いすゞ歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜
テンプレート:基礎情報 ラジオ番組 テンプレート:ウィキポータルリンク いすゞ歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜(いすずうたうヘッドライト 〜コックピットのあなたへ〜)は、TBSラジオがかつて制作・放送していたラジオ番組。
目次
概要
1968年から放送開始した『日野ダイナミックスコープ 走れ!歌謡曲』(文化放送)の成功に対抗し、1974年から2001年にかけてTBSラジオなどJRN系列の各放送局で放送していた音楽番組。ちなみに、日野自動車は、当番組の冠スポンサーであるいすゞ自動車の母体「ヂーゼル自動車工業」の日野製造所が分離・独立して設立された会社である。
対象リスナーは『走れ!歌謡曲』同様、深夜から早朝にかけて働くタクシーや長距離トラックの運転手で、CMは いすゞ自動車のトラックに関するものだった。大型トラックの810やギガ、中型トラックのフォワード、小型トラックのエルフのCMが中心だったが、ビッグホーンなどのRVのCMも流れることがあった。なお、いすゞ自動車で生産しているバスシリーズに関してのCMは流れなかった。
1989年4月からは日替わりで演歌歌手がパーソナリティを担当し、その多くが人気歌手に成長していった。
番組の歴史
- 1974年9月放送開始。1998年秋までの放送時間は、火曜日から土曜日の早朝(新聞の番組表の上では月曜日から金曜日の深夜)の 3:00 - 5:00。パーソナリティ5人中3人は、前番組の『パックインミュージック第2部』からの続投。
- 1981年ごろ、番組エンディングテーマ「夜明けの仲間たち」制定。歌手は当時番組パーソナリティでもあった糸川蛍子。
- 1987年4月、番組の全面リニューアルを敢行。番組テーマ曲の変更(「赤い砂漠」 → 「愛しのデジベル」)と、パーソナリティの総入れ替えが行われ、これにより10年以上番組に出演し続けていた石渡のり子・岡村美鈴・岡雅子の3人が卒業。
- 1989年4月からパーソナリティが全員演歌歌手となる。この際、月曜深夜(火曜日未明)担当の滝里美は続投(1990年3月まで出演)。
- 1992年、「夜明けの仲間たち」初のCD化。ただし歌手は当時番組パーソナリティでもあった麻生詩織で、8cmシングルCD「泣いて泣いて」のカップリング曲として収録。
- 1995年10月から3年間、最大30局ネットにまで膨らむ。
- 1998年4月から9月までの金曜深夜(土曜日未明)、週替わりでスペシャルパーソナリティという形で大物歌手や過去に出演したパーソナリティが出演。この時は番組唯一の男性パーソナリティ・夏木ゆたかが進行役としてスペシャルパーソナリティをサポートした。
- 1998年10月以降、スポンサーの いすゞ自動車が経営危機に陥り、広告宣伝費を削減したため放送時間を 4:00 - 5:00に短縮。番組名も『いすゞ歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜』から『いすゞ』を消して『歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜』に変わる。この措置により次のような変更が行われる。
- 金曜深夜(土曜日未明)のスペシャルパーソナリティ制を廃止。サポートを務めた夏木ゆたかが降板。
- 時間枠縮小により、時間の無駄を省くためオープニングとエンディングのインフォマーシャルを廃止。いすゞ自動車のCMを流す局も30局から7局(TBSラジオ・北海道放送・東北放送・中部日本放送・毎日放送・山陽放送・RKB毎日放送)に減り、この7局でCMが流れている間、他のネット局ではフィラーを流すことになった。
- 南海放送と高知放送がネットを打ち切り、『旧オールナイトニッポンR(1998年版で、2003年以降の第2期とは別)』に番組を切り替えたため、ネット局は28局となった。
