ゴジラ
ゴジラは、日本の東宝が1954年(昭和29年)に公開した特撮怪獣映画『ゴジラ』に始まる一連のシリーズ作品及び、それらの作品に登場する架空の怪獣の名称である。これら一連のシリーズ作品のことを「ゴジラ映画」と呼ぶこともある。
本項ではシリーズ作品全般についての解説を行う。個々の作品の詳細は後述のリストを参照。
目次
概要
1954年に第1作が公開されて以降、半世紀近くにわたって製作された怪獣映画。演技者がぬいぐるみ(着ぐるみ)に入って演じる手法を主体としており、この手法は以後、日本の特撮映画やテレビ特撮番組の主流となった[注 1]。怪獣や怪獣同士の格闘のみならず、逃げ回る住民や攻防する軍隊等の周辺の人間描写も毎回描かれ好評を得ている。日本のみならず海外でも放映されて人気を呼び、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに日本のキャラクターとしては唯一登録されている。
ゴジラ映画の変遷
第1期・昭和ゴジラシリーズ
シリーズの特徴・経緯
1954年11月3日、特撮映画製作を熱望していたスタッフが、当時社会問題となっていたビキニ環礁の核実験に着想を得て製作した、第1作“水爆大怪獣映画”『ゴジラ』が公開される。身長50メートルの怪獣ゴジラは人間にとっての恐怖の対象であると同時に、煽り文句などで「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」として描かれた。また核兵器という人間が生み出したものによって現れた怪獣が、人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品となった。映画評論家の樋口尚文は、本作の監督である本多猪四郎への取材において「戦後の暗い社会を尽く破壊、無秩序に陥らせる和製キングコングを作りたかった」という旨の言質を取っている[1]。水爆実験で蘇った怪獣がニューヨークの街を破壊していくというレイ・ハリーハウゼン特撮の怪獣映画『原子怪獣現わる』(1953年)に大きな影響を受けている[2]。観客動員数は961万人を記録。この成功を受けて直ちに続編が準備され、翌年の1955年に公開された第2作『ゴジラの逆襲』で描かれた「怪獣同士の対決」は以後のゴジラ映画のフォーマットとなった。7年後の1962年に公開されたシリーズ第3作『キングコング対ゴジラ』では、当時の歴代邦画観客動員数第2位の記録となる1255万人を動員。アメリカなど日本国外でも上映され、大ヒットとなる。以降、日本国外で好調なセールスを買われた昭和ゴジラシリーズは、外貨獲得の手段として1960年代には矢継ぎ早に新作が製作された。
しかし、第5作『三大怪獣 地球最大の決戦』でゴジラが人類の味方として扱われて以降、ゴジラは恐怖の対象としての側面が薄まっていった。新作の度に次第に娯楽作品へのシフトが進み、ゴジラの擬人化的演出も見られ、本来のテーマであるSFとしてのリアリティも希薄になっていった。そして第12作『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』以降は完全に子供たちのヒーローとして描かれた。
当時の「邦画の斜陽」による深刻な興行不振や家庭へのテレビの普及などもあり、新作の度に観客動員数が前作を下回っていき[注 2]、それに合わせて上映時間が短縮され、制作費も縮小された。そのためビル街などの大掛かりなセットが製作できず、山林のセット主体の作品が続き、怪獣の戦闘場面に流用シーンが多用されるようになる。そして1973年に公開された第13作『ゴジラ対メガロ』で観客動員数が100万人を割り(98万人)、 1975年に公開された第15作『メカゴジラの逆襲』でそれを下回る97万人を記録。歴代ワースト1位を記録した。これを受けて東宝は巨額の予算がかかる怪獣映画を封印することを決定し、シリーズは1984年まで長い休止期間に入る。
第2期・平成ゴジラシリーズ(vsシリーズ)
シリーズの経緯
1984年、『メカゴジラの逆襲』以来9年ぶりに製作されたシリーズ第16作『ゴジラ』では、第1作を踏まえ、ゴジラ以外の怪獣は登場せず、再びゴジラは恐怖の対象として描かれた。この作品においてゴジラは1954年に一度だけ日本を襲った怪獣とされ、第1作の直接の続編という形をとっており、第2作以後の作品すべてをリセットした。また第1作当時と異なり、ゴジラの設定サイズの50メートルより高い高層ビルが多くなっており、それらに合わせゴジラのサイズを80メートルに設定。後のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降はサイズは100メートルとなった。
5年後の1989年、第16作の直接の続編であるシリーズ第17作『ゴジラvsビオランテ』が公開された。以降「昭和ゴジラシリーズ」と同様、対決ものとしてシリーズ化され、1991年公開のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降は正月映画として1995年公開の第22作『ゴジラvsデストロイア』まで毎年1本のペースで製作された。
第2期の初期(『ゴジラ』『ゴジラvsビオランテ』)は高齢化した当時のゴジラファンをターゲットにしていたためストーリーも大人向けであり、リアル路線であった。しかし実際の観客は親子連れが多数を占めていたため、徐々に子供でも楽しめるシンプルなファミリー向け娯楽映画にシフトしていき、内容もファンタジー要素やSF要素が強くなっていった。また『ゴジラvsビオランテ』が内容では高い評価を得たものの動員数が伸びなかったため、その後は昭和の人気怪獣の再登場路線となる[3]。『ゴジラvsキングギドラ』以降は動員数も大幅に向上し、スタジオジブリ作品などと並び、毎年の邦画興行ランクの1・2位を争うドル箱シリーズとして定着していった。
ハリウッド版『GODZILLA』の製作決定によりシリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』でシリーズ終了となった[注 3]。劇中でゴジラの死を描き、以降は休止期間となる。
シリーズの特徴
「平成ゴジラシリーズ」は、シリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』の全7作まで一貫した世界観となっている。後半、『ゴジラvsメカゴジラ』からは新怪獣のベビーゴジラ(後のリトルゴジラ)が登場した。なお「VSシリーズ」と「ミレニアムシリーズ」(『FINAL WARS』以外)は映画製作・公開年の翌年を物語の舞台にしている。
このシリーズは児童のファン層を新たに獲得し、シリーズ第19作『ゴジラvsモスラ』の公開時には『月刊コロコロコミック』と『コミックボンボン』の大手児童誌2誌で漫画化が掲載され、雑誌展開された(以降も、主に『コロコロ』が漫画化、『ボンボン』では特集記事で展開された)。『週刊少年サンデー』の表紙をゴジラが飾ったこともある。
また『コミックボンボン』で連載された『怪獣王ゴジラ』では、過去の人気怪獣をリニューアルして登場させる一方で、登場怪獣は作劇上の都合などから出生をゴジラを基点にしたほうが好都合であったため、完全な新怪獣を出すことが難しい状態になっていた。そのためこの時期の新怪獣は既存の怪獣のバリエーションが多い。
この当時は、主に新作公開の時期に合わせて『金曜ロードショー』(vsモスラ)、『水曜ロードショー』(vsビオランテ)、『ゴールデン洋画劇場』(vsキングギドラ、vsスペースゴジラ、vsデストロイア)などのゴールデン枠でも作品が全国ネット放映され、高視聴率をマークしている。
関係者
