アクマイザー3
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『アクマイザー3』(アクマイザースリー)は、1975年(昭和50年)10月7日から1976年(昭和51年)6月29日まで、NETテレビ(現:テレビ朝日)系で、毎週火曜日19:00 - 19:30に全38話が放送された、東映製作の特撮テレビ番組。および作品内に登場するヒーローユニットの名称。
目次
概要
『秘密戦隊ゴレンジャー』の大ヒットを受けて製作された、いわゆる「集団ヒーローもの」のひとつ[1][2]。『ゴレンジャー』と同じく石ノ森章太郎が原作を担当した。初期は「悪の組織の一員が正義の心に目覚め、かつての仲間と戦う」というストーリーが展開され、主人公ザビタンの苦悩が描かれた。
変身ブームの沈静化を受けて変身しないヒーローとして製作された[3]。ザビタンたちは普段から異形の姿のままで行動しており、その性格描写には通常のヒーロー以上に力が注がれた。ザビタンやイビルの仮面には数種類のタイプの目を用意して、これを付け替えることで感情を表現した。しかし平山亨によると本作ではザビタンたちに人間性を持たせるのに苦労し、「結局、人間の顔を持たないとダメなんです」と述べている[4]。
第2クールからはザビタンたちが強力な魔法力(まほうりき)を使用するようになり、ザビタンは特定の人間の姿に変身するようになる。一方で着ぐるみキャラクター同士の掛け合いも増え、ストーリーもコメディ色が強くなった[5][2]。当時は漫画『がきデカ』が人気を博しており、同時期には『ゴレンジャー』もコメディ路線に移行している[3]。
予算面では厳しく、プロデューサーの鈴木が「『仮面ライダー』の半分程度」と証言している[6]。ザビタンたちが異形のままなのも変身前の役者を雇う予算を節約したかったからだそうである[6][7]。
制作は東映生田スタジオで行われたが、当時『仮面ライダーストロンガー』と『秘密戦隊ゴレンジャー』の制作も行われていたため[8]、スタジオの空きが出ず、夜遅くか早朝にしか撮影ができなかったと鈴木武幸は述べている[8]。
変身前の俳優がいない代わりに声優のキャスティングには拘っているとされ[8]、本作の登場キャラクターは主に「青二プロダクション」の声優陣が担当した。当時、生田スタジオにはアフレコルームが無く、大映東京撮影所の土間ステージに機材を運び込んでアフレコしていたが[6][8]、「タバックと違い環境が良くなかった」とザビタン役の井上が語っているように[9]、収録環境は悪く、声優陣が助監督と揉めると言ったこともあったため、後にスタジオを借りることになったと鈴木武幸は述べている[8]。
アクマ族などの設定は前年からのオカルトブームの流れを汲むものであり[3]、物語の軸となる「ダウンワールド」は、当時流行していた「地球空洞説」から着想を得たものである[10]。
ストーリー
地底世界ダウンワールドに住むアクマ族が地上への侵攻を開始した。アクマ族と地球人(地上人)の混血であるザビタンは一族のやり方に反発し彼らに敵対した。それを倒すため送り込まれたイビル、ガブラは彼の正々堂々の心意気に引かれ、逆にメザロードの卑怯な振る舞いを見、ザビタンへの協力を決意。3人はアクマイザー3を結成し、アクマ族の地球(日本)侵攻を阻止すべく立ち上がる。
登場キャラクター
アクマイザー3
- ザビタン
- アクマ族の父と人間の母を持つ混血児。地上侵略を始めたアクマ族に反感を抱き、ダウンワールドを脱走して人間の味方となり、イビル、ガブラと共にアクマイザー3を結成。リーダーとなる。
- 一人称は「俺」[11]。正義感あふれる真面目な性格で、仲間を思う気持ちは誰よりも強い。一方で、相手をからかうために魔法力を使うことも多い。3人の中では最も知恵者で、悪側を欺いて危機を脱したことが何度もある。
- 他種族との混血児ゆえに他のアクマ族にはない多くの能力を持ち、ザラードを縦に構えた「ザビタン一文字構え」から華麗な剣技を繰り出す。巨耳ゆえに聴力が優れており、視力を失った際には聴力のみで戦った(12話)。
- 頭部に埋め込まれたアクマ回路のため、アクマの紋章を前にすると善と悪の心の葛藤によって頭部に赤いひび割れが走り、激痛に襲われるのが弱点。
- サイレーンとは子供の頃からの親友で、ザビタンは彼から人間の素晴らしさを教わった。
- 基本的に無表情だが、戦闘時のみ目に怒りのラインが入る。また、16話のラストで一度だけ笑顔の表情を見せたことがある。
- 南雲健二(なぐも けんじ)
- ザビタンの人間態。肩書は東都タイムズ所属の記者。
- イビル
- 「正義の貴公子」を名乗るアクマイザー3の1人。元々はザビタンを処刑するため、ガブラと共に派遣された精鋭討伐隊だったが、彼の心意気に惚れ込みアクマ族を裏切る[12]。
- 口調は古風で、一人称は「拙者」。「どんなもんじゃい」が口癖。古風でクールかつ戦いを楽しむ好戦的な性格の持ち主。アクマ族に協力した子供に対して冷酷な処罰も辞さなかったが(8話)、意外と子供には優しい。
- 軽快な身のこなしとスピードを活かした、イラードによるアクロバティックな剣術を得意とする。銃の使い手でもあり、ジョーガンの腕前はザビタンも一目置いているほど。
- たとえ反射であっても自分の姿が二つ存在することが信じられず[13]、鏡や水面といった鏡面の前では動けなくなるのが弱点。また、古風な性格ゆえに上下関係を重んじ、悪と知りつつも師匠であるオオカミーダには逆らうことができなかった(23話)。
- ダイアンガー(本名ダイアナ)という恋人がいる。