- 放送時間短縮で空いた3:00 - 4:00の時間帯は、ロック・ニューミュージック中心の音楽番組『ライドオン・ミュージック』が開始される。
- 2001年9月、スポンサーだったいすゞ自動車が経営方針の転換により、スポンサーから降板することになった。さらに、かねてからの演歌・歌謡曲の衰退、さらにTBSラジオの分社化による編成改革もあり、同年9月29日放送分での終了が決まった。番組は9月29日午前4時59分をもって終了し、27年・全7065回の歴史に幕を下ろした。最終回のパーソナリティは、金曜深夜(土曜日未明)担当の永井みゆき。
レギュラーパーソナリティ
(順不同、一日だけ担当のパーソナリティは除く。ちなみに、1989年に4000回を超えた特番収録のインタビューの中で、和田アキ子が担当した回がある事を、本人が語っている。)
- 滝良子 (1974年9月 - 1976年2月、前番組から続投)
- 岡村美鈴 (1974年9月 - 1975年9月、第1期)
- 馬場こずえ (1974年9月 - 1975年3月、前番組から続投)
- 岩崎直子 (1974年9月 - 1975年9月)
- 広田綾子 (1974年9月 - 1975年9月、前番組から続投)
- 佐々木紀子 (1975年4月 - 1976年9月)
- 及川弘子 (1975年10月 - 1976年7月)
- 堀川ふじ子 1975年10月 - 1976年2月)
- 江川範子 (1975年10月 - 1980年8月)
- 安藤名津枝 (1976年3月 - 1977年1月)
- 石渡のり子 (1976年3月 - 1987年3月)
- 岡村美鈴 (1976年8月 - 1987年3月、第2期)
- 岡雅子 (1976年10月 - 1987年3月)
- 綾崎りっか (1977年2月 - 1984年3月)
- 糸川蛍子(いとかわ けいこ)(1980年9月 - 1981年9月、エンディング曲「夜明けの仲間たち」(初代)も歌っていた)
- 吉田智江 (1981年10月 - 1987年4月)
- 小久保尚美 (1984年4月 - 1984年9月)
- 三木ひろみ (1984年10月 - 1987年4月)
- 滝里美 (1987年4月 - 1990年3月)
- 東福久栄 (とうふく ひさえ、1987年4月 - 1989年3月)
- 由口貴恵 (よりぐち たかえ、1987年4月 - 1989年3月)
- 松崎布美子 (まつざき ふみこ、1987年4月 - 1989年3月)
- 轟美穂 (とどろき みほ、1987年4月 - 1989年4月)
- 綾世一美 (あやせ ひとみ、1989年4月 - 1991年4月)
- 都川弥生 (みやこがわ やよい、1989年4月 - 1990年3月)
- 石原詢子 (1989年4月 - 1992年3月)
- マルシア (1989年4月 - 1991年3月)
- 長保有紀 (1990年4月 - 1992年3月)
- 原田ゆかり (1990年4月 - 1993年3月)
- 若山かずさ (1991年4月 - 1994年3月)
- 麻生しおり (当時は麻生詩織)(1991年4月 - 1995年3月、エンディング曲「夜明けの仲間たち」(2代)も歌っていた)
- 徳巻駒子 (1992年4月 - 1994年3月)
- 服部浩子 (1992年4月 - 1997年3月)
- 長山洋子 (1993年4月 - 1995年3月)
- 島津亜矢 (1994年4月 - 1998年3月)
- 樹ゆうこ (1994年4月 - 1996年3月)
- 美山純子 (1995年4月 - 1997年3月)
- 近藤千裕 (1995年4月 - 1998年9月、途中で担当曜日変更)
- 井上りつ子 (1996年4月 - 1998年3月)
- 矢吹春佳 (1997年4月 - 2000年9月)
- 水森かおり (1997年4月 - 2001年9月)
- 岩本公水 (1998年4月 - 2001年3月)
- 夏木ゆたか (1998年4月 - 1998年10月)
