中央競馬実況中継 (日経ラジオ社)
テンプレート:基礎情報 ラジオ番組 『中央競馬実況中継』(ちゅうおうけいばじっきょうちゅうけい)とは日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)が中央競馬開催日(原則として毎週土曜日・日曜日。一部例外あり)の9:30から16:45まで放送しているラジオ番組である。ラジオ放送としては唯一、中央競馬で開催される全レースを実況生中継で放送している。
レース実況音声は競馬場内や場外発売所向けの公式実況音声として利用されるほか、BS放送のグリーンチャンネル・日本BS放送(BS11)で2011年1月開始の『BSイレブン競馬中継』(一部首都圏トライアングル『JRA競馬中継』と同時放送)などのテレビ中継、JRAがテレビ局他映像媒体各社に提供するレース映像の実況音声としても使用されている。
目次
歴史
- 旧社名の「日本短波放送」が開局した1954年当時からクラシック三冠レースや天皇賞などの大レースに限って中継を行っていたが、1956年10月27日より13:15から3時間程度の本格的な生中継を開始した。当初は午後のレースの中継の合間に競馬教室、午前中のレース実況再生などのコーナーを織り込んでいた。
- 1963年9月2日に第2放送が開始されると第1放送は東日本(東京・中山など)の、第2放送は西日本(京都・阪神など)のレースを中継するようになった。
- その後段階を追って放送時間が拡大(土曜日は11:45、日曜日9:50スタート)し、1989年4月1日から証券取引所の土曜日全面休場が実施されるようになってから(同局は東京株式市場の市況完全中継を行っており、土曜日もそちらが優先されていた)土曜・日曜とも9:50スタートに拡大。2002年1月5日からは第1レースのパドックから中継出来るように、9:30スタートに拡大された。
- 2004年4月1日に日経ラジオ社の局愛称が「ラジオNIKKEI」に変更されたが、競馬関係については混乱防止のため旧愛称の「ラジオたんぱ」のクレジットを継続して使用してきた。この二重呼称状況を解消するため、まず2005年10月より競馬番組でも「ラジオNIKKEI」の呼称を使用するようになり同時にそれまで「中央競馬実況中継」(提供:日本中央競馬会)と「ラジオたんぱ競馬中継」(提供:競馬専門紙協賛各社)の2つのタイトルを使用して放送してきた競馬中継の番組名を「中央競馬実況中継」に一本化した(但しスポンサーの提供時間は従来と同じ[1])。この移行期間を経て、2006年1月5日からは「ラジオNIKKEI」の愛称に統一されている。
- このため、放送では便宜上2部構成で解説者、パーソナリティーのアナウンサーを13時台中盤(土曜13:25頃、日曜13:15頃。当日のレース日程により前後有)で入れ替える(ただし放送では「第1部」「第2部」の区分アナウンスはしていない)。
- この名称変更に伴い毎年7月上旬前後に福島競馬場で行われる3歳限定重賞「ラジオたんぱ賞」(GIII)は「ラジオNIKKEI賞」に、当時12月の有馬記念前日に阪神競馬場で行われた「ラジオたんぱ杯2歳ステークス」(GIII)は「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」(現・ホープフルステークス)に競走名がそれぞれ変更となった。また、実況音声を供給しているテレビ各番組(後述)でのクレジット表記も「ラジオたんぱ」から「ラジオNIKKEI」に変更された。
- 2006年1月5日の放送からタイトルコールとオープニングテーマも変更された。それまでのタイトルコールは白川次郎アナウンサーだったが、2006年からは佐藤泉アナウンサーによるものが使われている。オープニングテーマも「我らの指揮者(Our Director)」(F.E. Bigelow 作曲)からポップス系のものに変更された。
- 白川時代は番組のタイトルに併せて「ラジオたんぱ 競馬中継!!」「JRA日本中央競馬会提供 中央競馬実況中継!!」という2種類のバージョンであったが佐藤になってからは「中央競馬実況中継!!」の1種類となり、提供クレジット(協賛社読み上げ)は競馬場の当日の担当アナウンサーが行うようになった。
- 開局60周年を迎えた2014年、同じく創立60周年のJRAとコラボし、競馬場でのイベント等を実施している。その一環として番組のテーマ音楽をリニューアルすることを発表。競馬ファンでもあるキーボード奏者で元CASIOPEAの向谷実が作曲したオープニングテーマ「ビクトリー・ロード」、及びエンディングテーマ「日はまた昇る」を第81回日本ダービー前日の5月31日より使用を開始した[2]。タイトルコールも中野雷太のものに変更。更に翌6月1日からは第1放送のみ馬体重や払戻金発表の際に使用されるジングル類も一新された。