- 戦闘時や怒っている時には目が吊り上がり、硬直した際には垂れ下がる。首に赤いマフラーを巻いているが、初期とOPでは巻いていない。
- 企画書では、「斗いを調子よくスポーツ感覚で楽しんでいるゆえ、アクマの紋章の影響を受けない」とされている[14]。
- ガブラ
- アクマイザー3の1人で、自称「良い子の味方ガブラちゃん」。イビルと同じくザビタン精鋭討伐隊の一人だったが、ザビタンに助けられたことがきっかけとなりアクマ族を裏切った。
- 関西弁風の口調で、一人称は「わい」。やや知性に欠けており、性格はお人好し。ゆえに敵の策略にはまりやすく、頭が良くないことも自覚しているが、意外と学歴は高くアクマ国立大学を出ているらしい(30話)。
- 怪力の持ち主で、ガラードによる剣術よりも豪腕やデンブルを振り回した戦法を得意としている。普段は腕に取り付けられたスプリングによって力を抑えているが、戦闘時には解除する。火に強く、水をエネルギー源としている。そのため、腹に穴を空けられると水が漏れて弱体化してしまうのが弱点。そのため、常時「巨大バンソウコウ」を所持している。
- イビルとは付き合いが古く、ダイアンガーとも面識がある。
- 他の2人とは違って表情の変化は見られない。
- 企画書では、「鈍感で善の意識がはっきりしないため、アクマの紋章の影響を受けない」とされている[14]。
アクマイザー3の協力者
- 島 一平(しま いっぺい)
- 東都タイムズの記者で、アクマイザー3の理解者の一人。
- アグマー程度なら倒すだけの実力はあるものの、少々ドジな所があり「俺って未熟だなぁ」とよく呟くが、記者としてアクマイザー3の仲間としてその勇敢さは時にアクマ族に目をつけられることもある。結構清潔で短髪にもかかわらず毎日洗髪している(33話本人談)。南雲=ザビタンということに最後まで気が付かなかった。
- 渚 ジュン(なぎさ ジュン)
- 東都タイムズの女性カメラマン。アクマ族の人間狩りで捕まりそうになったところをザビタンに助けられ、理解者となる。28話以降登場しなくなる。
- 島 光彦(しま みつひこ)
- 一平の弟。「どうして?」が口癖。38話(最終回)で一度だけザビタンが化けたことがある。
- ダルニア
- 2話から登場。ピンクの花吹雪とともに現れる、戦いを見るのが好きな女性アクマ族。
- 卑怯な行為を嫌い、ザビタンに恋心を抱いているが、嫉妬深い一面もみられる。
- 専用のジャンケルは短銃に変形させることができる。両目から破壊光線「ダルニアビーム」を放つ他、敵の武器を消滅させる魔法力も使える。
- アクマ族を裏切ってからは人間らしく優しい心を育むようになるが、それと引き換えにダルニアビームが連射できなくなるなど戦闘力が衰えてしまい、次第に非戦闘要員となっていった。諜報活動などでザビタンに協力する。光彦と仲が良く、遊びに出かけたり、一緒におやつを食べる場面が多い。
- マジョルカという姉がいたが、二人に組み込まれていた「双生児アクマ回路」のために悲しい別れをすることになる(10話)。
- 最終回ではザビタンたちを救うためにゲベルに一騎打ちを挑んだ。
- 有沢 美子(ありさわ よしこ)
- 5話から登場する銀座の科学研究所に務める女科学者。アクマ族の陰謀を知り、以降はザビタンたちを科学面で支えることになるが、12話を最後に登場しなくなる。
- バゴダ
- ダウンワールドの大臣でマジョルカ、ダルニア姉妹の父。病気でダウンワールドから動けず、使者としてカラスに声を写してのみ登場。
- アクマイザー3にゲベル打倒のため「アクマイザーアタック」の使用を要請する(これを使うことは死にも等しいと承知していた)。
- 石森章太郎によるラフデザインが存在したが、着ぐるみは製作されなかった。
平和党四人衆
アクマ族でありながら平和を望む4人。バスカル以外の3人は、一度はアクマイザー3の敵として登場している。彼らの活躍によってダウンワールドは押さえられ、地上侵略の意志を持った残った悪の勢力はゲベルとメザロードの部隊のみとなった。
ノッペラーJr.以外の3人は、ゲベルにアクマイザーアタックを仕掛けるも、魔法陣の組み立て方を間違えたために跳ね返され、爆死してしまったが、アクマイザー3に成功のヒントを与えた。
- バスカル
- 平和党委員長で、キリンダーの息子テンプレート:Sfn。
- 容姿に共通点があるのは、もともとJrキリンダーとしてデザインされたためである(脚本・デザイン画の記載より)。容姿は麒麟というよりは鹿に近い。
- ノッペラー
- 地上を水没させる日本沈没作戦のため、ある村の水脈とダウンワールドの水脈とをつなげたが、善悪の区別がつかない性格のため村の水不足を補うために本気で探した結果、メザロードの叱責を受けた。
- 頭の回転が悪く、混乱すると暴れたくなる性質。度を越した親馬鹿ではあるが、訪れた村人に悪事を働いていないため本質的に悪人ではない。
- また、ノリと勢いで行動する性格で、ザビタンが化けたメザロードの指示を勘違いして自分で水脈を塞いでしまった。ただし、そのためザビタンに礼を言われ、ザビタンに泣かされたJr.に「ザビタンに頭を下げさせた」と見せつける結果となった。
- ダルニアにかつてラブレターを渡したことがあったため彼女に弱い。またメザロードとは同じ小学校出身で、メザロードから「定年までヒラの隊長止まりだ!」と罵られたり出世の差を気にしたりしている。最後には水脈を掘り当てて村の水不足を救い、村人たちの感謝を受けつつ息子と共にダウンワールドへ帰還した。
- 鋭い爪のある人間の手の形をした頭部に一つ目という外見で、Jr.はそれの縮小版である。
- ノッペラーJr.
