京都競馬場
テンプレート:競馬場 京都競馬場(きょうとけいばじょう)は京都府京都市伏見区にある競馬場である。施行者ならびに管理者は日本中央競馬会である。最寄り駅から淀競馬場(よどけいばじょう)、あるいは単に淀(よど)と通称される。1925年(大正14年)12月1日に現在の地に開設された。
目次
歴史
開場当初の京都競馬場は、沼地に近い地盤に作られたこともあって、非常に馬場状態が悪かった。このため、馬場に畳床を敷き詰めて改良した逸話がある[1]。1936年(昭和11年)には鉄筋コンクリート製の収容人員25000名を誇る大スタンドが竣工したが、戦時中の金属回収によって屋根が撤去され、1959年(昭和34年)に復旧するまでスタンドのほとんどに屋根がなかった時期がある。
- 1925年(大正14年) - 12月1日に開場。
- 1936年(昭和11年) - 大スタンド竣工・芝外回りコース新設。
- 1943年(昭和18年) - 金属類回収令により、大スタンドの屋根を撤去。
- 1959年(昭和34年) - 大スタンドの屋根を復旧。
- 1969年(昭和44年) - 栗東トレーニングセンター開設に伴い競馬場から厩舎が移転。
- 1971年(昭和46年) - ダートコースを新設。
- 1979年(昭和54年) - 1980年(昭和55年) - スタンド改築工事を実施。この間の開催は他競馬場へ振り替えされた。
- 1989年
- 1990年(平成2年) - 第2コーナーのポケットを約200m延伸し、第3回開催(例年の第4回開催)より芝外1800m・芝内1600mの使用を開始。
- 1991年(平成3年)
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)
- 1996年(平成8年)
- 1999年(平成11年) - 新スタンドビッグスワンが完成。
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年) - 大型ターフビジョン等を設置。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)
コース概要
芝コース
芝コースは第3コーナーで内回りと外回りに分岐し、第4コーナーで合流する[5]。第2コーナーの奥にはバックストレッチに連なる長い引込み線があり、1600m(外回り)や1800mでは奥深い地点からスタートする[5]。
最大の特徴は第3コーナー付近にある坂[5](「淀の坂」とも呼ばれる[6])で、高低差は4.3mある[5]。起伏があるのはこの部分だけで、他は直線も含めほぼ平坦となっている[5]。
- 1周距離[5]
- Aコース:内回り1782.8m、外回り1894.3m
- Bコース:内回り1802.2m、外回り1913.6m
- Cコース:内回り1821.1m、外回り1932.4m
- Dコース:内回り1839.9m、外回り1951.3m
- 直線[5]
- Aコース:内回り328.4m、外回り403.7m
- B・C・Dコース:内回り323.4m、外回り398.7m
- 距離設定[5]
- 内回りのみ設定:1100m、1200m
- 外回りのみ設定:1800m、2200m、2400m、3000m、3200m
- 内回り・外回りともに設定:1400m、1600m、2000m
- 出走可能頭数(フルゲート)[7]
- 1月1日から3月28日まで
- Aコース
- (内回り)一律16頭
- (外回り)一律16頭
- Bコース
- (内回り)一律16頭
- (外回り)一律16頭
- Cコース
- (内回り)一律16頭
- (外回り)2000mは14頭、その他は16頭
- Dコース
- (内回り)一律16頭
- (外回り)2000m・3000mは14頭、その他は16頭
- Aコース
- 上記以外の期間
- Aコース
- (内回り)一律18頭
