北杜市
テンプレート:Infobox 北杜市(ほくとし)は、山梨県の北西部に位置する市である。山梨県内の自治体として最北端にあたる。
目次
概要
平成の大合併により、山梨県北巨摩郡に所属する8町村のうち、長坂町・高根町・大泉村・白州町・武川村・須玉町・明野村の7町村が合併して生まれた市である。残った小淵沢町も同市へ編入されたことにより、北巨摩郡は消滅した。市名である「北杜」は、植物の「ヤマナシ」を意味する「杜」から、「山梨県(杜)の北部」という意味をこめて命名された。しかし、山梨の由来は「山をならす」が転化したという説が有力で「ヤマナシ説」は弱い[1]。この名称については、地理的・歴史的・文化的な由来が全くない完全な造語(瑞祥地名)であることと、当地域の重要なシンボルであり、全国的な知名度もある「八ヶ岳」を採用させたい長坂町・高根町・大泉村と「茅ヶ岳・金峰山」がある須玉町・明野村と「甲斐駒ヶ岳」がある白州町・武川村との市名選定の過程において駆け引きがあり、共に譲らず決定に至らなかったことから、北杜市の名称が採用された。
地理
- 八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳といった山々に囲まれ、市域のおよそ3分の1が八ヶ岳南麓の冷涼な山岳高原地からなっているため、高原観光によって支えられている街である。市内にはアウトレットモール、牧場といった観光スポットが存在し、夏場には観光客が多くみられる。南アルプスからの湧水によるウイスキー製造、日本一長いといわれる日照時間や映画にも登場したヒマワリ畑などでも知られている。また市域には八ヶ岳連峰の最高峰である赤岳が含まれ、赤岳は山梨県の北端でもある。
- 北杜市のうち八ヶ岳南麓の高原地帯は七里岩と呼ばれる台地状の地形を形成しており、旧長坂町・高根町・大泉村・小淵沢町地区はその台地上に位置している。一方、台地の下には南部の釜無川流域に旧白州町・武川村地区が、東部の須玉川・塩川流域に旧須玉町・明野村地区が位置している。
- 清里高原は避暑地として有名であり、「八ヶ岳高原線」とも称されるJR小海線は鉄道最高地点を走る。(市内では清里駅が最も高い駅で、隣の野辺山駅に次いで全国2位である)
- 七里岩は釜無川流域地域と須玉川・塩川流域地域の間を遮るように細く突き出しており、また七里岩の上部と下部とは急峻な断崖によって阻まれている。それゆえ七里岩台上、釜無川流域、須玉川・塩川流域の三つの地域の境界には、改良が施された国道141号線を例外として、曲がりくねった道が多く存在している。そのため冬期においては積雪や凍結により、各地域間の移動に困難を伴うことが多い。
- 市内の標高
山
山: 赤岳、編笠山、権現岳、甲斐駒ヶ岳、地蔵ヶ岳、茅ヶ岳、瑞牆山、金峰山、国師ヶ岳
河川
釜無川、小深沢川、大深沢川、甲六川、鳩川、尾白川(名水百選)、神宮川、塩川、須玉川、小武川、大武川
丘陵・国定公園
- 丘陵:七里岩
- 国定公園:八ヶ岳中信高原国定公園
気候
気候は標高差が非常に大きいので旧町村単位で大きく異なるが、全般に一部を除き積雪も少なく、日照時間が長い太平洋側式の内陸性気候という共通した特徴を持っている。旧高根町の清里高原など標高1000mを超える八ヶ岳山麓地域は、亜寒帯湿潤気候に属し、清里駅付近の1月の平均気温は約-4度、8月は約20度[2]、厳冬期には-20℃前後まで下がるなど北海道並みの気候である。一方、標高500m前後と市内でも最も低い市役所近辺や旧明野村の中心集落地域は、より甲府盆地の気候に近くなる。市内で唯一アメダスの気温観測が行われている地点は旧大泉村にあり、標高が867mほどであるが、斜面にあるために冷気がたまりにくい斜面温暖帯のため、標高のわりには比較的温和であり、一概に冬の寒さは標高に比例するというわけではない。特に放射冷却時においては逆転層により標高の低い方が冷え込むことも多い。全般に八ヶ岳南麓斜面に位置する地域よりも西側の旧小淵沢町のほうが寒さが厳しい。夏季は標高の低い南東部では盆地特有の暑さもあるが、それ以外は冷涼である。
