予讃線
予讃線(よさんせん)は、瀬戸内海と宇和海に沿って香川県高松市の高松駅から愛媛県松山市の松山駅を経て、愛媛県宇和島市の宇和島駅に至る四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線(幹線)である。このほか愛媛県内の向井原駅から内子駅までと、新谷駅から伊予大洲駅までの支線を持つ。この2つの支線は、内子駅から新谷駅までの内子線を経由してつながっており、向井原駅 - 伊予大洲駅間を結ぶ短絡ルートを形成している。
日本国有鉄道(国鉄)時代は予讃本線と呼ばれていたが、民営化後の1988年にJR四国は線路名称を改正し予讃線に改称した。瀬戸大橋の開通後、本州・四国間連絡を担う区間の一部である高松駅 - 坂出駅 - 宇多津駅間には本四備讃線・宇野線とともに「瀬戸大橋線」という愛称が付けられている。また、2014年3月15日から伊予市駅 - 伊予大洲駅間の海回り区間に、「愛ある伊予灘線」の愛称が付されている。
なお、旅客向けの時刻表や『鉄道要覧』では内子経由の短絡ルートの分岐点を伊予大洲駅としているが、実際の分岐点は五郎駅 - 伊予大洲駅間にある伊予若宮信号場である。ここでは便宜上、時刻表や『鉄道要覧』に倣い伊予大洲駅を分岐点として記述する。
目次
概要
四国の瀬戸内海沿いを走り、香川県の西部と愛媛県を縦貫する路線である。JR四国の路線では最長の距離を持つ。
高松駅 - 松山駅間はJRの前身である国鉄の時代から四国の重要幹線として位置づけられ、早くから一線スルー化やRC(遠隔操作)化でスピードアップに取り組んでいた。さらに1986年、向井原駅 - 伊予大洲駅間について内子経由の新線が完成し、これまで伊予灘に面した伊予長浜経由の従来線で運転されていた特急・急行列車は、内子線を含めた内子駅経由の短絡ルートに変更され所要時間が短縮された。民営化後も高松駅から伊予市駅までの電化による電車の投入や重軌条化、未改良だった駅構内の一線スルー化、弾性分岐器化により高速化が図られ、単線区間を運転する列車の表定速度は日本でもトップレベルである。
内子駅経由の新線の開通は、従来線でしばしば起こった台風上陸などによる運転見合わせから解放されたという点でも重要である。2005年夏に、相当な豪雨のため、並行する松山自動車道や国道56号、長浜経由の旧線と並行する国道378号がすべて不通になったときもこの路線だけ不通とならなかった。しかし依然として八幡浜駅 - 宇和島駅間は、総じて旧線と同じくらいかそれ以上に険しい道のりであり、2006年夏に八幡浜駅 - 双岩駅間で倒木に上り特急列車の先頭車が接触し損傷してからは、旧線が運転見合わせになった場合、ほぼそれに合わせて徐行または運転見合わせをするようになった。
近代的な線路と裏腹に、通票閉塞時代の面影を残す駅が多い。
JR四国は2006年に国土交通省交通政策審議会・交通体系分科会の地域公共交通部会に提出した資料で、長期的に望まれる投資として伊予市駅 - 内子駅 - 宇和島駅間の電化と高縄半島の付け根を結ぶ伊予西条駅 - 松山駅間の短絡線建設を挙げている[1]。
路線データ
- 管轄・路線距離(営業キロ):
- 軌間:1067mm
- 駅数:95
- 旅客駅:94(起終点駅・臨時駅含む)
- 予讃線所属の旅客駅に限定した場合、内子駅と新谷駅(どちらも内子線所属[2])が除外され、92駅となる。
- 貨物駅:1(高松貨物ターミナル駅)
- 旅客駅:94(起終点駅・臨時駅含む)
- 複線区間:高松駅 - 多度津駅間
- 電化区間:高松駅 - 伊予市駅間(直流1500V)
- 閉塞方式:全線CTC化
- 複線自動閉塞式(高松駅 - 多度津駅間)
- 単線自動閉塞式(多度津駅 - 向井原駅 - 内子駅間、向井原駅 - 伊予上灘駅、伊予白滝駅 - 伊予若宮信号場、新谷駅 - 宇和島駅間)
- 特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)(伊予上灘駅 - 伊予白滝駅間)
- 自動閉塞式(特殊)(上記以外の区間)
- 最高速度:
- 130km/h(高松駅 - 松山駅間)
- 120km/h(松山駅 - 内子駅間、伊予石城 - 卯之町駅間)
- 110km/h(新谷駅 - 伊予石城駅間、卯之町駅 - 宇和島駅間)
- 85km/h(向井原駅 - 伊予長浜駅 - 伊予若宮信号場間)
- 最急勾配:33‰(八幡浜駅 - 伊予石城駅間、下宇和駅 - 立間駅間、伊予吉田駅 -高光駅間)
- 最小曲線半径:200m
沿線概況
|} 予讃線の沿線には日本100名城にも選定されている城が多く、うち丸亀・松山・宇和島の3城には現存天守がある。予讃線始発駅は高松駅。本州四国連絡橋ができるまでは、宇高連絡船が高松城(別名玉藻城)の月見櫓を横に見て入港した。丸亀城天守は丸亀駅南側の石垣で覆われた亀山山頂(標高66m)にあり、車窓からも見える。