- (外回り)2000mは16頭、その他は18頭
- Bコース
- (内回り)一律18頭
- (外回り)2000m・3000mは16頭、その他は18頭
- Cコース
- (内回り)1100mは16頭、その他は18頭
- (外回り)2000mは14頭、3000mは16頭、その他は18頭
- Dコース
- (内回り)1100m・1200m・2000mは16頭、1400m・1600mは18頭
- (外回り)2000m・3000mは14頭、その他は18頭
- Aコース
- 1月1日から3月28日まで
ダートコース
ダートコースの1周距離は東京競馬場に次いで大きいが、直線は阪神競馬場や新潟競馬場よりも短い[5]。芝コースと同様に、ダートコースも第3コーナー付近に坂が設けられている[5]。これ以外はほぼ平坦[5]。
- 1周距離:1607.6m[5]
- 直線:329.1m[5]
- 距離設定:1000m、1100m、1200m、1400m、1800m、1900m、2600m[5]
- 出走可能頭数(フルゲート):1000mは14頭、その他は16頭[7]
障害コース
障害コースは平地と同様の順回りのみで、第3コーナー手前から2つのコースに分岐[5]。内側を通る「ハイジャンプコース(旧称:大障害コース)」は京都ハイジャンプと京都ジャンプステークスでのみ使われ、高さ0.8m・幅15.9mのバンケット障害(飛び上がり飛び降り台、または三段飛びと呼ばれる)がある[5]。
- 1周距離[5]
- 普通障害コース:1413.8m
- 大障害コース:1399.8m
- 距離設定[5]
- 芝:3170m、3180m、3190m、3200m、3930m、3950m
- ダート:2910m、2930m、3170m、3190m、3760m、3790m
- 出走可能頭数(フルゲート):一律14頭[7]
主な設備
入場門
シンザンゲート(旧:No.1 GATE)とステーションゲート(旧:No.2 GATE)がある。
- ステーションゲートは2階建てで、2階部分は2009年(平成21年)9月12日のパークウインズ使用より京阪本線淀駅下り(淀屋橋・中之島方面行き)の高架化にあわせて、連絡歩道橋で直結された[8]。
- ステーションゲート1階部分には、入場門改札・一般入場券発売所・指定席発売所(当日発売のラウンジシート)・平日払戻所・多目的トイレ・ターフィーショップ(入場後の利用のみ)などがある。
- パークウインズ時の指定席は、ステーションゲート1階部分での発売となる。
- ステーションゲート2階部分には、入場門改札・一般入場券発売所(2009年(平成21年)第4回開催より)・指定席発売所(当日発売の特A指定席・A指定席)・多目的トイレ・エレベーターなどがある。
ビッグスワン
1999年(平成11年)に完成したスタンドである。
指定席がある。
- i-Seat(スタンド7階 243席禁煙 3,000円 JRAカードによるインターネット予約にて発売) 2008年(平成20年)10月11日より。以前のゴンドラシート。
- ボックスシート(スタンド6階 272席禁煙 2,000円 JRAカードによるインターネット予約にて発売)
- ラウンジシート(スタンド6階 480席禁煙 1,000円 当日先着順にて発売)
- ラウンジシート(スタンド5階 920席禁煙 1,000円 当日先着順にて発売)2010年(平成22年)9月18日より全面禁煙化。
- パークウインズ時も当日先着順で発売する。i-Seatのみ1,000円。その他のシートは500円。
他にもシグネットホール(3、4階)メモリアルロード(3階)ホースレースiスポット(2階)ファーストフードプラザ・キッズルーム・ファンクラブルーム(1階)などもある。
JRAカードによるインターネット予約の指定席は、ビッグスワン2階の「JRAカードカウンター」で引換を行う。なお、「JRAカードカウンター」は、2009年(平成21年)第4回開催より、ビッグスワン2階の38番柱付近(馬場側)に変更された(以前は35番柱付近(パドック側))。