特記事項
- 11 - 1月の冬季時間帯での開催は、関東地区(第1放送)ではレースの発走時間が早まる関係で中継は16:30までで終了。但し、この期間も16:45まで引き続き関東主場から生中継の別番組を放送している(『競馬延長戦』)。
- 薄暮競走開催中[3]は第2放送を10:00 - 17:30に繰り下げ、時間延長して放送(2004年度のみ第1放送で実施された)。これに伴い9.760MHzは海外放送局との送信スケジュール調整上、17:00で終了となるため終了の2〜3分前にアナウンサーからその旨が伝えられる。なお、2007年から試験的に行われている阪神・京都の準薄暮(3連休の変則開催や、2008年以後の夏季・秋季阪神開催)も10:00 - 17:15(2009年度春季は9:50 - 17:05)に放送される。
- 天災、その他やむを得ない事情で平日(主に月曜日)に中央競馬が実施される場合(代替開催)は、
- 従来実績では平日の通常番組である株式市況放送を優先させる編成であったため、その合間に内包する形で、レースの発走時刻に合わせる形で数回に小分けする形で第2放送で中継を行った。
- 第2放送を平日休止していた期間(2002年4月-2006年3月)も、第2放送を臨時開局して中継を行った。2006年4月以降、平日にかかる代替開催は発生していなかったが2008年2月3日の東京開催1回2日目が降雪により中止、翌3日に代替開催となったため第2放送の通常番組を休止して通常と同様の完全中継(9:30 - 16:30)を行った。また、代替開催が月曜日の祝日に重なった中継としては2007年7月16日[4]と2008年2月11日[5][6]がある。
- 2012年10月以後は、第2放送の市況関係番組の放送[7]が廃止になり、独自の音楽を主体とした編成に移行したことから、平日の代替開催が発生した場合でも通常と同じ編成で行われるようになった[8]
- 平日開催が2場以上行われる場合[9]は、東西交互に中継を行う関係で、パドック気配実況など一部コーナーを省略した形で放送される。
- 2004年から実施されている土-月曜(祝日・振休)の3日間連続開催について、月曜日に関東主場での開催が無い場合は第2放送のみでの放送となる(第1放送は『渡辺和昭のしゃべってしゃべって60分』など、祝日特別番組を放送)。なお、土曜日に関西主場での開催が無い場合でも関東主場(3場開催時は、第3場も含む)のレース実況を第1・第2放送で同内容(サイマル)放送する。
- 以前は衛星ラジオ放送の「BSコミュニケーションズ」(BSデジタルラジオ)、「デジタルたんぱ」(CSラジオ、スカイパーフェクTV)でも放送されていたがBSは2003年12月、CSは局名が改められる直前の2004年3月で終了している。
- AMラジオ局やテレビ局のレース実況に比べ、当番組のレース実況は静かで淡々としているように聞こえる。これは臨場感を増すため、他局では当たり前に行われている「レース時のゲート音」「馬の走破音」「場内の歓声」を効果音で代替する演出行為を一切行わない為である[10]。短波ラジオ放送は万全な受信環境でもAMラジオに比べ聴取しにくい場合も多いことから、聴き取り易さに万全を期すため余計な音を差し挟まないようにしている。ただし、GI級などの大きなレースでは観客の大歓声が実況マイクを通じて聞こえてくる場合もある。
ネット局
第1放送をネット
- 福島開催時は自社制作の『福島競馬実況中継』のなかで、他場からのレース実況のみをネット。
- 日曜の新潟開催時は自社制作の『BSNラジオ競馬中継』のなかで、他場からのレース実況のみをネット。
第2放送をネット
- 長崎放送『NBCサタデー・サンデー競馬中継』(土・日曜15:00 - 16:00)[11]
特記事項
それぞれ中波局での同時中継が行われる日は、それぞれ「ここからは(各ネット局名)をお聞きの皆様方にもお楽しみいただきます(お付き合いいただきます)」と飛び入りコメントを入れる。また第2放送のNBC(長崎向け)のネット終了時には「NBC長崎放送お聞きの皆さんはここで失礼します」と飛び降りコメントを入れている。
メインレース実況のみをネット
- 青森放送(2006年7月 - )『十日市秀悦のサタデー横丁』[15](土曜)、『良平のラジオにおいでよ!!』(日曜)内で放送