高松からしばらく住宅地と田園風景の入り混じる中を走り、坂出駅 - 宇多津駅間では瀬戸大橋を見ることができる。特に宇多津駅に瀬戸大橋線開業後は四国最大の鉄道における交通の要衝にまで発展している。多度津駅で土讃線と分岐し、海岸寺から詫間にかけては海沿いを走る。この両駅の間には、毎年8月4・5日の津嶋神社大祭期間中しか営業しない臨時駅の津島ノ宮がある。詫間から観音寺までは内陸部を進み、香川・愛媛県境付近で再び海沿いに出る。愛媛県に入ると川之江や伊予三島の製紙・化学工場が海側に広がる。新居浜・伊予西条付近では、四国最大の工業地帯を北側に、西日本最高峰の石鎚山から続く山並みを南側に望むことができる。なお、伊予西条駅の2・3番ホーム上には石鎚山系の伏流水を引き入れた「うちぬき」のモニュメントがある。
伊予小松からは西進するほうが松山市に近いが、予讃線は四国第5(県都以外では四国最大)の都市・今治(ちなみに今治駅の利用者数は愛媛県内で第2位である)を無視できず、海岸線と並行するように北へと回り込む。その今治には、しまなみ海道の来島海峡大橋や今治城の模擬天守があるが、市街地の向こうにあり良く見えない。大西から大浦付近にかけては予讃線電化区間で最も長く瀬戸内海に沿い、視界が良好な日には広島県の島々まで見渡せる絶景区間が広がる。日本最古の道後温泉を擁する四国最大の都市松山は、明治の俳人正岡子規に「春や昔十五万石の城下かな」と詠われた城下町で、駅の東側に松山城天守が標高132mの勝山山頂にそびえ、西側に西欧の古城の形をした松山総合公園展望台(標高131m)が見える。
伊予市で電化区間が終わりを告げ、その次の向井原では旧線と新線が別れる。旧線には下灘や串など海に近い駅として知られる駅があり海岸路線のイメージが強いが、伊予長浜で進路を南東に変えると伊予大洲まで肱川をさかのぼる。一方、内子を経由する新線には四国最長の犬寄トンネル(長さ6,012m)を始め多くのトンネルが介在し、山峡の風景はあまり広がらない。新旧両線が合流する伊予大洲から宇和島寄りに少し進み肱川橋梁(長さ269m)上に出ると、車窓には2004年に再建された大洲城の木造復元天守が現れる。
夜昼トンネル(長さ2,870m)を抜けると港町八幡浜へ向かう下り坂の行路となるが、八幡浜駅を過ぎても海岸には沿わず、最大33‰の急勾配で再び山中に分け入り、やがて穀倉地帯の宇和盆地へと達する。内子以西では、この宇和盆地内の平坦で直線区間が多い伊予石城 - 卯之町間だけ120km/h走行が可能である。下宇和から終点宇和島駅まで一気に下る途中ではリアス式海岸の風景が顔を出し、予讃線のハイライトとなっている。宇和島城天守は宇和島駅から徒歩15分ほどの標高80mの山頂にそびえている。
運行形態
多度津駅以西は単線であることと、各駅の有効長が特急停車駅でも大半が8両であるため、予讃線の輸送力は限界に来ている(ダイヤを見れば分かる通り、交換駅ではほとんど待避列車がある)。特急停車駅以外では有効長の短い駅が多いことと運転停車を減らす目的のため、ダイヤ面で特急列車の交換は極力特急停車駅で行うように苦心している。特に松山駅以西では多客期に特急列車を増結し、通常は3 - 4両[3]で運転されている列車を最大8両編成で運転するために、交換駅の変更や普通列車の運転時刻変更を余儀なくされている。なお、かつて特例として、団体輸送のためにキハ185系「しおかぜ」の5両編成を2組併結した10両編成や1990年11月ダイヤ改正前に2000系の松山運転所への車両の送り込みで6両(営業)+4両(回送)の10両編成で高松 - 松山間を運転したことがある。
優等列車
以下の区間に特急列車が通る。松山 - 宇和島間を通る列車はすべて内子経由で運転される。
- 高松 - 松山・内子間、新谷 - 宇和島間
- 特急「いしづち」:高松 - 松山・宇和島間
- 高松 - 伊予西条間
- 特急「モーニングEXP高松」:伊予西条→高松間
- 特急「ミッドナイトEXP高松」:高松→伊予西条間
- 宇多津 - 今治・松山・内子間、新谷 - 宇和島間
- 特急「しおかぜ」:岡山 - 今治・松山・宇和島間
- 松山 - 内子間、新谷 - 宇和島間
- 特急「宇和海」:松山 - 宇和島間
- 高松 - 多度津間
- 特急「しまんと」:高松 - 高知間
- 宇多津 - 多度津間
- 特急「南風」:岡山 - 高知・中村・宿毛間
- 高松 - 宇多津間
- 特急「うずしお」:徳島 - 岡山間
- 高松 - 坂出 - 宇多津(通過線)間
- 寝台特急「サンライズ瀬戸」:高松 - 東京間。なお、夏期・冬季の多客時には高松 - 松山間を延長運行されることがある。
- 新居浜 - 松山間
- 特急「モーニングEXP松山」:新居浜→松山間
