電子戦隊デンジマン
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スーパー戦隊シリーズ | ||
第3作 | バトル フィーバーJ |
1979年2月 - 1980年1月 |
第4作 | 電子戦隊 デンジマン |
1980年2月 - 1981年1月 |
第5作 | 太陽戦隊 サンバルカン |
1981年2月 - 1982年1月 |
『電子戦隊デンジマン』(でんしせんたいデンジマン)は、1980年(昭和55年)2月2日から1981年(昭和56年)1月31日までANN系列で毎週土曜日18:00 - 18:30に全51話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第4作にあたる。
目次
特徴
「○○戦隊」といった呼称、変身にアイテムを使用すること、ヘルメットのデザインにゴーグルを導入したこと、メンバーが色別になったことなど、以降のシリーズの多くのスタイルは本作で確立された[1][2]。前作『バトルフィーバーJ』と差別化のため、ヒーローが戦いのプロではなく元一般人であること、その出自が宇宙に由来すること、などの要素が導入されている[1]テンプレート:Sfn。また『南総里見八犬伝』を参考としており、8つの玉の代わりにデンジ星人の宿命が5人を集結させるほか、デンジ犬アイシーは同作品の八房をモデルとしている[3]。
企画段階での仮称は『電子マン・トリッガー』。実際の作品ではデンジ姫が担った「ベーダーに滅ぼされた異星の生き残り」という役が、ヒロインのトリッガー5にあてられていたテンプレート:Sfn。決定名称の『電子戦隊デンジマン』は、東映の渡邊亮徳常務から「電子もデンジも同じようなもんじゃないか」と反対されたが、村上克司が「電子と言った次に、より強いデンジという言葉を重ねるのです」と、似た言葉を連呼する意義を説明し、許可を得たテンプレート:Sfn。
本作品からゴーグル型シールドが採用された理由は、レインボー造型企画創始者・前澤範がかねてより抱いていた「アクリル樹脂による一枚もののシールド造型」という構想が、素材やデザインなどの条件とちょうど合致した時期だったからであるテンプレート:Sfn。デンジマンのマスクには本体とゴーグル部分との段差がないため、シールド接着面を2ミリメートルだけ削るという困難な作業が要求されたテンプレート:Sfn。そのうえ額のデンジメカ収納部もシールドになっているため、土台となるマスクの耐久性はとても低かった。ノウハウが蓄積された後年ではシールドと土台の接着面を可能な限り大きくするよう心がけており、2011年の『海賊戦隊ゴーカイジャー』の際にデンジマンのマスクを見たレインボー造型のスタッフは、「今これを作れといったら難儀だ」と述懐しているテンプレート:Sfn。なお、アクション用マスクのゴーグルには従来どおり空気穴を兼ねたのぞき穴が空けられているが、これも本作品までとなったテンプレート:Sfn。
当時のSF映画ブームを受けて、デンジマンは超科学で戦う[2]。ストーリーはSF色が強く打ち出されており、後の宇宙刑事シリーズに影響を与えたとされる[4]。初期編では一般人が残酷に殺されたりなど怪奇色も強く、中盤以降でも一般人が利用された挙句、何の意味もなく死ぬ、怪物になって死んでしまうといった内容もある。そして終盤では、脚本家の上原正三が後の作品[注 1]でも使った“敵組織の内部抗争”が描かれ[4]、敵組織の崩壊とその後の壊滅がよりリアルに描写された。また、コメディタッチの描写(青梅の「あんパン好き」など)も随所にちりばめられている。
東映がマーベル・コミック・グループと交わした「3年間、お互いのキャラクターを使用できる」という提携の最後の年に制作された作品であるが、マーベル色はヘドリアン女王の衣裳デザインに「死の女神ヘラ」の名残を残す程度に抑えられた[3]。マーベル・ヒーローの『シルバーサーファー』や『超人ハルク』を用いた企画も存在したが、『バトルフィーバーJ』の後番組もチームヒーロー作品でいくことは早くから決まっており、これら単体ヒーローの作品が実現することはなかった[3]。
次作『太陽戦隊サンバルカン』は世界のつながった続編にあたり、曽我町子が演じたヘドリアン女王が新組織ブラックマグマに参加する。またストーリーの中でデンジ星人の設定を引き継いだエピソードの回も存在する。黄山純役の津山栄一によれば、次作で「デンジマン役の5人がヘドリアン女王とすれ違い、彼女がいぶかしむ」という形でのゲスト出演が検討されたこともあったが、結局は実現しなかったとのことであるテンプレート:Sfn。
『高速戦隊ターボレンジャー』第1話「10大戦隊集合 頼むぞ! ターボレンジャー」でデンジマンの5人が登場した。『未来戦隊タイムレンジャー』第51話ではタイムレンジャー5人がタイムジェットで本作の世界を見に来たという設定で本作の映像が流用されている。
あらすじ
3000年前にデンジ星を滅ぼした異次元人で悪の一族・ベーダー一族が地球に襲来、地球総ヘドロ化を企む。
しかし、デンジ星人の生き残りはベーダーに立ち向かうべく、科学力を結集して作った巨大宇宙船「デンジランド」をすでに地球に送り込んでいた。ベーダーの侵攻をキャッチしたデンジランドはシステムが起動し、目覚めたデンジ星の生き残り・ロボット犬アイシーは地球に移住したデンジ星人の末裔である5人の若者を選び出し、電子戦隊デンジマンを結成した。
デンジマンは地球を守るためにベーダー一族との戦いに挑む。
登場人物
電子戦隊デンジマン
デンジマンの変身プロセスはデンジリングと呼ばれる変身用の指輪を使う。リングをかざして「デンジスパーク!」と呼びかけると、リングからデンジ強化服が放出されてデンジマンへの変身が完了する。
デンジマンの5人は、普段は同じアスレチッククラブでインストラクターとして働いている。世間には正体を秘密にしているが、第28話でインターポールから依頼を受けるなど、社会的には一定の信頼を得ている模様。第2話のベーダー側の会話によれば、デンジ星にも先代の「電子戦隊」が存在していた様子が示唆されている。
また、各メンバーの名字には、それぞれのパーソナルカラーが入っている。
集合時の名乗りは「見よ、電子戦隊デンジマン!!」。
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- デンジマンのリーダー。熱い性格の武道家。特に空手とボクシングが得意で、OPでは分厚い氷を素手で叩き割り、黒人ボクサーをKOするという、かなりの腕前の持ち主であることを示す演出がなされている。また、冷静な判断が下せる優秀な頭脳を持っている。ストイックで厳しい性格だが、ユーモアも解す。アスレチッククラブでは子供たちに空手を教えている。空手の師匠やボクシングのコーチなど格闘技に精通した知人友人も多く、空手を応用したキック技やボクシングを応用したパンチ技などを得意としている。「デンジ真空蹴り」が得意技。
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- デンジマンの実質的なサブリーダー。 空中ブランコなどのアクロバットを得意にしていた元サーカス団員。常に明るいひょうきん者。食いしん坊で、食べ物を使ったベーダーの作戦に引っ掛かってしまうことも。特に「中毒」と揶揄されるほどあんパンが大好物で、常に複数個持ち歩いているほか、ロッカー内にも堆く積まれている。作戦会議中でも食べていてアイシーにたしなめられたこともある。アスレチッククラブで子ども達にヨガや体操を教えている。孤児だったため子どもに優しい。鼻がよく利く。なぞなぞは苦手。アクロバットを応用したスピード戦法を用いる。「ブルースクリューキック」が得意技。
