ぼのぼの
テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Movie テンプレート:Infobox animanga/Movie テンプレート:Infobox animanga/Other テンプレート:Infobox animanga/Footer テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『ぼのぼの』(BONOBONO)は、いがらしみきおによる日本の4コマ漫画(ただしほとんどは8コマ)作品と、その主人公のラッコの名前。また、その4コマ漫画を原作とするテレビアニメーション・アニメーション映画。
目次
概要
不条理ギャグと哲学とほのぼのが融合した、独特の作風が特徴。2014年7月時点で第39巻まで発売されており、総発行部数は2007年時点で約900万部。2006年で連載20周年を迎えた。他に、このキャラクターによる絵本、ぼのぼの絵本「かわいそうのこと」「大きいのこと 小さいのこと」「メガネヤマネくんのこと」(いずれも絶版)、「クリスマスのこと」、20周年記念作品の「ツワイオのこと」がある。文庫版は、単行本20巻までを収録した全10巻が刊行されている(2003年以降は刊行していない)。ボックス仕様でも発売されている。また、廉価版総集編として「シマリスくん大活躍!!号」も刊行された。
竹書房の4コマ漫画雑誌『天才くらぶ』(『まんがくらぶ』の前身、1986年3月号 - 1987年3月号)、『まんがライフ』(1986年4月号 - 刊行中)、『まんがくらぶ』(1987年4月号 - 刊行中)で連載。1988年に講談社漫画賞を受賞。1993年と2002年にはアニメ映画化、1995年 - 1996年にはテレビ東京系列でアニメ化された。また、竹書房の雑誌『にゃお』(1996年8月号 - 年内休刊)では、テレビアニメ版のストーリーが、原作:いがらしみきお、作画:ますいそういち&グループタックで漫画化された。単行本は未刊行。2012年末には、漫画(1巻~36巻)・絵本・詩画集・シナリオ集のキャラクターの台詞の中から名言を選りすぐった『ぼのぼの名言集』(上・下巻)が刊行された。2014年5月末には、1巻~37巻までの漫画の中から癒されたい日、泣きたい日に読んで欲しい作品をそれぞれセレクトした『癒されたい日のぼのぼの』と『泣きたい日のぼのぼの』が刊行された。
主人公の“ぼのぼの”がラッコであるのに始まり、アライグマくんやシマリスくんなど、登場人物は全て動物である(例外としてゲーム「ぼのぐらし」では人間も登場する)。加えて脇役にはスナドリネコやクズリなど、知名度が低い動物を起用している。現在、公式サイト「ぼのねっと」は過去に登場したゲストキャラ(非生物も含まれる)が主人公として1話4ページの形式で2話ずつバトンタッチで登場する漫画「アナザーサイド・オブぼのぼの アカカくんたち」が不定期で連載されている。
また、漫画の最初にある文章、4コマまたは8コマごとの題名、ナレーション気味の語りなどが全て主人公のぼのぼの視点で書かれている。第1巻で『ぼのぼのの日記』と表現されている。
漫画版のサブタイトル
- 単行本第11巻以降の収録分に記載されている。
- また、「あのエピソードって何巻に入ってたっけ?」という疑問に答えるために、いがらしみきおが「ぼのねっと」で新たに第1~9巻にサブタイトルを加えた。
天才くらぶ・まんがくらぶ
- 1986年9月号~1987年1月号「しあわせのプレーリードックちゃんの巻」
- 1987年2・3月号「困ったぞの巻1」
- 1987年4~11月号「魚をつかまえたいなぁの巻」
- 1987年12月号~1988年7月号「シマリスくんのカゾクの巻」
- 1988年8月号~1989年7月号「キングオブラッコの巻」
- 1989年8月号~1990年6月号「アライグマくんの家探しの巻」
- 1990年7月号~1992年2月号「カシラがまたやって来たの巻」
- 1992年3月号~1994年4月号「ふしぎな石を探そうの巻」
- 1994年5月号~1995年4月号「おとうさんのイボ勝負の巻」