- 特急「ミッドナイトEXP松山」:松山→新居浜間
地域輸送
普通列車はおおむね観音寺駅・伊予西条駅・松山駅で運転系統が分かれており、各区間を跨って運転される列車もあるが、高松 - 宇和島の全線を通して運転される列車はない。ここ数年、長距離を運行する普通列車が増えてきており、伊予西条 - 高松間直通の快速「サンポート」や、高松 - 松山間194kmを5時間近くかけて走る列車も高松4時53分発の下り1本、同区間のうち高松 - 観音寺間を「サンポート南風リレー」として運行する高松12時13分発と13時13分発の下り2本と松山発10時32分発の上り1本が設定されている。
本四連絡列車として高松 - 坂出間に快速「マリンライナー」、宇多津 - 観音寺・琴平間には岡山との直通列車が、また、高松 - 多度津間には土讃線の琴平との直通列車もあり、高松 - 琴平・観音寺(一部は伊予西条・松山)間には快速「サンポート」が運転されている。「マリンライナー」と「サンポート」は同じ快速という種別でありながら停車駅が異なり、前者は高松 - 坂出間は早朝・深夜をのぞき途中の駅には止まらない。このような運行形態のため、高松 - 坂出間には、日中時間帯1時間に4本の快速列車が運転されている。さらに、2本の普通列車、特急「いしづち」1本(特急「しまんと」運転時間帯は2本)が走るため、通過列車が多い。
愛媛県内の電化区間は日中で毎時1 - 2本、松山以南伊予大洲までにおいては、伊予長浜経由・内子経由の気動車列車がほぼ交互に運転されており、1 - 2時間に1本の運転(2時間半ほど開く時間帯あり)になっている。これらの多くは松山から八幡浜や宇和島までの運転である。松山 - 伊予市間は、1990年の電化後数年は昼間は大半が電車での運転だったが、伊予市での乗り換えが嫌われたことと7000系電車は松山 - 多度津間で重点的に運用する都合から、近年は電車は気動車列車のすき間を埋める形での運転体系になり、伊予市駅を始発及び終着とする気動車列車は4往復のみとなっている。かつては松山以東の電化区間においても土讃線(阿波池田駅発着)の直通や出入庫の関係上、気動車列車の運用も存在していた。
八幡浜 - 宇和島では、33‰勾配の登坂でスリップしてしまうキハ32形は、某日の1往復をのぞいて異車種を増結して走行している。
貨物列車
貨物列車は高松貨物ターミナル駅 - 松山駅間で運行されている。コンテナ車のみで編成された高速貨物列車が、高松貨物ターミナル駅 - 伊予三島駅間に1日2往復、高松貨物ターミナル駅 - 新居浜駅間に1日2往復、高松貨物ターミナル駅 - 松山駅間に1日1往復、高松貨物ターミナル駅 - 坂出駅 - 岡山駅間に1日4往復設定されている。EF65形電気機関車が全区間で牽引するほか、EF210形電気機関車が岡山駅 - 高松貨物ターミナル駅 - 新居浜駅間で運用されている。
予讃線の貨物列車の発着がある駅は高松貨物ターミナル駅、伊予三島駅、新居浜駅、松山駅。このほか、高松駅・多度津駅が新車の引渡しのため貨物駅(臨時車扱)に設定されている。
使用車両
トンネル断面(建築限界)が小さいまま電化したため(身延線よりも小さい)、パンタグラフ折りたたみ高さが3900mm以上の電車は予讃線高松側から最初のトンネルである箕浦駅西側の鳥越トンネルを越えて愛媛県に入ることができない。JR四国所有のほとんどの電車、および貨物列車牽引のEF65形・EF210形電気機関車、寝台特急「サンライズ瀬戸」に使われる285系電車は鳥越トンネル通過対策がなされているが、「マリンライナー」専用車の5000系は、223系がベースでパンタグラフ折りたたみ高さが3900mmを超えるため鳥越トンネルを越えられない。
特急列車用
特記ないものはJR四国所有車。
- 現在の使用車両
- 過去の使用車両
普通列車用
特記ないものはJR四国所有車。
- 現在の使用車両
- 113系電車(高松 - 伊予西条) - 観音寺以西は1日1往復のみ JR西日本所有の車両が115系電車の替わりに岡山 - 琴平間の運用で使用された時期がある。
- 115系電車(宇多津 - 多度津) - 瀬戸大橋の開業間もない頃、「臨時マリンライナー」・臨時快速でも使用された。JR西日本所有
- 121系電車(高松 - 伊予西条)
- 5000系電車(高松 - 坂出) - 快速「マリンライナー」で運用
- 223系5000番台電車(高松 - 坂出) - 快速「マリンライナー」で運用。2007年6月下旬から2010年1月23日までは、網干総合車両所から貸し出されたサハ223形2000番台も組み込まれていた。JR西日本所有
- 6000系電車(高松 - 観音寺)
- 7000系電車(高松 - 伊予市) - 四国島内の電化区間のすべて(宇多津 - 児島をのぞく)で見られる
