レイザーラモンRG
テンプレート:複数の問題 テンプレート:Infobox お笑い芸人
レイザーラモンRG(レイザーラモンアールジー、1974年6月8日 - )は、日本のお笑いタレント。レイザーラモンHG(住谷正樹)とお笑いコンビレイザーラモンを組んでいる。本名、出渕 誠(いずぶち まこと)。
熊本県甲佐町で生まれ、小学4年から高校卒業までは愛媛県八幡浜市に住んでいた[1]。吉本興業(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)所属。愛媛県立八幡浜高等学校、立命館大学経済学部卒業。身長177cm、体重74kg。2003年に結婚、2005年6月に第一子長男誕生。
丸顔で武闘派の芸風から、人呼んで「吉本のボブ・サップ」。
目次
芸歴
立命館大学では立命館プロレス同好会(RWF)に所属。リングネームは新崎人生を下ネタ風にオマージュした「チン先真性」。京都統一タッグ選手権の初代チャンピオンに輝いた経験を持つ。しかし出渕本人によれば、同志社大学の同志社プロレス同盟(DWA)に在籍していた住谷が正統派のプロレスをしていたのに対し、自身は「コミックレスラー」だったとも言う。また、試合よりも実況席に座ったときのしゃべりの方が好評であったとの証言もある。ただし、アマチュアレスリング部が部員不足であったため、RWFの面々もそちらの練習に週に数回参加しており、大会出場経験もある。因みに、芸人のユリオカ超特Qは大学時代の先輩、後に新日本プロレスのレスラーとなる棚橋弘至は後輩にあたる。
同時に同大学軽音楽部に所属し「A.O.D」というバンドを結成。ベースを務める。その為か洋楽に造詣が深く本人はヘヴィメタルが好き。冠徹弥と親交があり、しばしば対バンすることも。
この間、学生プロレスで住谷と出会い、意気投合。1997年10月にお笑いコンビ「レイザーラモン」を結成。卒業記念でエントリーした「今宮子供えびすマンザイ新人コンクール」で福笑い大賞を受賞。その後、2丁目劇場のオーディションライブ「SABIKI」などに出演し、腕を磨いた。大学卒業後はカーディーラー(トヨタ自動車の販売部門)に就職し、営業職などを務めるが、ほどなく脱サラして吉本興業入り。1999年、バッファロー吾郎プロデュースの「爆笑新ネタ逆転満塁ホームラン寄席」に初出演。同年10月、初のレギュラー番組となる毎日放送「クヮンガクッ」がスタート(翌3月までレギュラー)。2000年「ABCお笑い新人グランプリ」で審査員特別賞を受賞。
2001年11月、レイザーラモンは揃って吉本新喜劇に入団。出渕はヤクザ、間抜けな男、オタクなど、多彩な役柄を演じるオールラウンドプレイヤーとして活躍。自ら「超音波攻撃」と称する雅楽のモノマネ、一人プロレスなどのギャグを披露していた。HGの大ブレイクに伴って2005年末に退団、二人揃って東京進出を果たす。その後は大ブレイクしたHGの影に隠れつつ、相方HGの類似品キャラ「レイザーラモンRG」を名乗って露出を図り『寄生虫』呼ばわりされながらも、多彩な持ちネタで徐々に存在感を増していき、HGのプロレス活動での負傷による長期休養を経て2009年頃からRG単独での活動を増やしている。近年は市川海老蔵のものまねから派生した「あるあるネタ」を披露、「一発屋」扱いのHGよりも露出が多くなっている。
また、レイザーラモンは小籔千豊と組んでパフォーマンスユニット「ビッグポルノ」を結成。コントやラップなど、様々なパフォーマンスを行っている。ビッグポルノでの出渕は意外なまでに高い歌唱力を持ち味としており、陰茎と大阪をモチーフにしたナンバー「SUNRISE SUNSET」などを収録した自主制作盤も制作し、人気を博している。
「レイザーラモンRG」として、R-1ぐらんぷり2011・2012で準決勝進出。2013年は3回戦で敗退するも、翌2014年は初の決勝進出、準優勝となる。
ギャグ・持ちネタ
吉本新喜劇(2005年末をもって退団)
住谷との肉体芸。
- 「ここの勘定は俺が払う!」「いや俺や!」「俺や!」と張り合った挙げ句、揉み合いになると「あっ、暴力か!? 暴力か!? 暴力だけは絶対にやめろ、暴力だけは〜!!」と叫び、住谷にフライングニールキックを食らわせる。その後互いに攻撃し合うが、出渕は住谷に攻撃をかわされて舞台から落下。そして「こんなとこに崖があったとはなぁ!! でも、みんなの声援はちゃんと聞こえとるで〜!!」と絶叫する。走ってきたところで住谷のヒップアタックを喰らいロメロスペシャルでやられるパターンもある。