- 東北放送(2007年1月 - )『沸点ギリギリ!あっつあつ☆らじお』・『TBCパワフルベースボール』(土曜)、『イイネ!ミュージックラブ!』[16](日曜)内で放送(番組名は、「サタデー・サンデー競馬実況中継」)
実況音声を使用しているテレビ番組
- グリーンチャンネル『中央競馬全レース中継』ほか、各番組
- BS11『BSイレブン競馬中継』(14時台のみ『JRA競馬中継』として首都圏トライアングル加盟独立UHF局にもネット)
上記の他、不定期にJRA公式映像を引用する形で同局の実況音声が使用されている番組もある。
- 北海道文化放送『ドラマチック競馬』:2011年までの札幌記念前日、9月第3週の変則開催による月曜日開催時。また日本ダービー、有馬記念など前日展望放送時にも使用していた。
- テレビ東京『ウイニング競馬』及びKBS京都『うまDOKI』:小倉競馬、中京競馬の第3場開催時(TVQ九州放送、テレビ愛知→三重テレビが独自制作を行わないため)。『うまDOKI』では2011年の中山大障害の競走終盤の模様を放送したときにも同様の処置が行われた。
- BSフジ『BSフジ競馬中継』:2012年までの「FNSの日」の新潟or福島競馬中継時(「FNSの日」は『競馬BEAT』・『ドラマチック競馬』が放送休止する関係で、テレビ西日本及び北海道文化放送が制作を行わないため)。
過去にネットしていたラジオ局
- FMいるか(北海道函館市)
- FMアップル(北海道札幌市豊平区)
- エフエムくしろ(北海道釧路市、1998年〜2011年3月27日)
- デジタルたんぱ(1996年8月〜2004年3月) 501=東日本(第1サイマル)、502=西日本(第2サイマル)
- ビー・エス・コミュニケーションズ(2000年12月〜2003年12月) 「カルチャーチャンネル301」=東日本、「マーケットチャンネル300」=西日本
- 衛星放送媒体はいずれも衛星のテレビ放送特化を理由に現在は廃止されている。
- モバHO!(モバイル放送)ch.391『中央競馬実況中継』(ラジオNIKKEI運営のチャンネル。西日本を中心とした第2放送と同内容をフルサイズでネット。サービス自体が2009年3月31日で終了したため、それに伴い2009年3月29日の開催で打ち切り。なお第1放送に相当する東日本主体の分はラジオNIKKEIのものではなくグリーンチャンネルの内容をch.081で提供していたが、これも同時に廃止されている[17])
この他2002年8月31日に小倉競馬が台風接近のため開催中止になった際、通常はネットしていないラジオ関西に札幌競馬の全レースの実況がネットされたことがある。
インターネット配信
同局の競馬中継は、短波放送以外にもインターネットのサービスとして聞くことができる。radikoのみ無料でそれ以外は有料となる。
- 「競馬実況ホームページ」(レース実況部分のみ。ライブ配信とオンデマンド配信。プロバイダコンテンツ)
- radiko
- NTTドコモ携帯電話向け - 「ラジオNIKKEIモバイル」(短波放送と完全同内容でのライブ配信。iアプリ使用のため、FOMA対応機種に限られる。2006年1月14日開始)
- au、Softbank携帯電話向け - 「ラジオNIKKEIモバイル」(レース実況部分のみをオンデマンド配信、2007年6月23日開始)
- ウィルコムPHS向け - 「ラジオNIKKEIストリーミング」(レース実況部分のみをライブ配信、W-ZERO3シリーズのみ対応、2007年8月開始、同年9月より有料化)
レギュラー解説者
基本的に午前(第1部)・午後(第2部)で出演する解説者を入れ替えるが、第2放送・関西主場のパドック実況を担当する解説者のうち、日曜日の開催[21]についてはここ数年、辻が終日1人で担当している。
第1放送(東日本)
- 宮崎秀一(日刊競馬 土曜日は午前正面解説[22]と6〜8Rのパドック解説、日曜日は1R発走前狙い・メインレース展望[23]、6〜10Rパドック解説、メイン・最終レース「ワンポイントアドバイス」担当)
- 小林正明(デイリースポーツ 主に中山開催時の土曜日午前パドック解説担当)
- 豊島俊介(同上)
- 村上英明(同上)
- 加藤剛史(デイリースポーツ馬三郎 小林・豊島・村上・加藤は持ち回りで出演)
- 石井誠(競馬ライター。2014年4月まではスポーツ報知記者として出演していたが、定年のため退職。主に東京・福島・新潟開催時の土曜日午前パドック解説担当)
- 松本憲二(競馬ブック 午後正面解説[24]及び日曜メインレースパドック解説担当 一時期土曜午前正面解説[25]も兼務、2008年3月まで『週刊競馬大道場!!』師範代兼務)
