一宮市
テンプレート:Infobox 一宮市(いちのみやし)は、愛知県北西部(尾張地方)の市。特例市に指定されている。
目次
概要
「一宮市」という名前は尾張国一宮「真清田神社」があることに由来する。他地域の「一宮」と区別するため、尾張一宮ともいう。(愛知県内には、2006年まで東三河地方に宝飯郡一宮町(現・豊川市の一部)があった。こちらは「三河一宮」である。)
かつては織物で知られた都市であった。紡績・繊維産業の一大中心地であったので「女工の街」と呼ばれたことがあり、女性人口が多い。住民基本台帳人口で、県内3位。国勢調査推計人口で県内4位。道路、鉄道の利便性が高いので、近年は、織物・紡績・繊維の工場跡は住宅になっていて、名古屋のベッドタウン的な性格も有る。2005年4月1日に、隣接する尾西市と葉栗郡木曽川町を編入し、人口38万人超の市となった。
地理
隣接する自治体
人口
歴史
- 1889年(明治22年) - 町制施行。中島郡の一宮村と一色村が合併し、一宮町となる。
- 1921年(大正10年)9月1日 - 市制施行し、一宮市となる。
- 1922年(大正11年)10月2日 - 市章を制定する。[1]
- 1940年(昭和15年)
- 1955年(昭和30年)
- 2002年(平成14年)4月1日 - 特例市に移行。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 尾西市・葉栗郡木曽川町を編入。
郡 | 明治22年以前 | 明治22年10月1日 | 明治22年 - 明治45年 | 大正1年 - 大正15年 | 昭和1年 - 昭和64年 | 平成1年 - 現在 | 現在 | ||||
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中 島 郡 |
一之宮村 | 一宮村 | 一宮町 | 一宮町 | 大正10年9月1日 市制 一宮市 |
一宮市 | 一宮市 | 一宮市 | 一宮市 | ||
一色村 | |||||||||||
葉 栗 郡 |
大毛村 | 大田島村 | 大田島村 | 明治39年5月1日 合併 葉栗村 |
葉栗村 | 昭和15年8月1日 一宮市に編入 | |||||
高田村 | |||||||||||
島村 | |||||||||||
杉山村 | |||||||||||
光明寺村 | 光明寺村 | 光明寺村 | |||||||||
笹野村 | |||||||||||
更屋敷村 | |||||||||||
田所村 | |||||||||||
佐千原村 | 佐千原村 | 佐千原村 | |||||||||
富塚村 | |||||||||||
丹 羽 郡 |
浅野村 | 浅渕村 | 浅渕村 | 明治39年7月1日 合併 西成村 |
西成村 | 昭和15年9月20日 一宮市に編入 | |||||
北小渕村 | |||||||||||
南小渕村 | |||||||||||
大赤見村 | 赤羽村 | 赤羽村 | |||||||||
小赤見村 | |||||||||||
丹羽村 | |||||||||||
柚木颪村 | |||||||||||
下奈良村 | 春明村 | 穂波村 | 穂波村 | ||||||||
下奈良村酉新田 | |||||||||||
定水寺村 | |||||||||||
西大海道村 | |||||||||||
時ノ島村 | 時ノ島村 | 時ノ島村 | |||||||||
瀬部村 | 豊原村(瀬部) | 明治29年11月18日 瀬部村 | |||||||||
葉 栗 郡 |
西浅井村 | 浅井村 | 明治33年7月9日 町制 浅井町 |
明治39年5月1日 合併 浅井町 |
浅井町 | 浅井町 | 昭和30年1月1日 一宮市に編入 | ||||
東浅井村 | |||||||||||
河端村 | |||||||||||
西海戸村 | |||||||||||
江森村 | |||||||||||
大日比野村 | |||||||||||
小日比野村 | |||||||||||