- 「超音波攻撃や!」と、鼻をつまんで雅楽の旋律を奏でる。その後「続きまして、神主様からのお言葉です」と、地鎮祭の式次第よろしく司会口調で共演者に振る。すると共演者が「本日の地鎮祭…、やかましいわ!!」とノリツッコミを入れる。
- 「ホンマにね、他人の悪口言うとったらバチが当たりますよ!」と言いながら、自分が蹴つまずいてしまう。だが立ち上がると、何事もなかったかのように「ほらね!」と去ってゆく。
- それに対するツッコミ=「バチが当たっとるのは自分やないか!!」など
- 他人の家に入る際「おジャーマン・スープレックス(その後に「ホールド」が付く事もある)」(一人ジャーマン・スープレックス)。
- 類似品として「おジャパニーズレッグロールクラッチ」もある。
- レイザーラモンRGで「おジャーマン・スープレックスホールド」をいたるところでするようになったが、技が決まった時には画面から見切れてしまい、さらにはしたたかに後頭部を打ってダメージを食らっていると言う「地味」なオチがある。
レイザーラモンRG
元々はテレビ朝日「ガチンコ視聴率バトル」で放送された、HGの相方キャラ発掘企画の数ある候補の中の一つ。キャラが未確定な部分が多く、むしろそのあやふやさと、相方人気に便乗した痛々しさを売りにしたキャラクターである。
- HGの「フォー」に対抗して「フォフォフォ・フォー」というギャグを持つ。HGは割り込むとき「セイセイセイ」と発するが、RGは「ヨーヨーヨー」といいながら割り込む。ただし、これも未確定でたまにRG本人さえも間違える。さらにHGほど体を鍛えてはいないため決めポーズの時足元がふらつく。「Real Gay」というキャラでありながら、「本当は女の子が好きです。」と言ってしまったこともあり(妻子持ちという時点でゲイが否定されるが)、このキャラのあやふやさが周りの笑いを誘っている。「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」(フジテレビ系)に電話出演した際にもそれを指摘され、さんまに「何かギャグをやってみろ」と言われ「バッチョコーイ」というギャグを披露したが、あきれたさんまは一瞬にして電話を切ってしまっている。
- コスチュームはHGのパクリで全身エナメル革にサングラス。帽子だけは額に「RG」の文字・ドレッドヘアーの付いた物である(ただし、HGが隣にいる場合は素顔・私服のままRGを名乗ることも多かった)。HGが大ブームを起こしていた時期、出渕がRGとして登場するときはHGと一緒であることが多く、トークの機会があった時でもHGのことをよくネタにするなど、HGに強く依存していた。
- 相方HGがRGの愚痴をダウンタウンに打ち明けたところ、松本人志が「会った事は余り無いけど、あのテレビ慣れしてない子?」と言い、浜田雅功からは「違う違う! 寄生虫や、パラサイト!」と言われた。HGのおかげでテレビ出演が出来ていたのにもかかわらずHGに突っかかるところはHG曰く「非常に痛々しい」状態だった。
- 売れてきたと勘違いし車のカタログを持ってきて事務所の先輩に「どれがいいですかね?」と尋ねたり、観客の「キャーキャー」等を自分への声援だと思ったり、天狗になり過ぎて、コンビ解散をHGに言い出した程で、HGは「もし解散したら世界最大に笑ってやりますよ」と呆れていた。そのためか、ぐるナイにコンビで出演した際には、HGがRGを「相方(仮)です。」と紹介した。
- 博多大吉と仲良くなった。大吉も相方(華丸)の影に隠れがちであり、立場が似ているためなのだと言う(ただし大吉は地元福岡県での知名度はある)。
- 大吉は相方の華丸がR-1制覇をきっかけにブレイクしたのを見て少し羨んだ時期もあったが、同じ時期にHGがブレイクしたため必然的にその上でのRGの姿を見ることになり、「あ、こうなっちゃいけないんだな」と反面教師にすることで己を律し、日陰に徹する良い機会になったと語っている。
- 「アメトーーク」で彼をフィーチャーした企画、「RG同好会」が放送された。その後単独ライブがあったが、チケットが4枚しか売り上げが増えなかった(出川哲朗談)。
シルバーウルフ
- 2006年の暮れから新キャラクターと題してやるようになったもの。出渕曰く「ロシアでオオカミに育てられた少年」と言うものである。
- 外見は名前の通りシルバー(銀色)を強調しているが、ほぼ白色であり、白ずくめの上下服に長めの銀髪、狼の耳を頭に付けたカツラを着用した姿。