2011年(平成23年)1月5日より、京都競馬場内の分煙化に伴い、喫煙ルーム・灰皿のある場所・喫煙エリア(1階から4階の館外馬場側一般席)を除き、館内・館外問わず禁煙となった。
勝馬投票券は、107号投票所のみ9:20から[10]17:00まで発売・払戻が実施される(その他の窓口は、9:30より発売が開始される)。
グランドスワン
1980年(昭和55年)完成。1994年(平成6年)の改修工事により5階6階の馬主席及び指定席エリアがガラス張りになった。
指定席として次の種類がある。
- 特A指定席(スタンド5階 650席禁煙 3,000円 400席は当日先着順にて発売 250席はJRAカードによるインターネット予約にて発売) ※2011年(平成23年)11月27日までは全席が当日先着順にて発売されていた。
- A指定席(スタンド5階 624席禁煙 2,500円 204席は当日先着順にて発売 420席はJRAカードによるインターネット予約にて発売)
- A指定席(スタンド6階 686席禁煙 2,500円 432席は当日先着順にて発売 254席はJRAカードによるインターネット予約にて発売)
- シニアシート(スタンド4階 196席喫煙 256席禁煙 4階27柱馬場側で当日先着順にて受付)
A指定席は2008年(平成20年)10月11日より以前の3,000円から値下げとなった。
1階から5階までは2011年(平成23年)1月5日より、6階は2011年(平成23年)10月8日より、喫煙ルーム・灰皿のある場所を除き、館内・館外問わず禁煙となった。[11]
2014年(平成26年)10月11日より、A指定席エリアの一部において卓上モニターを取り外した「B指定席」を発売する予定。
表示装置等
東京競馬場に続いて京都競馬場においてもゴール側(1号機)、4コーナー側(2号機)両方のターフビジョンをハイビジョン対応・マルチ画面(1号機のみ)のターフビジョンへ更新することが発表され、22億8000万円を投入し、2007年(平成19年)10月の開催に向けて総工期間約10ヶ月の工事が行われた。受注元は東芝ライテックである。10月1日に内覧会が行われ、10月6日に本格運用が開始された。また、パドックにあった屋外表示装置(トータボード)も更新した。(こちらは三菱電機製)
ゴール側のターフビジョンのサイズは縦10.8m×横64.0mの画面サイズ691.2m2と、以前の約3倍であり、住之江競艇場の「ボートくん」を超え、川崎競馬場の「川崎ドリームビジョン」、東京競馬場に次ぐ世界最大級のマルチ画面ターフビジョンとなった。スクリーンからスタンドまでの距離は東京競馬場よりも近いことからJRAでは“世界一の迫力”と広報している。また、デジタルハイビジョンの映像と最大3画面のマルチ出力による多彩な情報が可能となっている。
新設記念ポスターには韓国のK-1ファイターのチェ・ホンマンを起用していた。その際、ポスターでは「タテ5チェ・ホンマン。ヨコ29チェ・ホンマン」とのキャッチコピーがつけられた。また新ターフビジョンをアピールすべく「ターフ美女'n」というユニットが結成された。メンバーは岡部玲子、藤川京子、六車奈々の3人である。
喫煙コーナーの設置や、現金自動預け払い機(ATM)3台の設置工事なども行われ、9月29日からATMが稼動開始された[12] [13]。なお、阪神競馬場のATMはりそな銀行設置のものであるが、当競馬場のATMはイーネット設置のATMであり、金融機関によって入出金に手数料がかかる場合が多いので利用には注意が必要。
場内ミニFM
場内ではミニFM放送で各放送局の音声を送信している。周波数は以下のとおり。
- 76.0MHz…ラジオNIKKEI第1放送
- 77.5MHz…ラジオNIKKEI第2放送
