松尾貴史
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テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:雑多な内容の箇条書き テンプレート:ActorActress 松尾 貴史(まつお たかし、本名・岸邦浩(きしくにひろ)、1960年5月11日 - )は、兵庫県神戸市出身のタレント、ナレーター、DJ、俳優、コラムニスト、折り紙作家。愛称及びデビュー当初から使っている別芸名は「キッチュ(kitsch)」で、この名義は現在でも使っており、改名したわけではない[1]。
所属事務所は古舘プロジェクト。大阪芸術大学芸術学部デザイン学科グラフィック・デザイン専攻卒業。演劇ユニット・AGAPE storeの座長。京都造形芸術大学芸術学部映画学科客員教授、日本文藝家協会会員、雑誌季刊25時編集委員。
目次
略歴
- 1981年、イラストレーター佐々木侃司のアニメーション作品にオノマトペによる吹き替えで出演。
- 1982年、大阪芸術大学の教授だった脚本家の依田義賢の勧めで、ギャグ・パフォーマンスのカセットテープを制作、録音をして配り歩く(現在は、ガラス工芸作家の新名義一と共同制作)。「劇団120パーセント」の舞台ナレーションや、学生バンドのコンサートの司会などの地道な活動を続ける。
- 1983年、母校の大阪芸大基礎造形研究室に、非常勤職員として勤務。夜は、北新地のディスコ「クレオ・パラッツィ」でDJ見習いを務めるもものにならず、スプーン曲げショウタイムのようなことばかりやり続ける。FM大阪主催フィルムコンサートのラジオCM出演料の8,000円に味をしめる。グリコ・森永事件のさなかに、かい人21面相対策で制作された、江崎グリコのイメージアップ用テレビCMナレーションを録音したこともある。プレゼンテーションで企画が不採用になる。
- 1984年、大阪・北新地「クレオ・パラッツィ」店内でスカウトされ、大滝エージェンシーに所属。事務所が、前述のテープをニッポン放送へ送ったことから、夜の9時から10時までの帯番組をいきなり1人でやらされて途方に暮れる。それを機に、テレビ番組『ザ・テレビ演芸』で「キッチュ」(Kitsch) の芸名でタレント活動を開始(当初、勝ち抜きコーナーに出演した際には本名でチャレンジしている)。『お笑いスター誕生!!』のサバイバルシリーズにもチャレンジしたが、2回戦で敗退。約5年間、東京と大阪の二重生活を送る。中島らもの公開イベントで共演する事になり、緊張のあまり萎縮していた中島がキッチュに「気違い」の話題を持ちかけ盛り上がり、中島との酒席において無礼で横柄な芸人に絡まれていたキッチュを中島が包皮に明細書を吸着させて支払いを迫るなどの行為で退散させ「この人に一生付いて行こう」と感動。中島の自宅や職場周辺を付きまとい「薫陶」を受け、後、1986年、中島らも主宰の劇団「笑殺軍団リリパットアーミー」の旗揚げに参加し、同劇団に、約4年間在籍。東京では、作家の北吉洋一の自宅に「猫の世話をすること」を条件に半・居候をしながら、放送局から支給される宿泊費を浮かせて、当時の事務所に貢献。
- 1989年 元日付けで株式会社古舘プロジェクトに移籍。4月3日、芸名として「松尾貴史」を追加、メインの表記も改める。「『トークシャワー』(フジテレビ)のレギュラーが決まった時に、報道部からキッチュという名前が難色を示されて変えることになった」とのことで、「タモリ、たけし、さんま、三枝、萩本欽一のようにあ段で始まる名前がいい」と言った所、古舘プロジェクトの当時の社長が「自分の名前(たかし)はどうだ」と言われたといい、本人は「ウルトラQの万城目淳の『万城目』」という名前も考えていたという。結局、古舘伊知郎の妻の旧姓「松尾」に、古舘プロジェクト社長の名前と同音の「貴史」(貴史は本名の「きし(岸)」と読める字を当てた)を合わせた芸名に決定した[2]。同時に、活動の拠点を東京に移す。
