久本雅美
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（マチャミから転送）
テンプレート:雑多な内容の箇条書き テンプレート:Infobox お笑い芸人 久本 雅美（ひさもと まさみ、1958年〈昭和33年〉7月9日 - ）は、日本のお笑いタレント、コメディエンヌ、司会者、女優である。本名同じ。愛称はマチャミ、ヒサモト。
大阪府大阪市東住吉区（現：平野区）加美出身。WAHAHA本舗所属。3人兄弟の長女で、1歳下の弟、6歳下の妹（久本朋子）がいる。両親は徳島県出身。
目次
経歴
- 大阪市立加美小学校、大阪市立加美中学校、大阪府立勝山高等学校、金蘭短期大学国文科を卒業。
- 短大卒業後の1981年、親の反対を受けながら上京し、佐藤B作の主宰する劇団東京ヴォードヴィルショーに入団する[1]。
- 1984年6月、劇団東京ボードヴィルショーのメンバーだった柴田理恵や佐藤正宏らと共にWAHAHA本舗を設立。
- 1985年の日本テレビ『今夜は最高!』出演をきっかけに、舞台のみならず、バラエティ番組、テレビドラマ、CMなどで活動を続けている。
- 1993年4月6日から2010年10月1日までフジテレビ『笑っていいとも!』にレギュラー出演。女性レギュラーでは歴代最長となる17年半に渡りレギュラーを務めた。全体でも関根勤（1985年10月 - ）、笑福亭鶴瓶（1987年4月 - ）に次いで出演期間が長かった。
- 2008年、10歳年下の会社員との交際が報道されると同時に年齢を2歳鯖読みしていたことが発覚。年齢詐称の理由について「劇団に入るには22歳より20歳がいいだろうと思った」と釈明した[2]。TBS『明石家さんちゃんねる』おいて、年齢詐称に触れると同時に交際相手の存在については否定した[3]。
- 2012年2月、WOWOW『落語家Xの快楽スペシャル 久本雅美×古今亭菊之丞』の企画として落語家の古今亭菊之丞から指導を受け、日経ホールで上方落語『たちきり』を口演する。
人物
芸風
- 日本人女性の「 - だよ・じゃん」言葉を1980年代から広めたタレントの1人である。また、2004年頃より「 - すげぇ」「 - やべぇ」といった男言葉を多発するようになった。
- 活動初期は下ネタ満載のトークを駆使し、「おもろい女がおる」と業界内で話題になる。プライベートでも劇団員らと宴席で盛り上がり、男風呂に乱入して混浴を強行するなどしていた。ラジオ番組『久本雅美のオールナイトニッポン』においても下世話な芸風を発揮し、CMスポンサーの「フェリシモ」を「フェラチオ」と読み上げて同社がスポンサーから降りたこともある。久本のラジオ番組にゲスト出演した大沢誉志幸は久本から傍若無人な話題を振られて激怒し、生放送中に退席した。このように、活動初期はかなり破壊的な芸風であったといえる。
- 主なギャグに、両手を乳首に充ててそのまま前方に引っ張る「よろチクビ」、下腹部を強く叩いて存在感を表す「ポンッ」などがある。
- レギュラー番組に美形の男性芸能人（イケメン）がゲスト出演した際には、共演者に背中を押されたふりをして男性の胸や下半身に飛び込むことがある（事情によりやらない場合もある）。男性の魅力に「吸い込まれる」として飛び込むパターンもある。
評価
- NHK放送文化研究所が2003年まで実施した『好きなタレント調査』アンケート調査において、2001年度から2003年度まで女性部門1位を記録した。
- オリコンが発表した『NHK紅白歌合戦』の司会希望調査（一般アンケート）において、2007年度版で女性部門3位、2008年度版で女性部門4位にランクインした。
私生活
- 宗教法人創価学会の熱心な活動家としても知られる。1984年9月28日に入会し、後に創価学会副芸術部長の要職と女子部区主任部長を務めるようになった[4]。また、創価学会が支持する公明党公認候補への選挙応援演説を度々行っている[5][6]。
- 若い頃は、その「女性らしからぬ芸風」に加えて、当時は女性のお笑いタレントがそれ程多くなかったこともあり、世間から多くの非難を受ける。自身でもそのことに関して悩んでいたが、創価学会名誉会長池田大作との出会いを通じて、そのような迷いは全て取り払うことができたという[1]。
