文化放送ホームランナイター
文化放送ホームランナイター(Homerun Nighter)は文化放送が土曜日に放送しているプロ野球ナイトゲーム中継番組である。
番組概要
セントラル・リーグ(セ・リーグ)の試合を中心に放送している。読売ジャイアンツ(巨人)戦がナイターで行われる場合はホーム・ビジター問わず中継する。巨人戦が雨天中止やデーゲームの時は、セ・リーグのカードを優先するが、NRN独占カードとなる東京ヤクルトスワローズ主催試合を優先する傾向にある[1]。そのため選手自身の肉声による本番組のジングル(事前収録したテープを流す)は中継カードにより巨人を含む、セ・リーグの選手のバージョンがあるほか、2013年度はパ・リーグの選手のバージョンも用意された。
放送カードの優先度は巨人戦→セ・リーグカード→パ・リーグカード→試合開始時間が18時でないカードの場合がほとんどである。ただし、その年のペナントレースの状況によって別のカードに変更される場合がある(2011年8月28日は首位ヤクルトが絡む「阪神対ヤクルト」を自社ローカルで中継し、本来のNRNナイターであるRCC制作の「広島対巨人」を予備カードとした[2])。
ライオンズナイターと同じように得点が入った際には球団公式応援歌のアレンジなど得点したチームにゆかりのあるメロディーが流れる。その例としては下のものがあげられる。オールスターゲームの場合は打点がつく選手の所属しているチームのものが流れる。なお、ホームランが出た場合はホームラン専用のBGMが流れる。文化放送のスタジオから挿入するため、文化放送以外のネット局では流れない。
- 読売ジャイアンツ→「巨人軍の歌(闘魂こめて)」の唄いだし
- 横浜DeNAベイスターズ→「熱き星たちよ」の唄いだし
- 阪神タイガース→「阪神タイガースの歌(六甲颪)」の唄いだし
- 広島東洋カープ→「それ行けカープ 〜若き鯉たち〜」の唄いだし
特徴として番組名の通りホームランに拘り、番組のジングルには先述の選手ジングルの他、中継試合でホームランが出ていない場合は嘆くようなジングルが流れる(ジングルのうち、女性役は鈴木純子アナウンサーが、男性役は鈴木光裕アナウンサーが担当)。アニメ関連の情報番組(アニラジ)を多数放送している局らしく、生徒会の一存のCM入り前のジングルが流される事も有る。2013年度は、選手ジングルにおいても「ホームランといえば?」というテーマが与えられている。
リスナーがホームランを打つ選手を予想して、見事的中すれば抽選で1名に現金贈呈という「ホームランクイズ」がある。なお、2007年以降は現金の贈呈期間を縮小し、現金以外にふるさとの名産品や関東近郊の球場(神宮球場や横浜スタジアムが多い)で開催のプロ野球ペア観戦チケットなどを贈呈する場合もある。近年は「ホームランキーワードプレゼント」となり、ホームランが出た後のCM明けにキーワードを発表し、そのキーワードを書いて応募する形になっている(試合中ホームランが一本も出ない場合、「ホームランナイター エピローグ」かエンディングでキーワードを発表する)。なお、2013年度からは『ホームランナイター 一喜一憂 一発メッセージ』となり、ホームラン後に感じた素直な感情をぶつけ(FAX、メールで投稿する)、節度あるメッセージの中から1名にプレゼントが進呈される。
公式ホームページも開設されているが、2007年度を最後に更新されておらず、2008年度以降はそのまま残されている状態となっている。番組キャッチコピーは『生野球やってます』[3]のほか、2012年度は『野球の力を感じてください』、2014年度は『野球、聞こうぜ!』のコピーも用いられた[4]。
NRNナイターとしての対応
文化放送は土・日曜のNRNナイターの統括局かつ関東地区担当局であるため、一部のNRN系列局でも同局の中継が放送されている(後述参照)。また、平日のライオンズナイターと異なり、在関東5球団(巨人、ヤクルト、DeNA、西武、ロッテ)のホームゲーム以外は、原則NRN系列局が制作したものをそのまま放送するスタイルとなっている(聴取率調査週間などの例外を除く)。また、土日NRN全国ネットカードが前述5球団のビジターゲームの場合、ビジターチームリポートは文化放送のアナウンサーが担当する。
他球場速報のチャイム音(メロディー)は、平日のNRN中継担当であるニッポン放送(原則NRN担当とならない土・日曜を含め全曜日使用)や他のNRNナイター制作局と同じ[5][6]で、速報を伝える際は本番組では「文化放送プロ野球速報」(自社ローカルの場合は「文化放送ホームランナイタープロ野球速報」)[7]と称して伝えている。
NRNナイターとして全国ネットされる場合はネット局での放送開始時刻および中継音声への切り替え時刻が異なるため、18時30分までの複数回、切り替え時刻に解説者・アナウンサーがコメントをやめて場内音→飛び乗り配慮のコメント(それまでの試合概要など)をしている(これはJRN・NRNナイター全国ネット共通)。
基本的にはネット局数が1局でもある場合、実況アナウンサーは「文化放送をキーステーションに、全国の皆様にお送りします」[8]とコメントし、個別のネット局名・番組名をアナウンスすることはほとんどない(ネット局がなく文化放送ローカル、あるいは文化放送発裏送りで対戦相手地元局のみのローカルの場合は、番組名をコメントする)。
2013年以降の日曜日の対応
2013年度は土曜日は通常通り放送だが、日曜日はナイターがある時の注目カードのみ放送となり、定時放送は行っていない[9]。ただし、NRN日曜ナイター自体の機能は、その「注目カード」の自社での中継や、系列局の中継(各局自社制作分や文化放送からの裏送り分)を交えることで維持されている[10][11]。なお、実際に2013年の日曜日に文化放送で放送されたのは4月28日の「ヤクルト対巨人」の1回のみであった。
また、土曜日のナイターオフ番組として放送されていた『ズミスポ』を日曜分の『ホームランナイター プロローグ』の代替番組として設定していた。なお、日曜日に中継する場合、特番扱いとなり『文化放送ホームランナイタースペシャル ○○○○実況中継』のタイトルになるが、番組内容の変更はない。なお、2014年はライオンズナイターと共に「新番組紹介」でのナイター中継の告知はされなかったが、当番組は土曜ナイターの定時放送を行われている。
文化放送では日曜ナイターの定時放送を廃止(特番扱い化)したため、NRN全国放送の指定試合であっても、日曜ナイターの放送自体をネットしている局は地元勢の試合を優先するため、結果的には全国放送指定試合が予備カード扱い、あるいは地元勢以外の試合を放送しない、ビジター側が乗り込み自社制作をするにもかかわらず、当該局がニッポン放送の協力となるため(特にヤクルト主催の対阪神戦におけるABC)文化放送が別に予備待機を配置した場合等、局の方針の都合で全く放送されず素材録音同然となる場合(特に在関東のチーム同士の対戦や前述のヤクルト対阪神戦等の場合に、全国放送の指定カードが1局も流れない試合も多数ある)、あるいは当該チーム本拠地の1-2局のみ(在関東チームとの対戦であれば、対戦相手の地域の局向けの自社製作か裏送り<関東のチーム主管である場合>のみ)となるケースもまれではない [12]。そういったことから、在関東チーム同士の試合については、土曜日に本番カードであった場合でも、日曜日には予備順を下げて他の関東圏外のカードに本番を変更する場合がある[13]。
番組名の遍歴
年度 | 土曜日 | 日曜日 |
---|---|---|
1965年 - 1967年 | 文化放送土曜ナイター | 文化放送日曜ナイター |
1968年 - 1970年 | 一万ドル土曜ナイター | 一万ドル日曜ナイター |
1971年 - 1973年 | 文化放送ジャイアンツナイター | |
1974年 - 2012年 | 文化放送ホームランナイター | |
