原田実 (作家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:と学会 原田 実(はらだ みのる、1961年(昭和36年) - )は文明史家、作家[1]。古代から現代までの偽史・秘史について著述活動を行っている。

略歴

広島県出身、1983年(昭和58年)に龍谷大学文学部仏教学科卒業(学士)。1984年(昭和59年)から3年半、オカルト系出版社八幡書店に勤務、古史古伝・霊学書籍の広告を担当した。また、伊集院卿のペンネームで雑誌『ムー』に記事を執筆。

その後、広島大学研究生を経て、1991年(平成3年) - 1993年(平成5年)に昭和薬科大学文化史研究室にて、古田武彦の下で助手を務める(最初の1年は事務助手(副手))[2]。退職後、古田を中心とする東日流外三郡誌擁護派と袂を分かち、偽史偽書疑似科学批判を行う。

1995年(平成7年)パシフィック・ウエスタン大学博士課程修了(Ph.D.[3]

元「市民の古代研究会」代表(2001年(平成13年)-2002年(平成14年))。と学会およびASIOS[4]の会員でもある。『トンデモ本の逆襲』あとがきには「自分の著作を送ってきた読者」の一人として書名『幻想の津軽王国』と共に紹介されているため、その後の入会と思われがちだが実際の入会は1994年(平成6年)である。雑誌『ゼンボウ』、『正論』、『新潮45』、『季刊邪馬台国』などに寄稿している。

著書

単著

共著・編著・共編著

関連項目

注釈

  1. 鹿島建設技術研究所先端技術研究部上席研究員の原田実、アマチュア棋士の原田実は別人。
  2. 後に、昭和薬科大学は文化史研究室を廃止している。
  3. なお、パシフィック・ウエスタン大学は近年ディプロマミルである疑いが強くもたれている大学であり、その学位は日本国内および米国で正規の学位として認められていない。『ゼンボウ』1996(平成8年)9月号には、史学博士とある。
  4. テンプレート:Cite web

外部リンク