- 劇場作品『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にも登場。
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- 知能指数200を誇る天才大学生で、デンジマンの知恵袋。穏やかな性格だが恋愛には疎い。大学では宇宙生物学を専攻し、隕石と宇宙生物の研究を行っていた。その天才的頭脳を活かし、ベーダー怪物の弱点を分析することもある。趣味は乗馬と料理。アスレチッククラブではクラブに通う主婦向けの料理教室の講師をしている。得意料理はスパゲティ・ナポリタン。「ハンマーパンチ」が得意技。
- 知的なキャラクターとしては意外にも5人の中で一番の怪力の持ち主だが、これはデザイン段階で巨漢として描かれていたことの名残と思われるテンプレート:Sfn。児童誌の漫画にも大柄な黄山が描かれているものがあり、それを見た演者の津山栄一は「こんなものは俺と違う」と思っていたというテンプレート:Sfn。
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- デンジマンのパワーファイター。元警視庁城南署の刑事。同じく刑事だった父をベーダー(ムササビラー)に殺されているが、その憎しみを表情に出さない、クールで寡黙な不言実行タイプ。しかし一度熱くなると手がつけられない。趣味はギターの弾き語りで歌もうまい。アスレチッククラブではボクシングを教えており、警察時代に磨いた射撃能力と技の正確さはデンジマンの中ではNo.1である。元刑事ならではの情報収集能力も抜群である。「グリーンスピンキック」が得意技。
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- デンジマンの紅一点。元テニスプレイヤー。大好きだったテニスの高山コーチをベーダーに惨殺され、一度は戦うものの、テニスの世界チャンピオンの夢があきらめきれず、デンジマンになることを拒んだこともあった。普段はアスレチッククラブで水泳や合気道、テニスを教えている。またピアノの腕もプロ並みで、子供たちに教えることもあった。性格は活発で明朗な才色兼備。劇中ではビキニとワンピースの2種類の水着を披露、グラマラスなプロポーションが特徴である。変装が得意。他の4人に比べてパワーがない反面、テニスプレーヤーらしい反射神経の鋭さと、合気道を応用した敵の力を利用する技を生かして戦う。「デンジサンダー」が得意技。中盤で彼女がデンジ星の末裔だったことが明らかにされた。
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- 一見普通のチャウチャウ犬だが、実はデンジ星人の科学力を結集して作られた人語を話すロボット犬で、デンジマンの司令官。シリーズ初の人間以外の司令官でもある。ロボットだが普通の食べ物をエネルギー源にしており、黄山の作った食事に文句を言うほど。目を光らせて、目の前の人物がデンジ星人の子孫か、その能力を持っているかどうかを見分けることができる。テレパシーやバリアが使えるほか、デンジタイガーやダイデンジンの操縦も可能。最後はバンリキモンスの猛攻に回路が故障して動けないダイデンジンを動かすためにその身を犠牲にしてダイデンジンの回路となった。最終決戦後、デンジマンはアイシーを称えて、アイシーの名を冠したサッカー大会「アイシー賞記念サッカー」を開き、優勝トロフィーにもアイシーの顔を刻んだものを用意した。
- 中盤から明らかに顔が異なるアイシーが登場しているが、これは初代のアイシー役の犬が36話の撮影中に病死してしまったためであるテンプレート:Sfn。
- デンジランドのコンピューター
- デンジマンを選出した。デンジ星の歴史やデンジマンの能力を教えるなど、サポートも行っている。
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- デンジ星の王女。約3000年前、ベーダー一族によりデンジ星を滅ぼされ、巨大帆船「グレートクイーン号」で脱出し、宇宙を彷徨っていた。デンジ星の末裔を導いている。
- 劇場版で初登場し、TV版第26話よりその存在が語られる。
デンジマンの関係者
主としてサブレギュラー。よくベーダーの陰謀に巻き込まれる。
- 松尾千恵子(まつお ちえこ)巡査
- 城南署所属の婦人警官で、愛称はチーコ。緑川とは顔なじみにあたり、彼のことを「ミドちゃん」と呼んでいる。早い段階で緑川たち5人に秘密の臭いを感じ、彼等がデンジマンではないかと考えるが、核心に迫ろうとするたびにはぐらかされてしまう。しかし、その後デンジグリーンに「チーコ」と呼ばれたことで自分の考えが正しいと確信し、しばしば怪事件の情報を提供している。1979年度のミス警視庁。
- 中井友子(なかい ともこ)巡査
- 千恵子と行動をともにする同僚の婦人警官。
- 大石源一(おおいし げんいち)
- 赤城の道場に通う門下生の少年。小学生5人組のリーダー的存在。蕎麦屋の息子。勉強は全くできないが、皆から慕われている。第19話で祖父の牧場を継ぐため北海道に引っ越した。
- 野田三太(のだ さんた)
- 赤城の道場に通う門下生の少年。小学生5人組の一人。団地住まいの父子家庭。タクシー運転手をしている父親の野田三郎は、赤城の空手の師匠である。危険なことに何かと首を突っ込む。源一に次ぐサブリーダー的存在。
- 平井浩(ひらい ひろし)
- 赤城の道場に通う門下生の少年。小学生5人組の一人。坊主頭の腕白坊主。夢は野球選手らしい。
- 佐野勝男(さの かつお)
- 赤城の道場に通う門下生の少年。小学生5人組の一人。食いしん坊。
- 中川ゆみ子(なかがわ ゆみこ)
- 赤城の道場に通う門下生の少女。小学生5人組の一人。通称ゆみちゃん。赤城に空手を、あきらにピアノを習う。子供たちの中では一番しっかり者で、危ないことはしないが、三太たちとよく一緒にいるために何かと事件に巻き込まれる。
- 朝風まり(あさかぜまり)
- 青梅大五郎のサーカス時代の仲間。31話に登場
ベーダー一族
異次元宇宙に潜む別世界の人類。地球の人間とは全く異なる美的感覚を持ち、人間が美しいと思うものを醜いと感じて嫌悪し、ヘドロ等の汚いものを美しく感じる(つまり物の美的感覚が正反対)。デンジ星を始めとする多くの星々を滅ぼしており、地球もヘドロに満ちた汚れた星にしようとする。異次元空間に浮かぶ巨大なベーダー城を本拠地にしている。怪人までがヘドリアン女王のカリスマ性に忠誠を誓い、歴代でも屈指の結束の固さを誇る敵組織だが、客将バンリキ魔王の参入以降大きく引っ掻き回されることとなる。名前はヘドリアン女王と元々ベーダーではないバンリキ魔王一派を除き、全て「○○ラー」で統一されている[注 2]。
首領・幹部
