みうらじゅん
テンプレート:混同 テンプレート:雑多な内容の箇条書き テンプレート:Infobox 漫画家 テンプレート:Sidebar with collapsible lists みうら じゅん (1958年2月1日 - )は、日本の漫画家、イラストレーター。本名、三浦 純(読み同じ)。京都府京都市出身。血液型:AB型。169cm(自身で公表)。妻はシンガーソングライターのbird。
東山高等学校、武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。
職業については、エッセイスト、小説家、ミュージシャン、評論家、ラジオDJ、編集長、ライター、解説者など幅広い分野で活動しており、公表している職業は「イラストレーターなど」。
目次
来歴
小学生時代から仏像と怪獣が好きな少年で、京都や奈良の仏像をめぐる。仏像が好きすぎて仏教系の学校に入学したが、途中でエロに興味が出て仏像に飽きる。仏像が好きな理由は、怪獣のように見上げる迫力があったからだという。高校時代から絵描きを目指し、2浪後に武蔵野美術大学に入学する。在学中から、友人が糸井重里の事務所に勤めていたため、特に何をするでもなく入り浸り、糸井が「タダでイラストを仕上げる奴がいる」と紹介し、カットの仕事をもらっていた。
1980年に『ガロ』誌上でデビュー。『ガロ』に持込をしたのは、他に掲載させてくれる雑誌はないと周囲に言われ判断したためだが、それでも当時編集長の渡辺和博の判断で何度もボツになった。デビュー作の「うしの日」も、一旦はボツになったが、その後、渡辺と親交の深かった糸井の「載せてあげれば?」の一言で掲載された。
初期の画風は現在と全く違い、デビュー前は和田誠の真似的絵柄、デビュー時は「ヘタクソなひさうちみちお」のような絵であった。当初、『ガロ』は汚い表紙の雑誌だと思っていたが、父親が間違えて貸し本屋で『ガロ』を借りてきてしまい、つげ義春の漫画の温泉シーンで抜いたのがきっかけであるという。
1982年には講談社の発行する『週刊ヤングマガジン』のちばてつや賞で佳作を受賞する。以後、『ビックリハウス』や『宝島』などの各雑誌で、関西ネタや怪獣ネタのエッセイやイラストを執筆する。1986年に刊行された、糸井重里を「相談」役にすえた漫画集『見ぐるしいほど愛されたい』で、現在のスタイルを確立した。本人曰く、漫画を描くのは大嫌いであるが、完成原稿を並べて俯瞰で見ることだけが楽しみで描いているという。一般的にゆるい絵柄で知られているが、それはカエルの絵などに限り、人物や仏像などは時間をかけて描くことが多い。
1980年代後半からテレビ・ラジオでの出演も増え、多彩な活動を見せ始め、1989年には『いかすバンド天国』に喜国雅彦、滝本淳助(写真家)らと「大島渚」(由来は同名の映画監督の大島渚より)という名のバンドを結成し出演した。1991年ごろには女装に凝り、いとうせいこう、安斎肇と「バギナーズ」という「女装バンド」を結成した。「ナオミ」の名でボーカルとギターを担当(安斎は「キャンディ・O」、いとうは「マリエ」)。巧みな化粧とセクシーな衣裳で、かなりの「美女」に変身していた。バギナーズは外タレという設定で「遂に来日」「日本上陸」等と謳っていた。
1994年にはハリウッド俳優のチャールズ・ブロンソンの男気に憧れるあまり、映画俳優の田口トモロヲとユニット「ブロンソンズ」を結成。1996年にはいとうせいこうと「The Rock'n Roll Sliders」を結成し、みうらが撮影した写真にいとうが突っ込みを入れるという「ザ・スライドショー」が初めて開催され、以後何度も開催される人気公演となる。
1996年には青林堂からみうら漫画のベスト選集『はんすう』が刊行された。渡辺和博が解説を書いているが、「初めてみうら先生のオフィスに玉稿をいただきにいった時は、非常に緊張した。みうら先生からは、卓越した漫画にたいする意見をいただいた」という、現実にまったく反するイヤミな内容が書かれている。
1997年に自由国民社の『現代用語の基礎知識』による新語・流行語大賞のトップテンに「マイブーム」(後述)が選出され表彰される。
