、製紙・パルプの生産減少傾向が続いている[1]。
- 竹取物語由来を自称する地の1つで、伝説の地である比奈に「竹採公園」が設置されている[2]。
- 富士川町の編入合併に伴い、市西部を流れる富士川を境に電力の周波数が異なり、市東側(旧富士市)は東京電力の50Hz、市西側(旧富士川町)は中部電力の60Hzである。このように同一自治体で電力の周波数が異なる事例は北隣の富士宮市(旧芝川町を編入)でも見られる。
都市情報
- 高低差 海抜最高 3421m(富士山九合目近辺)、最低 0.7m(浮島沼)
- 姉妹都市 テンプレート:Flagiconアメリカ合衆国 カリフォルニア州 オーシャンサイド市
- 友好都市 テンプレート:Flagicon中華人民共和国 浙江省 嘉興市
- 友好都市 テンプレート:Flagicon岩手県 雫石町
地理
- 富士山の南の方向に位置し、富士山の見えた日数は1年の内、192日(全体116日、一部76日)であった(2006年)。
- 駿河湾に面し、西に湾に流れ込む日本三大急流の一つである富士川が流れている。海岸線は10kmであり、周囲は95.9kmである。東西に17.9km、南北に27.5kmの広さである。
- 駿河トラフ(南海トラフの北端の海溝)とその延長上の富士川河口断層帯に面しているため、プレート境界型の大地震(東海地震)の危険性が指摘されており、国・静岡県・周辺自治体とともに地震対策、特に津波対策に力が入れられている。
- 江戸時代には東海道の宿場町の一つである吉原宿が存在したが、津波で2度壊滅的な被害を受け、その度に宿場の位置が内陸部に移動している。
- 第二次世界大戦前までは沼津市との間には浮島沼[3]が広がっていた。沼川を中心とする現在の東海道本線と岳南鉄道線に囲まれた地域は、浮島沼に付属する湿地帯であったが、戦後の干拓により一部を残して消滅している。浮島ヶ原自然公園で、かつての名残を見ることができる。
気候
全景
隣接する自治体・行政区
歴史
- 1889年(明治22年) 4月1日 - 町村制施行に伴い、現在の市域にあたる富士郡吉原町、島田村、伝法村、今泉村、元吉原村、須津村、吉永村、原田村、大淵村、加島村、田子浦村、岩松村、鷹岡村、庵原郡富士川村、松野村、駿東郡浮島村が成立する。
- 1901年(明治34年) 1月25日 - 富士川村が富士川町となる。
- 1929年(昭和4年) 8月1日 - 加島村が改称、町制を施行し富士町となる。
- 1933年(昭和8年) 1月1日 - 鷹岡村が町制を施行し鷹岡町となる。
- 1940年(昭和15年) 4月1日 - 吉原町が島田村を編入する。
- 1941年(昭和16年) 4月3日 - 吉原町が伝法村を編入する。
- 1942年(昭和17年) 6月14日 - 吉原町と今泉村が合併(新設合併)し、吉原町となる。
- 1948年(昭和23年) 4月1日 - 吉原町が市制を施行し、(旧)吉原市となる。
- 1954年(昭和29年) 3月31日 - 富士町・田子浦村・岩松村が合併(新設合併)、市制を施行し(旧)富士市となる。
- 1955年(昭和30年)
- 1956年(昭和31年) 4月1日 - 吉原市が原町のうち浮島地区三地区を編入する。
- 1957年(昭和32年) 4月1日 - 富士川町が松野村を編入する。
- 1961年(昭和36年) 8月 - 田子の浦港が開港。
- 1964年(昭和39年) 4月 - (旧)富士文化センター(1994年4月富士市民センターに改称)が(旧)富士市平垣(現・富士町)にオープンした。[4]
- 1966年(昭和41年) 11月1日 - (旧)富士市・吉原市・鷹岡町が合併(新設合併)し、新たに富士市となる。
- 1968年(昭和43年) 4月25日 - 東名高速道路静岡IC-富士ICが開通。