このシリーズでは特殊技術を川北紘一(『ゴジラ』のみ中野昭慶)、ゴジラのスーツアクターは昭和シリーズでヘドラ、ガイガンを担当した薩摩剣八郎が務めている。'84ゴジラの特殊技術チームは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日(後の国防委員長)に招かれ『プルガサリ』の特殊技術を任されたことでも知られる。
休止期間中の1997年には第1作からゴジラ映画を製作し続けてきた田中友幸が死去し、ゴジラシリーズとしては『ゴジラvsデストロイア』が最後の参加となった。
休止期間
このゴジラ休止の時期に、平成モスラ3部作が公開された。1998年にはハリウッド版『GODZILLA』も公開された。
第3期・ミレニアムシリーズ
シリーズの経緯
1999年のシリーズ第23作『ゴジラ2000 ミレニアム』でゴジラ映画が再開された。この作品で2度目の世界観のリセットが行われる。第1作以外の過去のエピソードは一切語られず、ゴジラは地震や台風などの自然災害と同じように文明への脅威の存在として設定された。
本シリーズは中には第1作とその他の東宝特撮作品の世界観を反映した。しかし、観客動員数は200万人から400万人の高水準を維持した平成ゴジラシリーズと比べ、本シリーズは100万人から200万人ほどと大幅に減少した。そのため平成ゴジラシリーズと同じく、モスラ、キングギドラ、メカゴジラなどの人気怪獣の再登場路線となった。2001年から2003年までは『とっとこハム太郎』と併映されることになり、その影響で第26作『ゴジラ×メカゴジラ』、第27作『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の2作は例年より15分ほど、上映時間が短縮化されている。
2003年の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』は110万人と当時のワースト3位を記録(現在はワースト4位)。制作サイドの目指す本当に新しい「ゴジラ映画」を制作することが当時の技術では困難として[4]、ゴジラ50周年の節目である2004年にシリーズ集大成となる最高の「ゴジラ映画」を作り上げて締めくくろうということになり[5]、同年公開の第28作『ゴジラ FINAL WARS』にてゴジラシリーズは再度終了となった。
シリーズの特徴
ミレニアムシリーズは平成ゴジラシリーズ同様、毎年正月映画として公開される。『ゴジラ×メカゴジラ』と『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の関係を例外として、前年の作品とはストーリーや世界観に連続性がない。
ミレニアムシリーズの特徴として、CGの多用が挙げられる。ただし平成ゴジラシリーズのように怪獣が光線技を多用する描写は少なくなっており、特撮カットはスーツアクターによるアクションやワイヤーアクションに重点が置かれた。
本シリーズは『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の3作品で、優れた戦闘能力とリーダーシップを持つ女性自衛官が主役または準主役でゴジラと直接戦うという時代を先取りする設定となっている。また、『vsデストロイア』公開後の休止期間中『ポケットモンスター』『デジタルモンスター』といった、マスコット怪獣的なキャラクターの人気が出て、テレビアニメ・テレビゲームなどの児童文化の中心に君臨し、子供達の怪獣映画に対する興味が薄れてしまったという意見が、新聞・雑誌などにも多く取り上げられた。
この時期のゴジラシリーズの地上波放送は、テレビ東京系で7時から9時枠で主に放送された。
本シリーズでは、『ゴジラの逆襲』以降の東宝特撮映画では通例となっていた特技監督の肩書きが「特殊技術」となり、『ゴジラ2000ミレニアム』と『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』の2作品は鈴木健二が、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』は神谷誠が担当し、『ゴジラ×メカゴジラ』のみ菊地雄一が、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』と『ゴジラ FINAL WARS』は浅田英一が特撮パートを担当した。
このシリーズでのゴジラのスーツアクターは喜多川務(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』のみ吉田瑞穂)。
国内シリーズの現状
現在、『ゴジラ FINAL WARS』を最後に、東宝が製作するゴジラシリーズは途絶えている[注 4]。しかし今後一切製作されないという訳ではなく、『FINAL WARS』当時に出された“終了宣言”も、あくまで「今回のシリーズ(ミレニアム)は終了」というニュアンスを帯びているようである。またゴジラシリーズに数多く出演した水野久美や佐原健二も『FINAL WARS』のパンフレットで「まだゴジラシリーズに出演したい」というような趣旨のコメントをしている。
ゴジラ著作権訴訟
事の発端は、本多猪四郎監督の遺族側がパチンコ『CRゴジラ〜破壊神降臨〜』CMでゴジラが登場していることに関して、2010年6月にニューギンに対し監督の著作権を侵害していると抗議文を送ったもので、ニューギンは著作権は東宝が管理しているとして東宝と遺族間で交渉するものの決裂、東宝は2010年6月に遺族に対し著作権侵害の主張は無効と訴えた。それに対し、2011年10月13日に遺族がゴジラは本多猪四郎監督の著作物であり商品化を東宝が勝手に許諾するのは違法と主張、1億2700万円の損害賠償を求めてニューギン、東宝、タカラトミー、加賀電子の4社に対し東京地裁に提訴していたが、2013年6月に和解が成立した。和解内容については明らかにされていない[6]。
アメリカ製作のゴジラシリーズ
トライスター版
1998年にトライスター版『GODZILLA』が公開された。興行面では世界的に成功を収めたものの、軽快な作風のモンスタームービーに仕上げられた作品は従来のゴジラ像の乖離から酷評が相次ぎ、また第19回ゴールデンラズベリー賞で最低リメイク賞、最低助演女優賞を受賞。シリーズ化には至らなかった。
レジェンダリー版
2014年にレジェンダリー版『GODZILLA ゴジラ』が公開された。ゴジラのデザインはトライスター版と異なり、オリジナルを踏襲したものとなった。監督のギャレス・エドワーズにより「SF要素を排し、徹底して現実的な路線で制作している」と方針が示された。
続編の製作も決定しており[7]。ラドン、モスラ、キングギドラの登場を示唆するコメントを出している。
ゴジラ映画の一覧
国内歴代シリーズ
日本国外版
( )内は原題。
- 『怪獣王ゴジラ (GODZILLA KING OF THE MONSTERS)』(1956年)
- 『ゴジラ』(1954年)の日本国外版。レイモンド・バーの出演シーンを追加。
- 『炎の怪獣ジャイガンティス (GIGANTIS,THE FIRE MONSTER)』 (1957年)
- 『ゴジラの逆襲』(1955年)の日本国外版。諸事情により新撮を断念し、新調された着ぐるみも幻となった。『怪獣王ゴジラ』同様アメリカで再編集され公開された。
- 『ゴジラvsザ・シング (GODZILLA vs THE THING)』(1964年)
- 『モスラ対ゴジラ』の日本国外版。シリーズ史上唯一、東宝側が日本国外バージョンの特別シーンを制作、追加。
- 『ゴジラ1985 (GODZILLA 1985)』(1985年)
- 『ゴジラ』(1984年)の日本国外版。レイモンド・バーらの出演シーンを追加。
- 『GODZILLA』(1998年)
- ハリウッドのトライスター・ピクチャーズで制作された新作ゴジラ。ローランド・エメリッヒ監督。同年のゴールデンラズベリー賞最低リメイク賞を受賞。続編のテレビアニメ『ゴジラ ザ・シリーズ』(Godzilla: The Series) が作られた。
