脳内エステ IQサプリ
テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『脳内エステ IQサプリ』(のうないエステ アイキューサプリ)は、フジテレビ系列で放送されたパズル・クイズバラエティ番組。通称は「IQサプリ」。字幕放送、ハイビジョン制作。
概要
いわゆる解答者の知識に比重を置く通常のクイズとは異なり、「頭の体操」にみられる様な発想の転換・ひらめきを必要とするパズル問題をメインとする。
改編期の深夜枠・関東ローカルの単発番組として何度か放送されたものが、2003年12月29日(月)23:30 - 24:30に全国ネットの特別番組として放送された。2004年4月24日からレギュラー番組となり、毎週土曜日19:00 - 19:57(JST)にテレビ大分を除く系列27局で放送された(テレビ大分は時差ネット)。
FNS各局は日本民間放送連盟が定めた基準に従い、「児童・青少年に見ていただきたい番組」として推奨している。
2008年3月までは地上デジタルテレビ放送のデータ放送と連動していて、視聴者もモヤッとやスッキリの疑似体験が出来た。モヤッとボールは右側に表示されたマスターのアニメーションの上に貯まり、モヤッとボールの数とラッキーナンバーが一致するとIQサプリのボードゲームの応募権が得られた。その他、先週の宿題サプリの答えや「サプリdeだ〜れ」の情報を見る事も出来た(ただし「サプリdeだ〜れ」の情報は、そのコーナーが終わらないと更新されない)。また1問だけ問題に参加が出来た(参加出来ない日もあった)。2008年4月からはデータ放送が中止された。2004年4月の開始当初視聴率は低調だったが、リニューアル等を経て人気番組になった。ちなみに2004年10月23日は、新潟県中越地震による『FNN報道特別番組』が放送されたために休止。
2009年1月に再リニューアルされたが、3月に終了した。総問題数は2863問だった。2009年4月からの後番組は『爆笑レッドカーペット』(水曜日22時台から枠移動。土曜日19時台では2010年3月まで放送)。『レッドカーペット』の司会でもある今田耕司は同枠に引き続き出演としていた。
2013年1月22日の『カスペ!』枠にて、『復活!IQサプリ2013 天才軍団に立ち向かえ!最強スッキリ王大決定戦SP』(ふっかつ!アイキューサプリにせんじゅうさん てんさいぐんだんにたちむかえ!さいきょうスッキリおうだいけっていせんスペシャル)と題して、約4年ぶりに復活特別番組として復活。
2013年5月28日の『カスペ!』枠にて、『また復活!IQサプリ2013 東大・京大に立ち向かえ!最強スッキリ王大決定戦SP』(またふっかつ!アイキューサプリにせんじゅうさん とうだい・きょうだいにたちむかえ!さいきょうスッキリおうだいけっていせんスペシャル)と題して、約2ヶ月ぶりに2回目の復活特別番組が放送。
2013年10月15日の『カスペ!』枠にて、『IQサプリ2013 あなたのアタマは何歳?秋の最強スッキリ脳大決定戦SP』(アイキューサプリにせんじゅうさん あなたのあたまはなんさい?あきのさいきょうスッキリのうだいけっていせんスペシャル)と題して、約5ヶ月ぶりに3回目の復活特別番組が放送。
2014年5月20日の『カスペ!』枠にて、『脳内エステ IQサプリ 芸能界最強スッキリペア大決定戦SP』(のうないエステ アイキューサプリ げいのうかいさいきょうスッキリペアだいけっていせんスペシャル)と題して、約7ヶ月ぶりに4回目の復活特別番組が放送。
出演者
司会
正司会
秘書
- 小島奈津子(初代秘書)初回 - 2005年11月5日
- 中野美奈子(二代目秘書。レギュラー時代:フジテレビアナウンサー、復活版:フリーアナウンサー)2005年11月5日 - 最終回・2013年特番(1月・10月分)・2014年特番
- 加藤綾子(三代目秘書。フジテレビアナウンサー)2013年特番(1月・5月分(10月はVTRで登場))
二代目秘書の中野は2005年8月13・20日放送分も秘書を務めた。小島が産休のため11月5日放送分を以って降板(当日は解答者で出演)し中野が引き継いだ。また、2009年1月17日放送分は中野が解答者として出演したため、本田朋子(フジテレビアナウンサー)が秘書を代行した。なお、2013年特番1月分は中野と加藤2人で秘書を務めている。5月分が加藤なのは中野がシンガポールに転勤したためだが、10月分では一旦帰ってきて再び務めている。(2014年特番も同様。)
解答者