- 真木ことみ (1998年10月 - 2001年9月)
- 広畑あつみ (1998年10月 - 2000年9月)
- 山本智子 (2000年10月 - 2001年9月)
- 永井みゆき (2000年10月 - 2001年9月)
- 山崎友見 (2001年4月 - 2001年9月)
コーナー
曜日共通
- 午前4時の聞きもの
- 1980年代の一時期、4時台に放送されていた。(「マコ(岡雅子)の3分間不倫クッキング」など)
- 夜明けの喫茶室
- 1990年代の一時期、4時台に放送されていた。
- あなたと○○のテレフォン・コール
- 2時間枠の頃は、午前4時以降に放送。以前は「留守番電話のコーナー」と呼んでいて、指定された電話番号にかけると「留守番電話」に接続され、そこにパーソナリティへのメッセージやリクエストを録音する形を取っていた。
- 今月の歌
- 今週の推薦曲
- おはがき(メール)の紹介
- ドライブイン情報
- 最新ニュース・スポーツニュース・交通情報
- 天気予報
- 当初はお別れの曲の前に番組パーソナリティが伝えていた。後に 2回目の道路情報の後に移設された。公表する地点は基本的に当番組をネットしている放送局の所在地。したがって山陰放送は米子市に本社屋があるため、「鳥取」または「松江」ではなく「米子」と公表した。ちなみにお膝元の東京は最後に発表された。
- 21世紀も歌うシリーズ
- 2001年のスペシャルウィーク企画として4回実施された。
曜日別
パーソナリティ別に各コーナーが設定されていた。以下は番組末期のものである。
- チャレンジの達人 (火曜日)
- ナウヒッツ・ベスト10 (水曜日)
- やまさと何でもランキング (木曜日)
- マル金バンド (金曜日)
- フォーエバーグッドミュージック (土曜日)
OP・CM・ED
OP
OPのナレーション1 〈1978年頃まで〉(元TBSアナ 藤田恒美)
- 「いすゞ歌うヘッドライト、コックピットのあなたへ。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国をカバーしてお送りする、いすゞ歌うヘッドライト。新旧の歌謡曲を中心に、ドライブイン情報、留守番電話、午前4時の聞きものなど、昨日から起きていらっしゃるあなた、今から仕事を始めようとしていらっしゃるあなたと共に過ごす2時間の生ワイド番組です。」 (BGM:「赤い砂漠」)
- (BGMと共に30秒間パーソナリティの挨拶コメントが入る)
- 「いすゞ歌うヘッドライト コックピットのあなたへ。この番組は明るい未来を運ぶ いすゞ自動車がお送り致します。」
OPのナレーション2 〈1978年頃 - 1987年3月〉(元TBSアナ 藤田恒美)
- 「いすゞ歌うヘッドライト、コックピットのあなたへ。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国をカバーしてお送りする、いすゞ歌うヘッドライト。新旧の歌謡曲を中心に、ドライブイン情報、留守番電話、午前4時の聞きものなど、昨日から起きていらっしゃるあなた、今から仕事を始めようと思っていらっしゃるあなたと共に過ごす生ワイド番組です。」 (BGM:「赤い砂漠」)
- (BGMと共に30秒間パーソナリティの挨拶コメントが入る)
- 「いすゞ歌うヘッドライト 、コックピットのあなたへ。この番組は明るい未来を運ぶ いすゞ自動車がお送りします。」
OPのナレーション3 〈1987年4月 - 1998年9月〉(元TBSアナ 宮内鎮雄)
- 「いすゞ歌うヘッドライト、コックピットのあなたへ。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国をカバーしてお送りする、いすゞ歌うヘッドライト。新旧の歌謡曲を中心に、道路情報、スポーツ・芸能ニュース、留守番電話など、いま仕事をしている あなたとともに過ごす生ワイド番組です。」 (BGM:「愛しのデシベル」)
- (BGMと共に30秒間パーソナリティの挨拶コメントが入る)