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- ベーダー一族の最高権力を持つ女王。ベーダー一族に対する慈悲深さと、侵略目標となった惑星への果てしない憎悪が同居する。全宇宙で自分が最も美しい存在だと鏡に向かって豪語する。強力な超能力を持っており、呪いや妖術を得意とする。スリーサイズはB:99、W:99、H:99[注 3]。第40話によれば年齢は7600歳。バンリキ魔王の反乱によってベーダー城を乗っ取られ、最終回までに全ての部下を失い、ついに魔王によって死に追いやられた部下たちの仇を討つため宿敵デンジマンにミラーが変身した水晶玉を介して妖術でバンリキモンスの弱点を教え、デンジマン逆転勝利の鍵を与えた。ベーダー城へ攻め入ってきたデンジマンにホログラフィーで別れの言葉を告げ、何処ともなく消え去る。その直後、ベーダー城は自爆した。
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- ベーダー一族の戦闘司令官。女王に絶対の忠誠を誓う、部下からの信頼も厚い武人である。バンリキ魔王参戦までは、唯一の男性幹部。バンリキ魔王の反乱時にバンリキ魔王と互角に渡りあうほど実力の持ち主であり、女装を含めた変装も巧みで、自ら作戦指揮を執ることもあり、サーベルを武器に戦う。バンリキ魔王との確執の末、遠回しに戦死を命じられ、「バンリキ魔王に手柄を奪われるくらいなら」と悲壮の覚悟を持ってデンジマンとの決着をつけるべく女王から授かったベーダーの剣を用い自ら巨大化してダイデンジンと戦うが、電子満月斬りで剣ごと両断されて敗れ去る。ヘドラーの武人肌は、敵であるデンジマン、特にデンジレッドからも敬意を抱かれ、ヘドラー戦死直後、彼を破ったデンジマンから敬礼された。
- 関連書籍では初期の髭の無いスチール写真が掲載されることも多いがテンプレート:Sfn、本編では貫禄を出すために立派な髭を蓄えているテンプレート:Sfn。「香山浩介さんは、最初は設定になかった口髭を自分で工夫して付けたりして頑張ってくれました」と吉川進は語っている[3]。
- 第34話にはヘドラーの前任者として、誤ってビーダマラーの卵を地上に落とした「ヒダラー前将軍」の名が出てくるが、詳しいことは不明。
- ミラー
- 女スパイ。女王の姿鏡や女王の妖魔術をサポートする水晶玉などに変身。最後は女王を守り、バンリキモンスの弱点を探り出すためにバンリキ魔王に寝返ったふりをして、その弱点が尻尾であることを探り出した。そして女王の下に参じて弱点が尻尾であることを伝え、自らも水晶玉に変じて、女王がアイシーに弱点を伝えることに成功する。バンリキモンスが倒されたことに怒り狂った魔王に急襲されるも、隙を見て魔王に光線を浴びせて失明を伴う致命的なダメージを負わせる。しかし失明で狂乱した魔王の槍をその身に受けてしまい、女王の腕の中で息絶えた。
- ケラー
- 女スパイ。変装を伴う諜報活動に関しては、ミラーより上手である。女王を守る盾に変身。最後は女王を庇いバンリキ魔王に倒される。
第三勢力
- テンプレート:Visible anchor(第37 - 51話)
- ベーダー一族を乗っ取ろうと企むへび座がシンボルの宇宙の悪魔。地獄の使者で宇宙の用心棒と自称している。好物はベーダー怪物の卵(第49話ではバンリキモンスによって小さくされたダストラーを踊り食いの如く食い殺し、「珍味じゃ」と言いきっている)。巨大化もでき、ダイデンジンの必殺技、電子満月斬りを真剣白刃取りで受け止めるなどの実力を見せ互角以上に渡り合ったこともある。大酒飲みで、普段はベーダー城で食っては寝るの生活を送り、第38話ではヘドリアン女王に「一緒に一杯やらんか」と誘って「無礼者」と罵られたり、翌第39話では女王に「食って飲んで寝る、まるで豚じゃ。」と軽蔑されるなど、登場後しばらくは野心を隠していたが、物語終盤ついにベーダー一族に反乱を起こし、サッカラーを懐柔しての一度目の反乱は失敗し、マネキンのような状態にされたものの、密かにバンリキモンスの卵を放っておいたことでバンリキモンスが誕生し、解放される。その勢いに乗って再反乱し一時的にベーダー城を乗っ取ることに成功する。しかしヘドラー将軍を死地に追いやるなど傍若無人に振舞ったため、ヘドリアン女王たちの逆襲に遭い、虎の子のバンリキモンスを失い、ミラーの光線で重傷を負わされ失明した状態で地上に逃亡した後、デンジマンと戦いデンジブーメランで倒された。自身の戦闘力も相当なもので、自らも槍を用いて戦っている。
- 次作『太陽戦隊サンバルカン』ではアマゾンキラー登場時のヘドリアン女王の会話で名前のみ登場。
- バンリキモンス(第49 - 51話)
- バンリキ魔王の部下。ベーダー怪物同様卵から誕生した。口から吐く白煙はマネキンにされたバンリキ魔王を解放したり、ダストラーを小さくしたりする。最大の武器は尻尾から強大な念力で、これを発してダイデンジンを起動不能にした。両手からはミサイルを発射する。最後は復活したダイデンジンに弱点の尻尾を攻撃され、電子満月斬りで倒される。
デンジマンの装備・戦力
共通のアイテム・武器・能力
- デンジリング
- デンジマンのメンバー5人が右手薬指に装着している変身アイテムの指輪。全体は金色で、「エコ」のような意匠(つなげると「D」に見える)が刻まれている。通信機能やデンジランドの司令室に入る為の鍵としての機能がある他、緊急時には「非常通信ロケット」として、紙片を詰めた小ロケットを発射することが可能。耐タンパー性は非常に高く、ベーダー一族の力をもってしても破壊できなかった。
- デンジ強化服
- デンジ星人が開発した、デンジ星の超繊維「デンジロン」で作られた強化スーツとヘルメットで、耐熱、耐寒、耐酸性などに優れている。普段は亜空間フィールドにより極度に収縮されてデンジリング内に収納されている。ヘルメットの額には電子頭脳とデンジ星から持ち込まれたパワーの源「デンジストーン」が埋め込まれており、デンジレッドの頭部のデンジストーンが最も力が強い。ストーン強奪を目的にデンジイエローが拉致されたこともある。
- デンジスティック
- デンジマンの携帯する短剣状の武器。普段は折りたたまれて右腰のホルスターに収められている。主に打撃武器として使用。日本刀やバットに変形させたり、火事を消し止めるデンジウォーターを放つことも可能。5人合わせて地面に突き立てると電流が流れる。
- デンジパンチ
- デンジマンの拳に装着される、デンジα鋼製のアタッチメント。デンジマンのパンチ力を強化する銀色の鉄拳。拳を突き合わせ擦り合わせると装着される。厚さ50センチの鉄板を貫く威力があり、主に空手家であるレッドが使う。なお、ピンクのみ平手打ちである。
- デンジジャンプ
- その場で足踏みしてから、150メートルもジャンプする。
- デンジダッシュ
- 100メートルを3秒で走る。時速120キロ。時速250キロ以上で走ることも可能。
- デンジイヤー
- 意識を集中させ、10キロ先の音声を聴き取る。
- デンジスコープ
- デンジ赤外線で物体や、異次元空間をも透視できる電子の目。胸のDマークを右手で押さえて使用する。ズームアップ、超高速分析、音声をとらえることも可能。
- デンジパワー
- デンジストーンのエネルギーで、拘束を断ち切る。
- SOS信号
- デンジストーンのエネルギーで、デンジランドにSOS信号を送る。
- デンジキック
- コンクリートの壁も砕くキック。
- トゥキック
- つま先で岩石等を蹴って砕く。
個人技
- デンジレッド
- デンジ真空蹴り
- 空手を応用した、強力な飛び蹴り。ダストラー数人をまとめて蹴り飛ばす威力。
- ダブルパンチ
- デンジパンチの両手パンチバージョン。
- デンジブルー
- ブルースクリューキック
- 空中から放つ、きりもみ回転キック。
- ブルースネーク
- 中国の蛇拳を応用した技。腕を蛇のように動かして敵を攻撃する。
- ブルーキャット