最終回以降の特番に参加しているレギュラーと準レギュラーは今田と磯野と竹山のみ(番組開始当初に準レギュラーだったえなりかずきも参加している)。
レギュラー
パネラーが特別な回でも、彼らは特に変わる事はない。
- 今田耕司(サプリリーダー) 魚顔から番組内で魚扱いをされる事があったり、IQミラーでは変身キャラクターが魚戦士である。
- 石塚英彦※ただし2013年・2014年特番では裏番組にウエンツと出演していたため欠席。
準レギュラー
- ウエンツ瑛士※ただし2013年・2014年特番では裏番組に石塚と出演していたため欠席。
- 磯野貴理子(放送100回記念から最終回までは磯野貴理)
- カンニング竹山 (対ブラックマスター時代は、リニューアル初回を除き、ブラックファイターズ側で出演。) ハゲブタメガネ(まちゃまちゃが命名、後にH・B・Mと言われている)と言う名で呼ばれる事がある(H・B・Mになる前はブタがデブになる事があり、今田によって油が付け足されている)、アニメーションキャラクターでは子供姿でも何故かハゲている。ネームプレートをめくるとハズレだった時は、貼り直されず、中野にハズレと呼ばれていた。途中で何回か辞めさせられるような描写があったが、最終回まで出演した。
- 山崎邦正(主にスペシャル時のみ出演(レギュラー初参加は2005年12月3日))
- 世界のナベアツ(竹山同様、リニューアル初回を除き、ブラックファイターズ側で出演(但し、衣装はブラックファイターズの衣装ではなく、黒のスーツである))
ゲスト解答者はサプリリーダーの今田と同じ吉本興業(現・よしもとクリエイティブ・エージェンシー)所属のタレントが今田に加え最低1組入っていた。
コーナーでの出題
- はなわ - 「はなわのIQ都道府県」
- 美山加恋 - 「名探偵カレン」(不定期で行われていたドラマ仕立てのクイズコーナー)
- 世界のナベアツ - 「世界のナベアツサプリ」
- Berryz工房、ハロプロエッグ - 「リズムIQ 字ンギス間」
ナレーター
- 以上の3人は問題VTRのキャラクターの声も当てる。VTR中に今田・石塚・ウエンツが登場する場合もあり、その時は今田を古川、石塚を稲田、ウエンツを鈴木が担当。
- 吉崎典子(フジテレビアナウンサー ナレーター陣で唯一深夜時代から担当している)
- 三石琴乃(2008年10月放送分からレギュラー放送最終回まで)
- 吉田伸男(フジテレビアナウンサー)
- 増田晋(「IQミュージアム」出題VTR)
- 掛川裕彦(「スーパースローサプリ」出題VTR)
- 真地勇志(「アドベンチャーサプリ」出題VTR)
- 岡安章介(ななめ45°)(「電光掲示BaaaaN」出題VTR)
- 山下恵理子(2013年特番)
- 田代尚子(フジテレビアナウンサー・2014年特番)
以下は不定期で登場する。
- レニー・ハート(オープニングのタイトルコールを担当)
- 立木文彦(上記のタイトルコール後に担当する)
- 滝口順平(問題VTR、今田からは「ドクロベエ様」と呼ばれる)
- 青野武(問題VTR)
- 八奈見乗児(同上)
- 小山力也(24 -TWENTY FOUR-のジャック・バウアーとして一時期)
- 田中信夫(問題VTR、川口浩探検隊シリーズのパロディー)
- 木村匡也(後枠『めちゃ×2イケてるッ!』が本番組拡大版で休止の際に登場)
主なパネラーの席順(レギュラー放送時)
特番期 - 2004年9月、パネラーが八の字形でマスター席が中央に置かれ、左右3席ずつ今田は一番左に置かれていた。
2004年9月 - 2007年9月、回答者が6組から8組に増加。今田はマスター(伊東四朗)から見て一番左下である。この頃から石塚が番組レギュラーになり、石塚はマスター(伊東四朗)から見て一番右下である。以下の表は大体の法則である。
主に男性ゲスト(コンビ席の場合あり) | 主に女性ゲスト(コンビ席の場合あり) | ゲスト(磯野貴理の場合が多い) | 主にコンビ席 |
今田耕司* | 主にメインゲスト | 主にメインゲスト | 石塚英彦※ |
- 左上席はたいてい竹山かウエンツあるいはコンビ席となるが、右上席に座る場合もある。
- 貴理が前に座り、若い女性ゲストを後ろに座らせる場合もある。
2007年10月 - 2008年5月、解答者が10組となった。今田が真ん中である。石塚は、マスター(伊東四朗)から見て一番右下である。
ゲスト | ゲスト | ゲスト | ゲスト | ゲスト |
ゲスト | ゲスト | 今田耕司 | ゲスト | 石塚英彦 |