- 78.5MHz…グリーンチャンネルWEST
- 79.0MHz…ラジオ関西(土曜日)/毎日放送(日曜日)
- 79.5MHz…ラジオ大阪(競馬中継は日曜日のみ)
駐車場
自動車を約8000台を収容できる駐車場を完備している。駐車料金は京都競馬開催日は2,000円、パークウインズ時は1,000円である。また午前10時までに駐車するとそれぞれ500円安くなるタイムサービスを実施している。バイク(原付を含む)は無料で駐輪場を利用できる。一部の駐車場からは京阪バス男山営業所[14]による駐車場と2つのゲートの間を結ぶ無料シャトルバスも運行されている。
アクセス
京阪電気鉄道京阪本線淀駅から連絡歩道橋で約2分。および京都京阪バス 宇治淀線・久御山町のってこバス京阪淀停留所から徒歩で約5分。東海道本線(JR京都線)山崎駅と阪急京都本線西山天王山駅[15]から京阪バスによる臨時バス(淀競馬場線)が運行される(山崎駅発着は片道260円、西山天王山駅発着は片道210円)。
2008年(平成20年)10月19日から2011年(平成23年)5月22日までの競馬開催日および場外発売日には快速急行が淀駅に臨時停車していた[16][17]が、2011年(平成23年)5月28日にダイヤ改正され、昼間時に快速急行の運転が無くなったため、臨時停車は消滅した。そのかわり、樟葉-淀駅間を延長する形で淀屋橋-淀駅間の急行が土曜・休日ダイヤで設定されている。[18]またレースの規模によっては、淀→三条の臨時普通や淀→中之島の臨時急行が運転されることがある。
名神高速道路大山崎インターチェンジから4km。または京滋バイパス久御山淀インターチェンジから2km。
開催時期
1月~2月(2開催16日間)、4月~5月(1開催12日間)、10月~11月(2開催16日間)の年間5開催44日間。 非開催日は場間場外発売「パークウインズ」として機能する。
2010年(平成22年)~2011年(平成23年)は中京競馬場が馬場・スタンドの全面改修工事に伴う振替開催を行うため、2010年(平成22年)は通常の開催時期に加え5月下旬~6月中旬にも開催して年間6開催48日間となる。
2011年(平成23年)は通常の開催時期に加え5月下旬(東海ステークス、金鯱賞開催週の2週分)と7月4週分を開催して年間6開催52日間となる(5月の開催は通常の第3回開催を延長しての対応。また同年は小倉での代替開催増加による芝馬場の保護・育成の観点から、夏季阪神開催の繰上げと夏季小倉開催を2週分短縮の振替という形で7月に臨時の第4回開催を8日分組んでいる)。
2012年から正式に中京(春季)開催と、関西主場(2010年まで阪神開催。2011年は前述)の開催時期の入れ替えが行われることになり、この開催は前年同様、通常の第3回より4日延長の12日開催となった。
2009年(平成21年)からは公式でないものの「準薄暮開催」を4-5月の開催で実施しており、2010年[19]から東京優駿開催日のみ薄暮開催としている。なお2011年(平成23年)については東日本大震災発生に伴い、関東地区の節電を考慮するため、通常の時間帯に戻して開催している[20]。
主な競走
主な誘導馬
- 現役馬
- アイスバーグ
- オートホーク
- ジョーリュウオー
- ファンドリリョウマ
- ホシノベッカム
- マイソールサウンド(2008年 - )
- マイネルデスポット(2003年 - )
- マイハッピークロス
- メイショウカチドキ
- ロジック(2010年 - )
- ホワイトベッセル(2011年 - )
- シロベエ(2013年 - )
- ビートブラック(2014年 - )
- 引退馬
- イブキマンパワー(2005年 -2010年)
- ジョーロアリング(? - 1999年)
- ツルマルツヨシ(2002年 - 2007年)
- ナムラモノノフ(? - 1998年)
- マイネルモンスター(2002年 - ?)