2003年には自伝的コミック『アイデン&ティティ』が、田口トモロヲの初監督作品として映画化され再び脚光を浴びる。『シベリア超特急』が縁で交流のある水野晴郎が世話人を務める日本映画批評家大賞では2004年度に功労賞を受賞。「勝手に観光協会」などのコラムの他、エッセイ、小説など文章の世界でも活躍中である。
歌手birdとの不倫(後にみうらの子を出産)が発覚し、前夫人と2007年春に離婚した。birdとは2006年末から「パートナー」という形で共同生活をしていたが、第2子の妊娠をきっかけに2009年に入籍をした。
2008年には興福寺創建1300年記念『国宝 阿修羅展』(2009年に東京・福岡で開催)にともない発足する『阿修羅ファンクラブ』の会長となる。「阿修羅ファンクラブ」の公式ソング「愛の偶像(ラブ・アイドル)」(作曲:高見沢俊彦、作詞:みうらじゅん)は、高見沢のアルバム『Kaleidoscope』に収録。
テリー伊藤の司会を務めるNHKの視聴者参加番組『テレ遊びパフォー!』にて怪獣デザインマスターを名乗り、全国より怪獣デザインを公募、その中の一枚のデザインから『長髪大怪獣ゲハラ』のシナリオを執筆し、樋口真嗣制作総指揮の短編映画として完成するまでに携わった。
人物
- 長きにわたる仏像マニアとして知られ、いとうせいこうと各地の仏像を見て回る『見仏記』は、書籍やDVDでシリーズ化されている。最近では、その流れから仏教に通ずる人生観を語ることもある。『般若心経』に使用される278の漢字を市街地の看板などで使用されている文字から収集(各文字を写真撮影することによる『写経』)した「アウトドア般若心経」を完成させ、2006年秋の「タモリ倶楽部」で発表した。いずれは出家する計画もある。さきの番組内では、インドア派であるみうらが撮影のためには外出が必要であり、「アウトドア」行動をとることが自らへの修行と位置づけられるため、家から出ることそのものを『出家』と表現していた。
- 高校1年生になって、いくら仏像を熱く語ってもモテないということに気づき、モテてるのは誰だろう、と考えて吉田拓郎を知る[1][2][3]。吉田拓郎の初エッセイ集『気ままな絵日記』を読み「吉田拓郎になろう」と決めた[1][2][4]。400曲くらい歌を作ったが、ほとんど吉田拓郎のマネ[1]。みうらの名前がひらがな表記なのも、吉田拓郎の初期の名義が「よしだたくろう」だったことに由来している[2][5]。50代半ばにしてまだロン毛にしているのも、あの頃の拓郎さんを引きずっているからという[1][4][6]。『気ままな絵日記』はバイブルといい、自身の文体は、どんな文豪より吉田拓郎の影響を受けていると話している[2][7]。
- 吉田拓郎を通してボブ・ディランを知り、「人生の師匠」とまでリスペクトしており、ディラン関係のCDなどは(安売りの千円CDなどまで含めて)コンプリートに近くコレクションしている。サングラスはボブ・ディラン、ロン毛は吉田拓郎と、考えて見たらボクは自分なんてものはなく、色んなものが合体してできあがっていると話している[1][3]。
- ロックマニアでもあり、主にボブ・ディランやトム・ジョーンズなどのキャラの濃いアーティストを愛好。また、半自伝的な漫画作品『アイデン&ティティ』シリーズでは、ウディ・アレンの映画『ボギー!俺も男だ』のハンフリー・ボガートのように、ディランが「主人公にだけ見える助言役」として、登場している。
- 長髪(およびサングラス)がトレードマークだが、1980年代半ばの「トレンディ系コラムニスト・ブーム」の際は、その影響で短髪にしていた時代があった。1982年〜1983年頃はテクノカットにしていた。この際、糸井重里の「モッズヘアいいね」という言葉を聞き、どうやらモッズヘアと言えばテクノカットにしてくれると思い込み、高円寺の床屋へ行って「モッズヘアにして下さい」と注文し店内を凍りつかせた伝説がある。だが、「本来の自分とは何か」と考え直し、長髪・サングラスの現在のスタイルに戻した。本人自身「自分が短髪だった『イカ天』が始まる前の1980年代は、すごく嫌いな時代だった」と語る[8]。2011年1月17日放送回のバラエティ番組『クイズ☆タレント名鑑』(TBS)のコーナーで、約20年ぶりにサングラスを外した素顔をテレビ番組で披露した。