2013年 - 現在 | 文化放送ホームランナイター | 文化放送ホームランナイタースペシャル |
埼玉西武ライオンズの試合への対応
平日の『文化放送ライオンズナイター』で中継している埼玉西武ライオンズのナイトゲームの優先度は低く[14]、通常はセ・パ交流戦の対巨人戦で放送される程度でしかない(あくまで通常通りの優先度で、相手が西武だったという扱い)。西武戦が全国中継となった場合は、NRNの中継音源であることには変わりは無く「ライオンズナイター方式」は採らず、西武勝利時のBGMの挿入も行わない。但し、前座番組では「ライオンズ・ドニーチョ」という情報コーナーを設置して土・日曜の試合をフォローしているほか、本番組で中継する場合は同時刻にライオンズナイターのコーナーは放送する。さらに結果的に自社単独放送となった場合は、中継自体もライオンズびいきの実況となる場合がある。また、2011年以降は関東地区で開催される西武戦ナイターが『ホームランナイター』の予備カードとされ、かつNACK5および対戦相手地元局での放送予定がない場合、BBQRによるWeb配信を実施するが、あくまで『ホームランナイター』ではなく『ライオンズナイター』のインターネット中継として配信される[15]。
かつては、聴取率調査週間や夏休み期間等に、全国中継カードを別カード(系列局制作か、QR制作の裏送り)とした上で、「ライオンズナイター方式」で西武戦を自社ローカル放送した例もあった。
また、西武もしくは西武がパ・リーグの優勝争いしている相手球団の優勝決定が見込まれる試合は、本来放送すべき全国中継カードを裏送りとして文化放送独自で放送することがある。一例として2010年(平成22年)9月26日は、STVラジオの『STVラジオ ファイターズスタジアム』第2部をネット受けし、「日本ハム対西武」のデーゲーム(この試合で西武が敗れるとソフトバンクの優勝が決定)を試合途中から放送。その間、本来の全国中継カード「ヤクルト対中日」はネット局への裏送りとなった。この試合は西武敗戦でソフトバンクの優勝が決まり、文化放送も全国中継に飛び乗ったが、もし西武が勝利もしくは引き分けて、優勝の行方が「楽天対ソフトバンク」のナイトゲームへ持ち越された場合は、東北放送の『TBCパワフルベースボール』のネット受けで同試合を放送することも想定されていた。
日曜日のデーゲームに関しては交流戦期間のビジターゲームを除いて、文化放送およびNRN系列局の実況録音ではなく、文化放送と業務提携を結んでいるNACK5制作の『NACK5 SUNDAY LIONS』で中継した実況を前座番組などで流す。これは、NRN系列局向けに文化放送制作で裏送りを行った場合でも同様である。2010年度まで土曜日ならびに交流戦期間の「ヤクルト対西武」(NRN独占カード)以外のビジターゲームも同様の対応であったが、2011年度からはNACK5がデーゲームの中継を日曜日のみに縮小し、さらには交流戦期間はホームゲームのみの中継としたため、土曜デーゲームならびに交流戦期間のビジターゲームについては文化放送(関東地区で開催される西武戦のインターネットラジオ・BBQRの配信を含む)およびNRN系列局の実況録音で対応している[16]。
クライマックスシリーズはパ・リーグ(クライマックス・パ)のみ文化放送がNRNネットワークの担当として全試合を中継するが、西武が進出した場合は、「ライオンズナイター方式」で放送する。この関係でNACK5はクライマックスシリーズの中継を行わない。
西武が日本シリーズに進出した場合は、NRN全国放送非担当日はもちろん、担当日であっても「ライオンズナイター方式」でローカル放送する。そのため、担当日と西武のホームゲームが重なった場合はNRN用に「ホームランナイター方式」で二重制作を行い、地方局へ裏送りする(ただしブースや人員の関係で二重制作できず、文化放送もそのまま「ホームランナイター方式」で放送する場合もある)。関東地方以外のセ・リーグ球場の場合はNRN担当局の中継を受けず、文化放送のアナウンサーと解説者が現地に乗り込んで制作し文化放送向けに放送する。
このとき、NACK5は文化放送の対応に関係なく全試合自社制作する。西武が日本シリーズに進めなければ、NACK5での放送は行わない。
放送時間
- 土曜17:45〜21:00(試合終了まで延長対応)
- 日曜18:00〜21:30(不定期・特番『文化放送ホームランナイタースペシャル ○○○○実況中継』として放送。試合終了まで延長対応)
- 土曜(2012年までは日曜も)17:57までは前座番組『ホームランナイター プロローグ』を放送。中継カードの試合前情報、前述のライオンズコーナー『ライオンズ・ドニーチョ』のほか、デーゲームの結果も伝える(関東地区開催の場合は文化放送アナウンサーによるリポート・実況録音を流す。関東以外の場合はスタジオ担当アナウンサーの結果紹介のみで、NRNの実況音声は使用しない場合が多い。『ライオンズ・ドニーチョ』に関しては関東は必ずリポートあり、関東以外は土曜日は金曜日にライオンズナイターを担当したアナウンサーが取材を行うためリポートがある場合が多いが、日曜日はない場合が多い)。
- 日曜は2013年以降、定時放送廃止に伴い、前述のように『プロローグ』の代替番組として『斉藤一美のスポーツタイム ズミスポ』が放送され、こちらでデーゲームの結果などをフォローするうえ、『ホームランナイタースペシャル』がある場合は同番組を事実上の前座番組としていた。ただし、日本シリーズ中継の際は『ニチスポ』枠を「直前情報」としていた。
- 試合終了後の後座番組は『ホームランナイター エピローグ』である[17]。なお、土曜の『エピローグ』は21時以前に試合が終了しない限り発生しない上、ネット局でもそのまま放送されるため、放送上では『ホームランナイター エピローグ』の呼称はなされない。日曜は次の定時番組までの余剰時間を使って放送する。
- 土曜は21:00以後も続いていた場合は、『A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜』の放送枠を通常の2時間から最大1時間まで縮小して対応。22:00以後も続いた場合は、24:00以降の箱番組を週代わりで最大3本まで休止するか、『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』の放送枠を通常の1時間から30分に縮小して対応。その分、『アニスパ!』『こむちゃ』はスライド放送。ただし23:30以後も続いた場合、『アニスパ!』は24:30で終了となる[18]。なお、『走れ!歌謡曲』が日曜未明にも放送されていた頃の名残から、27:00以降の番組は休止ローテーションから除外され、定刻通り放送される。
- 日曜は21:30以後も続いていた場合、土曜と同様に週代わりで休止番組が決められている。中継延長による送信所メンテナンスによる放送休止時間(原則として月曜未明2-5時)の縮小は一切行わない。特に日曜の後続番組は事前収録の30分番組が続き、土曜と比べて編成の融通が利かないため、後続番組への影響を最小限に抑えるために、試合が終了した時点で文化放送のみヒーローインタビューなどをカットして早々と中継を終了することがある。この場合に他局へネットしている場合には、インタビューやまとめのトークをネット局への裏送りとする例もある(特に東海ラジオへネットした場合に見られる)。土曜日も切りのいい時間から後番組を開始できるように日曜日と同様の対応をすることがある(これは文化放送が10分刻みの延長対応なのに対し、NRNナイターが5分刻みの延長対応であるため[19])。テンプレート:Main
- CM明けに他球場でホームランが出た時の実況録音を流すことがある(その時は、「今日のホームラン」のタイトルコールの後に流す)。また、早終了後時には、今日出たすべてのホームランの実況録音を流すこともある。