- 誘導馬になるはずだった馬
京都競馬場ファンクラブ
2002年(平成14年)10月にスタートした、JRAが主催・運営する組織。メンバーには会員証が発行され、来場ごとに加算されるポイントを賞品に交換できるなどの特典が与えられる。2006年(平成18年)4月22日より「スワンメンバーズ[21]」と名称が変更された。
その他
- シンザン像
- 日本競馬史上2頭めの三冠馬であるシンザンは京都競馬場の武田文吾厩舎の所属であった。シンザンの五冠(三冠、天皇賞、有馬記念)を記念して銅像と蹄鉄が飾られている。これにちなみ毎年1月の開催ではGIIIシンザン記念が行われる。
- ライスシャワー碑
- 1992年(平成4年)の菊花賞、1993年(平成5年)、1995年(平成7年)の天皇賞(春)の勝馬で、1995年(平成7年)京都競馬場で代替開催された宝塚記念で、レース中に命を落としたライスシャワーの碑が馬頭観音の隣にある。
- パドック
- パドックは真円形で、中心にはモチの木がある特徴的な形である。競馬場建設の時からそこにあった大木だが、切り倒すことによる祟りを恐れ、木を中心に円形にパドックを設計したのがパドックが円形になった由来と言われる。[22]
- パドック放送席の配置は、北東よりITVパドック放送室・ラジオNIKKEI・NHK・ラジオ大阪・ニッポン放送・毎日放送・KBS京都・関西テレビ・グリーンチャンネルとなっている。
- 馬場中央の池
- 馬場の中央にある池は、かつて競馬場の周辺一帯に存在した巨椋池の名残りを残した池であるとされている。1999年(平成11年)に京都府によって池中の生物の生態調査が実施されている[23]。
- 池に住む白鳥は1957年(昭和32年)6月に動物商から8羽を購入したのが始まり[24]で、1963年(昭和38年)からは黒鳥も導入された[24]。
- 高額配当
- 2010年(平成22年)1月16日に行われた第4競走に於いて、1着に8番人気のタカノキング、2着に13番人気のベストバウト、3着に3番人気のモエレジュンキンとなった。これにより3連単の配当金額が14,575,600円(3360通り中2652番人気)となり、この配当金額は京都競馬史上歴代1位、3連単としてはJRA歴代3位の高配当を記録した。
- 複勝式の最高倍率
- 2009年(平成21年)1月11日に行われた第3競走において、16頭中15番人気のディアトゥドリーム号が3着となった。この馬の複勝式が122.8倍(的中764票/発売413,806票 支持率0.18%)となり、中央競馬史上最高倍率を約28年2ヶ月ぶりに記録更新した(現在の記録は2010年(平成22年)6月26日に福島競馬場で行われた競走での161.1倍)。
- ファンファーレ
- 1988年(昭和63年)にJRAが場別の統一ファンファーレを導入するまで、ファンファーレは1種類のみであり、新馬戦も条件戦も特別戦も重賞も全て同じファンファーレが流れていた。
主なイベント
- よどサマーライブ
- 毎年夏季ローカル開催期間中の8月中旬、ないしは下旬に開かれるイベント。競馬場のパドック、ウィナーズサークル、緑の広場など各所を舞台にして縁日、子供向けアニメ・特撮キャラクターショー、アニメ映画上映会(2005年(平成17年)はプロ野球中継・阪神タイガース戦上映会も)が行われる。
- 2005年(平成17年)までは「よどサマーカーニバル」という名称で開催され3000発規模の花火大会も行われていたが、来場者の増加等による警備上の問題から行われなくなった。
- スワニーズ
- 京都競馬場開設80周年にあたる2005年(平成17年)、第4回・第5回京都競馬をアピールするために初めて結成されたイメージガール。高橋祐子、吉田麻衣子、中山知紗、梶本麻貴の4名で、各日2名ずつ登場した。特に菊花賞当日には、4名全員が登場した。
- ジョッキーズシート
- ジョッキーにちなんだプレミア特典付きの指定席。期間限定で販売している。
- 2006年(平成18年):福永祐一シート(11月4日)、岩田康誠シート(11月11日)、安藤勝己シート(11月18日)、藤田伸二シート(11月25日)
- 2007年(平成19年):池添謙一シート(10月6日)、角田晃一シート(10月13日)、渡辺薫彦シート(10月20日)、武豊シート(11月3日)、熊沢重文シート(11月10日)、武幸四郎シート(11月17日)
