仮面ライダーV3
テンプレート:分割提案 テンプレート:Pathnav テンプレート:注意 テンプレート:告知 テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/TVDrama テンプレート:Infobox animanga/Footer 『仮面ライダーV3』(かめんライダーブイスリー)は、1973年(昭和48年)2月17日から1974年(昭和49年)2月9日まで、毎日放送と東映が制作し、毎日放送・NET系で毎週土曜日19時30分から20時00分(JST)に放送された特撮テレビドラマ作品、及び作中で主人公が変身するヒーローの名称である。
目次
概要
「仮面ライダーシリーズ」の第2作で、前作『仮面ライダー』の直接的な続編として制作されている。全52話のほか、劇場版が「東映まんがまつり」の中で公開された。
前作の勢いを受け継ぎ、頂点を迎えていた変身ヒーローブームの大きな牽引役を果たした作品。主人公の強いキャラクター性とも相まって歴代シリーズ中でも知名度が高い。制作局である関西圏の毎日放送ではシリーズ最高視聴率である38%を記録し、その記録はいまだにシリーズでは破られていない。平均視聴率は関東20.2%、関西27%を記録した。
OPにおいて、他の東映作品(『変身忍者 嵐』や『超人バロム・1』)で主演俳優(あるいはヒーローのアフレコをしている声優)がタイトルバックで作品名を絶叫するのに影響され、本シリーズでも本作からそれが採用されており、次作『仮面ライダーX』と『仮面ライダーストロンガー』まで続けられることになる。
ストーリー
仮面ライダー1号・2号の活躍によって悪の組織ゲルショッカーは壊滅し、世界に平和が戻ったかに見えた。しかし、ショッカー首領は生きており、密かに新組織・デストロンを結成し再び世界征服に乗り出した。
1号ライダーこと本郷猛の大学の後輩・風見志郎(かざみ しろう)は、デストロンの悪事の一部始終を偶然にも目撃してしまい、デストロンの怪人ハサミジャガーによって両親と妹を目の前で殺され、自身もデストロンの罠に落ちたダブルライダーを助けようとして、瀕死の重傷を負ってしまう。だが、ダブルライダーの手で改造手術を受けた志郎は仮面ライダーV3として蘇り、デストロンに立ち向かう。
以下、シリーズの展開に合わせてストーリーを解説する。
- 第1 - 12話
- V3誕生編。「26の秘密」と呼ばれる必殺技や特殊能力を戦いの中で解き明かしていくという謎解きの展開、前作に登場したゲルショッカーの「合成怪人」というコンセプトをさらに推し進めた機械と生物の合成による怪人との戦い、その機械合成怪人が2体登場する前後編ストーリーが特徴テンプレート:Sfn。しかし、V3の苦戦と「26の秘密」の解明につながるという展開が、「V3は弱い」というイメージを印象づけてしまうなどの問題が発生し、軌道修正が行われた。
- 第13 - 30話
- デストロン初代幹部・ドクトルGが登場する。機械と生物の合成怪人というコンセプトは変わらないものの、視聴者にV3は弱いヒーローと印象づけてしまう元凶となっていた「26の秘密」を解明する展開は削除され、1体の怪人が登場する1話完結ストーリーが中心となる[注 1]。ドクトルGの存在感、劇場版と同時進行の第20・21話の四国ロケ、第19話と第22話の静岡県ロケ、劇場版のダブルライダーとの競演、第22話から第24話までの怪談シリーズ、第27・28話での前作の大幹部の復活[注 2]、主人公のパートナー・佐久間ケンの登場など、多くのイベントが盛り込まれた。
- 第31 - 40話
- 視聴率にも翳りが見えてきたため、怪奇性の強化を図るべく、デストロンと結託した怪人部族の長であるキバ男爵とツバサ大僧正を登場させた。それぞれ5話ずつ短期間の登場となったのは、タイアップしている月刊の幼年誌向けに月1回話題を提供する意図による。これに伴い、怪人コンセプトも変更され、機械合成怪人からショッカー同様の単一の生物モチーフに戻している。だが、それぞれの部族ごとの特徴をクローズアップし、かつ呪術的なニュアンスを加味していた。短期間内の幹部怪人との決戦、3人ライダーの共闘(第33・34話)、原点を見直す意図による前作エピソードのリメイク(第39話から第42話)など、様々な試みが行われた時期でもある。
- 第41 - 52話
- キバ一族、ツバサ一族といった怪人部族との結託は一段落し、大幹部・ヨロイ元帥の登場によってデストロンのイメージは初期に近くなる。さらに、デストロンの科学者という過去を持つサブヒーロー・ライダーマンの登場による三つ巴のドラマなど、最後まで多くの話題が提供され続けた。
登場人物
風見志郎 / 仮面ライダーV3
本編の主人公。城南大学テンプレート:Refnest・生物学部の学生であり、本郷猛の後輩。
プロフィール
V3誕生のいきさつ
風見は悪の組織デストロンの犯罪行為を偶然目撃してしまったことにより、デストロンから口封じのため何度も命を狙われるが幸運が続き助かる。同じく自分同様にデストロンの犯罪行為を偶然目撃した純子を自宅に匿ったことが原因で、デストロンの怪人ハサミジャガーによって両親と妹を目の前で殺害される。ハサミジャガーは続いて純子を殺害しようとするが、間一髪で駆けつけた本郷により助けられた。本郷が仮面ライダー1号に変身したのを目撃した風見は本郷が仮面ライダーであることを知る。風見は殺された両親と妹の復讐のために自分を改造人間にするようダブルライダーに志願するが、一度は断られる。しかし、デストロンのアジトに潜入し罠の落ちたダブルライダーを救おうとして、改造人間分解光線を浴びて瀕死の重傷を負ってしまったため、ダブルライダーから緊急改造手術を施されて仮面ライダーV3として蘇った。
人物像
スポーツが得意で、器械体操では「マットの白い豹」という異名を持つ。立花藤兵衛のもとでオートレーサーを目指していた。
本来は陽気な青年で周囲にも明るく接するが、改造人間の宿命や自分以外に不幸になる人を増やしたくないと考え、自分に思いを寄せる純子には冷たく接するなど、他人と距離を置こうとする態度もしばしば見せる。しかし、戦いの中での人間的成長を見せ、結城が復讐心を捨てて正義の戦士となるにあたって大きな役割を果たした。少年仮面ライダー隊の子どもたちに対しても良き兄貴分として接していた。
家族を殺された身である設定を生かし、親のいない子どもやデストロンによって親と離れ離れになってしまった子供への強い思い入れを描いたエピソードが散見される(第38話、第39話など)。ハーモニカが得意で、妹・雪子との思い出がある「埴生の宿」を好む。
仮面ライダーV3として
名前の由来は、「勝利(Victory)」を意味する「V」と、ライダー3号としての「3」を合わせている。
1号ライダーの技と2号ライダーの力を象徴するダブルタイフーンを装備し、ダブルライダーの変身ポーズを組み合わせたポーズと「変身!V3!」の掛け声で変身する。戦闘開始時は左右の指先でそれぞれVの字を作りながら、右前腕を地面と垂直に立てつつ右手の甲を敵に向け、左手指先は右肘に当てながら左前腕を胸の前で水平に組んで、左右の前腕同士で90度に交差したラインを作るという独特のファイティング・ポーズを決めるのが通例であった。
- 能力
- ジャンプ力60m、100m走1.6秒。V3としては高い戦闘能力があり、1号・2号同様にジャンプ力とキック力が基本である。また、改造手術で組み込まれた多くの装置・ギミックや必殺技は「V3・26の秘密」と称されている。しかし、改造手術の直後にダブルライダーが姿を消したために多くの能力を知らないまま戦うことになった。そのため、初期は苦戦することも多かったが、特訓や怪人との戦闘を通じて「26の秘密」の一つ一つが解明され、戦力を向上させていった。26の秘密の半数程度は劇中未使用に終わっている。初披露されたのは2話でのテレパシー、最後に披露されたのは21話の細胞強化装置である。必殺技はV3キックおよびそのバリエーションが多く、きりもみキックや回転三段キックなど26の秘密以外の技も多用している。また、『仮面ライダー (スカイライダー)』では新たな技「空中四の字固め」を披露している。
- また「4つの死の弱点」も存在している。劇中で確認されたのは「逆ダブルタイフーンを使うと3時間変身不能になる」ことのみである。残りの3つについては「V3バリヤーで耐えられる電圧は100万Vまで、砂地での戦いが苦手、深海1万m級の高圧力には耐えられない」との雑誌設定がある。一方で、総集編ビデオ『仮面ライダーメモリアル』では、「残り三つは明らかではない」旨が語られている。ただし、「砂地での戦いが苦手」と言う点は第3話劇中でイカファイアに指摘されており、実際に脚力を効率良く使えず苦戦する場面が描かれている。他の弱点としては第3話にてダブルタイフーンを塞がれると能力が低下することが暴かれ、一度敗北している他、強力な磁束を浴びると補助用電子頭脳に悪影響が出て活動力が低下する点が第13話劇中で明示されている。
- デザイン
- 外観的には、デザイン上はトンボをモチーフとしている[1]。また、その彩色は、1号・2号ライダーがその頭部(顔)については緑色の地の色と赤い目を採用していたのに対し、これを逆転させて赤い地の色に緑色の目を採用した。ボディカラーには、1号・2号の黒色に対して、明るい緑色を採用、1号・2号に比べると全体の色彩トーンは明るめになっている。首廻りの白い襟は、仮面ライダー1号・2号ではよく見受けられた、頭部ヘルメットマスクの後ろから覗くスーツアクターの後ろ髪を隠すためのデザインであった。これに伴い、マフラーも左右セパレート式となり、左右のそれぞれの肩から背中に向けて計2本の白いマフラーが流れる形になっているなど、一風変わったデザインを採用している。