- 「いすゞ歌うヘッドライト、コックピットのあなたへ。この番組は明るい未来を運ぶ いすゞ自動車がお送りします。」
OPのナレーション4 〈1998年10月以降〉(元TBSアナ 宮内鎮雄)
- 「歌うヘッドライト、コックピットのあなたへ。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国をカバーしてお送りする、歌うヘッドライト。新旧の歌謡曲を中心に、午前4時のニュース、道路情報など、いま働いているあなたとともに過ごす生情報番組です。」 (BGM:「愛しのデシベル」)
- (BGMと共に約30秒間パーソナリティの挨拶コメントが入る)
- 「歌うヘッドライト、コックピットのあなたへ。この番組は明るい未来を運ぶ いすゞ自動車の提供でお送りします」
- 時間枠が1時間に縮小されたのを機に簡略化されスポンサー名も外れた。また、OP後のCMも廃止された。
OP後のCM
OPのCMパターン1 〈1970年代〉
- 「今、ハンドルを握っていらっしゃるプロドライバーの皆様方、お仕事ご苦労様です。 私共いすゞ自動車では、たくさんのプロドライバーの方々から寄せられた、いすゞトラックへの大きなご信頼とご支援に深く感謝し お応えするために、この時間、トラック輸送に携わる皆様方のために歌とおしゃべりで綴る2時間の生ワイド番組、いすゞ歌うヘッドライトをお届け致します。いすゞ自動車では、よりよいトラック作りを通して、トラック輸送に携わる方々と、毎日の暮らしを運ぶたくさんのプロドライバーの皆様のお手伝いしています。道路もこれからが一番すいてくる時刻。エンジン快調、ついついスピードメーターの針も上がりぎみ。ハンドル操作には十分なご注意をお願いしますよ。では、いすゞ歌うヘッドライト、午前5時まで安全運転でまいりましょう。」
OPのCMパターン2 〈1980年代 - 1990年代中期〉(広川太一郎)
- 「北へ南へ東へ西へ。毎日の暮らしを、そして日本の様々な産業を運んでトラックは休めません。(ブルルルルルーン…ブロロ…「気を付けて」「おうい」「じゃあ」) 大切な積荷を運ぶ あなたの目的地はどこですか。お仕事、本当にご苦労様です。いすゞ自動車では より確かな運転と快適さをお約束するトラック作り、そして いすゞ車を見守るきめ細かなサービス網を通して皆様のお仕事のお手伝いをしています。さて、これからは道路もすいてくる時間。スピードもついつい出しがちです。でも、無理は禁物。安全運転をお願いしますよ。あなたのお供をするのは、楽しいお喋りとリクエストでつづる歌の数々。いすゞ自動車がお届けする2時間の生ワイド番組、いすゞ歌うヘッドライト。さあ、あなたのコックピットへおじゃまします。」 (BGM:ボブ・ジェームス「RUSH HOUR(ラッシュ・アワー)」1979年のアルバム『Lucky Seven』(発売元ビクター音楽産業)及びベストアルバム『BJ』(発売元CBS/SONY)に収録)
OPのCMパターン3 〈1990年代中期 - 1998年9月〉
- 「日本のすみずみへ、着るもの、住むもの、食べるもの。トラックは暮らしのあらゆるシーンを運んでいます。荷物の到着を 楽しみにしている人がいます。あなたの笑顔を 心から待っている人がいます。新たな出会いを演出する かけがえのない仕事。日本を元気にするのは あなたの走りです。いすゞ自動車は、より安全で、より快適なトラック作り、そして、確かな技術と信頼できるサービスで、もっと皆様のお役に立ちたいと考えています。いいトラックであなたとのいい関係を作りたい。それが いすゞ自動車の願いです。今日の目的地まで音楽とおしゃべりで楽しいひとときをお届けする、いすゞ歌うヘッドライト。あなたとともに走り続けます。」
※OP後のCMは1998年9月を以って廃止された。
ED前のCM
EDが近づくと、
EDのパーソナリティのメッセージ
- 「それでは、安全運転で、今日も元気に、(エコーが入る)行ってらっしゃ〜い!!」