- 1993年4月、奥野敦士、勝村政信、原田喧太、川村カオリ、BUCK-TICKの樋口豊らと、幻のバンド「ポークソテーズ」を結成。後に、中野裕通、金山一彦、芳本美代子らも加入、草月ホールでの単独コンサートも開催。楽曲「ハンバーグの作り方」は、2か月間NHK『みんなのうた』で放送される。
- 1996年、デビュー当時から信頼を寄せていた演出家G2と、ライブ「人格懐疑室」を青山円形劇場で催す。
- 1998年、G2と型や手法にとらわれないで、目先の楽しいことにとらわれる演劇ユニット「AGAPE store」を結成、年に1、2度の公演を続ける。
- 2002年、正式にリリパット・アーミーを退団。
- 2003年、コメディライターの須田泰成と、愛と平和のコメディ・クリエーティブ・ファクトリー、「大日本生ゲノム」社を設立。
- 2004年、テレビやラジオ、映画、舞台、イベント、エッセイ、イラスト、折り紙、超常現象の批判的愛好など、幅広い活動を続ける。
- 2006年、小松左京原作の映画『日本沈没』(リメイク版)と筒井康隆によるそのパロディ小説原作の映画『日本以外全部沈没』の両方に出演した。
- 2007年、上方落語を題材にしたNHKの朝の連続ドラマ『ちりとてちん』に、上方落語を愛してやまぬ落語ファンの理髪店主「磯七」役で出演。
- 2008年、京都造形芸術大学の准教授に就任[3]。映画学科で演技の指導などを担当する。
- 2009年、下北沢に、カレーショップ「般゜若(パンニャ)」をオープンさせる。
- 2010年、京都造形芸術大学の客員教授に就任。
- 2010年、前出の須田泰成と、ウェブ広告などを廉価で製作する「株式会社スローコメディ広告社」社を設立。
- 2012年、大阪市福島区に、カレーショップ「般゜若(パンニャ)」の二店舗目をオープンさせる。
- 2013年、雑誌「季刊25時」創刊。
人物
- 別芸名の「キッチュ(kitsch)」は、元はドイツ語の美術用語で、「まがいもの・粗悪品・俗悪趣味」などを意味する。現在でも、小劇場の役者や、関西出身の先輩芸人・タレント、原田芳雄や立川談志など、古い知人からは「キッチュ」と呼ばれている。このため、概ね80年代以前の生まれの者には、現在でも別芸名のキッチュの名の方も通用する場合が多い。
- 自分のことを”放送タレント"と名乗る。「“タレント”と言われても何やっている人かわからないから…」と2007年11月19日放送のNHKスタジオパークで語っている。
- 大阪で仕事する時やドラマで関西を舞台にした作品に出演する時、関西出身の人物を演じる時、関西出身の芸人・タレントと共演する時は関西弁で話しているが、特に意識してのことではないらしい。
- 落語家の春風亭昇太、奇術師のパルト小石(ナポレオンズ)、モンティ・パイソン研究で知られるコメディライターの須田泰成らと、東京都世田谷区でバーを共同経営している。バーに通っている安斎肇は、「カレーがうまい」と語っている。また、同区の下北沢駅付近と大阪市福島区で、カレー店「般°若(パンニャ)」のオーナーでもある。
- 超常現象・オカルト懐疑論者でもある。『たけしのTVタックル』(テレビ朝日系列)が政治主体になる前には、大槻義彦、野坂昭如と共に「超能力バスターズ」として出演して、肯定論者と激論を交わしたこともある。また、超常現象を科学的・批判的に研究する団体、Japan Skepticsの運営委員である。中学生時代はオカルト狂であり、中岡俊哉に写真を送付し心霊写真証明書をもらったり、タロットに嵌ったりしていたという[4]。
- 落語にも造詣が深く、落語家とも親交があり、特に桂吉朝とは舞台でも共演していた。大学時代には、桂枝雀入門志願に行ったことがあり、タレント活動の傍ら、現在でも年に数回、高座にもあがることがある。