- 『ゴジラ2000 (Godzilla 2000)』(2000年)
- 『ゴジラ2000 ミレニアム』の日本国外版。セリフや音楽などが変更されている。
- 『GODZILLA ゴジラ (Godzilla)』(2014年)
- ハリウッドのレジェンダリー・ピクチャーズで制作された新作ゴジラ。ギャレス・エドワーズ監督。
再編集版
- 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦』(1971年)
- 『三大怪獣 地球最大の決戦』の改題・短縮版。
- 『怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ』(1971年)
- 『怪獣大戦争』の改題・短縮版。
- 『ゴジラ電撃大作戦』(1972年)
- 『怪獣総進撃』の改題・短縮版。
イベント上映など
- 『がんばれ!ゴジラ』 - 1967年頃にイベント用に上映されたもの。
- 『怪獣プラネットゴジラ』(1994年)東京のサンリオピューロランド、大分のサンリオハーモニーランドで上映された3D映画。詳細はリンク先参照。
各作品世界観
- 1954年(昭和29年)に現れた初代ゴジラがオキシジェン・デストロイヤーで駆逐され、翌1955年(昭和30年)に2代目が現れ、その息子ミニラが196X年(昭和非公開)に3代目として誕生する。『空の大怪獣ラドン』(1956年)、『モスラ』(1961年)の出来事も起きた世界観になっている。『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』は怪獣が存在しない現実世界を舞台としており、怪獣たちが現れるのは主人公の少年の夢の中である。
- 『ゴジラ』(1984年) - 『ゴジラvsデストロイア』(1995年)
- 『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999年)
- 2度目のリセット。1作目以降、2代目ゴジラはたびたび日本を襲うが、その間、他の怪獣は現れていない。
- 『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(2000年)
- 1作目を踏まえず、1作目に近い出来事(1954年に現れたゴジラが倒されずに人類と戦い続け、長期に渡り活動)が当時起きている。
- 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001年)
- 1作目以降、日本には怪獣が全く現われておらず、2002年(平成14年)に2代目ゴジラが現れる。『GODZILLA』のような出来事(20世紀末にゴジラと酷似した怪獣のアメリカ襲来)もあったとされている。
- 『ゴジラ×メカゴジラ』(2002年) - 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(2003年)
- 1作目で初代ゴジラが白骨化して以降、『モスラ』、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』、『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣』などの出来事があり、日本にはこれら多くの怪獣が現れるようになっていたとされ、2代目ゴジラは1999年(平成11年)に現れる。
- 『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)
- この作品のみ未来世界を描いている。1作目を踏まえず、1作目に近い(1954年に初代ゴジラと人類が初めて戦った記録)出来事が当時起き、その後も多くの怪獣が現れたことで地球防衛軍が設立される。
未製作作品
- ゴジラの花嫁
- 続 キングコング対ゴジラ
- フランケンシュタイン対ゴジラ
- 脚本はそのままに『フランケンシュタイン対地底怪獣』が制作されている。
- バットマン対ゴジラ
- 怪獣大襲撃
- ゴジラ対ヘドラ 2
- ゴジラ・レッドムーン・エラブス・ハーフン 怪獣番外地
- 『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』に続く円谷プロダクション製作・東宝配給作品の第2弾として1973年に企画していた映画テンプレート:Sfn。金城哲夫と満田かずほによりプロットが製作され、沖縄を舞台とした風刺的な作品となっているテンプレート:Sfn。
- 大怪獣沖縄に集合! 残波岬の大決斗
- 登場怪獣、人物の一部、沖縄を舞台にした作品というプロットは『ゴジラ対メカゴジラ』に流用された。
- ゴジラの復活(1977年、1980年)
- 『メカゴジラの逆襲』の後に企画されたシリーズ再開案。同一タイトルの脚本が何度か書かれており、いずれも後の『ゴジラ』(1984年版)の原形となっている。
- 1977年頃に書かれたものは、テロリストに占拠された静岡の原発をゴジラが襲うという内容テンプレート:Sfn。『ゴジラ』(1984年版)のショッキラスがこの段階で登場しているが、この時点ではダニの怪獣であったテンプレート:Sfn。監督を福田純、脚本を中西隆三で製作が予定されていたが、プロデューサーの田中友幸ともども急遽製作が決定した『惑星大戦争』へスライドしたテンプレート:Sfn。
- 1980年頃に書かれたものは、ゴジラと猿神獣・水神獣・竜神獣の3形態に変身する中国の伝説の怪獣バガンが戦うという内容テンプレート:Sfnテンプレート:Sfn。執筆は村尾昭テンプレート:Sfn。『ゴジラ』(1984年版)で描かれた「ゴジラが核物質をエネルギーとする」という設定がこの段階で登場しているテンプレート:Sfn。バガンは後に『モスラ対バガン』の企画へ流用されたテンプレート:Sfn。
- 三度目に書かれた永原秀一による検討用脚本が改題し、『ゴジラ』(1984年版)として製作されたテンプレート:Sfn。
- 日米合作 ゴジラ
- ゴジラ対アスカ要塞
- モスラ対バガン(1990年)
- モスラが主役の映画であるがストーリーは『ゴジラvsビオランテ』の続編で、少しであるがゴジラもラストで復活し登場するはずだった。企画は『ゴジラvsモスラ』の原型になっている。
- ビオランテのキャラクターの弱さが東宝社内で指摘され、「スター怪獣ゴジラでも対決物興行が難しい」という結果が出た上にさらに新怪獣とモスラとの組み合わせではキャラクターが弱かろうとの判断が下されたためにお蔵入りになった。その代わりにアンケート人気第1位を獲得したキングギドラが登場する『ゴジラvsキングギドラ』(1991年)が制作されたテンプレート:Sfnテンプレート:Sfn。
- キングギドラの大逆襲
- ミクロスーパーバトル ゴジラvsギガモス → ゴジラvsギガモス(1991年)[9]
- 『ゴジラvsキングギドラ』の続編として川北紘一を中心に企画された作品。ゴジラと新怪獣ギガモスとの戦いと並行して、原子炉化したゴジラを止めるためミクロ化した主人公たちによるゴジラの体内での行動が描かれる。アメリカを舞台とし、全米での公開も見込まれていた。
- ギガモスのほかに米軍の兵器としてメカニコングの登場も予定されていた。当初はキングコングの登場を検討していたが、『vsキングギドラ』に登場したメカキングギドラが好評であったことから同じメカ怪獣であるメカニコングに変更された。