- 石ノ森章太郎による検討用デザインは、1号・2号のデザインをアレンジするところから始まり、「V」や「X」を顔のデザインに取り入れて完成デザインに至っているテンプレート:Sfn。この内「X」をモチーフとしたラフデザインは、後に『イナズマン』の準備案である『パピヨンZ』の検討用デザインとして再利用されたテンプレート:Sfn。
- 石ノ森は後年「帰ってきたV3」と表記したリメイクデザイン案を描いているテンプレート:Sfn。フィギュアシリーズS.I.C.のVOL9仮面ライダーV3では差し替えによりこの形態を再現することが可能である。
技など
- V3キック
- ダブルライダーの必殺技、ライダーキックを継承した蹴り技。しかしデストロン怪人には決め技となることは少なかった。そのため、立花藤兵衛との特訓で新たなキック技を開発する(後述する「マッハキック」「ビッグスカイキック」など)ことや、「V3反転キック」「V3きりもみキック」「V3フル回転キック」など、空中でアクションを加えてキックの威力を増幅させることで、多くの怪人や悪の組織と戦っている。
- V3 26の秘密
- ダブルタイフーン - 右の風車に1号の「技」、左の風車に2号の「力」が秘められている。
- 超触覚アンテナ - これを介して1号・2号とテレパシーで会話する。
- V3ホッパー - 500m上空から10km四方を偵察。すがやみつるの漫画版では武器としても使用。
- ライダー遠心キック - 上空を大きく旋回した遠心力で複数の敵にキックする技。
- 特殊強化筋肉 - マシンガンの銃弾すら弾く特殊合成繊維製の筋肉。
- スクリュー・キック - 空中で体をスクリュー状に回転させ敵にキックする技。
- 特殊スプリング筋肉 - 肩部のあらゆる衝撃を吸収する特殊筋肉で強度は特殊強化筋肉の10倍。
- V3ドリルアタック - ドリル状に回転しながら敵に体当たりする技。
- Oシグナル - 1号・2号と同様の改造人間探知装置で単体での効果範囲は2km。
- レッドランプパワー - ダブルタイフーンのレッドランプが点滅するとエネルギー倍増。熱線をはね返す機能もある。
- V3バリヤー - 全身の表面に特殊コーティングバリアーを張って電気エネルギーを吸収。
- V3反転キック - 敵に蹴りを放ち反転、もう一度蹴りを加える技。
- 逆ダブルタイフーン - ダブルタイフーンを逆回転させたエネルギーで敵を粉砕する。ただし使用後は3時間変身不能となる。
- レッドボーンパワー - 胸のレッドボーンにエネルギーを集中して強力なパワーを発揮。
- クロスハンド - 手を交差させることで起動する細胞強化装置。一時的に肉体強度を増強。
- 空気ボンベ - 体内に設置された圧縮ボンベ。連続使用時間は3時間。
- V3ダブルアタック- 相手を持ち上げて振り回してから投げ飛ばし、とどめに「V3キック」を放つ。
- エナージ・コンバータ - 1号・2号と同様のエネルギー貯蔵装置。1基で1号・2号の2基分の性能を持つ。
- プロペラ・チョップ - 両手をプロペラ状に廻して敵にチョップをする技。
- エレクトロアイ - 壁を透視する電磁アイ。1号2号のCアイ(キャットアイ)より性能が向上されている。
- マトリックスアイ - 複眼の一つ一つが異なる効果の光学装置として働き、怪人の体を分析する。
- フリーザー・ショット - 触角から出す冷凍光線(ダブルタイフーンから放つという記述もある)。
- グライディングマフラー - 2本のマフラーと襟の安定翼で滑空する。
- V3サンダー - 触角から出す100万Vの稲妻。
- レッドボーンリング - レッドボーンにエネルギーを集中させ、全身をタイヤ状に変形させて敵に体当たりする技。
- 火柱キック - 脚に内蔵された小型原子炉で脚部を赤熱させてキックする。
- これらは児童誌などの設定であり、本編未使用の能力も少なくない。
- その他の技
- V3フルキック
- 捻りを加えないドロップキック。『仮面ライダー (スカイライダー)』ゲスト出演時にも使用されたが名称は「V3ダブルキック」に変更されていた。
- V3きりもみキック
- ハイジャンプの後、空中で錐揉み状に回転し、急降下して放つキック。レンズアリやカミソリヒトデなどの機械合成怪人、またライダーマンとのコンビネーションにより、強敵サイタンクにもとどめを刺した。
- V3フル回転キック(回転フルキック)
- ハイジャンプの後、前方に3連続で回転することで勢いを付け、更に両足で放つことで威力を増幅させたV3キック。キバ一族との闘い以降「フル回転キック」に統一。蹴り方も右足のみで蹴るようになる。デストロン最後の怪人・ザリガーナに致命傷を負わせている。
- スクランブル・ホッパー
- ホッパーに装着された一般市民援護用緊急音響兵器。円盤の辺縁部に装着された、オレンジ色のパイプを振り回すことでデストロン怪人や戦闘員を攪乱させる特殊高周波を発生させる。少年仮面ライダー隊員に配布された。
- V3ビッグスカイパンチ、V3ビッグスカイキック
- 空中戦が得意な「ツバサ軍団」対策用。その名の通り空中戦用の技。ハリケーンを踏み台に使用した。
- V3マッハキック
- これも「ツバサ軍団」の死人コウモリ対策で編み出された。身体を身直させ横回転のブーメラン状で体当たりする技。後にサイタンク戦では破られている。
- ライダートリプルパワー
- 1号、2号との合体技で、ダブルライダーが運転する二台のサイクロンの後部に立ち、右手を2号の左肩、左手を1号の右肩に置き、エネルギーを集中させながら突撃する。原始タイガーに使用。
- V3必殺キック
- 48話において使用。デストロン首領に仕掛けるものの、まだ首領への信頼が消えず盾になったライダーマンに命中した。後年のゲームソフト『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』ではV3の最強技として扱われている。
- V3ダブル反転キック
- ネオショッカー怪人マントコングに使用。V3反転キックの派生技であり、V3キックの後に反転する際、左右にそれぞれ、円を描くように反転して蹴り込む。マントコングの怪力と強靭な肉体を計算し、エアープレーンスピンに酷似した投げ技を受け、この勢いを利用して放った。
- V3チョップ
- ライダー1号と同様の、強力な手刀打ち。機械合成怪人であるデストロン怪人に対しては、V3は1号以上にチョップを多用した。
- V3電熱チョップ
- 右手にエネルギーを集中して放つ、強力なチョップ。ジシャクイノシシのスーパージシャクを破壊した。
- V3きりもみチョップ
- 錐揉み回転を併用して、威力を高めたチョップ。キバ一族のユキオオカミにとどめを刺した。
- 空中四の字固め
- ネオショッカー怪人マントコングに使用。怪人の怪力を押さえ込むために空中まで投げ飛ばし、宙に浮いた際に相手の足を四の字で組み、その直後地面に落下させ締め付ける痛みと衝撃を与える。
ハリケーン
- 全長:2300mm
- 全高:1210mm
- 重量:320kg
- 最高出力:1000馬力
- 最高時速:600km
- V3の専用オートバイ。志郎が常用するオートバイが、V3への変身に伴って高性能オートバイに変形する。ライダー1号が設計し、2号が部品を集めて開発したもので、元来はダブルライダーが自分たちで使う予定だったが、V3が誕生したために譲ることになったとされる[2]。2話で初登場した。原子力エンジンを搭載している。伸縮式の翼の下にロケットブースターが装着され、10時間の空中飛行が可能。オフロードの機動性も高く、地上戦でも威力を発揮した。カウル前部に仮面ライダーの変身ベルトと同じタイフーンを装備し、風力エネルギーを吸収しながら走行することが可能。風車の色はスピードに応じて、青から黄色、赤へと変化する。さらにV3の脳波を受けて無人走行もできる。必殺技はハリケーンダッシュ。
- 撮影用のベースマシンはスズキのモトクロッサーTM250。400ccの車両をベースとしたものも存在する。前作のハスラー以上に軽量な車体で性能が高くなった。デザインは石森章太郎のラフ画を元にスズキのデザイナーがまとめたものテンプレート:Sfn。
- 風見の常用バイクはGT750。水冷2サイクル3気筒の大型車。
- V3以降のシリーズに客演した際に、2回新規製作されている。1回目はスカイライダー登場時で、当時のスズキハスラー125が使用されている。2回目は展示イベント「仮面ライダーワールド」の展示用で、ヤマハセロー225を使用して製作されている。
他作品での活躍
歴代ライダーの中でも客演数が多く(最多は2号ライダーの27回。V3は21回で2位)、新旧ライダーの「橋渡し」としての活躍も多い。多くの作品で素顔の風見志郎の姿で登場し、変身後のみの登場だった『仮面ライダー (スカイライダー)』第23話や劇場版『仮面ライダースーパー1』、映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』でも宮内洋が声を当てている。
- 本作(『仮面ライダーV3』)の派生作品
- 小説作品(『MASKED RIDER V3 & RIDERMAN EDITION -RIDERMAN ANOTHER AFTER-』)に登場。ライダーマンの改造人間としての初戦を見守る。
- 『仮面ライダーX』[注 3]
- 第27話[注 3]、第28話[注 3]、第33話[注 3]、第34話[注 3]、劇場版『五人ライダー対キングダーク』[注 4]に登場。第5話では回想として(本作の第34話の映像を流用)、第9話では本郷(1号ライダー)や一文字(2号ライダー)ともども名前のみ登場。