- (ただし、綾崎りっかが出演したときは「さぁ、午前5時、本当の朝、さわやかな朝、だからさよならの代わりにもう一度ご挨拶、(エコーが入る)おはようございま〜す!!」とあいさつしていた)
EDで流れる歌
- (「夜明けの仲間たち」)
と続き、その後CMに入る。
EDのCMパターン1 〈1987年3月ごろまで?〉(広川太一郎)
- 「日本列島が目覚める午前5時。色々な人の色々な朝が始まろうとしています。威勢のいい掛け声で始まる市場の朝。(ブ――ン!…ホッポッポッポ…) 漁船エンジンの音で始まる港の朝。(ガラガラ…カラン!・・・) 牛乳屋さんが家庭にさわやかさを届ける町の朝。いすゞ自動車では、皆様に信頼されるより良いトラック造りと、きめ細かなサービス網を通して、大切な積荷を運ぶトラック輸送をお手伝いしています。楽しい話題と音楽でつづった2時間。あなたのお供をしてきた、いすゞ歌うヘッドライトもお別れの時間がやって来ました。もうすぐ午前5時。あなたが今走っている町はもう目を覚ましていますか。窓を開けるとフレッシュな風が新しい一日の始まりを告げています。さあ、あなたを待つ町まで安全運転でひとっ走り。」
EDのCMパターン2 〈1987年4月ごろ?から1998年9月まで〉(元ラジオ福島アナ・歴代の番組パーソナリティ 轟美穂)
- 「もうすぐ5時。昔は朝がわたしを迎えにきた。今はわたしが朝を迎えにいく。その方がよっぽど素敵。窓いっぱいの風と、ヘッドライトを淡くする光の中で、わたしが新しい朝をまた目覚めさせる。いすゞ自動車は大切なトラック輸送を担うドライバーの皆さんと、すがすがしい朝を分かち合いたいと願っています。積み重ねてきた車作りの技術がきっとあなたの朝にも反映していると信じています。二時間にわたってお付き合いいただきました、歌うヘッドライト。お別れの時間が来ました。さあ、もうすぐ5時。あなたを待つたくさんの人の顔が思い浮かびます。どうか、安全運転で。そう、あなたのおかげで今日も新しい朝が目を覚ましました。」
※ED前のCMは1998年9月を以って廃止された。
ED
EDのナレーション1 (元TBSアナ 藤田恒美、他)
- 「いすゞ歌うヘッドライト、コックピットのあなたへ。この番組は明るい未来を運ぶ いすゞ自動車が、954キロヘルツ(950キロサイクル[1])、TBSラジオをキーステーションとして、
- の各局を結んでお送りしました。(致しました。[2])」 (BGM:「赤い砂漠」)
EDのナレーション2 〈1987年3月まで〉 (女性の声)
- 「いすゞ歌うヘッドライト、コックピットのあなたへ。この番組は明るい未来を運ぶいすゞ自動車が、954キロヘルツ、TBSラジオをキーステーションとして、
- 北海道放送、青森放送、秋田放送、岩手放送、山形放送、東北放送、ラジオ福島、北陸放送、信越放送、静岡放送、中部日本放送、毎日放送、山陽放送、山陰放送、四国放送、南海放送、RKB毎日放送、大分放送、長崎放送、熊本放送、琉球放送
- を結んでお送り致しました。」 (BGM:「赤い砂漠」)
EDのナレーション3 〈1987年4月から1998年9月まで〉(元TBSアナ 宮内鎮雄)
- 「いすゞ歌うヘッドライト、コックピットのあなたへ。この番組は明るい未来を運ぶいすゞ自動車が、東京都港区赤坂TBSラジオ[3]をキーステーションに、
- 北海道放送、青森放送、秋田放送、IBC岩手放送、山形放送、東北放送、ラジオ福島、新潟放送、北陸放送、福井放送、信越放送、山梨放送、静岡放送、中部日本放送、毎日放送、和歌山放送、山陽放送、山陰放送、山口放送、四国放送、南海放送、高知放送、RKB毎日放送、長崎放送、大分放送、宮崎放送、熊本放送、南日本放送、琉球放送
- の各局を結んでお送りしました。」 (BGM:「愛しのデシベル」)
EDのナレーション4 〈1998年10月以降〉
天気予報、最後の曲、EDのパーソナリティのメッセージ
- 「それでは、安全運転で、今日も元気に、(エコーが入る)行ってらっしゃーい!」
EDで流れる歌
- (「夜明けの仲間たち」)
が続いたあとに、