前野村 | 瑞穂村 | 瑞穂村 | |||||||||
小関村 | |||||||||||
黒岩村 | |||||||||||
河田村 | |||||||||||
大野村 | |||||||||||
極楽寺村 | |||||||||||
丹 羽 郡 |
九日市場村 | 九日市場村 | 九日市場村 | 明治39年7月1日 合併 丹陽村 |
丹陽村 | 丹陽村 | |||||
五日市場村 | 二川村 | 二川村 | |||||||||
伝法寺村 | |||||||||||
三ツ井村 | 三重島村 | 三重島村 | |||||||||
重吉村 | |||||||||||
平島村 | |||||||||||
外崎村 | |||||||||||
多加木村 | 多加森村 | 多加森村 | |||||||||
森本村 | |||||||||||
猿海道村 | |||||||||||
吾鬘村 | |||||||||||
森本村 | |||||||||||
町屋村 | 豊富村 | 豊富村 | 明治39年5月1日 合併 千秋村 |
千秋村 | 千秋村 | 昭和30年4月7日 一宮市に編入 | |||||
羽根村 | 浅野羽根村 | ||||||||||
小山村 | |||||||||||
塩尻村 | |||||||||||
佐野村 | 青木村 | 青木村 | |||||||||
天摩村 | |||||||||||
穂積塚本村 | |||||||||||
浮野村 | 浮野村 | 浮野村 | |||||||||
勝栗村 | |||||||||||
一色村 | |||||||||||
熊代村 | 加茂村 | ||||||||||
花地村 | |||||||||||
加納馬場村 | 幼村 (加納馬場・芝原) |
幼村 (加納馬場・芝原) | |||||||||
芝原村 | |||||||||||
葉 栗 郡 |
北方村 | 北方村 | 北方村 | 北方村 | 北方村 | 北方村 | 昭和30年4月1日 一宮市に編入 | ||||
中島村 | |||||||||||
曽根村 | 黒田村(曽根) | 明治27年12月27日 町制 黒田町(曽根) |
明治39年5月10日 北方村に編入 | ||||||||
中 島 郡 |
奥村 | 奥村 | 明治27年9月13日 町制 奥町 |
奥町 | 奥町 | ||||||
萩原村 | 萩原村 | 萩原村 | 明治29年4月29日 町制 萩原町 |
明治39年5月10日 合併 萩原町 |
萩原町 | 萩原町 | |||||
西之川村 | |||||||||||
二子村 | |||||||||||
滝村 | |||||||||||
高松村 | |||||||||||
戸刈村 | |||||||||||
築込村 | |||||||||||
朝宮村 | |||||||||||
串作村 | |||||||||||
林野村 | 新明村 | 新明村 | |||||||||
高木村 | |||||||||||
西宮重村 | |||||||||||
河田方村 | |||||||||||
中島村 | 中島村 (中島・西御堂・東宮重) |
中島村 (中島・西御堂・東宮重) | |||||||||
西御堂村 | |||||||||||
東宮重村 | |||||||||||
富田方村 | 日光村 | 日光村 | |||||||||
花井方村 | |||||||||||
毛受村 | 明治39年5月10日 合併 苅安賀村 |
明治41年4月30日 改称 大和村 |
大和村 | 昭和26年3月1日 町制 大和町 | |||||||
馬引村 | |||||||||||
福森村 | |||||||||||
苅安賀村 | 苅安賀村 | 苅安賀村 | |||||||||
宮地花池村 | 三輪村 | 三輪村 | |||||||||
戸塚村 | |||||||||||
妙興寺村 | 妙興寺村 | 妙興寺村 | |||||||||
氏永村 | |||||||||||
北高井村 | 高井村 | 高井村 | |||||||||
南高井村 | |||||||||||