- ファミコンなど8bitCPU家庭用ゲーム機のマニアでもあり、「クソゲー」は自分が生んだ言葉だと自認。
- お笑い評論家としての顔も持ち合わせており、松本人志から「本当に信頼できる評論家はナンシー関とみうらじゅんだけ」と高い評価を受けている。
- エロ写真スクラップ収集家としても知られ、自作のスクラップ本は200冊を超えている。テレビ朝日の深夜番組「タモリ倶楽部」出演時に、「エロスクラップブックが母親に見つかり風呂の薪と一緒に燃やされてしまったと」言う幻の1巻目が存在していたと言う証言もあった。本人曰く「エロは本能だから強い」。スクラップブック作成にはコクヨの「ラ40」とヤマト糊(L字タイプ)を使用している。
- 幼少の頃から、怪獣と仏像、エロ、の三大スクラップブックを作成していたが、怪獣と仏像のほうは途絶えた。
- 高校時代は「犬に似ているから」という理由で、ジョンというあだ名を付けられた。その後、長い間入院し退院して学校へ行ってみると、今度は「死にかけ」というあだ名を付けられた。
- 堀江しのぶのファンであった。「日本の夏は堀江しのぶである」と力説して応援していたが、堀江は1988年にスキルス性胃がんのため23歳の若さで他界。その際にも「ボー然とした、ただ。そして生まれて初めて芸能人の死に対して泣けてきた」との言葉を残している[9]。
- ガロの対談で、「俺のちんこにはTSUTAYAって書いてあるからさ、一週間だけ なら誰でもレンタルできるんだよ」と語り、女性遍歴の多さを暴露した。
マイブーム
マイブーム(my boom)はみうらによる造語である。「my」と「boom」を組み合わせた和製英語で「自分の中だけではやっている物や出来事」といった意味で使用される。みうらのマイブームのルーツは小学生時代にさかのぼる。小学校の社会科見学で奈良・京都の寺院を見学してから仏像に興味を持ちはじめ、寺院で配布されているパンフレットの仏像の写真を切り抜き仏像の感想を沿えスクラップにしていた。この仏像ブームがみうらの人生初のマイブームとなった。この言葉は「大ブーム」に語感が似ていることから思いついたという。
1994年に『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演した際に発言したのを機に、その語感の良さもあって一般に広まっていった。そして1997年に新語・流行語大賞で表彰された。同賞を受賞した言葉は、一般的にマスコミが多用する例はあるもののマスコミ外で流行したとは言い難いものがほとんどであり、その年限りの一過性に終わり死語と化すことも多い。その中で、「マイブーム」はマスコミ外でも広く使われており、受賞後も廃れることなく使用され続け、遂には2008年1月に発売された『広辞苑第六版』にも掲載されている珍しい例といえる(一方、2006年に彩図社より発売された『死語大全』にも掲載されており、みうら本人はダブル受賞だと喜んでいる)。
みうら自身はマイブームを、「自分だけのブームだけで終わらせず他人に広めること」としており、彼が注目した事柄は自身が出演する番組や著作などの形で面白おかしく紹介している。またそれらを世間に広める際は、みうらが考案した造語を用いる。
主なマイブーム
- 読んでいるだけでムカツク=腹が立ってくる内容の絵馬のこと。みうらが紹介したものの一例:「田中と関わりがあることがないように」「秀さん生きてくれ!!○○生命一同」
- いやげもの(嫌+土産物)
- 悪趣味な置物やキーホルダー等、もらって困る土産物のこと。
- カスハガ(カス+絵葉書)
- 絵葉書セットにたまに混じっている、何をアピールしたいのか意図が全く不明であるカスのような絵葉書のこと。有名でもないただの建築物や風景、温泉の写真等が多い。
- とんまつり(とんま+祭り)