- 1969年(昭和44年)
- 1970年(昭和45年) 4月1日 - 富士市役所現在地に開設。[5]
- 1971年(昭和46年) 7月30日 - 岩手県岩手郡雫石町上空で発生した全日空機雫石衝突事故にて、乗客の多数を占めた吉原遺族会一行122名が犠牲になった。
- 1973年(昭和48年) 6月17日 - 蓼原に(旧)富士市民プールがオープンする。[6]
- 1982年(昭和57年)4月2日 - 西富士道路開通。
- 1988年(昭和63年) 3月13日 - 東海道新幹線新富士駅が開業する。
- 1993年(平成5年) 11月1日 - 富士市文化会館ロゼシアターオープン。
- 1994年(平成6年) 3月31日 - 吉原市民会館閉鎖。跡地は吉原市民ひろばに。
- 1995年(平成7年)
- 2001年(平成13年) 4月1日 - 特例市となる。
- 2004年(平成16年) 3月31日 - 富士市民センター閉鎖。
- 2008年(平成20年)
- 2012年4月14日 - 新東名高速道路開通。新富士IC供用開始。
人口
産業
第一次産業
- 農家数が3,072戸(2005年)で、周辺自治体と比べても多い。[9]
- 農業特産物は茶・梨・イチゴ。中でも茶は「富士のやぶ北茶」のブランドイメージの普及を目指している。
- 林業では、ヒノキの生産が盛んで、富士ヒノキの銘柄化を目指している。
- 漁業特産物はシラス
第二次産業
- 富士市は工業の盛んな街で、工業の指数の一つである製造品出荷額等は1兆4,487億7,976万円(2007年)であり、現在県内6位である。
- なかでも豊富な地下水を利用した製紙業が盛んである。製紙工場は市内に62社73工場(2010年4月現在)あり、その数は日本一である。市内での紙・板紙類の総生産量は日本全体の11.6%あまり(2009年4月現在)を占め、特にトイレットペーパーは321,925t、全国比率31.5%で生産量日本一を誇る。
- 戦後の高度成長期、製紙工場の排水で田子の浦港にヘドロが溜まり水質が極度に悪化し、また大気汚染で気管支喘息患者が多数あらわれたため大きな社会問題になった。テンプレート:Main
- 明治時代に入り、洋紙の製造技術が導入され、(旧)王子製紙が近代的な製紙工場を開設した。その後、水源が豊富な吉原地区を中心に中小製紙会社が次々と設立され栄えたが、1990年代半ばより、海外からの安価な紙の輸入増加やバブル崩壊による需要減などによる紙価低迷で経営難に陥る中小製紙会社が急増し倒産・廃業し、かつては優良企業だった天間製紙や井出製紙など多くの会社が倒産した。生き残った企業でも、2000年代前半の製紙業界全体の再編により、大手であった本州製紙、大昭和製紙も淘汰された。また2007年(平成19年)に始まった金融危機および物価高による世界同時不景気に伴い、企業向けの上質紙(パンフレット用)などの生産が大幅に落ち込み、市への納税額と地域の雇用問題にも大きな影響を及ぼしている。
- 県内にはスズキやヤマハ、ホンダなど自動車関連企業が工場を置いている。なかでも自動車のギアミッション(AT/CVT)製作において世界最大級の企業であるジヤトコが本社を置いている。
本社や工場(支社)をおく主な企業
本社
- ジヤトコ本社
- エンチョー本社
- パーパス本社(旧高木産業)
- マキヤ本社
- 富士急静岡バス本社
- 岳南電車本社
- 興亜工業本社
- 大日製紙本社(大王製紙グループ)
- ニッパイフード東海本社(日本配合飼料連結子会社)
- KJ特殊紙本社(三菱製紙出資会社)
工場・支社(一部上場企業)
- 日本製紙富士工場
- 日本製紙 板紙事業本部 吉永工場(旧日本大昭和板紙)