- 芸風は「視界に入る細かいものに反応」し、何でも最後は言葉を伸ばして叫ぶのが特徴。
- 吉本興業から封印しろと表面上で言われていたが、2007年10月から動画配信サイトのYouTube(zzztv)にて「シルバーウルフのお悩み相談」と題された動画が配信されており、完全に封印したり不人気であるという訳ではない。
- 2009年1月放送のリンカーンでは、上記の歌舞伎ネタを披露した後に絶滅動物のネタを叫ぶキャラとして登場した。また、『少年タカトシ』でもこのキャラで出演している(ただし、たまに叫びネタをやるだけでトークは普通に行なう)。ただし、松本に「天津木村とカブってる」と言われた為、突然「市川AB蔵」に切り替えた。
市川AB蔵
- 2007年10月20日のやりすぎコージーにて、市川海老蔵を真似た市川AB蔵なるキャラクターで登場した。この際に放った「お〜い、ドンペリ!(お〜いお茶のパロディ )」というネタが全く受けず、千原ジュニアに「これは事故です」と言われた。
- 最近はAB蔵のネタを更に進化させ、海老蔵が家の前で婚約インタビューを受けていた格好で登場したりする。登場第一声目は『一生幸せにします。』である。因みに月亭八方はAB蔵が出渕のキャラの中で一番好きらしい。
- 市川海老蔵暴行事件で不謹慎と認定され無期限封印に入る。しかし、『M-1グランプリ2010』の前説でこのネタを行い、放送されていないにも拘らず司会の今田耕司が生放送中に観客に謝罪するなどネタにしていた。その後事件が示談となりAB蔵ネタが解禁された上に、相方のレイザーラモンHGがAB蔵に便乗して作った「市川CD蔵」というキャラクターまで現れた。
- 2007年のオールザッツ漫才のFAXコーナーではタナからイケダ・池田と共に「エビゾーズ(W海老蔵)」として登場。2010年は「CM前のやり逃げコーナー」で海老蔵の女性遍歴をネタにしていた。米倉涼子(ビタミンSマイコ)、佐藤江梨子(ツジカオルコ)、小林麻央(アジアン隅田)、市川團十郎(大木つばさ(つばさ・きよし))。
〇〇あるある
- BARBEE BOYSの『目を閉じておいでよ』や石井明美の『CHA-CHA-CHA』、ZIGGYの『GLORIA』、ワム!『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ』、TUBE『シーズン・イン・ザ・サン』などに乗せて「〇〇あるある早く言いたい〜♪」などと延々と繰り返し、サビの終わりで一言だけあるあるネタ(実際はたいがい誰でも知っていそうなこと)を言う歌ネタ。ケンドーコバヤシが非常に気に入っているネタである。前フリだけで数分繰り返すこともあり、周りから「早く言え」などと突っ込まれるのがお約束。オチ前に「○○あるあるいくよ~」とあおることもある。また、前述の「市川AB蔵」のキャラで「歌舞伎あるある」を披露することもあるが、構造は同じである。
- 『テメオコ』2009年12月3日放送回では、コバヤシの無茶ブリで「歌舞伎あるある」に始まり、いろいろなあるあるネタを振られた。一部ではこのあるあるネタで2010年ブレイクするのでは?とも言われ、[2]事実2010年に入ってからピンでの出演がHG一人が売れていた時代に比べて格段に増えた。
- 2010年5月からはアバターあるあるを披露。
- 歌ネタとしては、雅楽のモノマネを応用した「F1グランプリのテーマ」歌唱というネタも持っている。
- 細かすぎるあるあるのお題を振ってもらい、即興で答える。
人物・逸話
- 地元の進学校愛媛県立八幡浜高等学校時代は、文系成績上位クラスに選抜された。バレー部に所属していた。スレンダーでかっこよく頭がいいと密かにもてていたという。
- 高校時代、一歳下の妹の方が何倍も面白かった。
- レイザーラモンはNSC出身ではないが、現ザ・プラン9のヤナギブソンとはデビューがほぼ同期で、ヤナギブソンがコンビ「君と僕」を解散した頃、ツッコミ役を求めていた住谷が声をかけたことがある。だがその頃、一方の出渕は「(レイザーラモンに)黒人女性を加入させたい」と、突拍子もない構想を持っていたという。
- 特技はマニアックなモノマネ。レパートリーは蛭子能収、デーブ・スペクター、KONTA[3]、中島らも、カルロス・トシキ、ケンタロウ、スティーブ・ジョブズなど。特に芸能リポーター井上公造のモノマネに関してはこれが縁で、井上が出演している日本テレビ系「ザ!情報ツウ」でピックアップされ、また「新喜劇フー!!」に井上が友情出演を果たすなどした。