- 立花藤兵衛が講談で語る歴代仮面ライダーの回想を聞きにきて、神敬介と出会う。クモナポレオンに敗れたXライダーにマーキュリー回路を組み込む強化改造を施した。この際、敬介に自身の血液を輸血したため、通常の戦闘能力が発揮できずクモナポレオンに遅れを取ってしまう。
- 劇場版ではモスクワから帰国(変身シーンが存在するが、映画『仮面ライダーV3対デストロン怪人』の映像を流用)。
- 『仮面ライダーストロンガー』[注 3]
- 第35話[注 3]、第37話[注 3]、第39話(最終回)[注 3]に登場。TVスペシャル『全員集合!7人の仮面ライダー!!』[注 3]にも登場。
- 歴代ライダーの中で最初に登場し、第35話から合流。マシーン大元帥を追ってエジプトから空路で大阪国際空港(景観は羽田空港を使っている)に入り、マシーン大元帥の上陸した神戸港[注 5]へ向かった。上陸直後のマシーン大元帥と互角以上に渡り合い、必殺のV3キックで敗走させ、ヘビ女に電気パワーを吸収されて窮地に陥っていたストロンガーを助けた。変身ポーズの効果音が変更されている。
- 第37話では、互いを知らずに対立状態になっていたストロンガーとライダーマンの仲裁役に回った。その後、ライダーマンと富士ダム破壊の阻止に向かった際、地震発生装置の地割れに落ちて彼とともに捕まってしまうが、Xライダーとアマゾンに救われて戦線復帰した。
- 『仮面ライダー (スカイライダー)』
- 第23話[注 4]、第27・28話、第34・35話[注 3]、第54話(最終回)、劇場版『仮面ライダー 8人ライダーVS銀河王』に登場し、単独客演は第23話と第34・35話。第27・28話では島田敏、劇場版では倉口佳三が声を担当。第23話、第27・28話、劇場版ではどこから帰国したかは不明。
- 第23話ではスカイライダーとともにムササベーダー兄弟と戦った。第27・28話ではヒルビランや怪人II世部隊と戦ったほか、スカイライダーを特訓した(第28話ではリーダーとして指揮を執っている)。劇場版の終盤で銀河王の基地が爆発する前にスカイライダーやレミたちを誘導した。
- 第34・35話ではタコギャングを追ってボルネオから駆けつけ、マントコングとの前哨戦で「V3キック」、「V3チョップ」、「V3ダブルキック」、新技「空中四の字固め」を披露し、やはり新技である「V3ダブル反転キック」でマントコングを倒した。宮内が得意とする、バイク走行中に手放しで行う変身も披露された。
- 第54話ではギリシャから帰国。
- 『仮面ライダースーパー1』
- 劇場版[注 4]にのみ登場。『スカイライダー』の第54話で宇宙に散ったが、『スーパー1』の時代に地球に帰還したとされている。
- 『仮面ライダーZX』
- TVスペシャル[注 3]に登場。
- 『仮面ライダーBLACK RX』
- 第41話から第47話(最終回)に登場。第44話では鳥居賞也が声を担当。ロシアを中心に東ヨーロッパでクライシス帝国と戦っていた[3]。クライシスの日本総攻撃に備え、1号ライダーがアメリカのアリゾナに設置したアジトに集結。訓練を行った後、日本に帰国。1号・2号の不在時には代わってリーダーシップを取っていた。ジャークミドラとの戦闘時にXライダーとアマゾンライダーに指揮をとり、ライダーマンとともにジャークミドラと戦った。
- 『仮面ライダーディケイド』
- 劇場版に登場。声優は田中大文。
- 『仮面ライダー電王』
- 『仮面ライダーオーズ/OOO』とのクロスオーバー作品[注 3]では一度歴史から消えていたが、1号・2号が洗脳から解けた歴史では歴代ライダーとともに復活する。小説作品(MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-)では、電王や本郷猛を救うため1971年に連れてこられる。
- 『仮面ライダーフォーゼ』
- 『仮面ライダーオーズ/OOO』とのクロスオーバー作品に登場。声優は田中大文。クレイドール・ドーパントのダミー怪人と戦う。超バトルDVDにも写真のみ登場。『仮面ライダーウィザード』とのクロスオーバー作品にも宇宙ライダー部の部室に名前のみ登場。
- スーパーヒーロー大戦
- 第1作では、ゴーカイレッドによって時空の狭間に消されたが、のちに復活して他のスーパーヒーローたちとともに大ショッカー、大ザンギャックと戦った(声優は田中大文)。第2作では、最終決戦時のみの登場。
- 『烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル』
- 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
- 『仮面ライダーEVE-MASKED RIDER GAIA-』
- 復活したショッカーと戦うため、他のライダーとともに日本に駆けつける。
- 『仮面ライダー11戦記』
- それまでの怪人たちを強化再生させた組織ガイストとの戦いに身を投じる。
- 『仮面ライダーSD』
- 『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』
- ヨーロッパで鉄面男爵と戦っていたという設定で写真のみ登場。写真とBGMが使われた。
- 『KIKAIDER00』
- 「太陽が3つある平行世界」のV3が登場。死に場所を求め、迷い込んだキカイダー00と戦う。
その他の協力者たち
個別記事の存在するキャラクターの詳細は個別記事を参照。
- 結城丈二 / ライダーマン
- デストロンの元科学者で幹部候補だった青年。ヨロイ元帥の裏切りに遭い、ライダーマンとなる。
- 本郷猛 / 仮面ライダー1号、一文字隼人 / 仮面ライダー2号
- 前作の主人公。本郷は城南大学生化学研究室における志郎の先輩でもある。本作から、OPタイトルで「仮面ライダー1号」「仮面ライダー2号」と表記されている。
- ゲルショッカーを壊滅させた後、本郷は城南大学の生化学研究室の研究者、一文字はカメラマンと、日常生活に戻っていたが、志郎がデストロンによる殺人事件を目撃してからというものの、彼が何度も命を狙われたことに不安を募らせる。第2話でカメバズーカの自爆とともに行方不明となっていたが、第21話でオーストラリアにて生き延びていたことが判明。その後、劇場版や第33・34話で帰国し(一文字はアメリカから帰国)、V3と共闘した。
- 立花藤兵衛
- 前作に引き続きライダーたちを支援し、特訓の補助や精神的なアドバイスをしている。本作ではスポーツショップ「セントラル・スポーツ」(46話では立花スポーツ店)を経営する傍ら引き続き少年ライダー隊の会長も務めており、滝が渡米したため隊長も兼任している(隊員達からは「会長」と呼称)。
- 珠純子(たま じゅんこ)
- デストロンの怪人ハサミジャガーに襲われていたところを志郎に助けられ、志郎の家族を巻き込んで死なせたという自責の念から戦いに参加する。少年ライダー隊では通信係を担当しつつ、志郎に対する好意も垣間見せる。第11・12話ではストーカーの黒田雄二(ドリルモグラに改造される)に狙われ、その事件の最中に志郎がV3かもしれないと疑惑を抱いたが、立花と志郎が一芝居打ったことで疑惑は消えた。それ以降も志郎=V3の戦いの支えとなって活躍した。
- 珠シゲル(たま しげる)
- 第4話から登場した純子の弟で、少年ライダー隊の隊員。隊の中心的な存在であり、純子とともにV3の戦いをサポートする。
- 少年ライダー隊
- 制服は赤いブレザーに替わり、ヘルメットやペンダントもV3をモチーフにしたデザインになった。2話で旧本部はハサミジャガーに破壊されてしまい、3話よりスポーツショップ「セントラル」にカモフラージュした本部が再建された。公募による少年隊員の出演が行われ、四国ロケでは多数のエキストラが公募されるなど、視聴者参加の場としても活用された。
- 佐久間ケン(さくま けん)
- 第29話から登場。インターポールの対デストロン組織「デストロンハンター」の一員で、ナンバーは5号。漢字名は健。
- 第30話でデストロン改造人間製造工場の襲撃に成功するが、ドクトルGに仲間を殺され一人だけV3に救われて生き残った。
- 志郎を「先輩」と呼び、彼の弟分的な存在となったが、あまり活躍はせず第37話以降は姿を消した[注 6]。
デストロン
ゲルショッカー壊滅後にショッカー首領が新たに結成させた「最後」の組織。ゲルショッカーを遥かに凌ぐ戦力と科学力で世界征服を企む。怪人はゲルショッカーの合成怪人をさらに発展させた機械と生物を融合させた機械合成怪人となり何度もV3を苦しめた。後半はキバ一族、ツバサ軍団、ヨロイ軍団といった世界各地の部族と手を結び、V3と死闘を繰り広げた。各部族が操る怪人たちはショッカー怪人同様に動植物の怪人たちで構成されていている。組織のマークはサソリをモチーフにしている。
最終決戦でプルトンロケットによる日本壊滅をたくらむもライダーマンの捨て身の行動で阻止され、さらに最終作戦であるD作戦もV3に阻止される。そしてデストロン本部を急襲したV3により首領は倒され本部は大爆発を起こしデストロンは壊滅した。
- デストロン首領
- かつてショッカー、ゲルショッカーを操っていた謎の首領。旧組織の時と同じく姿は見せず、サソリを象った像から声を送り、幹部や怪人たちに命令を下す(これには無線受信器が内蔵されており、これでV3にアジトを知られた)。
大幹部
- ドクトルG(ゲー)
- 13話から登場する、ドイツ支部から日本支部に招聘された初代日本支部長で、本編に登場した唯一のデストロン生え抜きの大幹部。悪魔の頭脳を持つ男と呼ばれる。