2008年6月 - 2008年9月、チーム戦が始まり、若干席順が変わった。チームのリーダーは原則今田、石塚、ウエンツのいずれかである。 (チーム分けによっては今田、石塚、ウエンツが以下でない時がある。)
ゲスト | ゲスト | ゲスト | ゲスト | ||
ゲスト | ゲスト | ウエンツ瑛士 | 今田耕司 | ゲスト | 石塚英彦 |
2008年10月 - 2008年12月、番組リニューアルに従い、以下の席順に変わり、解答者が8組に減った。
ゲスト | ゲスト | 今田耕司 | ゲスト | ゲスト |
ゲスト | 石塚英彦 | ゲスト |
2009年1月 - 2009年3月(最終回)、再度番組がリニューアルし、2007年10月頃の席順に戻った(但し、最終回を除いてモヤッとボール、モヤッとホールは無かった)。
ゲスト | ゲスト | ゲスト | ゲスト | ゲスト |
ゲスト | ゲスト | 今田耕司 | ゲスト | 石塚英彦 |
番組内容
- 番組に登場するサプリメント(問題)については脳内エステ IQサプリのサプリメントを参照
「スッキリ」と「モヤっと」
ひねりのある問題を解き、答えを聞いて脳が「スッキリ」したか「モヤッと」したかを判定する(深夜時代は「スッキリ」と「モヤッと」中間に「ヤラレタ」があった)。
「スッキリ」とは自分の解答が間違っていても、「答えの理由に理解した、または納得した事を告げるモノ」で、必ずしも正解の時にのみ出るモノではない。スッキリした場合は、解答者席にあるボタンを押すことでヒマワリをモチーフにしたライト(スッキリフラワー)が出てくる。反対に「モヤッと」とは「解答に納得がいかなかった」場合や正解しても当てつけの意味が込められているモノであり、必ずしも不正解を表すモノではない。モヤッとした場合には「モヤッとボール」をセット中央の穴「モヤッとホール」に投げこむ。投げこまれたボールはサプリマスター・伊東四朗の頭上のカプセルに溜まり、番組の最後に伊東の「美しさは脳から、『美脳』」のフレーズと共に、伊東がそれらのボールを全て頭からかぶってスッキリ感に変える。
深夜時代も当時の司会、篠井英介が落ちてくるボールを頭で受けている。フレーズは「世の美脳のため…、『美脳』」である。特に表情を変えずにモヤッとボールを受けた。小島奈津子の最後の出演日である2005年11月5日には、小島が司会席に座ってボールをかぶった。
深夜番組・特番時代では、パネラー席に「スッキリ」「ヤラレタ」(初回のみ)「モヤッと」の3つの入れ口があり、正解発表の後での感想をそれぞれのボールの入れ口に対応する色(スッキリ=ピンク、ヤラレタ=オレンジ、モヤッと=緑)を入れていった。モヤッとのみ、マスター頭上のカプセルにたまる。ボールを入れると、スッキリはすんなり落ちるのに対し、モヤッとはゆっくり落ちる。当時は入れられるボールの数は一問につき最大5個であった。当時はモヤッとボールに突起が付いておらず、スッキリフラワーの登場とともに突起が付けられた。
特番時代およびレギュラー放送初期は心理テストに近い内容だったが、2004年10月以降はクイズの要素が増えたため実質的にクイズ番組となった(今田は本番組のことをNo.1クイズ番組と番組中に言ったことがある)。この頃から「サプリに正解」→「スッキリ」、「サプリに不正解」→「モヤッと」という判定が殆どになっているが、現在でも上記の「スッキリ」の意味は生きており、主に石塚などが不正解時でも「スッキリ」の判定を行っており、「これは参りました」と発言する他、特に触れられなくても「スッキリ」の判定をしている解答者は多い。
パーフェクトスッキリ
2008年4月よりパーフェクトスッキリの趣旨が大幅に変わった。以下に示すのは2008年3月までのものである。
「パーフェクトスッキリ」とは、ウォーミングアップの早押し問題および一部の番組半ばに行われる連帯責任型のサプリ(なかとりサプリや絶叫サプリなど)を除くサプリ問題を全問正解することである(早押し問題での誤答はこれに含まれない)。。なお、他のクイズ番組と違い、番組終了時に各解答者の成績発表はしていない(SPを除く)。テンプレート:要出典範囲
パーフェクトモヤッと