- 猫のように敵を引っかいて攻撃する。ノラネコラー戦では全員で使用してダメージを与えた。
- デンジドリル
- 体を高速回転させて地中に潜る。潜った後には穴は残らない。17話では全員が使用した。
- ブルードリル
- 空中ブランコを応用した技。体を高速回転させて敵に突進し、一気に蹴散らす。
- ハヤブサアタック
- 隼のように舞って敵にクロスチョップを浴びせる。
- カンガルーキック
- 取っ手や敵等につかまってから後ろ蹴りを放つ。
- フライングアタック
- ジャンプして空中から超スピードで敵に体当たりする。
- ブルーインパルス・フルパワー
- デンジストーンのエネルギーを解放させて、体の拘束を断ち切る。
- 猿まわり
- 敵の間でバック転し、そのまま敵を投げ飛ばす。敵に抱きついて顔を引っかくパターンもある。
- 爆弾蹴り
- 並んだ敵の肩に乗り、肩の上を歩くようにして頭部に連続してキックを食らわす。
- デンジイエロー
- ハンマーパンチ
- デンジパンチを装着し、両手首を合わせ、上空から両手を振り回して敵を殴り飛ばす。厚さ20ミリの鉄板も貫く。
- フライングアタック
- ジャンプして空中から超スピードで敵に体当たりする。
- デンジスープレックス
- 敵を怪力で締め上げてから投げる。
- イエローヘッドバット
- デンジストーンのパワーで頭を硬化させ、敵に頭突きを食らわす。
- イエローパイルドライバー
- 敵を羽交い絞めにして上昇し、上空で敵をさかさまにして脳天から地面に叩きつける
- イエロープレーン
- 敵を頭上に抱え上げ、高速回転しながら放り投げる。
- 十三文キック
- 両足で敵を蹴りつけるドロップキック。
- 尾てい骨割り
- 背後から敵を抱き抱え、曲げた膝の上に敵を落として敵の尾てい骨を砕く。
- デンジショックガン
- 黄山が発明した銃。銃の発射時の閃光と衝撃音で、相手の意識を約20秒間失わせる。32話で使用。
- デンジグリーン
- グリーンスピンキック
- 中国拳法で言うところの旋風脚をベースとした、複数の敵をもなぎ倒す連続回し蹴り。
- デンジクロスカウンター
- 敵の懐に潜ってパンチを食らわせる。
- 回転撃ち
- 敵から奪ったライフルを構え、空中で一回転しながら敵に撃ち込む。
- デンジピンク
- デンジサンダー
- 合気道を応用した投げ技。
- 記憶ビデオ
- デンジストーンのデンジコンピュータが記憶した映像を、空中に映し出す。
- コンピューター処理能力
- デンジストーンの力により、コンピュータのプログラムを読む。
合体技・必殺技
デンジマンが5人で放つ必殺技には、以下のものがある。 発動は、リーダーであるレッドの号令により行われる。
- デンジブーメラン
- 最も多用された決め技。レッドの「デンジブーメランだ!」の号令で全員が一斉にデンジスティックを構えた後、円陣を組んだデンジマンがそれぞれの持つデンジスティックを花弁が開く様に頭上で合わせると、デンジブーメランとなり、ベーダー怪物へ向かって自動的に飛んでゆく。
- デンジイナズマ落とし
- デンジマン5人が同時にジャンプし、急降下しながら「フィニッシュ!」と叫んで、デンジスティックで怪人の頭を叩きつける。デンジブーメランに次いで使用回数の多い決め技。
- デンジシャワー
- 頭部に装備されたデンジストーンからエネルギーを放出し、敵にダメージを与えたり、人間に憑依したベーダーを追い出す。人間に対しては解毒効果がある。
- ドラゴンフライ
- 大きくジャンプして敵に蹴りを食らわせる。
- デンジタワー
- デンジマンの5人がやぐらを組んで、デンジストーンのパワーを増幅させる。
- ショットガン
- デンジマン5人で円を組み、「アタック!」の叫びとともに突進して、敵に1人ずつ連続で体当たりをする。
- 電撃アタック
- デンジマンそれぞれの必殺技を連続して敵に浴びせる。
- デンジサークル
- デンジマン5人がとんぼ返りをしながら敵に蹴りを食らわせる。
- スクランブルチェーン
- デンジマン5人が腕を組んで、レッドを軸にして回転しながら敵を吹き飛ばす。
- ブルーロケット
- ブルー以外のデンジマン4人が卍型に腕を組み、ブルーがそれを踏み台にしてジャンプ、頭から敵に突進する。
- デンジスーパーサイエンス
- デンジストーンからショック光線を放つ。タイムラーの時間を操る能力を破った。
- デンジトリック
- デンジマン5人が高速でバラバラに走り、敵を撹乱させる。
- デンジ影分身
- デンジマン5人それぞれが3人ずつに分身し、計15人で一斉に動いて敵を撹乱する。ニンポウラーに使用。
- デンジ風返し
- 5人が輪になって腕を組み、回転して強風を発生させる。
- デンジスプレー
- 怪物の体内に入った人間を外に出すための技。怪物を取り囲んで怪物を回し、逆さにして高所まで持ち上げた直後、一気に降ろして頭を地面に打ち付けてショックを与える。サキソホンラーからデンジイエローを出す為に使った。
基地・メカニック
- デンジランド
- デンジマンたちの秘密基地。3000年前、滅亡寸前のデンジ星から地球に飛来した恒星間航行が可能な巨大宇宙船兼超要塞で、岩山状にカモフラージュされている。内部は高性能コンピューターでセキュリティ管理され、デンジマンたちが待機する指揮所や各メカニックの格納・発進設備がある。デンジマンたちが働いているアスレチッククラブとデンジランドはデンジシューター(マッハ3の速度を誇る高速移動メカ)で繋がっており、わずか10秒で往来できる。
- デンジタイガー
- 全長:200m / 重量:120000t / 最高速度:650km/h(地上)、マッハ8(空中)
- 陸・海・空を自在に運行する万能戦闘母艦[注 4]で、宇宙空間では光の速度を越えることも可能。内部にデンジファイターを格納し、戦地まで輸送する。機体後部艦橋脇にある二門のミサイル砲が武器[注 5]。また、艦尾には大型のクレーンを装備している。
- その造形はイギリスのジェリー・アンダーソンのプロダクションで高く評価されており、村上克司が同社を訪問した際、プロダクション側は制作者当人が来たとは知らずに「これは素晴らしい。こういうのを作りたいんだ」とDXデンジタイガーを見せたというテンプレート:Sfn。
- デンジマシーン
- 全長:2.3m / 最高速度:450km/hテンプレート:Refnest
- デンジレッド専用バイク。サイドカーが装備されており、デンジピンクがよく乗り込んだ。オートコントロール機能を持つ。マシンガン、ミサイル、レーダー、水中用エアボンベを装備。
- デンジバギー
- 全長:3.6m / 最高速度:350km/h
- デンジブルー、デンジイエロー、デンジグリーン、デンジピンクが4人で乗り込む、専用バギー。パトロール用デンジエネルギーを使用するため、故障が無い。機関砲の対ベーダーバズーカを装備。ナンバーは、「足立11せ50-55」。
- デンジクラフト
- デンジマン専用ホバークラフト。船体の両脇に2基のミサイルを装備。5人分各色のクラフトがある。水上速度は時速100km、陸上速度は時速120km。
- ベースは波のないプールで使用するための遊覧用ホバークラフトで、劇場版の海上撮影のために用意されたものの、高波のせいで航行不能となり、本編には登場しなかった。実際の撮影ではモーターボートが用いられているテンプレート:Sfn。
- デンジファイター
- 全長:50m / 重量:50000t / 最高速度:マッハ15
- ダイデンジンに変形する巨大戦闘機。