国による「次世代省エネルギー基準」によると、旧小淵沢町が最も寒く北東北地方並の気候で、それに次いで旧長坂・高根・大泉・白州・武川の各町村が南東北地方並の気候、旧明野村は日本一の日照時間を誇ることもあり東京などと同様の気候に分類されている(小淵沢町#気候の項目より)。気象はさらに異なり、同一町村内においても天候の違いや降雨量・降雪量の多寡が生じることもしばしば見られる。
隣接する自治体
歴史
- 古代
- 当市の大部分の区域はかつて、甲斐国巨摩郡逸見筋(へみすじ)に属していた。逸見の地は古代より良馬の産地として知られており、逸見牧(へみのまき)と呼ばれる牧が存在していた。この地に赴いた源清光は「逸見」の名を冠し、「逸見清光」を名乗った。
- 中世
- 戦国時代には武田氏の信濃侵攻における拠点となり、軍用道路して整備されたと言われる棒道と伝わる自然道が長坂町 - 小淵沢町にある。
- 天文9年(1540年)に武田信玄の妹である禰々御料人が諏訪氏に嫁ぐ際、諏訪郡との境に位置する18村(現在は諏訪郡富士見町に属する、葛窪、先達、田端、蔦木など)が化粧料として持参され、それによって信濃国との国境が現在の甲六川に変更されたといわれている。(立場川の項目も参照)
- 近世
- 山梨県の発足及び巨摩郡の分割により、山梨県北巨摩郡に属することになった。逸見筋の名前は公式には使用されなくなり、「甲斐(峡)の北部」という意味の「峡北」という言葉が使われるようになる。峡北という名称は北杜市成立まで、北巨摩郡と韮崎市の総称として広く用いられた。逸見筋という呼称は明治初期にはまだ住民の間に残っていたようで、請願書などに「甲斐国山梨県北巨摩郡逸見筋○○村」といったような表記が用いられていた例が散見される。
- 明治の終わりに中央本線が開通した。その際日本で初めての公害訴訟となる、信玄公旗掛松事件が起こった。
- 現代
- 終戦直後の食糧難、引揚者の生計確保といった目的で、大東豊・篠原・女取(小淵沢町)、小泉・蕪(長坂町)、大開・大泉帰農・泉原・石堂・油川(大泉村)、清里(高根町)などの八ヶ岳南麓をはじめとする高原地帯に入植が行われる。しかし開拓者の生活は厳しく、離農者が後を絶たなかった。その後国民生活が安定してくると、開拓地では酪農や高原野菜の栽培などが行われるようになり、さらにはペンションなど高原観光も進展し、今では当市の経済を支える重要な位置を占めるようになった。
沿革
人口
2010年2月1日現在:49,314人(明野町4,921人 須玉町6,660人 高根町9,813人 長坂町9,319人 大泉町5,001人 小淵沢町6,129人 白州町4,118 武川町3,356) テンプレート:人口統計
行政
- 市長
伊藤好彦(市長職務執行者。2004年11月1日から2004年11月27日まで、旧白州町長)
- 白倉政司(2004年11月28日から、旧高根町長)
- 定数41名(長坂町8名、高根町7名、須玉町6名、小淵沢町5名、白州町4名、大泉町4名、明野町4名、武川町3名)
- 市役所
- 県立須玉商業高校の校舎をほぼそのまま利用したものが暫定市庁舎として用いられている。正式な市庁舎の位置などは今後決定されることとなっているが、テンプレート:要出典範囲。暫定市庁舎は韮崎市との境界に近い須玉町の南端にあるため、当市の中心地である八ヶ岳南麓地域からは、「市役所は市の中心部に設置すべきだ」として暫定市庁舎の恒久使用を既成事実化することに反発しているテンプレート:要出典。
市内の町
明野町 (旧明野村)、須玉町、高根町、長坂町、大泉町 (旧大泉村)、小淵沢町、白州町、武川町(旧武川村)
町名以下の大字については下記の通り。
明野町 | 須玉町 | 高根町 | 長坂町 | 大泉町 | 小淵沢町 | 白州町 | 武川町 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
浅尾 | 小尾 | 川俣 | 長坂上条 | 西井出 | 上笹尾 | 花水 | 三吹 |
小笠原 | 比志 | 長澤 | 塚川 | 谷戸 | 下笹尾 | 台ヶ原 | 牧原 |
三之蔵 | 江草 | 村山北割 | 渋沢 | 松向 | 横手 | 宮脇 | |
上手 | 小倉 | 東井出 | 富岡 | (小淵沢)[3] | 大坊 | 新奥 | |
浅尾新田 | 東向 | 堤 | 長坂下条 | 白須 | 黒澤 | ||