- 福山雅治の熱狂的なファンである。あらゆるメディアで「理想の男性」として福山の名を挙げ、テレビ朝日『タモリ倶楽部』では丸々30分、福山の魅力について語ったほか[7]、フジテレビ『新堂本兄弟』では福山に会うために早めにスタジオ入りし[8]、TBS『恋するハニカミ!』にサプライズゲストとして福山が登場した際には狂喜乱舞した[9]。
出演番組
現在の出演番組
レギュラー番組
- メレンゲの気持ち（1996年4月 - 、日本テレビ）
- ぴったんこカン・カン（2003年4月 - 、TBS）
- 秘密のケンミンSHOW（2007年10月 - 、読売テレビ制作・日本テレビ）
- ヒルナンデス!（2011年3月 - 、日本テレビ） - 金曜スペシャルレギュラー
- 駆け込みドクター!運命を変える健康診断（2013年6月 - 、TBS）
不定期出演
- 中居正広の金曜日のスマたちへ（TBS） - 大竹しのぶの代理や倖田來未特集などで不定期出演。
- 欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞（1994年 - 、日本テレビ） - 長期にわたり審査員を務める。
過去の出演番組
- 今夜は最高!（1985年 - 1989年 、日本テレビ） - 柴田理恵、渡辺信子らと共にレギュラー出演。
- オレたちひょうきん族（1985年、フジテレビ） - 「ひょうきんスター誕生!!」コーナーで柴田理恵と「ピンクのスリッパ」なる即席コンビを組んで出場。
- 探偵!ナイトスクープ（1988年、朝日放送） - 臨時探偵
- ラジオDEごめん（1988年10月 - 1990年3月、中京テレビ） - 火曜日レギュラー
- クイズ! 加トちゃんの1! 2! 3!（1989年5月 - 1990年1月、フジテレビ） - レギュラーパネラー
- カッ飛び!花マル塾（1990年3月 - 1990年7月、テレビ朝日）
- 週刊スタミナ天国（1990年4月 - 1996年9月、フジテレビ）
- 吉村明宏のクイズランチ（1991年9月 - 1992年10月、TBS）
- 森田一義アワー 笑っていいとも!（1993年4月6日 - 2010年10月1日、フジテレビ）
- 笑っていいとも!増刊号（1993年4月10日 - 2010年10月3日、フジテレビ）
- 笑っていいとも!特大号（1993年 - 2009年、フジテレビ、年末特番）
- 王道バラエティ つかみはOK!（1993年10月13日 - 1994年3月9日、TBS）
- クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!（1994年、日本テレビ）
- 新装開店!SHOW by ショーバイ!!（1994年 - 1995年）
- 新装開店!SHOW by ショーバイ2（1995年 - 1996年）
- ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!（1995年 - 2000年、テレビ朝日）
- ジャングルTV 〜タモリの法則〜（1996年、毎日放送制作・TBS） - 不定期ゲスト
- 加トちゃんマチャミのお台場CHA・CHA!!（1997年4月 - 1997年9月、フジテレビ）
- 高田・久本・ビビアン 最強の料理人を探せ!! → 高田・久本・ユンソナ 最強の料理人を探せ!!（1998年？ - 2004年、中京テレビ制作・日本テレビ）
- ごごいち（フジテレビ）
- マチャミの全部いただきっ!!（1998年10月 - 1999年9月、中京テレビ）
- ビッグ・ウェンズデイ（1999年10月 - 2000年2月、毎日放送制作・TBS）
- あいのり（1999年10月 - 2009年3月、フジテレビ）
- 史上最強のメガヒットカラオケBEST100 完璧に歌って1000万円（1999年12月 - 2010年10月、テレビ朝日）
- ガチンコ視聴率バトル（2000年 - 2006年、テレビ朝日）
- ほんパラ!関口堂書店（2000年4月 - 2002年3月、テレビ朝日）
- いきなり!黄金伝説。（2000年4月 - 2008年、テレビ朝日）
- アッコ・マチャミのテレビ → アッコとマチャミの新型テレビ（2000年10月 - 2005年3月、福岡放送制作・日本テレビ）
- SAMBA・TV（2000年12月30日、TBS） - 『クイズダービー復刻版』に2枠解答者として出演。