- 「歌うヘッドライト、コックピットのあなたへ。この番組は明るい未来を運ぶ いすゞ自動車の提供でお送りしました。」(元TBSアナ 宮内鎮雄)
※局によっては、提供クレジットを番組内最後のCMの後に流していた
OP・ED以外のCMで特徴的なもの
2時間枠後期の4時頃には、1か月ごとに街道とそれにまつわる歴史を語っていき、いすゞのトラックの宣伝につなげて行くという 2分間の長いCMを流していた。(例: 豊後街道、桜三里街道、島原街道など)
番組テーマ曲
基本的にはオープニングで流れていたが、1998年9月までの2時間枠の頃は、5時前のエンディングの終わり部分でも流れていた。
- 1974年テンプレート:0月 - 1987年3月: 赤い砂漠(IL DESERTO ROSSO ) - イタリアの映画 「赤い砂漠」のテーマ曲で別アレンジ。
- 1987年4月 - 2001年9月: 愛しのデシベル(Décibelle ) - フレンチ・ポップスのインストで別アレンジ。原曲の歌手はテンプレート:仮リンク(英語版)で、アルバム『femme que j'aime』(Le Meilleur De Jean Luc Lahaye)に収録。
各パーソナリティ別・コーナーBGM
1988年由口貴恵担当「カーアンドドライブ」内:向谷実作曲「Family rand」(アルバム:『ミノルランド』に収録)
道路情報・全国天気のBGM
放送時期によって様々使用されているが、
- 1980年代前半では、
- サージェント・クラッカー・バンド 「希望の口笛」
- 今田勝
- 「サンシャイン・ブルーバード」 (アルバム『ミント・ブリーズ』に収録)
- 「シャイニー・フラワー」 (アルバム『レインボー・アイランド』に収録)
- ノーマン・キャンドラー 「The Days Of No Return (乙女座の伝説)」(1976年のアルバム『NORMAN CANDLER BEST ALBUM』に収録)
- 1980年代後半では、
などが使用されていた。
- 1989年4月以降の道路情報のテーマ曲は、松原正樹 「PACIFIC COAST HIGHWAY」 (1983年11月のアルバム 『Painted Woman』、及び2010年発売の 『決定盤!!ドライブミュージック インスト編』に収録されている。[6])が使用されていた。
- 1990年代後半では、全国の天気のBGMは、アール・クルー 「I'll Be Waiting」(1996年のアルバム『Sudden Burst of Energy』に収録)が使用されていた。
他には、Dan Fogelberg & Tim Weisberg の「Lahaina Luna」(アルバム『Twin Sons of Different Mothers』に収録)が使用されていた時期もあった。
エンディング曲
『夜明けの仲間たち』
作詞: 山川啓介、作曲: 三木たかし、CD化編曲: 川村栄二、楽曲管理元: 日音
歌手:
カバーは、麻生しおりがパーソナリティをしていた1992年に行われ、8cmシングルCD「泣いて泣いて」のカップリング曲として、ポリスター (PSDC-4002) より発売された。現在でも2002年頃にレコード販売各社から発売された「歌うヘッドライト」企画盤CDなどでは、聴くことが可能である。
糸川蛍子のオリジナル版は人気があったにもかかわらず、CD化並びにレコード化されておらず諸般の事情により一般発売はなかったが、2012年9月20日に『甦る いすゞ歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜 CD5枚組ボックス』として、5枚目の最後に収録され初のCD化となった。なお、CDはTBSラジオが運営する954ishopでの通販限定商品である。
なお、まだ「夜明けの仲間たち」が出来ていなかった頃は、Stephen Schlaks の「Blue Dolphin」が使われていた。
ネット局
- TBS 東京放送 《キー局》
- HBC 北海道放送
- RAB 青森放送
- ABS 秋田放送