- 王子マテリア富士工場第一工場(旧王子板紙富士工場)・富士工場第二工場
- 王子物流富士事業部
- 王子エフテックス富士工場
- 王子エンジニアリング富士事業部・富士特殊紙事業部
- 旭化成富士支社
- アステラス製薬富士工場
- 日本軽金属富士支店
- 小糸製作所富士川工機工場
- 日清紡ホールディングス富士事業所
- ADEKA富士工場
- ユニプレス富士工場
- 日本フイルコン静岡事業所
- 木村化工機静岡工場
- ハリマ化成富士工場
- エクセディ静岡営業所
- パイオラックス富士工場
- 静岡瓦斯富士支社
- NOK富士支店
- トーカロ静岡営業所
- アリメント工業新富士工場
- イハラケミカル工業静岡工場・研究所
- トーヨーカラー富士製造所
- 東芝キヤリア富士事業所
- UCC上島珈琲富士綜合工場
- 高速道路総合技術研究所(NEXCO総研)疲労試験機棟・移動載荷疲労試験機棟
- 荒川化学工業富士工場
商業
小売業の商業ランキングでは富士市は静岡市、浜松市に次ぐ県内3位である。[10]
中心市街地
中心市街地活性化基本計画による市の規定により中心市街地を「富士駅周辺地区」と「吉原地区」に定められた。[10]
中心市街地来街者が減少傾向にあり、富士市による「中心市街地来街者実態調査」で富士地区の平均来街者が2008年度比で日曜日2.4%減、平日が7.2%減という結果で、吉原地区が2008年度比で日曜日4.7%減、平日は12.7%減となった。2005年度比では両地区共に2割以上の減少率となっている。[11]
- 富士駅周辺地区
- 富士駅周辺地区は旧富士市の中心市街地でもあり、駅北には富士本町商店街がある[2]。当地域の核店舗として「富士ショッピングセンター・パピー」と「イトーヨーカ堂・富士店」があったが、パピーは老朽化による耐震性の問題が浮上し、補強による投資効果が期待できないことなどから撤退となった[12]。パピーの5階にあったシネコンは唯一営業を続けていたが、2010年4月の撤退が決定した。[13]。残ったヨーカ堂も2009年10月1日にセブン&アイ・ホールディングスの業績悪化の波から不採算店舗の閉店が検討され、選定された4店舗の内の1つである富士店の閉鎖が決定し、2010年1月11日に閉鎖した。[14]。このようなことから、当地域は空洞化は避けられない状態である。
- 吉原地区
- 旧東海道吉原宿があった[2]旧吉原市の中心市街地であり、吉原中央駅と吉原本町駅の間に商店街がある。当地域の核店舗であったヤオハン撤退(1994年)などの影響からか、シャッターをおろしてしまった店が少なくない。
商業集積地(商店街など)
- 市役所・ロゼシアター地区
- 富士市の中心的な商業地区であり、地理的にも富士地区と吉原地区のおおよその中心地にあたる。1980年代後半より市役所方面からと、東名富士ICから潤井川を越えて延びる片側2から4車線の道路(橋)を整備し、クルマ社会を中心に考えた区画整備をすることで、建物の建設が進められた。
- 新富士駅周辺地区(国道1号線沿い)
- 新富士駅周辺地区は、東海道新幹線新富士駅開設後に栄えた地区である。当地区を東西に走る富士由比バイパスの国道1号への格上と富士川橋の無料化を期に、富士市による展示場ふじさんめっせ(富士市産業交流展示場)の建設や、イオンSC、ヤマダ電機、ニトリといった大規模小売店舗や中規模小売店舗が進出している。
- 鷹岡地区(国道139号線沿い)
- 富士市と富士宮市を結ぶ国道139号線(通称大月線)が通っており、国道沿いに商業地域が続いている。2012年に、新東名高速道路新富士ICが開通し、従来の西富士道路と接続され、取り付け道路の一部が静岡県道88号一色久沢線の自動車専用道路として新たに供用された。
- 県道396号沿い
その他の商業地区