- 土曜(2012年までは日曜も)17:57までは前座番組『ホームランナイター プロローグ』を放送。中継カードの試合前情報、前述のライオンズコーナー『ライオンズ・ドニーチョ』のほか、デーゲームの結果も伝える(関東地区開催の場合は文化放送アナウンサーによるリポート・実況録音を流す。関東以外の場合はスタジオ担当アナウンサーの結果紹介のみで、NRNの実況音声は使用しない場合が多い。『ライオンズ・ドニーチョ』に関しては関東は必ずリポートあり、関東以外は土曜日は金曜日にライオンズナイターを担当したアナウンサーが取材を行うためリポートがある場合が多いが、日曜日はない場合が多い)。
備考
- 1994年(平成6年)以前は、深夜に放送されていた『大学受験ラジオ講座』、『走れ!歌謡曲』の放送時間を動かせないことによる編成上の都合で、試合終了まで放送できなかった。1993年までは22時30分、1994年は23時で打ち切り、それ以降のホームランクイズとお立ち台クイズの当選者発表は次回放送の前座番組の中で行っていた。
- 中継延長時『さだまさしのセイ!ヤング』が編成される以前は土曜日が『走れ!歌謡曲』迄を限度に21:30からの番組は順次繰り下げ放送し、繰り下げた分だけ25時~26時台の番組(『ロキュペーション』『志賀ちゃんのミッドもナイト』など)を休止した。日曜日は26時で放送終了のため順次繰り下げ、放送終了時刻を繰り下げた。繰り下げ放送時は番組開始前に当直アナウンサーが繰り下げ放送の旨と本来放送されている番組の振替え放送時刻(若しくは休止)の案内を行っていた。『さだまさしのセイ!ヤング』開始からは繰り下げ放送の措置は廃止され、延長時間枠の番組が休止される方式となった。文化放送A&Gゾーンの編成となってからは、偏りを軽減するため休止番組のローテーション編成が行われている。
- 2011年は東日本大震災の影響による試合日程変更により、月曜日に埼玉西武ライオンズの試合が組まれるケースが多くなっていた。特に移動日なしの連戦のために月曜定時番組の振替日が確保できない場合、日曜の『ホームランナイター』を休止して月曜定時番組の振替日とすることがあった。該当日のNRNナイター枠が文化放送の担当となった場合(ただし文化放送が試合中継を担当する日は避けて設定しているため、予定試合中止で『センパツ!』となった場合のみ)、ネット局への裏送りとなっていた。テンプレート:Main
出演者
解説者(2014年)
- 土井正博[解説者 1]
- 東尾修
- 山崎裕之
- 駒田徳広(tvk・J SPORTS・BS-TBS・TBSチャンネル・テレビ北海道解説者兼)
- 松沼雅之(テレ玉解説者兼)
- 工藤公康(テレビ朝日解説者兼)[解説者 2]
- 笘篠賢治(フジテレビONEプロ野球ニュース・テレビ新広島解説者兼)
- 仁志敏久(フジテレビジョン・FOX SPORTS ジャパン解説者兼)
- 土肥義弘(テレ玉・西武球団制作中継〔テレ朝チャンネル2・BS朝日・BSフジ・TwwllVで放送〕解説者兼)
- 石井貴(FOX SPORTS ジャパン解説者兼)
- ↑ 土井は関西地区在住であるため、『ライオンズナイター』も含めて、主に関西の試合を中継する場合に出演。本番組での関西からの試合は原則としてABC制作で解説者も同局から登用されるため、土井の出演は聴取率調査期間の自社制作分が中心
- ↑ 工藤は正式引退後の2012年から専属となったが、現役最終年の2011年も、所属球団がなかったためゲスト解説者の扱いで『ライオンズナイター』と合わせて月1回ペースで出演していた(当番組には5月22日のセ・パ交流戦「ヤクルト対ソフトバンク」で出演)。
実況・リポート担当アナウンサー
- 文化放送アナウンサー
- フリーアナウンサー(いずれも文化放送アナウンサーOB)
- 菅野詩朗(「テレ朝チャンネル2」西武戦実況アナウンサー、「フジテレビONE」プロ野球ニュース実況キャスター兼)[20]
- 上野智広(NACK5西武戦実況アナウンサー、「フジテレビONE」プロ野球ニュース実況キャスター兼)[21]
菅野と上野は主に予備カード(BBQRにおける西武戦のWeb配信を含む)ならびに系列局向けの裏送り中継を担当しており、土曜日の『ホームランナイター』本番カードに登場することは殆どない[22]。なお、両者とも既に文化放送を退職しているが、放送上では「文化放送○○アナウンサー」として紹介される。フリーアナウンサーとして文化放送以外の仕事もする以外に表面上の差はない。
過去の出演者
解説者
1965年ごろまで、NRNのナイターの関東地区での放送は「月-金[23]がニッポン放送だけ・週末[24]が文化放送だけ」で曜日を決めて放送していた時代があった関係で、QR(NCB)とLF(NBS)[25]の掛け持ちによる「NRN野球解説者」という形式がとられていた。のちに、テレビ朝日との関係が強くなったこともあり、「QR/EX兼務」の解説者もいた。
- 荒川博
- 荒木大輔(現:NHK BS1アメリカ大リーグ中継専属解説者)
- 大田卓司
- 小川邦和(現:柳ヶ浦高等学校英語教師)
- 小川亨
- 楠安夫(1965年までフジテレビ・ニッポン放送兼任)
- 黒江透修
- 児玉利一(1965年までフジテレビ・ニッポン放送兼任)
- 島田誠(現:RKB毎日放送解説者)
- 城之内邦雄
- 関本四十四(現:RFラジオ日本解説者)
- 田辺徳雄(現:埼玉西武ライオンズ監督代行)
- 渡海昇二(1965年。NRN解説者としてニッポン放送兼任)
- 豊田泰光
- 服部受弘(1965年までフジテレビ・ニッポン放送兼任)
- 広瀬哲朗
- 広橋公寿(現:東北楽天ゴールデンイーグルス二軍外野守備走塁コーチ)
- 福田昌久
- 別所毅彦
- 松沼博久
- 宮田征典
- 森祇晶(解説者当時は森昌彦)
- 山根俊英(1965年までフジテレビ・ニッポン放送兼任)
- 若松勉(現:フジテレビONE、ニッポン放送、北海道文化放送解説者)
- 渡辺久信(現:埼玉西武ライオンズシニアディレクター)
- 西本聖(現:オリックス・バファローズ投手兼バッテリーコーチ)
- 大塚光二(現:北海道日本ハムファイターズ外野守備走塁コーチ)
- 松原誠(現:tvk解説者)
- 森繁和(現:中日ドラゴンズヘットコーチ)
実況アナウンサー
- 市原育夫
- 扇一平(かつては実況・リポートも担当していたが、2007-2011年のスポーツ部所属時はスタジオ担当のみだった)
- 大野勢太郎(大野正)
- 梶原しげる(梶原茂)
- 砂山圭大郎(砂山大輔)
- 月岡逸弥
- 寺島尚正
- 土居まさる(平川巌彦)
- 戸谷真人
- 中田秀作
- 野村邦丸(野村邦夫)
- 坂信一郎
- みのもんた(御法川法男)
- 廣瀬隼也(現:広島ホームテレビアナウンサー。フリーアナウンサー時代の2011・2012年のみ、予備カードやビジター向け裏送り中継の、ベンチリポートに限定して担当していた。[26])
- 矢野吉彦
スタジオ担当アナウンサー
レインコート(全試合が雨天中止またはデーゲームで行われる場合)の番組
- 土曜日
- 全試合が雨天中止の場合と、全試合がデーゲームで行われる場合、ネット局(TBC・RCC・KBC、および中日戦デーゲーム(放送可能カード)開催日のSFと4-6月の阪神戦デーゲーム開催日のABCを除く)も含めて『SET UP!!』[27]を放送する。
- 日曜日
- 中継予定試合を含む全試合が雨天中止の場合は、中継予定がない場合の通常番組を放送する。2012年までは土曜日と同様の対応を採っていた(なお、ナイター中継全試合中止時のABCラジオ[28]ならびに東海ラジオは、従来通り文化放送からの裏送りで『SET UP!!』を放送する予定。STVラジオも2013年のみ同様の措置を取っていた。ただし2013年度は日曜日ナイターの雨天中止は1回も発生しなかった)。