- その性格は一見冷酷かつ尊大だが、独自の騎士道精神と哲学を持っていて、戦いと破壊することが進歩を生むという倫理観が彼の行動原理となっている。古代戦士の剣を打ち直して作られた鎧と兜で身を固め、投げれば200m先の標的も断ち割る巨大な戦斧・砲弾をも弾き返し猛毒を噴射する盾・竜の血で鍛えたとされる稲妻を呼ぶ剣の3大武器を持って、怪人に変身しなくてもV3と互角以上に渡り合う。使用する武具にはデストロンのシンボルであるサソリの紋様が刻まれている。作戦にはGマークを壁に刻んだりして用いる。
- V3を「仮面ラァーイダV3」と呼ぶ。これは役に個性を持たせようとした演者・千波丈太郎が歌舞伎の見得を元に考案した演出である[4]。
- 全ての作戦に失敗した上、復活させたショッカー及びゲルショッカーの幹部全員を死なせてしまい、さらにデストロンハンターによって改造人間製造工場まで破壊されてしまう。ドクトルG自身もアジトの爆発に巻き込まれながらも生存していたが、これまでの失態により首領の信頼を失ってしまった。そのため、名誉挽回を賭けてV3に決戦を挑む。
- カニレーザー
- 強化儀式を行ったドクトルGが変身した機械合成怪人。
- 新たな武器として、頭部からのレーザー光線と溶解泡でV3を苦しめるが、「V3きりもみ反転キック」によって敗北。死の直前に元の姿に戻り、最期は潔く自分の敗北を認めて、V3に別れの言葉を告げた後に爆死した。
- サソリをモチーフとしたドクトルGがカニの怪人であるという不可解さについては、制作側に多くのクレームが寄せられたほか、演者の千波も疑問に思っていた。根本的な経緯は判然としないが、シナリオライターが考えてきた案をそのまま使用したらカニになっていたそうである[5]。
- 平山亨プロデューサーの著作などテンプレート:Fullでは、以下のような劇中で語られないプロフィールが設定されている。
- デストロン日本支部着任時は54歳で、元は17世紀から続くドイツ名門貴族の53代目当主だった。ライン河沿いの「蠍(サソリ)屋敷」と呼ばれる古城に住み、蠍の研究をしていた。その思想は極端なドイツ国粋主義で、第2次大戦中はエルヴィン・ロンメル将軍の下で活躍して、残虐さで勇名を轟かせたという。
- ドイツ軍では軍医も兼任し、後のショッカー大幹部の死神博士やゾル大佐、さらにネオショッカーの大幹部となったゼネラルモンスターともその頃に知り合ったとされる。「ドクトル・ゲー」というコードネームは軍医を務めた経歴と本名の頭文字だが、本名は特に設定されていない。当時の児童雑誌[6]の特集記事によれば、妻がいたが、蠍の研究のために殺してしまった過去も持つ。
- 戦後はゾル大佐や死神博士とは別行動をとり、逃亡生活を送るが、ゲルショッカー壊滅後に首領にスカウトされてデストロンに入った。チベットの幹部養成学校で教育を受けた後に大幹部に抜擢されて、日本支部長に就任した。
- ドクトルGの死後、彼の極端な思想と論理を大首領が更に進歩させようと結成させた組織こそが、デストロン壊滅後に登場する仮面ライダーXの宿敵・GOD機関とされている。
- 客演情報
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
- 大ショッカーの大幹部として、鳴滝(演:奥田達士)が変身。ゾル大佐の時と違い、カニレーザーにも変身する。
- 『仮面ライダー11戦記』
- ガイストの主幹の一人として再生される。敗れた怪人を始末するなど、非情さは健在。しかし独断専行でネオキングダークを動かして計画を潰えさせ、自身が大首領に死を以て償わされる。
- 『宇宙の11 仮面ライダー銀河大戦』
- マーダー帝国に再生され、最初からカニレーザーの姿で登場。ゼロ大帝と悪魔元帥と共にマーダーマシン01に搭乗する。
- 『仮面ライダーSD』
- 八鬼衆の一人として登場。
- 『戦闘員日記』
- 戦闘員を育成するショッカーの幹部としてが登場。仮面ライダー2号との戦闘を繰り広げる。演じたのは本作と同じく千波丈太郎。
- 吸血マンモス
- 一族の怪人をV3と駆けつけた1号&2号によって次々倒されたため、35話にて政治・経済・文化の重要人物を改造してコントロールする「日本頭脳改造作戦」を成功させるべく変身した姿。
- 右手が人間の腕、左手がマンモスの足になっている。
- 鼻から血を吸って相手を溶かすことができ、牙からのミサイルや口から吐く赤い霧、一撃で地震を引き起こすほどの怪力でV3に挑む。最期は「V3回転三段キック」によって敗れて元の姿に戻り、「キバ一族、遂に滅ぶ!」と、キバ一族の滅亡を呟いて、爆死した。
- キバ男爵以降の幹部怪人体は、当初は怪人体として登場しつつ、最後の戦いで幹部の正体であるとの描写がされている。
- 平山亨プロデューサーの著作などテンプレート:Fullでは、以下のような劇中で語られないプロフィールが設定されている。
- ツバサ大僧正
- 36話から登場。キバ一族全滅直後に現れたチベットに伝わる邪教「まんじ教」の教祖であり、飛行能力を持つ怪人によって構成された「ツバサ一族」を率いる3代目大幹部。
- 黒い服を纏った老人で、顔に翼を模した赤い仮面を着けている。一族特有の飛行能力を過信したため、特訓を積んだV3の前に敗北を重ねてしまう。
- 死人コウモリ
- 40話にて、人間を操る「ヒマラヤの悪魔」という細菌で首都地区中の団地に住む人間を使い暴動を引き起こすために変身した姿。
- 飛行能力を持ち、爪が武器。一度はV3を倒すが、V3の新必殺技「マッハキック」によって翼を折られ、その正体を現した後、死期を悟って棺の中に入りデストロンの繁栄を願いつつ自爆した。
- 最終話では死人コウモリが再生怪人の一人として登場するが、ツバサ大僧正との関係は描写されていない。
- 平山亨プロデューサーの著作などテンプレート:Fullでは、以下のような劇中で語られないプロフィールが設定されている。
- ヨロイ元帥
- 41話から登場。ツバサ軍団壊滅後に現れた「ヨロイ一族」の長にして、デストロン最後の4代目大幹部。独特の口調で、デストロンのことを「デーストロン」と呼称する。「結果がすべて」という信条の元に、失敗を犯した者は配下の者ですら始末してきた。
- 自分の地位を脅かす相手として結城丈二に反乱の濡れ衣を着せて抹殺をもくろむが、失敗し、彼は造反者・ライダーマンになってしまう。
- 旅客機を墜落させるレーザー砲を装備した兜を被り、全身も血塗られた赤い鎧を着用、そのエッジ部分は鋭利な刃物になっている。戦闘では左腕の新幹線をも砕く硬度の鉄球を武器として戦う。
- ライダーマンをおびき寄せる目的で、結城丈二に差出人住所を明記した年賀状を送った事がある[注 9]。
- ザリガーナ
- ヨロイ元帥の正体であるザリガニの怪人。
- 発火性の泡と左手の鋏、背中の甲羅を割って相手に飛ばす「甲羅崩し」を使う。東京壊滅用のプルトンロケットを破壊された為、最終話で邪魔なV3及び少年ライダー隊を再生怪人を使って壊滅させる「D作戦」を決行する。
- V3と戦うが左腕の鋏を折られた揚句、「V3フル回転キック」に敗北して元の姿に戻る(その際に左腕を失ったかのような演出がされている)。逃走して首領に命乞いするが首領自身に見限られ、通信機の爆発に巻き込まれる形で処刑された。ショッカーのゾル大佐から先代のツバサ大僧正までの歴代大幹部が、首領や組織に対する忠誠を活動の基本としていたのに対して、このヨロイ元帥は常に我が身の保身と組織内部での出世しか眼中になかった点が、大きく異なっている。
- 当初はヨロイ元帥もキバ男爵、ツバサ大僧正のように夏枯れ対策の一環5話前後での降板が予定されていた。しかし、ライダーマンの登場で結城との関わりが深いので降板させることができなくなり、最終話まで登場することになった。このため47話以降の怪人はヨロイを連想させる甲殻類の怪人ではなくなっている。ヨロイ元帥のあとは爬虫類系の幹部が予定されていた。OPでは「ヨロイ元師」誤ってクレジットされていた。
- 前述のようにキャラクター設定上、結城との関わりが深いので他の3幹部と比較すると後年の本作原案としたメディア作品に登場することが多い。
- 平山亨プロデューサーの著作などテンプレート:Fullでは、以下のような劇中で語られないプロフィールが設定されている。
- モンゴルの英雄であるジンギスカンの子孫で、祖先の夢だった世界征服を果たすために蒙古砂漠に独自の地下帝国を建設し、ヨロイ一族を組織するが、デストロンの力の前に降った。
- 日々殺戮をせねば安眠できないという殺人嗜好者で、その残虐性と行動力から首領からの信任も厚かった。
- 石ノ森によるラフデザインでは名称は「ヨロイ騎士(鬼士)」となっており、鎧武者風のデザインであったテンプレート:Sfn。
- 犬神博士
- ドクトル・ゲーが日本支部に着任する前に、首領が全幅の信頼を置いていた科学者チーフ。11・12話に登場して、純子に横恋慕する黒田雄二を怪人ドリルモグラに改造する。さらに司祭として、呪いの指輪を通じての「デストロン結婚式」を執り行うオカルティストでもあった。V3との乱闘のなかで姿を消す。
- 魔女スミロドーン
- 34話に登場した、「キバ一族」の母なる魔女。キバ男爵の祈祷により100万年の眠りから目覚めた。姉小路と名乗る。人間態ではキバ男爵の知り合いと称して、本郷に猛毒塗りの呪いの人形を贈り付けたり、本郷の病院に行った藤兵衛を閉じ込めたりなどの巧みな作戦をとった。バイカーの衣服を着て牙の形をしたバイク(牙型マシン)を乗りこなす。
- 原始タイガー
- 魔女スミロドーンが変身する、サーベルタイガーの怪人。
- 怪人態での戦闘能力はライダー単体より上である。口から吐く炎と牙や爪を駆使してライダー達を苦しめたが、最後はライダー達の「ライダートリプルパワー」で倒された。