於保村 | 稲保村(於保) | 稲保村(於保) | |||||||||
馬寄村 | 馬寄村 | 馬寄村 | 明治39年5月10日 合併 今伊勢村 |
今伊勢村 | 昭和16年3月10日 町制 今伊勢町 | ||||||
新神戸村 | 神戸村 | 神戸村 | |||||||||
本神戸村 | |||||||||||
宮後村 | 開明村 | 明治32年8月21日 神戸村に編入 | |||||||||
野府村 | 開明村 | 開明村 | 昭和30年4月1日 尾西市に編入 |
平成17年4月1日 一宮市に編入 | |||||||
小原新田 | |||||||||||
起村 | 起村 | 明治29年2月24日 町制 起町 |
明治39年5月10日 合併 起町 |
起町 | 起町 | 昭和30年1月1日 市制 尾西市 | |||||
小信中島村 | 小信中島村 | 小信中島村 | |||||||||
苅安賀新田 | 三條村 | 三條村 | |||||||||
板倉村 | |||||||||||
宮新田 | |||||||||||
西五城村 | 大徳村 | 大徳村 | |||||||||
東五城村 | |||||||||||
今村 | 北今村 | ||||||||||
富田村 | |||||||||||
西萩原村 | 明治39年5月10日 合併 朝日村 |
朝日村 | 朝日村 | ||||||||
蓮池村 | |||||||||||
祐久村 | 祐賀村 | 祐賀村 | |||||||||
岐阜県中島郡 東加賀野井村 |
愛知県中島郡 東加賀野井村 | ||||||||||
上祖父江村 | 上祖父江村 | 上祖父江村 | |||||||||
中野村 | 西中野村 | ||||||||||
阿古井村 | 明地村 | 明地村 | 明地村 | ||||||||
吉藤村 | |||||||||||
玉野村 | 玉野村 | 玉野村 | |||||||||
葉 栗 郡 |
黒田村 | 黒田村 (黒田・門間・内割田 ・外割田・三法寺) |
明治27年12月27日 町制 黒田町 (黒田・門間・内割田 ・外割田・三法寺) |
明治39年5月10日 合併 黒田町 |
明治43年2月10日 改称 木曽川町 |
木曽川町 | 木曽川町 | ||||
門間村 | |||||||||||
内割田村 | |||||||||||
外割田村 | |||||||||||
三法寺村 | |||||||||||
里小牧村 | 里小牧村 | 里小牧村 | |||||||||
玉ノ井村 | 玉ノ井村 | 玉ノ井村 |
行政
歴代市長
- 初代 日野常太郎 (1921年12月27日 - 1930年11月9日)
- 2代 小島太左ェ門 (1930年12月20日 - 1933年12月19日)
- 3代 森林右ェ門 (1934年5月3日 - 1942年5月2日)
- 4代 吉田萬次 (1942年6月16日 - 1947年1月20日)
- 5代 伊藤一 (1947年4月6日 - 1971年4月30日)
- 6代 森鉐太郎 (1971年5月1日 - 1989年9月21日)
- 7代 神田真秋 (1989年11月14日 - 1998年12月15日)
- 8代 谷一夫 (1999年1月25日 - ) ※2010年12月26日実施の市長選挙に当選し、4期目。
財政
2014年度(平成26年度)当初予算[2]
一般会計 | 1,054億4,300.0万円 | (前年度対比0.2%増) |
特別会計 | 671億5,486.6万円 | (前年度対比12.9%減) |
企業会計 | 548億 760.4万円 | (前年度対比12.9%増) |
全会計 | 2,274億 547.0万円 | (前年度対比1.5%減) |
財政力が弱く、愛知県内の人口10万以上の都市の中では瀬戸市と並び、地方交付税交付団体である。
姉妹都市・提携都市
国内
一豊公&千代様サミット
※関連リンク:山内一豊、千代(見性院(けんしょういん))
その他
- 下呂市(岐阜県)
災害時相互応援協定締結都市