- プロットがまとめられた1か月後に東宝のプロデューサーサイドがキングギドラの次に人気のあったモスラをメインとすることを決定したため、登場怪獣をモスラとギガモスとした『ゴジラvsギガモス』へと内容を変更された。この段階でギガモスは名前だけ残してモスラと同じ卵から生まれた「悪のモスラ」という設定に変わり、最後はモスラと融合してゴジラを倒すという展開であった。『vsモスラ』のポスター画では、卵から誕生する2匹のモスラ幼虫が描かれており、『モスラ対ゴジラ』のイメージと言われることもあるが、実際には『VSギガモス』のプロットを元にしている。最終的に大森一樹による『モスラVSバガン』をベースとした内容に決定したためこのプロットは実現には至らなかったが、「悪のモスラ」の設定はバガンとあわせてバトラの原型となっている。
- 『ミクロスーパーバトル』での海外上陸展開は、場所は異なるが後に『ゴジラvsデストロイア』において海外上陸には慎重な意見であった富山省吾を押し切って川北が実現させている。
- ゴジラの逆襲 → ゴジラ対メカニコング → マイクロユニバース イン ゴジラ(1991年)[9]
- モスラ登場案へと変更された『ミクロスーパーバトル ゴジラvsギガモス』に対し、同プロットから「メカニコング」と「ゴジラの体内での戦い」という要素を引き継いだ作品。メカニコングの登場は、権利関係が東宝とRKOとの間で曖昧であったためこれを明確にしようという意図もあったが、RKO側から製作した場合トラブルが生じる可能性があるとの回答が出されたため、この案は中止となった。
- 「怪獣の体内での戦い」は後に『モスラ2 海底の大決戦』にてモスラとダガーラの戦いの中で実現させている。またメカニコングに思い入れの強かった川北は『幻星神ジャスティライザー』でこれをモデルとしたメカ巨獣ブルガリオを登場させている。
- ゴジラ 3D "GODZILLA 3D TO THE MAX"
その他の媒体展開
- 怪獣人形劇『ゲキゴジ』
- 劇団こがねむしによる人形劇。登場怪獣は、ゴジラ、ミニラ、リトルゴジラ、アンギラス、バラゴン、ゴロザウルス、モスラ、ガバラ、ドラット、キングギドラ、ヤングシーサー、ミヤラビちゃん。ゴジラは主人公の「ゴジラくん」(モスゴジ似)「キンゴジくん」(キンゴジ似)「とびゴジラ」(総進撃ゴジ似)「パパゴジラ」と4種類も登場する。
- すすめ!ゴジランド(1994年、1996年)
- 学習研究所による学習アニメ。登場怪獣はゴジラ、ゴジリン(雌のゴジラ)、モスラ、アンギラス、バラゴン、メカゴジラ、ラドン。
テレビ番組
- 『流星人間ゾーン』(1973年)
- 『ゴジラアイランド』(1997年 - 1998年)
- テレビ東京系で放映された5分番組。登場する怪獣は、着ぐるみではなく市販のソフビ人形などを改造したもので撮影されている。
紹介番組
- 『冒険!ゴジランド』(1992年10月1日 - 12月24日、1993年10月7日 - 12月30日)
- テレビ東京系、毎週木曜日7時15分 - 7時30分放送。全26回。
- 『ゴジラ王国』(1996年10月1日 - 1997年8月15日)
- テレビ東京系、毎週月曜日 - 金曜日7時30分 - 7時35分放送。全224回。
- 『ゴジラTV』(1999年10月 - 2000年3月)
- テレビ東京系、毎週月曜日 - 金曜日6時40分 - 6時45分放送。
ゲーム作品
発売(稼働)順。
- ゴジラ VS 3大怪獣(MSX)1984年発売
- 『ゴジラ』東宝(株)事業部、(PC88)、1984年11月発売、4800円(テープ版)。
- 暴龍ゴジラ 大都市壊滅(FM-7)1985年発売
- ゴジラくん(MSX)1985年発売
- ディフォルメされたゴジラが登場するアクションパズルゲーム。のちにゲームボーイへ移植された。
- ゴジラ(ファミリーコンピュータ)1988年12月9日発売
- ゴジラとモスラを操作し、ゴジラ怪獣だけでなく、モゲラやゲゾラなどの東宝映画の怪獣を倒していくアクションゲーム。ストーリーは地球侵略を目論むX星人の基地が木星で発見され、地球政府がゴジラとモスラを送り込むというもの。
- ゲームは大きく分けて移動パートとアクションパートに別れており、シミュレーションゲームのようなヘクスマップを移動して敵怪獣と対決したり敵基地を破壊したりする。開発はコンパイル。
- アクションパートで対戦する敵怪獣はゲゾラ、モゲラ、バラン、ヘドラ、バラゴン、ガイガン、メカゴジラ、そして最後の敵として立ち塞がるキングギドラである。また、ラストステージでは移動パート中に轟天号も登場する。
- Godzilla 2 - War of the Monsters(ファミリーコンピュータ)1991年発売
- バトルサッカー フィールドの覇者(スーパーファミコン)1992年12月11日発売
- コンパチヒーローシリーズの一部の作品にはゴジラも出演している。パワーやディフェンスが高めに設定されることが多い。
- ゴジラ(アーケードゲーム) 1993年稼動
- バトルベースボール(ファミリーコンピュータ)1993年2月19日発売
- ゴジラ(PC-9801)1993年10月15日発売
- 怪獣王ゴジラ(ゲームボーイ)1993年12月17日発売
- 超ゴジラ(スーパーファミコン)1993年12月22日発売
- ゴジラ 爆闘烈伝(PCエンジン)1994年2月26日発売
- ゴジラ 怪獣大決戦(スーパーファミコン)1994年12月9日発売
- ゴジラ 怪獣大進撃(ゲームギア)1995年12月8日発売
- ゴジラ 列島震撼(セガサターン)1995年12月22日発売
- ゴジラ・ジェネレーションズ(ドリームキャスト)1998年11月27日発売
- ゴジラを始めとする怪獣を操作して、日本の大都市を破壊するというゲーム。敵としてGフォースの戦車や戦闘機が登場し、また特定のステージにて街の破壊率が一定の数値に達すると、スーパーX、X2、XIIIがボスとして登場する。
- 操作可能な怪獣はゴジラ、メカゴジラ、初代ゴジラ、ハリウッド版ゴジラ、ミニラの5体に加え、隠しキャラクターとしてジャイアント芹沢博士というキャラクターが登場する。
- ゴジラ・トレーディングバトル(プレイステーション)1998年12月3日発売
- 東宝株式会社 映像事業部が開発した、『モスラ2』までの東宝特撮怪獣(キングコング、メカニコングを除く)が総出演するトレーディングカードゲーム。
- GODZILLA: The Series(ゲームボーイカラー)1999年11月30日発売
- ゴジラ・ジェネレーションズ・マキシマムインパクト(ドリームキャスト)1999年12月23日発売
- ゴジラ・ジェネレーションズの続編として作られたソフト。操作できる怪獣はゴジラのみだが、各ステージが「町の破壊」と「怪獣との戦い」の2段階になっている。敵怪獣は、ビオランテ、キングギドラ、モスラ(幼虫・成虫)、スペースゴジラ、そして最終ボスがデストロイア(幼体・完全体)となっていて、そのほかに、スーパーXIIIやゲームオリジナルキャラのモゲラII、スーパーメカゴジラIIなども登場する。
- Godzilla: The Series Monster Wars(ゲームボーイカラー)2000年11月30日発売
- ゴジラ怪獣大乱闘(ニンテンドーゲームキューブ)2002年12月12日発売
- ゴジラ怪獣大乱闘アドバンス(ゲームボーイアドバンス)2003年12月11日発売
- ゴジラ怪獣大乱闘 地球最終決戦(プレイステーション2)2004年12月9日発売
- ゴジラ UNLEASHED(Wii)2007年12月5日発売
- Godzilla: Unleashed Double Smash(ニンテンドーDS)2007年11月20日発売
- ゴジラがモンスターストライク(mixiアプリ)とコラボ。2014年07月18日
- ゴジラ -GODZILLA-(プレイステーション3)2014年冬発売予定
パチンコ
- CRゴジラ2(1999年2月導入・ニューギン)
- CRゴジラ(2003年5月導入・ニューギン)
- CRゴジラ(2006年12月導入・ニューギン)