- ノッペラーの息子。父に溺愛され、父が支配した村でやりたい放題にあった。しかしダウンワールドに帰る際、自分の力で仲間を見つけると言い、終盤、父ノッペラーは「Jr.は強い子(だから自分がいなくなっても大丈夫)だ」と命懸けの戦いに出向いた。
- ノッペラーJr.のみジャンケルを装備していない。
- ナメナメーダ
- 舐めた相手を馬鹿に変える「日本お馬鹿ちゃん作戦」を展開していたが、ダルニアに一目惚れして改心する。嫉妬心からザビタンの命を狙うも、メザロードに処刑されるところを助けてもらい、ダウンワールドに戻ってアクマイザー3の味方を増やすことを誓って帰っていった。
- 気は弱いがザビタンを「悪魔力・舌縛り」で敗北寸前に追い込み、一平にも「あんな顔だが、恐ろしい奴だ」と言わしめた。ほかにも、銃や「悪魔力・二枚舌」を使う。
- 鬼や雷神を彷彿させる一本角であり、胸部にも口があるのが特徴。
その他の人間
- 秋田 源作(あきた げんさく)
- 東都タイムズの編集長。「どうして? 」を連発する光彦には手を焼いている。
- アクマ族も超能力も信じない俗人で、一平やジュンの報告をことごとく無視しているが、よく災難に遭う。部下では唯一、南雲(=ザビタン)だけを頼りにしている。
- 白鷺 千代(しらさぎ ちよ)
- ザビタンの母。メザロードによってザビタンの目の前で殺された。
アクマ族
- メザロード
- アクマ族の警備連隊長[16]。イビルの上官になるはずだった。
- アクマイザー3の仇敵とも言うべき存在にして冷酷かつ残虐の限りを尽くす卑劣漢。ザビタンの両親や親友サイレーンの命を奪った張本人であり、この他にイビルは恋人ダイアナ(ダイアンガー)を殺され、ダルニアは姉マジョルカを死に追いやられた。ザビタンは第37話の決着時にこれらの人々の名を挙げて怒りをぶつけている。
- 専用のジャンケルと、当たった物体を消滅させる光線を放つ指令棒が武器。ザビタンを目の敵にしており、常時「アクマの紋章」を携帯している。
- 自らを「不死身」とうそぶくように、何度倒されても復活して再登場できる無限の再生能力(悪魔力「蘇りの術」)を持ち、事実上彼を倒すのは不可能。また、復活するたびにパワーアップする。
- 第37話においてアクマイザー3は、バスカルたちから伝授された「ニューライトアタック」により、岩に閉じ込めるという形で再生能力を無効化し、ようやく彼を封じることができた。
- ノッペラーとは同じ小学校出身。登場回数も多く隊長怪人の作戦に直接指示を与えることも多い。
- ノッペラー親子(24話)やバスカルの父・キリンダー(32話)、ナメナメーダ(34話)登場の回にも登場していたので「平和党四人衆」とは浅からず因縁がある。
- S.I.C. HERO SAGAにおいては「ザビタンの父・初代ザビタンの幼馴染」という設定が追加されている。
- 隊長怪人
- メザロードの命令の下、兵士アグマーを率いて作戦行動を行なう指揮官たち。
- アクマイザー3の魔法力に対してアクマ力(アクマりき)を使い、大半のメンバーはジャンケルを所持している。隊長の証である角を1つから2つ以上頭部に付けているが、稀に付けていない者もいる(マジョルカなど)。基本的に邪悪な者が大半だが、後述のように平和を望む者や、どこかユーモラスな性格の者も存在する。
- アクマイザー3の友人やかつての恋人が送り込まれることもあり、彼らを精神的に苦しめる。しかし不毛な戦いばかりではなく、後に「平和党四人衆」となったノッペラー・ノッペラーJr.・ナメナメーダもこの戦いで改心した。
- ゲベル
- 第37、38話に登場。アクマ族総師団長で、魔王ガルバーの右腕的存在。
- 大魔王ガルバーから与えられた「不滅の盾」でアクマイザー3に挑み、これを駆使した「地獄パンチ」が得意技。腰にジャンケルも装備しているが本編では未使用。
- アクマイザー3にとっての本来の最終目標である大魔王ガルバーは、本作には登場しないため、彼が本作におけるアクマイザー3の最大最強の敵となっている。
- 大魔王ガルバー
- 第37、38話に登場。アクマ族を陰で操る謎の支配者。姿を見せることなくアクマ族とダウンワールドを統括している。
- 自身の右腕であるゲベルに不滅の盾を与え、その盾に秘められた呪いによってアクマイザー3の魂をカプセルに閉じ込めた。
- その存在は続編となる「超神ビビューン」で明らかになる。
アクマ族の戦力
- 兵士アグマー
- 隊長怪人に率いられるアクマ族の一般兵士。レイピアや二股の槍を武器とする。
- 第18話以降、頭部の形状が異なりマントを着用したメザロード直属の、第37話からはゲベル直属の親衛隊も登場した。
- 戦闘要員以外にも、隊長怪人の強化手術などを行う科学者タイプもいる。
- アクマ族戦車
- アクマ族の怪兵器。劇中では単に戦車と呼ばれている。
- 不滅の盾
- アクマ族に伝わる最強の武器で、大魔王ガルバー曰く「王者の盾」。単に攻撃から身を防ぐだけでなく、様々な悪魔力を発揮する。