サプリ文字や変身サプリーズなどのオープニング問題を含む、その日出題される全てのサプリに正解できないことを「パーフェクトモヤッと」と呼ぶ。一部の番組半ばに行われる連帯責任型の「なかとりサプリ」や「IQラプリ」などパーフェクトスッキリのカウント対象にならないサプリは、仮にスッキリできたとしても、パーフェクトモヤッとから逃れることができない。この不名誉な記録を達成した人は、放送期間中間寛平とかとうかず子の2人だけであった。なお、今田やウエンツ等の番組レギュラーがこの不名誉を達成した場合は、番組降板のペナルティがある。過去に磯野貴理子とカンニング竹山の2人がパーフェクトモヤッとにリーチをかけた事があったが、両者とも最終問題(IQミラーまちがい7)で正解し、降板を逃れた。
モヤッとボール
突起が付いた緑のボール。問題にモヤッとしたとき「モヤッとホール」に投げこむ。
通常は解答席横に置かれた箱からボールを取って投げるが、不正解でモヤッと感がピークに達すると、「ハコ投げ(箱ごと「モヤッとホール」に運び中身を全てぶちまける行為。初期は石塚だけやっていたが、後に他の解答者もするようになった)」をすることがある。
「はなわのIQ都道府県」の正解発表後、解答者からのモヤッとボールはモヤッとホールではなくはなわ本人めがけて飛ぶことが多く[1]、はなわがモヤッとホールの上で歌うようになった。投げ込まれるモヤッとボールの数はこのコーナーが圧倒的に多い。はなわは「痛いけど、気持ちいい」と、正解しなかった人に対してガッツポーズをする。
視聴者から各コーナーの問題を募集し問題が採用された人には、モヤッとボールが進呈されていた。このモヤッとボールは、グッズとして発売しているモヤッとボールと柔らかさが違い、市販の物のほうが硬い。のちにシリアルナンバー入りのゴールドモヤッとボール進呈に変更されている。
なお、磯野貴理子の悪態に腹を立てた解答者達の会話から、モヤッとボールより突起を更に鋭くさせた、当たるとかなり痛そうな銀色の「イラッとボール」なるものが想像図のみで登場したことがある。
「IQ」
特番時代からレギュラー初期においては、問題ごとにどのような要素(「分析力」「直感力」「計算力」「洞察力」の4つ。レギュラー後は分析-、直感-が「ひらめき力」「言語力」に変更)が必要かをそれぞれ5段階で示していた。レギュラー化後の2004年10月に「この問題が解けたらあなたのIQは○○相当」というIQ(知能指数)の値が示されるようになった。IQ値が高いほど難易度が高い問題となる。
この値は100を基準として、事前に問題を解いた100人のサンプル(通称:サプリ会員)の正答率から割り出される。リニューアル前はIQではなく前記のようなグラフで難易度を示していた(これは単行本も同じ)。「東大生のIQは120相当だとか」という基準が示されるが、これはあくまでも目安(IQと学力の高さが必ずしも一致するわけではないし、正確なIQ検査方法とかけ離れているため)。
また、単独で回答するクイズ以外に出演者数名で協力したり、BGMに合わせて一人ずつ交代で回答するなどアドリブ性やゲーム性の強い問題もある(これらの問題はパーフェクトスッキリ(後述)などに関わる正解数には加算されない)。さらに、最近では推理やひらめきなどとは異なり雑学クイズに近い問題も出題されだしている。
このような番組趣旨から一般的なクイズ番組とは違い、トップ(優勝)を競わない。全問パーフェクト正解すると番組の最後で表彰されるが、あくまでも優勝者扱いはされていない。なお、下記の通り、特番ではチーム対抗戦のため優勝チームを決めている。
得点やトップ賞がなかったが、現在では正解数を明確に発表するようになった(後述)。
リニューアルの変更点
2008年5月31日放送分から9月のレギュラー回放送分までは、2チーム対抗戦を導入。各サプリメントで、正解した人数などで勝敗を付けているが、特に総合成績による賞罰などはなかった。
2008年10月11日放送の2時間スペシャルからリニューアル。今まで進行役を務めていたサプリマスターがブラックマスターになって[2]「地球モヤっと化計画」を企てており、解答側はそれを阻止する「サプリ連合軍(サプリ軍団)」として、ブラックマスターが放つ攻撃(サプリメント)に挑むという、ドラマ仕立てに変わった。その他の大きな変更点は以下の通り。
番組のシンボル、名物であったスッキリフラワーやモヤッとボール・モヤッとホールは撤去。エンディングでマスター目掛けてモヤっとボールが大量落下する演出も廃された(但し、リニューアル直前の2008年7月 - 9月頃も数回カットされた事があった)。