- キハ185系3100番台気動車(松山 - 宇和島) - 2000年から2006年までは、トイレ付きの3000番台も使用していた。
- キハ47形気動車(松山 - 八幡浜)
- キハ32形気動車(松山 - 宇和島)
- キハ54形気動車(松山 - 宇和島)
121系・7000系・キハ185系3100番台、キハ32・54形にはトイレが設置されていない。これらのみで運用される伊予西条 - 松山間・八幡浜 - 宇和島間の普通列車はトイレなしとなる。また、JR四国は会社の方針で2両ワンマン運転を行わないため、2両編成でも後寄りの車両は回送車両として閉鎖される(扉に「この車両は回送車両です ご乗車できません JR四国」と書かれた札が付けられる)。予讃線では途中からワンマン運転になるケースもあり、その場合はどんなに混んでいようと回送車両となる後部車両から先頭車両へ移動させられる。
- 過去の使用車両
- 111系電車(高松 - 観音寺) - 2001年3月で運行終了。日本で最後に残った111系であった[4]
- 211系電車スーパーサルーン「ゆめじ」(高松 - 坂出、宇多津 - 多度津) - 1988年から2003年まで快速「マリンライナー」増結車で運用。また2009年までの元日には、岡山駅 - 琴平駅間で「こんぴら初日の出号」、「こんぴら初詣号」として運転された[5][6]。JR西日本所有
- 213系電車(高松 - 坂出) - 1988年から2003年まで快速「マリンライナー」で運用。JR西日本所有
- 117系電車(高松 - 坂出) - 瀬戸大橋の開業間もない頃、「臨時マリンライナー」で使用された。JR西日本所有
- 115系3000番台電車(高松 - 坂出) - 瀬戸大橋の開業間もない頃、「臨時マリンライナー」で使用された。JR西日本所有
- 165系・167系電車(高松 - 坂出) - 瀬戸大橋の開業間もない頃、高松 - 岡山間の臨時快速で使用された。JR西日本所有
- 221系電車(高松 - 坂出) - 登場間もない1989年頃、「臨時マリンライナー」で使用された。JR西日本所有
- キハ28形・58形気動車 - 2008年秋で運行終了
- キハ65形気動車 - 2008年秋で運行終了
- 50系客車 - 1990年で運用終了
歴史
概略
讃岐鉄道により開業した高松 - 多度津 - 琴平間を、山陽鉄道による買収を経て、1906年に国有化し讃岐線とした。その後、多度津駅から川之江駅、伊予西条駅までと順次延伸開業し、壬生川駅まで開業した際に讃予線と改称された。その後、予讃線、予讃本線と名を改め1945年に高松 - 宇和島間が全通した。
うち伊予長浜 - 伊予大洲間は軽便鉄道であった愛媛線を1067mm軌間に改軌して編入したもの、宇和島 - 卯之町間は宇和島線を編入したものである。支線であった多度津 - 琴平間は後に阿波池田まで延伸され、高知線と繋がった際に土讃線として分離された。
年表
高松駅 - 下灘駅間
- 1889年(明治22年)5月23日:讃岐鉄道により丸亀駅 - 多度津駅(のちの浜多度津駅) - 琴平駅間が開業。
- 1897年(明治30年)2月21日:高松駅 - 丸亀駅間が開業。
- 1904年(明治37年)12月1日:山陽鉄道が讃岐鉄道を買収。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道を国有化。
- 1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定。高松駅 - 多度津駅 - 琴平駅間を讃岐線とする。
- 1910年(明治43年)7月1日:高松駅移転。
- 1913年(大正2年)12月20日:多度津駅 - 観音寺駅間が開業。多度津駅移転。これまでの多度津駅が(貨)浜多度津駅となり、貨物支線多度津駅 - 浜多度津駅間が開業。
- 1915年(大正4年)5月7日:(臨)津島ノ宮駅開業。
- 1916年(大正5年)4月1日:観音寺駅 - 川之江駅間が開業。
- 1917年(大正6年)9月16日:川之江駅 - 伊予三島駅間が開業。
- 1919年(大正8年)9月1日:伊予三島駅 - 伊予土居駅間が開業。
- 1921年(大正10年)6月21日:伊予土居駅 - 伊予西条駅間が開業。
- 1923年(大正12年)5月1日:伊予西条駅 - 壬生川駅間が開業。讃岐線から讃予線に改称。
- 1924年(大正13年)
- 1925年(大正14年)6月21日:伊予大井駅 - 菊間駅間が開業。
- 1926年(大正15年)3月28日:菊間駅 - 伊予北条駅間が開業。
- 1927年(昭和2年)4月3日:伊予北条駅 - 松山駅間が開業。
- 1929年(昭和4年)7月2日:石鎚山駅開業。
- 1930年(昭和5年)
- 2月27日:松山駅 - 南郡中駅(現在の伊予市駅)間が開業。