- 『クイズ!ヘキサゴンII』では1位を取るなど優秀な成績を収めた。2007年7月11日放送分の高木美保、2008年3月26日放送分の山本モナ、山根良顕(アンガールズ)に負けた以外は、出演した全ての回で1位になっている。1度も第1解答者から外れないという記録を5回以上の常連の麻木久仁子、宮川俊二、矢部太郎、水野裕子と共に所持している。
- いわゆるロス疑惑で話題の渦中にいた三浦和義から、「私のまねするんだったら、ロイヤリティ払いなさい!」と苦情が来たことがあるが、直後に三浦が逮捕されたため、払っていない。
- 『タモリ倶楽部』には、鉄道関連や趣味性の強い企画などに、20年以上、毎年頻繁に出演している。
- 折り紙の作家でもあり、自身の命名による「折り顔」(主に、不切正方形一枚折りによる人物の顔の造形)にかけては異彩を放っており、不定期に個展や展覧会なども開催している。
賞歴
- 1986年 放送演芸大賞ホープ賞
- 1986年 花王名人大賞新人賞
- 1992年 日本酒造組合・日本酒大賞奨励賞
- 1996年 ㈳日本ホビー協会1996年度ホビー大賞特別賞
- 2002年 ㈳日本ソムリエ協会・名誉ソムリエ (No.75)
メディア
情報・バラエティ番組
- スタジオL(木曜日司会者)
- 音楽夢・コレクション(司会者)
- 夜にありがとう(司会者)
- 素敵な土曜日・平成小町(司会者)
- 夢用絵の具(ナレーション)
- クイズターンオーバー(第2回)(1991年 ホリプロと共同制作)司令塔、QBとして出演。
- 熱血!オヤジバトル(福岡局制作)毎年、清水ミチコ(2011年度から降板)と司会を務めている。
- スタジオパークからこんにちは(2007年11月19日)
- なげやり倶楽部(1985年、読売テレビ)
- 火曜サスペンス劇場「夢を喰う男」(1990年11月27日放送、東北新社)
- たかじんのそこまで言って委員会(読売テレビ制作)
- 情報ライブ ミヤネ屋(読売テレビ制作)
- クチコミ新発見!旅ぷら(読売テレビ、ナレーター)
- す・またん(読売テレビ、ゲスト)
- AKBと××!(読売テレビ)
- TBS系
- アッコにおまかせ!(キッチュ名義。1985年10月 - 1986年9月、初代司会者)
- 平成名物TVヨタロー(1990年 - 1991年、司会者)
- 東京知恵熱娘(司会者)
- たけし・所のドラキュラが狙ってる(毎日放送制作、不定期)
- 筋肉番付シリーズ(番組スタート - 1998年頃、ナレーション)
- サタモニ!(毎日放送制作、レギュラー)
- 世界バリバリ★バリュー(毎日放送制作、ナレーション)
- たかじんONE MAN(毎日放送ローカル)
- 住人十色(毎日放送ローカル、2008年4月5日 - )
- 夕焼けニャンニャン(火曜日、コーナー司会者)
- トークシャワー(1989年 - 1990年、司会者)
- 森田一義アワー 笑っていいとも!(1989年 - 1990年、火曜日、コーナー司会者)
- すとらびん式(関西テレビローカル、土曜深夜 1991年 - 1992年、司会者)
- ディープ・キッチュ(関西テレビローカル、土曜深夜 1992年)(司会者)
- 知ってどうする!?(関西テレビローカル、土曜深夜 1992年 - 1993年、司会者)
- たほいや(1993年)
- チョナン・カン、チョナン・カン2(キッチュ名義。ナレーション)
- クイズ!ヘキサゴン
- Beポンキッキ(BSフジ、コーナーアニメ「いじいじくん」声の出演)
- たかじん胸いっぱい (関西テレビ/準レギュラー)
- SmaSTATION!!(2001年10月13日 - 、ナレーション)
- 決定!これが日本のベスト(ナレーション)
- ビートたけしのTVタックル(ゲスト出演、不定期)
- 芸能界うんちく王スペシャル(2004年4月)
- タモリ倶楽部(MC、不定期)同番組タモリ電車クラブシルバー会員でもある。