- 怪人態では男性の声質となり、人間態でも男性の口調である。「CR仮面ライダーV3」では一人称が「俺」である。
戦力
- 機械合成怪人
- ゲルショッカーの合成怪人をさらに発展させた怪人。生物と道具・武器を掛け合わせた能力を持ち、そのパワーはゲルショッカー怪人を大幅に上回る。13話以降は幹部であるドクトル・ゲーの指揮のもと活動を行う。
- キバ怪人
- キバ男爵が率いる怪人軍団。全員がキバを持っているのが特徴で機械合成怪人を凌ぐパワーを持ち、V3や1号、2号を苦しめた。
- ツバサ怪人
- ツバサ大僧正が率いる怪人軍団。ほぼ全員が飛行能力を持っているのが特徴であり、空中戦に慣れていないV3を大いに苦しめた。飛行能力を持たない植物の怪人も存在する。
- ヨロイ怪人
- ヨロイ元帥が率いる怪人軍団。強固な防御力とパワーを併せ持った怪人が多いのが特徴である。これまでのデストロン怪人以上の戦闘力を持ちV3やライダーマンを苦しめた。
- 戦闘員
- デストロンの主戦力である一般兵士。常人の5倍の体力を持ち、ゲルショッカー戦闘員以上の戦力を誇る。当時の児童書によれば「頭はあまり良くない」とある。1話での本郷の模擬葬儀など、儀礼の際には黒ずくめの三角頭巾に長衣を着用するのが常である。
- 用済みとなった(もしくは古くなった)戦闘員は処刑されたり、怪人などの実験台にされたりする。
- テンプレート:要出典範囲
- 白いサソリ模様の黒い全身タイツ服と、白い模様の黒いマスクを着用。ショッカー、ゲルショッカー時代よりかなり強化されている。ツバサ大僧正配下の戦闘員はこの装束の袖に長いフリンジをつけていて、空を飛べる。
- ショッカー時代と同様、運動能力を向上させる以外は特別な改造は施されておらず、衣類を着用し素顔は人間と変わらない。そのため、風見志郎も衣装を奪って変装する事ができた。
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』では大ショッカーの戦闘員として登場。
- 『仮面ライダーオーズ/OOO』第28話(ライダーシリーズ通算1000回記念話)では元ショッカー戦闘員・千堂院の欲望から生み出された戦闘員軍団に混じって登場している。正体はヤミー(『オーズ』の怪人)。
- デストロンレンジャー部隊
- V3抹殺のために特別に訓練された戦闘員。服装は通常戦闘員との差異は見られない。
- 科学者班(科学者戦闘員テンプレート:Sfn)
- 黒いサソリ模様の白い全身タイツ服と、赤い模様の志郎マスクを着用。結城丈二はここの筆頭的存在であった。通常の戦闘員とは待遇は違い、結城の言動からたとえ大幹部でも直接命令する権限は持っていない様である。スカウト、人質脅迫、金銭報酬などで集められており優秀な科学者やその助手で構成されている。当時の児童書によれば彼らは戦闘訓練を受けた生身の人間であり、功績を挙げ幹部に任命されれば然るべき怪人への改造が施される。テレビマガジンの特写スチールで結城がタイホウバッファローを製造しているカットも存在する。
- 女戦闘員
- 敵の陽動や拉致などの補助的な任務を遂行。第41話のみ戦闘に参加した。
- 第41話では黒のレオタード姿に赤いパレオを着用していたが、第49話でデストロンにリクルートされた少女ジュンは、通常戦闘員と同様の黒タイツ姿であった。
- 首領親衛隊
- 首領の身辺を警護するエリート部隊。軍服を着用、通常戦闘員と同じマスクの上に制帽をかぶる。第48、51、52話に登場。
スタッフ
- 原作:石森章太郎
- 連載:たのしい幼稚園、テレビマガジン、冒険王、おともだち、テレビランド
- 企画:平山亨、阿部征司[注 10](東映)
- 脚本:伊上勝、鈴木生朗、島田真之、内藤まこと、佐伯俊道、滝沢真理、塚田正熙、海堂肇[注 11]、長石多可男、平山公夫
- 音楽:菊池俊輔
- 監督:山田稔、奥中惇夫、塚田正熙、田口勝彦、折田至、内田一作
- 技斗:高橋一俊(大野剣友会)
- 撮影:川崎龍治、原秀夫
- 照明:太田耕治
- 美術:八木功、島田定信(エキスプロダクション)
- 仕上音響:映広音響
- 録音:太田克己
- 編集:菅野順吉、池原文雄、武中昭世
- 選曲:武田正彦
- 効果:協立効果
- 記録:増田美代子、紀志一子
- 助監督:長石多可男、福島孔道、高橋正治、鈴木隆志、平山公夫、梅田味伸
- 進行主任:大里俊博、大竹昭男、伊藤隆造、斉藤正勝、古泉雅
- 制作担当:佐久間正光
- 衣裳:東京衣装
- 現像:東映化学
- トランポリン:三隅修(JAC)、佐藤巧(大野剣友会)
- オートバイ協力:鈴木自動車
- 制作:毎日放送、東映
キャスト
レギュラー・準レギュラー
- 風見志郎 / 仮面ライダーV3(声) :宮内洋
- 結城丈二 / ライダーマン :山口暁
- 珠純子:小野ひずる
- 珠シゲル:川口英樹
- 佐久間ケン:川島健
- ドクトル・ゲー:千波丈太郎
- キバ男爵:郷鍈治
- ツバサ大僧正:富士乃幸夫
- ヨロイ元帥:中村文弥
- デストロン首領(声):納谷悟郎
- 本郷猛 / 仮面ライダー1号 :藤岡弘
- 一文字隼人 / 仮面ライダー2号 :佐々木剛
- 立花藤兵衛:小林昭二
- ナレーター:中江真司
主なゲスト出演者
※参考文献:『仮面ライダー大図鑑(3)』(バンダイ・1991年)、『仮面ライダーV3大全』(双葉社・2001年)
- 風見達治:加賀邦男 (1)
- 風見綾:真咲美岐 (1)
- 風見雪子:関口英利子 (1, 50)
- 神父(ハサミジャガー):永井柳太郎 (2)
- 関三郎(テレビバエ):山田禅二 (3)
- 敏夫:石井政幸 (4)
- 村山博士:山岡徹也 (5)
- 西崎道子:前田通子 (5, 6)
- 西崎ツトム:小松陽太郎 (5, 6)
- 堀川守:藤江喜幸 (5, 6)
- 堀川節子:村井美恵 (6)
- 河井三郎:池田忠夫 (7, 8)
- 河井タダシ:染谷利貴 (7, 8)
- 京子:真木沙織 (7, 8)
- 山本(ナイフアルマジロ):内田嵐 (7)
- 謎の女(ノコギリトカゲ):アイ・モニカ (7, 8)
- 屋敷の主(レンズアリ):北九州男 (10)
- 中原博士:杉山俊夫 (11)
- 黒田雄二(ドリルモグラ):高山彰 (11, 12)
- 犬神博士:花巻五郎 (11, 12)
- 吉村秀夫(ジシャクイノシシ):練木二郎 (13)
- 陽子:田所陽子 (13)
- ドライバー:奥村公延 (13)
- ジョージ・カマモト:団巌 (14)
- 岡島博士:有馬昌彦 (15)
- 岡島珠美:泉陽子 (15)
- 怪しい男(バーナーコウモリ):中田博久 (15)
- 井村耕作:宇南山宏 (16)
- 神父(スプレーネズミ):鈴木志郎 (17)
- 高瀬ユリ子:堀越光恵 (17, 18)
- 市村明雄:堀部隆一 (17, 18)
- 佐々木:川上大輔 (17, 18)
- 中村有三:長沢大 (19)
- 深沢秀雄:二瓶秀雄 (20, 21)
- 塚本:斉藤真 (20)
- 健一の姉:森桃江 (20, 21)
- 早瀬タカオ:皆川良光 (22)
- 黒田狂一(プロペラカブト):中山克己 (23)
- 黒田幸子:山田圭子 (23)
- 伍木(ゴキブリスパイク):山下則夫 (24)
- 老婆・しげ:田中筆子 (24)
- 大里博士:上田忠好 (24)
- 工藤健二:奥野建明 (25)
- 工藤俊一:高島稔 (25)
- 登山パーティー:山田貴光、木下陽夫、新海丈夫 (25)
- 田口晴美(ヒーターゼミ):水木正子 (26)
- 死神博士:天本英世 (27, 28)
- ブラック将軍:丹羽又三郎 (27, 28)
- ゾル大佐:宮口二郎 (27, 28)
- 地獄大使:潮健児 (27, 28)
- 伊藤正太郎:渡辺一矢 (27)
- 伊藤正一:鈴木志郎 (27)
- 田所:田島義文 (29, 30)
- デストロンハンター:高田裕史〈4号〉(29)、山西道広〈1号〉(30) ほか
- 宮田トシ子:斉藤浩子 (31)
- トシ子の両親:長沢大、上田みゆき (31)
- 伊藤(オニビセイウチ):中井啓輔 (32)
- 寒川博士:三島耕 (33)
- 寒川弓子:菅沢恵美子 (33)
- 魔女スミロドーン(原始タイガー):山崎知子 (34)
- 宮本経済長官:湊俊一 (35)
- 中田科学局長:南川直 (35)
- 修行僧(火焔コンドル):佐藤京一 (36)
- 井沢局長:河合弦司 (36)
- 田村昭景:見明凡太朗 (37)
- 学者:団巌 (37)
- 安藤(殺人ドクガーラ):平凡太郎 (38)
- 安藤ツヨシ:小塙謙士 (38)
- 山田正子:津々井和枝 (39)
- 山田修一:松田洋治[注 12] (39)
- 小川辰夫:松坂雅治 (40)
- 小川清志:奥野建明 (40)
- 山下喜作:綾川香 (41)
- 高木裕介(ガルマジロン):三井恒 (41)
- 川田亜沙子:佐々木順子 (42)
- 川田美沙子:粟屋芳美 (42)
- 須藤:高田裕史[注 13] (42)
- 片桐二郎:平野康 (43)
- 片桐幸江:井上真彩子 (43, 44)
- ブラックサンタ(サイタンク):藤沢陽二郎 (45, 46)
- 津村ひろし:高橋仁 (45, 46)
- 津村めぐみ:東啓子 (45, 46)
- 津村定吉:徳大寺伸 (45, 46)
- マサト:久保木利貴 (48)
- エツ子:駒沢とよこ (48)
- ジュン(デストロン女戦闘員):北原和美(49)
- 紳士風の男(カメレオン):石川敏 (49)
- 須藤健一:半藤浩 (50)
- 木村先生:服部マリ (50)
- 西岡保:打田康比古 (51)