- 学術的に言えば「奇祭」だが、「そんな格好良いものではない」というみうらの考えにより作られた概念。地元では吉例行事だが、傍から観ているととんまに思える祭りのこと。例として新潟県の「つぶろさし」、愛知県の「豊年祭り」、和歌山県の「笑い祭り」、奈良県の「おんだ祭り」、福岡県の「尻振り祭り」(東大野八幡神社)がある。
- 著名人の写真をベースにして、様々な落書きを施す遊び。元々は『小学四年生』でみうらが連載していたものだが、後に『どちら様も!!笑ってヨロシク』でもクイズの題材になるほど広まった。時の総理大臣:宮沢喜一も自身の写真を“らくがお”してもらうことを認めていたという。
- 奥村チヨ再評価
- 『CHIYO!COQUETTISH BOMB』(1994年・TOCT-8293〜4)の責任編集・選曲を担当。
- 第1作目が制作/公開された当時は本当に一部のマニアにしか知られていない文字通りのカルトムービーだったが、みうらがきっかけの一つとなり広く話題となった。「シベ超」と略したのもみうらが最初である。なお、みうらは『映画秘宝』創刊者の町山智浩とは彼が『宝島』編集者だった時代からの長いつきあいであり、『映画秘宝』が創刊以来、一貫して「バカ映画」についての連載を持っている。町山によると、雑誌『映画秘宝』のキーワードのひとつでもある「バカ映画」は、みうらの命名だという。
- 男キッス
- 長い付き合いでも手さえ触れたことがない男友達が多い。そんな人達は友情を確認するために男同士でキッスするべきという考え。
マイブーム詳細
- 「みうらじゅん大図鑑」(宣伝会議)より
- 65-67年(7‐9歳)第1期怪獣ブーム
- 66年(8歳)第1期カエルブーム
- 67‐73年(9-15歳)漫画家ブーム
- 68‐69年(10‐11. 歳)第一期仏像ブーム
- 68年(10歳)第一期吉本新喜劇ブーム/第一期渚ゆう子ブーム/第一期奥村チヨブーム
- 71-77(13-19歳)エッセイストブーム/映画評論家ブーム
- 72‐74年(14‐16歳)フォークシンガーブーム
- 72年(14歳)第一期ブロンソンブーム/イラストレーターブーム/落合恵子・おセンチ・ポエムブーム/ユースホステルブーム
- 74年(16歳)旅人ブーム/プログレブーム(意味なく瞑想期)
- 74‐79年(16‐21歳)ボブ・ディランブーム
- 75‐79年(17‐21歳)谷ナオミブーム
- 76年(18歳・一浪)エロスクラップブーム(現在まで続行中)
- 78年(20歳・大1)第二期怪獣ブーム/第一期女装ブーム/万引きブーム
- 79年(21歳・大2)ウシブーム/ブルック・シールズ(ロリコン)ブーム
- 82年(24歳)ハニワブーム/高円寺インドブーム
- 85‐93年(27‐35歳)バカレコ・バカグッズブーム
- 85年(27歳)ふんころがしブーム/ホウロウ看板ブーム/ガスギターブーム
- 86‐88年(28∼30歳)変読ブーム
- 86年(28歳)関西仕事ブーム
- 87‐88年(29‐30歳)ピーポくんブーム
- 87年(29歳)帝銀事件ブーム
- 88‐93年(30‐35歳)桂米朝ブーム
- 89年(31歳)第二期吉本新喜劇ブーム/イカ天ブーム
- 89-92年(31‐34歳)クソゲーブーム
- 90年(32歳)第二期カエルブーム/松本清張(マッちゃん)ブーム
- 90-93年(32-35歳)杖ブーム
- 91年(33歳)第二期女装ブーム/エマニエル(坊やを含む)ブーム/第二期渚ゆう子ブーム/ヤング巨泉ブーム
- 92-93年(34‐35歳)第二期仏像ブーム 93年(35歳)カスハガブーム/らくがおブーム/第二期奥村チヨブーム/お笑い虎の穴ブーム/バカ本ブーム/仏画ブーム
- 94‐97年(36‐39歳)第二期ブロンソンブーム
- 95年(37歳)いやげ物ブーム/芭蕉ブーム
- 96年(38歳)トノ&コミー(殿山泰司&田中小実昌)ブーム/エンケン(遠藤賢司)ブーム/ジョージ・ハリスンブーム/ロブスターブーム
- 97‐2000年(39‐42歳)大木こだま・ひびきブーム/とんまつりブーム
- 97年(39歳)角兵衛獅子ブーム
- 98-99年(40-41歳)崖っぷちブーム
- 98年(40歳)IZUMIN(泉麻人)ブーム