- スーパーモーニング(2007年7月 - 2011年3月、レギュラーコメンテーター)※『ちりとてちん』出演時は一時降板
- モーニングバード!(2011年4月 - 、レギュラーコメンテーター)
- クイズ赤恥青恥(1995年 - 2002年、準レギュラー)
- ASAYAN(1998年4月 - 2001年4月、ナレーター)
- クエス・ファイブ
- 10時奥さまプラーザ
- 素敵にワイドHOT10
- その他
- 音のひみつ (Music Japan TV、ナビゲーター)
- サントリーTVショッピング あなたにいきいきエイジング!(2006年、ナビゲーター)
- ホレゆけ!スタア☆大作戦 〜まりもみ危機一髪!〜 第6話(キューブ・ポニーキャニオン、2007年、ゲスト)
- ザ・ベスト 日本映画専門チャンネル(2012年〜2013年、司会)
テレビドラマ
- 日本一のカッ飛び男(1990年)
- 世にも奇妙な物語 『あの日に帰りたい』(1991年、フジテレビ)
- 木曜の怪談・MMR未確認飛行物体(1996年、フジテレビ) - 佐藤副編集長
- 古畑任三郎『vsクイズ王』(1996年2月14日放送、フジテレビ)- 岸
- 月曜ドラマスペシャル「フォトグラファー桜井美由紀」(1997年 - 1998年、TBS) - 松家良成
- 金曜エンタテイメント「音の犯罪捜査官・響奈津子1 いたずら電話殺人事件」(1996年、フジテレビ) - ビデオ店店員
- ズッコケ三人組2(1999年、NHK) - 怪盗X
- 安楽椅子探偵、再び(2000年、ABCテレビ 関西エリア限定) - ストーリーテラー
- ふしぎな話 第三話「ゴーストティーチャー」(2000年、毎日放送)
- 悪意(2001年、NHK)
- 火曜サスペンス劇場「警部補・佃次郎14 永遠のナゾ」(2002年、日本テレビ) - 田沼透
- 部長刑事(ABCテレビ 関西エリア限定)
- 相棒(テレビ朝日) - 吉田一郎
- season2 第13話(2004年1月)
- season11 第7話(2012年11月)
- 月曜ミステリー劇場「森村誠一サスペンス4 街」(2004年、TBS) - 梅沢貴也
- がきんちょ〜リターン・キッズ〜(2006年、毎日放送・TBS) - 早瀬文徳
- 義経(2005年、NHK) - 大江広元
- 華麗なる一族(2007年、TBS)
- 連続テレビ小説「ちりとてちん」(2007年、NHK) - 磯七
- アベレイジ (2008年3月29日、フジテレビ) - 上司
- Around40〜注文の多いオンナたち〜(2008年4月 - 6月、TBS) - 川崎謙吾
- オトコマエ!2(2009年10月24日、NHK) - 潮五郎
- 龍馬伝(2010年、NHK大河ドラマ)- 岩堀文治郎(長崎奉行所与力)
- 水戸黄門 第42部 第8話「死ぬ気で生きろ! -丸岡-」(2010年11月29日、TBS / C.A.L) - 近松門左衛門
- 月曜ゴールデン「北海道警察 笑う警官」(2013年7月29日、TBS) - 沢村邦明
- 新春ドラマスペシャル “新参者”加賀恭一郎「眠りの森(2014年1月2日、TBS) - 富井刑事
- 神戸在住(2015年1月17日予定、サンテレビ) - 小西健
映画
- 1987年「さよなら」の女たち」(監督:大森一樹)
- 1989年「レディ!レディ READY!LADY」監督:太田圭)
- 1990年「シンデレラ・エクスプレス」(監督:売野雅勇)
- 1991年「ザ・採用マン(V)」
- 1992年「爆BAKU!」(監督:吉原健一)
- 1993年「眠らない街・新宿鮫」監督:滝田洋二郎)
- 1994年「愛の新世界」(監督:高橋伴明)
- 1995年「四姉妹物語」(監督:本田昌広) - 木下
- 1995年「ガメラ 大怪獣空中決戦」(監督:金子修介) - タクシーの運転手
- 1995年「眠れる美女」(監督:横山博人)