- デストロン医師:小倉雄三 (51)
スーツアクター
- 仮面ライダーV3(メイン)[7][8]、仮面ライダー1号[7]:中屋敷鉄也
- 仮面ライダーV3(1,2話のみ)[7]、ライダーマン(スタント)[7]:中村裕
- ライダーマン(アップ)[7]テンプレート:Refnest:山口暁
- ライダーマン(スタント)[7]:河原崎洋夫
- ライダーマン(スタント)[7]:千代田恵介
- 仮面ライダー1号[9]、ライダーマン(スタント)[7]、怪人(ウォーターガントドほか)[7]:新堀和男
- 怪人(イカファイヤーほか)[7]:岡田勝
放映リスト
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人およびゲスト仮面ライダー | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1973年 2月17日 |
1 | ライダー3号 その名はV3! | 伊上勝 | 山田稔 | |
2月24日 | 2 | ダブルライダーの遺言状 | |||
3月3日 | 3 | 死刑台のV3 |
|
奥中惇夫 | |
3月10日 | 4 | V3の26の秘密!? | |||
3月17日 | 5 | 機関銃を持ったヘビ人間! | 鈴木生朗 | 塚田正煕 | |
3月24日 | 6 | ハンマークラゲ出現! 放て、V3の必殺わざ!! | |||
3月31日 | 7 | ライダーV3 怒りの特訓 | 島田真之 | 山田稔 | |
4月7日 | 8 | 危しV3! 迫る電気ノコギリの恐怖 | |||
4月14日 | 9 | デストロン地獄部隊とは何か!? |
|
内藤まこと 佐伯俊道 |
田口勝彦 |
4月21日 | 10 | ダブル・タイフーンの秘密 | |||
4月28日 | 11 | 悪魔の爪がV3をねらう!! | 鈴木生朗 | 塚田正煕 | |
5月5日 | 12 | 純子が怪人の花嫁に!? | |||
5月12日 | 13 | 恐怖の大幹部 ドクトル・ゲー!? |
|
伊上勝 | 山田稔 |
5月19日 | 14 | ダブルライダー 秘密のかたみ |
| ||
5月26日 | 15 | ライダーV3 死の弱点!! |
|
塚田正煕 | |
6月2日 | 16 | ミサイルを背おったヤモリ怪人! |
|
鈴木生朗 | |
6月9日 | 17 | デビルスプレーは死神の武器 |
|
島田真之 | 田口勝彦 |
6月16日 | 18 | 悪魔の裏切り あやうしV3! | |||
6月23日 | 19 | ハリフグアパッチの魚雷作戦!! |
|
滝沢真理 | 塚田正煕 |
6月30日 | 20 | デストロン四国占領作戦 | 伊上勝 | 山田稔 | |
7月7日 | 21 | 生きていたダブルライダー | |||
7月14日 | 22 | 恐怖のキャンプ 地底運河のなぞ! |
|
島田真之 塚田正煕 |
塚田正煕 |
7月21日 | 23 | 恐怖! 墓場から来た吸血男 |
|
鈴木生朗 | 山田稔 |
7月28日 | 24 | 怪奇! ゴキブリ屋敷!! |
|
滝沢真理 | |
8月4日 | 25 | 怪奇!! デストロンレインジャー部隊 |
|
伊上勝 | 塚田正煕 |
8月11日 | 26 | 怪人ヒーターゼミのミイラ作戦!! |
| ||
8月18日 | 27 | 生きかえったゾル・死神・地獄・ブラック |
|
山田稔 | |
8月25日 | 28 | 5大幹部の総攻撃!! | |||
9月1日 | 29 | ドクトル・ゲー 最後の挑戦! |
|
塚田正煕 | |
9月8日 | 30 | ドクトル・ゲー! 悪魔の正体は? |
| ||
9月15日 | 31 | 呪いの大幹部 キバ男爵出現!! |
|
折田至 | |
9月22日 | 32 | 鬼火沼の怪 ライダー隊全滅!? |
| ||
9月29日 | 33 | V3危うし! 帰って来たライダー1号、2号!! |
|
鈴木生朗 | 塚田正煕 |
10月6日 | 34 | 危機一発! キバ男爵対三人ライダー!! | |||
10月13日 | 35 | キバ男爵 最後の変身 |
|
伊上勝 | 内田一作 |
10月20日 | 36 | 空の魔人 ツバサ軍団 |
| ||
10月27日 | 37 | 怪しの寺 ムササビ族の呪い! |
|
滝沢真理 | 折田至 |
11月3日 | 38 | 子連れV3 死のスカイダイビング! |
|
鈴木生朗 | |
11月10日 | 39 | 人喰い植物 バショウガンの恐怖!![※ 9] |
|
海堂肇 | 内田一作 |
11月17日 | 40 | 必殺! V3マッハキック!![※ 10] |
| ||
11月24日 | 41 | あッ! 人間が溶ける! ヨロイ元帥登場[※ 11] |
|
折田至 | |
12月1日 | 42 | カタツムリ人間の人体実験![※ 12] |
| ||
12月8日 | 43 | 敵か味方か? 謎のライダーマン |
|
伊上勝 | 内田一作 |
12月15日 | 44 | V3対ライダーマン | |||
12月22日 | 45 | デストロンのXマスプレゼント |
|
鈴木生朗 | 折田至 |
12月29日 | 46 | ライダーマンよ どこへゆく? | |||
1974年 1月5日 |
47 | 待ち伏せ! デストロン首領!! |
|
伊上勝 | |
1月12日 | 48 | 見た! デストロン首領の顔!! |
|
海堂肇 | |
1月19日 | 49 | 銃声一発! 風見志郎倒る!! |
|
長石多可男 | 内田一作 |
1月26日 | 50 | 小さな友情 |
|
平山公夫 | |
2月2日 | 51 | ライダー4号は君だ!! |
|
鈴木生朗 | |
2月9日 | 52 | デストロン最後の日 |
|
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- 南日本放送:月曜 17:15 - 17:45
- 沖縄テレビ放送:火曜 19:30 - 20:00
音楽
主題歌
オープニングテーマ
- 「戦え! 仮面ライダーV3」
- 番組テロップでは「斗え! 仮面ライダーV3」。120万枚の大ヒットを記録、日本コロムビアのゴールデンディスク大賞を受賞した。
- 主題歌歌唱候補は、日本コロムビア側から子門真人と水木一郎、東映からは主役宮内洋の名が挙がり、最終的には宮内の歌唱に決まった。
- 上記の3人が歌ったヴァージョンの音源はそれぞれ発売されており、そのうち水木版・宮内テスト版(バックコーラス無し)は後続の仮面ライダーシリーズ本編でも使用されている。
- 2011年6月26日放送の『芸能界最強は誰だ!?さんまのからくりTV第8回芸能人かえうた王決定戦スペシャル』(TBS系列)に、宮内本人が出場し、この歌の替え歌を歌った。
エンディングテーマ
- 「少年仮面ライダー隊の歌」(第1 - 42話)
- 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会 (SCS-192)
挿入歌
オープニングとエンディング同様、作・編曲はすべて菊池俊輔。「デストロン讃歌」、「V3のマーチ」、「V3アクション」、「仮面ライダー讃歌」の冒頭には効果音とセリフが入っている。ライダーマンのテーマ「ぼくのライダーマン」は本作の劇中でも使用されたが、『仮面ライダーV3』のLPレコード(KKS-4076)はすでに発売されていたため、次作『仮面ライダーX』のLPに収録された。
- 「不死身の男」
- 作詞:島田真之、丘灯至夫 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:水木一郎
- 「V3アクション」
- 作詞:石森章太郎 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:子門真人
- 「V3の一人歌」
- 作詞:田中守、丘灯至夫 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:水木一郎
- 「V3のマーチ」
- 作詞:伊上勝、丘灯至夫 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
- 「デストロン讃歌」
- 作詞:土井信 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:日本合唱協会
- 「ぼくらの仮面ライダーV3」
- 作詞:中瀬当一、丘灯至夫 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:コロムビアゆりかご会
- 「ぼくのライダーマン」
- 作詞:田中守 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:コロムビアゆりかご会
他媒体展開
各キャラクターの詳細などについては、登場人物の節や結城丈二の記事を参照。
映像ソフト化
いずれも東映ビデオより発売。
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全14巻がリリースされた。全話収録だが、当初は傑作選の予定だったため、収録順は放送順と一致していない。
- 1993年8月25日にLD-BOXが発売された。
- 2000年5月21日から9月21日にかけて単品のLDが発売された[10]。全7巻の各2枚組で各巻8話(Vol.7のみ1枚・4話)収録[10]。
- 2002年12月6日にDVD-BOXが発売された。