海外友好都市
- テンプレート:Flagicon トレヴィーゾ市(イタリア共和国)
- 2013年1月30日 友好交流に関する協定書調印[3]
公共機関
警察
病院
公立
- 一宮市立市民病院
- 一宮市立木曽川市民病院(旧:木曽川町立木曽川病院)
- 愛知県立循環器呼吸器病センター(旧:県立尾張病院)
- かつては一宮市が運営する病院として一宮市立市民病院今伊勢分院と一宮市立尾西市民病院(旧:尾西市民病院)が存在したが、民間に移譲された。
民間
- 総合大雄会病院(社会医療法人大雄会)
- 大雄会第一病院(同上)
- 上林記念病院(特定医療法人杏嶺会)
- 一宮西病院(同上)
- いまいせ心療センター(同上、旧:一宮市立市民病院今伊勢分院)
- 尾西記念病院(同上、旧:一宮市立尾西市民病院)
- 千秋病院(医療法人尾張健友会)
- 尾洲病院(医療法人来光会)
- 泰玄会病院(医療法人泰玄会)
消防
国の機関など
- 名古屋地方裁判所一宮支部
- 名古屋家庭裁判所一宮支部
- 一宮簡易裁判所
- 名古屋地方検察庁一宮支部
- 一宮区検察庁
- 犬山区検察庁
- 名古屋法務局一宮支局
- 名古屋拘置所一宮拘置支所
- 一宮税務署
- 一宮労働基準監督署
- ハローワーク一宮(一宮公共職業安定所)
- 国土交通省中部地方整備局木曽川上流河川事務所木曽川第二出張所
- 日本年金機構一宮年金事務所
愛知県の機関
- 尾張県民生活プラザ
- 一宮保健所
- 一宮児童相談センター
- 西尾張県税事務所
- アイプラザ一宮(一宮勤労福祉会館)
図書館
- 一宮市立中央図書館
- 一宮市立尾西図書館
- 一宮市立玉堂記念木曽川図書館
- 一宮子ども文化広場
スポーツ施設
- Ichinomiya Police Station.JPG
一宮警察署
- Ichinomiyashibisaishiminn-hp.JPG
一宮市立尾西市民病院
- Aichi kokyuuki-jyunnkannki-center.jpeg
愛知県立循環器呼吸器病センター
- Ichinomiya Fire Dept.JPG
一宮市消防本部
- Ichinomiya Branch of Nagoya District Public Prosecutor's Office.JPG
名古屋地方検察庁一宮支部
- Ichinomiya Toyoshima Library.JPG
一宮市立豊島図書館
- Kōmyoji Park Stadium 01.jpg
光明寺公園球技場
経済
産業
織物産地としての歴史は、平安時代にまで遡る。江戸時代には、享保年間から開かれるようになった「三八市」で、一宮産の結城縞、寛大寺縞などの縞木綿や絹織物が売買された。明治以降は毛織工業が発展し、ガチャマン景気の煽りから市内そこかしこで織機の音や撚糸の音が聞こえてきたが、近年はそういった繊維関連下請け業は国外からの安価な輸入品の増大により衰退した。繊維関連大規模工場の国内再編による再開発もここ数十年来進んでおり、国道22号線沿いの東海レーヨン本社工場は1975年6月にユニー一宮店(のちアピタ一宮店。現在は建て替えて「テラスウォーク一宮」)に、2004年4月に旧木曽川町地区の旧倉敷紡績木曽川工場がダイヤモンドシティ・キリオ(現イオンモール木曽川)に生まれ変わっている。もっとも、今でも総合繊維産業都市として「ジャパン・テキスタイル・コンテスト」なども開かれている。毛織物製造出荷額の全国シェアは約18.2%(2001年度)。
農業では冬の寒風「伊吹おろし」を利用した切り干し大根作りが特筆される。また、市東部の千秋町では、ネギや鶏卵の生産が盛んであり、テレビ番組の「どっちの料理ショー」などで紹介された。
喫茶店のモーニングサービス発祥の地とされており、町おこしとして「一宮モーニング」の普及につとめている。
一宮市に本社を置く主な企業
- アイ・シー・シー(ケーブルテレビ)
- 愛知小型エレベーター製造(奇抜なTVCMで有名)
- アメハマ製菓
- 和泉化成
- いちい信用金庫