- 1995年5・6月号「スナドリネコさんのお遊びの巻」
- 1995年7・8月号「シマリスくんの新しい友だちの巻」
- 1995年9・10月号「海はボクの一番の遊び場の巻」
- 1995年11・12月号「アライグマくんの退屈撃退法の巻」
- 1996年1・2月号「シマリスくんの犯人さがしの巻」
- 1996年3・4月号「ボクが昔持っていたものの巻」
- 1996年5・6月号「アライグマくんの決心の巻」
- 1996年7・8月号「大きい雲の巻」
- 1996年9・10月号「あぁ夏だなぁの巻」
- 1996年11・12月号「シマリスくんは何がかけるのが好きの巻」
- 1997年1・2月号「崖が崩れたの巻」
- 1997年3・4月号「趣味ってなんだろうの巻」
- 1997年5・6月号「ボクは歩くのが好きだの巻」
- 1997年7・8月号「誰かにバッタリの巻」
- 1997年9・10月号「アライグマくんの恋の巻」
- 1997年11・12月号「誰かが見ているの巻」
- 1998年1・2月号「ポツポツと穴があくの巻」
- 1998年3・4月号「スナドリネコさんの楽しみの巻」
- 1998年5・6月号「シャチさんの島の巻」
- 1998年7・8月号「カゼひいたの巻」
- 1998年9・10月号「新しい遊びを考えようの巻」
- 1998年11・12月号「冬が来るの巻」
- 1999年1~6月号「シマリスくんのおにいさんの巻」
- 1999年7~10月号「スナドリネコさんがいなくなったの巻」
- 1999年11月号~2000年2月号「シマリスくんのお姉さんの結婚の巻」
- 2000年3・4月号「なんか最近楽しくないよの巻」
- 2000年5・6月号「プレーリードッグくんの春の巻」
- 2000年7~10月号「トシをとるのは悪いこと?の巻」
- 2000年11月号~2001年2月号「ボクとそっくりな子に会ってみたいの巻」
- 2001年3~9月号「大将が山から降りてきたの巻」
- 2001年10~11月号「コウモリのことの巻」
- 2001年12月号~2002年3月号「岩山に住んでいた子の巻」
- 2002年4~7月号「物がどんどん増えてゆくの巻」
- 2002年8~11月号「理由はないけどさみしくなるの巻」
- 2002年12月号~2003年3月号「年をとるのは平気じゃないの巻」
- 2003年4~7月号「お腹がいたいの巻」
- 2003年8~11月号「アライグマくんがケンカで負けたの巻」
- 2003年12月号~2004年3月号「ボクの島の巻」
- 2004年4~7月号「シマリスくんの新しいともだちの巻」
- 2004年8~11月号「川はいいよの巻」
- 2004年12月号~2005年3月号「アライグマくんのヒマつぶしの巻」
- 2005年4~7月号「シマリスくんの夢の巻」
- 2005年8~11月号「地震がくるぞの巻」
- 2005年12月号~2006年3月号「地平線はふしぎの巻」
- 2006年4~7月号「お料理してみようの巻」
- 2006年8~11月号「耳カキはいいなぁの巻」
- 2006年12月号~2007年3月号「ハゲてきたよの巻」
- 2007年4~7月号「スナドリネコさんのともだちの巻」
- 2007年8~11月号「アナグマくんのことの巻」
- 2007年12月号~2008年3月号「恐怖の伝染病の巻」
- 2008年4月号~2009年7月号「オリちゃんのことの巻」
- 2009年8月号~11月号「お父さんが変わってしまったの巻」
- 2009年12月号~2010年3月号「おいしいものが大好きだの巻」
- 2010年4月号~11月号「ボクの初恋の巻」
- 2010年12月号~2011年3月号「できたことができなくなる時の巻」
- 2011年4月号~7月号「シマリスくんさびしくない?の巻」
- 2011年8月号~11月号「家族ってなんだろうの巻」
- 2011年12月号~2012年3月号「アライグマくんのふしぎな遊びの巻」
- 2012年4月号~7月号「海とはなんだろうの巻」
- 2012年8月号~11月号「いろんなことを忘れてしまうよの巻」