- 不滅の盾には大魔王ガルバーの呪いが掛けられており、盾を破った者の魂をカプセルに閉じ込めて永遠に葬ってしまう。
アクマイザー3の関係者及び中立的なアクマ族
- サイレーン
- 音の特性を持つアクマ族で、ダウンワールド時代からのザビタンの親友。
- 専用のジャンケルと角型の専用銃が武器で、銃にはサイレンの音色に聞いた者を消し去る効果を与える装置を起動させるプロペラが仕込まれており、それを使用した「サイレーン作戦」を指揮する。
- ザビタンに地上人(人間)の素晴らしさを説き、アクマ族の地上侵攻を非難していたが、メザロードにより隊長に任命されアクマイザー3と泣く泣く闘うことになる。結局はザビタンに味方したために裏切り行為と見なされメザロードに処刑されてしまった。彼の墓前にザビタンは形見のジャンケルを供えた。
- マジョルカ
- 第9・10話に登場したダルニアの姉。
- 専用のジャンケルと胸部の機関砲が武器で、人間に化けられる。得意技は己自身を爆弾にして相手に突進する「マジョルカスーパーミサイル」。
- バケネーゴンを配下に、赤い雨として特殊な液体・A液を降らせ、その後にダムの水にA液と化合して燃焼するB液を流し込む「大東京焦土計画」を指揮する。ダルニアと同じく双生児アクマ回路が組み込まれており、ダルニアと善悪の思考に相違ができると消滅する仕掛けになっていた。最期はザビタンへの恋心と彼に協力したい気持ちが表に出せないことに苦しむダルニアのため、わざとマジョルカスーパーミサイルを敢行し、ザビタンショックを受ける。その後、ダルニアにアクマイザーたちと共に行くように遺言し、ザビタンには「ダルニアをよろしく」と告げて妹を託す。そして自らは双生児アクマ回路とザビタンショックのダメージが重なったことで自爆して果てた。
- ダイアンガーテンプレート:Refnest
- 本名はダイアナ。ダイヤと昆虫の特性を持つアクマ族。ダウンワールドではイビルとは婚約していた恋人同士でガブラとも面識がある。
- 専用のジャンケルが武器で、得意技は羽根を取り外して爆弾として投げつける「ダイアンガーウイング」。イビルに寄れば元々は美しい自然を愛し争いを好まない性格で(劇中では『天使みたいな人』と称されていた)、イビルとの再会を決意した際にはそのことを恥ずかしげに期待する乙女のような一面を持つが、メザロードの策略で隊長としてアクマイザー3と敵対することになる。必死のザビタンとガブラの説得によりイビルと再会することを決心した。しかし束の間の再会後にメザロードに殺されてしまった。
- ユキオンナ
- ダウンワールドではガブラの幼馴染で愛称は「ユキちゃん」。過去にガブラを騙したり小遣いをせびり取っていた。雪女の特性を持つアクマ族で、体温はマイナス100°c。雪だるまに変化して頭部と胴体を分離し、転がって移動したり、敵に体当たりする。腰に付いた銃で相手を凍らせ、雪だるまに閉じ込める。氷工場を乗っ取り、東京中のガス管に冷気を送り込んで東京を凍てつかせる「東京冷凍作戦」を指揮する。旧友たちの中で彼女だけは最後まで隊長としての任務を貫き、ガブラの説得に応じることはなかった。彼女の死後にガブラは嗚咽しながら号泣した。
- オオカミーダ
- 狼男と月の特性を持つアクマ族で、顔は三日月型。
- イビルの師匠で隊長としてアクマイザー3と対峙する立場となってイビルと再会した。イビルの性格を熟知しているためにそこを突いて罠にかけ、魔法力を封じ込めるアクマ像でザビタンを窮地に追い込んだ。卑劣な罠を仕組んだ師に失望し、最終的にはイビルは師弟関係よりザビタンたちの友情をとり、泣く泣く打倒した。
- キリンダー
- 麒麟の特性を持つアクマ族。元々は「幻の大剣士」の異名を取る腕利きのアクマ族であったが、争いを嫌い地上で屋台のタコ焼き屋を営み孫娘のキリ子とひっそりと暮らしていた。人間に化けることも可能で普段は「阿久リン平(あく リンぺい)」という老人の姿をしている。
- 飄々とメザロードからの要請も受け流していたが、孫の命を盾に取られアクマイザー3と対峙させられることになる。戦闘能力は非常に高く人間態のままでもアグマーの群れを圧倒したほか、アクマイザー3との対戦ではジャンケル二刀流で3人と互角以上に戦っただけでなく、魔法陣アタックの直撃にも耐えるほどの防御力も見せた。最終的にはキリ子をアクマイザー3に救出され和解し、4人でメザロードたちを撃退。孫とともに平穏な暮らしに戻っていった。
アクマイザー3の技・戦力
ザビタンの武器・技
- ザラード
- ザビタン専用のジャンケル。
- ザビタンショック
- ザラードを敵に投げ付けてぶつける必殺技。
- ザビタンノヴァテンプレート:Refnest
- 両肩に装着する小型ミサイル砲。普段はベルト脇に装着されている。
- ザビタンの持つ最大の武器で、アクマ族のアジトや戦車を破壊するほどの威力を誇る。
- 変わるんだら〜[17]テンプレート:Refnest
- 自身の姿を変える魔法力。元の姿に戻る際には戻るんだら〜を使用する[18]。