- 川北紘一演出による完全新作映像『ゴジラvsキングギドラ』が収録されている。登場怪獣は、ゴジラ、ミニラ、キングギドラ、モスラ、ラドン、ガイガン、メカゴジラ、スペースゴジラ、デストロイア。小美人、X星人も登場する。実際の映画で使われた着ぐるみなどを使用。ゴジラの着ぐるみは『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』のもの。
- CRゴジラ〜破壊神降臨〜(2010年7月導入・ニューギン)
- ゴジラシリーズ第4弾。ニューギンよりバトライズスペック第3弾。前作同様、映画で使われた着ぐるみを使用した川北の演出による完全新作映像。登場怪獣は、ゴジラ、アンギラス、キングギドラ、ガイガン。ゴジラのスーツアクターは岩崎晋弥。
CM
上記ゲーム・映画のCMは除く。
- 京都銀行(1992年頃)
- 『ゴジラvsモスラ』の公開される以前に放送されていたもので、清水寺の前を歩いたり、大文字山に銀行のシンボルマークを焼き付けたりする。
- 西友(1992年 - 1994年)
- 『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』及び、『ヤマトタケル』の公開時期に放映された。川北紘一の演出によるもので当該作品の特撮シーンと登場キャストの新撮映像で製作されていた。ゴジラの熱線で巨大な「¥」が爆発したり、モスラの羽ばたきで沢山の「¥」が舞い上がったりといった演出がなされた。
- 天神愛眼(1994年)
- 福岡の眼鏡販売店で、『ゴジラvsスペースゴジラ』の公開時期に放映された。同作で福岡が最終決戦の舞台になっていることもあり、「天神愛眼が狙われている!」と題して同社の社長が軍服姿でセールをアピールするというもの。
- ウベハウス(1995年 - 1997年頃)
- 一軒家の中でゴジラとリトルゴジラがじゃれあい、堅牢さをアピールしている。着ぐるみは『vsスペースゴジラ』のもの。
- パールライス(1995年頃)
- 『ゴジラvsデストロイア』の公開時期に放映された。暴れるバーニングゴジラを背景に「パールライスが食べたい」とテロップと声が重なる。映像は『vsデストロイア』の流用で、同様のシーンを用いたポスターも製作された。
- セボン(2001年)
- ベスト電器(2002年)
- 『ゴジラ×メカゴジラ』の公開時期に放映された。同作の映像を流用しており、戦闘シーンにゴジラの放射火炎やメカゴジラのプラズマレーザー砲と同色のテロップが挿入されていた。
- キヤノン EOS Kiss デジタルX(2006年)
- ゴジラがKISSのメイクをして登場し、熱線を吐く(KISSキッズも空に向かって熱線を吐いている)。着ぐるみは『ゴジラ FINAL WARS』のもの。
- キリンビバレッジ FIRE(2009年)
- 松井秀喜と共演。ゴジラはシルエットのみの登場。
日本国外
- 『Godzilla』(1978年)
- アメリカのハンナ・バーベラ社が制作したTVアニメ。全26話。
- 『Shogun Warriors』(1970年代)
- マーベルコミック版『Godzilla, King of the Monsters』(1977年 - 1979年)
関連作品
- 超星神シリーズ
- ウルトラQ、ウルトラマン
- プルガサリ
- 行け!ゴッドマン、行け! グリーンマン
- 『おはよう!こどもショー』内の特撮コーナー。東宝企画製作でサンダ、ガイラ、ガバラ、カメーバ、ゴロザウルス、ミニラなどが登場した。またゴジラの着ぐるみをゴモラ風に改造した新怪獣ツノジラスが登場。
- 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007年)
- ゴジラ単体の作品ではないが、冒頭、吉岡秀隆演ずる茶川竜之介の書く小説の世界として、フルCGで東京タワーや鈴木オートを破壊するゴジラが登場し、ゴジラのメイン・テーマも使用されている。このゴジラは『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の白眼のゴジラのガレージキット(原型製作は丹羽俊介)をモデルに、監督の山崎貴自身がデザインしたもので[12]、わずかながら東宝公認の“復活”を果たすこととなった。
ゴジラと戦った組織
テンプレート:Main 本シリーズには以下の組織が登場している。『ゴジラ』を始めとする、東宝怪獣映画群に登場する怪獣迎撃を行うこれらの組織を総称して東宝自衛隊と呼ぶこともある。そのため正式名称ではないが、雑誌やこれらの装備を商品化したレジンキャストキット、ペーパークラフトなどでもこの呼称の使用例がある[1]。もともとは自衛隊以外の名称で登場することが多かったが、後には「自衛隊」の名前で出演するようにもなった。撮影にあたっては自衛隊の協力を得て実際の兵器の稼働シーンなどが撮影されているほか、東宝自衛隊独自の架空兵器も登場している。架空兵器に関しては東宝特撮映画の登場兵器を参照。
なお、現実世界でゴジラのような怪獣が日本に襲来する事態を想定した机上研究を旧防衛庁が過去に行っており、怪獣襲来に対しては自衛隊法第83条に基づく災害派遣で自衛隊の出動が可能とし、暴れる怪獣に対しては「有害鳥獣駆除」の名目で武器・弾薬の使用も可能との結論に達した[注 5]。
- 防衛隊
- 第1作『ゴジラ』(1954年)から『メカゴジラの逆襲』に登場する組織。以降、1970年代までの東宝SF映画ではたいてい日本の軍事組織として防衛隊もしくは防衛軍が登場する。
- 防衛軍
- 第6作『怪獣大戦争』、第25作『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』に登場するが、名前が同一なだけで両者は全く異なる組織である。
- 自衛隊
- 『ゴジラ』(1984年)以降のシリーズでは自衛隊の名称そのままで登場する。また、「ゴジラ非常緊急対策本部」という、ゴジラと銘打たれた対策本部が出来たのも本作が最初である。
- Gフォース(G-Force)
- 『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』『ゴジラvsデストロイア』に登場する、国連G対策センターに所属するゴジラ迎撃専門の組織。怪獣迎撃にはガルーダ、メカゴジラ、MOGERAといった対ゴジラ用戦闘マシンを使用する。
- Gグラスパー
- 『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』に登場する、日本独自のゴジラ対策部門の特別G対策本部に所属する実働部隊。G-GRASPERの「grasp(グラスプ)」は「捕捉」を意味する。
- 特生自衛隊
- 『ゴジラ×メカゴジラ』および続編『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』で登場する、自衛隊の中でも対特殊生物戦闘専門の部隊として陸海空三軍と並ぶ第四の部隊。「特生」とは「対特殊生物」の略称。英文略記号は「JXSDF(Japan Counter-Xenomorph Self Defence Force)」。
- Gガード
- 『ゴジラアイランド』に登場する、怪獣たちと共存する孤島ゴジラアイランドの防衛組織。パンナトルテやタルトクープ、ジェットジャガーシリーズなどのメカを所有する。
- 地球防衛軍(Earth Defence Force)
- 『ゴジラ FINAL WARS』に登場する、人類がお互いを敵とする時代を終え、怪獣の脅威に立ち向かう為に、地球の軍事力が一つになった。地球最大の規模を持つ対怪獣用防衛組織。主に新人類であるミュータントが防衛軍の中心となっており、メーサー殺獣光線車、轟天号、新・轟天号、ランブリング、火龍、エクレール、メーサー銃、ドッグファイター、EDF戦車等の対怪獣用の強力な兵器を有する。
- S.H.I.E.L.D.
