TEAM NACS
テンプレート:出典の明記 TEAM NACS(チーム・ナックス)は、日本の演劇ユニット。北海道ローカルのテレビ番組に多数出演する。
北海道札幌市にある芸能事務所・CREATIVE OFFICE CUEに所属し、大手芸能事務所アミューズと業務提携を行い「北海道以外の全国区の仕事は、全てアミューズが手がける。」と言うシステムを執っている。
本稿ではTEAM NACSと記載される物を含むメンバーが出演する番組について載する。メンバーが単独出演する物については、各個人の項を参照。
目次
概要
北海学園大学の演劇研究会出身の男性5人で結成されている。「NACS」とは「"North Actors Club Special"」の頭文字をとっている。当初のグループ名は「TEAM-NACS」であったが、2007年春のふるさと公演『HONOR』より「TEAM」と「NACS」の間のハイフンが取れ、現在の表記となった。
事務所の会長鈴井貴之、同事務所劇団イナダ組所属の飯野智行も北海学園大学演劇研究会の出身。
メンバー
以下の順番は、北海学園大学演劇研究会時代の学年順である。安田・戸次・大泉は年齢が同じであるが、安田は現役、戸次は一浪して入学している。なお、大泉は二浪しているため学年的には現役で入学した音尾と同学年だが、年上であるため4番となっている。
- 1番「NACSリーダー」
- 森崎博之(もりさき ひろゆき、1971年11月14日 - )北海道東川町出身。血液型:O型。身長:178cm[1]。二男の父。ファンを子顔という。
- 2番「NACSちんちん」
- 安田顕(やすだ けん、1973年12月8日 - )北海道室蘭市出身。サブリーダー。血液型:A型。身長:174cm[2]。一女の父。ファンを安田国民という。
- 3番「NACSハンサム」(「NACSびんぼう」とも呼ばれる。)
- 戸次重幸(とつぎ しげゆき 、本名:佐藤重幸(さとう しげゆき)1973年11月7日 - )北海道札幌市西区(現:手稲区)出身。血液型:O型。身長:173cm[3]。メンバー唯一の未婚。ファンを子残念という。
- 4番「NACSべしゃり」
- 大泉洋(おおいずみ よう、1973年4月3日 - )北海道江別市出身。血液型:B型。身長:178cm、体重:69kg[4]。既婚。一女の父。ファンを子猫という。
- 5番「NACS離れ目」(「NACS末っ子」とも)
- 音尾琢真(おとお たくま、1976年3月21日 - )北海道旭川市出身。血液型:O型。身長:170cm[5]。既婚。ファンを子(小)魚という。
結成の経緯
北海学園大学演劇研究会に所属していた5人が、当時、森崎らが所属していた劇団イナダ組の公演が延期となったため、森崎、安田の卒業制作として結成したのが始まり。卒業とともに解散したが、リーダー森崎が9ヵ月後に東京の会社を辞めて再結成、現在に至る。
グループ名の由来
かつては、「なっくす」[6]と表記し、演劇研究会の中でも異彩を放っていた5人を演劇研究会からは切り離す形で呼ばれていた「蔑称」であった。当時、演劇研究会の芝居で、森崎が「ノックス」という役名を演じた。その時森崎が力を込めて発音したため「ナックス」と聞こえてしまう。演劇研究会の中でブームになるが、すぐに誰も使わなくなってしまった。そのため森崎が、よく一緒にいた5人を「ナックス」と称するようになった。[7] 現在、ロゴマークに記載される「"North Actors Club Special"」と言う物は、後から付けた、こじ付けの様な物である。
経歴
公演を重ねるごとに力をつけており、その演技力は劇作家で女優の渡辺えりや演劇集団キャラメルボックス制作総指揮の加藤昌史ら、東京の演劇界からも注目されている。
- 1996年3月7日 - アマチュアとしての初公演舞台作品の公開。
- 1998年4月28日 - プロデビューとしての初公演舞台作品の公開。