- 人間に変身する際、当初は一平の姿を借りていたが、17話から南雲健二(なぐも けんじ)というオリジナルの姿となる。それ以外にも他のアクマ族・人間の女性や子供に化けることも可能だが、南雲以外の人間の姿では耳にピアスが付く。
- 南雲がザビタンだと知っている味方は当人以外ではイビル・ガブラ・ダルニアのみで、敵の前で正体を現すことがあったにもかかわらず一平ら人間の仲間には秘密のままだった。
- 作るんだら〜
- ある物質を材料にして、別の物質を生成する魔法力。食物や生物を生成することもできる。
- 消えるんだら〜
- 自身の体を透明化させる魔法力。
- まねるんだら〜
- 人や物を自分に化けさせたり、相手に催眠術を掛ける魔法力。催眠術は主に一平がかけられる。
- 動くんだら〜
- 指を向けた物体を自在に動かす、念力のような魔法力。
イビルの武器・技
- イラード
- イビル専用のジャンケル。
- ジョーガン
- 二連装の中型銃で、弾丸を高速で連射する。イビル自身の射撃能力と相まって命中率も高い。
- フライヤー
- 蝙蝠のような形をした小型飛行偵察メカ。普段はベルトのバックルになっている。
- イビルフィニッシュ
- 空中で体にひねりを加え、着地と同時に敵をイラードで突き刺す必殺技。
- 変わるんだら〜イビルッチョ
- 無生物(主に道具)に変身する魔法力。変身した物には、彼の目と側頭部の蝙蝠の翼状の飾りが付く。
- 劇中ではコップ・バケツ・提灯(照明が欲しかったが、古風な性格からライトになれなかった)・巨大扇風機・シーソー・杖・消火器に変身した。
ガブラの武器・技
- ガラード
- ガブラ専用のジャンケル。
- デンブル
- 鎖鉄球としても使用できる、ガブラ愛用の棍棒(モーニングスター)。
- ガブラアトミック・デンブルアトミック
- 鎖鉄球のデンブルを振り回し、敵をなぎ倒す必殺技。
- アグマーの「かまいたち戦法」を破るために編み出した、かまいたち戦法破りという変則技もある(17話)。
- 変わるんだら〜ガブラッチョ
- ガブラッチョに変身する魔法力。
- ガブラッチョの周りで踊るんだら〜・ダチョウの湖まねるんだら〜
- ガブラッチョの姿で使用する魔法力。音楽に合わせて敵を踊らせる。
- ダチョウの湖攻め
- ガブラッチョの姿で使用する魔法力。音楽に合わせて踊るように敵を高速で攻撃する。
合体技
- ジャンケルクロス
- ザラード、イラード、ガラードの三本のジャンケルをクロスさせ、「唸れジャンケル! 我らアクマイザー3!! 」と名乗りを上げる。これを行うことで、各々の力を3倍に上げることができる。
- 魔法陣アタック
- 最も多用されたメインの必殺技。「アームクロス!」の掛け声でイビルとガブラが腕を組んで足場を形成し、それを利用してザビタンが「ホップ!ステップ!ジャンプ!」を掛け声に三段跳びで敵に飛び込みザラードで攻撃する。当初は敵に突き刺していたが、後に柄(護拳)で殴り付けるようになった。
- 変則技も多くあり、第10話ではザラードを使わず敵の首を股の間に挟み、回転して投げ飛ばした。
- 魔法陣ドリルアタック
- 魔法陣アタックの変則技の1つで、ザビタンがドリルのように回転しながら攻撃する。ゴルゴン戦で使用し、弱点である右手の蛇を攻撃して倒した。
- 魔法陣アタックドリルミサイル
- 魔法陣アタックの変則技の1つ。アクマ族実力ナンバー1と言われるキリンダーにダメージを与えた。
- 魔法陣アタックドリームアタック
- 魔法陣アタックの変則技の1つ。ガマーダを倒した。
- スリーキック
- 単一目標に向かって、3人のキックを叩き込む必殺技。一旦はメザロードを倒したが、彼の持つ再生能力によって復活されてしまった。
- ニューライトアタック
- メザロードを倒すために、平和党四人衆から伝授された魔法陣アタックの強化版。使用すると極限まで体力を消耗させる。
- 跳び上がったイビルとガブラが横並びになって腕を組んで足場を形成し、それを利用してザビタンが敵に飛び込みザラードで敵を殴り付ける。メザロードを岩に封じ込めて封印したが、不滅の盾を持つゲベルには弾かれてしまった。
- アクマイザーアタック
- 最終話で特訓の末に身につけた、捨て身の最終必殺技。フォーメーションを組んで六芒星を描き、3人揃って特攻をかける。使用すれば、その成就に関係なく自らを死に至らしめる。
- 不滅の楯を破りゲベルを倒したが、代償として彼らも爆死した。
メカニック
- ザイダベック号
- 元々はアクマ族が所持していた地上進出のための空飛ぶ幽霊船で、メザロードが地上侵略第1号作戦で人間をさらうのに使用していた。第1話で裏切ったガブラが奪取しアクマイザー3の主力移動メカとなる。
- 「幽霊船から、ザイダベック号にチェンジ!」の合図でずんぐりした怪魚のような形態に変わる。東京・南極間を数分で往復可能。タキオンエンジンが動力で内部に巨大工場があり、一平宅以外でアクマイザー3の住居となっている。何でも知っているコンピュータが設置されている。煙幕装置、ゴールデンアームなどを装備。基本的にザビタンが操縦するがイビル、ダルニアも操縦可。