- 4月1日:高松駅 - 南郡中駅間、多度津駅 - 阿波池田駅間を予讃線に改称。
- 1932年(昭和7年)12月1日:南郡中駅 - 伊予上灘駅間が開業。
- 1933年(昭和8年)
- 4月1日:伊予寒川駅開業。
- 8月1日:予讃線から予讃本線に改称。
- 1935年(昭和10年)6月9日:伊予上灘駅 - 下灘駅間が開業。
下灘駅 - 八幡浜駅間
- 1918年(大正7年)2月14日:愛媛鉄道の長浜町駅(現在の伊予長浜駅) - 大洲駅(現在の伊予大洲駅)間が開業。軌間762mm。
- 1928年(昭和3年)7月16日:加屋駅移転。
- 1933年(昭和8年)10月1日:愛媛鉄道を国有化。愛媛線とする。長浜町駅を伊予長浜駅、加屋駅を伊予白滝駅、大洲駅を伊予大洲駅に改称。
- 1935年(昭和10年)
- 1936年(昭和11年)9月19日:伊予大洲駅 - 伊予平野駅間が開業。
- 1939年(昭和14年)2月6日:伊予平野駅 - 八幡浜駅間が開業。
八幡浜駅 - 宇和島駅間
- 1914年(大正3年)10月18日:宇和島鉄道 宇和島駅 - 近永駅間が開業。現在の予土線。
- 1933年(昭和8年)8月1日:宇和島鉄道を国有化。宇和島線とする。
- 1941年(昭和16年)7月2日:宇和島線の北宇和島駅 - 卯之町駅間が開業。
- 1945年(昭和20年)6月20日:八幡浜駅 - 卯之町駅間が開業、宇和島線の宇和島駅 - 卯之町駅間を編入し予讃本線全線開通[7]。式典に後年国鉄総裁となる十河信二が出席。
全通後
- 1949年(昭和24年)12月27日:貨物支線 坂出駅 - 坂出港駅間が開業。
- 1950年(昭和25年)4月1日:上老松駅を伊予出石駅に改称。
- 1952年(昭和27年)1月27日:香西駅、讃岐府中駅、八十場駅、讃岐塩屋駅、高瀬大坊駅開業。
- 1957年(昭和32年)
- 4月1日:南郡中駅を伊予市駅に改称。
- 10月1日:比地大駅開業。
- 1959年(昭和34年)
- 9月15日:高松駅移転。高松桟橋駅を高松駅に統合し廃止。0.3km延長。
- 10月1日:上高瀬駅を高瀬駅に、伊予大井駅を大西駅に改称。
- 1960年(昭和35年)3月1日:赤星駅、波方駅開業。
- 1961年(昭和36年)
- 1963年(昭和38年)
- 2月1日:高野川駅、玉之江駅開業。
- 2月1日:伊予市駅 - 高野川駅間に三秋信号場開設。
- 10月1日:向井原駅開業。
- 1964年(昭和39年)10月1日:串駅開業、椿宮仮乗降場が駅に変更され市坪駅開業。
- 1965年(昭和40年)9月15日:高松駅 - 香西駅間複線化。
- 1966年(昭和41年)
- 1967年(昭和42年)9月22日:香西駅 - 鬼無駅間複線化。
- 1968年(昭和43年)
- 1970年(昭和45年)3月27日:鬼無駅 - 端岡駅間複線化。
- 1972年(昭和47年)3月15日:四国初の特急「しおかぜ」が運行開始。
- 1979年(昭和54年)7月1日:貨物支線 多度津駅 - 浜多度津駅間が廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:松山駅 - 宇和島駅間の貨物営業廃止。貨物支線坂出駅 - 坂出港駅間廃止(線路は1986年10月31日まで残り、同年10月12日にキハ185系気動車で臨時列車「坂出市民号」が運転されている)。
- 1985年(昭和60年)3月14日:高松駅 - 松山間CTC化。
- 1986年(昭和61年)
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)
- 4月10日:伊予北条駅 - 八幡浜駅間でワンマン運転開始。
- 6月1日:線路名称改正により予讃線に改称。
- 1989年(平成元年)3月11日:八幡浜駅 - 宇和島駅間でワンマン運転開始。
- 1990年(平成2年)
- 1991年(平成3年)
- 3月16日:大浦信号場が駅に変更され大浦駅開業。
- 11月21日:伊予上灘駅 - 伊予白滝間CTC化。
- 1992年(平成4年)7月23日:観音寺駅 - 新居浜駅間、今治駅 - 伊予北条駅間が電化・ワンマン運転開始。
- 1993年(平成5年)
- 1994年(平成6年)12月3日:高瀬大坊駅をみの駅に改称。
- 1997年(平成9年)2月26日:坂出駅高架化完成。
- 2000年(平成12年)8月16日:(貨)高松貨物ターミナル駅開業。
- 2001年(平成13年)5月13日:高松駅移転。新駅ビルが完成。0.3km短縮。
- 2006年(平成18年)4月1日:伊予横田駅 - 内子駅間、新谷駅 - 宇和島駅間の第二種鉄道事業廃止。
- 2008年(平成20年)3月15日:ダイヤ改正で高松駅 - 松山駅間から気動車普通列車が姿を消す。