- 富士川地区
- 旧富士川町の旧国道1号線沿いと隣接する富士川駅周辺に、東海道の古くから残る商店街がある。富士由比バイパス(国道1号)で簡単に新富士駅周辺地区や静岡市清水区の商業地区へ行くことができることから、富士市への合併以前から町外への流出が多く商店街としては衰退が続いている。また富士宮市へのアクセスが便利な松野地区に中規模店舗が何店が出店しており、富士川地区の商業地域としては松野地区へ移行しているといえる。
- 中里地区
- 富士市と沼津市を結ぶ吉原沼津線(通称沼津線)を中心とした富士市東部の商業地区。食料品や生活用品を扱う店舗が集積し、街路樹(モミジバフウ)や歩道も整備されているためウォーキングを楽しむ人も多い。地域の住民アンケートによると自動車社会の富士市では珍しく、自転車または徒歩で買い物する人の割合が非常に多いのも特徴。岳南鉄道や東名中里バス停など公共交通機関も発達しており人気のあるエリア。現在県道三島富士線(通称根方街道)のバイパス路線としての整備が沼津市側にて行なわれていると共に、16年度末までに新東名高速道の駿河湾沼津サービスエリア(SA)でスマートIC供用開始が予定され、アクセス道路が吉原沼津線と接続することになったため、交通の利便性が大幅に向上し今後の発展が期待される。
行政
市長
- 市長:小長井義正(2014年1月19日就任、1期目)
予算
- 一般会計 808億円
- 特別会計 482億7,512万円
- 企業会計 288億1,412万円
職員数
2,496名(2012年4月1日現在)[15]
立法
市議会
- 定数:36名
- 任期:2011年(平成23年)5月1日~2015年(平成27年)4月30日
- 議長:小山忠之(市民クラブ)
- 副議長:村松金祐(市民連合)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表) |
---|---|---|
市民クラブ | 9 | ◎米山享範、太田康彦、小池智明、井上 保、川窪吉男、松本貞彦、小山忠之、荻田丈仁、渡辺俊美 |
民主ネット | 6 | ◎影山正直、横井美由紀、鈴木幸司、笠井浩、小沢映子、小池義治 |
耀(かがやき) | 6 | ◎海野庄三、石橋広明、望月健一、小野由美子、藤田哲哉、一条義浩 |
真政会 | 5 | ◎前島貞一、坂本富彦、岡村義久、望月清隆、稲葉寿利 |
光輝会公明 | 5 | ◎大和田隆、服部藤徳、高橋正典、望月昇、井出晴美 |
市民連合 | 4 | ◎宮川和久、村松金祐、青木勲男、杉山諭 |
無会派 | 1 | 西村綾子 |
なお定数は、2013年12月の「富士市議会議員の定数を定める条例」の改正により、次回の改選(2015年4月)から32名となることが決まっている。
静岡県議会(富士市選挙区)
- 定数:5名
- 任期:2011年(平成23年)4月30日~2015年(平成27年)4月29日
氏名 | 会派名 | 当選回数 |
---|---|---|
早川育子 | 公明党静岡県議団 | 3 |
遠藤榮 | 自民改革会議 | 8 |
櫻町宏毅 | ふじのくに県議団 | 2 |
鈴木澄美 | 自民改革会議 | 1 |
(欠員) |
2013年12月22日に行われた富士市長選挙に県議の植田徹が出馬。植田の辞職により、現在欠員1となっている。
地元の報道機関
新聞
- 富士ニュース 富士市、富士宮市を中心とした地方新聞社。
FM放送
- 富士コミュニティエフエム放送「Radio-f」-2005年(平成17年)11月3日開局
交通
交通政策