- 後年の『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』でデンジレッドと共に登場した際に初めて戦闘シーンが描かれた。
- ダイデンジン
- 全高:65m / 重量:50,000t / 飛行速度:マッハ10 / 出力:500万hp/t / デンジα鋼製
- 戦隊シリーズ初の変形ロボ。デンジレッドの「ファイターチェンジ・ダイデンジン」の発声でデンジファイターが変形する巨大ロボ。通常は変形後に足部から乗り込み、エレベーターで口の部分にあるコクピットに入り、3点式のベルトを締めレッドの「アクション!」の発声とともに起動スイッチを押し、腹部のパネルと目の電飾が輝いた後に戦闘に入る。
- 『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にも登場。
- 武装は地面に突き刺して地にエネルギーを走らせる攻撃も可能なデンジ剣 、トゲが付いた鉄球・デンジボール、全長25m、重量10tの周囲が刃になっているダイデンジンブーメラン。
- 必殺技はデンジ剣を右手で満月を描く様に一回転させた後に両手で持ち、振り下ろして一刀両断する「デンジ剣・電子満月斬り」。
- その他の技
- ダイデンジンパンチ
- 連続パンチを浴びせる。
- ナックルパンチ
- 拳を飛ばす攻撃技。
- デンジ○○返し
- デンジ剣で敵の攻撃を弾く技で、○○には「錆」「音波」「毒蛾」「魔力」などの言葉が入る。また、「返し」の代わりに「落とし」と呼ばれることもある。
ベーダー一族の戦力
- テンプレート:Visible anchor
- ヘドラー将軍が作戦の度にベーダーの卵を選択し、孵卵器で育てられ、怪物製造レンジで誕生する。怪物製造レンジを経ずに誕生した場合人間の姿で孵化するが、成長期に入ると怪物としての本能が現われ始め、最終的に怪物と化する。ビーダマラーがこれに該当する。自らの細胞を組み換えることで、作戦に応じて自由自在に巨大化したり元の大きさに戻ったりできる上、逆にミクロ化することも可能。またダートラーなど人間体での活動が多い者も存在する。怪人体は露骨に左右非対称のデザインのものが多い。
- ベルトのバックル部には製造番号があしらわれている。第1話のムササビラーが「00番」であるため、番号は「話数-1」で設定されているが、第18話 - 第20話および第24話 - 第26話ではそれぞれナンバーが前後し、バンリキ魔王初登場となった第37話ではベーダー怪物は登場せず、前回(第36話)のノラネコラーは「35番」なのに対し、次回(第38話)登場のカマキラーは「36番」、その次回(第39話)のアクマラーは「38番」となっているため、「37番」の怪物は未登場となった。また劇場版登場のアンゴラーは、製造番号の代わりにベーダーの紋章が配されている。
- ジシンラー以下7名はデンジマンやその関係者、デンジランド等を狙う目的で使役され、サッカーラーはテロ作戦を実行したが、勲章を餌に、バンリキ魔王について、ヘドリアン女王を裏切り、ケンダマラーに処刑された。
- 第4話までは、巨大化後ダイデンジンに首を切断されて倒されており[注 6]、遺された首はベーダー側に回収されベーダー城に陳列されていた。
- テンプレート:Visible anchor
- ベーダー怪物よりも単純な構造を持つ下級兵士。1つの卵から複数体が孵化する。武器は大鎌。その死を女王に哀惜される等、大切に扱われるベーダー怪物以上の構成員と違い、女王の機嫌を損ねて(野球が下手など)処刑されることもあり、終盤ではバンリキ魔王の反乱に加担した者もいた。
- ベーダー戦闘機
- 前部に2門のバルカン砲を持つ小型戦闘機。大群で敵に襲い掛かる。
デンジ星と滅亡の歴史
銀河系のはるか彼方に存在していた惑星・デンジ星。かつてその文明力と科学力は栄華を極め、平和な星だった。発達した科学と豊かな自然が調和し、人々の顔には常に笑顔がほころんでいた。
しかし、3000年前、ベーダー一族が送り出したウミツラーによって、デンジ星は滅んだ。ある日、水道から軟体物が発生。海が腐り、霧雨が降り続き、花や木もすべて枯れ果てた。霧雨には酸が混じっていたため、ビルや高速道路の鉄骨は腐り落ちて崩れてしまった。ウミツラーは腐った海に津波を起こし、人も街も、すべてが腐った海の底に溶けてしまった。デンジ星の科学者たちはベーダー一族の侵略に気づいてダイデンジンを組み立てたが、時すでに遅かった。
デンジ星の科学者と生き残ったわずかなデンジ星人たちは、完成したダイデンジンと共に太陽系の地球に向けて脱出。地球への移住を夢見てデンジランドで旅立った。デンジランドはデンジ星人のノアの箱舟だったのだ。しかしウミツラーが作り出した軟体物によって乗員が滅び、地球に降り立った後、デンジランドを司るコンピューターは、アイシーの記憶装置に電子戦隊の結成を残して、時を待ち続けた。電子戦隊の戦いは、デンジ星の弔い合戦でもある。劇中では7話で明かされた。45話ではデンジ姫の子孫が登場したが、デンジ星人としての能力は失われていた。
マヤ族の金星の暦、古代エジプトのピラミッド、ナスカ高原の図形・ピリレイスの地図などの超古代文明は、地球に伝播したデンジ星の知識であると言われている。
キャスト
レギュラー・準レギュラー
- 赤城一平 / デンジレッド(声):結城真一
- 青梅大五郎 / デンジブルー(声):大葉健二 - デンジブルーのスーツアクターも兼任。
- 黄山純 / デンジイエロー(声):津山栄一
- 緑川達也 / デンジグリーン(声):内田直哉
- 桃井あきら / デンジピンク(声):小泉あきら
- デンジ姫:舟倉たまき
- ヘドリアン女王:曽我町子
- ヘドラー将軍:香山浩介
- ミラー:美川利恵
- ケラー:湖条千秋
- バンリキ魔王:大前均(第37話 - )
- 松尾千恵子巡査:酒井ゆきえ(第12 - 16,18 - 20,22,23,26,27,32,34,38,42,43,47,49,51話)
- 中井友子巡査:阿竹真理(第15,16,18,20,23,26話)、日高久美子(第34,38,42,47,49話)
- 松尾千恵子巡査の同僚(婦人警官):城山いづみ(第51話)[注 7]
- 大石源一:安藤聖一
- 野田三太:安保幸宏
- 平井浩:後藤忠勝
- 佐野勝男:柿原栄一
- 中川ゆみ子:杉本華恵
声の出演
ゲスト
- 緑川達造:長島隆一(第1話、第22話)
- 大学教授:外山高士(第1話)
- 高山コーチ:山口茂樹(第1話)
- カップル:大山幸英、松本絵里(第1話)
- 佐藤いずみ:日比奈男美(第2話)
- 西岡アナウンサー:木村修(第3話)
- 少年:田中康隆(第3話)
- サチ子:三原順子(第4話、第21話)
- 無藤礼:時本武(第4話)
- 高木ありさ:相川敬子(第4話)
- 牧おとえ:島田弘美(第4話)
- 美女:林真由美、小熊麻由美、松下やよい、林美枝子(第4話)
- 野田三郎:河合絃司(第5話)
- 黒部:杉義一(第5話)
- まさよ:高萩澄恵(第5話)
- 主婦:八百原寿子(第5話)
- 美坂香織:石島美樹(第6話)
- 継母:木村有里(第6話)
- 釣り人:木村修(第7話)
- 撮影所のスタッフ:五野上力(第8話)
- 映画館の館長:松下昌司(第8話)
- 風間雄一:仲恭司(第9話)
- 風間みやこ:山本直子(第9話)
- 藤堂八郎:大木史朗(第9話)
- 香山画伯:伊藤亨治(第9話)
- 小林天山:山浦栄(第9話)