- 2004年 - これまでの道内公演に加えて新たに地方公演として東京の池袋サンシャイン劇場でも公演を行った。
- 2005年 - 札幌・東京に加えて秋田・仙台・新潟・浜松・名古屋・大阪・高松・広島・福岡の11都市で全国公演を敢行した。
- 2007年 - メンバー全員による、全国放送のテレビ番組に出演、全国区のCMにも出演する機会も得た。
出演
メンバーが全員出演、共演し「TEAM NACS」表記があるものについて記載する。特別な記述が無い出演は、メンバー全員出演。
テレビ番組
単独出演の物は、各個人の項を参照。
テレビドラマ
- 「水曜どうでしょうプロジェクト2000『四国R-14』」 - メンバー全員集合の初出演作品。水曜どうでしょうの企画から生まれた、ドラマ作品。
- 「北海道放送創立60周年記念『スープカレー』」(北海道放送、2012年4月13日 - 6月、全10話) - 北海道放送(HBC)創立60周年記念で企画された初の連続ドラマ。主な共演者は、入山法子、つみきみほ、中島ひろ子、峯岸みなみ、渡辺満里奈。HBCでの先行放送後TBS系列で放送される。
バラエティ番組
- ドラバラ鈴井の巣(北海道テレビ、2002年2月-2004年12月) - 大泉・安田は、初となる企画・脚本を手がけ、ドラマを制作。主演出演もする。
- いばらのもり(北海道テレビ、2000年4月-2002年12月) - 森崎・大泉出演。森崎の冠番組。大泉が初となる企画・編集を手がけ、ディレクターとして、番組を制作。DVDも発売した。
- いばらのもりリターンズ - 上記のリメイク版。
- ハナタレナックス(北海道テレビ、2003年1月放送開始)- チームナックス初の冠番組。
- おにぎりあたためますか(北海道テレビ、2003年3月-放送中) - 大泉・戸次出演。佐藤麻美(HTBアナウンサー)と旅するグルメ番組。2007年5月テレ朝チャンネルで放送開始。
- ネプリーグ(フジテレビ、2007年3月5日) - 対抗チームとして出演。
- VS嵐(フジテレビ、2012年5月24日) - 対抗チームとして出演。
イベント・特別番組
- 大泉洋が生で実況!安田・森崎も大感動!大賞決定!YOSAKOIファイナル完全生中継(北海道テレビ制作、BS朝日同時放送、2007年6月10日) - 大泉・安田・森崎出演。YOSAKOIソーラン祭りの実況・応援番組。
- 〜ありがとう40年〜全部たしたら10時間!ユメミル広場に大集合!!(北海道テレビ、2008年) - HTB開局40周年記念の特別番組。札幌ドームにて開催。
テレビアニメーション
- チビナックス(制作:CREATIVE OFFICE CUE・電通北海道、札幌テレビ、2006年4月13日 - 9月28日) - メンバーをモチーフにしたキャラクターアニメ。
- チビナックス 2.0(制作・放送:上に同じ、2007年4月14日 - 10月13日)
- チビナックス シーズン3(制作・放送:上に同じ、2008年6月3日 - 11月18日)
- onちゃん夢パワー大冒険(制作:北海道テレビ、2003年8月5日)- HTB開局35周年記念特別アニメ
人形劇
- 西遊記外伝 モンキーパーマ(制作:tvk、テレ玉、チバテレ、郡テレ、とちテレ、MTV、KBS京都、サンテレビ、OHK、ひかりTV(モンキーパーマ制作委員会)、2013年10月10日-2014年1月8日)西遊記を題材にした人形劇
- 西遊記外伝 モンキーパーマⅡ(制作:モンキーパーマ制作委員会、2014年4月3日-)
主宰舞台
特別に記述がない公演については、作・演出:森崎博之。
解散公演
- 「LETTER〜変わり続けるベクトルの障壁〜」
- 1996年3月7日-3月10日ルネッサンス・マリア・テアトロ(札幌市中央区)全6ステージ 1000人動員
- 劇団イナダ組プロデュース作品