- 壱番屋(全国にカレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)を展開)
- インターネット尾張
- オムロンアミューズメント
- カネスエ
- カジ・コーポレーション
- キシショッピングセンター
- サンファイングループ(かつて、名証、大証1部に上場企業していた林紡績が前身)
- JOD(通信販売)
- ソトー
- DIMS医科学研究所
- 一宮福祉サポート
- 長大(「スーパーテックス」のブランドで知られる紳士服地メーカー。同名の建設コンサルタント会社とは無関係。)
- 艶金興業
- TJ天気予報(美容室)
- 東海倉庫
- のいり(葬祭場)
- バルダン
- 平和観光(プレイランド平和、第一平和)
- 三井食品工業
- モリリン
- 山田ドビー
- 丹陽商会
教育
大学
私立
- 修文大学(2008年4月新設)
短期大学
私立
高等学校
公立
- 愛知県立一宮高等学校(普通科・被服科・定時制)
- 愛知県立一宮西高等学校
- 愛知県立一宮北高等学校
- 愛知県立一宮興道高等学校
- 愛知県立一宮南高等学校
- 愛知県立一宮工業高等学校
- 愛知県立一宮商業高等学校
- 愛知県立木曽川高等学校(商業科併設校)
- 愛知県立尾西高等学校
- 愛知県立起工業高等学校(昼間定時制併設校)
私立
中学校
各学校の詳細は、一宮市のウェブサイト(公立中学校の一覧)・一宮市のウェブサイト(私立中学校の一覧)を参照。
公立
- 一宮市立大和中学校
- 一宮市立大和南中学校
- 一宮市立今伊勢中学校
- 一宮市立奥中学校
- 一宮市立萩原中学校
- 一宮市立千秋中学校
- 一宮市立尾西第一中学校
- 一宮市立尾西第二中学校
- 一宮市立尾西第三中学校
私立
小学校
各学校の詳細は、一宮市のウェブサイト(小学校などの一覧)を参照。全て公立(一宮市立)。
公立
- 一宮市立丹陽西小学校
- 一宮市立丹陽南小学校
- 一宮市立浅井南小学校
- 一宮市立浅井北小学校
- 一宮市立北方小学校
- 一宮市立三条小学校
- 一宮市立開明小学校
- 一宮市立木曽川東小学校
- 一宮市立大和東小学校
- 一宮市立大和西小学校
- 一宮市立今伊勢小学校
- 一宮市立奥小学校
- 一宮市立萩原小学校
- 一宮市立中島小学校
- 一宮市立千秋小学校
- 一宮市立千秋南小学校
- 一宮市立小信中島小学校
- 一宮市立大徳小学校
- 一宮市立富士小学校
- 一宮市立末広小学校
- 一宮市立西成東小学校
- 一宮市立今伊勢西小学校
- 一宮市立葉栗北小学校
- 一宮市立大和南小学校
- 一宮市立浅井中小学校
- 一宮市立千秋東小学校
- 一宮市立朝日東小学校
- 一宮市立黒田小学校
特別支援学校
公立
専修学校
公立
- 一宮市立中央看護専門学校
私立
- 中部美容専門学校一宮校
学校教育以外の施設
公立
マスメディア
放送局
新聞社
交通
鉄道
- ※尾西線の一宮駅~玉ノ井駅の区間は通称「玉ノ井線」と呼ばれることもある。
- ※名鉄一宮駅は、2005年1月29日に新一宮駅から改称された。
- ※市東部の千秋町に名鉄犬山線が通っているが、一宮市内には犬山線の駅は無い。一宮市内から犬山線を利用する場合には江南駅、布袋駅(以上江南市に所在)、石仏駅、岩倉駅(以上岩倉市に所在)、西春駅(北名古屋市に所在)、上小田井駅(名古屋市西区に所在。地下鉄鶴舞線に接続)などといった駅を利用することとなる。
- ※かつて岩倉市への路線として名鉄一宮線(東一宮駅 - 岩倉駅)が1965年4月25日まで、起・尾張三条(旧尾西市)への路面電車として名鉄起線が1954年6月1日まで存在した。
- Meitetsu-IchinomiyaStation.JPG
名鉄一宮駅
- JR Central of Kisogawa Station 07.JPG
木曽川駅
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新木曽川駅
- Meitetsu Kuroda Station 01.JPG