- 第37話でゲベルにより奪還されたが、直後に登場した「平和党四人衆」によって再びアクマイザー3の手に戻る。
- テール部分が赤と白の縞模様、それ以外の部分は青地に白の星(星条旗と同じ)。
- ギャリバー
- ザイダベック号に格納された、アクマイザー3専用の3台のオートバイ。
- 主に偵察用に使用され、それぞれザビタンがギャリバーA、イビルがギャリバーB、ガブラがギャリバーCに乗車する。?
- ギャリバード
- 最高速度:330km/h
- 「トライキャッチ!」の掛け声によって、3台のギャリバーが合体した両サイドカー。中央をギャリバーA、左サイドをギャリバーB、右サイドをギャリバーCが構成する。
- 走行速度が強化された他、武装「ギャリバーキャノン」による砲撃が可能となる。サイドに乗り込むイビルとガブラはうつぶせになって乗車する。
- ギャリバード
用語
- アクマ族
- およそ2万年前、一部の人類は悪化していた地球環境から身を守るために地球内部の空洞の地底に移住して生活するようになった。これらの人々は地底下の異質な環境に順応するために自らの体を改造してサイボーグとなり、数々の特殊能力を身につけた。地底生活に順応するための度重なる改造で人間とは似ても似つかない容姿に変貌した彼らは、その姿を見た地上の人からは悪魔と恐れられ、自らも「アクマ族」と名乗るようになる。
- 「強き者が生き、弱い者は死ぬ」という弱肉強食の考えのもと、古来より地上の人間をさらっては、強い者は奴隷に、弱い者は赤い血のワインの材料としてきた。やがて、ダウンワールドが住み難くなったため、地上への侵略を開始する。
- 機械的サイボーグが薬草を塗りつけることで傷が治ったり、人力で動かすコンピューターが登場するなど、科学と魔法が混合したような文化を持つ。
- ダウンワールド
- アクマ族が暮らす地底の国。地上と繋がる穴が北極に存在する。
- ジャンケル
- アクマイザー3を含むアクマ族の戦士が所有する細身のサーベル。アクマイザー3所有の物にはそれぞれに名前があり、デザインも異なる。
- 双生児(ふたご)アクマ回路
- メザロードが発明した、ダルニアとマジョルカの頭脳に組み込まれたアクマ回路。どちらかがアクマ族を裏切ると、もう一方の体が爆発する仕掛けになっている。
スタッフ
- 原作 - 石森章太郎
- プロデューサー - 宮崎慎一、後藤武彦(NET)、平山亨、鈴木武幸
- 脚本 - 長坂秀佳、伊上勝、久保田圭司、赤石冬彦、田口成光
- 監督 - 奥中惇夫、加島昭、佐伯孚治、折田至、田口勝彦、内田一作
- 音楽 - 渡辺宙明
- 音楽制作 - あんだんて
- 仕上制作 - 映広音響
- 技斗 - 金田治
- 撮影 - 古市勝嗣、山沢義一、高梨昇
- 照明 - 吉野典明、安藤真之助、銀屋謙蔵、上田真示
- 美術 - 前沢範、阿部三郎、島田定信
- 録音 - 太田克己
- 編集 - 菅野順吉
- 効果 - 平田靖
- 選曲 - 村田好次
- 助監督 - 福島孔道、真川敏夫、松本喜隆、小林俊夫
- 記録 - 山田光枝、久保田民子、徳永絵里子、広川貴美子、堀よし子
- 装置 - 阿部幸夫
- 進行主任 - 伊藤隆造、小迫進、莟宣次、工藤孝行
- 制作担当 - 佐久間正光、平山公夫
- トランポリン - ジャパンアクションクラブ
- 衣裳 - 東京衣裳
- 現像 - 東映化学
- 特撮 - 特撮研究所、大澤哲三、日出明義
- オートバイ協力 - スズキ自動車
- オートバイアクション - 室町健三、熊沢敏明
- キャラクター制作 - エキス・プロダクション
- 制作協力 - 東映エージエンシー
- 制作 - NET、東映
音楽
渡辺宙明がBGMおよび主題歌・挿入歌を作・編曲した。エンディングテーマは渡辺による『秘密戦隊ゴレンジャー』と同様、こおろぎ'73[19]の擬音語コーラスで始まる。
挿入歌の初出は「最新テレビまんが人気者(アイドル)デラックス」というLPレコード(CW-7051、日本コロムビアより1976年3月発売)である。同LPには本作と『UFOロボ グレンダイザー』から各7曲(OP+ED+新録音の挿入歌5曲)、合計14曲が収録された。その後、「アイドルデラックス」は2 - 4作品の主題歌・挿入歌集(14 - 16曲収録)としてシリーズ化された。
主題歌
- オープニングテーマ「勝利だ!アクマイザー3」
- 作詞 - 石森章太郎 / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 水木一郎、こおろぎ'73
- エンディングテーマ「すすめザイダベック」
- 作詞 - 八手三郎 / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 水木一郎、こおろぎ'73
挿入歌・イメージソング
- 「無敵のジャンケル」