下神取 | 穴平 | 箕輪新町 | 日野 | 鳥原 | 山高 | ||
上神取 | 若神子 | 箕輪 | 小荒間 | 下教来石 | 柳澤 | ||
大蔵 | 藏原 | 大井ヶ森 | 上教来石 | ||||
藤田 | 小池 | 白井沢 | 大武川 | ||||
大豆生田 | 下黒澤 | 大八田 | |||||
境之澤 | 上黒澤 | 夏秋 | |||||
若神子新町 | 五町田 | 中丸 | |||||
上津金 | 村山西割 | 中島 | |||||
下津金 | 村山東割 | ||||||
清里 | |||||||
浅川 |
当市は北巨摩郡8町村が合併し山梨県内最大の面積をもつ。そのため、住所の表記には、上記のように旧町村名からくる「町名」を付している。しかしながら、合併特例区や地域自治区といった法所定の住民自治機構はおかれていない。
財政
北杜市の財政力指数は0.44(2012年度)であり、全国市町村の平均0.49よりやや低い数値となっている。また、実質公債費比率は15.5%(2012年度)と、市債の発行に県知事の許可が必要となる18%は下回っているものの、全国市町村の平均9.2%を大きく上回っている。これは、おもに合併以前の旧町村において作られた借金が合併後まで影響しているものである。 このため、市は財政の健全化を最重要課題と位置づけ力を入れており、最近では市債残高の減少、基金の積み増しなど財政状況に改善が見られる。 なお、北杜市は赤字団体であると評されることがあるが、実際には実質収支が赤字に陥ったことは無い。
合併以前の各町村における財政力指数の値は以下の通りである。
明野村 | 須玉町 | 高根町 | 長坂町 | 大泉村 | 小淵沢町 | 白州町 | 武川村 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
財政力指数 | 0.23 | 0.32 | 0.35 | 0.38 | 0.51 | 0.56 | 0.39 | 0.26 |
(2003年度の数値。)
このように、財政が比較的健全であったといえる自治体は大泉村と小淵沢町の2町村だけである。
安全に関するデータ
現在の市域が成立したのは2006年であるため、データは当時の北杜市と小淵沢町の数値を合計したものである。(出典:総務省「統計でみる市区町村のすがた2006」)
主な産業
- 農業
ブルーベリーの生産量が多いことで知られている。特に、山梨県北杜市・東京都小平市・茨城県つくば市が「日本三大ブルーベリー」の地として有名である。
産業に関するデータ
- 第1次産業就業者数:4,865人(2000年)
- 第2次産業就業者数:8,143人(2000年)
- 第3次産業就業者数:13,051人(2000年)
- 農業産出額:75億4000万円(2003年)
- 製造品出荷額等:1687億4600万円(2003年)
- 商業年間商品販売額:439億9700万円(2001年)
現在の市域が成立したのは2006年であるため、データは当時の北杜市と小淵沢町の数値を合計したものである。(出典:総務省「統計でみる市区町村のすがた2006」)
地域
市内には街道が通っているが、それぞれの街道沿いの村々は七里岩の断崖によって遮られていたため、土木技術・輸送技術が進歩を見る近現代まで、地域としての結び付きは同じ街道を抱く村同士のものに限定されていたと言ってよいものであった。そのため当市は大きく八ヶ岳山麓の長坂町・大泉村・小淵沢町・高根町、甲斐駒ヶ岳山麓・釜無川流域の白州町・武川村、そして茅ヶ岳山麓・塩川流域の須玉町・明野村(・高根町)の3つに分けることができる。高根町は佐久甲州街道が走り、八ヶ岳・塩川流域両地域との結びつきがある。実際、このように区分された3つの地域は、それぞれ内部において合併の行われる以前から結びつきが強く、町村組合を形成し病院や学校などの共同運営にあたっていた。しかしながら、この3つの地域の枠を越えた交流や結びつきは、地形的な隔たりもあり合併まであまりなかった。
市街地