黒田駅
路線バス
近年まで東京 - 大阪間の人口30万クラスの都市には珍しく、東京方面への直通夜行高速バスがなかったが、2009年1月9日より岐阜駅発着の「ドリームなごや号」が停車するようになった。また、2010年12月9日からは「北陸ドリーム名古屋号」も停車するようになった。
市内交通などを担う一般路線については、下記の会社による路線バスおよびコミュニティバスのほか、一宮市内の自動車学校(一宮自動車学校、尾西自動車学校、苅安賀自動車学校)によるボランティアにより、各学校のスクールバス(12路線)に無料で高齢者と障害者を乗車させるサービスを2002年(平成14年)11月1日より行なっている。市内在住の65歳以上の高齢者と障害者が該当し、一人で車の乗り降りができる事が条件である。利用者はあらかじめ一宮市が交付する利用者証明書(バスカード)の交付を受けたうえで、乗車時に提示する必要がある。
また、2007年6月30日までは一宮市尾西地域公共施設巡回バスが運行されていたが、i-バスの尾西北・尾西南コースとして吸収された。
道路
高速道路
- 名神高速道路:一宮インターチェンジ (IC) - 一宮ジャンクション (JCT)
- 東海北陸自動車道:一宮JCT - 一宮西IC - 尾西IC - 一宮木曽川IC
- 名古屋高速16号一宮線:一宮西春出入口 - 一宮南出口 - 一宮出入口 - 一宮東出入口 - 一宮中入口
一般国道
主要地方道
一般県道
テンプレート:Col-begin テンプレート:Col-break
- 愛知県道129号一宮津島線
- 愛知県道135号羽島稲沢線
- 愛知県道136号一宮清須線
- 愛知県道137号萩原停車場線
- 愛知県道146号奥音羽線
- 愛知県道147号西萩原北方線
- 愛知県道149号浅野羽根岩倉線
- 愛知県道150号一宮川島線
- 愛知県道151号一宮各務原線
- 愛知県道152号島村佐千原線
- 愛知県道153号浅井清須線
- 愛知県道154号鹿ノ子島南小渕線
- 愛知県道161号名古屋豊山稲沢線
- 愛知県道166号小牧岩倉一宮線
- 愛知県道171号小折一宮線
- 愛知県道175号江南木曽川線
- 愛知県道181号光明寺木曽川停車場線
- 愛知県道182号里小牧北方江南線
- 愛知県道183号浅井犬山線
- 愛知県道190号名古屋一宮線
- 愛知県道193号大垣江南線
- 愛知県道457号尾張一宮停車場線
- 愛知県道458号一宮弥富線
- 愛知県道459号名鉄一宮停車場線
- 愛知県道513号一宮西中野線
- Ichinomiya-Naka Ramp.JPG
一宮中IC
- R22 Ichinomiya Rtogocho.JPG
国道22号
- Nobi-Ohashi-gifu01.JPG
- Bino-Ohashi01.JPG
- Shin-Kisogawa-Ohashi2008-1.jpg
電気
電気の供給が開始されたのは大正時代で、市制施行の前にあたる。現在の市域にあった14町村のうち、まず一宮町で1913年(大正2年)1月より供給が開始された。事業者は町内に本社を置く一宮電気で、同年2月には奥町・起町・木曽川町でも供給を始めた[4]。同社の供給範囲は、1918年(大正7年)時点では上記4町のほか、萩原町・今伊勢村・大和村・朝日村・西成村・浅井町・北方村・葉栗村を加えて計12町村となっていた[5]。
一宮電気のほかにも、現在の市域には名古屋電灯が進出した。同社は名古屋市に本社を置いており、1914年(大正3年)の時点で千秋村と西成村の一部を供給範囲に組み入れていた[6]。残る丹陽村については、稲沢町(現・稲沢市)を本拠とする稲沢電気(後の稲沢電灯)が1916年(大正5年)より供給を行っている[7]。