サプリ連合軍は、宇宙船スッキリ号(スタジオ)の中で、出題されるサプリメントに答えるという設定。それに対ブラックマスターは、宇宙船の終着地点であるモヤっと星のブラックマスタールームで秘書と共に待機しているという設定である都合、モニター越しで進行。解答者側との絡みが大きく減少した。ただし一部のサプリメントでは、秘書がワープして(という設定)スッキリ号へ移動して、解答者の元で進行を行う。更に11月1日放送分からはブラックマスターも、スッキリ号で進行を務めたり、ブラックファイターズが人数不足している時は自らサプリメントに挑む事も増えた(ただしブラックマスター曰く、進行役の席と連合軍の解答席との間には時空の歪み等が存在しており、一応異次元にあるという設定らしい。なお、対戦相手は2回ともサプリ連合軍リーダー(今田))。
サプリメントで正解(スッキリ)すると獲得できるゴールドモヤっとボールを集める。
ラストミッション「ブラックマスター危機一髪」で、ブラックマスターと直接対決。ここまで獲得したゴールドモヤっとボールの数10個につき1本の剣と交換。代表者[3]が1本ずつ、「黒ひげ危機一発」の要領で、樽の穴に剣を刺していく。6個(初回スペシャルのみ10個)の内1つだけある当たりの穴(予めブラックマスターが、サイコロを振って当たり番号〈初登場から2回目は視聴者のみ公開だったがそれ以外の回は視聴者にも分からなくしている〉を決定)に刺すことができればサプリ連合軍の勝利で、ブラックマスターの頭上に大きなモヤ玉(IQミュージアムで使用していた物)が落下する。全部の剣を刺しても当たりの穴に刺すことができていなければサプリ連合軍の敗北で、5秒のカウントダウンの後、モヤっとシャワー(連合軍メンバーの頭上めがけて、大量のモヤっとボールが降り注ぐ)の罰がある(この回の当たり番号の発表は罰を受けた後にブラックマスターが口頭で発表する)。
2009年1月24日放送分から再リニューアル。サプリ連合軍対ブラックマスターという図式がなくなって各々の位置付けも元に戻り、再び個人戦になる。ただしサプリメントが「常識IQ問題」と呼ばれるようになり、(一般常識を問う)クイズ色が強くなった。出題時の表示もIQ値から常識IQ値に変更されている。1問正解する毎に1ポイントが加算され、この合計値で解答者の常識IQレベルを評価、番組の最後に秘書が常識IQ値が最高および最低となった解答者を発表する。
コンピューターゲーム作品
各種グッズの発売がされたが、中でもニンテンドーDS用のソフトは番組内容をそのままに再現している。
- 脳内エステ IQサプリDS(スパイク・チュンソフト(放送当時はスパイク)、2006年12月21日)
- 脳内エステ IQサプリDS2 -スッキリキング決定戦-(スパイク・チュンソフト(放送当時はスパイク)、2007年11月29日)
SPでの企画
芸能界IQランキング大決定SP
3人1組でのチーム対抗戦(コンビは個人扱い)。合計スッキリ数(ポイント)で競う。最終的に合計スッキリ数の多いチームが優勝。優勝すると「スッキリトロフィー」(1つ、リボンには歴代優勝チームが書かれている)と「クリスタルモヤッとボール」(宝箱に入っている。1人1個ずつ)が授与される。また最下位チームにも「モヤッとチョッキ」・「モヤッとカツラ」などのモヤッとグッズが授与される。2006年12月30日は生放送で行われた。
紅白IQスッキリ合戦SP
2005年5月7日放送。今田耕司率いる白組と、磯野貴理率いる紅組がスッキリ数を競い合う。レギュラー陣以外の名前テロップには本家に合わせて出演回数を表示していた。
芸能界スッキリキング決定戦SP
2006年5月6日放送。27人の個人戦で合計スッキリ数で競う。最終的に合計スッキリ数(正解した数)の多い解答者がスッキリキング(優勝)となる。スッキリ数が一番少ない解答者はモヤッとキングとなる。賞品はモヤッとキングの方が豪華である。
芸能界スッキリペア決定戦SP
2007年5月5日放送。2人で1組となっていて、合計10組となっている。他のルールは芸能界スッキリ決定戦などと同様。
真冬のスッキリバトル90分SP
2009年1月17日18:30 - 19:57に放送されたが、一部地域(仙台放送・新潟総合テレビ・東海テレビ・関西テレビ・テレビ愛媛)では19時から1時間版に編集されて放送された。短縮放送の局への配慮から、最初の30分は『もしもツアーズ』とほぼ同じ内容のVTRの途中に申し訳程度に特産品などの問題を出していたため、実質的なクイズの部分は60分版と変わらなかった。全てのコーナーが、サプリ連合軍12人対ブラックファイターズ7人(中野秘書含む)の対抗戦形式になっており、合計スッキリ数(得点)を競った。
復活!IQサプリ2013 天才軍団に立ち向かえ!最強スッキリ王大決定戦SP