- 1996年「That's カンニング! 史上最大の作戦?」(監督:菅原浩志) - 的中助手
- 1997年「シャ乱Qの演歌の花道」(監督:滝田洋二郎) - マネージャー
- 1997年「THE DEFENDER」(監督:小中和哉)
- 1998年「大安に仏滅!?」(監督:和泉聖治)
- 1999年「死神パラダイス」(監督:立川志らく)
- 2000年「ジュブナイル」(監督:山崎貴)
- 2001年「東京☆ざんすっ〜それが日本人ってもんだろうが!〜」内オムニバス「『優しさ』の国」(監督:松尾貴史)
- 2001年「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」(監督:金子修介)
- 2001年「マネーざんす」内オムニバス「GO!GO!宇宙ドクターズ」(監督:勝村政信)ナレーション
- 2004年「ホテル・ビーナス」(監督:タカハタ秀太)
- 2004年「ゴジラ FINAL WARS」(監督:北村龍平) - テレビ討論会パネラー役
- 2005年「ALWAYS 三丁目の夕日」(監督:山崎貴) - 不動産屋
- 2006年「日本沈没」(監督:樋口真嗣)
- 2006年「日本以外全部沈没」(監督:河崎実) - 森田良純
- 2006年「パッチギ! LOVE&PEACE」(監督:井筒和幸) - ギャグ好きのおじさん
- 2008年「能登の花ヨメ」(監督:白羽弥仁) - 鹿島
- 2009年「デメキング」(監督:寺内康太郎) - マリンパーク所長
- 2010年「黄金花」(監督:木村威夫) - 医師
- 2010年「お前の母ちゃんBitch!」(監督:内田春菊) - 占い師
- 2011年「らもトリップ」 - 萩本
- 2011年「びんた」 「311」企画の短編(監督:タカハタ秀太) - 菅直人似の男、他
- 2012年「カミハテ商店」(監督:山本起也) - 酔客
- 2015年「神戸在住」(監督:白羽弥仁) - 小西健
テレビアニメ
- 名探偵コナン『TV局殺人事件』(1996年9月2日放送)- 松尾貴史(本人役)
- 『名探偵コナン』原作者の青山剛昌に、「自分も出して欲しい」と頼んだところ犯人として出演した(11巻収録)。テレビアニメ化の際に、声優として本人役で出演を果たした。因みに松尾によって殺害されたのは同番組プロデューサーの諏訪道彦(声 - 若本規夫)である。
劇場版アニメ
- がんばれ!!タブチくん!!(岡田彰布)
- フランダースの犬(審査員)
ゲーム
- キングダム ハーツII(商人)
吹き替え
- アメリカン・ブルーパーズ(クロンカイト)
- ナンズ・オン・ザ・ラン 走れ!尼さん(エリック・アイドル、ロビー・コルトレーン)
- チーム★アメリカ/ワールドポリス(キム・ジョンイル)DVD
- 火星人ゴーホーム!(登場する火星人すべて)DVD
- アラジン(ペドラー)
- リチャード・シモンズのスリムな料理SHOW(リチャード・シモンズ)
- プリンス&プリンセス(青年、少年、老婆 他)
人形劇
- ドラムカンナの冒険(2002年9月 - 12月、NHK) - ダンディー・バリトン、とっくりんぞう、ガラス皇帝
テレビCM
- 首都高速・レッツETCデビューキャンペーン(Mr.ETC役・声優)
- ブラックニッカクリアブレンド(あふるる期待篇)
- 東京新聞
ビデオ/DVD
- キッチュの朝までナメてれば(ポニー・キャニオン)(朝まで生テレビの模倣で松尾が一人で二十人以上ものパネリストの物まねをした。ビデオの合成には今日のような多彩なCG技術が開発される前でクロマキーやダミー等を駆使して製作されている。)
- キッチュの朝までもっとナメてれば(ポニー・キャニオン)
- ビデオエッグ(構成:北吉洋一。共演:戸川純、久住昌之、内田春菊)
- ニュースCOMステーション23(ポニー・キャニオン、構成:加藤芳一)
- 松尾貴史のフロッグマンショー(テリー伊藤企画、高橋がなりプロデュース、宮沢章夫演出)