- 99‐00年(41‐42歳)青春ノイローゼブーム/ムカエマ(むかつく絵馬)ブーム
- 99年(41歳)ミイラブーム
- 00年(42歳)和フィギュアブーム/湾ブーム
- 01年(43歳)親孝行ブーム
- 02年(44歳)ゆるキャラブーム
- 03年(45歳)金魚ブーム
- 10年(52歳)地獄ブーム
- 13年(55歳)尿瓶ブーム
造語一例
- マイブーム
- ゆるキャラ
- クソゲー
- バカ映画
- DT
- 見仏
- グレート余生
- 人は生れ落ちた時、余生が始まると説いており、その余生を有意義にするのがマイブームである。
- エナリスト
- えなりかずきを愛好する人のこと。
みうらじゅん賞
みうらじゅんの独断で贈呈される賞。この人にはだれも賞を贈らないだろう、ということを中心に選定されている。1994年から始まり、雑誌「宝島」で7年間連載。しかし、同誌がリニューアルしたため、突如、終了。5年間のブランクを経て、2005年から復活(復活の理由は、リリー・フランキーが「自分もみうらじゅん賞が欲しい」と言ったためだという)。第8回はJ-WAVE「GOLDEN TIME」で発表。第9回、第10回は、EXエンタテイメントで発表。第11回は、TBSチャンネル「みうらじゅんDS」で発表された。第12回はイベント「みうらじゅんのDSショー」(PARCO劇場)にて発表。第13回はUst「miurajunnet」にて発表。第14回はニコニコ生放送にて発表。トロフィーの意味は「唯我独尊」、香港で100個まとめて製作されたため、当面は同じトロフィーが受賞者に贈られる。
歴代受賞者
- 1994年(第1回)
- 1995年(第2回)
- 1996年(第3回)
- 1997年(第4回)
- 1998年(第5回)
- 1999年(第6回)
- 2000年(第7回)
- 2005年(第8回)
- 2006年(第9回)
- 2007年(第10回)
- 2008年(第11回)
- 2009年(第12回)
- 2010年(第13回)
- 2011年(第14回)
- 2012年(第15回)
- 2013年(第16回)
主な作品
シリーズ化・文庫化されている作品はおもにシリーズ第1作・初出版時のものを挙げる。
漫画
- 『単になんぎなうし』(1984年、青林堂)
- 『みうジャン』(1985年、ISBN 4-89194-111-1、パルコ出版社)
- 『ハニーに首ったけ』(1986年、ISBN 4-309-72510-4、河出書房新社)
- 『ボクとカエルと校庭で』(1988年、ISBN 4-7926-0184-3、青林堂)
- 『アイデン&ティティ』(1992年、ISBN 4-7926-0228-9、青林堂)
- 『マリッジ』(1996年、ISBN 4-04-852672-3、角川書店)
- 『はんすう』(1996年、ISBN 4-7926-0275-0、青林堂)
- 共著
- 『見ぐるしいほど愛されたい』(1986年、ISBN 4-06-103720-X、講談社)(共著:糸井重里)
書籍
- 『東京の関西文』(1985年、ISBN 4-479-48018-8、大和書房)
- 『オレに言わせりゃTV』(1991年、ISBN 4-04-883284-0、角川書店)
- 『みうらじゅんのフェロモンレコード』(1994年、ISBN 4-924880-36-1、TOKYO FM出版) - 図鑑(レコード・CDジャケット)
- 『やりにげ』(1994年、ISBN 4-8211-0506-3、ぶんか社) - 随筆
- 『みうらじゅんの仏画集・上 お堂で逢いましょう』(1995年、ISBN 4-330-31695-1、弘済出版社) - 画集
- 『VOWでやんす!』(1996年、ISBN 4-7966-1164-9、宝島社) - 書籍
- 『マイブームの魂』(1997年、ISBN 4-620-31152-9、毎日新聞社) - 随筆
- 『青春ノイローゼ』(1999年、ISBN 4-575-29047-5、双葉社) - 随筆
- 『Slave of love』(2000年、ISBN 4-8211-0715-5、ぶんか社) - 小説