- 森崎・安田の就職による解散記念公演。及び、初公演作品。当時のチラシに、「やっぱりあった最後のお祭り チームナックスこれにて解散!!」と書かれている。この当時、TEAM-NACSの知名度は、全く無く、北海学園大学学内にもほとんど無かった。
復活公演
- 「RECOVER〜描き続けるもう一つの結論〜」
- 1997年8月8日-8月10日ルネッサンス・マリア・テアトロ(札幌市中央区)全5ステージ 1200人動員
- 客演:小山めぐみ(劇団SKグループ)、前説に川井"J"竜輔(劇団イナダ組)
- 森崎・安田の復活記念公演。前作から1年3ヶ月を経て復活となった。本来は、この1回限りの予定であった。
卒業公演
- 「FEVER〜眺め続けた展望の行方〜」
- 1998年3月18日-3月21日札幌サンプラザホール(札幌市北区)全5ステージ 2500人動員
- 正式には、演劇集団としての活動を行うことが決定し、この公演はアマチュアからの卒業記念。大泉も無事卒業した。
- NACSの公演では、初めて客演を呼ばず、5人のみでの舞台となった。
デビュー公演
- 「再演DOOR〜在り続けるためのプロセス〜」
- 1998年4月28日-5月9日ルネッサンス・マリア・テアトロ(札幌市中央区)全14ステージ 4000人動員
- 客演:川井"J"竜輔、出口綾子、山村素絵、小島達子(以上、劇団イナダ組)、小山めぐみ(劇団SKグループ)、清水友陽(清水企画)、和田和美
- プロの演劇集団としてのデビュー記念作品。卒業公演から一ヶ月余りでの公演。
- 「DOOR〜在り続けるためのプロセス〜」は、北海学園大学演劇研究会「第42回定期公演」として上演されており、それの再演という形になった。
冒険公演
- 「ESCAPER〜探し続けていた場所〜」
- 1999年3月19日-3月21日道新ホール(札幌市中央区)
- 1999年4月1日-4月15日ルネッサンス・マリア・テアトロ(札幌市中央区)全20ステージ 7000人動員
- 客演:川井"J"竜輔・小島達子(以上、劇団イナダ組)、小山めぐみ(劇団SKグループ)
- この年、佐藤重幸と音尾琢真が大学を卒業であったが、公演のため、卒業式典には、出席せず、ファンが卒業式を敢行。
- TEAM-NACS初となる、複数会場での公演。
番外公演
- 「FOUR〜求め続けた奴等の革命〜」
- 2000年2月22日-2月29日ルネッサンス・マリア・テアトロ(札幌市中央区) 全12ステージ 3000人動員
- 短編4話の構成。TEAM-NACS初となる、安田・佐藤・大泉・音尾が脚本を担当。
- この公演は、「TEAM-NACS 2000年プロジェクト第1弾」として敢行し、第2弾予告として「WAR」の一部を演じたが、翌々年の公演となった。
ときめき公演
- 「LOVER〜想い続けたキミへの贈り物〜」
- 2001年2月7日-2月16日サッポロファクトリーホール(札幌市中央区)全14ステージ 8000人動員
- 主演:設定
- ときめきマンレッド役:大泉 - 友達以上恋人未満の彼女がいる。
- ときめきマンピンク役:佐藤 - 2年間付き合っていた彼女にふられたばかり。森崎を応援。
- ときめきマンイエロー役:音尾 - 結婚して2年、ときめきがない結婚生活に物足りなさを感じている。安田を応援。
- ときめきマンブルー役:安田 - 合コン歴18回、合コンの達人を自認する。主任。佐藤を応援。
- ときめきマングリーン役:森崎 - 結婚願望が異様に強い。部長。音尾を応援。
- 客演:小山めぐみ・福村澄江(以上、SKグループ)・小島達子・川井"J"竜輔・山村素絵(以上、劇団イナダ組)
- 予告では、「WAR」が上演される予定だったが、急遽差し替えとなった。
- 2006年3月から、コミック化が決定(月刊ザデザート4月号、作画:岡井ハルコ)し、TEAM-NACS初のメディアミックス作品となる。
約束公演
- 「WAR〜戦い続けた兵たちの誇り〜」
- 「FOUR」の時点で次回公演として告知されていた演目。ファンとの「約束」を果たした。