- IBC IBC岩手放送
- YBC 山形放送(1981年4月から)
- TBC 東北放送
- RFC ラジオ福島(1982年4月から)◆
- BSN 新潟放送(1993年10月から)★
- MRO 北陸放送
- FBC 福井放送(1995年10月3日から)★
- SBC 信越放送
- YBS 山梨放送(1995年4月から)◆
- SBS 静岡放送
- CBC 中部日本放送(全期間)★
- MBS 毎日放送(全期間)◆
- WBS 和歌山放送(1995年10月3日から)★
- RSK 山陽放送
- BSS 山陰放送(1990年4月2日から)◆
- KRY 山口放送(1990年4月2日から)◆
- JRT 四国放送
- RNB 南海放送(1998年10月まで)
- RKC 高知放送(1995年10月3日 - 1998年10月)★
- RKB RKB毎日放送(1976年から)◆
- NBC 長崎放送★
- OBS 大分放送(1981年4月から)◆
- RKK 熊本放送
- MRT 宮崎放送(1991年4月から)◆
- MBC 南日本放送(1988年10月から)◆
- RBC 琉球放送
- ★は『オールナイトニッポン第2部』を打ち切ってネット開始した局
- ◆はネット開始まで該当時間帯を放送休止にしていた局
番組開始当初は、前の時間帯の音楽番組『パックインミュージック』からの流れを変えるために別の番組を流すラジオ局があったり、そもそも午前3時で放送を終了するラジオ局も多かったことから、数局しかネットされなかった。ネット局が急増したのは24時間終日放送を実施する放送局が増える1980年代からで、さらに『オールナイトニッポン第2部』のネット局による番組乗り換えが加わって、1995年には最大30局ネットまで膨らんだ(ほとんどはJRNとNRNのクロスネット局)。
なお、同じクロスネットの北日本放送と中国放送では『走れ!歌謡曲』をネットしたため、当番組は開始から終了まで一貫して放送されなかった。ちなみに北日本放送は1989年、中国放送は1976年に、それぞれ『走れ!歌謡曲』のネットを開始している。
放送時間を短縮した1998年10月前後、いすゞ自動車のCMは滝口順平(メインナレーション)によるもので、当時のキャッチコピーは「いすゞの視点が、そこにある!」が決め台詞。
エピソード
- 番組初期には、ライバル『走れ!歌謡曲』と番組対抗ボウリング大会も催されていた。
- 1976年に東映のドル箱映画シリーズ『トラック野郎』の第4作目「天下御免」の劇中に当番組(設定)が登場。パーソナリティは「岡村美鈴」。
- 毎年正月にはその時期のパーソナリティー総出演による『歌うヘッドライト祭り』が開催され、その様子がOAされた。
- 青森放送においては、『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』へ参加している関係上、当番組が割愛されたこともある。『チャリティ〜』青森版には麻生詩織がパーソナリティを担当していた。ちょうどTBS発信の当番組のエンディングテーマ「夜明けの仲間たち」が流れるとき、青森放送でも同曲がタイミングよく流されたことがある。
- 1995年12月15日、中部日本放送において「CBC創立45周年記念番組」の編成上、翌日早朝分の当番組は割愛された。
番組終了後の特記事項
- 2001年9月の番組終了を機に、毎日放送はこの枠(深夜 3:00 - 5:00)においてTBSラジオ制作の番組ネットをいったんは退いた。理由は後継番組の『あなたへモーニングコール』のスポンサーが創価学会であり、毎日放送では当時創価学会のCMを流さない方針を打ち出していたためである[7]。このため、『あなたへモーニングコール』はNRN単独加盟局のラジオ大阪で2013年3月の番組終了までの全期間、『走れ!歌謡曲』に続いて本来の時刻よりも1時間遅れで午前5時から放送されていた。