- 2007年10月21日から12月7日にかけて2007年10月公開の『仮面ライダー THE NEXT』の公開を記念して単品のDVDが発売された。全9巻で各巻6話(Vol.8、Vol.9は5話)収録。1 - 3、4 - 6、7 - 9はそれぞれ同時リリースされた。
- 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に第1話が収録されている。
他TVシリーズ
- 『仮面ライダーX』
- 風見志郎/仮面ライダーV3が登場。
- 『仮面ライダーストロンガー』
- 風見志郎/仮面ライダーV3と結城丈二/ライダーマンが登場。
- 『仮面ライダー(新)』
- 風見志郎/仮面ライダーV3と結城丈二/ライダーマンが登場。
- 『仮面ライダーBLACK RX』
- 仮面ライダーV3とライダーマンが登場。
- 『仮面ライダーオーズ/OOO』
- デストロン戦闘員が登場。
テレビスペシャル
- 『全員集合!7人の仮面ライダー!!』
- 『仮面ライダーストロンガー』のテレビスペシャル。風見志郎/仮面ライダーV3と結城丈二/ライダーマンが登場。
- 『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』
- 『仮面ライダーZX』のテレビスペシャル。風見志郎/仮面ライダーV3と結城丈二/ライダーマンが登場。
- 『烈烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武』
- 『烈車戦隊トッキュウジャー』と『仮面ライダー鎧武』のテレビスペシャル。仮面ライダーV3が登場。
映画作品
- 『仮面ライダーV3』(1973年3月17日公開)
- 東映まんがまつりの一編として第2話を上映。
- 『仮面ライダーV3対デストロン怪人』(1973年7月18日公開)
- 東映まんがまつりの一編として公開。
- 本作とTVシリーズ20、21話は同時進行で四国ロケが行われているテンプレート:Sfn。劇中でTVシリーズとの関係は特に設定されていない。志郎がギロチンザウルスの名前を知っていることもあり、書籍類テンプレート:FullではTVシリーズから続いた2度目の四国編と解釈されていることも多い。
- 上記の2作品とも2003年12月5日発売の昭和の仮面ライダーシリーズの映画作品を収録した「仮面ライダーTHE MOVIE BOX」及び単品では2006年発売の「仮面ライダーTHEMOVIE VOl.2」に収録されている。
- 『五人ライダー対キングダーク』
- 『仮面ライダーX』の劇場版。風見志郎/仮面ライダーV3と結城丈二/ライダーマンが登場。
- 『仮面ライダー 8人ライダーVS銀河王』
- 『スカイライダー』の劇場版。仮面ライダーV3とライダーマンが登場。
- 『仮面ライダースーパー1』
- 『仮面ライダースーパー1』の劇場版。仮面ライダーV3(声は宮内があてている)とライダーマンが登場。
- 『仮面ライダー THE NEXT』
- 新解釈によるリメイク作品。新解釈の仮面ライダーV3が登場。
- 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- 『仮面ライダー電王』と『仮面ライダーオーズ/OOO』の映画作品。
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 『仮面ライダーディケイド』の映画作品。仮面ライダーV3とライダーマンが登場。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』
- 『仮面ライダーフォーゼ』と『仮面ライダーオーズ/OOO』の映画作品。仮面ライダーV3とライダーマンが登場。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』
- 『仮面ライダーフォーゼ』と『仮面ライダーウィザード』の映画作品。仮面ライダーV3が名前のみ登場。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
- スーパーヒーロー大戦シリーズ第1作。仮面ライダーV3とライダーマンとドクトルG/カニレーザーが登場。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』
- スーパーヒーロー大戦シリーズ第2作。仮面ライダーV3とライダーマンが登場。
- 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
- 平成ライダー15作品記念の映画作品。仮面ライダーV3とライダーマンが登場。
コミカライズ作品
本作制作の時点で、原作者石森章太郎による漫画版『仮面ライダー』の連載はすでに終了しており、原作者自身による本作のコミカライズ作品は存在しない。放映当時から石森プロ所属の漫画家を中心に多くの作家によるコミカライズが行われている。
放映当時の連載
- テレビマガジン掲載版(すがやみつる、1973年3月号 - 1974年2月号)
立花藤兵衛や珠純子など味方側のレギュラーは一切登場せず、V3とデストロンとの戦いにしぼって描かれた。オイルショックによる掲載誌のページ減により1974年2月号をもって連載が打ち切られ、V3とライダーマンが和解して共闘を誓い合うところで話は終了している。
- 冒険王掲載版(すがやみつる、1973年3月号 - 1974年3月号)
テレビシリーズに準じた展開であるが、個々のエピソードや怪人の性格付け等は独自のもの。幼年誌に比べてページ数に余裕があったため、レギュラーキャラクターや敵幹部もテレビ同様に活躍し、別冊付録では100ページを越える長編も執筆された。デストロンとの最終決戦まで描かれて終了した。
- 別冊冒険王掲載版(すがやみつる、1973年春季号・4月号 - 1974年2月号)
すがやによるスパナサンゴのほか、読者考案のノコギリトンボ、エイジェットなどのオリジナル怪人が登場。
やはりテレビに準じた展開。立花藤兵衛らによる戦い以外のドラマも描かれている。テレビマガジンと同様の事情で1974年2月号をもって打ち切りとなり、ライダーマンの誕生で話は終了。翌月の『仮面ライダーX』で立花藤兵衛がデストロンとの決戦を回想する 形で物語に区切りをつけている。
掲載号 | サブタイトル | 登場怪人 | 著者 |
---|---|---|---|
1973年3月号 | 不明記 | ハサミジャガー、他 | 久留米東 |
1973年4月号 | 不明記 | テレビバエ、他 | 久留米東 |
1973年5月号 | 不明記 | ナイフアルマジロ、他 | 久留米東 |
1973年6月号 | 不明記 | ピッケルシャーク、他 | 暁俊二 |
1973年7月号 | 不明記 | ミサイルヤモリ | 松本めぐむ |
1973年8月号 | 不明記 | ウォーターガントド | 松本めぐむ |
1973年9月号 | 不明記 | ゴキブリスパイク | 松本めぐむ |
1973年10月号 | 不明記 | ワナガケクワガタ | 松本めぐむ |
1973年11月号 | 不明記 | 吸血マンモス | 松本めぐむ |
1973年12月号 | 不明記 | 死人コウモリ | 松本めぐむ |
1974年1月号 | 不明記 | 松本めぐむ | |
1974年2月号 | 不明記 | 松本めぐむ |
- たのしい幼稚園掲載版(石川巨人、1973年5月号,6月号,1974年3月号)
掲載号 | サブタイトル | 登場怪人 | 著者 |
---|---|---|---|
1973年5月号 | 不明記 | マシンガンスネーク、他 | 石川巨人 |
1973年6月号 | 不明記 | レンズアリ | 石川巨人 |
1974年3月号 | 不明記 | ヨロイ元帥 | 石川巨人 |
- 別冊たのしい幼稚園掲載版(石川のりひこ、1973年3月号 - 9月号)
掲載号 | サブタイトル | 登場怪人 | 著者 |
---|---|---|---|
1973年3月号 | 不明記 | ハサミジャガー、他 | 石川のりひこ |
1973年4月号 | トリプルキックのまき | 石川のりひこ | |
1973年5月号 | 不明記 | ナイフアルマジロ | 石川のりひこ |
1973年6月号 | 不明記 | ピッケルシャーク | 石川のりひこ |
1973年7月号 | 不明記 | ガマボイラー | 石川のりひこ |
1973年9月号 | 不明記 | ゴキブリスパイク | 石川のりひこ |
- おともだち掲載版(細井雄二、1973年3月号 - 1974年3月号)
掲載号 | サブタイトル | 登場怪人 | 著者 |
---|---|---|---|
1973年3月号 | 不明記 | マシンガンスネーク | 細井雄二 |
1973年4月号 | 不明記 | ハンマークラゲ | 細井雄二 |
1973年5月号 | 不明記 | テレビバエ | 細井雄二 |
1973年6月号 | 不明記 | イカファイヤー | 細井雄二 |
1973年7月号 | 不明記 | ナイフアルマジロ | 細井雄二 |
1973年8月号 | 不明記 | ドリルモグラ | 細井雄二 |
1973年9月号 | 不明記 | クサリガマテントウ | 細井雄二 |
1973年10月号 | 不明記 | ヒーターゼミ | 細井雄二 |
1973年11月号 | 不明記 | キバ一族 | 細井雄二 |
1973年12月号 | 不明記 | 火炎コンドル、他 | 細井雄二 |
1974年1月号 | 不明記 | ガルマジロン | 細井雄二 |
1974年2月号 | 不明記 | カマクビガメ | 細井雄二 |