- スーパー人形劇 ドラムカンナの冒険 Vol.1-3(NHKソフトウェア) - ダンディー・バリトン、とっくりんぞう、ガラス皇帝
- ビーロボカブタック クリスマス大決戦!!(東映) - 津田沼丑松
- キッチュニア(アニマックス) - 全3巻
ラジオ
- ラジオショック! 噂のトップ40(ニッポン放送)
- 由貴とキッチュの夜にもふかしぎ(ニッポン放送)
- おっと!モモンガ木曜(ラジオ大阪)
- ローソン サンデーフレッシュスター(ラジオ大阪)
- データ大作戦 ラジオキッチュ(朝日放送)※ABCヤングリクエスト→ABCラジオジラ→ABCラジオファンキーズ内で放送されたコーナー番組
- ABCラジオファンキーズ水曜(朝日放送。担当期間は1987年10月-1988年3月)
- ロッテヤンスタNo1(ニッポン放送。担当期間は1985年10月-1988年6月)
- NISSANミッドナイトステーション やんぐひぽぽたます(TBSラジオ)
- キッチュ!夜マゲドンの奇蹟(文化放送)
- TOYOTA ラジオジョークブック(文化放送)
- キッチュのバーチャル・プレイ・ゾーン(TOKYO FM)
- キャンパスクラブ(ハマラジ)
- 阪急戯画街道(FM大阪)
- チダラマッカ(Nack5)
- ラジオ・ヘブン(FM愛知)
- NISSAN DUALIS METROPOLIS ACADEMY(J-WAVE:2007年4月 -)
- 年忘れ青春アドベンチャー(NHK-FM:2007・2008年12月)
- トーキング ウィズ 松尾堂(NHK-FM)
- 新・話の泉(NHKラジオ第1)
- 夢★夢Engine!(TBSラジオ)
CD
- KITSCH(アルファ・ムーン)
- ヤマアラシとその他の変種 - ゲスト(ケラリーノ・サンドロヴィッチプロデュース、コント台本:吉田戦車)
- グレーテスト・ソング・オブ・オール - シングルヴォーカル(コーラス:高橋幸宏・鈴木慶一・ちわきまゆみ)
- キッチュのラジオ大魔術團(宮沢章夫プロデュース、共演:山田康雄、納谷悟朗、青野武、松尾スズキ、他)
- ブルー・フィルム 新・スネークマン・ショー1〜4(桑原茂一プロデュース)
- スネークマン・ロック・ショー - ゲスト(小林克也プロデュース)
- ピエールとカトリーヌ - シングルヴォーカル(藤井千夏とデュエット)
- 松尾貴史のテクノクマヤコン(エイベックス、共演:増山江威子、古谷徹、他)
- カレイなるヒラメ(NHK)
- 純喫茶浪漫(大日本生ゲノムプロデュース、友情主演、共演:前田真里、他)
新聞
雑誌
- 週刊朝日 連載「未確認卑怯物体」
- 週刊朝日 連載「サイレント・マイノリティ」
- 季刊をる 連載
- MONOマガジン 連載「超常俗物図鑑」
- BRIO 連載「不法侵入レポート」
- BRIO 連載「接客主義宣言」
- NUMERO TOKYO 連載「松尾貴史が選ぶ今月のシネマ」
- ダイヤモンドZAi 連載「浮世の沙汰も金次第」
- ダイヤモンドZAi 連載「メイクマネー・ルーズマネー」
- 月刊モテカブ 連載「川柳らんこうげ」
他、多数。
小説
- 去年はいい年になるだろう 山本弘著 本人役
著書
- 松尾貴史のたかしのしかた(NHK出版、1992年)ISBN 4140800062
- 未確認卑怯物体(朝日新聞社、1992年)ISBN 4022564784
- 折り顔(リトルモア、1994年)ISBN 4947648147
- カルトの祓い方(スコラ、1995年)ISBN 4796203001
- 松尾貴史の会社の掟(竹書房、1995年)ISBN 488475879X
- 街角の天才記念物—ヘンな看板、オカしい立札、アヤしい物体、アブない人形…(日本文芸社、1998年)ISBN 4537026545
- 業界用語のウソ知識(小学館、1998年)ISBN 4094025510、絶版