2013年1月22日19:00 - 20:54に『カスペ!』枠で放送。レギュラー時代と異なり系列全28局同時ネットとなった。約4年ぶりの放送で、レギュラー放送時とほぼ同じ内容だったが、レギュラー放送時のレギュラー解答者は今田・磯野のみ。レギュラー放送時のレギュラーだった石塚・ウエンツは裏番組の『火曜サプライズ』(日本テレビ系列)のレギュラーのため出演はしなかった。開会宣言はトム・クルーズがVTRで出演し行った。秘書として出演している中野・加藤が伊東の左右に並ぶ形で補佐している。視聴率は14.0%だった(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)。レギュラー放送時とは異なり、書き問題にも早押しの要素が取り入れられており、正解(1スッキリ獲得)出来るのは先着6名のみだった(サプリ文字・Iキューブなどの早押しサプリは通常通り先着1名のみが1スッキリ獲得)。
また復活!IQサプリ2013 東大・京大に立ち向かえ!最強スッキリ王大決定戦SP
2013年5月28日19:00 - 20:54に『カスペ!』枠で放送。視聴率は10.5%。前回のSPと同じルールで行われた。開会宣言はウィル・スミスだった。今回から秘書が正式に加藤になった。東京大学・京都大学出身・在学の6人が「天才席」で解答したが、途中で成績により天才席のメンバーが入れ替わった。前回に引き続き石塚・ウエンツは出演しなかったが、ウエンツは問題に使われた。また岡田圭右が裏番組『すイエんサー』(Eテレ)のレギュラーであるにもかかわらず出演していた。 さらにモノサプリにて、渡辺真知子が加藤に内緒で登場した。
IQサプリ あなたのアタマは何歳?秋の最強スッキリ王大決定戦SP
2013年10月15日19:00 - 20:54に『カスペ!』枠で放送。視聴率は10.5%。開会宣言は猪瀬直樹東京都知事(当時)。これまで2回の復活SPと違い、レギュラー期同様のシンキングタイム内に全員が筆記で解答するスタイルとなった。また、2代目秘書の中野が復帰し、加藤はVTRでのサプリ文字出題で出演した。出演者は6人ずつ10代・20代のヤング席(赤・上段)、30代・40代のミドル席(黄・中段)、50代以上のアダルト席(緑・下段)に分かれており、中間成績の際にはそれまでのスッキリ数に応じて改めて上段から席が振り分けられた。モノサプリは1問につき各世代3人ずつ9人が挑戦。
IQサプリ 最強スッキリペア大決定戦SP
2014年5月20日19:00 - 20:54に『カスペ!』枠で放送。開会宣言はヒュー・ジャックマン。レギュラー時代の「スッキリペア決定戦」同様、9組のペア戦でスッキリ数を競う。ただし、今田のみオープニングサプリ文字まで1人で、合体漢字から西内まりやが合流する形での参戦。モノサプリは4組と5組に分かれて挑戦した。優勝ペアにはクリスタル&ゴールドモヤッとボールが与えられた。
生放送
FNS26時間テレビ
2006年7月16日、『FNS26時間テレビ 国民的なおもしろさ!史上最大!!真夏のクイズ祭り 26時間ぶっ通しスペシャル』内で、朝9時から番組初の生放送が行われた。スペシャルゲストとして中居正広(SMAP。『FNS26時間テレビ』の総合司会)・細木数子が出演した。一部の問題(サプリ文字・名探偵加恋)も生で出題した。ラストは通常マスターが受けるモヤっとボールの雨を中居が被った。
放送100回記念
2006年12月30日、放送100回を記念して土曜日での生放送を実施した。放送時間は18:30 - 20:54。携帯電話を使用して視聴者も問題に参加することができた。問題の中にはNHK『第57回NHK紅白歌合戦』に出演する大物歌手(小林幸子)の衣装が盗まれたという設定のもと、ビビる大木と小林がNHKホールの前で生中継で出題する問題もあった。また番組内で磯野貴理子の「磯野貴理」への改名が発表された(2011年7月から再度「磯野貴理子」に戻している)。なおカンニング竹山も出演しており、相方・中島忠幸の逝去直後の放送であったが追悼テロップ等は無かった。
- 歴代優勝者
- 第1回芸能界IQランキング大決定SP 吉本興業㈱チーム(山崎邦正ほか)
- 第2回芸能界IQランキング大決定SP 個性派奥様チーム(磯野貴理子、千秋、柴田理恵)
- 第3回芸能界IQランキング大決定SP 「ローレライ」チーム(柳葉敏郎、石黒賢、ピエール瀧)
- 紅白IQスッキリ合戦SP 白組チーム
- 第4回芸能界IQランキング大決定SP チーム若手(ホリ、まちゃまちゃ、スピードワゴン)