- 笑っていいとも!春・秋の祭典スペシャル（2001年 - 2002年、フジテレビ） - 総合司会
- 世界ゴリッパですね!!（2003年4月 - 2003年8月、フジテレビ）
- 恋するハニカミ!（2003年10月 - 2009年3月、TBS）
- 有名人が通うマチャミ食堂（2003年 - 2004年、日本テレビ）
- マルバレ!（2005年4月 - 2006年3月、読売テレビ制作・日本テレビ）
- マチャミナイト ガチンコ視聴率バトル 私がPだ!（2005年10月 - 2006年9月、テレビ朝日）
- タモリのジャポニカロゴス（2005年10月 - 2008年9月、フジテレビ） - 不定期ゲスト
- 嗚呼!花の料理人（2006年4月 - 2008年9月、読売テレビ制作・日本テレビ）
- 快感MAP（2006年10月 - 2008年3月、テレビ朝日）
- マチャミの名曲100選 心に残るこの一曲「あの時聴いた、歌ったのはこんな歌」（2007年2月7日 - 21日、日本テレビ）
- 大胆MAP（2007年4月 - 2009年2月、テレビ朝日）
- 世界ウルルン滞在記"ルネサンス"（2007年9月 - 2008年3月、毎日放送制作・TBS） - 司会
- 恋歌〜ラブソングス 紀香とマチャミが贈る愛と別れの名曲ベスト（2008年8月 - 2008年9月、日本テレビ）
- エチカの鏡〜ココロにキクTV〜（2008年10月 - 2010年9月、フジテレビ） - 不定期ゲスト
- 魔女たちの22時（2009年4月 - 2011年3月、日本テレビ）
- 料理の怪人（2010年10月 - 2011年2月 、テレビ東京）
- マチャミ&なるみのいただき!ナハ〜レ → マチャミ&なるみのぶっちゃけナハーレ!（2011年1月 - 2012年9月、読売テレビ）
- キレイの台所（2011年4月 - 2011年9月、テレビ大阪制作・テレビ東京）
- 世界の絶景100選（2004年1月 - 、フジテレビ）
- 久本印でお買い上げ!（2011年4月 - 、日本テレビ）
- 激突!ものまねウォーズ（2011年10月 - 、TBS）
テレビドラマ
- 月曜ドラマランド 悪魔くん（1986年、フジテレビ）
- おもいっきり探偵団 覇悪怒組（1987年、フジテレビ） - 狸ばばあ 役
- 美少女学園（1987年 - 1988年、テレビ朝日）
- 銀河テレビ小説 総務部総務課山口六平太（1988年、NHK）
- ホテルドクター（1993年、テレビ朝日） - 大谷トシ子 役
- カミさんの悪口（1993年、1995年、TBS） - 山田雅子 役
- もしも願いが叶うなら（1994年、TBS） - 片桐朝子 役
- 男嫌い（1994年、TBS） - 福田冬子 役
- うちの母ですが…（1995年、テレビ朝日） - 主演・花咲聖美 役
- 好きやねん（1995年、読売テレビ）
- 協奏曲（1996年、TBS） - 大木マサ 役
- お局探偵亜木子&みどりの旅情事件帳（1997年 - 2003年、フジテレビ） - 林みどり 役
- 女のサスペンス 盗む女（1997年6月16日、TBS） - 主演・飯田聡子 役
- くれなゐ（1998年、読売テレビ）
- 金曜エンタテイメント
- はぐれ刑事純情派 第12シリーズ 第17話（1999年7月、テレビ朝日） - 村上典子 役
- 百年の物語 第二部〜愛は哀しみを越えて〜（2000年、TBS） - 成田 役
- 流転の王妃・最後の皇弟 戦乱の愛 - 真実の物語（2003年、テレビ朝日） - お菊 役
- ムコ殿2003 第5話（2003年、フジテレビ） - ゲスト
- 新春ドラマスペシャル 負け犬の遠吠え（2005年1月8日、日本テレビ） - 主演・藤原加奈 役
- FNS25時間テレビ内スペシャルドラマ 「THE WAVE!」（2005年7月、フジテレビ） - 貴子 役
- 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜（2006年、フジテレビ） - エキストラ
- ママが料理をつくる理由（2007年、フジテレビ） - 主演・蓬莱節子 役
- ミヤコ蝶々ものがたり（2007年、テレビ朝日） - 主演・ミヤコ蝶々 役
- 孤独のグルメ 最終話（2012年3月、テレビ東京） - 主婦 役
