ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継

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テンプレート:基礎情報 ラジオ番組ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』(ラジオにっぽん どよう・にちようけいばじっきょうちゅうけい)とは、ラジオ日本が毎週土・日曜日の9:30 - 16:30に放送している中央競馬中継番組である。

概要

1959年に放送開始。関東(主として中山東京と、福島新潟の夏季開催)で行われる第1レースから最終レースまでをパドックから完全フォローする。大きく午前中を第1部、午後を第2部としているが、プロ野球シーズンオフには土曜日に展望番組としての第3部が放送されている。かつてはBS日テレラジオ445でも放送されていた。

主なコーナー

  • 関西馬情報
  • 穴ズバッ!!(土曜日)
  • 指数X穴馬券(日曜日) UMAJIN協賛
  • 美女と野獣(日曜日)

実況アナウンサー

RFラジオ日本アナウンサー
フリーアナウンサー

解説者

土曜日午前

メイン解説

パドック解説

土曜日午後

メイン解説

パドック解説

日曜日午前

メイン解説

かつては看板トラックマンであった阿部一俊と共に、長らく土日午後メイン解説を担当。阿部の降板に伴い、日曜午後メイン解説は降板となったが、その後も土曜午後メイン解説として、引き続き出演していた。

かつては当番組に最も多くトラックマンを送っていたダービーニュースだったが、2011年3月をもって土曜午後メイン解説も降板となり、4月より日曜午前のみとなった。また、ダービーニュース所属で、土曜午後パドック解説を担当していた山本博之鍵裕二鶴見祐輔も揃って降板、当番組解説者で所属トラックマンは、遂に長谷川ただ一人となった。そのダービーニュースも、2013年3月31日をもって休刊することとなり、長谷川は2013年一杯はフリーの競馬評論家として出演していたが、2014年より馬三郎の予想陣に加入することとなった。[1]

パドック解説

  • 庄司真(優馬)
  • 久光匡治(同上)

日曜日午後

メイン解説

  • 佐藤直文(優馬)
  • 庄司真(同上、2012年まではパドック解説のみであったが2013年よりメイン解説者にも昇格した。)
  • 清水成駿(競馬LAB、2012年12月のマンスリー解説者。元『1馬・セイコー馬券教室』のトラックマンであり、1馬(現・優馬)在籍時も日曜午後メイン解説)
2013年より日曜日午後はメイン・パドック解説共に優馬トラックマンのみの出演となった。尚、清水が1馬に在籍していた末期においては日曜午後メイン解説は清水と佐藤のダブル解説であった。

パドック解説

  • 久光匡治(優馬)

関西G1担当

解説者は第1部・第2部を更にそれぞれ前半と後半(概ね3レースずつ)に分担して担当する。(土曜日午前中のパドック司会を担当する前田智基と、日曜日午前中のメイン解説を担当する長谷川仁志だけは第1部を通しての出演である)