- 第5回芸能界IQランキング大決定SP IQレッドチーム(今田耕司、ウエンツ瑛士、カンニング竹山)
- 芸能界スッキリキング決定戦SP 石塚英彦
- 第6回芸能界IQランキング大決定SP IQサプリチーム(今田耕司、石塚英彦、ウエンツ瑛士)
- 放送100回記念特大生放送SP 吉本興業㈱チーム(山崎邦正、宮迫博之、陣内智則)
- 第7回芸能界IQランキング大決定SP IQブルーチーム(石塚英彦、キャイ~ン)
- 芸能界スッキリペア決定戦SP 石原良純・勝俣州和チーム
- 解けなくて恥ずかしいのはいったい誰なのよSP 芸能界連合軍団チーム
- 第8回芸能界IQランキング大決定SP チームヤングマン
- 第9回芸能界IQランキング大決定SP IQサプリチーム(今田耕司、石塚英彦、ウエンツ瑛士)
- 第10回芸能界IQランキング大決定SP インテリチーム(麻木久仁子、アグネス・チャン、本村健太郎)
- 真冬のスッキリバトル90分SP サプリ連合軍
- 復活!IQサプリ2013 天才軍団に立ち向かえ!最強スッキリ王大決定戦SP 山西惇
- また復活!IQサプリ2013 東大・京大に立ち向かえ!最強スッキリ王大決定戦SP 山西惇
- IQサプリ あなたのアタマは何歳?秋の最強スッキリ王大決定戦SP 佐藤二朗(今田との同点プレーオフに勝利)
- IQサプリ 最強スッキリペア大決定戦SP チーム実は照れ屋さん
問題間違いなど
番組側が認めた問題間違いが存在する。また問題間違いではないが、引っ掛けが過ぎてかなり無理のある問題は多数ある。
- 数字を変換する問題で「8の真ん中に横棒をさして0/0」と言う分数を使ったことで視聴者から抗議があり、専門家からも数学上ありえない分数(ゼロ除算を参照のこと)との指摘があった。このため、番組サイトでお詫びが掲載され後述の書籍には、0/0の部分は除いた状態で収録されている。
- 「縦8cm、横5cm、厚さ1cmのタイルで正方形を作るには最低何枚必要か」という問題で正解は「5枚(5枚を重ねて横から見れば5cm×5cmの正方形になる)」というものだった。しかし視聴者から「4枚でも可能(3枚を重ねて残りの1枚を8cmの辺に縦にしてつければ8cm×8cmの正方形になる)」という抗議があった。この問題について番組サイトにお詫びが掲載され、書籍にも4枚の解答が収録されている。
PTAの評価
「子供とメディアに関する意識調査」内「親が子どもに見せたい番組」(日本PTA全国協議会主催)
- 2004年度 5位
- 2005年度 2位
- 2006年度 3位
スタッフ
レギュラー時
- 企画:熊谷剛(フジテレビ)
- 構成:ブランチ(小笠原英樹)/北本かつら、酒井健作、渡辺健久、板垣寿美、川野将一
- 問題作成:龍田力、川野将一 、伊藤のぶゆき、青井曽良、水野将良、金和成、井上修、佐藤がっかり、水野圭祐、栗原崇、藤本裕、長谷川大雲、岸本雄生、小山賢太郎、多羅正崇、藤原昭彦、山本てつじ、矢野了平、石原大二郎、笠原泰徳、よねもと大語、堀内康浩
- 問題監修:雅孝司/高橋浩徳(深夜 第1回目のみ)
- 問題イラスト:中根ケンイチ、おしゃれ三宅、PDトウキョウ、竹島秀治、吉村達也、もりいくすお
- AD:西岡奈美、吉村慶介、鴇田一樹、永野慶一郎、松澤裕介、平田亮輔、川田創
- AP:田屋聡美(共同テレビ)
- キャスティング:深野和伸、坂井美継
- ディレクター:丸山剛(テレビジョンフィールド)、内間一貴・渡辺知明・瀬戸宏章(Joyman)、池端強(R-1)、横田和伸(テレビジョンフィールド)
- 演出:井坂周二(テレビジョンフィールド)/川本良樹(R-1)、稲村健(ピボーテ)、鈴木優(共同テレビ)
- プロデューサー:今野貴之(共同テレビ/ベイシス)、林田竜一(R-1)
- アソシエイトプロデューサー:河田宣正(共同テレビ)
- 協力:オルテ企画
- 制作協力:共同テレビ/ベイシス、ロール・ワン、テレビジョンフィールド、ジョイマン、ピボーテ
- 制作著作:フジテレビ
復活特番
第4回(2014年5月20日放送分)
- 編成企画:細貝康介(フジテレビ)
- 構成:小笠原英樹(小笠原→第1 - 3回までは監修)、渡辺健久、川野将一、矢野了平(矢野は第1回が問題作成、第3回は構成担当)
- 問題:水野圭祐、龍田力、青井曽良、石原大二郎、岸本雄生、加藤ゆうた、西沢あつと、塩見直矢、坂野真希、伊藤のぶゆき
- TM:大嶋徹(共同テレビ、第1回ではTD/SW担当)
- TD/SW:菊池謙(共同テレビ、第1回ではCAM担当)