現在の市域において大正初期に3社あった供給事業者は最終的に1社に整理された。まず1920年(大正9年)に名古屋電灯が一宮電気を吸収。名古屋電灯はこの後数度の合併を経て中京圏の大手電力会社東邦電力へと発展した[4]。丹陽村に供給していた稲沢電灯も1939年(昭和14年)に東邦電力へ統合され[8]市域の事業者統合は終わるが、戦時下の配電統制により3年後の1942年(昭和17年)に中部配電の供給範囲となった。戦後の1951年(昭和26年)に中部電力が発足し、中部配電の事業を継承して現在に至っている[4]。
ガス
一宮市では、都市ガスは東邦瓦斯株式会社(東邦ガス)が供給している。
市内のガス事業については、旧一宮町で1882年(明治15年)にガス灯が新設されたのがその始まりであるが、本格的なガス事業は1909年(明治42年)に設立された一宮瓦斯、後の尾州電気によって開始された。合併により東邦電力に継承された後、市内のガス事業は1923年(大正12年)4月に東邦ガスへと譲渡されている[9]。一宮市が昭和期に編入した10町村のうち編入前にガス供給が行われていたのは今伊勢町で、1933年(昭和8年)6月に開始[10]。平成になって編入した2市町については、尾西市(旧今伊勢町域を除く)は1958年(昭和33年)6月から、木曽川町は1962年(昭和37年)11月から開始された[11]。
ガス事業に関連して、ガス工場(東邦ガス一宮製造所)が市内に置かれていだが、1953年(昭和28年)10月に休止(翌年廃止)され名古屋市からの高圧導管輸送に切り替えられた[12]。
観光
一宮市のウェブサイト(観光案内)も参照。
- 観光地
- 真清田神社
- 大神神社
- 138タワーパーク
- 浅野公園(浅野長政屋敷跡)
- 浅井山公園
- 妙興寺
- 一宮市博物館
- 一宮競輪場
- 三岸節子記念美術館
- 中野の渡し
- 一宮市尾西歴史民俗資料館
- 旧林家住宅(起宿脇本陣跡)(一宮市尾西歴史民俗資料館別館)
- 起宿
- 萩原宿
- 起渡船場跡
- 冨田一里塚(国の史跡)
- 西上免古墳
城郭
- Masumida Shrine - Honden.jpg
真清田神社
- Omiwa Shrine - Haiden.jpg
大神神社
- Graves of Moritoyo Yamanouchi and Juro Yamanouchi.JPG
山内盛豊、十郎父子の墓 法蓮寺境内
- Bisai Museum of History and Folklore 03.JPG
尾西歴史民俗資料館
- The former house of Hayashi G01.JPG
旧林家住宅(尾西歴史民俗資料館別館)
- TwinArch138.jpg
ツインアーチ138
- Ruins of Kuroda Castle.jpg
黒田城址
- Ruins of Nagamasa Asano's residence.jpg
浅野長政屋敷跡
- 祭事
- おりもの感謝祭一宮七夕まつり
- 1956年(昭和31年)に始まった一宮七夕まつりは、一宮市の夏の最大イベントとして、7月の最終日曜日を最終日とし、木曜日からの4日間行われ、130万人をこえる人出でにぎわう。通算回数は、名古屋・円頓寺七夕まつりと同じである。仙台七夕・湘南ひらつか七夕まつり・一宮七夕まつり、または、仙台七夕・湘南ひらつか七夕まつり・安城七夕まつりを『日本三大七夕祭り』と称する。
- ホワイトイルミネーション in Bisai(市役所尾西庁舎(旧尾西市役所)横)
- 濃尾大花火
- 桜まつり
- 桃花祭
- 石刀祭
- つつじ祭
- チンドンまつり
- 瀬部山車・臼台祭
- 一豊まつり
- びさいまつり
- 甘酒祭
出身有名人
戦国武将
政官界
- 安藤隆春(元警察庁長官)
- 神田真秋(元一宮市長、元愛知県知事)
- 市川房枝(女性運動家、元参議院議員)
- 江崎真澄(元副総理他大臣を歴任した政治家)
- 江崎鉄磨(自民党衆議院議員。江崎真澄の息子)
- 豊島半七
財界
学界・言論界
芸術
芸能
- あおい洋一郎(TBSナレーター)
- 石月努(元FANATIC◇CRISISボーカル)
- 岡田有希子(元アイドル)
- 加藤沙耶香(アイドル)
- 川島恵(元アイドル)
- 北原里英(アイドル・AKB48チームK・元SKE48チームS兼任)