- 2012年12月号~2013年3月号「生まれて来る者の巻」
- 2013年4月号~7月号「春を見に行こうの巻」
- 2013年8月号~11月号「山の音の巻」
以降も継続中。
まんがライフ
- 1986年6月号~1987年3月号「ニクキュウを見にいこうの巻」
- 1987年4~11月号「困ったぞの巻2」
- 1987年12月号~1988年1月号「シマリスくんのお遊びの巻」
- 1988年2~7月号「フェネックギツネくん登場の巻」
- 1988年8~11月号「うたうたいになりたいの巻」
- 1988年12月号~1989年11月号「カシラがやって来たの巻」
- 1989年12月号~1991年7月号「ボーズくん旅に出るの巻」
- 1991年8月号~1993年7月号「アライグマくんのおかあさんの巻」
- 1993年8月号~1994年4月号「フェネギーの退屈の巻」
- 1994年5~9月号「オトナの話の巻」
- 1994年10月号~1995年3月号「木に登ってみたいなぁの巻」
- 1995年4・5月号「プレーリードッグくんがいなくなったの巻」
- 1995年6・7月号「アナグマくんてヘン?の巻」
- 1995年8・9月号「大将の新しい生き方の巻」
- 1995年10・11月号「ダイねえちゃんのおつかいの巻」
- 1995年12月号~1996年1月号「キロキロムシの巻」
- 1996年2・3月号「ボーズくんが来たの巻」
- 1996年4・5月号「思い出せないけど知っているの巻」
- 1996年6・7月号「石の木の大きな石の巻」
- 1996年8~10月号「おとうさん旅に出るの巻」
- 1996年11・12月号「アライグマくんはまた何か決めたの巻」
- 1997年1・2月号「夢ってへんだなぁの巻」
- 1997年3・4月号「シマリスくんのユーウツの巻」
- 1997年5・6月号「こわい考えの巻」
- 1997年7・8月号「おねいちゃんは許せねいの巻」
- 1997年9・10月号「フェネックギツネくんが不良になったの巻」
- 1997年11・12月号「ボクの景色の巻」
- 1998年1・2月号「ああライバルが欲しいの巻」
- 1998年3・4月号「落し物は捨てたもの?の巻」
- 1998年5・6月号「一番イヤなことの巻」
- 1998年7・8月号「おねいちゃんが来たの巻」
- 1998年9・10月号「どーんと音がしての巻」
- 1998年11・12月号「歯がいたいの巻」
- 1999年1・2月号「太ってるのはなぜきらい?の巻」
- 1999年3・4月号「アライグマくんのふしぎな食べ物の巻」
- 1999年5・6月号「旅人さんがやって来たの巻」
- 1999年7・8月号「父親はたいへんだの巻」
- 1999年9・10月号「広がる草原の巻」
- 1999年11・12月号「ウマちゃんの巻」
- 2000年1・2月号「誰かが話しての巻」
- 2000年3・4月号「おとうさんのなつかしいともだちの巻」
- 2000年5~8月号「ボクのお留守番の巻」
- 2000年9~12月号「道を歩いて行こうの巻」
- 2001年1~4月号「たいへんなことが起きる日の巻」
- 2001年5~8月号「ミンナ虫のことの巻」
- 2001年9月号~2002年2月号「何か考えているかわかる?の巻」
- 2002年3~6月号「シマリスくんタネをまくの巻」
- 2002年7~10月号「フェネックギツネくんの引っ越しの巻」
- 2002年11月号~2003年2月号「おねえさんに子供が生まれるの巻」
- 2003年3~6月号「アライグマくんの新しい遊びの巻」
- 2003年7~10月号「魚の謎の巻」
- 2003年11月号~2004年2月号「シマリスくんの帰郷の巻」
- 2004年3~6月号「空とぶ丸いものの謎の巻」
- 2004年7~10月号「ごはん食べるのはめんどくさいの巻」
- 2004年11月号~2005年2月号「土の中ってどんな感じ?の巻」
- 2005年3~6月号「なにかなくなってるの巻」
- 2005年7~10月号「花鳥風月はおもしろいの巻」
- 2005年11月号~2006年2月号「アライグマくん修行の旅の巻」