- CAM:伴野匡(共同テレビ)
- VE:岡部菜穂子(共同テレビ)
- AUD:村脇昭一(共同テレビ)
- PA:白鳥慎一郎
- LD:毛利克也
- 美術プロデューサー:木村文洋
- デザイン:別所晃吉
- 美術進行:村瀬大
- 大道具:卜部徹夫
- 電飾:富谷聡
- アクリル装飾:池澤明徳
- コスチューム:冨樫理英
- タイトル:原野真理子
- ロケ技術:共同テレビ映像取材部
- イラスト:中根ケンイチ
- CG:PDトウキョウ、森三平、グレートインターナショナル、パークグラフィックス
- 編集:岡本広、中川直喜(中川→第1,4回)
- MA:和光康彦、塩釜亮平
- オフライン:根本瞳、椿茂之
- TK:山本悦子
- 音響効果:山口晃司、大貫孝輔
- 協力:オルテ企画、東映アニメーション
- 広報:清田美智子(フジテレビ)
- AP:高橋尚輝(共同テレビ)
- AD:小﨑市太郎、西川真里、志田亜里紗、吉澤葵
- FD:川本良樹(R-1、第1 - 3回は演出)、吉村慶介(共同テレビ、第1 - 3回はディレクター)
- ディレクター:瀬戸宏章、内間一貴、大塚隆史(R-1)
- 演出:井坂周二(Television Field)、鈴木優(共同テレビ)
- プロデューサー:今野貴之・深野和伸(共同テレビ)、林田竜一(R-1)
- 制作協力:共同テレビ
- 制作著作:フジテレビ
過去のスタッフ
- 編成企画:永竹里早(フジテレビ、第1回)
- 問題:井上修
- リサーチ:フォーミュレーション
- VE:石井雅紀(共同テレビ、第1回)、郡司洋(共同テレビ、第3回)
- LD:岩村信夫(第1回)
- アクリル装飾:松本健(第1回)
- 問題イラスト:もりいくすお
- CG:フジテレビCG事業部、ポイントピクチャーズ、アーツテック、リトルベア
- オフライン:平原賢志(第1回)、落合英之(第3回)
- 編集:渡邊敬(第3回)
- 広報:鈴木麻衣子(フジテレビ、第1回)
- AP:薄木瑠里(共同テレビ、第1回)、勝田久美子(共同テレビ)
- AD:山崎宏之、川村理美、澤田和平、高橋健人、木村理恵、中野成美
- ディレクター:渡辺知明、鴇田一樹(第1回)、柳川新吾
ネット局と放送時間
放送地域 | 放送局 | 放送系列 | ネット形態 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | フジテレビ | フジテレビ系列 | 同時ネット | 制作局 |
北海道 | 北海道文化放送 | |||
岩手県 | 岩手めんこいテレビ | |||
宮城県 | 仙台放送 | |||
秋田県 | 秋田テレビ | |||
山形県 | さくらんぼテレビ | |||
福島県 | 福島テレビ | |||
新潟県 | 新潟総合テレビ | |||
長野県 | 長野放送 | |||
静岡県 | テレビ静岡 | |||
富山県 | 富山テレビ | |||
石川県 | 石川テレビ | |||
福井県 | 福井テレビ | |||
東海広域圏 | 東海テレビ | |||
関西広域圏 | 関西テレビ | |||
鳥取県 島根県 |
山陰中央テレビ | |||
岡山県 香川県 |
岡山放送 | |||
広島県 | テレビ新広島 | |||
愛媛県 | テレビ愛媛 | |||
高知県 | 高知さんさんテレビ | |||
福岡県 | テレビ西日本 | |||
佐賀県 | サガテレビ | |||
長崎県 | テレビ長崎 | |||
熊本県 | テレビくまもと | |||
宮崎県 | テレビ宮崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | フジテレビ系列 | ||
沖縄県 | 沖縄テレビ | |||
青森県 | 青森テレビ | TBS系列 | 遅れネット (日曜14時台) |
|
山口県 | テレビ山口 | 遅れネット (土曜16時台) |
関連項目
脚注
外部リンク
テンプレート:前後番組 テンプレート:今田耕司 テンプレート:月亭方正 テンプレート:ホンジャマカ
テンプレート:FNSの日- ↑ はなわが解答者に皮肉な駄洒落を言う事でその解答者がスッキリでもモヤッとボールを投げてくる一つの原因である。
- ↑ ブラックマスターとサプリマスターは同一人物という設定だが、当初は兄弟関係だった(ブラックマスターが兄)。
- ↑ 1本目は今田と固定されてるが、2本目以降は固定されていない。なお、初回は全て今田である
- ↑ 推理せよ!迷Qポワロ - フジテレビ