- 本来は2000年5月開演の予定であったが、会場のルネッサンス・マリア・テアトロが同年3月限りで閉鎖し、代替の劇場が見つからず延期となってしまっていた。
- 2002年4月27日-5月9日Zepp Sapporo(札幌市中央区)全18ステージ 9500人動員
- 客演:札幌演劇界から以下、15人の客演を投入(所属は公演当時のもの)。NACSもあわせて「20人男だらけ」の芝居。
- 公演中に東京池袋サンシャイン劇場のスタッフが東京公演の提案を行う。
第9回公演
- 「ミハル」
- 作・演出佐藤重幸
- 2003年2月4日-2月15日道新ホール(札幌市中央区)全12ステージ 7000人動員
- シアターテレビジョンにて放送された。
第10回公演
- 「LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜」
- 大河ドラマによる新選組ブームにあやかって、NACSでは初めての歴史物に挑戦した。
- 札幌公演:2004年3月4日-3月15日サッポロファクトリーホール(札幌市中央区)
- 東京公演:2004年5月14日-5月16日池袋サンシャイン劇場(東京都豊島区)
- 本公演全18ステージ 11600人動員
- アンコール公演‐2004年12月21日・12月22日日本青年館(東京都新宿区)全3ステージ 3800人動員
- 本公演の総動員数1万人達成。NACS史上初の地方公演。
- 2004年東京公演には、「FEVER」「WAR」「ミハル」が候補作に上がった。
- TEAM NACS初のDVD化。
全国公演
- 「COMPOSER〜響き続ける旋律の調べ〜」
- 2005年にはTEAM-NACS初の試みとして主要11都市をまわる全国公演が開催された。全公演を合わせて4万人を動員した。
- 札幌公演:2005年4月29日-5月9日道新ホール(札幌市中央区)主催:北海道新聞社 NACS史上初、札幌公演単独で動員1万人達成。
- 広島公演:2005年5月14日・5月15日広島市西区民文化センター(広島市西区)主催:テレビ新広島
- 東京公演:2005年5月18日-5月22日池袋サンシャイン劇場(東京都豊島区)主催:フジテレビジョン 後援:サンシャイン劇場
- 秋田公演:2005年5月28日・5月29日秋田県児童会館(秋田県秋田市)主催:秋田テレビ
- 大阪公演:2005年6月5日・6月6日シアター・ドラマシティ(大阪市北区)主催:関西テレビ放送
- 仙台公演:2005年6月17日・6月18日仙台市青年文化センターシアターホール(仙台市青葉区)主催:仙台放送
- 名古屋公演:2005年6月23日・6月24日名古屋アートピアホール(名古屋市中区)主催:東海テレビ放送
- 浜松公演:2005年7月23日・7月24日フォルテ(静岡県浜松市)主催:テレビ静岡
- 香川公演:2005年8月4日・8月5日香川県県民ホール アクトホール(香川県高松市)主催:岡山放送
- 福岡公演:2005年8月13日・8月14日福岡ももちパレス(福岡市早良区)主催:テレビ西日本
- 新潟公演:2005年8月25日・8月26日新潟市音楽文化会館(新潟県新潟市)主催:新潟総合テレビ
- 札幌凱旋公演:2005年8月31日-9月2日 サッポロファクトリーホール(札幌市中央区)
- 本公演全61ステージ 40000人動員
- 9月2日の最終公演は、仙台(イズミティ21)・東京(日比谷公会堂)・大阪(大阪府立青少年会館)でクローズドサーキットを開催。また、シアターテレビジョンで公演を生中継。
- 全公演終了後、北見・帯広・函館・旭川で「上映会&トークショー」を開催。
- 2005年12月22日、本公演のDVDが全国一斉発売された。DVDの内容は、札幌凱旋公演の千秋楽を収録した物である。
ふるさと公演
- 「HONOR〜守り続けた痛みと共に〜」