- 2008年(平成20年):上村洋行シート(4月26日)、秋山真一郎シート(5月3日)、川島信二シート(5月10日)、西谷誠シート(5月17日)、北村友一シート(10月18日)、川田将雅シート(10月25日)、岩田康誠シート(11月1日)、浜中俊シート(11月8日)、菊地昇吾シート(11月15日)
- 2009年(平成21年):飯田祐史シート(4月25日)、小林徹弥シート(5月2日)、安藤勝己シート(5月9日)、高田潤シート(5月16日)、四位洋文シート(10月31日)、太宰啓介シート(11月7日)、小坂忠士シート(11月14日)、藤岡康太シート(11月21日)
- 競馬検定
- 2006年(平成18年)より京都競馬開催中に行われている競馬に関する問題に答える検定である。成績上位者15名は競馬名人に認定され、中でも成績優秀者は競馬師範に認定される。認定者には「認定証」を授与するなど特典がある。
- 2006年(平成18年)は、第1回(6月17日)、第2回(7月2日)、第3回(10月14日)、第4回(10月29日)、競馬検定グランプリ2006(11月26日)の合計5回行われた。
- 2007年(平成19年)は、第1回(4月21日)、第2回(10月7日)、第3回(11月4日)、競馬検定グランプリ2007(11月18日)の合計4回行われた。
- 京都競馬場大運動会[25]
- 2008年(平成20年)から始まったイベント。
- 主催:KBS京都
- 共催:日本中央競馬会
- 協賛
- 社団法人京都馬主協会(第1回は共催)
- JA全農京都
- JAバンク京都信連
- 株式会社オークローンマーケティング
- 法テラス京都
- 学校法人聖母女学院 など
- 普段は馬が走るコースをこの大運動会では人が走る。[26]スタートの時にはファンファーレを使用している。
- ジャパン・オータムインターナショナル・ガールズ(J・A・I・G)
- 2008年(平成20年)第5回京都競馬のイベントで活躍する。4回京都競馬期間中に12名のエントリーから、一般投票により藤井麻貴、犬飼ゆきな、森井絵美、福原歩、そわさくらこ、蒼井さやの6名が選出された。
- 京都オータムレースクイーン(K.A.R.Q.)
- 2009年(平成21年)第4回・第5回京都競馬のイベントに華を添える。京都大賞典・秋華賞・エリザベス女王杯・マイルチャンピオンシップ当日に出演した。秋葉ちひろ(ピンク担当)、華西紋子(ブルー担当)、市川友香(レッド担当)、宗村祥子(イエロー担当)、木村奈央(グリーン担当)、朝花じゅり(オレンジ担当)の6名で、上記の順番で向かって左側より並ぶ。
- 競馬戦隊8レンジャー
- 2010年(平成22年)春の京都競馬を盛り上げる。4月25日、5月9日、5月16日、6月6日に2名ずつが重賞レース展望などに出演、また5月23日には8名全員が出演した。メンバーは、ヨドホワイト:久保陽香、ヨドブラック:安藤輝子、ヨドレッド:前川美奈、ヨドブルー:うつだあずみ、ヨドイエロー:咲木みゆき、ヨドグリーン:小山歩、ヨドオレンジ:滝口ミラ、ヨドピンク:安藤絵里菜の8名。
- 明親小学校持久走大会
- 近くの京都市立明親小学校の全校生徒が参加する持久走大会。コースは障害と芝内側を使用し4~8kmを走る。大文字駅伝出場時にKBS京都に取り上げられたり、TV番組珍百景にも取り上げられたことがある
主な元所属調教師
1969年(昭和44年)に栗東トレーニングセンターが開設されるまでは競馬場で調教が行われていた。
レコードタイム
- †は基準タイム。
- 2014年5月17日終了現在
芝コース(2歳)
距離 | タイム | 競走馬 | 性別 | 斤量 | 騎手 | 記録年月日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1100m | 1:05.0 | ヤマピット | 牝 | 50kg | 池江泰郎 | 1966年9月4日 |
1200m | 1:08.0 | エーシンホワイティ | 牡 | 52kg | 国分恭介 | 2009年11月7日 |
1400m | 1:20.6 | モーリス | 牡 | 55kg | 内田博幸 | 2013年10月6日 |
外1400m | 1:20.3 | アストンマーチャン | 牝 | 54kg | 武豊 | 2006年11月5日 |
1600m | 1:32.3 | ミッキーアイル | 牡 | 55kg | 浜中俊 | 2013年11月2日 |
外1600m | 1:33.2 | ホウライアキコ | 牝 | 54kg | 和田竜二 | 2013年10月5日 |