- 2010年(平成22年)3月13日:高松駅 - 多度津駅間でワンマン運転開始。これにより全区間においてワンマン運転が行われることとなった。
将来
伊予市 - 内子 - 宇和島間の電化と高縄半島の付け根を結ぶ伊予西条 - 松山間の短絡線建設、松山以西 (内子線のみ) の特急列車を130km/h運転できるようにすること、伊予市以西の特急列車停車駅以外の駅についてもホームかさ上げが要望されている。特急列車の130km/h化の要望や検討は土讃線や牟岐線でもみられる。こういった背景には、JR化後に供用された松山自動車道、今治小松自動車道、宇和島道路や四国横断自動車道を走る高速バスに対抗するためであったり、八幡浜 - 宇和島間でキハ32形がスリップや車輪空転を頻発していることがあげられる。なお、JR四国の2009年度の事業に新型特急気動車の設計に着手することが盛り込まれている。また、松山駅付近を高架にする動きもある。
駅一覧
- 駅名 … (臨):臨時駅、(貨):貨物専用駅、◆・◇:貨物取扱駅(貨物専用駅をのぞく。◇は定期貨物列車の発着なし)
- 停車駅
- 線路 … ∥:複線区間、◇・|:単線区間(◇は列車交換可能)、∨:ここより下は単線(列車交換可能)、∧:ここより下は複線(列車交換可能)
高松駅 - 伊予西条駅間
電化/非電化 | 駅番号 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 快速 | 接続路線 | 線路 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サンポ丨ト | マリンライナ丨 | |||||||||
電化 | Y00 | 高松駅◇ | - | 0.0 | ● | ● | 四国旅客鉄道:高徳線 高松琴平電気鉄道:琴平線 (高松築港駅) |
∥ | 香川県 | 高松市 |
Y01 | 香西駅 | 3.4 | 3.4 | | | | | ∥ | ||||
(貨)高松貨物ターミナル駅 | 1.3 | 4.7 | | | | | ∥ | |||||
Y02 | 鬼無駅 | 1.4 | 6.1 | ▲ | ▲ | ∥ | ||||
Y03 | 端岡駅 | 3.4 | 9.5 | ● | ▲ | ∥ | ||||
Y04 | 国分駅 | 2.4 | 11.9 | ▲ | ▲ | ∥ | ||||
Y05 | 讃岐府中駅 | 2.3 | 14.2 | | | | | ∥ | 坂出市 | |||
Y06 | 鴨川駅 | 2.4 | 16.6 | ▲ | ▲ | ∥ | ||||
Y07 | 八十場駅 | 2.0 | 18.6 | | | | | ∥ | ||||
Y08 | 坂出駅 | 2.7 | 21.3 | ● | ● | 四国旅客鉄道:本四備讃線(瀬戸大橋線:「マリンライナー」直通[* 1]) | ∥ | |||
Y09 | 宇多津駅 | 4.6 | 25.9 | ● | | | 四国旅客鉄道:本四備讃線(瀬戸大橋線:多度津方面・高松方面[* 1]と直通あり) | ∥ | 綾歌郡 宇多津町 | ||
Y10 | 丸亀駅 | 2.6 | 28.5 | ● | ∥ | 丸亀市 | ||||
Y11 | 讃岐塩屋駅 | 1.5 | 30.0 | ● | ∥ | |||||
Y12 | 多度津駅◇ | 2.7 | 32.7 | ● | 四国旅客鉄道:土讃線(宇多津方面と直通あり) | ∨ | 仲多度郡 多度津町 | |||
Y13 | 海岸寺駅 | 3.8 | 36.5 | ● | ◇ | |||||
(臨)津島ノ宮駅 | 3.3 | 39.8 | ● | | | 三豊市 | |||||
Y14 | 詫間駅 | 2.2 | 42.0 | ● | ◇ | |||||
Y15 | みの駅 | 2.5 | 44.5 | ● | | | |||||
Y16 | 高瀬駅 | 2.5 | 47.0 | ● | ◇ | |||||
Y17 | 比地大駅 | 3.0 | 50.0 | ● | | | |||||
Y18 | 本山駅 | 2.4 | 52.4 | ● | ◇ | |||||
Y19 | 観音寺駅 | 4.1 | 56.5 | ● | ◇ | 観音寺市 | ||||
Y20 | 豊浜駅 | 5.5 | 62.0 | ● | ◇ | |||||
Y21 | 箕浦駅 | 4.4 | 66.4 | ● | ◇ | |||||
Y22 | 川之江駅 | 5.8 | 72.2 | ● | ◇ | 愛媛県 | 四国中央市 | |||
Y23 | 伊予三島駅◆ | 5.4 | 77.6 | ● | ◇ | |||||
Y24 | 伊予寒川駅 | 4.1 | 81.7 | ● | ◇ | |||||
Y25 | 赤星駅 | 4.2 | 85.9 | ● | | | |||||