- 黒柳能生(ロックバンドSOPHIAのベーシスト)
- 小鳩くるみ(歌手)
- 鈴木ほのか(女優)
- スギちゃん(お笑い芸人、旧尾西市)
- 丹下桜(声優、旧木曽川町)
- つボイノリオ(名古屋ローカルラジオパーソナリティ)
- 露の團姫(落語家)
- 戸井康成(名古屋ローカルタレント)
- 戸松遥(声優)
- 花子(女優、明治から大正期に欧米で活躍)
- 舟木一夫(歌手)
- 水野裕子(タレント、旧尾西市)
- 虫鹿里佳(気象予報士)
- 佐分千恵(テレビ朝日アナウンサー)
- 葛谷由香里(2005年ミス・ユニバース・ジャパン)
- 米倉ますみ(歌手)
- SEAMO(歌手)
- 響れおな(宝塚歌劇団月組)
- 伴麻衣子(NHK岐阜放送局キャスター)
- 高杉俊介(俳優)
- 松岡錠司 (映画監督)
- 加藤晃 (東海テレビ放送アナウンサー)
- 佐藤友香 (元東海ラジオアナウンサー)
- 三船和子 (歌手)
- 森貴俊 (東海ラジオアナウンサー)
- 先崎綾 (歌手)
スポーツ
- 大島信雄(元プロ野球選手)
- 後藤孝志(元読売ジャイアンツ野球選手)
- 山内一弘(元プロ野球選手、元中日ドラゴンズ監督)
- 近藤真市(元プロ野球選手、現中日ドラゴンズコーチ)
- 長谷部裕(元プロ野球選手、現中日ドラゴンズコーチ)
- 林直明(元プロ野球選手)
- 林安夫(元プロ野球選手)
- 藤王康晴(元中日ドラゴンズ野球選手)
- 若松武彦(元幕内力士朝乃若、現相撲親方)
- 安藤光彰(騎手・笠松競馬場→JRA所属)
- 安藤勝己(元騎手・笠松競馬場→JRA所属)
- 野村彰彦(調教師・JRA所属)
- 三好祐樹(競艇選手)
- 青山直晃(サッカー選手)
- 大河内英樹(サッカー選手)
- 一丸安貴(競輪選手)
- 猪子真実(女子競輪選手)
- 小島亮太(プロゴルファー)
- 三浦伊織(女子プロ野球
医師
文化
名誉市民
旧尾西市
- 渡辺治彦
- 小川四郎兵衛
- 市川房枝
- 三岸節子
旧木曽川町
- 川井由廣
- 丹菊義明
- 江嵜冨次郎
その他
- 一宮を舞台にした映画:『宇宙の法則』(井筒和幸監督)
- 一宮を舞台にした唄:『一宮の夜』(唄・つボイノリオ)
- NTTの市外局番は市内全域「0586」。(「0587」地域(隣接する江南市、岩倉市など)と市内料金で通話可能。)
- 車のナンバープレートは2006年(平成18年)10月10日からご当地ナンバー「一宮」が付けられている。(それ以前は「尾張小牧」だった)
- 2010年(平成22年)3月に、市のマスコットキャラクターに、『いちみん』が選ばれた[13]。
関連項目
脚注
外部リンク
テンプレート:日本の特例市- ↑ 図典 日本の市町村章 p134
- ↑ 平成26年度予算状況 当初予算概要説明資料一宮市
- ↑ 3.0 3.1 3.2 テンプレート:Cite web
- ↑ 4.0 4.1 4.2 一宮市 『新編一宮市史』本文編下、一宮市、1977年、pp.483-484
木曽川町史編集委員会(編)『木曽川町史』、木曽川町、1981年、pp.768-774 - ↑ 逓信省電気局(編)『電気事業要覧』第11回、電気協会、1919年、pp.42。テンプレート:近代デジタルライブラリー
- ↑ 『電気事業要覧』第7回、1915年、pp.40。テンプレート:近代デジタルライブラリー
- ↑ 稲沢市新修稲沢市史編纂会(編) 『新修稲沢市史』本文編下、新修稲沢市史編纂会事務局、1991年、pp.191-192
- ↑ 『新修稲沢市史』本文編下、p.319
- ↑ 『新編一宮市史』本文編下、pp.484-485
東邦瓦斯(編)『社史 東邦瓦斯株式会社』、東邦瓦斯、1957年、pp.114,492 - ↑ 『社史 東邦瓦斯株式会社』、p.413
- ↑ 東邦瓦斯株式会社社史編集委員会『東邦瓦斯50年史』、東邦瓦斯、1972年、pp.392-395
- ↑ 『社史 東邦瓦斯株式会社』、pp.114,278-281
- ↑ いちみん - 一宮市