- 東京公演:2007年3月9日~4月1日天王洲銀河劇場(東京都品川区)協力:天王洲銀河劇場
- 大阪公演:2007年4月6日~4月15日シアター・ドラマシティ(大阪府北区)主催:関西テレビ放送・FM802
- 札幌公演:2007年4月26日~5月13日道新ホール(札幌市中央区) 主催:北海道新聞社・北海道テレビ放送・AIR-G' FM北海道
- ナックスでは初めてとなるロングラン公演である。63公演、48000人を動員した。
- 2007年9月28日、本公演のDVDが全国一斉発売された。DVDの内容は、3月28日の東京公演を収録したものであり、WOWOWでも放映された。
第13回公演
- 「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」
- 作・演出大泉洋
- 東京公演:2009年2月20日-3月14日サンシャイン劇場
- 大阪公演:2009年3月18日-3月24日イオン化粧品シアターBRAVA!
- 福岡公演:2009年3月27日-3月29日ももちパレス
- 名古屋公演:2009年4月3日-4月5日名鉄ホール
- 仙台公演:2009年4月9日-4月12日電力ホール
- 札幌公演:2009年4月17日-4月29日道新ホール
- 3月28日の東京公演が収録され、WOWOWにて放送された。
- 64公演、動員数53000人。
ニッポン公演
- 「WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン〜」
- 原案・演出:森崎博之 脚本:宇田学
- 札幌公演:2012年3月30日-4月4日 札幌市民ホール
- 函館公演:2012年4月6日 函館市民会館 大ホール
- 秋田公演:2012年4月8日 秋田県児童会館
- 盛岡公演:2012年4月11日 キャラホール
- 仙台公演:2012年4月13日-4月15日 仙台 電力ホール
- 新潟公演:2012年4月17日 新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)・劇場
- 静岡公演:2012年4月19日 静岡市民文化会館 中ホール
- 名古屋公演:2012年4月21日-4月23日 名鉄ホール
- 金沢公演:2012年4月26日 金沢市文化ホール
- 大阪公演:2012年4月28日-5月6日 森ノ宮ピロティホール
- 高松公演:2012年5月8日 サンポートホール高松 大ホール
- 高知公演:2012年5月10日 高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
- 広島公演:2012年5月12日・5月13日 はつかいち文化ホール さくらぴあ
- 山口公演:2012年5月15日 山口市民会館 大ホール
- 鹿児島公演:2012年5月19日・5月20日 鹿児島市民文化ホール 第2ホール
- 熊本公演:2012年5月23日 崇城大学市民ホール(熊本市民会館)
- 福岡公演:2012年5月25日-5月27日 キャナルシティ劇場
- 東京公演:2012年5月30日-6月10日 赤坂ACTシアター
- 客演:飯田隆裕、井上和茂、梅田喬、大野朱美、栗原寛孝、黒岩司、後藤祐香、菅原健志、田中温子、新田健太、広瀬諒人、松尾英太郎、宮川康裕、山中雄輔、和田成正
- アンサンブルという形で出演。本公演の客演投入は『WAR』以来10年ぶりとなる。
- 6月7日の東京公演がWOWOWで放映された。
- 59公演、動員数70000人。
記念企画
TEAM NACS 10th Anniversary「TEAM NACS TEN」
10周年を振り返る映像上映、トークイベント。次回公演(HONOR)の予告も上演された。DVD「HONOR〜守り続けた痛みと共に〜」の特典映像として、東京公演の一部を観ることができる。
- 2007年1月12日~1月28日