1974年3月号 | 不明記 | カメレオン | 細井雄二 |
- ディズニーランド(石川巨人、1973年3月号 -10月号 → すがやみつる、1973年11月号 → 石川巨人、1973年12月号 - 1974年3月号)
掲載号 | サブタイトル | 登場怪人 | 著者 |
---|---|---|---|
1973年3月号 | 不明記 | ハサミジャガー | 石川巨人 |
1973年4月号 | 不明記 | テレビバエ | 石川巨人 |
1973年5月号 | かいじんマシンガンスネークのまき | マシンガンスネーク | 石川巨人 |
1973年6月号 | かいじんレンズアリのまき | レンズアリ | 石川巨人 |
1973年7月号 | かいじんガマボイラーのまき | ガマボイラー | 石川巨人 |
1973年8月号 | かいじんドクバリグモのまき | ドクバリグモ | 石川巨人 |
1973年9月号 | かいじんゴキブリスパイクのまき | ゴキブリスパイク | 石川巨人 |
1973年10月号 | 不明記 | ワナガケクワガタ | 石川巨人 |
1973年11月号 | 不明記 | カニレーザー | すがやみつる |
1973年12月号 | かえんコンドルのまき | かえんコンドル | 石川巨人 |
1974年1月号 | カタツブラーのまき | カタツブラー | 石川巨人 |
1974年2月号 | かいじんカマクビガメのまき | カマクビガメ | 石川巨人 |
1974年3月号 | かいじんカメレオンのまき | カメレオン | 石川巨人 |
放映終了後の連載
- 『仮面ライダー』テレビランド掲載版(山田ゴロ)
1978年より徳間書店「テレビランド」誌で『仮面ライダー』から『仮面ライダースーパー1』までのストーリーが新作漫画として連載された。このストーリーは後に全9巻の単行本にまとめられているが、第1巻後半からライダーマン編を含む第3巻まで(ライダーマン編も含むと第4巻まで)がV3編となり、大きなウエイトを占めている。また、ライダーマン編は第4巻一冊分のページ数が費やされ、彼の前半生について独自の物語が展開された。病母を抱えた貧しい少年・結城丈二がデストロンに見込まれ、やがて科学者として成功しながらもヨロイ元帥に裏切られライダーマンになるまでの物語が独特のテイストで描かれている。
- 『仮面ライダーSPIRITS』・『新仮面ライダーSPIRITS』(村枝賢一)
風見志郎/仮面ライダーV3と結城丈二/ライダーマンが主役のメンバーとして登場。『新仮面ライダーSPIRITS』からは珠純子や珠シゲルなども登場。
ゲーム作品
発売元は東映ビデオとバンダイナムコゲームス(旧バンダイレーベル、旧バンプレストレーベル)による。
- 『仮面ライダー作戦ファイル2』
- 1995年発売。PC用のCD-ROM。Windows、Macintosh両方で発売された。『仮面ライダー』のシミュレーションゲーム、『仮面ライダー作戦ファイル』の続編。本編の映像や画像が盛り込まれた図鑑と、新怪人の製作シミュレーション・ゲームが主な内容。「風見志郎」の声を宮内洋、「大首領」の声を納谷悟郎が務めている。
- 『仮面ライダーV3』
- 2000年9月18日にプレイステーション用の3D格闘アクションゲームとして発売。製作はKAZe。システムは1998年に発売された格闘ゲーム『仮面ライダー』(以下「前作」)に準じているが、キャラクター数や隠し要素は増えている。
- 前作の音声は主に以前収録された音声によるライブラリ出演であったが、本作の音声は一部を除き新規に収録された。
- ストーリーモードは、番組の内容に沿ったストーリーの他、ライダーマンが主役の「ライダーマン編」、1号・2号が主役の「仮面ライダー編」もある。特別編は条件を満たさないとプレイできない隠し要素だが、前作のセーブデータが同じメモリーカードにあれば、最初からプレイできる。声の出演などについては、仮面ライダー (プレイステーション版)を参照。
- 『仮面ライダー 正義の系譜』
- 2003年11月27日にPlayStation 2用のアクションアドベンチャーとして発売。制作はバンプレスト。V3とライダーマンが登場し、V3/風見志郎は宮内が声を担当している。
- 仮面ライダー クライマックスヒーローズ フォーゼ
- 2011年12月1日にプレイステーション・ポータブルとWii用のヒーローアクションとして発売。製作はエイティング。クライマックスヒーローズシリーズ第4弾より昭和シリーズと共に参加。V3(ライダーマンはアシスト系のみ)が登場。
- コンパチヒーローシリーズ
- 1990年代から発売されているクロスオーバー作品シリーズ。ゲーム機種はそれぞれの作品による。『ウルトラマン』や『ガンダム』と共に共演。『グレイトバトル』シリーズやスポーツなどの作品に登場する。
オリジナルDVD
- 『仮面ライダーフォーゼ 超バトルDVD 友情のロケットドリルステイツ』
- 『仮面ライダーフォーゼ』の超バトルDVD(オリジナルDVD)。仮面ライダーV3とライダーマンとデストロン怪人が写真のみ登場。
ネット配信
パチンコ
オリジナルビデオ・オリジナルDVD
- 『仮面ライダーフォーゼ超バトルDVD』
- 『仮面ライダーフォーゼ』のオリジナルDVD(超バトルDVD)に仮面ライダーV3とデストロン怪人が写真のみ登場。
小説作品
- MASKED RIDER V3 & RIDERMAN EDITION -RIDERMAN ANOTHER AFTER-
- 本作の小説作品。『HERO SAGA』の1つ。
- MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-
- 『仮面ライダー電王』の小説作品。『HERO SAGA』の1つ。仮面ライダーV3とライダーマンが登場。
- 仮面ライダーEVE-MASKED RIDER GAIA-
- 原作者の漫画作品『仮面ライダー』の続編。仮面ライダーV3とライダーマンが登場。
平成仮面ライダーシリーズへの影響
実際に出演した作品については、他媒体展開を参照。 テンプレート:出典の明記 『仮面ライダークウガ』以降の作品は、一部を除き本作との劇中でのつながりはない。しかし、本作を意識した演出が一部に見られる。
- 『仮面ライダーアギト』(第2作)
- 作品全体に本作へのオマージュが多く、一部の敵キャラクターのモチーフにデストロン怪人が使われている[11]。本作の他に、『サイボーグ009』がストーリーモデルに使われている。
- 『仮面ライダー響鬼』(第6作)
- 立花勢地郎の知り合いとされる風見という教師の存在が語られている。
- 『仮面ライダー電王』(第8作)
- アニメ作品『仮面ライダー電王+しん王』で、しん王によるV3のパロディが行われた。
- 『仮面ライダーフォーゼ』
- 劇中の登場人物・「風城美羽」の名前は、風見志郎に因んだものである。同じく登場人物の1人である「城島ユウキ」の名前は、結城丈二に因んだものである。
脚注
注釈
出典
参考文献
関連項目
- ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー(V3がヨーロッパで鉄面男爵と戦っていたという設定で、写真とBGMが使われた)
- KIKAIDER00(V3がゲスト出演している小説)
- カーフェリー(現:商船三井フェリーの)「さんふらわあ」(旧:日本高速フェリー時代、当時の東京 -[宇久井港]那智勝浦 - 高知航路で撮影に使われている)
- 来島どっく(撮影が行われた)
- 仮面ノリダーV2(本作のパロディドラマ)
- 風見しんご(芸名の由来は風見志郎から)
- 登米市(石ノ森章太郎の故郷である登米市中田町石森に新しくできた公園にV3の立像とベルトを模したモニュメント、そして除幕式直後にとった宮内の手形がある。除幕式には宮内の他に、石森プロと東映の関係者、そして数々の石森特撮番組を手がけた平山亨も参列した)
外部リンク
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タグがありません- ↑ 『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー Vol.3 仮面ライダーV3』講談社、2004年8月、p.4。ISBN 4-06-367088-0
- ↑ 「V3カード」p.74、木下正信『仮面ライダー 仮面ライダーV3 カード完全図鑑』竹書房、1997年5月、p.192。ISBN 4-8124-0300-6
- ↑ 「仮面ライダー OFFCIAL DATA FILE」No.108より。
- ↑ 小田克己、村枝賢一『仮面ライダーをつくった男たち : 1971・2011』講談社、2011年11月、p.226。ISBN 978-4-06-376192-4
- ↑ 『仮面ライダーをつくった男たち : 1971・2011』p.227
- ↑ 『別冊冒険王・映画テレビマガジン』(秋田書店)1973年7月号
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 7.5 7.6 7.7 7.8 7.9 テンプレート:Cite book
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 10.0 10.1 テンプレート:Cite book
- ↑ デザインを担当した出渕の雑誌インタビューでのコメントテンプレート:Fullや『とことん!石ノ森章太郎』での発言より。
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