- アメコミ版ではアメリカ合衆国をぶらつき大西洋に消えるまで、S.H.I.E.L.D.は下位組織としてゴジラを捕獲するためのゴジラスカッドを結成した。このユニットはダムダム・デュガンによって率いられ、レッドローニンと呼ばれる巨大ロボやベヒーモスとして知られている小型ヘリキャリアを使用した。
破壊された地域、建物
『ゴジラ』(1954年)でゴジラが銀座を破壊した際、松坂屋と和光を無断で炎上させたためにクレームが付いた(和光は以後2年間ほどは、東宝の一切のロケ使用を許可しなかった)。それ以降、実在する建物を破壊する際には所有者の許可を取るようになった。しかし、ゴジラに破壊された建物はその後、業績が好調になっていたりするため「ぜひとも次のゴジラ映画でウチを破壊してほしい」というオファーが東宝に来たことがある[注 6]。四国地方にはシリーズを通じて一度も上陸していない。
地域
日本国内
- 北海道
- 能取岬(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 網走原野(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 札幌市中央区(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 納沙布岬(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 根室市(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 青森県
- 青森市(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 山形県
- 山形市(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 宮城県
- 仙台市(『キングコング対ゴジラ』、『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 栃木県
- 那須高原(『キングコング対ゴジラ』)
- 茨城県
- 東海村(『ゴジラ2000 ミレニアム』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 千葉県
- 東京都
- 品川(『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラ×メカゴジラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
- 芝浦((『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラvsモスラ』)
- 新橋(『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 銀座(『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラ』〈1984年〉)
- 有楽町(『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラ』〈1984年〉)
- 永田町(『ゴジラ』〈1954年〉)、『キングコング対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
- 千代田区(『ゴジラ』〈1954年〉)
- 文京区(『キングコング対ゴジラ』)
- 港区(『三大怪獣 地球最大の決戦』、『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』、『怪獣総進撃』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、『ゴジラ FINAL WARS』)
- 小笠原村(『怪獣総進撃』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 晴海(『ゴジラ』〈1984年〉)
- 新宿(『ゴジラ』〈1984年〉、『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 伊豆諸島(『ゴジラ』〈1984年〉、『ゴジラvsビオランテ』)
- 伊豆大島(三原山)(『ゴジラ』〈1984年〉)
- 赤坂(『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
- 天王洲アイル(『ゴジラvsデストロイア』)
- 有明(『ゴジラvsデストロイア』)
- お台場(『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 渋谷(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 道玄坂(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 虎ノ門(『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
- 神奈川県
- 山梨県(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 静岡県
- 福井県
- 高浜町(『ゴジラvsビオランテ』)
- 愛知県
- 三重県
- 京都府
- 大阪府
- 兵庫県
- 神戸市(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 広島県
- 広島市(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 福岡県
- 大分県
- 別府市(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 熊本県
- 鹿児島県
- 鹿児島市(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 沖縄県(『ゴジラ対メカゴジラ』、『ゴジラ FINAL WARS』)
日本国外
- 北極海(『キングコング対ゴジラ』『ゴジラvsキングギドラ』)
- ファロ島(『キングコング対ゴジラ』)
- インファント島(『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』)
- レッチ島(『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』)
- ゾルゲル島(『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』)
- モスクワ(『怪獣総進撃』)
- ロンドン(『怪獣総進撃』)
- ニューヨーク(『怪獣総進撃』、『ゴジラ FINAL WARS』)
- 北京(『怪獣総進撃』)
- パリ(『怪獣総進撃』『ゴジラ FINAL WARS』)
- ラゴス島(『ゴジラvsキングギドラ』)
- アドノア島(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- バース島(『ゴジラvsスペースゴジラ』、『ゴジラvsデストロイア』)
- 香港(『ゴジラvsデストロイア』)
- 南極(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 上海(『ゴジラ FINAL WARS』)
- シドニー(『ゴジラ FINAL WARS』)
- アリゾナ州(『ゴジラ FINAL WARS』)
- ニューギニア(『ゴジラ FINAL WARS』)
建物、場所
日本国内
- 北海道
- 青森県
- 青森港周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 青森県観光物産館アスパム周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 山形県
- 山形駅周辺(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 文翔館周辺(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 宮城県
- 仙台駅周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 栃木県
- 中禅寺湖周辺(『キングコング対ゴジラ』)
- 茨城県
- 久慈川河口付近(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 神宮橋(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 東海発電所(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 千葉県
- 幕張新都心
- 千葉マリンスタジアム(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 幕張メッセ(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 幕張プリンスホテル(現:アパホテル&リゾート東京ベイ幕張)(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- ワールドビジネスガーデン(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 幕張新都心
- 東京都
- 八ツ山橋(『ゴジラ』〈1954年〉)
- 東海道線(『ゴジラ』〈1954年〉)
- 品川駅及びその周辺(『ゴジラ』〈1954年〉、『ゴジラvsデストロイア』)
- 松坂屋銀座店(『ゴジラ』〈1954年〉)
- ニッポンビール本社ビル(現:ライオン銀座7丁目ビル)(『ゴジラ』〈1954年〉)
- 銀座和光(『ゴジラ』〈1954年〉)
- 銀座松屋(『ゴジラ』〈1954年〉)
- 銀座駅(『ゴジラ』〈1954年〉)
- 旧都庁(『ゴジラ』〈1954年〉)
- 数寄屋橋(『ゴジラ』〈1954年〉)
- 日本劇場(『ゴジラ』〈1954年〉)
- 国会議事堂(『ゴジラ』〈1954年〉、『キングコング対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
- 平河町テレビ塔(『ゴジラ』〈1954年〉)
- 勝鬨橋(『ゴジラ』〈1954年〉)
- 講道館(『キングコング対ゴジラ』)
- 荻窪線沿線(『キングコング対ゴジラ』)
- 東京タワー(『三大怪獣 地球最大の決戦』、『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、『ゴジラ FINAL WARS』)