- 能勢俊介(6R発走前「能勢俊介の今日の勝負どころ」コーナー、土曜日12R終了後明日の重賞展望担当[26])
- 野元賢一(日本経済新聞 土曜日午後正面サブ解説、コーナー「競馬のツボ」・「今週の注目数字」・「トレセンリポート」担当)
- 久保木正則(日刊競馬 土曜日9〜12Rパドック解説担当[27])
- 飯田正美(同上 日曜日午前正面解説担当)
- 桧原正行(同上 飯田休暇時の代役)
- 小木曽大祐(同上 日曜日午前パドック解説担当、2012年1月からレギュラー解説者に就任[28])
- 藤本貴久(同上 2012年1月29日から担当)
- 郡和之(同上 2012年2月26日からレギュラー解説者に就任 小木曽、藤本、郡は持ち回りで出演。夏競馬開催時は原則として小木曽のみ出演)
- 志村竜一(同上 函館・札幌開催時の5R後の正面解説担当 函館・札幌からの中継は原則として第1・2同時ネットとなる)
- 星野英治(研究ニュース 日曜8〜10R「ワンポイントアドバイス」及び日曜日最終レースパドック解説担当)
- 以下過去に担当した解説者
- 大川慶次郎
- 原良馬(土曜日午前正面解説担当。1989年 - 2013年6月22日[29])
- 山崎正行
- 橋本邦治
- 鶴谷義雄(デイリースポーツ馬三郎 主に中山開催時の土曜日午前パドック解説担当。デイリースポーツ定年退職により当番組も降板)
- 及川勉(研究ニュース 土曜日6〜9Rパドック解説担当。2011年10月8日まで担当。その後病気療養していたが2012年2月15日に逝去[30])
- 池田勇孝(同上 日曜日昼休み「池田のマル秘穴馬券」コーナー担当、当初は生出演だったがコーナー末期は電話での出演となった)
- 吉岡哲哉(競馬ブック 現・BSイレブン競馬中継関東主場パドック解説者、グリーンチャンネル解説者)
- 林茂徳(同上、現・グリーンチャンネルパドック〔東京開催分〕解説者)
- 吉田幹太(同上、現・グリーンチャンネルパドック〔中山開催分〕解説者)
- 柏木集保(日刊競馬 日曜日昼休み「集保の目」コーナー担当)
第2放送(西日本)
- 永井晴二(共同通信社大阪支社専属スポーツライター 土曜日午前担当)
- 関根慶太郎(日本経済新聞記者、土曜午後担当)
- 小牧隆之(競馬評論家・元大阪サンケイスポーツ記者 日曜日午後担当、不定期に土曜午後解説[31]も兼任)
- 辻俊典(専門紙・競馬ニホン 日曜日パドック担当[32])
- 竹中昇(専門紙・研究ニュース 土曜日パドック後半担当)
- 中西弘行(同上)
- 小宮邦裕(同上、竹中・小宮・中西は持ち回りで出演)
以下は日曜午前正面解説及び土曜午前パドック解説(まれに土曜午後の正面解説及びパドック解説も)を不定期に担当する。
- 以下過去に担当した解説者
- 上田美樹子(元土曜日午前担当)
- 大坪元雄(元土曜日午後担当、2011年7月30日放送の小倉開催より、病気療養中のため出演していない)
- 中西勉(専門紙・競馬ブック 元土曜日午後パドック解説担当、2005年5月逝去)
- 松本晴夫(同上 「ストレート作戦」担当、後に『BSイレブン競馬中継』関西主場パドック解説者として出演していたが、2013年12月末に競馬ブックを退職)
- 藤井嘉夫(同上 2011年7月に競馬ブックを定年退職)
- 重久大明(しげひさ・ひろあき 専門紙・競馬ニュース 14時台の「穴馬を探せ」コーナー担当)
- 武田和則(中日スポーツ記者 2014年8月23日の放送をもって降板。人事異動のため)
実況アナウンサー・アシスタント
原則として進行を担当するパーソナリティーは、第1放送は東京本社、第2放送は大阪支社所属社員アナウンサーとそれぞれ契約女性フリーアナが担当しているが第2放送のレギュラー出演者が少ないため、東京本社所属アナウンサーが随時出張して放送するケースもあり関西主場のレースについても東京本社所属アナウンサーが実況を行う場合もある。中京・小倉競馬場の3場開催時の実況も東京本社所属のアナウンサーが担当している(以前は東京・大阪それぞれからスタッフが出張していたが、大阪支社の専属が少なくなってからは東京のスタッフのみとなったが、2012年から一部の開催週を除き大阪のスタッフからも出張をしている)。
中継のパーソナリティーは原則として実況を担当しない男性アナウンサーの持ち回り、パドックは女性キャスターが勤めているが、第1放送の土曜日午前(9:30 - 11:45ごろ)の部に関しては、パドック担当の女性キャスターが番組の進行をするためパドックは男性アナウンサーが担当する。また、2010年4月以後、第1放送午後の部の前半パートは、実況を退いた白川がほぼ毎回メイン放送席を担当していた。なお一時期、第2放送の午前中にも女性キャスターが担当していた時期があった。