市街地は各町村役場(現在は北杜市役所の支所)周辺を中心に形成されているため、北杜市としての市街地の連続性は極めて低い。市内にはいくつか鉄道駅が存在しているが、駅前に市街地と呼べる状況が存在しているのは小淵沢駅、長坂駅、清里駅だけである。日野春駅は七里岩の狭まった部分に位置しているため駅前の土地が不足しており、駅前を走る主要地方道17号茅野北杜韮崎線の拡幅にも困難をきたしている。また甲斐小泉駅・甲斐大泉駅は周囲には中小規模の集落が存在しているのみである。
ただし市街地が点在している当市においても、長坂駅から中央自動車道長坂インターチェンジを経由し旧高根町役場に至るまでの地域は例外的で、比較的市街地が連続している。八ヶ岳の等高線に沿って東西になだらかな地形を形成しているこの地域は、近年になって主要地方道32号長坂高根線を代表とする長坂インター周辺の道路整備が進んだことにより、同インター周辺に県内大手スーパーやホームセンター・ドラッグストアなどの出店が相次いだ。現在では長坂インター周辺が北杜市としての実質的な市街中心部・中心商店街の役割を担っている。
姉妹都市・提携都市
- テンプレート:Flagicon 袋井市(静岡県) - 1987年(昭和62年)3月9日旧浅羽町と旧明野村が友好都市提携
- テンプレート:Flagicon 上越市(新潟県) - 1991年(平成3年)1月17日旧柿崎町と旧須玉町が姉妹都市提携
- テンプレート:Flagicon 羽村市(東京都) - 1996年(平成8年)10月1日旧高根町と姉妹都市提携
- テンプレート:Flagicon 西東京市(東京都) - 1999年(平成11年)2月4日旧田無市と旧須玉町が姉妹都市提携
- テンプレート:Flagicon 荒川区(東京都)、新宿区(東京都)、東村山市(東京都)とも友好都市として交流(未調印)
- テンプレート:Flagicon マディソン郡(米国 ケンタッキー州) - 1990年5月12日旧高根町、旧長坂町、旧大泉村および小淵沢町と友好姉妹都市提携
- テンプレート:Flagicon リ・マース市(米国 アイオワ州) - 1993年7月3日旧須玉町と姉妹都市提携
- テンプレート:Flagicon 抱川市(韓国 京畿道) - 2003年3月21日抱川郡と旧高根町と友好姉妹都市提携。
- テンプレート:Flagicon マンチャーノ市(イタリア共和国) - 旧小淵沢町と提携
- テンプレート:Flagicon クロウズネスト・パス(カナダ アルバータ州)とも友好都市として交流(未調印)
医療
健康に関するデータ
- 一般病院数:2施設(2003年)
- 一般診療所数:19施設(2003年)
- 歯科診療所数:19施設(2003年)
- 医師数:32人(2002年)
- 歯科医師数:23人(2002年)
- 薬剤師数:38人(2002年)
- 65歳以上人口:12,477人(2000年)
現在の市域が成立したのは2006年であるため、データは当時の北杜市と小淵沢町の数値を合計したものである。(出典:総務省「統計でみる市区町村のすがた2006」)
市立病院
北杜市は、市立山梨甲陽病院と市立塩川病院という2つの市立病院が存在し、これは山梨県では唯一の例である。合併した旧町村の組合から引き継ぐ形で存在している(山梨甲陽病院は旧長坂町・高根町・大泉村・小淵沢町の4町村による組合立、塩川病院は旧須玉町・明野村による組合立)である。しかし、テンプレート:要出典範囲。
教育
小学校
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中学校
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高等学校
- 北杜市立甲陵高等学校
- 山梨県立北杜高等学校
- 私立帝京第三高等学校
- 私立基督教自然学園高等学校
- 私立日本航空高等学校 通信制課程
短期大学
その他
交通
鉄道路線
- 東日本旅客鉄道
- 隣接市町村への連絡:中央本線、小海線
- 都道府県庁への連絡:中央本線
- 広範囲な連絡:中央本線
路線バス
道路
当市の主要道路は、甲府より至る甲州街道が韮崎を要に3つに分岐して、各々が並行する形で市内を貫いている。1つは釜無川に沿う甲州街道(現国道20号線)、2つ目は八ヶ岳南麓の台地である七里岩上を走る逸見路(へみじ)および、信州往還(現主要地方道17号線)、3つ目は塩川に沿う佐久甲州街道(現国道141号線)である。