- 2006年3~6月号「ショーねえちゃんを探せの巻」
- 2006年7~10月号「さようなら長老さまの巻」
- 2006年11月号~2007年2月号「ユーレイが出たぞの巻」
- 2007年3~6月号「走るひとの巻」
- 2007年7~10月号「帰ってきたアライグマくんの巻」
- 2007年11月号~2008年2月号「シマリスおじさんの巻」
- 2008年3~6月号「言葉がひらめいたの巻」
- 2008年7~10月号「クズリくんが立ったの巻」
- 2008年11月号~2009年2月号「なんでも古くなるの巻」
- 2009年3月号~6月号「もののあわれなりの巻」
- 2009年7月号~10月号「スナドリネコさんは歩くの巻」
- 2009年11月号~2010年2月号「シマリスくんのクノ一の巻」
- 2010年3月号~2010年6月号「かわいいのことの巻」
- 2010年7月号~10月号「大将とスナドリネコさんの巻」
- 2010年11月号~2011年2月号「ひろったタマゴの巻」
- 2011年3月号~6月号「変わって行くものの巻」
- 2011年7月号~2012年2月号「クモモの木が枯れてしまうの巻」
- 2012年3月号~6月号「シマリスくんのすごい発明の巻」
- 2012年7月号~10月号「おじさんの楽しい日々の巻」
以降も継続中。
登場人物
映画「ぼのぼの」
1993年11月13日公開。原作者が監督・脚本・絵コンテ・声優まで務めるという、漫画のアニメ化としては非常に珍しい形で制作された。漫画のほのぼのとした雰囲気を出しつつも、内容的にはむしろシリアスな作りになっている。
- キャッチフレーズ「いろいろカワイイ、いろいろヘンだ!」
- 「楽しいのって、どうして終わってしまうんだろう。」
スタッフ
- 企画 - 高橋一平、宮下昌幸、鵜之沢伸、田代敦巳、鶴田尚正
- アニメーション監督 - 武藤裕治
- 演出協力 - こはなわためお、クマガイコウキ
- 音楽 - ゴンチチ
- キャラクターデザイン・作画監督 - 山田みちしろ
- 美術監督 - 井置敦
- 色彩設計 - 塚原良江
- 撮影監督 - 枝光弘明
- 編集 - 古川雅士
- 録音 - 林昌平
- 効果 - 小林慎二
- 監督・脚本・絵コンテ - いがらしみきお
- 音響監督・プロデューサー - 田代敦巳
- 配給 - ギャガ・コミュニケーションズ
- 主題歌 - 「初恋」
- 挿入歌 - 「なんかよくわかんないいい気分」(フェネックギツネくんが歌う設定)
声の出演
- ぼのぼの - 藤田淑子
- シマリスくん - 馬場澄江
- アライグマくん - 屋良有作
- アライグマくんのお父さん - 大塚周夫
- クズリくんのお父さん - 熊倉一雄
- クズリくん - 雨蘭咲木子
- ヒグマさん - 佐々木優子
- コヒグマくん - 熊谷真弓
- ぼのぼののお父さん - いがらしみきお
- ショーねえちゃん - 田中真弓
- ダイねえちゃん - 佐々木真奈美
- ヒグマの大将 - 玄田哲章
- スナドリネコさん - 大塚芳忠
特別出演
- シマリスくんのお父さん - 関口和之(サザンオールスターズ)
- シマリスくんのお母さん - 柴田由紀子
- フェネックギツネくん - 田中加奈子(同姓同名のマンガ家とは別人)
- フェネックギツネくんのお父さん - 藤田興宣
映画「ぼのぼの クモモの木のこと」
2002年8月10日公開。フルCG使用かつ、「ぼのぼので感動してもらう」というコンセプトで話題を集めた。CG技術により、キャラクターの毛の一本一本まで再現されている。音楽は前作の縁故でゴンチチが担当している。内容としては、脚本や監修を務めた原作者いがらしの作風が色濃く出た作品であり、原作の理不尽なギャグは削られている一方、哲学面が大きく前面に押し出されている。主人公ぼのぼのの独り語りと、ゴンチチのBGMによるストーリー進行が、ぼのぼのとしては不思議な雰囲気を醸し出しているのが特徴。本来メインキャラクターであるシマリスくんとアライグマくんは、どちらかというとサブキャラクターの位置に収まっている。