第1放送
- 小林雅巳
- 木和田篤(『BSイレブン競馬中継』兼務)
- 山本直也(フリー、元・日経ラジオ社(旧・ラジオたんぱ)アナウンサー)
- 舩山陽司(『BSイレブン競馬中継』兼務)
- 中野雷太
- 小塚歩(2014年より『BSイレブン競馬中継』兼務)
- 米田元気(2012年11月10日レポートでデビュー、2013年9月8日に中山競馬第1競走及び第2競走で実況デビュー)
- 山本直(2013年11月2日レポートでデビュー)
- 以下は進行・パドック中継のアシスタントのみ担当
第2放送
- 以下はパドック中継のアシスタントのみ担当
以下過去に担当したアナウンサー
- 一丁田修一(のちに読売テレビへ移籍)
- 早坂昇治
- 高木守
- 小坂巌
- 田島喜男
- 小林皓正
- 長岡一也
- 中根幹男
- 北野守
- 永嶋啓司
- 宇野和男(2007年5月から『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』司会・実況)
- 近田誉(1991年に北海道文化放送へ移籍。現在はスポーツ部所属)
- 煙山光紀(テレビ北海道を経て現在はニッポン放送)
- 吉本靖(現在は『ラジオ日本 日曜競馬実況中継』司会・実況)
- 田中俊英(現在は同局のマーケット番組担当)
- 竹川英紀(現在は同局のエンタメ番組などを担当。2006年8月13日の放送では当時関西担当だった広瀬が8月中休養していたことによる人員不足のため、昼休みの進行及びレース後のリポートを担当)
- 広瀬伸一(同局携帯公式サイト「競馬インパクト」の自筆コラム(2007年2月1日付)で胃がんである旨を公表し、手術の為休養。一旦2月25日の前半の実況で復帰したが再び病気療養で休養に入り、9月26日死去)
- 藤田直樹(2009年6月で定年退職。以後も中継スタッフとして大阪支社に在籍)
- 白川次郎(フリー。定年退職後も2010年3月28日まで実況を担当。以降は土曜午前のパドック中継や土日の午後の部の前半パートの進行を担当していたが、2014年6月29日で番組を卒業[35])
- 高瀬有紀子(第2放送 土曜・日曜午前の進行担当として、2007年7月7日 - 2008年5月17日まで出演)
- 中村悦子(第1放送で不定期に東京開催時において土曜午前の進行、午後のパドック中継を担当)
- 杉山明子(2006年6月から2013年12月22日まで)
GI競走実況履歴・一覧表
ラジオNIKKEIホームページ「競馬実況web」より。2010年以降。
競走名 | 2010年 実況アナ |
2011年 実況アナ |
2012年 実況アナ |
2013年 実況アナ |
2014年 実況アナ | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | フェブラリーステークス | 山本直也 | 佐藤泉 | 山本直也 | ||
2 | 高松宮記念 | 小林雅巳 | 小塚歩 | 小林雅巳 | 小塚歩 | |
3 | 桜花賞 | 檜川彰人 | ||||
4 | 中山グランドジャンプ | 舩山陽司 | 佐藤泉 | 山本直也 | ||
5 | 皐月賞 | 佐藤泉 | 中野雷太 | |||
6 | 天皇賞(春) | 中野雷太 | 舩山陽司 | 佐藤泉 | ||
7 | NHKマイルカップ | 中野雷太 | 小林雅巳 | 舩山陽司 | 小林雅巳 | |
8 | ヴィクトリアマイル | 木和田篤 | ||||
9 | 優駿牝馬(オークス) | 舩山陽司 | 佐藤泉 | 舩山陽司 | ||
10 | 東京優駿(日本ダービー) | 佐藤泉 | 中野雷太 | |||
11 | 安田記念 | 小林雅巳 | 舩山陽司 | 小林雅巳 | 小塚歩 | 小林雅巳 |
12 | 宝塚記念 | 中野雷太 | 小塚歩 | 佐藤泉 | ||
13 | スプリンターズステークス | 山本直也 | 小林雅巳 | |||
14 | 秋華賞 | 檜川彰人 | ||||
15 | 菊花賞 | 中野雷太 | ||||
16 | 天皇賞(秋) | 舩山陽司 | ||||
17 | エリザベス女王杯 | 檜川彰人 | ||||
18 | マイルチャンピオンシップ | 小塚歩 | ||||
19 | ジャパンカップ | 舩山陽司 | 木和田篤 | 佐藤泉 | ||
20 | チャンピオンズカップ | 小林雅巳 | 小塚歩 | 木和田篤 | ||
21 | 阪神ジュベナイルフィリーズ | 檜川彰人 | ||||
22 | 中山大障害 | 佐藤泉 | 山本直也 | |||