- オカルトでっかち(朝日新聞社、1999年)ISBN 4022612746
- 犬も猫舌—学校では教えることがない知識(笑)、監修(ワニブックス、2003年)ISBN 4847015177
- うんちくブック、虎ノ門うんちく共著(双葉社、2003年)ISBN 4575295973
- 接客主義(光文社、2004年)ISBN 4334782760
- 外国人だけが知っている日本の正しい礼儀作法、監修(大和書房、2006年)ISBN 447939138X
- なぜ宇宙人は地球に来ない?—笑う超常現象入門、(PHP研究所、2009年)ISBN 978-4-569-70645-0
- ネタになる「統計データ」、(講談社、2011年)ISBN 978-4062814355
舞台
- X線の午後(1986年)笑殺軍団リリパット・アーミー公演
- フレームレスTV(1986年)笑殺軍団リリパット・アーミー公演
- セメントラバーズ(1987年)笑殺軍団リリパット・アーミー公演
- ワラワン殿下の失踪と逃走(1988年)笑殺軍団リリパット・アーミー公演
- レディ・モルフェウス(1988年)笑殺軍団リリパット・アーミー公演
- スプーンの上に天使何人とまれるか(1989年)笑殺軍団リリパット・アーミー公演
- 天外綺譚 セイント・イーブル(1990年)笑殺軍団リリパット・アーミー公演
- 壺中天奇聞 フローズンフローラ(1990年)笑殺軍団リリパット・アーミー公演
- イルマヴェップの謎(1994年) 中村有志との二人芝居。演出/加納幸和、PARCO SPACE PART3
- 天外綺譚 セイント・イーブル(1996年)笑殺軍団リリパット・アーミー公演
- 人格懐疑室〜ヒストリー オブ ヒステリー(1996年)青山円形劇場
- ラヴ・レターズ(1996年) 近藤サトとの朗読劇。作/ A.R. ガーニー 演出/青井陽治、PARCO劇場
- 病気(1997年) 作/別役実、演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ。青山演劇フェスティバル 別役実の世界'97
- 超老伝(1998年) AGAPE store公演 作/中島らも 演出/ G2 出演/山西惇、松永玲子
- D/J (1999年) AGAPE store公演 作/山名宏和 演出/ G2 出演/後藤ひろひと、八十田勇一、松永玲子
- 超老伝2000(2000年、再演) AGAPE store公演
- 友情しごき教室(2001年) 劇団そとばこまち公演 演出/生瀬勝久 出演/温水洋一 他
- 公演虎をつれた女(2001年) 笑殺軍団リリパット・アーミー公演
- BIG BIZ ~宮原木材危機一髪~(2001年) AGAPE store第一回公演 作/後藤ひろひと 演出/ G2 出演/粟根まこと、松永玲子、八十田勇一 他
- ニッキーズ・パビリオン(2001年) 作・演出/故林広志 出演/ラーメンズ、サモアリナンズ、平田敦子 他
- 地獄八景亡者戯(2002年)AGAPE store公演 脚本/東野ひろあき 演出/ G2 出演/濱田マリ、三上市朗、福田転球 他
- BIG BIZ ~宮原木材危機一髪~(2002年,再演)AGAPE store公演
- BIGGER BIZ~絶体絶命!結城死す?~(2003年)AGAPE store公演 作/後藤ひろひと 演出/ G2 出演/坂田聡、三上市朗 他
- しかたがない穴 (2004年)AGAPE store公演 作/倉持裕 演出/ G2 出演/秋本奈緒美、山内圭哉、松永玲子、小林高鹿 他
- BIGGER BIZ~絶体絶命!結城死す?~(2005年、再演)AGAPE store公演 演出/ G2 出演/八十田勇一、後藤ひろひと、坂田聡 他