- 東京モノレール(『怪獣総進撃』)
- 霞が関ビルディング(『怪獣総進撃』)
- 晴海埠頭(『ゴジラ』〈1984年〉)
- 数寄屋橋交差点(『ゴジラ』〈1984年〉)
- 有楽町マリオン(『ゴジラ』〈1984年〉)
- 東海道新幹線(『ゴジラ』〈1984年〉)
- 有楽町、東海道新幹線などの高架橋(『ゴジラ』〈1984年〉)
- 首都高速(『ゴジラ』〈1984年〉、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラ2000 ミレニアム』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』、『ゴジラ×メカゴジラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
- 西新宿高層ビル群
- 京王プラザホテル、センチュリーハイアット東京、新宿住友ビルディング(『ゴジラ』〈1984年〉)
- 新都庁、新宿モノリスビル、京王プラザホテル南館(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 東京オペラシティ、NTT東日本本社ビル、新宿パークタワー(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 新宿中央公園(『ゴジラvsキングギドラ』)
- キャピトル東急ホテル(『ゴジラvsモスラ』)
- レインボーブリッジ(『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- ゆりかもめ(『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- シーフォートスクエア
- JTBビル(『ゴジラvsデストロイア』)
- センタービルディング(『ゴジラvsデストロイア』)
- シティグループセンター(『ゴジラvsデストロイア』)
- シーフォートタワー(『ゴジラvsデストロイア』)
- 品川火力発電所(『ゴジラvsデストロイア』)
- 羽田空港(『ゴジラvsデストロイア』)
- 東京国際展示場(『ゴジラvsデストロイア』)
- 新宿駅(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 渋谷センター街およびその周辺(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 渋谷マークシティ(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 渋谷109(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- ビックカメラ渋谷ハチ公口店(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- QFRONT(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- シンボルプロムナード公園(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- ホテルグランパシフィック・ル・ダイバ(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- お台場空中庭園ビル(架空)(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- アクアシティお台場(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- メディアージュ(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 渋谷国立科学技術研究所(架空)(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 品川プリンスホテル(『ゴジラ×メカゴジラ』)
- グランドプリンスホテル新高輪(『ゴジラ×メカゴジラ』)
- エグゼクティブタワー(現:アネックスタワー)(『ゴジラ×メカゴジラ』)
- 防衛博物館(架空)(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 地球防衛軍本部(架空)(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 神奈川県
- 横浜港、山下公園周辺(『三大怪獣 地球最大の決戦』)
- 横浜マリンタワー(『三大怪獣 地球最大の決戦』)
- 芦ノ湖(『ゴジラvsビオランテ』)
- 横浜駅(『ゴジラvsモスラ』)
- そごう横浜店(『ゴジラvsモスラ』)
- 横浜中華街朝陽門周辺(『ゴジラvsモスラ』)
- 横浜ベイブリッジ(『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- みなとみらい21
- コスモクロック21(『ゴジラvsモスラ』)
- 横浜美術館(『ゴジラvsモスラ』)
- ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル(『ゴジラvsモスラ』)
- 横浜ランドマークタワー(『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 大涌谷(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 箱根ロープウェイ(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 都橋商店街(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 横浜・八景島シーパラダイス(『ゴジラ×メカゴジラ』)
- 岩大橋(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 新潟県
- 妙高山及び大田切トンネル(架空)(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 長野県
- 松本城(『三大怪獣 地球最大の決戦』)
- 山梨県
- 本栖警察署(架空)(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 静岡県
- 富士山及びその周辺(『キングコング対ゴジラ』、『三大怪獣 地球最大の決戦』、『怪獣大戦争』、『怪獣総進撃』、『ゴジラ対ヘドラ』、『ゴジラ対メカゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』、『ゴジラ FINAL WARS』)
- 愛知県
- 三重県
- 京都府
- 大阪府
- 大阪港(『ゴジラの逆襲』)
- 旧大阪市役所(『ゴジラの逆襲』)
- 日本銀行旧大阪支店(『ゴジラの逆襲』)
- 淀屋橋中央ビルディング(現:石原ビルディング)(『ゴジラの逆襲』)
- 美津濃スポーツビル(『ゴジラの逆襲』)
- 淀屋橋駅(『ゴジラの逆襲』)
- 大阪城(『ゴジラの逆襲』)
- 大阪市中央公会堂周辺(『ゴジラvsビオランテ』)
- 阪神高速(『ゴジラvsビオランテ』)
- 大阪ビジネスパーク(『ゴジラvsビオランテ』)
- TWIN21(『ゴジラvsビオランテ』)
- 北大阪変電所(『ゴジラvsビオランテ』)
- 毎日放送本社ビル周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- ちゃやまちアプローズ周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- クリーンエネルギーファクトリー(架空)(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 兵庫県
- メリケンパーク(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 広島県
- 原爆ドーム周辺(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 香川県
- 瀬戸大橋(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 福岡県
- 大分県
- 熊本県
- 鹿児島県
- 沖縄県
- 万座毛(『ゴジラ対メカゴジラ』)
日本国外
- エトワール凱旋門(『怪獣総進撃』)
- クレムリン宮殿(『怪獣総進撃』)
- 国際連合本部ビル(『怪獣総進撃』)
- ビクトリア・ハーバー(『ゴジラvsデストロイア』)
- シドニー・タワー(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 東方明珠電視塔(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 自由の女神像(『ゴジラ FINAL WARS』)
- シドニー・オペラハウス(『ゴジラ FINAL WARS』)
参考文献
原作小説
- 香山滋『ゴジラ、東京にあらわる』(小説版の最新版タイトル)ISBN 4265063071
- 香山滋『ゴジラとアンギラス』(『ゴジラの逆襲』の小説版『ゴジラ 大阪編』の最新版タイトル)ISBN 4265063160
- 香山滋・福島正実『怪獣総進撃(怪獣小説全集1)』(本来の原作である企画書版の小説を収録)ISBN 4882930714
資料集類
- 山田誠二『ゴジラ大全集 - 東宝特撮映画ポスターコレクション』ISBN 488718364X
- テンプレート:Cite book
- テンプレート:Cite book
- テンプレート:Cite book
- テンプレート:Cite book
評論系
- 冠木新市 編『ゴジラ・デイズ』 集英社 ISBN 4087488152 1998年
- 原田実『怪獣のいる精神史 - フランケンシュタインからゴジラまで』 風塵社 ISBN 4938733161 1995年
- サーフライダー21『ゴジラ研究序説』 PHP研究所 ISBN 9784569602431 1998年
- 高橋敏夫『ゴジラの謎 - 怪獣神話と日本人』 講談社 ISBN 4062093189 1998年
- 高橋敏夫『ゴジラが来る夜に - 「思考をせまる怪獣」の現代史』 集英社文庫 ISBN 4-08-747146-2 1999年(ISBN 4331006298 の改訂増補文庫化)
- 産経新聞「戦後史開封」取材班 編『戦後史開封 昭和20年代編』 扶桑社 ISBN 459402694X 1999年