- 山梨県道・長野県道11号北杜富士見線(八ヶ岳高原ライン)
- 長野県道・山梨県道17号茅野北杜韮崎線(七里岩ライン)
- 山梨県道23号韮崎増富線(増富ラジウムライン)
- 山梨県道28号北杜八ヶ岳公園線
- 山梨県道32号長坂高根線
(韮崎市を含めた峡北地域では、一般県道は600番台の数字が用いられる。)
- 八ヶ岳広域農道(レインボーライン)
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 八ヶ岳山麓地域
- 清里高原
- 清春芸術村
- 南八ヶ岳花の森公園
- 県営八ヶ岳牧場
- 美森の大ヤマツツジ
- 八ヶ岳高原大橋
- 八ヶ岳リゾートアウトレット
- 八ヶ岳スケートセンター
- 花パークフィオーレ小淵沢
- オオムラサキセンター
- スパティオ小淵沢(延命の湯)
- たかねの湯
- 伝・山本勘介墓
- 風林火山館(NHK2007大河ドラマ「風林火山」撮影セット)
- 甲斐大泉温泉
- 八ヶ岳ホースショー(7月末)
- すずらん祭り(8月)
- 三分一湧水(名水百選)
- 大滝湧水(名水百選)
- 女取湧水(名水百選)
- 信玄の棒道
- 神田の大イトザクラ
- 観音平
- リゾナーレ
- 大門ダム(清里湖)
- 甲斐駒ヶ岳山麓地域
- 茅ヶ岳山麓地域
- 増富温泉
- 明野大根祭り
- 塩川ダム(みずがき湖)
- 山梨県立フラワーセンター ハイジの村
- 一般見学が可能な工場
- 工場内には男前豆腐店の直営店が併設されている。
マスメディア
- 八ヶ岳ジャーナル
- 北杜市内をエリアとする地域新聞である。創刊は1982年12月と比較的古い。当初は小淵沢町、長坂町、高根町、大泉村の4町村のみが発行エリアであり、その後白州町、武川村の2町村が発行エリアに加わった。現在では、市町村合併により発行エリアが須玉町、明野村地区にも拡大された。
- エフエム八ヶ岳
- 2006年10月1日に開局したコミュニティFMである。北杜市と韮崎市の一部、長野県富士見町を放送対象エリアとしている。周波数82.2MHz、出力20W。
出身有名人
その他
- 2007年(平成19年)の大河ドラマ、『風林火山』の放送にともない、長坂町小荒間地区の県営八ヶ岳牧場に、市が総工費約1億7000万円(内3000万円を山梨県が出資)をかけて、オープンセット「風林火山館」を建設した。
- ドラマ『みんな昔は子供だった』では山村シーンの撮影提供を行う。
- 1998年(平成10年)、当時の高根町は、清里の別荘地の水道料金について、一般家庭の3倍以上に値上げしたため、反発した別荘所有者が高根町を訴えた。第一審では別荘所有者側敗訴の判決が出されたが、2003年(平成15年)の控訴審では別荘所有者側が勝訴。高根町側が上告したものの、2006年(平成18年)の上告審でも別荘所有者側勝訴の判決が出され、1998年(平成10年)に改正された別荘所有者の値上げ分の料金については無効とされた(ただし判決では、夏の一時期にしか水道を使用しない別荘の住民に対し、水道施設の維持管理等の理由により一般住民よりも割増した水道料金を課すことについては、自治体の裁量により認められるとしている。)。第一審:甲府地判平成13年11月27日判時1768号38頁。控訴審:東京高判平成14年10月22日判時1806号3頁。上告審:最判平成18年7月14日民集60巻6号2369頁。
脚注
関連項目
- 北巨摩郡
- 北斗市 - 北海道にある読みの同じ自治体
- いま、会いにゆきます - ロケ地として旧明野村のひまわり畑が出ている。
- 八ヶ岳倶楽部 - 旧大泉村内にある柳生博の開設したギャラリー・レストランショップ
- 武川米 - 旧武川村地域で取れる米。
外部リンク
- 北杜市ホームページ
- 峡北地域合併協議会
- 北杜市・小淵沢町合併協議会
- 北杜市観光協会 Movable Typeを利用した観光ブログポータル
- 小淵沢観光・宿泊情報/小淵沢観光協会WEBサイト
- ↑ 山梨郡の項目を参照
- ↑ 『高根地区 気象データのダウンロード』 北杜市
- ↑ 旧小淵沢町大字なしの地区。現在は北杜市小淵沢町と表記される。