- 『とんまつりJapan』(2000年、ISBN 4-08-781193-X、集英社) - 随筆・紀行
- 『飛び出せ!自分マニア』(2003年、ISBN 4-537-25171-9、日本文芸社) - 随筆
- 『ゆるキャラ大図鑑』(2004年、ISBN 4-594-04666-5、扶桑社) - 図鑑(キャラクター)
- 『色即ぜねれいしょん』(2004年、ISBN 4334924425、光文社) - 小説
- 『正しい保健体育』(2004年、ISBN 4-652-07805-6、理論社) - 児童書
- 『アイノカテゴリー 写真集』(2005年、ISBN 4-8356-0988-3、ぴあ) - 本人撮影による写真集
- 『カスハガの世界』(2006年1月、ISBN 978-4480421784、筑摩書房)- 図鑑
- 『みうらじゅんマガジン vol.01』(2006年、ISBN 4-86191-169-9、白夜書房、第1作) - 特集ボブ・ディラン
- 『そこがいいんじゃない!みうらじゅんの映画批評大全1998‐2005』(2006年、ISBN 4-86248-077-2、洋泉社) - 書籍
- 『アウトドア般若心経』(2007年、ISBN 978-4-344-01397-1、幻冬舎) - 書籍
- 『十五歳』(2009年、ISBN 978-4-904345-03-0、TBSサービス) - 詩・随筆
- 『テクノカットにDCブランド』(2010年、ISBN 978-4-7783-1211-4、太田出版) - 随筆
- 『マイ仏教』(2011年、ISBN 978-4-1061-0421-3、新潮社)
- 『セックス・ドリンク・ロックンロール!』(2013年、ISBN 978-4-3349-2876-6、光文社) - 小説
- 共著
- 『無共闘世代 ウルトラマンと骨肉腫』(1985年、ISBN 4-255-85012-7、朝日出版社)(共著:泉麻人)
- 『女の子エスニック図鑑』(1985年、ISBN 4-7669-0115-0、勁文社)(共著:綱島理友)
- 『亜細亜の恋人』(1986年、ISBN 4-7897-0254-5、CBSソニー出版)(共著:手塚能理子)
- 『見仏記』(1993年、ISBN 4-12-002239-0、中央公論社、第1作)(共著:いとうせいこう) - 紀行
- 『ブロンソンならこう言うね―マニア・カルト一生相談』(1995年、ISBN 4-341160311、ごま書房)(共著:田口トモロヲ)
- 『日本崖っぷち大賞』(1998年、ISBN 4-620-31233-9、毎日新聞社)(共著:安斎肇、泉麻人、山田五郎) - 座談
- 『D.T.』(2002年、ISBN 4-840-10619-3、メディアファクトリー)(共著:伊集院光) - 対談
- 『グラビアン魂』(2006年、『週刊SPA!』3月14日号臨時増刊、扶桑社)(共著:リリー・フランキー) - 写真集
- 『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』(2011年、ISBN-13: 978-4594063054 扶桑社)(共著:リリー・フランキー)
- 『運慶-リアルを超えた天才仏師-』(山本勉・ヤノベケンジ・橋本麻里と共著、2012年7月27日、新潮社〈とんぼの本〉)ISBN 978-4-10-602233-3
音楽
- 『青春ノイローゼ』(1999年、88-LDKCD) - CDアルバム 主な収録曲:『とんまつりJAPAN』
- ユニット
- 『大島渚』(1990年) - CDアルバム (「大島渚」名義、ボーカル&ギターとして参加)
- 『アイデン&ティティ』(1991年) - CDアルバム (「大島渚」名義)
- 『シーモンキーズ』(1991年) - カセット (「シーモンキーズ」名義)
- 『ビバ!バギナーズ』(1994年、TOCP-8332) - CDアルバム (「バギナーズ」名義、ボーカル&ギターとして参加)
- 『SUPER MAGNUM』(1997年、TOCT-9768) - CDアルバム (「ブロンソンズ」名義)