- 作詞 - 八手三郎 / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 水木一郎、こおろぎ'73
- 「進めギャリバード」
- 作詞 - 石森章太郎 / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 水木一郎、コロムビアゆりかご会
- 「ぼくらのザビタン」
- 作詞 - 赤井圭 / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 水木一郎、コロムビアゆりかご会
- 「せっしゃとワイの技くらべ」
- 作詞 - 八手三郎 / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 水木一郎、こおろぎ'73
- 「五つの謎のアクマイザー」
- 作詞 - 八手三郎 / 作曲・編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - コロムビアゆりかご会
キャスト
声の出演
- ザビタン - 井上真樹夫
- イビル - 矢田耕司
- ガブラ - 八奈見乗児
- ダルニア - 吉田理保子
- メザロード - 辻村真人
- 師団長ゲベル - 増岡弘
- バスカル - 神谷明
- 大魔王ガルバー - 飯塚昭三
- バゴダ - 大平透
- ナレーター - 田中信夫
スーツアクター
放送リスト
放映日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1975年 10月7日 |
1 | なぜだ?! ザビタンの反逆! |
|
長坂秀佳 | 奥中惇夫 |
10月14日 | 2 | なぜ死んだ?! ザビタンの母 |
| ||
10月21日 | 3 | なぜだ?! ガブラが消えた | 田口勝彦 | ||
10月28日 | 4 | なぜだ?! イビルの裏切り | |||
11月4日 | 5 | なぜだ?! 闘わぬザビタン |
| ||
11月11日 | 6 | なぜだ?! ガブラの大逆転 |
| ||
11月18日 | 7 | なぜだ?! 逆襲の零下百度 |
|
久保田圭司 | 加島昭 |
11月25日 | 8 | なぜだ?! 子供につかまったザビタン |
| ||
12月2日 | 9 | なぜだ?! ガブラが敵に |
|
長坂秀佳 | 折田至 |
12月9日 | 10 | なぜだ?! ダルニアの危機 |
| ||
12月16日 | 11 | なぜだ?! 子連れイビル |
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奥中惇夫 | |
12月23日 | 12 | なぜだ?! ザビタン失明 |
| ||
12月30日 | 13 | なぜだ?! ザビタンが化けた? |
|
内田一作 | |
1976年 1月6日 |
14 | なぜだ?! 一平がふたり? |
| ||
1月13日 | 15 | なぜだ?! 一平がテングになった |
|
赤石冬彦 | 奥中惇夫 |
1月20日 | 16 | なぜだ?! 赤い傘の秘密 |
| ||
1月27日 | 17 | なぜだ?! もう一人のザビタン |
|
長坂秀佳 | 加島昭 |
2月3日 | 18 | なぜだ?! 狙われたイビル |
| ||
2月10日 | 19 | なぜだ?! ザビタン五つの謎 |
|
奥中惇夫 | |
2月17日 | 20 | なぜだ?! ザビタンの秘密能力 |
| ||
2月24日 | 21 | なぜだ!? 東京がカチンカチン |
|
赤石冬彦 | |
3月2日 | 22 | なぜだ?! インチキ天才計画 |
|
久保田圭司 | 内田一作 |
3月9日 | 23 | なぜだ?! 魔法力がきかない |
|
伊上勝 | |
3月16日 | 24 | なぜだ?! 親馬鹿ノッペラー |
|
長坂秀佳 | |
3月23日 | 25 | なぜだ?! ガブラが鳥になった |
|
奥中惇夫 | |
3月30日 | 26 | なぜだ?! 踊るガブラッチョ |
| ||
4月6日 | 27 | なぜだ?! ザビタンが吹っ飛んだ |
|
伊上勝 | |
4月13日 | 28 | なぜだ?! 恐怖のテングあやつり |
|
長坂秀佳 | 内田一作 |
4月20日 | 29 | なぜだ?! 裁かれるザビタン |
| ||
4月27日 | 30 | なぜだ?! 眠る少女の謎 |
|
伊上勝 | |
5月4日 | 31 | なぜだ?! 地獄からの挑戦状 |
|
田口成光 | 佐伯孚治 |
5月11日 | 32 | なぜだ?! アクマの逃亡者 |
|
伊上勝 | |
5月25日 | 33 | なぜだ?! ザビタン釜ゆで |
|
長坂秀佳 | 内田一作 |
6月1日 | 34 | なぜだ?! 2+3はへのへのもへじ |
| ||
6月8日 | 35 | なぜだ?! 人間がロボットに |
|
伊上勝 | 佐伯孚治 |
