FMいるか

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テンプレート:Pathnav テンプレート:CFM FMいるか(エフエムいるか)は、函館山ロープウェイが運営する、北海道函館市に設立された日本初のコミュニティFM局である。

概要

ファイル:FM-Iruka-01.jpg
FMいるかのスタジオがある「いるか807ビル」

1992年1月の放送法改正により、コミュニティ放送が制度化され、その適用第1号局として同年12月24日に開局。当時の出力は0.1Wであった。

2005年(平成17年)4月4日より24時間放送開始。平日7時~21時(金曜のみ20時まで)、土・日曜11時~15時が自社生放送で、深夜~早朝は、ミュージックバードの番組配信を受けている。放送休止時間を設けていた頃は、全番組終了後に波の音を放送し、停波していた。

局名の「いるか」は、津軽海峡など世界各地に生息するイルカの人懐っこい性格をモチーフに、地域密着の情報発信拠点を目指すことをテーマに命名された。

CM放送では、番組単位の提供やスポットCMなどの他に、他局ではあまり例がない年間契約による提供形態も開局当初から実施しており、2012年(平成24年)10月現在でも、ナショナルスポンサーから地元企業まで、50社以上と年間契約を結んでいる。

沿革

  • 1995年(平成7年) - 送信出力を3Wに拡大
  • 1996年(平成8年)
  • 不詳 - ストリーミング放送を実施(後に終了)
  • 12月 - 規制緩和に伴い、送信出力を20Wに拡大
  • 2003年(平成15年)3月 - ホクレン夢大賞最優秀賞を受賞
  • 2004年(平成16年)3月 - 北海道文化選賞企業特別賞を受賞
  • 2005年(平成17年)
  • 4月 - SimulRadioに参加し、ストリーミング放送を再開(後に停止)
  • 4月4日 - 24時間放送開始
  • 7月 - 南茅部・日浦中継局の試験放送を開始(7月21日 22:00まで)
  • 8月 - 中継局の運用を開始

インターネット放送

かなり早い段階から取り組んでおり、かつては1999年(平成11年)からインターネットによるストリーミング配信を行っていたが、著作権関係の問題により休止していた。

その後、2005年(平成17年)4月に難聴地域をストリーミング配信によって補うことを目的とした検証実験「サイマルラジオ」を、神奈川県葉山町の「湘南ビーチFM」・埼玉県鴻巣市の「フラワーラジオ」とともにより行っていた。しかし2005年(平成17年)10月現在、再び配信を停止。

その後サイマル放送の環境が整備されるまで当局のサイマル配信は行われていなかったが、2012年11月9日よりSimulRadioに復帰しサイマル放送の配信を再開する。

共同制作

FMいるかでは、AM放送のSTVラジオ函館放送局と共同でミニ番組を平日に放送している。

放送時間と番組(月 - 金曜、両局共通)

  • 12:55 - 12:59 ハロー函館(函館中央警察署・函館西警察署管内の地域安全ニュース)

2007年(平成19年)9月までは10:55 - 10:59に「函館HOT情報」(道南の地域の話題)を放送していた。なお、STVラジオの札幌局などではこの時間「STVニュース」を放送している。

関連会社

  • 株式会社はこだてエフエム放送局

関連項目

外部リンク

テンプレート:Radio-hokkaido