富士インターチェンジ
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富士インターチェンジ(ふじインターチェンジ)は、静岡県富士市にある東名高速道路及び西富士道路のインターチェンジである。西富士道路とのジャンクションの機能を兼ねている。
また、高速バスの東名富士バスストップについても本項で記述する。
目次
概要
富士市南部に位置し、富士都市圏・富士山麓観光地へ接続するインターチェンジである。
富士山をはじめとする白糸の滝・朝霧高原等の観光地、大石寺や富士山本宮浅間大社などの寺院仏閣の総本山も多く点在し、休日や行楽シーズンには交通集中による渋滞が発生しやすい。
台風接近や津波などの高波の影響により、由比PA付近が通行不能となった場合には、富士IC-清水JCT間を通行止めにする措置が取られている。
歴史
- 1968年4月25日 : 東名高速道路 富士IC-静岡IC間開通に伴い供用開始
- 1969年3月31日 : 東名高速道路 御殿場IC-富士IC間開通
- 1969年6月10日 : 東名ハイウェイバス運行開始に伴い東名富士BS開設
- 1982年4月2日 : 西富士道路 富士IC-小泉IC間開通に伴い当ICと接続
- 2012年4月1日 : 西富士道路 無料開放
道路
接続する道路
東名高速道路
- 西富士道路
- 国道139号(一般道)
西富士道路
- 東名高速道路
- 国道139号(一般道)
料金所
- ブース数 : 9
入口
- ブース数 : 3
- ETC専用 : 1
- ETC/一般 : 1
- 一般 : 1
出口
- ブース数 : 6
- ETC専用 : 2
- 一般 : 4
周辺・広域
観光地
文化施設
その他
鉄道駅
補足
- 富士ICが所在する富士都市圏は静岡東部の工業地帯であり、製紙業や自動車関連企業、田子の浦港付近の陸揚げ運輸倉庫設備など、製造業や運輸業関連の企業が多数点在する地域であるが故に産業道路と生活道路の切り分けが道路行政上での課題となっている。因って道路インフラストラクチャーもその点を考慮した設計がなされ、富士ICから全ての一般道路に接続する取付道路は高架線で接続し一般道路と有機的に連動接続された、巧妙かつ煩雑な造りになっている。
- 敷地内(入口側ブース西隣)には、静岡県警察高速道路交通警察隊の施設が併設されている。
- 富士吉田方面へのアクセスには、富士山東麓の御殿場ICや、富士山北麓の中央自動車道 河口湖IC/富士吉田IC等の利用が挙げられる。とりわけ、これ等のICは主に東日本方面からの利用者に用いられている。また、静岡県内や愛知県東部からの甲府市方面へのアクセスにも利用される。
- 新東名高速道路・新富士インターチェンジは北へ約2kmの位置にあり、西富士道路経由で結ばれている。
隣
富士バスストップ
富士バスストップ(ふじバスストップ)は、富士インターチェンジに併設されたバス停留所 (BS) である。入口・出口の二分する料金所に挟まれた位置に点在している。
旅客案内上では、『東名富士』(とうめいふじ)と呼ばれる。
停車ハイウェイバス系統
- 東名ハイウェイバス(JR東海バス・JRバス関東・JRバステック)全便
- 東海道昼特急号・プレミアム昼特急号(JRバス関東・西日本JRバス)
- ヤキソバEXPRESS(富士急静岡バス・JRバス関東)『富士宮⇔東京線』全便
- かぐや姫EXPRESS(富士急静岡バス)『富士⇔東京線』
- 博多・フジヤマ Express(富士急山梨バス・西日本鉄道)『福岡・北九州~静岡・富士山・富士急ハイランド線』夜行高速バス
バス停施設
乗り換え
- 富士急静岡バス 伝法二丁目バス停(国道139号沿い徒歩7分)
- その他
- タクシー(石川タクシー富士)
時刻表
ハイウェイバス
路線バス
隣接のバスストップ
関連項目
外部リンク
- 富士市
- 中日本高速道路株式会社(東名高速道路)
- 国土交通省 中部地方整備局 静岡国道事務所(西富士道路)