- なお、予定通りナイター中継が行われた場合、20時台の『私立恵比寿中学 放送部』『乃木坂46の「の」』は、該当週に限り時差ネット局へ向けた裏送りとなり、21時台の『Radio キタエリあっ!』(ラジオ関西制作)の該当週の放送は番組返上となる。
過去
- 2009年までの文化放送のレインコート番組は『ビッグサウンズスペシャル』であった。(1995年〜2005年までは竹内靖夫アナウンサーの司会進行の『バンブー竹内のほれぼれミュージック』の土日月版。それ以前は桂竜也アナウンサーの進行による『全日本演歌選抜』などがあった。)特に、日曜は全試合デーゲームの日が増えたため、プロ野球がある日でも放送されることが多くなっていた。2010年と2011年は『センパツ!』[27]として放送された。『SET UP!!』のタイトルで放送されるのは2012年からである。
- 2010年のナイターの予定のない日曜の『センパツ!』は、殆ど『センパツ!スペシャル』と題して単発特番の放送に終始していた(一度NRN番組としてABCラジオにネットされたこともある)ため、2011年度のナイターの予定のない日曜の当該枠は、特番枠『サンデープレミアム』として分けられることになった[29]。そのため、2011年のみ、7月以降にNRN日曜ナイターを定時ネットするABCには、文化放送が土曜日ならびに雨天中止時に準じた内容の『センパツ!』を裏送りしていた。
- しかし、2012年7月からは『サンデープレミアム』を『SET UP!!』に再統合し、『サンデープレミアム』として放送されてきた各種特番を『SET UPスペシャル』名義のNRNネット番組として、ABCラジオにも同時ネットする形に変更された(加えて、当日のプロ野球の開催予定が一切ない、あるいは中日戦でも放送権を得られなかった試合がある日にナイターが組まれていない場合には東海ラジオもネット)。ただし、2013年からは文化放送で日曜の『ホームランナイター』が定時中継されないため、日曜の『SET UP!!』は完全に雨天中止バージョンの裏送りのみとなる。
- 1980年頃まで、豊田泰光・別所毅彦ら野球解説者の進行によるプログラムが放送されていた。
- かつては18時台に『プロ野球ホットライン』を放送していたが、2000年代ごろからは放送されなくなった(他球場の試合結果や今後のプロ野球展望を中心に文化放送の野球解説者と各NRN系列局の野球解説者や実況アナウンサーを結んでいた)。
- 2007年度は、文化放送のみ17:57〜19:00に『斉藤一美 うるわしの夜』も放送した。
- 2008年度より、日曜については『ホームランナイター』の基本枠が21:30までとなったため、はじめからナイターの予定がない場合は、21:00からは『ホームランナイターエピローグ』ではなく、2008年と2009年は単発枠『ザ・ステージ』、2010年は『五感インド』、2011年は『関根勤のカンコンキンラジオ』、2012年は『関根勤のスポパラ』を放送した。ただしナイター中継が21:00以前に終了もしくは中止となった場合は、21:00以降は『ホームランナイター エピローグ』に充てられていた(これは現在の『ホームランナイタースペシャル』でも継続)。
ネット局
2009年までの土曜日・日曜日のナイター中継は、JRN・NRNのクロスネット局の多くがJRNナイターを放送していたため、当番組をネットしていた局はほぼNRN単独系列局に限られていた。しかし、NRN単独系列局では2005年頃から土・日曜のナイター中継を取りやめる局が出てきたため、当番組をネットする局は減少していた。
放送局 | 備考 |
---|---|
文化放送 | |
STVラジオ | [備考 2] |
茨城放送 | [備考 3][備考 4] |
東海ラジオ放送 | |
KBS京都/KBS滋賀 | [備考 5] |
ラジオ大阪 | [備考 6] |
KBCラジオ | [備考 7] |
ラジオ沖縄 | [備考 8] |
ところが2010年は、JRNのキー局・TBSラジオが土・日曜の定時ナイター中継枠を廃止した影響で、土曜日についてはJRNナイターからNRNナイターへ任意でネットチェンジした地方局が増加し、最大で全国18局がネットすることになった。
放送局 | 備考 | |
---|---|---|
(1)毎週放送していた局 | ||
文化放送 | [備考 10] | |
STVラジオ | [備考 11] | |
山形放送 | 2011年撤退 | |
ラジオ福島 | 2012年撤退 | |
茨城放送 | ||
信越放送 | 2012年撤退 | |
新潟放送 | 2011年撤退 | |
北日本放送 | 2012年撤退 | |
福井放送 | ||
静岡放送 | 2010年撤退 | |
山口放送 | ||
南海放送 | 2010年撤退 | |
高知放送 | ||
KBCラジオ | [備考 12] | |
大分放送 | 2010年撤退 | |
(2)地元勢の試合がナイターで行われる場合に限り放送 | ||
東北放送 | [備考 13] | [備考 14] |
東海ラジオ放送 | [備考 15] | |
ABCラジオ | [備考 16] | [備考 14] |
中国放送 | [備考 17] |
その一方で日曜日については、全試合デーゲームの週が多いことから定時放送を行う局がさらに減少。2012年現在、4-6月期はNRNナイターの定時中継枠が文化放送のみのため、ナイトゲームがない場合、雨傘番組のネット放送を行なっていない。また4-6月期の日曜NRNナイターはSTV、東海ラジオ、ABC、RCC、KBCの5局が地元チームの関係する試合のみ(ただしABCは阪神の試合のみ)放送するため、在京球団同士の試合および阪神の関東ビジター戦の場合は事実上文化放送ローカル(阪神戦の関東ビジターの場合、ABCが自社制作することが多いため)となるが、7-9月期はABCも土・日曜の定時ナイター中継枠を確保するため、日曜日に阪神戦がデーゲームもしくは行われない場合、ABCが文化放送の中継のネットを受けていたが、2013年からはこの場合4-6月と同様に原則としてネット受けを行わない方針となった。
更に土曜日も夏季の屋外開催を除き、デーゲームが強化され、ナイターそのものが実施されない日が発生するケースが増え、土曜ナイターのネット局も2011年は15局、2012年は13局、2013年は10局と年を追うごとに減少され、週末のナイター放送自体を廃止した局が増えている(これらの局は、多くはJRNの土曜日の定時番組のネットか、自社制作番組に変更しているところが多い)。2013年よりTBSラジオが土曜21時台にスポンサードネット番組として『明日へのエール〜ことばにのせて〜』を開始したことも、ネット局の減少に拍車をかける形となった。実際、球団のない地域のJRN・NRNクロスネット局で土曜ナイターのネットを継続している3局は『明日へのエール』を時差ネットとしているが、このうち山口放送と高知放送はナイターオフにおいても文化放送から『A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜』をネット受けしている(残る福井放送は自社制作番組を編成)。
なお、土・日曜のナイター中継を取りやめた局でも地元でプロ野球の試合があり、かつ該当試合がNRN全国中継の対象になった場合は臨時にナイター中継をネットする場合がある。
試合中継を担当する局
放送局 (番組タイトル) |
担当球団 | 備考 |
---|---|---|
朝日放送 (ABCフレッシュアップベースボール) |
阪神 オリックス |
2010年度より参加。それまでの担当局変遷は後述。 4月から6月までは土・日曜のナイトゲーム中継は、阪神戦が行われる場合のみ放送(予備カード補充あり)され、オリックス主催試合(対阪神戦を除く)がNRN全国中継となる場合は裏送りとなる。7月から9月までは土・日曜のナイトゲーム中継の定時枠が設置され、日曜のNRNナイターの唯一の定時ネット局となる[30]。 ヤクルト主催ゲームを自社制作で中継する場合は、LFが技術協力を行う。 2013年はビジターゲームの自社制作を縮小したため、関東での阪神ビジターゲームにおいて月・金曜ナイターや土・日曜デーゲームでQRが裏送りを担当することがある。 |