23 | 朝日杯フューチュリティステークス | 中野雷太 | ||||
24 | 有馬記念(グランプリ) | 舩山陽司 |
番組内で放送される主なコーナー
第1・2共通
- それぞれのレースのパドック気配実況・オッズ紹介(単勝式、2連勝式、3連勝式が中心)→本馬場紹介→レース実況
- メインレース及び最終レースの実況については第1放送・第2放送共に同時放送するが、第1放送の中京・小倉の第3場開催分及び第2放送の福島・新潟第3場開催分についてはメインレースのみの放送となる。
- 夏季北海道開催分のレース実況については第1放送は薄暮開催以外は全レース、薄暮開催時は第11レースまで、また第2放送は薄暮開催以外は第5レースと後半4レース、薄暮開催時は全レース放送する。この場合の薄暮最終競走のレースの展望・回顧の放送は第2放送で実施する。
- 第3場(夏季北海道シリーズ含む)はレースの実況のみ現地から生中継とし、パドック・本場場入場の実況は行わない。また払戻金の紹介はそれぞれのメイン場から随時発表する。
- トレセンレポート(その週の重賞レース、あるいはその日の特別レースの出走予定馬についての関係者コメント紹介(追い切り調教後のインタビューから)。第1放送の土曜午後は更にレポートの後、野元のコメントが入る)
- 週刊ニューストピックス(土曜日、第1は午前中、第2はお昼休み)
第1放送のみ
- 加藤みどりコーナー(不定期、土曜日)
- 野元賢一の競馬のつぼ(土曜日5R発走前、最近の競馬トピックから詳細な解説を入れる)
- 能勢俊介の今日の勝負どころ(土曜日・日曜日6R発走前。当日行われるレースの中から特に能勢の自信のレース予想とメインレースの予想も披露)
- 松本憲二のメインレース徹底分析(土曜日7R発送前、日曜日は主に関東メインが7R・関西メインが8R発走直前(関西でGIが行われる場合は順番が逆になる)。松本は原則としてこのコーナーから登場する。尚、日曜午後については実際に松本がレース予想を披露するのは本コーナーのみでメインレース以外ではレース後に寸評を行うのみとなっている)
- 野元賢一の今週の注目数字(土曜日8R発走前、「競馬のつぼ」と実質趣旨は同じだが、違いはある数字に注目してその数字にまつわる競馬界の注目のトピックスを紹介する)
- 島田明宏コーナー(不定期、日曜日)
- パドック解説者3連単狙い撃ち(日曜2R・3R発走前。当日午前のパドック解説担当者が当日のレースの中から堅く収まりそうなレースと荒れそうなレースをそれぞれピックアップしてもらい、それぞれの3連単の買い目を披露する。基本的に堅め予想が2R発送前、穴目予想が3R発送前に行われる)
- ワンポイントアドバイス(日曜日、8Rから10Rまでは星野、メインレース以降は宮崎が担当。レース直前の各馬の返し馬診断などを行う。上記の通り、日曜午後は松本はメインレース以外は予想を行わないため、本コーナーが実質的なレース直前の展望コーナーである。以前のコーナー名は「ウォームアップ・ウォッチング」)
- 今日のコラム(日曜日9R発走前、スポーツ紙の競馬担当記者が時々の話題を紹介するコーナー。趣旨としては「野元賢一の競馬のつぼ」とほぼ同様)
- 過去
- 週刊競馬ジャーナル(日曜日午後、地方競馬情報)
- 池田のマル秘穴馬券(日曜日6R発走前、穴予想の池田の自信のレースと当日のメインレースの2レースの予想を披露。コーナー開始当初は競馬場からの生出演だったが、末期は電話での出演となった)
第2放送のみ
- 馬場&開催インフォメーション(メイン中継場の開催初日の土曜日、馬場情報は基本的に第1競走のパドック、または発走前後の時間で競馬場の造園スタッフがコースの概況や気象条件など、開催情報は昼休みに競馬場のファンサービススタッフがイベントのお知らせを伝える)
- 今日の注目馬(午後の担当解説者の注目レース予想、小牧が出演する時は「小牧隆之の今日のねらい目」として放送)
- ※このコーナーとは別に、午前中の放送席解説者には第1競走前のインターバルに「一般レースのねらい目」、第3・4・5競走前のインターバルに「特別レースのねらい目」を、パドック解説者にも「その日の注目競走のねらい目」について、午前中の担当者は原則として第2競走前のインターバル、午後の担当者は第9競走前のインターバルを利用して披露してもらうコーナーがある。「パドック解説者の注目競走」については、主に特別競走が選ばれるが、重賞が行われる場合は大抵はその日の格の高い重賞を取り上げることが多い(GⅠ、ないしはそれに直結するトライアル・ステップ競走はほぼ必然的に選ばれる)。