Y26 | 伊予土居駅 | 2.7 | 88.6 | ● | ◇ | |||||
Y27 | 関川駅 | 3.6 | 92.2 | ● | ◇ | |||||
Y28 | 多喜浜駅 | 7.2 | 99.4 | ● | ◇ | 新居浜市 | ||||
Y29 | 新居浜駅◆ | 3.7 | 103.1 | ● | ◇ | |||||
Y30 | 中萩駅 | 4.8 | 107.9 | ● | ◇ | |||||
Y31 | 伊予西条駅 | 6.4 | 114.3 | ● | 四国旅客鉄道:予讃線(松山方面) | ◇ | 西条市 |
伊予西条駅 - 伊予長浜駅 - 宇和島駅間
全駅愛媛県内に所在
電化/非電化 | 駅番号 | 駅名 | 駅間営業キロ | 高松からの営業キロ | 接続路線・備考 | 線路 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
電化 | Y31 | 伊予西条駅 | - | 114.3 | 四国旅客鉄道:予讃線(観音寺方面) | ◇ | 西条市 |
Y32 | 石鎚山駅 | 3.5 | 117.8 | ◇ | |||
Y33 | 伊予氷見駅 | 2.5 | 120.3 | | | |||
Y34 | 伊予小松駅 | 1.3 | 121.6 | ◇ | |||
Y35 | 玉之江駅 | 2.9 | 124.5 | | | |||
Y36 | 壬生川駅 | 2.3 | 126.8 | ◇ | |||
Y37 | 伊予三芳駅 | 3.4 | 130.2 | ◇ | |||
Y38 | 伊予桜井駅 | 7.6 | 137.8 | ◇ | 今治市 | ||
Y39 | 伊予富田駅 | 3.8 | 141.6 | ◇ | |||
Y40 | 今治駅 | 3.3 | 144.9 | ◇ | |||
Y41 | 波止浜駅 | 4.7 | 149.6 | ◇ | |||
Y42 | 波方駅 | 2.7 | 152.3 | ◇ | |||
Y43 | 大西駅 | 4.1 | 156.4 | ◇ | |||
Y44 | 伊予亀岡駅 | 5.5 | 161.9 | ◇ | |||
Y45 | 菊間駅 | 4.0 | 165.9 | ◇ | |||
Y46 | 浅海駅 | 4.7 | 170.6 | ◇ | 松山市 | ||
Y47 | 大浦駅 | 3.2 | 173.8 | ◇ | |||
Y48 | 伊予北条駅 | 3.1 | 176.9 | ◇ | |||
Y49 | 柳原駅 | 2.2 | 179.1 | | | |||
Y50 | 粟井駅 | 1.2 | 180.3 | ◇ | |||
Y51 | 光洋台駅 | 2.0 | 182.3 | | | |||
Y52 | 堀江駅 | 2.6 | 184.9 | ◇ | |||
Y53 | 伊予和気駅 | 2.1 | 187.0 | ◇ | |||
Y54 | 三津浜駅 | 3.7 | 190.7 | ◇ | |||
Y55 U00 |
松山駅◆ | 3.7 | 194.4 | 伊予鉄道:大手町線 (松山駅前駅) | ◇ | ||
U01 | 市坪駅 | 3.5 | 197.9 | ◇ | |||
U02 | 北伊予駅 | 2.4 | 200.3 | ◇ | 伊予郡 松前町[** 1] | ||
U03 | 伊予横田駅 | 2.7 | 203.0 | | | |||
U04 | 鳥ノ木駅 | 1.8 | 204.8 | | | 伊予市 | ||
U05 | 伊予市駅 | 1.2 | 206.0 | 伊予鉄道:郡中線 (郡中港駅) | ◇ | ||
非電化 | U06 S06 |
向井原駅 | 2.5 | 208.5 | 四国旅客鉄道:予讃線(内子方面) | | | 伊予市 |
S07 | 高野川駅 | 5.4 | 213.9 | | | |||
S08 | 伊予上灘駅 | 3.2 | 217.1 | ◇ | |||
S09 | 下灘駅 | 5.3 | 222.4 | | | |||
S10 | 串駅 | 2.6 | 225.0 | | | |||
S11 | 喜多灘駅 | 3.2 | 228.2 | | | 大洲市 | ||
S12 | 伊予長浜駅 | 4.9 | 233.1 | ◇ | |||
S13 | 伊予出石駅 | 2.8 | 235.9 | | | |||
S14 | 伊予白滝駅 | 3.4 | 239.3 | ◇ | |||
S15 | 八多喜駅 | 2.4 | 241.7 | | | |||
S16 | 春賀駅 | 1.7 | 243.4 | | | |||
S17 | 五郎駅 | 2.3 | 245.7 | | | |||
伊予若宮信号場 | - | 247.1 | (内子線方面との実際の分岐点) | ◇ | |||