東海ラジオ放送 (東海ラジオ ガッツナイタースペシャル) |
中日 | 土・日曜のナイトゲーム中継は、中日戦を含めたデーゲームの中継が行われない場合のみ放送[31]。ナイターの放送予定試合が中止になった場合は予備カードの補充を行う。 土・日曜でもヤクルト・DeNA主催のデーゲームの場合もしくは地方開催の場合においてQRの代わりにLFが制作・協力することが多い(なお、2013年からはDeNA主催のデーゲームはQRが担当することが多くなっている)。また、デーゲームで行われる中日のビジターゲームがSFローカルで現地制作局(主にQR・LF・STVと日曜日のMBS)が中継を行わない時やナイターでも予備順が下位の場合、SFのアナウンサーが実況、現地制作局のアナウンサーがリポートを担当する場合がある。 なお巨人主催の「巨人対中日」に関しては、NRN全国ネットカードの場合のみ放送を行い、デーゲームで行われる場合や予備カードの場合はNRNナイター全国ネットカードを放送するが、全試合デーゲームの場合はNRN系列局から他球場デーゲームをネットする(その場合もヤクルト・DeNA主催試合を放送する場合は基本的にLFからの裏送りで放送するが、LFの要員不足の場合はQRが担当することもある。)。 |
中国放送 (RCCカープナイター) |
広島 | 2009年までは原則として広島主催試合裏送りとヤクルト(以前は横浜も)主催広島ビジター戦ネットのみの参加(JRNネットのため)だったが、2010年はJRNのナイトゲーム中継縮小(これに伴い土・日曜は広島戦開催時のみの放送となり、予備補充も廃止)により、広島主催のナイトゲームではカードによって自社分をQR-NRNライン向けとして放送している。また、関東で開催される広島のビジター試合のナイトゲームでは、カードにより文化放送からの裏送りやネット受けを行う(主にNRN全国中継や予備順位が浅い場合)が、稀にTBSラジオからの裏送り(ヤクルト主催はLFからのネット受けか裏送り)に振り替える場合がある(主に予備順位が最後位で、かつ待機要員に解説者を含まない場合)。詳細は後述。 デーゲームは「RCCカープデーゲーム中継」として放送。 |
STVラジオ (土:STVアタックナイター) (日:STVアタックナイタースペシャル) |
日本ハム | 日曜日のナイトゲーム中継は、日本ハム戦が行われる場合のみ放送(予備補充は2013年に一度復活したが、2014年はなし)。2013年は日本ハム戦ナイター全試合中継のため、現地局で放送されないビジターゲームの中継も行われる。なお、デーゲームはNRN独占カードである「ヤクルト対日本ハム」を除いて原則として中継しないため、これに該当する日本ハム主催試合は素材収録用実況と系列局向けの裏送りのみとなる(「ヤクルト対日本ハム」も土曜日開催のデーゲームは中継できない)。 |
東北放送 (TBCパワフルベースボール) |
楽天 | 2009年までは原則として楽天主催試合裏送りとヤクルト主催楽天ビジター戦ネット[32]のみの参加(JRNネットのため)だったが、2010年はJRNのナイトゲーム中継縮小により、ナイトゲームではカードによって自社分をQR-NRNライン向けとして放送している。一方、日曜に関東で開催される楽天のビジター試合のナイトゲームは、2012年以降原則として中継しない。詳細は後述。なお、土・日曜とも以前からナイトゲーム中継を、楽天戦(ただし一部のビジターゲームを除く)が行われる場合のみの放送としている(予備補充なし)。 |
九州朝日放送 (KBCホークスナイタースペシャル) |
ソフトバンク | 土・日曜のナイトゲーム中継は、ソフトバンク戦が行われる場合のみ放送(予備補充なし。土曜は2012年度まで予備も含めて「KBCホークスナイター」として定時放送していた)。 デーゲームは「KBCダイナミックホークス実況中継」として放送。 関東地区のソフトバンクのビジターゲームのうち、KBCローカルかつKBCが自社制作を行わない場合、KBC解説者の前田幸長[33]が派遣され、文化放送のアナウンサーとともに中継を担当するが、NRN雨天予備となった場合も前田単独解説のまま組み込まれる。 |
- ABC以外の各ネット局は、ローカル放送となっているニッポン放送やMBS(阪神の遠征試合の時)の中継にも技術協力(2010年からは各ネット局制作による裏送りも実施)している。
- なお、巨人以外の関東のチームの試合は、巨人戦がデーゲーム、あるいは雨天中止などになった場合の予備カードからの繰り上がりを含めた全国放送に昇格する試合以外は本番組ではめったに放送する機会がないため、巨人以外の関東地方のチーム同士の対戦の時は完全に放送されない場合と、それ以外の地方に所属するチームとの対戦であれば対戦相手の地元系列局のみで放送する場合が多い。
- デーゲームを含めNRN全国中継とならない在京球団主催(概ねセ・リーグ3球団、巨人主催のナイターはビジター局自社制作の場合)の試合については、中継要員や放送ブース等の関係で文化放送が裏送りできない場合、ニッポン放送に委託してネット局向けに制作協力を行う事がある[34]。また、ナイターシーズンオフ期間も、セ・リーグ本拠地地元局の東海ラジオとRCC(RCCはヤクルト戦のみ)への配信は全曜日ともニッポン放送に任せる方針となっているが、文化放送同様にパ・リーグの試合を中心に中継している九州朝日放送に対しては、ナイターシーズン同様に土・日の試合の配信を実施している。
関西地区の土・日曜の制作担当局の変遷
本番組(土・日曜のNRNナイター)の中継担当局は、2局以上の地域のうち中京・北海道・福岡地区は開始当初から、それぞれ上記の形で固定されているが、関西地区(阪神、阪急→オリックス、南海、近鉄主催試合)担当局は、過去の歴史的な経緯[35]により、在阪NRN加盟局が3局(ABC、MBS、OBC)あり、OBC以外はJRNとの変則クロスネットを取っていることから、様々な事情により何度か変更されている。
番組開始当初は土曜日は毎日放送(MBS)、日曜日は朝日放送(ABC)が担当していたが、1969年から日曜日もMBSが担当することとなった(入れ替わりにABCは日曜をJRNナイターに変更)。しかし、1976年にMBSは日曜日に阪急電車・阪急百貨店提供の「ブレーブス・ダイナミックアワー」を関西ローカルで編成したため、日曜日のNRNナイターが関西地区ではCMも含めて一切ネットされない事態になった。このため、MBSは土・日曜のNRNナイターから降板することを余儀なくされた。翌1977年からはOBC(ラジオ大阪)が土・日曜のNRNナイターを担当することとなり、土曜日のMBSはニッポン放送との2局による独自ネットでの放送となった(「ブレーブス・ダイナミックアワー」終了後は日曜も該当)。テンプレート:Main
しかし、そのラジオ大阪も大阪近鉄バファローズ最後の年となった2004年よりナイター中継を段階的に縮小。2007年度は日曜ナイターを自社では放送しない裏送りとし、同年を最後にすべてのナイター中継から撤退したため、2008年度から土・日曜の関西地区のネット局を見直すことになった。平日の『文化放送ライオンズナイター』で協力関係にあるABCは、土・日曜は引き続きJRNと結ぶこととなったため、MBSが関西地区のNRNナイター担当局となった。しかし、MBSは従来のニッポン放送とのMBS-LFラインと兼務となり、かつ自社放送分はMBS-LFラインを継続としたため、関西地区ではQR-NRNラインを聴くことは事実上出来なくなった[36]。2008年の「阪神対巨人」の土・日曜開催はNRNネット分を文化放送制作としたが、阪神側のリポーターや一部の技術スタッフはMBSから派遣したため、事実上MBSからの裏送りである。それ以外の試合はMBSが主導でこちらは実況・解説も全てMBSスタッフで賄う完全裏送りである。なお、当時は土・日曜の両方あるいはいずれか片方QR-NRNへのネット予定のない試合に限り、阪神の対戦相手の地元NRN系列局(主に阪神対中日戦における東海ラジオ)がMBS-LFライン経由の中継をネットしていた。また、NRN全国中継として阪神のビジターゲームを放送する場合、在阪局からベンチリポーターが派遣されなくなり、現地局のアナウンサー1名が両軍のベンチリポートを兼務する形を採っていた。テンプレート:Main