富士市都市計画マスタープランでは、都市交通の基本方針として、道路や鉄道などの既存の交通基盤を有効に活用するとともに、自動車交通や公共交通などの交通需要の適正な管理を行い、過度に自動車に依存しないで移動できる都市交通体系を構築することとしている。また、超高齢社会の本格到来を見据え、高齢者をはじめ、誰もが安全・安心・快適に利用できる都市交通体系を構築することとしている。
鉄道
市内で最も利用者の多い富士駅や、新幹線の駅である新富士駅を中心とする。
新富士駅は東海道本線の富士駅とは離れているため、利用するためには富士駅からのバス(所要時間約7分、日中1時間に2 - 3本)やタクシー、自家用車による送迎が必要となる。新富士駅開設当時は富士駅から新富士駅のすぐ近く(100mほど)まで伸びている日本製紙(当時の大昭和製紙)への引込み線を利用して、身延線を新富士駅まで伸ばす計画もあったようだが実現はしなかった。平成20年4月には、新富士駅に富士市の中心駅としての機能を持たせるため、富士市産業交流展示場 ふじさんめっせが駅北口に設立された。
なお、富士市内を通るJR線(新幹線含む)はすべて東海旅客鉄道(JR東海)管轄である。
- JR線(新幹線)
- JR線(在来線)
- 私鉄
道路
高速道路
自動車専用道路
- 西富士道路 : 富士IC - 広見IC - 新富士IC
- 静岡県道88号一色久沢線 : 新富士IC - 大淵末広
一般国道
都道府県道
- 主要地方道
- 一般県道
- 静岡県道152号富士公園太郎坊線(富士山スカイライン)
- 静岡県道158号大坂富士宮線
- 静岡県道163号東柏原沼津線
- 静岡県道167号須津東田子浦停車場線
- 静岡県道169号吉永吉原停車場線
- 静岡県道170号田子浦港大野線
- 静岡県道171号吉原停車場吉原線
- 静岡県道172号吉原田子浦港線
- 静岡県道174号富士停車場線
- 静岡県道175号鷹岡富士停車場線
- 静岡県道176号鷹岡柚木線
- 静岡県道180号富士宮富士公園線(富士山スカイライン)
- 静岡県道181号富士停車場伝法線
- 静岡県道188号岩淵富士川停車場線
- 静岡県道341号水神田子浦港線
- 静岡県道353号田子浦港富士インター線
- 静岡県道380号富士清水線
- 静岡県道396号富士由比線
- 静岡県道397号富士根停車場線
旧街道
バス
富士市内のバス網は吉原中央駅を中心として放射状に形成されている。そのため、地域の拠点駅である富士駅(在来線)や新富士駅(新幹線)から目的地に向かうために、吉原中央駅で乗り換えざるを得ないことが多い。現在、富士駅を基点として再編することが計画されている。
民間の路線バスの他に、市のコミュニティバス等も運行されている。
- バスターミナル
- 路線バス
- コミュニティバス等テンプレート:Main
- 富士急静岡バス運行路線
- ひまわりバス富士駅循環、吉原中央駅循環
- 市運行路線
- 田子浦地区「しおかぜ」
- 富士南地区「みなバス」
- 岩松北地区「こうめ」
- 吉原・富士駅北地区「うるおい」
- ナイトシャトル
- モーニングシャトル
- Cバス(廃止)
- 大淵富士本地区「こぶし」(デマンドタクシー)
- 原田地区「ほたる」(デマンドタクシー)
- 吉永地区「かぐや」(デマンドタクシー)
- 丘地区「おかタク」(デマンドタクシー)
- 元吉原地区「マリン」(デマンドタクシー)
- 富士急静岡バス運行路線
- 高速バス
港湾
教育
教育政策
- 2003年(平成15年)度より、一部の小中学校に於いて二学期制を導入。その研究結果を基に、「子どもたちに『確かな学力』の定着を図り、『豊かな人間性』をはぐくむ学校教育の一層の充実をねらう取り組み」として、2006年(平成18年)度より富士市内全小中学校で二学期制を実施している。
- 読書の大切さを感じ、本と親しむ子どもを増やすため、全小中学校に学校図書館司書を配置している。
大学/大学院
専門学校