また、登場人物の死など、シビアな展開も盛り込まれた。キャストは前作映画からもTVアニメ版からも大幅に変更されており、唯一シマリスくん役の吉田古奈美だけがTVアニメ版から続投となった。何故シマリスくんのみ続投されたか、詳しい理由は不明だが、クズリくんとショーねえちゃんなど、一作目の映画版の頃から一部のキャストの引継ぎはあったことであり、本作品に限ったことではない。また、唯一、ぼのぼののお父さんに台詞のない作品でもある。
スタッフ
- 監督 - クマガイコウキ
- 監修 - いがらしみきお
- プロデューサー - 伊藤明博
- 企画 - 辻井清、伊藤明博
- 脚本・絵コンテ - いがらしみきお、クマガイコウキ
- 音楽 - ゴンチチ
- 音響監督 - 鶴岡陽太
- 制作 - 高橋一平、牧村康正
- 配給 - アミューズ・ピクチャーズ(現 ショウゲート)
声の出演
- ぼのぼの - 上村祐翔
- シマリスくん - 吉田古奈美
- アライグマくん - 山口勝平
- ポポくん - 小桜エツ子
- ポポくんのお父さん - 菅原正志
- ポポくんのお母さん - 島本須美
- クズリくん - 道平陽子
- クズリくんのお父さん - 長島雄一
- スナドリネコさん - 森本レオ
- アライグマくんのお父さん - 立川談志
テレビアニメ「ぼのぼの」
1995年4月20日~1996年3月28日にテレビ東京系列『アニメ缶』(木曜19:00-19:30)枠内で『ビット・ザ・キューピッド』と共に放映された。30分の枠をビットとぼのぼので分ける放映形式がとられたため、1話15分、全48話の作品。平均視聴率8.0%。あまり話題にはならなかったが、独特な作風は子供を中心に人気を集め、現在でも根強いファンを持つ。原作にある哲学的な要素は、節々に見られるものの抑えられ気味になっており、たまに教訓的な話もあるが、原作とは大きくかけ離れた基本的に純粋なギャグアニメーションとして製作されている。
また、原作を元にしている話がいくつかあるが、尺の都合上、ほとんどが大幅に改変されている(例:ボーズくんの小さな冒険で、物知りリスさん・子持ちリスさんが登場しないなど)。過去にテレビ東京の平日8時台のアニメ再放送枠(時期不明)、2004年4月5日からアニマックスで再放送され、GyaOでも配信された(2005年10月、2006年4月、2012年2月配信)。2012年3月13日からはtvkにて、月~木曜の夕方5時半に再放送された。またテレビ東京では、本放送終了後の1997年1月から1998年12月の祝日に総集編が放送された。また、DVD-BOXも2007年4月20日に発売され、レンタルも同年4月27日からスタートした。
スタッフ
- 原作 - いがらしみきお
- 企画 - 桜井尚・田代敦巳
- 監督 - 難波日登志
- シリーズ構成 - やすみ哲夫
- 音楽 - 三宅一徳
- 音響監督 - 明田川進
- 選曲 - 明田川仁
- 音楽プロデューサー - 松崎澄夫
- 音楽協力 - テレビ東京ミュージック
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 保谷有香
- 美術監督 - 渡部孝
- 編集 - 古川雅士
- 撮影監督 - 吉田光伸
- 動画検査 - 勝田亜百合、森久美子、上田明美、長牛美由紀、片寄裕子、森亜紀子、降旗昌弘、山下宗幸
- 色彩設定 - 斉藤裕子
- 色指定 - 安部澄恵、大津多美子、吉田さよ子、西牧民子、中島淑子、平賀真紀、吉田美紀、横山美栄子、佐藤和子
- 特殊効果 - 前川孝、中島淑子、日比野仁、岡久美子
- 仕上 - 文成動画
- 特殊効果 - 前川孝
- 背景 - スタジオじゃっく、スタジオユニ
- 撮影 - ティ・ニシムラ
- 録音 - 上林信芳
- 効果 - 倉橋静男
- 録音助手 - 高坂隆
- 録音スタジオ - アオイスタジオ
- 音響制作 - マジックカプセル
- タイトル - 片山悟
- ネガ編集室 - 松尾編集室
- 現像 - IMAGICA
- アニメーションプロデューサー - 川人憲治郎
- アニメーション制作 - グループ・タック