外1800m | 1:46.5 | トゥザワールド | 牡 | 55kg | 川田将雅 | 2013年11月9日 |
2000m | 2:00.7 | クロフネ | 牡 | 53kg | 松永幹夫 | 2000年10月28日 |
芝コース(3歳以上)
距離 | タイム | 競走馬 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 記録年月日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1100m | 1:07.5 | キタカミ | 牡3 | 52kg | 清水出美 | 1966年1月9日 |
1200m | 1:06.9 | エイシンバーリン | 牝5 | 56kg | 南井克巳 | 1997年4月20日 |
1400m | 1:19.9 | エイシンペペラッツ | 牡3 | 56kg | 武豊 | 2014年4月26日 |
外1400m | 1:19.3 | スギノハヤカゼ | 牡3 | 55kg | 田島裕和 | 1996年10月26日 |
1600m | 1:33.0 | ドリームカトラス | 牡3 | 54kg | 国分恭介 | 2010年5月30日 |
外1600m | 1:31.4 | ワールドエース | 牡5 | 56kg | A.シュタルケ | 2014年4月27日 |
外1800m | 1:43.9 | グランデッツァ | 牡5 | 56kg | 秋山真一郎 | 2014年5月17日 |
2000m | 1:56.8 | アドマイヤコスモス | 牡4 | 57kg | 上村洋行 | 2011年10月8日 |
外2000m | 2:00.2 | エルカーサリバー | 牝3 | 55kg | 柴田政人 | 1992年10月25日 |
外2200m | 2:10.0 | トーセンホマレボシ | 牡3 | 56kg | C.ウィリアムズ | 2012年5月5日 |
外2400m | 2:22.6 | サンエムエックス | 牡4 | 57kg | 松永幹夫 | 2000年10月15日 |
外3000m | 3:02.7 | ソングオブウインド | 牡3 | 57kg | 武幸四郎 | 2006年10月22日 |
外3200m | 3:13.4 | ディープインパクト | 牡4 | 58kg | 武豊 | 2006年4月30日 |
ダートコース(2歳)
距離 | タイム | 競走馬 | 性別 | 斤量 | 騎手 | 記録年月日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1100m | 1:06.5† | ロングソブリン | 牡 | 53kg | 南井克巳 | 1982年8月29日 |
1200m | 1:11.0 | ラブミーチャン | 牝 | 54kg | 濱口楠彦 | 2009年11月14日 |
1400m | 1:23.6 | キングナムラ | 牡 | 54kg | 小林徹弥 | 1997年11月15日 |
1800m | 1:51.7 | メイショウイチオシ | 牡 | 55kg | 武幸四郎 | 2013年11月16日 |
ダートコース(3歳以上)
距離 | タイム | 競走馬 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 記録年月日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1200m | 1:09.1 | サマーウインド | 牡4 | 57kg | C.ルメール | 2009年11月14日 |
1400m | 1:21.7 | ベストウォーリア | 牡4 | 56kg | 浜中俊 | 2014年2月8日 |
1800m | 1:47.8 | ウォータクティクス | 牡4 | 56kg | 川田将雅 | 2009年4月26日 |
1900m | 1:53.7 | ワンダーアキュート | 牡5 | 57kg | 和田竜二 | 2011年5月22日 |
2600m | 2:43.3† | エリモローラ | 牡5 | 57kg | 猿橋重利 | 1984年1月22日 |
障害
距離 | タイム | 競走馬 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 記録年月日 |