- 小学校教師・純子(三太達の担任):平野真理(第10話、第14話)
- 大石松子:船場牡丹(第10話、第14話、第19話)
- 浩の母:沢柳迪子(第10話、第14話)
- 花屋:門谷美佐(第10話)
- 夏子:古川ゆみ子(第11話)
- 紀夫:菅原紀彦(第11話)
- 医師:大矢謙臣(第11話)
- 中川清子:霧静香(第12話、第14話)
- 藤村美香:長谷川真弓(第13話)
- 藤村博士:新井和夫(第13話)
- 藤村博士の助手:井上清和、益田哲夫(第13話)
- 上松剛:植松健(第15話)
- 剛の母:松風はる美(第15話)
- 浅野雄一:伊藤たくみ(第16話)
- 浅野教授:長沢大(第16話)
- 浅野夫人:赤司まり子(第16話)
- 小川教授:高野隆志(第16話)
- タクシー運転手:泉福之助(第16話)
- 草間投手:日吉としやす(第17話)
- 草間球太:根岸智夫(第17話)
- 玉木選手:佐藤淳一(第17話)
- 海原洋太郎:野内俊司(第18話)
- 小学校教師・海野(海彦一族の末裔):高橋利道(第18話)
- 松本なるみ:谷田川知恵(第19話)
- 松本直也:武見潤(第19話)
- 白井チーフ:佐々木敏(第19話)
- なつき:萩原純(第19話)
- 茂:劔弘紀(第20話)
- 医師:山田光一(第20話)
- 時夫:友金敏雄(第21話)
- 死神党リーダー:速水隆(第21話)
- 死神党員:岡本美登(第21話)
- カモちゃん:鴨下正直(第21話)
- 黒鬼健造:栗原敏(第22話)
- 中谷:団巌(第22話)
- 郷原:美原亮三(第22話)
- ライフル魔:関根直秀(第22話)
- 山倉アナウンサー:木村修(第22話、第27話)
- 若松鉄夫:林家源平(第23話)
- コケラーに操られる男:岡本美登(第23話)
- 山下ユリ:塩月徳子(第24話)
- ユリの母:八百原寿子(第24話)
- 怪力男:スーパー・力(第24話)
- 歯医者:佐藤晟也(第24話)
- 歯科衛生士:伊藤京子(第24話)
- 礼子:大山いずみ(第25話)
- 礼子の父:相馬剛三(第25話)
- 映画館の観客:麻生茂(第25話)
- 吹雪豪:中尾隆聖(第26話)
- ラジオのパーソナリティ:田川勝雄(第26話)
- マスター:横山稔(第26話)
- ライダー:益田哲夫(第26話)
- ラジオ番組のスタッフ:内田修司(第26話)
- 三平:藤森政義(第27話)
- 三平の相棒:池田進(第27話)
- 主婦:八百原寿子、村松美枝子、原あけみ(第27話)
- デリンジャー:中田博久(第28話)
- 西刑事:斉藤真(第28話)
- 塗装業者:三重街恒二(第28話)
- ポール伊崎:倉地雄平(第29話)
- ベーダーの取引相手:高橋利道(第29話)
- サブ:山田隆夫(第30話)
- マツ:星純夫(第30話)
- シロー:鈴木弘道(第30話)
- ゆかり:成瀬静江(第30話)
- 金杉:松下昌司(第30話)
- 朝風まり:朝風まり(第31話)
- 朝風天山:高原駿雄(第31話)
- 真理:近藤真理(第32話)
- 真理の母:一柳みる(第32話)
- 三郎:杉欣也(第33話)
- ヨーコ:田中由美子(第33話)
- 迎賓館の係員:佐川二郎(第33話)
- 修理工:鈴木志郎(第33話)
- 古川俊介:大栗正史(第34話)
- 古川町子:町田祥子(第34話)
- 幼少期の俊介:亀村祐輔(第34話)
- 戸川六助:吉田義夫(第35話)※古代織家元156代目
- 秋本:菅田俊(第39話)
- 岬達也:春田純一(第40話)
- KOジョー:ウイリー・ドーシー(第40話)※ピカリラーが変身した黒人ボクサー[注 8]
- 有明夕子:舟倉たまき(第45話)※デンジ姫に似た女性
- 五代万作:飯塚昭三(第46話)※トリカゴラーが変装
- 人魚姫:増田めぐみ(第47話)
※漢字表記は、ファンタスティックコレクションNo.39『電子戦隊デンジマン』朝日ソノラマ(1984年)、テレビマガジン特別編集『秘密戦隊ゴレンジャー大全集』講談社(1988年)ISBN 4061784099に拠る。
スーツアクター
- デンジレッド:新堀和男テンプレート:Sfnテンプレート:Sfn
- デンジブルー:大葉健二テンプレート:Sfnテンプレート:Sfn
- デンジイエロー:伊藤久二康テンプレート:Sfnテンプレート:Sfn
- デンジグリーン:村上潤テンプレート:Sfnテンプレート:Sfn
- デンジグリーン(代役)[5][6]:柴原孝典
- デンジピンク:竹田道弘テンプレート:Sfnテンプレート:Sfn
- デンジピンク(代役)[7]:小野寺えい子
- ダイデンジン:日下秀昭テンプレート:Sfn
スタッフ
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん、テレビランド、冒険王
- プロデューサー:落合兼武・碓氷夕焼(テレビ朝日)テンプレート:Refnest、吉川進(東映)
- 脚本:上原正三、江連卓、曽田博久、高久進
- 技斗:山岡淳二(第1-49話)、古賀弘文(第50,51話)(ジャパンアクションクラブ)
- 監督:竹本弘一、広田茂穂、平山公夫、小林義明、よしかわいちぎ、服部和史
- 音楽:渡辺宙明
- 撮影:石橋英敏、相原義晴、いのくままさお、加藤弘章、西山誠
- 照明:富樫政雄、高橋道夫、石垣敏雄
- 美術:森田ふみよし、宮国登
- キャラクターデザイン:野口竜、久保宗雄、増尾隆之、渡部昌彦
- 録音:佐藤修一、上出栄二郎
- 効果:阿部作二
- 選曲:石川孝
- 編集:山口一喜、松谷正雄
- 助監督:稲垣信明、服部和史、鹿島勤、小中肇、三ツ村鐵治、市川敏美
- 計測:石山信雄、小泉貴一
- 記録:石川和枝、栗原節子、河辺美津子、堀良子、福島勇子、藤本洋子
- 進行主任:桐山勝、奈良場稔、小林親正、小原武羅夫、後藤香、吉野晴亮
- 装置:紀和美建
- 操演:佐藤幹雄
- 美粧:太陽かつら
- 衣裳:鷹志衣裳
- 企画協力:企画者104
- キャラクター制作:エキスプロダクション
- 視覚効果:デン・フィルム・エフェクト
- 合成:チャンネル16
- 音楽制作:あんだんて
- 現像:東映化学
- 車輌制作:十和モーター
- オートバイ協力:鈴木自動車
- 車輌協力:MAZDA
- 撮影協力:後楽園ヘルスクラブ、矢野大サーカス
- 特撮:特撮研究所
- 特撮監督:矢島信男、佐川和夫
- 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽
- 主題歌
- オープニングテーマ「ああ電子戦隊デンジマン」
- 作詞:小池一夫 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:成田賢
- ノンクレジットだが、コーラスを担当しているのは、アニメ『機動戦士ガンダム』のテレビ版主題歌でもコーラスを担当した「ミュージッククリエイション」というグループ。イントロの印象的なシンセパートは当時YMOのシンセサイザーオペレーターとして活躍していた松武秀樹によるもの。
- テレビサイズは、コーダがフルサイズより1小節短い形で録音された。しかし、実際のオープニングでは、コーダをフルサイズのものに差し替え、他の部分を編集して1小節短くした形で使われた。第2話までと第3話以降では異なる形に編集されている。
- 第2話まで:イントロを2小節カットし、中間部のコーラスを1小節多く繰り返す
- 第3話以降:イントロを1小節カット
- なお、テレビサイズの本来のコーダは、予告編音楽として使われている。