- アニメーション制作協力 - スタジオ・マーチ、プロジェクトチームサラ、シャフト、動画工房、スタジオジュニオ
- プロデューサー - 岩田圭介(テレビ東京)・兼坂勝利
- 制作担当 - 平田ユタカ
- 制作進行 - 百瀬将司、竹山澄夫、植野修也、葛原拓、山口菜津紀、芳賀浩樹、目羅友章
- 広報担当 - 久保夏実
- 制作協力 - B2プロダクション、竹書房
- 製作 - テレビ東京・アミューズ
主題歌
- エンディングテーマ(~第23・48話) - 「近道したい」
- エンディングテーマ(第24~47話) - 「LOVE, TWO LOVE」
- 作詞・作曲・歌:須賀響子 編曲:米光亮
「近道したい」のアニメーションは3種類あり、製作のクレジット部分で転ぶキャラクターが異なる。 「LOVE, TWO LOVE」のアニメーションは数種類あり、第24~28話のものは第1~23話のシーンを使っており、第29~47話については原作にあるぼのぼのが木登りに挑戦するストーリーを使っている。また、後者はアニメーションの最後に全登場人物が集まっているが、その中のしまっちゃうおじさんの位置が画面手前・右端のパターン、もしくは存在しないパターンの3種類がある。
声優
登場人物 | 声優 |
---|---|
ぼのぼの | 渡辺久美子 |
シマリスくん | 吉田古奈美 |
アライグマくん | 藤原啓治 |
スナドリネコさん | 小杉十郎太 |
ショーねえちゃん | 田中真弓 |
ダイねえちゃん | ならはしみき |
フェネギー | 柳沢三千代 |
フェネちゃん | キートン山田 |
シマリスくんのお父さん | 茶風林 |
シマリスくんのお母さん | 横尾まり |
クズリくん たまごのキミくん |
雨蘭咲木子 |
ボーズくん | 中沢みどり |
アライグマくんのお父さん | 梅津秀行 |
アライグマくんのお母さん | 潘恵子 |
ビーバーさん | 安西正弘 |
ボーズくんのおかあさん | 水原リン |
クズリくんのお父さん | 田の中勇 |
ぼのぼののお父さん | 長嶝高士 |
コヒグマくん 子クジラくん |
石津彩 |
ヒグマさん | 萩森侚子 |
ヒグマの大将 | 梁田清之 |
オオサンショウウオさん カエルくん |
上田敏也 |
カシラ ゴンゾ |
石井康嗣 |
ハエ | 戸部公爾 |
しまっちゃうおじさん他 | 飛田展男 |
夜魔王他 | 上田祐司 |
木のオバケ | 佐藤智恵 |
ミンミン | 矢島晶子 |
ナンナン | 遊佐浩二 |
子クジラくんのおかあさん | 真柴摩利 |
流れ星くん | 石川寛美 |
ラビにいちゃん | 檜山修之 |
チィラビちゃん | 荒木香恵 |
ちびすけ おケラくん |
瀧本富士子 |
サブタイトル
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 作画 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ぼのぼのと遊ぼうよ | やすみ哲夫 | 三條なみみ | 大畑清隆 | 今野淑子 |
2 | ボクもお家が欲しい | 小松崎康弘 | 池端隆史 | 志村泉 | |
3 | うまいんだなっデココの実は | やすみ哲夫 | ワタナベシンイチ | 大河原晴男 | |
4 | あの音はなんだろう? | 小松崎康弘 | 三條なみみ | 山崎たかし | |
5 | まねっ子コヒグマくん | やすみ哲夫 | ときたひろこ | 鈴木大司 | |
6 | オナラがプープーぷーッ | ワタナベシンイチ | 大河原晴男 | ||
7 | 歌うたいフェネギーくん | 小松崎康弘 | 鈴木大司 | ||
8 | シマリスくんの歯が抜けた | 岡嶋国敏 | 丸山泰英 | ||
9 | 泣きむしボーズくん | やすみ哲夫 | 福本潔 | 石黒育 | |
10 | 火ってどんなもの? | 佐山聖子 | 西山里枝 | ||
11 | シマリスくんのおねえさん | 小松崎康弘 | 大畑清隆 | アベ正己 | |
12 | 新しい石が欲しい! | 三條なみみ | 青野昌 | 杉山東夜美 | |