- 『勝手に観光協会 vol.1』(2004年、LDCD-50012、第1作) - CDアルバム (「みうらじゅん&安斎肇」名義)
映画
- 『お笑い虎の穴』(1995年) - 企画・監督。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭出品作。
DVD・その他
- 『吉本新喜劇ギャグ100連発』シリーズ(1989-1990年、セレクトを担当) - ビデオからDVD化
- 『とんまつりJAPAN』(2000年) - VHSビデオ
- 『テレビ見仏記1 京都編』(2002年、PIBW-7118、第1作) - DVD
- 『みうらじゅんの伝説のゆるキャラショー』(2003年)- DVD
- 『全日本コール選手権 with みうらじゅん』(2005年、UPBH-1183) - DVD
- 『みうらじゅん&安斎肇の「勝手に観光協会」 Vol.1』(2006年、AVBD-34318、第1作) - DVD
- 『みうらじゅん・いとうせいこう めがね番長〜めがね上等!編〜』(2007年、PCBG-50961、第1作)-DVD
- 『シンボルず』(2008年、MHBW-242、第1作) - DVD
プロデュース
- OKAMANO KEN with スーパーホモンキーズ
- 1stシングル『URAHARA』(作詞・作曲)
- 2ndシングル『SNOW LIGHT LOVE』(作詞・作曲)
- 3rdシングル『微熱が続いた夜』(作詞・作曲)
主な開催イベント
- ザ・スライドショー(1996年・初開催) - いとうせいこうと共演
- 日本崖っぷち大賞ライブ(1998年) - 安斎肇、泉麻人、山田五郎と共演
- とんまつり祭り(2000年)
- みうらじゅんのゆるキャラショー - 安斎肇、清水ミチコ、山田五郎と共演
- みうらじゅんの勝手に JAPAN TOUR 2003(2003年) - 安斎肇と共演
- みうらじゅん in 東京ドーム 郷土愛(きょうどラヴ) 2004(2004年)
- みうらじゅん的映画祭(2005年)
- みうらじゅんpresents 勝手に観光協会 ラジオショーUK.E(2006年) - 安斎肇、ウクレレえいじと共演
- みうらじゅんのDSショー(2009年)-羽佐間道夫、野沢雅子と共演
展覧会
- 大物産展 マイブームの国へようこそ(1998年、ラフォーレ原宿)
- みうらじゅん キョーレツ!3本立!(2002年、ラフォーレ原宿他全国9か所) - 絵画、スクラップ、レコード
- みうらじゅんのマイブーム・アート(2005年、枚方市民ギャラリー企画展)
- 〜みうらじゅんジャンボリー〜[みうらじゅんの100冊展] Book On Rock'n Roll!(2009〜2010年、パルコファクトリー)- 原稿、フィギュ和、いやげ物、ゆるキャラ
主な出演番組
- 『みうらじゅんDS』(TBSチャンネル) - 企画も担当
- 『デザインの森』(BSフジ)
- 『みうらじゅんもぐらビューティフル』(第2日本テレビ(もぐら骨董堂の1コーナー))- 古い映像にテロップでコメント *毎週水曜に新作
- 『みうらじゅんのわらいどころ』(ファミリー劇場) - 同局で放送される喜劇映画のナビゲート番組
- 『みうらじゅんのマイブームクッキング』(食と旅のフーディーズTV) *隔週日曜に新作
- 『みうらじゅん&山田五郎の親爺同志』(MONDO TV)
- 『みうらじゅんの信越ゆるキャラ運動会』(長野放送・NST)
- 『みうらじゅんのグレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ』(衛星劇場) - 構成も担当
- 『笑う洋楽展』(NHK BSプレミアム) - 安齋肇とのフリートークで進行
- 『みうらじゅん&安斎肇のゆるキャラに負けない!』(東京メトロポリタンテレビジョン)
不定期・非レギュラー
- 『みうらじゅん&安齋肇の勝手に観光協会』(EXエンタテイメント 他地上波各局及びTwellV) - 安齋肇と共演