- 開催場所:宮城、福岡、大阪、渋谷、愛知、札幌
TEAM NACS 15th project「5D-FIVE DIMENSIONS-」
「5人それぞれのやりたいこと」と銘打っての15周年企画。映像ソフトはリリースされておらず、限定生産された写真集の特典DVDに、ダイジェスト映像が収録されている。
- 森崎博之公演「LOOSER6」
- 2011年5月3日~5月22日
- 札幌、東京、大阪、全13ステージ
- 作・演出:森崎博之
- 出演:森崎博之、佐野大樹(*pnish*)、森山栄治(*pnish*)、鷲尾昇(*pnish*)、土屋裕一(*pnish*)、飯野雅彦
- 「LOOSER」(2004年)の再演。主人公が森崎演じる40歳のサラリーマンに変更、新キャラクターの追加など、単なる再演にとどまらず、ストーリーにも多少の差異がある。
- 戸次重幸公演「totsugi式」
- 2011年6月10日~6月30日
- 札幌、大阪、福岡、仙台、名古屋、東京(東日本大震災の影響で、仙台公演は中止となった)
- 作・演出:戸次重幸
- 出演:片桐仁、本多力(ヨーロッパ企画)、大宮エリー、戸次重幸
- コメディアン、舞台俳優、脚本家と、多彩・多才な出演者を招いてのコントライブ。
- 音尾琢真公演「Ottey Ottoman World Tour 2011 in JAPAN」
- 2011年9月7日・8日 札幌、9月10日 東京、9月11日 大阪、9月16日 東京追加
- スーパープロデューサー:音尾琢真
- 出演:オッティ・オットマン
- 「1970年代に活躍した日系アメリカ人ロックスターのジャパンツアー」という設定の音楽ライブ。すべての楽曲を音尾自身が手がけている。数曲の着うた配信のほか、ライブ盤CD「Ottey Ottoman World Tour 2011 in JAPAN」が、完全予約限定で生産された。
- 大泉洋公演「大泉ワンマンショー」
- 2011年9月29日~11月9日
- 東京、札幌、秋田、新潟、静岡、名古屋、大阪、高松、広島、福岡、仙台
- 作・演出・出演:大泉洋
- 大泉が小学生のころから周囲に薦められながらも実現しなかった「ワンマンショー」。トーク、モノマネ、歌、落語など、大泉自身を「魅せる」ステージとなった。舞台セット転換中の映像は、水曜どうでしょうの藤村忠寿ディレクターによるもの。
- 安田顕公演「港町13番勝負 安田顕ひとり語り~おもだって、僕の父親の話です。」
- 港町13番公演:2011年11月2日~11月18日:博多、大分、下関、呉、境港、新潟、酒田、仙台、盛岡、青森、函館、室蘭、小樽
- 番外公演:2011年11月19日~12月4日:札幌、大阪、東京
- 安田が雑誌papyrusに連載しているエッセイ「北海道室蘭市本町一丁目四十六番地」(同タイトルで2011年10月書籍化)を元にした独演。話芸、活弁、落語、ひとり芝居、弾き語りなど、さまざまなスタイルの「語り」で、自身の父親やふるさとを語る。
その他の舞台
夢のテント芝居集団「水曜天幕團」
音楽
- TEAM★NACS
- 読み方は「ちーむほしなっくす」。「ナックスがアイドルだったら」というコンセプトの「コント・企画モノ」であり、姿を現すのは「CUE DREAM JAM-BOREE」のみで「JAM-BOREE限定アイドル」である。CUE DREAM JAM-BOREE開催毎に新曲を発表している。
- 観客は、アイドルファンとして騒ぎ、笑って楽しむという、観客参加型コント。三十代に突入したメンバーが歌って踊るが、体力的に辛い状態のようである。
- 発生元は番外公演「FOUR〜求め続けた奴等の革命〜」で大泉が担当した「ナックス・ハリケーン」。当時は、5人でアカペラで歌っており、曲の歌詞にも「アカペラだっていいじゃな〜い」と歌っていたが、CD化するにあたって「気が付きゃ30過ぎじゃな〜い」に変更された(ただし、発売当時は、音尾のみ20代だった)。