13 | 夜はどこから来るのかな? | ワタナベシンイチ | 大河原晴男 | ||
14 | ダイねえちゃんの土ダンゴ | やすみ哲夫 | 三條なみみ | 大畑清隆 | 工藤裕加 |
15 | カゼひきシマリスくん | 池端隆史 | 高崎由利 | ||
16 | ボクらの怖いもの | 矢吹勉 | 渡辺哲哉 | 畑良子 | |
17 | 顔がのびたんでぃす | 西園悟 | 牛草健 | 鈴木大司 | |
18 | 恋するアライグマくん | やすみ哲夫 | 福本潔 | 石黒育 | |
19 | 滝下りは楽しいぞ! | 小松崎康弘 | 山崎たかし | ||
20 | ホタルの森でドッキリ! | やすみ哲夫 | 大畑清隆 | アベ正己 | |
21 | ハイ!ハイ!俳句おじいさん | ワタナベシンイチ | 大河原晴男 | ||
22 | やさしいアライグマくん | 西園悟 | 池端隆史 | 尾鷲英俊 | |
23 | しゃっくりが止まらない | 米村正二 | 井上修 | 平岡正幸 | |
24 | くっついてゴメンナサイ | やすみ哲夫 | 佐山聖子 | 西山里枝 | |
25 | アライグマくんの家出 | 小松崎康弘 | 三條なみみ | 大畑清隆 | 杉山東夜美 |
26 | その名はげぶげぶ | 西園悟 | 大畑清隆 | 工藤裕加 | |
27 | おひさま仮面参上! | やすみ哲夫 | ワタナベシンイチ | 大河原晴男 | |
28 | 嵐が森にやってきた! | ごうどかずひこ | 山崎たかし | ||
29 | 変身?ぼのぼの! | 小松崎康弘 | 浅見隆司 | 前田康成 | |
30 | お久しぶりネッおチビちゃん | 北条千夏 | 福本潔 | 入江篤 | |
31 | オネショしてゴメン | やすみ哲夫 | ワタナベシンイチ | 大河原晴男 | |
32 | アライグマくんの誕生日 | ごうどかずひこ | 米谷良知 | 畑良子 | |
33 | まいごのクジラくん | 米村正二 | 佐山聖子 | 西山里枝 | |
34 | 流れ星さんのお引っ越し | 北条千夏 | 牛草健 | 渡辺哲哉 | 鈴木大司 |
35 | 雪がコンコン! | やすみ哲夫 | 山崎たかし | ||
36 | 氷の世界でドボン! | ごうどかずひこ | 池端隆史 | 末吉裕一郎 | |
37 | 洞くつの恐怖 | 西園悟 | 大畑清隆 | アベ正己 | |
38 | さいみん術でぃす!! | やすみ哲夫 | 池端隆史 | 杉山東夜美 | |
39 | 雪ウサギの伝説 | 北条千夏 | 大畑清隆 | 工藤裕加 | |
40 | ぼのぼのとちびすけ | やすみ哲夫 | ワタナベシンイチ | 大河原晴男 | |
41 | あしたが見えーる | 米谷良知 | 畑良子 | ||
42 | あやしい湖 | 西園悟 | 久米一成 | ||
43 | だれが一番!? | やすみ哲夫 | 池端隆史 | 末吉裕一郎 | |
44 | ボーズくんの小さな冒険 | 北条千夏 | ワタナベシンイチ | 大河原晴男 | |
45 | ぼのぼの猛レース | 小松崎康弘 | 篠幸裕 | 渡辺哲哉 | 畑良子 |
46 | 犯人はだぁれ? | ごうどかずひこ | 井上修 | 丸山泰英 | |
47 | 遊べないアライグマくん | やすみ哲夫 | 鈴木大司 | ||
48 | 毎日が楽しかったら? | 大畑清隆 | 保谷有香 |
総集編
祝日の8時台に特別番組として、テレビ東京で放送。放送順を再構成し、テレビシリーズ全48話分を放送。番組冒頭の挨拶と次の作品のタイトル紹介・終わりの挨拶部分は、総集編用に作られたアニメーションが使われている。このアニメーションの映像は各総集編ともに共通(季節によって背景が異なる部分がある)だが、音声は放送時期によって音楽・台詞・ギャグが変更されている。
- 1997年1月2日 - お正月だよ ぼのぼのワールド
- 1997年7月21日 - 夏休みだよ ぼのぼのワールド
- 1997年5月5日 - こどもの日だよ ぼのぼのワールド
- 1997年10月10日 - 体育の日だよ ぼのぼのワールド!