- フルサイズ、テレビサイズともに、サビにもコーラスが入っているが、商品化している音源には入っていない。カラオケにはコーラスが入っている。
- オープニングの映像は都合3つのバージョンが存在しており、東映ビデオの『東映TV特撮主題歌大全集』(ビデオ、LD、DVDのいずれも)には後期のバージョンが収録されている。
- 劇場版のオープニングでは2番まで使用されている。
- たいらいさおによるカバー版も存在する。
- エンディングテーマ「デンジマンにまかせろ!」
- 作詞:小池一夫 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:成田賢
- ヴォコーダーの音は渡辺宙明の声を加工したもの。
- 挿入歌
- 「戦う電子戦隊デンジマン」(第27・29・30・32話・劇場版)
- 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:成田賢、こおろぎ'73
- 第20・32話ではインストゥルメンタル版が使用された。
- 「星からきた超兵器」
- 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:成田賢、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
- 第33話ではインストゥルメンタル版が使用された。
- 「ひとりぼっちの青春」
- 作詞:江連卓 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:内田直哉、ザ・チャープス
- 第19話では前後奏部のみ、第30話・劇場版ではインストゥルメンタル版が使用され、第22話では緑川が弾き語りをする形で使用された。
- 「輝け! デンジマン」(第19・30・34・37話)
- 作詞:上原正三 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:内田直哉、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
- 第34話ではインストゥルメンタル版と併用された。
- 「ゴーゴーデンジタイガー」(第19・20・23話)
- 作詞:上原正三 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:成田賢、こおろぎ'73、ザ・チャープス
- 第20話ではインストゥルメンタル版と併用された。
- 「銀河ハニー」(第26話)
- 作詞:上原正三 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:中尾隆聖
- 歌手・吹雪豪のヒット曲という設定で使用。放送当時は商品化されず、2001年発売の『合体魂』にボーナストラックとして収録されたのが初商品化。そのライナーノーツによると、「行方不明になっていた音源が偶然発見されたため収録できた」とのこと。2コーラスあるが、歌詞は1番しかなく、それを繰り返し歌っている。
- 2013年放送の『非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛』の第2話で登場人物のツー将軍(演:堀川りょう)がカラオケ内でこの曲を歌っている。
上記の他、第34話において「母の背で覚えた子守唄」(歌:みなみらんぼう)が使用された。
音盤ソフト
- 前作『バトルフィーバー』同様、番組放映中にコロムビアレコードのLP『電子戦隊デンジマン ヒット曲集』と『電子戦隊デンジマン テーマ音楽集〈オリジナルサウンドトラック〉』が発売。『ヒット曲集』の曲間にはデンジマンたちとデンジ犬アイシーによる豆百科スタイルのミニ・ドラマが入っていた。『テーマ音楽集』は2004年に再発売されている(1996年に発売の『電子戦隊デンジマン ミュージックコレクション』にて初CD化。なお、TV用の劇中音楽自体は『電子戦隊デンジマン ミュージックコレクション』にて初収録)。
- 「銀河ハニー」のみ、LP『電子戦隊デンジマン ヒット曲集』には収録されていなかった。
- 本作の主題歌であるシングル盤は放送中にライナーノーツのみのマイナーチェンジ版が発売された(中身はシングルと同じ)。初期のシングル盤は2006年に再発売された。
放映リスト
- 1980年8月16日放送の第29話「超能力刑事の急襲」で戦隊シリーズ通算200回目の放送を達成。
- 1981年1月3日は休止。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1980年 2月2日 |
1 | 超要塞へ急行せよ |
|
上原正三 | 竹本弘一 |
2月9日 | 2 | 人喰いシャボン玉 |
| ||
2月16日 | 3 | 油地獄大パニック |
| ||
2月23日 | 4 | ベーダー魔城追撃 | |||
3月1日 | 5 | 壁に蠢く赤い毒花 |
|
広田茂穂 | |
3月8日 | 6 | 悪魔分身の少女 |
| ||
3月15日 | 7 | デンジ星の大悲劇 |
|
竹本弘一 | |
3月22日 | 8 | 白骨都市の大魔王 |
|
江連卓 | |
3月29日 | 9 | 死を呼ぶ怪奇電話 |
|
上原正三 | |
4月5日 | 10 | 魔法料理大好き!? |
|
広田茂穂 | |
4月12日 | 11 | いのち泥棒を追え |
| ||
4月19日 | 12 | 危険な子供スパイ |
|
竹本弘一 | |
4月26日 | 13 | 割れた虹色の風船 |
|
江連卓 | |
5月3日 | 14 | 100点塾へおいで |
|
上原正三 | 平山公夫 |
5月10日 | 15 | 悪の園への招待状 |
| ||
5月17日 | 16 | 熱海の陰謀を砕け |
|
竹本弘一 | |
5月24日 | 17 | 泣くな! 野球小僧 |
|
江連卓 | |
5月31日 | 18 | 南海に咲くロマン |
|
曽田博久 | |
6月7日 | 19 | 私の星の王子さま |
|
上原正三 | 広田茂穂 |
6月14日 | 20 | ゴリラ少年大暴れ |
|
高久進 | |
6月21日 | 21 | 死神党を攻撃せよ! |
|
上原正三 | 小林義明 |
6月28日 | 22 | 超時間ふしぎ体験 |
| ||
7月5日 | 23 | 天井裏を歩く悪魔 |
|
曽田博久 | よしかわいちぎ |
7月12日 | 24 | 罠をはる怪力男 |
|
江連卓 | |
7月19日 | 25 | 虎の穴は逃走迷路 |
|
曽田博久 | 平山公夫 |
7月26日 | 26 | デンジ姫の宇宙曲 |
|
上原正三 | |
8月2日 | 27 | 赤いカブト虫爆弾 |
|
高久進 | 小林義明 |
8月9日 | 28 | 呪いの館の密殺者 |
|
上原正三 | |
8月16日 | 29 | 超能力刑事の急襲 |
|
竹本弘一 | |
8月23日 | 30 | 消えた盗んだ出た |
|
曽田博久 | |
8月30日 | 31 | 魔法使い秘術合戦 |
|
上原正三 | |
9月6日 | 32 | 地獄の大銃撃戦 |
|
高久進 | 服部和史 |
9月13日 | 33 | 吸血楽器レッスン |
|
上原正三 | |
9月27日 | 34 | 哀しい捨て子の物語 |
|
曽田博久 | 竹本弘一 |
10月4日 | 35 | 謎のはたおり姫 |
| ||