- 大穴一発!一攫千金を狙え!(土曜日6R発走前、競馬アナリストの棟広良隆に穴予想を伺う)
- 激穴!3連単予想(日曜日お昼休み、大阪スポーツの上田琢巳に3連単の穴狙いを伺う)
- GIプレイバック(GI当日の10R発走前、小牧が過去の該当レースから1レースピックアップしてその思い出を語る)
- 過去
- スポーツ新聞総まくり(土曜日お昼休み、日曜日午前中。在阪のスポーツ新聞の本誌担当予想記者の見解を紹介していたものである但し中京開催のときはデイリースポーツに代えて中日スポーツ、小倉開催のときはサンケイスポーツに代えて西日本スポーツ、デイリーに代えて九州スポーツを対象としていた。
- デイリースポーツは東海3県と九州地方では現在発行されていない。またサンケイスポーツも九州では発行されていないが、この放送当時は西日本スポーツと提携しており、紙面内容はサンケイスポーツ(大阪版)と同じものになっていた[36])
- 競馬ニュース・ストレート作戦(旧・今日のアナ馬を探せ!!、14:30前、競馬ニュースの重久大明編集長が語る特別レースのアナ馬紹介)
- ブック・ストレート作戦(15時前後と16時前後、ケイバブックの俊英記者が特別レースや翌日(週)の重賞レースの予想をする)
- とれたて!!トレセンレポート(栗東トレーニングセンター滞在のスポーツ新聞記者の注目馬紹介)
- グルメ予想(土曜日、午前中の担当解説者の注目レース予想、以前は「上田美樹子のグルメ予想」だった)
- ちょっと聞いてよ!(土曜日、午前中の担当解説者が最近の競馬トピックから話題を取り上げる)
その他の競馬関連番組
※2013年10月現在
- 競馬が好きだ!(第1放送、月 - 木曜日20:00 - 20:10)
- うまきんIII(第1放送、金曜日20:00 - 20:30/再放送 同日23:00 - 23:30。渡辺和昭アナの進行で、その週の実況担当アナウンサーと共に、メインレース、注目レースの前年実況音声紹介や、注目馬を取り上げて紹介)
- 鈴木淑子の地球は競馬でまわってる(第1放送 金曜日20:30 - 21:00)
- 競馬インパクト(第1放送、土曜日16:45 - 17:00、日曜日の同時刻再放送)
- 競馬LIVEへGO!(第1放送、土曜日17:00 - 17:30/再放送 日曜日9:00 - 9:30、再放送は第2放送でもサイマル放送)
- 競馬延長戦(11 - 1月の冬季限定、第1放送 土・日曜日16:30 - 16:45。2005年度『競馬エクストラ』として開始、2007年度までは『競馬コンパクト』。関東主場の最終レース終了後の関係者談話やメインレースに関する話題など)
過去に放送されていた競馬関連番組
- ウィークエンド・パドック(第1放送 金曜日22:30 - 23:00。2004年末で放送終了)
- 香港競馬パラダイス(第1放送 隔週水曜19:30 - 20:10、祝日に随時特番もあり、2005年10 - 12月末まで放送。香港政府観光局提供による、香港競馬の予想と観光情報)
- 週刊競馬大道場!!(第1放送 土曜日17:00 - 17:30。薄暮レース実施中の間は17:30 - 18:00)
- プレイバック中央競馬(第1放送 日曜日)
- 東京シティ競馬トゥインクルレース実況中継
- 全国競馬最前線
- 馬劇場だよ(ラジオたんぱの雑誌『馬劇場』の番組)
注釈
- ↑ 土曜日開始〜お昼休み前と日曜日冒頭20分、および土・日の概ね13時台中盤以後がJRA提供、土曜日のお昼休みと日曜日の概ね番組開始20分後から13時台中盤が協賛専門紙各社提供であるが、現在第2放送は協賛専門紙の提供クレジットを受けていないため実質ノースポンサーとなっており、CMの時間はラジオNIKKEIの競馬ウェブサイトやテレフォンサービスのお知らせに充てられている(但し提供なしになるまで、この時間帯は競馬ニホンが1社協賛しており、日曜のパドック解説に同紙の辻が終日出演しているのはその名残である。専門紙・スポーツ紙の解説者の出場は引き続き行われている)
- ↑ 『中央競馬実況中継』番組オープニング、エンディングのテーマ音楽 開局60周年を機にリニューアル!! 作曲・編曲は向谷実氏 - ラジオNIKKEIプレスリリース(2014年5月28日)
- ↑ 2011年の東日本大震災発生後の同年5月以後は省エネの観点から東京優駿(日本ダービー)開催期間と、夏季開催の福島・新潟の準薄暮開催時を除き、通常の薄暮・準薄暮は自粛している(ただし2011年は東京優駿の開催日も薄暮を行わなかった)
- ↑ 第2放送 10:00 - 17:10。7月14日に実施予定の小倉開催2回1日目が、台風4号により中止