- 仮装敵国(2005年)AGAPE store公演 作/長塚圭史、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、土田英生 他 出演/辺見えみり、春風亭昇太 他
- BIGGEST BIZ ~最後の決戦! ハドソン川を越えろ~(2006年)AGAPE store公演 作/後藤ひろひと 出演/篠原ともえ、菅原永二 他
- 地獄八景 : 浮世百景(2007年)監修/桂米朝 脚本/東野ひろあき 演出/ G2 出演/佐藤アツヒロ、高橋由美子、桂吉弥、市川笑也 他
- からっぽの湖(2008年)AGAPE store 公演 作/枡野幸宏 演出/ G2 出演/田中美里、片桐仁、久保酎吉、ぼくもとさきこ、坂田聡 他
- 踊る!職業不安定所(2008年)小倉久寛ひとり立ち 公演 客演
- ベントラー・ベントラー・ベントラー(2008年)piper 客演 作・演出/後藤ひろひと 出演/山内圭哉、鈴木蘭々 他
- 冬の絵空(2008〜2009年)シアター・ブリーゼ 杮落し公演 出演/藤木直人、中越典子、生瀬勝久 他
- テーブル・マナー(2009年)AGAPE store公演 作/アラン・エイクボーン 演出/ G2 出演/島田歌穂、柳浩太郎、大和田美帆、市川しんぺー 他
- 江戸の青空 Keep on shackin'(2009年)AGAPE store公演 作/千葉雅子 東野ひろあき 演出/ G2 出演/西岡徳馬、須藤理彩、吉田鋼太郎、柳家花緑 他
- 残念なお知らせ(2010年)AGAPE store公演 作/枡野幸宏 演出/G2 出演/片桐仁、新谷真弓、久ヶ沢徹、吉本菜穂子、岩井秀人 他
- 疝気の虫(2010年)下町ダニーローズ公演 作・演出/ 立川志らく 出演/モロ師岡、 北原佐和子、 森口博子、柳亭市馬、ミッキー・カーチス 他
- 江戸の青空 惚れた晴れたの八百八町(2011年) 作/千葉雅子 演出/G2 出演/坂東巳之助、朝倉あき、植本潤、松永玲子、吉野圭吾 他
- マイ・フェア・レディ(2013年) 脚本・作詞/アラン・ジェイ・ラーナー 音楽/フレデリック・ロウ 翻訳・訳詞・演出/G2 出演/真飛聖、霧矢大夢、寺脇康文、田山涼成
- 激動 -GEKIDO-(2013年) 作/横田理恵 演出/ダニエル・ゴールドスタイン]] 出演/ 水川あさみ 別所哲也 桐山漣 細貝圭 奈良坂潤紀 愛名ミラ 森久保祥太郎 竹内良太 他
他多数
落語
阪急オレンジルーム(梅田)、紀伊国屋ホール(新宿)、SOMIDOホール(銀座)、ワッハ上方(灘波)、新宿末広亭、天満天神繁昌亭、本多劇場(下北沢)、大銀座落語祭、山本能楽堂(大阪)吉本∞無限大ホール(大阪)など、落語の出演経験あり。
落語会は、桂吉朝と「吉朝・キッチュのメルトダウン落語会」や、立川談春・立川志らくとの三人会、桂米助との二人会、「松尾貴史の横好き落語会」「松尾貴史の横好き落語会2」など、不定期に行っている。
東京都世田谷区経堂の居酒屋「さばの湯」で不定期に行われる演芸会「雑把亭」の席亭を、西郷輝彦と務めている。
出典
外部リンク
- MATSUO TV(松尾貴史敷地)(個人公式サイト)
- 折り顔(自身の作による折り紙作品のサイト)
- 喫宙庵(公私記ブログ)
- テンプレート:Twitter
- 古舘プロジェクト(所属事務所公式サイト)
- bar closed blog(共同経営していたバー・クローズドのブログ)
- bar closed(バー・クローズドのホームページ)
- 般°若(PANNYA)(カレー店サイト)
- テンプレート:Twitter (上記カレー店の店長アカウント)
- ↑ 2010年2月17日付のtwitter発言による。また、メッセンジャー黒田も「たかじんNOマネー」において「キッチュさん」と呼んでいる(2014年3月22日放送分)。
- ↑ 『松尾貴史のたかしのしかた』(NHK出版)16ページなどより。
- ↑ テンプレート:Cite book
- ↑ テンプレート:Cite book