- 当番組終了後、エンディングテーマの『夜明けの仲間たち』を聞く機会はほとんどなくなったが、青森放送では麻生しおりがパーソナリティを務める「あおもりTODAY」“月曜ラジオバザール”内ではリスナーのリクエストもあり、年何回か聴くことができるほか、同局のテレビ番組で麻生が出演する「江奈滋家の食卓」のエンディングテーマにも採用されている。また、「2006RABラジオチャリティーミュージックソン」では「詩織ふれあい号」のあおもりTODAY内やスポットCM内での移動予定の告知でも流れていた。
- 番組終了後の2002年から2003年にかけて、放送期間中にヒットした楽曲を集めて構成したコンピレーション・アルバムが、『歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜』の統一タイトルで各社から発売された。CD2枚組の構成であり、それぞれのCDの冒頭とラストに、かつてのパーソナリティによる、番組オープニングとエンディングを模したナレーションが挿入されている。ただし、いずれのアルバムも、放送期間をほぼ縦断する選曲になっていることや、『夜明けの仲間たち』が、いずれにおいても麻生詩織版となっていることなど、往時の番組そのものを完全再現しているわけではない。
- 2005年からいすゞ自動車のCMで使われているオリジナルソング『いすゞのトラック』は夜明け近い道を走るトラックドライバーを応援する歌詞内容であり、『夜明けの仲間たち』を連想させる曲として認識しているリスナーも存在する。2014年現在はテレビ朝日の『ここがポイント!池上彰解説塾』で提供・放送中。
- 2011年9月29日で放送終了から10年経過したが、広告スポンサーなど経済環境が好転しないこと等で、表立ってのイベントは2011年現在、催されていない。
- 2012年9月20日に『甦る いすゞ歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜 CD5枚組ボックス』が発売された。それに先立ち、このプロモーションを兼ねて9月5日の大沢悠里のゆうゆうワイドに歌うヘッドライトの特集が組まれ、岡雅子・麻生詩織の両名が出演して当時の思い出を語った。
脚注
- ↑ 周波数が変更される1978年(昭和53年)11月23日の午前4時59分までは当時の周波数(950kc)を言っていた。
- ↑ 周波数が変更される1978年(昭和53年)11月23日の午前4時59分までは、終わり部分に「・・・の各局・・・」は無く、最後も「・・・お送り致しました」となっていた。
- ↑ 1993年頃は旧来の「954キロヘルツ、TBSラジオをキーステーションに、・・・」となっていた。
- ↑ フルーツケーキとMALTAについて、発売元はビクター音楽産業。
- ↑ 1988年 の再発ベスト盤、Snow Beat/(32L2-0033)にも収録されている。ハートカクテルともに発売元はワーナー・パイオニア。
- ↑ 共にポニーキャニオンより発売。
- ↑ その後、3時台については2008年秋の改編で『JUNK ZERO』をネットすることになり、7年ぶりにJRNネットの深夜番組枠が復活している。
関連項目
- 5スイート・キャッツ
- MBSミッドナイトドライブ
- この番組のパーソナリティを担当した演歌歌手の大半は、その後当番組も担当した。
- 郁恵のフレッシュミュージック
- ジェミニ・ミュージックパートナー
- いすゞ自動車が提供していたTBS制作のラジオ番組。CM内容はエルフなどのトラックものではなく、ジェミニをはじめとする普通乗用車ものだった。また、当番組を未ネットだった北日本放送と中国放送もネットしていた他、大阪では毎日放送ではなく同じJRN加盟局の朝日放送がネットしていた。
- いすゞ・ミュージックパートナー
- 1980年代にいすゞ自動車が提供していたアール・エフ・ラジオ日本制作のラジオ番組。こちらはCM内容はエルフなどのトラックものだった。曽根幸明がパーソナリティを担当していた。
- 生島ヒロシのおはよう一直線
- 2013年4月より木曜日のコーナー「いすゞぐっ!トラック」にいすゞ自動車が提供している。