- 持ち歌
- 「ナックス・ハリケーン」作詞・作曲:大泉洋(CD「ナックスハリケーン/捻挫した君」収録)
- 「捻挫した君」作詞・作曲:大泉洋(CD「ナックスハリケーン/捻挫した君」収録)
- 「Daydreamer」作詞・作曲:佐藤重幸(CD「CUE DREAM JAM-BOREE 2006「再会」CD」収録)
- 「おねがい!NACSSUMMER」作詞・作曲:音尾琢真(CD「CUE DREAM JAM-BOREE 2008」収録)
- 「いつかNACS きっとNACS」作詞・作曲:大泉洋(CD「CUE DREAM JAM-BOREE 2010」収録)
- 「そんなのNACS応援歌」作詞・作曲:森崎博之(CD「CUE DREAM JAM-BOREE 2014」収録)
映画
メンバー個人で出演している物については、各メンバーの項目を参照。
長編映画
- river
- 所属事務所であるCREATIVE OFFICE CUEの社長である鈴井貴之の第2回監督作品。詳しくは当該を参照。
短編映画
- TEAM NACS FILMS「N43°」
- メンバー5人それぞれが監督・脚本を手がけた、オムニバスショートムービー。もともとは2008年11月に全国9都市をまわる上映ツアー(25000人動員)用の作品だったが、その後2009年2月から劇場公開、9月にDVDリリース
- 作品(カッコ内は監督・脚本を手がけたメンバー)
- 頑張れ!鹿子ブルブルズ!(大泉洋)
- 神居のじいちゃん(音尾琢真)
- 部屋クリーン(戸次重幸)
- ヤスダッタ3D(安田顕)
- AFTER(森崎博之)
アニメーション映画
CM
メンバー個人で出演している物については、各メンバーの項目を参照。 特別に記術が無い物は、メンバー全員出演・北海道ローカル放送。
- 江崎グリコ「DONBURI亭」、「中華おこげのスープ」(地上波全国放送)、「LEE」「洋風炒めごはんの素」「炒飯の素」(BSデジタル放送限定)
- NTTドコモ北海道
- 日清食品「やきそばできました。」(森崎・安田・音尾出演)
- 北海道新聞
- リクルート「じゃらん・北海道版」(森崎・音尾出演)
関連作品
映像作品
タイトル | 発売日 | 販売形態 |
---|---|---|
LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜 | 2004年12月24日 | DVD/VHS |
COMPOSER〜響き続ける旋律の調べ〜 | 2005年12月22日 | DVD |
HONOR〜守り続けた痛みと共に〜 | 2007年9月28日 | DVD |
TEAM NACS FILMS「N43°」 | 2009年9月25日 | DVD |
下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。 | 2009年12月4日 | DVD |
WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン〜 | 2012年12月21日 | DVD |
音楽作品
タイトル | 発売日 | 販売形態 |
---|---|---|
「LOOSER」オリジナルサウンドトラック | 2005年6月13日 | CD |
「COMPOSER」オリジナルサウンドトラック | 2007年9月28日 | CD |
「HONOR」オリジナルサウンドトラック | 2007年9月28日 | CD |
「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」オリジナルサウンドトラック | 2009年6月17日 | CD |
「WARRIOR」オリジナルサウンドトラック | 2012年8月8日 | CD |
脚注
外部リンク
テンプレート:水曜どうでしょう テンプレート:TEAM NACS
テンプレート:Asbox