- 『TV見仏記』(関西テレビ、関西テレビ☆京都チャンネル)- いとうせいこうと共演
- 『タモリ倶楽部』(テレビ朝日)
- 『みうらじゅん&山田五郎の男同志』(MONDO21) - 題字も担当
- 『みうらじゅん&山田五郎の男同志2』(MONDO21)
- 『みうらじゅん&山田五郎の男同志3』(MONDO21)
- 『山田五郎アワー「新マニア解体新書」SP』(MONDO21)
- みうらじゅんのサントラくん(NHKラジオ第1放送)
終了
- テレビ番組
- 『どちら様も!!笑ってヨロシク』(日本テレビ)- 落がおクイズプレゼンター
- 『えいせい魂 みうらじゅんバナナマンのゼッタイに出る授業』(BSジャパン・2008年2月22日 - 2008年3月28日、テレビ東京・2008年10月3日 - 2008年11月7日)
- 『親孝行プレイ』(毎日放送ほか) - 原案・題字・キャラクターデザインを担当。出演はしていない
- 『キュート特捜隊』(WOWOW・1992年10月12日-1993年3月26日)- 小川範子と共演
- 『金曜かきこみTV』(NHK教育・終了) - アート掲示板管理人
- 『CX-NUDE DV』(フジテレビ) - ザ・会議室 伊集院光、山田五郎、佐野瑞樹と共演
- 『シンボルず』(テレビ東京・2007年4月1日 - 2008年9月28日) - 企画も担当
- 『天才てれびくん』(NHK教育・出演終了)
- 『土曜かきこみTV』(NHK教育) - アート掲示板管理人。言わせて掲示板(参加していない回もある)
- 『はなまるマーケット』(TBS・出演終了) - 「濱田マリのドリームハンター」に毎回VTR出演していた。「はなまるカフェ」出演歴もある
- 『みうらじゅん&安斎肇のなまはげ兄弟』(EXエンタテイメント)
- 『music roots』(終了) - ロック崖先生D
- 『めがね番長』(BSフジ・終了)- いとうせいこうと共演
- 『ラジオDEごめん』 (中京テレビ)
- 『スタジオパークからこんにちは』(NHK)
- ラジオ番組
- 『小堺一機のサタデーウィズ』(TBSラジオ)- およそ半年に一回のペースで出演
- 『北野誠の世紀の雑談』(TBSラジオ)- 不定期ゲスト、最多回数ゲスト出演
- 『GOLDEN TIME』(J-WAVE) - 安斎肇と共演
- 『TR2』(J-WAVE・出演終了) - 安斎肇と共演
- 『吉田照美のやる気MANMAN!』(文化放送) - マイクサイドボクシング「俺に言わせろ!」(水曜日)
- 『みうらじゅんのMJ RADIOアワー』(TBSラジオ)
- 『みうらじゅんの「サブカルジェッター」〜2番目がいいんじゃない』(TBSラジオ)
- 『ストリーム』(TBSラジオ)- 「コラムの花道」におよそ月一回のペースで出演
出演映画
- SHA-CHI-HO-KO(2002年、ENGEL、監督:薬師寺光幸)
- ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発(2008年、松竹、監督:河崎実)
CM出演
- 長女役の仲間由紀恵、妻役の萬田久子、長男役の鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)、次男役の子役少年と共演。家族揃って長く伸ばした黒髪が特徴。
関連項目
脚注
外部リンク
- miurajun.net - 公式サイト
- みうらじゅんがモバイル - 3キャリア公式モバイルサイト
- テンプレート:Twitter
- The Rock'n Roll Sliders' SITE - 公認サイト
- みうらじゅん&山田五郎の親爺同志 - MONDO TV
- じゅんの恩返し - ほぼ日刊イトイ新聞
- みうらじゅん公式wiki
- 全日本コール選手権withみうらじゅん
- みうらじゅんと安斎肇のなまはげ兄弟
- みうらじゅんの私の人生すべてお見せします(Videocast)
- みうらじゅん&安齋肇の勝手に観光協会
- ちょくマガ:みうらじゅん「オレ、そんなこと言ったっけ?」