- 市立 看護専門学校
- 私立 富士リハビリテーション専門学校
- 私立 JA静岡厚生連するが看護専門学校
- 私立 富士調理技術専門学校(高等課程も併設)
高等学校
中学校
- 公立中学校
テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
- 富士中学校
- 富士川第一中学校
- 富士川第二中学校
- 富士南中学校
- 元吉原中学校
- 吉原北中学校
- 吉原第一中学校
- 吉原第三中学校
- 吉原第二中学校
- 吉原東中学校
- 私立中学校
- 富士見中学校※中高併設
小学校
テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
- 富士第一小学校
- 富士第二小学校
- 富士中央小学校
- 富士見台小学校
- 富士南小学校
- 元吉原小学校
- 吉原小学校
- 吉永第一小学校
- 吉永第二小学校
特別支援教育学校
- 静岡県立富士特別支援学校(小・中・高)
幼稚園・保育園
- 幼稚園
- 市立 9園、私立 16園
- 保育園
- 市立 18園、私立 13園
まちづくりセンター
- 26館
文化
文化施設
- ホール・劇場
- 富士市文化会館ロゼシアター (ロゼシアターホームページ)
- 富士市勤労者総合福祉センター ラ・ホール富士
- 富士川ふれあいホール
- 富士市産業交流展示場 ふじさんめっせ(ふじさんめっせ ホームページ)
スポーツ施設
図書館・博物館
- 富士市立博物館
- 富士市立中央図書館(本館 分館)
- 今泉分室
- 田子浦分室
- 大淵分室
- 富士川分室
- 富士市立東図書館
- 富士市立西図書館
- 富士文庫
- でごいち文庫
文化財
観光
名所・旧跡
公園・レジャー施設
- 富士山こどもの国
- 富士マリンプール
- 富士川楽座(静岡県道・山梨県道10号富士川身延線上にある道の駅・東名高速道路富士川サービスエリアに併設)
- 丸火自然公園
- 竹採公園(比奈[2]):竹取姫伝説の地にある[2]
- 広見公園(ふるさと村)
- 中央公園
- 入山瀬公園[16]
- 岩本山公園
- 広見公園
- 浮島ヶ原自然公園
- 富士と港の見える公園
- 新通町公園
- 富士西公園
- 富士市立SL公園
- 富士緑道
- 富士川緑地
- 野田山健康緑地公園
- 野田山ハイキングコース
祭
- 毘沙門天大祭 旧暦1月7日〜9日開催 日本三大だるま市の一つ。
- 曽我まつり 5月下旬開催
- 吉原祇園祭 6月第2土・日曜日
- 富士まつり 7月第4日曜日
- 甲子神社祭典 8月第1土・日曜日
- 姫名の里まつり 9月下旬
- かりがね祭り 10月第1土曜日
著名人
出身人物
- 学者
- 文化・芸術・美術・音楽界
- 渡部陽一(戦場カメラマン、初代・富士市観光親善大使)
- 石切山英詔(元ゲームプロデューサー)
- 匂坂祐子(画家)
- すがやみつる(漫画家)
- 小野隆洋(トロンボーン演奏家)
- 林哲司(作曲家)
- 寺本幸代(映画監督)
- 増田晴彦(漫画家)
- 望月あきら(漫画家)
- 渡辺あすか(漫画家)
- 丸茂周(脚本家)
- スポーツ
- 赤星貴文(ポゴン・シチェシン)
- 大石真翔(プロレスラー)
- 加藤初(元プロ野球選手)
- 勝又慶典(AC長野パルセイロ)
- 川口能活(FC岐阜)
- 菊岡拓朗(コンサドーレ札幌)
- 菊池正法(元中日ドラゴンズ)
- 窪田茂(柔道家)
- 小林大悟(ニューイングランド・レボリューション)
- 近藤修司(プロレスラー)
- 佐藤秀樹(元プロ野球選手)
- 佐藤由紀彦(V・ファーレン長崎)
- 佐野哲也(総合格闘家)
- 白井博幸(元FC琉球)
- 鈴木弘一(プロゴルファー)