10月11日 | 36 | 勇気ある仔犬の詩 |
| ||
10月18日 | 37 | 蛮力バンリキ魔王 |
|
小林義明 | |
10月25日 | 38 | 無限魔空の大冒険 |
|
上原正三 | |
11月1日 | 39 | 女王怒りの妖魔術 |
|
竹本弘一 | |
11月8日 | 40 | チャンピオンの敵 |
| ||
11月15日 | 41 | 史上最大の総力戦 |
|
服部和史 | |
11月22日 | 42 | 少年を喰う悪い夢 |
|
高久進 | |
11月29日 | 43 | 謎なぞ七色レディ |
|
江連卓 | 竹本弘一 |
12月6日 | 44 | 不思議ランプ物語 |
|
上原正三 | |
12月13日 | 45 | 二人いたデンジ姫 |
|
曽田博久 | 服部和史 |
12月20日 | 46 | 腹ペコ地獄X計画 |
| ||
12月27日 | 47 | 朝日に消えた人魚 |
| ||
1981年 1月10日 |
48 | バンリキ魔王反乱 |
|
上原正三 | 小林義明 |
1月17日 | 49 | ベーダー城大異変 |
| ||
1月24日 | 50 | 将軍は二度死す |
|
広田茂穂 | |
1月31日 | 51 | ひびけ希望の鐘よ |
|
視聴率
- 最高視聴率:18.6%(最終回、スーパー戦隊シリーズ歴代2位)
- 平均視聴率:13.5%(スーパー戦隊シリーズ歴代2位)
ビデオリサーチ調べ、関東地区
劇場版
- 電子戦隊デンジマン
- 1980年7月12日公開。東映まんがまつりの一編として製作・上映された(新作)。上映時間は46分。
- 監督:竹本弘一
- 脚本:上原正三
- 特撮監督:矢島信男
- 登場怪人:アンゴラー(声:飯塚昭三)
放映ネット局
- 東京都・関東広域圏:ANB(現・EX) テレビ朝日 ※キーステーション
- 北海道:HTB 北海道テレビ
- 青森県:RAB 青森放送
- 岩手県:IBC 岩手放送(現・IBC岩手放送)
- 宮城県:KHB 東日本放送
- 秋田県:ABS 秋田放送
- 山形県:YBC 山形放送
- 福島県:FCT 福島中央テレビ
- 新潟県:BSN 新潟放送
- 山梨県:YBS 山梨放送
- 富山県:KNB 北日本放送
- 石川県:MRO 北陸放送
- 福井県:FTB 福井テレビ
- 長野県:NBS 長野放送(1980年2月 - 9月)
- → TSB テレビ信州(1980年10月 - 1981年1月)
- 静岡県:SKT 静岡けんみんテレビ(現・SATV 静岡朝日テレビ)
- 愛知県・中京広域圏:NBN 名古屋放送(現・名古屋テレビ)
- 大阪府・近畿広域圏:ABC 朝日放送
- 鳥取県・島根県:NKT 日本海テレビ
- 岡山県・香川県:KSB 瀬戸内海放送
- 広島県:UHT(現・HOME) 広島ホームテレビ
- 山口県:TYS(現・tys) テレビ山口
- 徳島県:JRT 四国放送
- 愛媛県:EBC 愛媛放送(現・テレビ愛媛)
- 高知県:KUTV テレビ高知
- 福岡県:KBC 九州朝日放送
- 長崎県:NBC 長崎放送
- 熊本県:TKU テレビ熊本
- 大分県:OBS 大分放送
- 宮崎県:MRT 宮崎放送
- 鹿児島県:KTS 鹿児島テレビ
- 沖縄県:RBC 琉球放送※ネット65日遅れ(1980年4月時点)
映像ソフト化
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全18巻が東映ビデオよりリリースされている。当初は傑作選の予定だったが、全話収録となった為収録順が放送順と一致していないものもある。第1巻にはDVDに収録されていない第1話の予告が収録されている。
- 2004年7月21日 - 12月10日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全6巻の各2枚組で(Vol.6のみ1枚)各巻9話(Vol.5は10話、Vol.6は5話)収録。Vol.1には初回生産分限定で全巻収納BOXが付属した。
- 劇場版がビデオ(VHS、セル・レンタル共通)や、2003年7月21日発売の『スーパー戦隊 THE MOVIE BOX』と、2004年7月21日発売の『スーパー戦隊 THE MOVIE VOl.2』、2011年6月21日発売の『スーパー戦隊 THE MOVIE Blu-ray BOX 1976-1995』に収録。
漫画版
- テレビランド(徳間書店)
- 作画:細井雄二
- 番組と比べて、児童誌特有のアレンジが多く見受けられる。キャラクター描写は『ゴレンジャー』を髣髴とさせるものとなっており、青梅がクールな二枚目、黄山が肥満体型の大食漢、緑川が子供っぽさを残した性格とされている。また、デンジマンのマスクは口が露出している。5人のデンジマンを集めサポートする役割はデンジランドのコンピュータに集約されており、アイシーは登場しない。ダイデンジンも登場しないが、連載中に本誌別冊付録として付いた塗り絵コミック(こちらも作画は細井が担当)には登場した。
- 最終回は、戦いに決着を付けるため一人デンジランドへ乗り込んできたヘドラー将軍に5人で立ち向かうも苦戦を強いられるが、漫画オリジナルの必殺技「デンジノヴァ」を放って将軍を倒すという形で終わる。
- 単行本は放送当時のテレビランドコミックスと大都社Stコミックスとして刊行。
- テレビマガジン(講談社)
- 作画:津原義明
- ストーリーはオリジナル。ベーダー怪物は登場せず、オリジナルのゲスト敵キャラクターと戦う。例外として、8月増刊号には劇場版とのタイアップ企画のためアンゴラーが登場しているテンプレート:Sfn。
- てれびくん(小学館)
- 作画:シュガー佐藤
- 連載開始は1980年5月号と遅めだが、その差を活かして、テレビ版第7話で語られたデンジ星の悲劇と電子戦隊結成の経緯を漫画版第1話に取り入れているテンプレート:Sfn。
- 内容は本編とかけ離れたギャグ路線で、何かと理由をつけてはあきらが裸にされているテンプレート:Sfn。
- 毎回ゲストで登場するオリジナルベーダー怪物は本編のデザインラインに忠実な姿をしている(左右非対称、バックルの製造番号、名前の最後に「ラー」が付く、等)。
脚注
注釈
出典
参考文献
外部リンク
- 電子戦隊デンジマン(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
- DVD 電子戦隊デンジマン特集(東映ビデオ内にあるサイト)
- 【劇場版】電子戦隊デンジマン(Youtube 東映公式チャンネル)
- ↑ 1.0 1.1 テンプレート:Harvnb
- ↑ 2.0 2.1 『特撮ザテレビジョン「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」公式読本』70頁。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 テンプレート:Harvnb
- ↑ 4.0 4.1 テンプレート:Cite book
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 辰巳出版『東映ヒーローMAX』VOL.10(2004年)、82頁、本人のインタビュー記事より。第25-26話あたりのデンジピンクを演じているとのこと。
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