---|---|---|---|---|---|---|
芝(内外)3170m | 3:30.4 | テイエムハリアー | 牡5 | 60kg | 白浜雄造 | 2011年11月12日 |
芝(外2周)3170m | 3:31.4† | ロードアトラス | 騸4 | 60kg | 熊沢重文 | 1999年10月16日 |
芝(外2周)3180m | 3:33.5† | ランドパワー | 牡5 | 60kg | 金折知則 | 2000年10月28日 |
芝(外内外)3930m | 4:21.6 | エムエスワールド | 牡9 | 60kg | 横山義行 | 2012年5月12日 |
ダ2910m | 3:11.2 | サムソンビッグ | 牡5 | 59kg | 中竹和也 | 1996年1月20日 |
ダ2930m | 3:12.2 | テイエムハリアー | 牡4 | 59kg | 熊沢重文 | 2010年1月17日 |
ダ3170m | 3:28.4 | リターンエース | 牡7 | 64kg | 嘉堂信雄 | 1995年3月4日 |
ダ3190m | 3:31.5 | フミノトキメキ | 牡6 | 60kg | 石山繁 | 2007年1月13日 |
ダ3760m | 4:14.4 | カネトシガバナー | 牡6 | 62kg | 高田潤 | 2001年11月24日 |
ダ3790m | 4:15.0 | アドマイヤホープ | 牡6 | 59kg | 北沢伸也 | 2007年2月10日 |
- 芝の内・外は、障害コース内の内回り・外回りコースを示す。
- 最後の直線でダートを使用する競走の障害コースは、すべて外回りを使用する。
関連項目
脚註
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 日本中央競馬会『優駿』1980年11月号、pp.8-9「座談会 京都競馬場いま むかし」
- ↑ 競馬 - 室町ステークスYahoo!スポーツ 2012年10月20日
- ↑ 3頭が3着同着の珍事が発生/室町S日刊スポーツ 2012年10月20日
- ↑ エーシン初の同一馬主4連勝で1日5勝日刊スポーツ 2013年1月7日
- ↑ 5.00 5.01 5.02 5.03 5.04 5.05 5.06 5.07 5.08 5.09 5.10 5.11 5.12 5.13 5.14 5.15 5.16 5.17 京都競馬場(コース紹介) - 日本中央競馬会、2014年7月21日閲覧
- ↑ 京都競馬場 - 日本中央競馬会、2014年7月21日閲覧
- ↑ 7.0 7.1 7.2 テンプレート:PDFLink - 日本中央競馬会、2014年7月21日閲覧
- ↑ 京都競馬場が淀駅とつながります!JRAホームページ 2009年7月29日
- ↑ 開門前の整理券配布場所は、シンザンゲートとステーションゲートの中間地点となる。なお、入場後は開門後まで特A指定席エリアを出ることは出来ない。
- ↑ 2012年より。2011年までは9:00開始。
- ↑ これにより、JRAすべての競馬場の指定席が、禁煙となった。
- ↑ 着々と。~京都競馬場『迫力&快適度』アップ計画進行中~
- ↑ 積み終わりました。~京都競馬場『迫力&快適度』アップ計画進行中~【その2】
- ↑ 2009年(平成21年)11月までは京阪バス山科営業所による運行。
- ↑ 2014年1月26日(日)までは水無瀬駅発着(片道260円)。
- ↑ 2009年(平成21年)第4回阪神競馬開催のパークウインズ使用時までは通過していた。
- ↑ 「くらしのなかの京阪vol.409」(2010年3月)
- ↑ 臨時ダイヤではないため、競馬開催のない土曜・休日でもこれらは淀発着で運転される。
- ↑ 上記中京競馬場の全面改修に伴う代替開催
- ↑ 2011年はダービー開催日も含め5月以後に予定された薄暮・準薄暮は取りやめている
- ↑ 京都競馬場ファンクラブ「スワンメンバーズ」についてJRAホームページ
- ↑ 「競馬場へ行こう~全37場完全ガイド~」(1998年、アスペクト刊)より。~
- ↑ レッドデータブック 京都競馬場調査
- ↑ 24.0 24.1 『優駿』1980年11月号、pp.13-14「座談会 京都競馬場いま むかし」
- ↑ 第3回JRA京都競馬場大運動会KBS京都
- ↑ 同様のイベントとして、2004年(平成16年)から2007年(平成19年)まで福島競馬場において福島超短距離ステークスが行われた。