- ↑ 第1放送 9:30 - 16:30。2月10日実施予定の東京開催1回4日目が降雪中止で代替開催
- ↑ 第2放送 9:30 - 16:45。9日実施の京都開催2回3日目が積雪により2レースで打ち切り、3レース以降をこの日に続行競馬として開催
- ↑ 同9月までは第1放送と同時放送
- ↑ 2013年1月21日(第1回中山競馬5日目代替=1月14日開催予定のうち第5競走以後分の延期開催)、同4月29日(第1回福島競馬5日目代替=4月21日開催予定分全レースの延期開催)など
- ↑ 正月開催、及び2013年9月18日の中山・阪神の台風による中止延期分など
- ↑ 実際にこれらの音を全て生で放送しようとすると競馬場内に多数のマイクを配置する必要があり設置個所によっては無線(ワイヤレス)マイクとなるため場内向けマイクも含めた混信の可能性があることから、他局では効果音での代替が行われるようになった。当番組の実況音声を使用しているテレビ中継番組では、レース実況時に効果音を出すべきところが全く違う音を出してしまった事例もある(当該記事を参照)
- ↑ 11.0 11.1 11.2 『全国都道府県対抗男子駅伝実況中継』放送時は15:15放送開始
- ↑ 毎年12月24日〜25日にかけて同局では『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』を放送しており、24日が土曜に当たった場合は放送を休止し日曜に当たった場合は有馬記念の実況のみネット
- ↑ 2009年4月〜12月の基本放送時間は15:00 - 16:10、新潟開催時は15:00 - 新潟の最終レース発走予定時刻の10分後
- ↑ 2010年までの基本放送時間は14:00 - 16:25、2011年1月 - 2012年3月は15:00 - 関東主場の最終レース発走予定時刻の10分後
- ↑ 2012年9月までは『サタデー夢ラジオ』内で放送
- ↑ 野球中継があるときは、GIレースがあるときに限り放送
- ↑ 但しグリーンchの実況音声はラジオNIKKEIの音声をそのまま使用していた都合上、メイン競走、および一部の特別競走は第1・2とも同時中継していたので、実況の音声のみch391とch081で共有していたことになる
- ↑ 日経ラジオ社、radikoでラジオNIKKEI第1「中央競馬実況中継」を配信開始(日経プレスリリース、2010年10月15日)
- ↑ ラジオNIKKEI第2を『radiko.jp』で全国各地へ配信開始 - 7月27日(金)正午より -(ラジオNIKKEIプレスリリース、2012年7月19日)
- ↑ 『radiko.jp』での配信エリア拡大 4月2日(月)より全47都道府県で聴取可能(ラジオNIKKEIプレスリリース、2012年2月27日)
- ↑ 祝日を含む3日間開催の場合は最終日の月曜日に辻が当たることがあり、その場合日曜日のパドック実況も土曜日に準じてスポーツ紙・専門紙記者が午前・午後1名ずつ入ることがある
- ↑ 2014年1月11日から
- ↑ 2014年1月5日から
- ↑ 土曜日午後正面解説は2014年1月11日から担当
- ↑ 2013年6月29日から12月23日まで
- ↑ 2013年までは土曜日午後正面メイン解説、日曜日1R発走前「能勢俊介の今日の勝負どころ」コーナー担当だった
- ↑ 但し調教当番で出演できない週があるため、その場合は郡が久保木の代役を務める。宮崎不在時も同様
- ↑ レギュラー以前にも久保木の代役として放送には登場していた
- ↑ テンプレート:Cite web なお午後のテレビ東京系『ウイニング競馬』への出演は継続。
- ↑ 及川勉さんのこと - 美浦村通信「管理人のひとりごと」 2012年2月24日閲覧
- ↑ 夏季ローカル開催中はパドック担当の場合もある
- ↑ 但し、3日間開催がある場合は日曜日には出演せず、翌日の月曜日に出演
- ↑ ラジオNIKKEI東京 on Twitter。
- ↑ 34.0 34.1 夏季ローカル期間中は基本隔週で土日とも担当
- ↑ 渡辺和昭のしゃべってしゃべって60分公式Twitter(2014年6月29日閲覧)
- ↑ 2013年4月より西日本スポーツの提携が中日スポーツに変更されている
関連項目
外部リンク
- ラジオNIKKEI・競馬実況web(一部会員限定の有料コーナーあり)
- ラジオNIKKEI・中央競馬実況中継(公式ブログ。次回解説者出演予定など)
- ラジオNIKKEIモバイル(各社携帯電話向けサービス案内ページ)
- テンプレート:Twitter
- テンプレート:Twitter