2010年は、JRNナイターが土・日曜の全国放送から撤退し、前年の状態では関西地区からのナイター中継がMBS独占となってしまうため、代わりにABCが土・日曜のNRNナイター担当局になる。これに伴い、NRN全国中継として阪神のビジターゲームを放送する場合、ABCのアナウンサーが該当チームのベンチリポートを担当することになった。同時にJRN(北海道放送・CBCラジオ・RKB毎日放送の3局[37])のビジター向け中継は対戦カードや開催時間帯、ネット局の都合に応じてABCとMBSのどちらかが担当しており[38]、オールスターゲームなどで土・日曜に関西からの全国放送の体制が必要な場合は、JRNネット分をTBSラジオ制作としている[39]。テンプレート:Mainテンプレート:See also
なお、2011年と2012年・2014年の交流戦「オリックス対巨人」は週末開催となってABCが製作を担当したが、2011年は「西武対阪神」のデーゲームを2日間ともQR協力で生中継し、ナイターの放送はABCの局の方針で行わないことにしているため、日曜日に行われたナイターが全国放送ながら裏送り(MBSラジオは日曜日の試合のみ生中継があった。土曜日はデーゲームのため放送自体なく、MBSをはじめとする他の在阪局でも放送がなかった)で行われ、2012年・2014年もABCは同時刻開催の「日本ハム対阪神」の試合をSTVラジオ協力の自社製作で流したため、土曜日のナイターについては全国放送でありながら裏送りだった(日曜はデーゲームのため放送自体なし MBSラジオは、2012年については土曜日の阪神戦をHBCラジオからネット受け、オリックス戦については2011年同様にLFへ裏送り出しを行い、2014年は阪神戦(技術協力局不明)、オリックス戦(MBSは技術協力のみ)とも自社製作<自局の解説・アナウンサーを派遣。オリックス戦についてはMBSのアナウンサーがレポーターとして出演>で中継を実施している)。
年度 | JRN担当 | NRN担当 | 備考 |
---|---|---|---|
1965年 - 1968年 | 土曜:ABC 日曜:MBS |
土曜:MBS 日曜:ABC |
|
1969年 - 1976年 | ABC | MBS | 1976年の日曜のMBSは阪急戦ローカル中継「ブレーブス・ダイナミックアワー」のため、NRNナイターへは裏送りでの参加。 |
1977年 - 2007年 | OBC | MBSは1977年以降、ローカルまたはニッポン放送(LF)との2局ネットでナイター中継を行う。 2007年の日曜のOBCは自社のナイター中継を休止し、NRNナイターへは裏送りでの参加。 | |
2008年 - 2009年 | (MBS) | MBSはLF向けを自社分とするため、QR向け(NRNナイター)へは裏送りでの参加。ただしNRNでの全国放送予定がない場合は、LF向け兼用のままNRN系列局へネットすることがある。 | |
2010年 - 現在 | (MBS) | ABC | MBSは関西でのナイターをHBC・CBC・RKBがネットする場合に限り、LF向け兼用のままJRN向けとして放送するが、デーゲームではネット関係が逆(ABCがJRN向けに送出)になることが殆ど。 オールスターゲームなどJRNとしての全国放送が必要な場合、TBSラジオが直接制作を行う。 |
- ただし、週末に行われる「ヤクルト vs 阪神」をABCが自社制作で中継する場合はJRNナイター時代と変わらず、優先放送権を持つニッポン放送の技術協力となる(文化放送で中継がある時はABCがリポーターを派遣する。また中継がない場合でも文化放送は別に実況を待機させる。一方、ナイター時にABCが自社制作を見送った場合には、文化放送からのネット受けまたは裏送りとなる)。その見返りとして、平日に関東で開催されるヤクルト主催以外の阪神のビジターゲームをABCが中継する場合、NRN受けの月・金曜日についてはDeNA・西武・ロッテ主催時を中心に本来ネット関係にあるニッポン放送に代わり、文化放送の技術協力となる場合が多い(土・日曜日のデーゲームも同様。裏送りの場合もQRのアナウンサーが実況・リポーターを担当)。
- なお、ABCに裏送りした土・日曜のデーゲームではQRがJRNの速報チャイムを使用するという事態が発生したことがある(2013年4月28日のDeNA対阪神戦)。
- ABCでは、それ以外の月・金・土・日曜日もスタッフ受け入れ拠点としての扱いや要員・放送ブースの都合やJRN受けの火 - 木曜日のヤクルト主催ゲームでのニッポン放送協力への切り替え日数を補う目的から、LF・QRに代わってTBSラジオの技術協力となる場合がある(中継内で実況アナウンサーがコメントすることがある)。同様の理由で、火 - 木曜日には巨人主催ゲームでもTBSラジオに代わってニッポン放送の技術協力となることがある(この場合は代わりにMBSがTBSラジオの技術協力を受けることが多い)。
RCCとTBCのネット対応
広島地区(広島戦)担当のRCCと、宮城地区(楽天戦)担当のTBCは、所在県唯一のAMラジオ局であるため、JRN・NRNのクロスネット局である。両局とも文化放送がNRN全国中継を担当する土・日曜日は、2009年までJRNラインのナイターを放送していたため、文化放送幹事のナイター中継は原則として自社では放送せず、NRN向け二重制作分の裏送りのみでの参加となっていた。ただし両局とも、JRNに放送権のないヤクルト主催のビジターゲーム(RCCは「ヤクルト対広島」、TBCは「ヤクルト対楽天」)が開催される場合に限り、ラインをNRNに切り替えてネットしている[32]。
- RCCの場合は2001年以前の「横浜対広島」でも同様の措置を採っていた他、NRNに巨人主催試合の放送が認められていなかった当時には、水〜金曜に「巨人対広島」放送のためにJRNへ切り替えた見返りとして「ヤクルト対巨人」「横浜対巨人」も広島戦がデーゲームまたは非開催の際にネット受けしたり、水〜金曜のRCC-NRN広島主催の第1予備をJRN巨人主催に、火・土・日曜のRCC-JRN広島主催の第1予備をNRN巨人ビジターとして、第2予備から本来のネットワークとした事があるが、土・日曜については文化放送からのネット受けの場合と、ニッポン放送からの裏送り(ABC向けと同じ)の場合とがあった。
なお、ヤクルト主催ゲームのために担当外の月・火曜(ニッポン放送)、土・日曜(文化放送)でNRNラインに費やした日数を補償するため、RCCでは対広島戦を含む水〜金曜の巨人・中日主催ゲームをJRN受けにする場合があるが、最近では金曜開催の巨人または中日と対広島の開幕戦ビジターゲームをTBSラジオ/CBC技術協力の自社制作としたり、水・木曜の「阪神対広島」「オリックス対広島」をABC制作のJRN受けとしたり、JRN系列局へのネット予定がない月曜の自社制作広島主催ゲームでも必要に応じて地元向け(JRN扱い)とネット局向け(NRN向け)の二重制作とする場合が多い[40]。一方、TBCはセ・パ交流戦で影響が出るのみであるため、月・水〜金曜に対日本ハム戦(ホーム・ビジターとも)がデーゲームで開催されSTVラジオでの放送がない場合に、効率化も兼ねてHBCとのJRNライン相互ネットとしたり、月曜開催の「広島対楽天」をJRN受けとすることで日数補償を行っている。