司会・パドック担当

過去

元実況アナウンサー

元解説者

ネット局

過去のネット局
  • 東北放送 土曜・日曜共にメインレースのみ(2006年12月まで)。

土曜日のメインレースはSTVラジオ(札幌・函館開催時を除く)・ラジオ関西にネットされる。

備考

  • 毎年9月に中山競馬場で開催される「菊花賞トライアル・セントライト記念」は、1964年から2011年までラジオ関東(→アール・エフ・ラジオ日本)から寄贈賞が提供されていた。寄贈賞提供時代は、レースの前日と当日には中山競馬場でアール・エフ・ラジオ日本主催によるレース検討会が開かれ[3]、その模様は当番組でも中継されていた。2012年からはセントライト記念の協賛からは撤退するも、平地特別競走として「ラジオ日本賞」が9月の中山開催(3歳以上)に行われることになった。
  • 2005年から薄暮競走が実施されたが、土日とも時間は16:30で終了した(福島・新潟の最終レースまで中継)。同じく2006年から東京優駿開催当日も薄暮競走を実施することに伴い、17時台まで延長放送(2006年は17:30まで、2007年は16:50までの放送、2008年は16:30から16:50まで中断)。2008年から夏季新潟開催の最終レース発走時刻が16:30に変更された事に伴い、この期間は土日とも16:40まで延長する。
  • 中継した競走の結果・払い戻し金が放送時間内に入らない場合は次番組の『スポーツトピックス』内で伝えていたが、現在は放送時間を延長したり、JRAのホームページやテレホンサービスで確認するように促している。
  • 通常関西地区のレースは毎日放送ラジオ大阪(日曜日のメインレース)のネットを受けるが、GIレースが行われる週はアナウンサーを派遣して、現地からレース実況を行う(GIレース以外も実況する)。
  • 横浜国際女子駅伝(2009年まで)・東京マラソン(2008年より偶数年)・横浜国際女子マラソン(2011年より奇数年)が開催される日は、その中継時間帯は番組を休止。競馬については結果速報のみとなる。それ以外にも全国高等学校野球選手権神奈川県大会の決勝戦が土・日曜に重なる場合も同様の対応をしている[4]
  • 1994年までプロ野球の日本シリーズがデーゲームで開催されていたが、日本シリーズに巨人が出場しなかった場合は当番組の放送を優先していたことがあった。近年は巨人の土・日曜日のデーゲームも増加しているが、本番組を優先して、ラジオ日本ジャイアンツナイターはナイターの時間帯にデーゲームの録音放送を行う。
  • 1999年6月27日、放送中に川崎幸送信所が遠隔制御装置の故障で1時間半に亙って停波。担当者は社外の2000年問題対策研修会に全員出払っていたため、早急に対応できなかった。一部ではパニックも起き、抗議が殺到。郵政省(当時)等から厳重注意処分を受ける。
  • 2007年7月14日は小倉競馬場が台風接近で開催中止になったため、ラジオ関西に全レースの実況のみネットされた(通常はメインレースのみネット)。
  • 2008年2月3日2月10日に東京競馬場が降雪で開催中止になったため京都競馬場の1~5レースを実況席からモニター実況、6~9・12レースを毎日放送、10・11レースをKBS京都からネットを受けた(通常はメインレース・最終レース[5]のみネット)。
  • 2008年2月4日は東京競馬場で代替開催が行われた。ラジオ日本での中継はなかったが、根岸ステークスの実況はSTVラジオに裏送りされた(STVラジオは翌週の代替開催の時も共同通信杯の実況をネットした。)。
  • 2008年2月11日は東京競馬場で代替開催、京都競馬場で2月9日の続行競馬が行われた。この日は関西地区でラジオ中継が無くネット受けが出来ないため、京都競馬場にもアナウンサーを派遣して東京・京都の全レースを伝えた。
  • 2008年11月24日は、アナウンサーと解説者を派遣し、京都競馬場から10・11レースを実況、福島競馬場からは福島記念と最終レースをラジオ福島の実況で伝えた。
  • 2009年5月9日は、新潟競馬場に加藤裕介アナウンサーを派遣し新潟大賞典を実況した。通常第3場開催のメインレースは地元放送局(この場合は新潟放送)の実況をネットするが、この年から新潟放送が土曜日のラジオ中央競馬中継の自社制作を取りやめた為の措置。
  • 2011年より日曜日のメインレースのネット受けをKBS京都からラジオ大阪に変更した。
  • 東日本大震災の影響で、3月19日から4月17日まで東日本地区での開催が中止になったため、西日本主場開催の全レースを自社制作(実況と結果・払い戻し金を現地から伝え、それ以外は麻布台のスタジオから進行)、第3場のメインレース・最終レースを地元放送局からのネット受けで放送した。
  • 2012年3月17日ファルコンステークスラジオ関西の実況をネット受けした。これは中部日本放送が2012年より土曜日の自社制作を取りやめた為の措置。
  • 2014年2月9日・2月16日は東京競馬場が降雪の影響で開催中止になったため両日とも京都競馬場の全レース(9日は1-8・12レースを毎日放送、9-11レースをラジオ大阪、16日は1~9・12レースを毎日放送、10・11レースをラジオ大阪から)をネットを受けした。
読売新聞ニュース・ラジオ日本天気予報
  • 11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00
1422ラジオ日本交通情報
  • 11:35(土【神奈川・九段・千葉】 日【九段】)、13:05(土【神奈川・東京・千葉・東名】 日【東名・九段】)、16:10(土【神奈川・東京・千葉・東名】 日【東名・九段】)

脚注

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関連項目

外部リンク

  • ダービーニュースの長谷川仁志に代わり2011年4月より担当。これにより佐藤は、土日両日とも午後のメイン解説者となった
  • 全国都道府県対抗男子駅伝競走大会実況中継』放送時は15:15
  • 秋のKEIBA開き in 中山競馬場(JRAホームページ、2009年)
  • その他にも、神奈川県の学校が選抜・選手権大会の決勝に進出した場合も中断をしていた(選抜大会は毎日放送・選手権大会は朝日放送(ABC)の実況をネット)が、2011年の選抜大会(東海大相模が決勝に進出)では行われなかった
  • 2010年までは障害の重賞競走も含む。