- 浪花少年探偵団 第1話（2012年7月、TBS） - 山田徳子 役
- 森光子を生きた女〜日本一愛されたお母さんは、日本一寂しい女だった〜（2014年5月、フジテレビ） - 桂木コハル 役
映画
実写映画
- さすらいのトラブルバスター（1996年、松竹、監督：井筒和幸） - 秀子 役
- F（1998年、松竹、監督：金子修介） - 偽ヒカリ 役
- ござまれじ（2003年、TBS） - 監督
- 理由（2004年、原作：宮部みゆき、監督：大林宣彦） - 葛西美枝子 役
- 冬の幽霊たち ウィンターゴースト（2004年、製作総指揮：喰始、監督：稲葉耕作） - レンタルビデオ屋の店員 役
- クリスマス・クリスマス（2004年、クロックワークス、監督：山口博樹） - 久本麻美 役
アニメ映画
- ONE PIECE 呪われた聖剣（2004年、東映） - イザヤ 役
- リトル・マーメイドII Return to The Sea（2006年、ウォルト・ディズニー・スタジオ） - モルガナ 役
- ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜（2007年、東宝） - 美夜子の母/メデューサ 役 テンプレート:要出典範囲
ラジオ番組
- 久本雅美のオールナイトニッポン（1987年 - 1988年、ニッポン放送）
- ABCラジオパラダイス（1990年10月 - 1991年9月、ABCラジオ） - 木曜
- たけし みゆき 千春も登場! 伝説のパーソナリティが今を語る オールナイトニッポン45時間スペシャル 久本雅美のオールナイトニッポン（2013年2月23日、ニッポン放送）
- 久本雅美 LOVESONG STREET（ニッポン放送）
- 久本雅美 SUNDAY LOVESONG STREET（2013年4月21日）
- 久本雅美 MONDAY LOVESONG STREET（2013年6月10日）
CM
- 中部電力 「電気温水器」（1998年）
- カルピス（モト冬樹と共演）
- アサヒドーカメラ（中京地方ローカルCM、柴田理恵と共演）
- 求人案内（2005年）
- 学習研究社 「マイコーチ」「学研ゼミ」
- フクバ イオン 歯ブラシ（1995年）
- ミツカン 「冷凍おいなりさん」
- アサヒビール 「ビタミンファーム よくばりオレンジ」
- イエローハット（2007年）
- セブン-イレブン 「3つのヒミツ!極上ロール」（2010年）
- 花王ソフィーナ
- 「Primavista Dea」（2011年 - ）
- 「グレイスソフィーナ」（2013年 - ）
オリジナルビデオ
ドラマ
- ザ・ギニーピッグ マンホールの中の人魚（1988年）
- ギニーピッグ4 ピーターの悪魔の女医さん（1990年）
- ファンキー・モンキー・ティーチャー4 高校教師（1993年）
ドキュメンタリー
創価学会の広報ビデオに出演している。
- すばらしきわが人生Part2（1993年、シナノ企画）
- すばらしきわが人生Part4（1998年、シナノ企画）
- TOMORROW（1999年、シナノ企画）
- Future －無限の未来へ－（2000年、シナノ企画）
- Future2（2001年、シナノ企画）
- チャレンジロード（2002年、シナノ企画）
- 自分らしく輝いて（2005年、シナノ企画）
音楽作品
シングル
- 歩いて帰ろう（榊原郁恵 & 久本雅美）（1994年）
- 涙の河（1995年）
- 初のソロシングル。マギー・ミネンコのカバー。
- たまたまねぎねぎ（ババロア@）（2003年）
- バラエティ番組『アッコとマチャミの新型テレビ』で結成された和田アキ子とのユニット「ババロア@」名義。
ゲスト参加
著書
単著
- 結婚願望（2009年5月、ブックマン社） ISBN 978-4893087157
共著
- マチャミの今日も元気で! 久本雅美対談集（2002年12月、潮出版社） ISBN 978-4267016424
- イママダ（2005年2月、マガジンハウス、共著：柴田理恵） ISBN 978-4838715718
脚注
関連項目
外部リンク
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