しかし、2010年からは、JRNが土・日曜の全国中継を取りやめたため、RCC・TBCともにホームゲームの中継において、JRN各局へのネット送出予定が無く、NRN全国放送の本番・予備カードとされたナイターに限り、自社分をNRNライン向けとして放送している(JRN各局がネット受けする場合は、原則として従来通りNRN向けを裏送りとする)。また、関東でのビジター戦は前述のヤクルト主催試合に限らず、全国中継カード時に文化放送発NRNナイターをネットすることになった。
これ以降RCCでは、在京球団主催試合では、ローカル番組扱いとなるデーゲーム中継ではヤクルト主催(ニッポン放送協力の自社制作またはニッポン放送からの裏送り)を除いて今まで通りJRN受け(TBS協力の自社製作またはTBSからの裏送り)となり、全国放送にならないナイターではNRN受けとなり、首都圏本拠地球場での開催時はニッポン放送での放送有無にかかわらず文化放送が、地方球場での開催時とナイターオフ編成の消化試合はニッポン放送が裏送りする。しかし、首都圏本拠地球場での開催時であっても、該当試合の予備順位が屋内球場より後位で、かつQRが解説者を含めての待機を行っていない場合は、デーゲーム同様の対応になることもある(ここで、ニッポン放送がヤクルト対広島を本番としている場合は、LF-MBSライン扱いの同時ネットとなる)。
一方、TBCは文化放送・ニッポン放送とも本番としない場合には中継自体を行わない方針であったが、2012年より日曜に関東およびオリックスのビジターゲームは本番カードの場合も含め一切中継しない方針となった。また、2013年より土曜の関東ビジターゲームも同様の方針となる(2013年の土曜日はオリックス戦ビジターのナイターが組まれていないため、ナイターの場合の対応は不明。阪神戦は原則としてデーゲーム・ナイターともにABCからのネットで放送していたが、2014年は土曜のみMBSからのネットで放送した)。土・日にHBCとのネットが優先される日本ハム主催試合が東京ドームで行われる場合の対応は2012年シーズンまでの時点では未定である[41]。
クライマックスシリーズの対応
クライマックスシリーズは、平日にライオンズナイターを放送していることもあり、パ・リーグ(クライマックス・パ)のみ文化放送がNRNネットワークの担当として全試合を中継する。西武が進出した場合は前項の「埼玉西武ライオンズの試合への対応」参照。
西武が進出せず、関東地区以外で開催される場合は、NRN担当局の中継をそのまま放送するか、文化放送が自主制作するかのどちらかになるが、西武に進出の可能性がある場合[42]や、関東地区の聴取率調査週間と重なる場合は自主制作することが多い。本来のNRN担当局が中継を行わない場合、該当試合を文化放送が自主制作してNRN系列局にネットする場合がある[43]。
ニッポン放送[44]がNRNの担当となるセ・リーグ(クライマックス・セ)の方の中継は、文化放送では行われない。
日本シリーズの対応
日本シリーズは、レギュラーシーズンの定時放送が廃止された日曜日の開催分も含め、全試合中継する。ここではパ・リーグの出場チームが西武以外の場合を説明する。西武となった場合は前項の「埼玉西武ライオンズの試合への対応」参照。
文化放送は西暦偶数年(セ本拠地から始まる年)は偶数試合(2,4,6戦)、西暦奇数年(パ本拠地から始まる年)は奇数試合(1,3,5,7戦)がNRN全国放送の担当となる。このため、該当試合が関東地区の球団のホームゲームとなる場合は文化放送制作でNRN系列局へ同時ネットされ、関東以外の地域での試合はNRN担当局の中継をそのまま放送する。なおNRN全国放送の担当となった場合でも、文化放送とニッポン放送とでは関東地方以外での開催の場合に地元局の実況を受けるか受けないかという点が決定的に異なる。ニッポン放送は関東以外の地域での試合が地元局制作となった場合でも、ニッポン放送のスタッフが開催球場に乗り込んで自社制作を行う。
NRNの全国担当から外れた(ニッポン放送が担当する)試合は、開催球場を問わず文化放送のスタッフが乗り込んで自社制作のローカル放送を行う。
ちなみに大阪地区では全国中継担当局の放送は1,2,6,7戦はMBS、3,4,5戦はABCがネット受けをする(かつてはラジオ大阪が全国中継を担当しない在京局の中継を放送していたが、2005年度を以てシリーズ中継から全面撤退した)。
関連項目
- 文化放送ライオンズナイター - 平日のナイター中継
- ニッポン放送ショウアップナイター - 平日のNRNナイター担当、土・日曜もヤクルト・横浜DeNA主催の一部カードはNRN向けにネット
- MBSベースボールパーク - 1969〜1976年、2008年・2009年に土・日曜の大阪地区NRNナイター担当
- ラジオ大阪ドラマティックナイター - 1977〜2007年に土・日曜の大阪地区NRNナイター担当
- enjoy! Baseball - 地上波のフジテレビ系列及びBSデジタル放送のBSフジのプロ野球中継
- SWALLOWS BASEBALL L!VE - CS放送のフジテレビONEにおける東京ヤクルトスワローズ戦中継
脚注
外部リンク
- ↑ 2000年代以降はセ・パともに土日デーゲームが増加したため(特に日曜日)、ナイターで開催される試合が東京ヤクルト主催試合のみという場合も多く、ほかに選択肢がない場合も多い。
- ↑ そのため、同日の「広島対巨人」は事実上RCC広島ローカルでの放送となったが、RCCは全国向けの体裁で中継を制作した。なお、同日の「西武対日本ハム」が早く終了したため、STVラジオが20:00まで飛び乗りでネットしており、一応全国放送カードとしては機能していた。
- ↑ 文化放送ライオンズナイターの2007年度キャッチコピー『生西武やってます。』に合わせたものだが、それ以降更新されていない。2012年現在放送で使用されることは皆無だが、神宮球場などで流れる本番組の動画CMでは継続使用されている。
- ↑ 2012年度のオープニングコールにて、ライオンズナイターのキャッチコピー『パリーグのど真ん中』の部分に対応する形で挿入されている。
- ↑ ニッポン放送同様、2011年度は東日本大震災の影響を鑑みシーズン開幕からチャイム使用を停止していたが、6月11日からNRNナイター制作各局で通常の使用を再開した。
- ↑ 2013年から実施している土・日曜のABCへの裏送りでは、4月28日のDeNA対阪神戦で、NRNキー局であるにもかかわらずJRNの速報チャイムを使用していた(ABCが用意したか、同局を通じてTBSラジオから借用したと思われる)。
- ↑ ライオンズナイターでは、原則自社ローカルのため「文化放送ライオンズナイタープロ野球速報」と称する。また、RCCへの裏送りではアナウンサーによって「RCCカープナイタープロ野球速報」と称したり「RCCプロ野球速報」と称したりする。ただし、対戦相手地元局のみで放送される裏送りであっても、名目上NRN本番扱いの場合は「文化放送プロ野球速報」として伝える。
- ↑ 斉藤一美は「文化放送から全国に届ける野球への(ひたむき・まっすぐ)な愛」などと言うことがある。
- ↑ 文化放送 2013年 文化放送 春の新番組紹介
- ↑ NRNナイター中継スケジュール
- ↑ 2013年ナイターシーズンについては、日曜ナイターの後番組の一つである『キニナル』は関東ローカル番組と扱い、NRN番組としてのセールスは行っていなかった。20時台の番組は地方局にも番販されているがテープネット形式である。
- ↑ (例1)2013年4月28日のヤクルト対巨人。この試合は前述のとおり「文化放送ホームランナイタースペシャル」として文化放送のみで放送された(他はデーゲームであったので、ネット受けをする各局のナイターの時間は定時番組が放送された。