S18 U14 |
伊予大洲駅 | 3.8 | 249.5 | 四国旅客鉄道:予讃線(新谷方面) | ◇ | ||
非電化 | U15 | 西大洲駅 | 2.1 | 251.6 | | | 大洲市 | |
U16 | 伊予平野駅 | 1.9 | 253.5 | ◇ | |||
U17 | 千丈駅 | 7.1 | 260.6 | ◇ | 八幡浜市 | ||
U18 | 八幡浜駅 | 2.2 | 262.8 | ◇ | |||
U19 | 双岩駅 | 4.7 | 267.5 | ◇ | |||
U20 | 伊予石城駅 | 4.9 | 272.4 | ◇ | 西予市 | ||
U21 | 上宇和駅 | 3.0 | 275.4 | | | |||
U22 | 卯之町駅 | 2.0 | 277.4 | ◇ | |||
U23 | 下宇和駅 | 2.6 | 280.0 | ◇ | |||
U24 | 立間駅 | 6.6 | 286.6 | ◇ | 宇和島市 | ||
U25 | 伊予吉田駅 | 2.7 | 289.3 | ◇ | |||
U26 | 高光駅 | 4.6 | 293.9 | | | |||
U27 | 北宇和島駅 | 2.2 | 296.1 | 四国旅客鉄道:予土線[** 2] | ◇ | ||
U28 | 宇和島駅 | 1.5 | 297.6 | ∧ |
向井原駅 - 内子駅 - 伊予大洲駅間
便宜上、内子線の区間も合わせて記載する。全駅愛媛県内に所在
電化/非電化 | 路線名 | 駅番号 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計 営業キロ |
接続路線・備考 | 線路 | テンプレート:Nowrap | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
非電化 | 予讃線 | U06 | 向井原駅 | - | 向井原 から 0.0 |
高松 から 208.5 |
四国旅客鉄道:予讃線(松山方面・伊予長浜方面/全列車伊予市駅・松山駅方面へ直通) | | | 伊予市 |
U07 | 伊予大平駅 | 2.8 | 2.8 | 211.3 | | | ||||
U08 | 伊予中山駅 | 7.4 | 10.2 | 218.7 | ◇ | ||||
U09 | 伊予立川駅 | 6.7 | 16.9 | 225.4 | ◇ | 喜多郡 内子町 | |||
U10 | 内子駅 | 6.6 | 23.5 | 232.0 | ◇ | ||||
内子線 | 新谷 から 5.3 | ||||||||
U11 | 五十崎駅 | 1.6 | 3.7 | 233.6 | | | ||||
U12 | 喜多山駅 | 2.5 | 1.2 | 236.1 | | | 大洲市 | |||
U13 | 新谷駅 | 1.2 | 0.0 | 237.3 | ◇ | ||||
予讃線 | |||||||||
伊予若宮信号場 | - | 3.5 | 240.8 | (伊予長浜方面との実際の分岐点) | ◇ | ||||
U14 | 伊予大洲駅 | 5.9 | 5.9 | 243.2 | 四国旅客鉄道:予讃線(宇和島方面・伊予長浜方面/一部列車は宇和島方面へ直通) | ◇ |
廃止信号場
- 三秋信号場(向井原 - 高野川間) - 1986年3月3日廃止。
脚注
関連項目
テンプレート:四国旅客鉄道- ↑ テンプレート:PDFlink 第3回地域公共交通部会(2006年11月14日)資料
- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ↑ 朝の上り「しおかぜ・いしづち10号」のみ通勤通学対応で7両。
- ↑ 純粋に編成中すべての車両が111系で組成されたものを指す。113系のユニットに連結された制御車(クハ)や付随車(サハ・サロ)をのぞく。
- ↑ テンプレート:PDFlink(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道岡山支社プレスリリース 2004年10月15日
- ↑ テンプレート:PDFlink(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道岡山支社プレスリリース 2009年10月16日
- ↑ これにより、旧宇和島線は国鉄の他の鉄道路線および航路からの孤立状態が解消された。国鉄・JRの旅客営業路線でこのような孤立状態となる区間は、災害等による一時的なケースをのぞくと、このあと2010年まで65年間発生しなかった(2010年12月に東北本線の経営分離により大湊線が孤立状態となった)。
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