- 未来防衛研究所『〜怪獣要撃戦略マニュアル〜 ゴジラ対自衛隊』 角川書店 ISBN 4049300060 1999年
- 野真典和・伊藤誠之介・冬門稔弐『ゴジラ研究読本 - 全24本を総括し、徹底的に分析・解析』 パラダイム ISBN 4894905426 2000年
- デビット・キャリシャー「社会的に観たゴジラ映画 -日米を通して-」 『福岡市総合図書館研究紀要』第4号・第5号 2004年・2005年
- 藤川裕也『ゴジラ・自衛隊決戦史 われ、ゴジラと戦えり』光人社 ISBN 4-7698-1167-5 2004年
- 柳田理科雄『ゴジラVS柳田理科雄 - ゴジラ映画の50年を愛と科学で振り返る』 メディアファクトリー ISBN 9784840111812 2004年
- ウィリアム・ツツイ(神山京子:訳)『ゴジラとアメリカの半世紀』 中央公論新社 ISBN 4-12-003677-4 2005年
その他
- GODZILLA Room:フロリダ州マディソンブルー泉の中にある、ゴジラ人形がぶら下げられている水中洞。
- GO GODZILLA GO/IKA:SUPEREUROBEAT vol.92に収録。vol.100にもノンストップバージョンが収録されている。
関連項目
- 伊福部昭 - 「ゴジラのテーマ」の作曲者。彼が担当したゴジラなどの特撮映画のテーマをメドレー風に組み合わせた『SF交響ファンタジー(第1 - 3番、「ゴジラVSキングギドラ」)』という管弦楽曲も作曲している。
- 倉敷保雄 - フリーアナウンサー。DVD特典のオーディオコメンタリーでほとんどの聞き手を担当。『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』公開の際にはTV番組『さとう珠緒のゴジラ研究所』でゴジラ博士を務めた。
- デーモン小暮 - ゴジラの鳴き真似コンテストに出場して優勝した実績を持つ。また、『ゴジラvsビオランテ』には本人役で出演した。
- 村仲皆美 - 福岡のローカルタレント。1994年から2004年にかけてKBC九州朝日放送のローカル番組『ドォーモ』内で放送されていた(後に単発番組として独立)、毎年ゴジラ映画の撮影現場を事前の了解を取らずに取材する『ゴジラVS村中ともみ』に出演。
- クローバーフィールド - 2008年公開の米映画。製作者は来日の際、原宿のキディランドでゴジラのフィギュアを見て、映画の着想を得たとのこと。エンディングで流れるBGM(全編手持ちカメラによるドキュメント風に製作されているため、基本的には劇中のBGMは無い)は東宝の怪獣映画にインスパイアされたといい、伊福部昭の曲を彷彿とさせる箇所が存在する。なお同映画の日本語パンフレット内では、ゴジラはすべて『HAKAISHA』と置き換えられて語られている。
- 浦賀駅 - たたら浜(観音崎)にゴジラが上陸したことにちなんで、駅の接近メロディにゴジラのテーマ曲を採用。ただし劇中においてゴジラがたたら浜に上陸するシーンは存在しない。
- 東品川駅周辺はゴジラが頻繁に出没したエリアとして知られており、駅近辺の周辺案内図看板にはゴジラの出没箇所が記されている。
「ゴジラ」の愛称、ゴジラを語源とした名称を持つ人・もの
人物
- 松井秀喜 - 読売ジャイアンツ・ニューヨーク・ヤンキースなどに所属していた元プロ野球選手。「ゴジラ」の愛称で呼ばれる。その縁で映画『ゴジラ×メカゴジラ』にゲスト出演した。
- 嶋重宣 - 広島東洋カープ・埼玉西武ライオンズに所属していた元プロ野球選手。広島時代に背番号が松井秀喜と同じため「赤ゴジラ」の愛称で呼ばれる。
- 岡田貴弘 - オリックス・バファローズ所属のプロ野球選手。背番号が上記2人と同じ(#55)ということと、関西出身ということで「なにわのゴジラ」の愛称で呼ばれる。2010年度から登録名は「T-岡田」。
- 佐伯貴弘 - 横浜ベイスターズ・中日ドラゴンズに所属していた元プロ野球選手。1992年に読売ジャイアンツに入団した松井秀喜に対抗して、プロ入り時に自ら「メカゴジラ」と名乗る。
- 内川聖一 - 福岡ソフトバンクホークス所属のプロ野球選手。「アゴジラ」の愛称で呼ばれる。
団体・製品
- ピザーラ(PIZZA-LA) - 社名の由来は「ピザ」と「ゴジラ」を合わせたもの。
- Mozilla - ゴジラをもじって命名されたウェブブラウザ(当初はNetscape Navigatorの開発コードネーム)。
- Bugzilla - バグ管理システム。Mozilla同様、ゴジラにちなんで命名された。
- 日産・スカイラインGT-R及び日産・GT-R - そのハイスペックさから諸外国で「ゴジラ」と呼称されている。
- ゴジララーメン - 盛岡市郊外の綱取ダム湖畔にある施設「やる気村」内の食堂「やる気茶屋」で販売されている激辛ラーメン。塩・味噌・醤油の3種類がある。このほか施設内にはゴジラの石像が飾られていたり「やる気のゴジラ広場」という場所があったりとゴジラにまつわる物が散見される。松井秀喜のグッズが当たる「ゴジラ祭り」なるイベントが開催された事もあった。[2]
- ゴングジラ (Gongzilla) - ジャズ・ロック・バンド。ゴングの元メンバー、関係者によって結成され、1995年のデビュー・アルバム "Suffer" のジャケットはゴングを叩くゴジラの姿が描かれている。
生物
- ゴジラサウルス - 実在した恐竜の一種。命名はゴジラにちなむ。シリーズ中でゴジラの起源と設定されて登場したゴジラザウルスとは無関係。
- ホグジラ - アメリカで射殺された、巨大なイノブタ。名の由来は「ホッグ(Hog)」と「ゴジラ(Godzilla)」を合わせたもの。
- ゴジラツノアリヅカムシ - 甲虫目ハネカクシ科の昆虫(日本産)。学名はBasitrodes godzilla Nomura。この類の第一人者である国立科学博物館の野村周平により2003年に記載された。
その他
- ゴジラ岩 (石川県) - 能登半島にある奇岩。
- ゴジラ・メガムリオン - 沖ノ鳥島から南東約700kmの海底にあるドーム状の岩塊。世界最大とされるその大きさからゴジラの名を冠して命名され、論文でも使われている。
- ゴジラの滑り台(神奈川県) - くりはま花の国冒険ランド内にある滑り台。観音崎 (神奈川県)にはゴジラの足跡も存在する。
パロディ作品
- 宇宙怪獣ガメラ - ガメラの足下で「さらばドジラ」という当時休止中のゴジラを意識した映画の看板が横転するシーンがある。
- ウルトラマンマックス - 第11話のTV放映版のみ、冒頭部で子供たちがゴジラとガメラのソフビ人形を戦わせるシーンがあった。
- オースティン・パワーズ ゴールドメンバーズ - オースティンが運転する車が巨大な怪獣の人形を乗せて暴走するシーンで、ゴジラのテーマ風のBGMが流れ、さらに歩行者が「大人の事情でゴジラじゃないけど、ゴジラだと思って逃げなきゃ!」と語るシーンがある。
- ザ・シンプソンズ - シンプソン一家が日本にやってくるエピソードに登場。ラドン、モスラ、ガメラも登場する。
- シムシティ - 災害としてゴジラ、またはマリオシリーズのクッパを模した怪獣が登場し、街を破壊する。
- スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー - 劇中でロボットによる世界同時多発テロが発生するが、日本だけはゴジラらしきシルエットの大怪獣に守られたという新聞記事が登場する。
- 大怪獣東京に現わる - 怪獣自体は登場しないが、東京にゴジラを思わせる「トカゲ型怪獣」が出現したという設定。
- アルマゲドン - 冒頭、マンハッタンの露店でゴジラやスペースゴジラの人形が売られている。
- バンビ、ゴジラに会う - ゴジラがバンビを踏み潰すアニメーション映画。『GODZILLA』公開後には、CGアニメによるパロディ作品『Son of Bambi meets Godzilla』が製作された。こちらにはハリウッド版ゴジラが登場する。
- ブルー・オイスター・カルト - アメリカの1970年代ハードロックバンド。「Godzilla」という曲を制作している。間奏では避難を促す日本語の臨時ニュースが聞こえる。当時のコンサートではゴジラの頭部(目が光り、口から煙が出る)がこの曲の演奏の時に登場していた。元スキッド・ロウのセバスチャン・バックも来日時に日本のファンのために歌ったことがある。
- マウス・ハント - 劇中登場する猫に「ゴジラ級に凶暴な猫」という意味で「CATZILLA(キャットジラ、日本語字幕では「ニャジラ」)」と名づけられている。
- マーズ・アタック! - 劇中に『ゴジラvsビオランテ』の映像を使用している。
- みんなのいえ - 劇中にゴジラとメガギラスが登場する。
- 坂本龍一がNHK-FM放送「サウンドストリート」のDJを担当していた頃、「デモ・テープ特集」という企画があった。その中で、ゴジラのメインテーマに「ゴジラ・ゴジラ・ゴジラとメカゴジラ、モスラ・モスラ・モスラとメカモスラ」というような珍妙な歌詞を付けて歌った作品が投稿されたことがある。この作品は同企画のコンピレーションアルバム「Demo Tape 1」で聴くことができる。
- 桃太郎電鉄シリーズ - ゴジラのパロディである「ドジラ」及び「ドジラ―ス」が出現し、物件駅を破壊する。
- その他にも、日本の多くのアニメ・漫画作品でゴジラをモチーフにしたキャラクターが登場している。
- SUPER EUROBEATシリーズに収録される楽曲の中に「GO GODZILLA GO」(アーティスト:IKA)というものがあり、歌詞もゴジラに関したものとなっている。
脚注
脚注
出典
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- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web ハフィントンポスト 2013年11月26日
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite book
- ↑ 9.0 9.1 テンプレート:Harvnb 。
- ↑ 10.0 10.1 テンプレート:Harvnb 「平成ゴジラバーニング・コラム」。
- ↑ 『ゴジラ FINAL WARS』DVDスペシャルエディション特典ディスクより
- ↑ テンプレート:Cite web
外部リンク
- ゴジラ 東宝公式サイト ~GODZILLA 1954~2014 60th~
- 株式会社東宝映画公式ホームページ
- 「ゴジラ ファイナル ボックス」オフィシャルサイト - DVD公式サイト
- 東宝特撮Blu-rayセレクション - Blu-ray公式サイト
- ゴジラ配役リスト
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