(例2)2013年7月28日はNRN全国中継用の指定試合は「阪神対DeNA」であったが、実際に放送されたのはABCラジオだけだった(KBCは当該試合の「ソフトバンク対日本ハム」がデーゲームのため定時番組<STVは週末のデーゲームは原則中継しない方針のため放送自体無し>。その他ネット各局も地元勢の試合を放送していた)。ただし文化放送からは予備カード(繰り上げ順位第2位)として「西武対オリックス」の裏送り放送(繰り上げ順位第1位はRCCからのネット受け・「広島対ヤクルト」)が用意されてはいた ABCラジオ番組表
(例3)2013年9月15日のヤクルト対阪神戦。この日はナイトゲームがこの1試合だけであったので、必然的に全国放送指定カードとなり、NRNナイターの放送予定一覧では槇嶋紀彦が実況担当(解説者は未定)として表示されていたが、実際にNRNナイターとして放送されたのはABCラジオだけ。しかもそのABCもLFから技術協力を受ける形で自社製作(解説・下柳剛、実況・岩本計介)での放送であり、文化放送版は一局も放送されなかった。 - ↑ 例として、2014年7月26日はヤクルト対DeNAを本番カードとしたが、翌7月27日は一転してパ・リーグの薄暮試合より下位の最後尾予備となった(本番はRCC制作の広島対阪神、第1予備はBBQR配信用の西武対ロッテ、第2予備はTBC制作STV向け裏送りの楽天対日本ハム)
- ↑ 近年の西武主催(西武ドーム)の土・日曜ナイターは薄暮<準デーゲーム>の扱いとして17時開始であり、18時試合開始の他球場より早く終了することが予想されるため、予備順が最下位であることも多い。
- ↑ NRNの予備音源ではあるが、ライオンズびいきの中継である。
- ↑ 高校野球期間中の土曜日に西武戦が関西で行われた場合、ABCの人員不足を考慮して、文化放送が直接実況録音を行うことがある。
- ↑ ちなみ『ホームランナイター プロローグ』、『ホームランナイター エピローグ』のジングルのBGMはMr.Childrenの終末のコンフィデンスソングで、「終末」と「週末」を掛けていると思われる。
- ↑ 2010年11月6日の日本シリーズ中継が24:00まで続いてしまい、文化放送地上波での『アニスパ!』の放送が30分だけになったことがあった。
- ↑ 平日の『ライオンズナイター』でも、ネット局が付いた場合は同様の対応となる。
- ↑ 2012年9月で文化放送を定年退職。フリー転身後初の出演は2013年4月27日のロッテ対ソフトバンク戦(デーゲーム、KBCラジオ向けの裏送り)のリポーター。
- ↑ 2010年12月でアナウンス職を離れ、文化放送退職後の2014年1月よりフリーアナウンサーに転身。
- ↑ 文化放送自社では放送されないNRN日曜ナイター本番カードには登場することがある。
- ↑ 1966・67年は月-木 1968年以後は毎夜放送
- ↑ LFが毎夜の放送になって以後も1982年に文化放送ライオンズナイターが放送を開始するまでは、週末の当番組のみ行われていた
- ↑ 更にはQR(NCB)とLF(NBS)の親会社・産経新聞系のフジテレビジョンも
- ↑ TOKYO MXでホークス戦中継の実況を担当していたこともあり、KBC向けのソフトバンク戦ビジターのベンチリポーターを担当することが多かった。文化放送向けを前提とした放送は、2012年8月19日のインターネットライブ「西武対楽天」(当日のホームランナイター「ヤクルト対阪神」の第1予備)のリポーター担当の1回のみであった。
- ↑ 27.0 27.1 平日のナイターのない日、および年度下半期(シーズンオフ)も同じ題名の番組があるが、内容は全く異なる
- ↑ 2012年までは7-9月については日曜に基からナイターが行われない場合は雨天中止と同じ『SET UP!!』をネットしていたが、2013年からは雨天中止時のみ裏送りネットを継続し、元から全試合がデーゲームか、移動日で試合が行われない時はナイター枠で自社制作の『Cheers!』を特番扱い(通常10月-翌年6月は定時放送扱い)で放送するため、QRからの裏送りは行わない。
- ↑ ただしこの場合「ホームランナイター」のタイトルが付かないため、実質的に「ホームランナイター」が不定休となることがあった
- ↑ 阪神戦がデーゲームで行われた場合、当日のナイトゲーム中継は「ABCフレッシュアップベースボールスペシャル」として放送するが、延長時間を設けず21:00で定時終了する(オリックス主催試合が全国中継の場合も20:56以降は裏送り)。なお2013年は日曜日は阪神戦デーゲームがある時は、原則としてNRNナイターの放送は行わない。ただし、阪神戦が初めから予定されていない場合や、夏の全国高校野球期間中にABCがその実況中継を優先する関係上、裏開催となる阪神戦を中継できない場合は、阪神戦中継分のスポンサーをナイトゲーム中継に移動させることにより、試合終了まで放送する(これは日曜を含む)。
- ↑ これは、デーゲーム中継がない時点で定時番組の枠移動が行われ、ナイトゲーム枠が確保された編成になるため。
- ↑ 32.0 32.1 但しTBCの「ヤクルト対楽天」は文化放送が本番カードではない場合はニッポン放送制作のものを放送する。このため、2008年の日曜日開催についてはLF-MBSラインと兼用となった。RCCもデーゲーム開催の場合はニッポン放送裏送りまたは同局協力による自主制作となる。
- ↑ 2009年-2010年はKBC解説者の佐々木誠(当時セガサミー硬式野球部監督兼任)も担当した
- ↑ 逆にNRN全国中継にならない平日の西武主催試合で、ニッポン放送に変わって文化放送が『ライオンズナイター』の同時ネットの形でネット局への配信を行うことがある。
- ↑ 詳細はJapan Radio Network#近畿広域圏(大阪地区)における扱いの項の詳述参照
- ↑ 2008年の土曜日のみKBS京都ラジオで中継があった場合は聴取可能だった。
- ↑ TBCとRCCは、デーゲーム・ナイター問わずABCからNRNラインでネット。但し、3局ともJRNとのクロスネット局であるため、2013年は機材運用の都合上速報チャイムのみJRNのものを便宜使用している。
- ↑ 原則としてABCはデーゲーム、MBSはナイターをJRNへ送出。ABCがJRNへ送出した場合、MBSが代わりにNRN向けを担当。ナイターのMBSはJRNへ送出した場合でも、LFの本番カードで無い場合は従来のMBS-LFラインと兼用で、LFの本番カード中止時にMBS-JRN-LFの変則ネットが生じる。この場合にLFも同じカードを本番にした場合、LFと該当JRN局のどちらかはMBS協力の自主制作となる。
- ↑ 2014年7月19日(土曜日)の阪神甲子園球場からのオールスターゲーム第2戦が該当。ABCはNRNネットの主管制作にあたり、MBSはLFとの2局ネットで放送。
- ↑ 逆に水・木曜の「阪神対広島」「オリックス対広島」で、聴取率調査期間のためにABCが地元向けとネット局向けを二重制作した場合に、ABC自社分はJRN扱いにする一方、ABC制作RCC向け裏送り分をNRN扱いで送出するケースもある(裏送りかつステレオ放送のため素材回線を使用)。
- ↑ 該当試合は2010年以降平日にしか開催されていない。
- ↑ ファーストステージとセカンドステージとの間隔が短いため、ファーストステージの結果の確定前に自主制作と決定されることが多い(2010年、2011年、2013年が該当)。
- ↑ 実例として2011年の1stステージ。札幌ドームでの日本ハム対西武であり、勝った相手がソフトバンクと対戦するためKBCも中継したが、STVがデーゲームを中継しないため文化放送の中継を受けた。
- ↑ ニッポン放送はセ・リーグ(クライマックス・セ)と重ならないパ・リーグ(クライマックス・パ)の試合を適宜中継している。
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