- 土屋健二(横浜DeNAベイスターズ)
- 鶴田達也(元カターレ富山)
- 長橋康弘(元川崎フロンターレ)
- 日吉久美子(プロゴルファー)
- 不破央(競泳選手)
- 山崎憲晴(横浜DeNAベイスターズ)
- 渡邉晴智(競輪選手)
- 石毛秀樹(清水エスパルス・2011年AFCアジア年間最優秀ユース選手賞)
- 伊東幸敏(鹿島アントラーズ)
- 加賀美翔(清水エスパルス)
- アナウンサー
- 秋山裕靖(山形放送アナウンサー)
- 大井妙子(ラジオキャスター)
- 影島香代子(フリーアナウンサー)
- 斉藤孝信(NHKアナウンサー)
- 佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー)
- 佐藤文康(TBSアナウンサー)
- 杉山明子(フリーアナウンサー)
- 坂口奈央(めんこいテレビアナウンサー)
- 芸能界
- 影山のぞみ(レポーター)
- 土屋昌巳(歌手)
- 角替和枝(女優)<出生は旧富士川町>
- 光永泰一朗(シンガーソングライター)
- 光永亮太(歌手)
- 諸星和己(歌手 俳優)
- 山口美也子(女優)
- 山本みどり(女優)
- 高良光莉(女優)
- 早房結香(お笑いタレント・パシンペロン)
- 長谷川優貴(お笑いタレント・クレオパトラ)
- 桑原尚希(お笑いタレント・クレオパトラ)
- 佐野公美(タレント)
- 若月佑美(アイドル・乃木坂46)
富士市に縁のある者
- いかりや長介(タレント)<出生は東京都墨田区(旧本所区)、1944年(昭和19年)に富士市(旧吉原市)に疎開>
- 上田五千石(NHK俳句入門)<出生は東京都渋谷区、戦時に信州へ疎開し、その後、富士市に転居>
著名団体
関係する団体
- 富士市災害救援バイク隊ペガサス(災害ボランティア団体)<鈴木尚富士市長が顧問を勤める>
脚注
外部リンク
テンプレート:Multimedia テンプレート:Sister
- 行政
- 観光
- ↑ 1.0 1.1 1.2 平松洋志 (2013年12月7日). “富士市長選 市政の課題(上)製紙のまち 斜陽化”. 読売新聞 (読売新聞社)
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 平松洋志 (2013年12月8日). “富士市長選 市政の課題(下)観光産業発展なるか”. 読売新聞 (読売新聞社)
- ↑ 浮島沼は、周辺の湿地帯と合わせて浮島ヶ原とも呼ばれる。浮島沼は東海道五十三次 (浮世絵)に描かれている。富士市側は吉原宿、沼津市側は原宿でその姿を見ることができる。
- ↑ 広報ふじ 840号 2004年1月20日発行 2-3ページ 3月いっぱいで富士市民センターが閉館します
- ↑ 広報ふじ 第63号 1970年4月1日発行 1ページ お待たせしました 4月1日に開庁します
- ↑ 広報ふじ 1973年5月25日発行 5ページ 市民プール6月17日オープン
- ↑ 広報ふじ 第647号 1995年8月20日発行 2-5ページ 特集 市民プール
- ↑ 広報ふじ 第649号 1995年9月20日発行 2-9ページ 特集・中央図書館
- ↑ 統計センターしずおか 市町村のすがた
- ↑ 10.0 10.1 行政資料 富士市の商業(平成20年度)
- ↑ 富士市 中心部来訪者が最少、05年度比2割減(静岡新聞)2009年10月22日
- ↑ 2007年8月31日付け静岡新聞
- ↑ 静岡新聞 2010/02/24
- ↑ 2009年10月1日付け時事通信
- ↑ 15.0 15.1 平成25年版 富士市ミニミニ情報富士市役所
- ↑ 公園内にでごいち文庫(旧国鉄客車を改装した図書館がある・その隣にはD51型蒸気機関車が静態保存されている)