6月15日 | 36 | なぜだ?! のみこまれたガブラッチョ |
|
長坂秀佳 | |
6月22日 | 37 | なぜだ?! アクマ族総攻撃! |
|
内田一作 | |
6月29日 | 38 | なぜだ?! 明日へのカプセル |
|
ネット局
劇場版
- アクマイザー3(1975年12月20日公開)
- 第1話のブローアップ版。東映まんがまつりの一編として上映。DVD「アクマイザー3 Vol.4」の映像特典や、2007年12月7日に発売された「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」に収録されている。
映像ソフト化
すべて東映ビデオより発売
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は傑作選の1巻がリリースされている。
- 1997年4月21日 - 12月12日にかけてLDが発売された[23]。全5巻の各2枚組で各巻8話(Vol.5のみ6話)収録。
- 2005年10月21日 - 2006年1月21日にかけてDVDが発売された。全4巻の各2枚組で各巻10話(Vol.4のみ8話)収録。
- 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に第1話が収録されている。
漫画版
- 月刊少年マガジン(作画:やまと虹一)1975年10・11月号
- テレビマガジン(作画:土山よしき)1975年10月号 - 1976年6月号
- 1976年1月号増刊 人気ヒーロージャンボ号(作画:やまと虹一)
- 1976年4月号増刊 8大ヒーロージャンボ号(作画:成井紀郎)
- たのしい幼稚園(作画:やまと虹一)1975年10月号 - 1976年7月号
- おともだち (作画:細井雄二)1975年11月号 - 1976年7月号
- ディズニーランド(作画:やまと虹一)1975年11月号 - 1976年8月号
- テレビランド(作画:細井雄二)1975年10月号 - 1976年7月号
- 冒険王(作画:山田ゴロ)1975年11月号 - 1976年7月号
脚注
参考文献
- テンプレート:Cite book
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- 『アクマイザー3 超神ビビューン大全』(双葉社・2003年)
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関連項目
- 超神ビビューン
- HERO SAGA - ザビタンの父親の戦いを描いた作品を掲載。
- 石ノ森章太郎 生誕70周年記念 アクマイザー3 超神ビビューン MUSIC COLLECTION
- 戦え!ぼくらのヒーロー大集合 - 継続中の1976年5月15日に放送、後半アクマイザーが『秘密戦隊ゴレンジャー』『ザ・カゲスター』と共に登場。
- 仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム - 本作のヒーローをモチーフにした3人の悪魔「ザタン」「イール」「ガーラ」が登場する。
- ↑ テンプレート:Cite book
- ↑ 2.0 2.1 テンプレート:Cite book
- ↑ 3.0 3.1 3.2 テンプレート:Harvnb
- ↑ 読売新聞1993年3月15日夕刊
- ↑ テンプレート:Harvnb
- ↑ 6.0 6.1 6.2 テンプレート:Cite journal
- ↑ 『東映スーパー戦隊大全』(双葉社・2003年)
- ↑ 8.0 8.1 8.2 8.3 8.4 テンプレート:Cite journal
- ↑ 『アクマイザー3・超神ビビューン大全』 p.84 - 85
- ↑ 『アクマイザー3 超神ビビューン大全』 p.12
- ↑ 37話では「私」とも称している。
- ↑ アクマ族ではエリートであり、ザビタンを倒して戻れば警備大隊長の地位が待っていた。
- ↑ DVDのブックレットではコンプレックスを抱いているとある。
- ↑ 14.0 14.1 『テレビマガジンヒーロー大全集』(講談社・1987年) p.196
- ↑ アクマイザー3は全員、足裏にジェット噴射が付いておりガブラ時でも飛べるはずなのだが、第28話では飛行能力を失っていた。
- ↑ S.I.C. HERO SAGAにおいては「地球討伐隊アクマ族連隊長」
- ↑ 第13、14話では「ザビタンチェンジ」「チェンジザビタン」という魔法名だった。
- ↑ イビルとガブラも共通の魔法力を使用するが、それぞれ語尾に「イビルッチョ」「ガブラッチョ」と付く。
- ↑ エンディングのテロップでは「こうろぎ'73」と表記。
- ↑ 20.0 20.1 20.2 20.3 テンプレート:Harvnb
- ↑ キー局本放送終了の1976年7月から放送。
- ↑ 15日遅れの水曜日 17:30 - 18:00枠
- ↑ テンプレート:Cite book