- 1998年1月1日 - お正月だよ ぼのぼのワールド!
- 1998年2月1日 - アニメ・こどもはカゼの子 ぼのぼのワールド!
- 1998年5月5日 - アニメ・こどもの日だよ ぼのぼのワールド
- 1998年9月23日 - 食欲の秋だよ ぼのぼのワールド!
- 1998年12月23日 - 親子アニメ劇場 ぼのぼの・じょうじなまはげ
その他
- ぼのぼのを演じた渡辺久美子は、本作品で今までにない独特の声を作り出しているが、以前のサイト上の解説でこの声を「犯罪的」などと称していた。現在ではこの癖のある声質を聞ける機会は少ない。
- 2011年12月より全国のパチンコ店で導入した『CRAプレミアム海物語~ぼのぼのが遊びに来たよ!~』に本作品の登場人物が多数出演し、マリン、サム、ワリンなどと共演する。声はTVアニメ版を起用している。ただよサム同様出現時で大当たり確定というプレミアの位置付けである。
- 2002年公開の韓国映画、『復讐者に憐れみを』のワンシーンには本作品へのオマージュが込められているが、理由は監督であるパク・チャヌクが本作品の大ファンだからである。
ゲーム
- Talkingぼのぼの(いがらしみきお事務所、PC-9801用) 作者の事務所が公式に出した同人ソフトである。ぼのぼのがAIで会話してくれる。いわゆる人工無脳。
- ぼのぐらし(アミューズ、1995年4月21日、3DO用)
- ぼのぐらし これで完璧でぃす(アミューズ、1996年6月7日、プレイステーション用)
ぼのぐらし
作品
- プレイヤーは人間(男女を選択)。突然森にやってきたという設定で、最初は森の誰からも不審がられて嫌われているが、様々な感情表現を見せていくことで相手に関心を持たせて、仲良くなっていくゲーム。個性を専門とする研究所が開発に携わっており、最終的にはプレイヤー自身の個性が段々と見えてくるという画期的なシステムを持つ。TVアニメ放送前後に開発されたものだが、BGMは1作目映画版のものとなっている。しかし著作権の表記に「テレビ東京」とある。ボイスキャストは映画1作目ともアニメ版とも違うものとなり、ぼのぼののキャストが男性となった初めての作品である。また、TVアニメ版でぼのぼのを演じた渡辺久美子が、アナグマくんなどの脇役を演じており、ヤマビーバーくんなどを演じる山口勝平は後の「クモモの気のこと」でアライグマくんを演じている。唯一同じだったのは、TV版でスナドリネコを演じた小杉十郎太である。その他、TV版で出演した声優や、後の2作目に登場するキャストが参加している。エンドテロップはゲーム中断をした際に毎回流れる。
キャスト
- ぼのぼの、ビーバーさん(声:結城比呂)
- シマリスくん(声:岩坪理江)
- アライグマくん(声:千葉繁)
- スナドリネコさん(声:小杉十郎太)
- フェネックギツネくん、アナグマくん(声:渡辺久美子)
- ヤマビーバーくん、ボーズくん、主人公・男(声:山口勝平)
- ヒグマの大将(声:郷里大輔)
- ぼのぼののおとうさん、オオサンショウウオさん、長老さま(声:茶風林)
- アライグマくんのおとうさん(声:中嶋聡彦)
- ダイねえちゃん、アライグマくんのおかあさん(声:折笠愛)
- ショーねえちゃん、ヒグマさん(声:ならはしみき)
- シマリスくんのおとうさん、ナレーション(声:桜井敏治)
- コヒグマくん(声:三浦雅子)
- クズリくん、ボーズくんのおかあさん(声:津賀有子)
- フェネックギツネくんのおとうさん、クズリくんのおとうさん(声:龍田直樹)
脚注
関連項目
外部リンク
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