- 相方の住谷はHGブームで全国区にのし上がったが、人気の面で遅れをとった出渕は嫉妬するどころか「HGはめっちゃカッコいい」と、相方への溺愛ぶりを吐露している。また出渕はHGへの愛情を示しつつ、且つHGブームに便乗すべくキャラクターをいくつか考案している。
- 自ら「ハードゲイの愛人」というコンセプトで編み出した「レイザーラモンRG」(Real Gay。詳細は後述)なるキャラクターを演じ、舞台で必死にHGを誘惑しようと試みるものの、HGには「絡み辛い」とコケにされていた。
- 坂本冬美に温情をかけられ、新曲発売の際に応援団長として、赤ふんどし一丁で踊るパフォーマンスで笑いを誘った。これをきっかけにレイザーラモンAH(赤フンドシ)というキャラクターが誕生した。このイベントで坂本冬美の頭上で腰を振り、頭に股間をあてがうという暴挙に出ている。レイザーラモンがナインティナインのオールナイトニッポンにゲスト出演した際、この話を聞いたナイナイからは「よく(芸能界から)干されなかったね。」と言われた。(2006年6月の坂本冬美の新曲発売の応援には呼ばれなかった。)
- RG誕生までには出不精キャラの「レイザーラモンHN(ハードニート)」という案もあったが、結局相方とキャラがかぶるRGに落ち着いたのだとか。ハッスル勝利後のHGの記者会見にも乱入し、お約束のようにHGにいじられていた。
- こうして出渕がHGに寄生するキャラクターを次々と生み出した事について、HGは「私がハードゲイで思いっ切りボケてるのに、相方がキャラをかぶせてくると、それに対して私がツッコまなアカンようになる」「RGは第三者目線でなら大爆笑できるんやけど、相方として見てるとイタ過ぎますね」と、やや困惑していた。
- 夫婦揃ってハロー!プロジェクトのファンで、特にメロン記念日の大ファン。先の「SUNRISE SUNSET」の自分のパートにはモーニング娘。の「ザ☆ピ〜ス!」の“選挙の日”のくだりのリリックをアレンジして挿入したほど(ただし、ビッグポルノのDVDでは著作権の都合上、オールカットとなった)。藤本美貴主演の舞台HAKANAに出演した際に藤本のファーストソロライブツアーMIKI①(2003年)を「全公演見に行った」と告白。
- もっとも、単なるアイドル好きである節もあり、「JAPANロッケフェスティバル」で峯岸みなみと共演した際、ライブを見に行ったことを嬉々として峯岸に語っている。
- 雑誌のインタビューで収入について語っており、実は芸能活動よりも青果運送のアルバイトでの収入が多いと語った。だがその後、バイトを辞めて妻子持ちにもかかわらず親の仕送りに頼っているとも語った(2005年10月、「ガチンコ視聴率バトル」にて発言)。その後2006年3月30日のなるトモ!で月収が35万円になったことを告白した。
- 友近の単独ライブには毎回VTRで出演。その地味なキャラクターを遺憾なく発揮している。
- お笑い好きを公言している柴田勝頼との初対面でメールアドレスの交換をしたが、柴田本人は「あの人誰?」と正体に気づいていない。
- 同じ吉本興業に所属している佐田正樹(バッドボーイズ)には、佐田は出渕より年下であるにもかかわらず、「出渕くん」と呼ばれている。
- 2005年12月10日のエンタの神様で辛口のだいたひかるのネタで、『どうでもいいと思うもの』で、だいたに「レイザーラモンHGの…相方(出渕誠)』と言われてしまった。
- 一時期HGの給料が自分の給料の「20倍」になっていたことが判明している。
- 漫才コンビ『勝山梶』の勝山慎司がムーディ勝山としてブレイクを果たす中、その相方の梶剛は出渕と似た境遇にあった。出渕はそんな梶の良き理解者であり、互いに親しくしているという。
- 「アメトーーク」の「最近の一発屋事情」に相方のHGが出演した際、宮迫が「彼(HG)、いつもRGが隣にいるからハート強くなった」と発言した。
- 2009年、『少年タカトシ』の企画で行なわれたタカ軍団オーディションを受けるが、一次審査で「自分達(タカトシ)より売れてる先輩を優先しそう」と言う理由で落選した。しかし、何故か最終審査に乱入して何とか合格となり、以降の放送にも出演している。
- 2009年6月9日、NHK教育テレビの「おかあさんといっしょ」の「はみがきじょうずかな」のコーナーに親子で出演。普通に応募したら、当選して出演する運びになった。もちろん、収録スタジオでは、誰も芸人のレイザーラモンRGだとは気づかずに、一般のお父さんとしての扱いだった(2009年6月10日のTBSラジオ「雨上がり決死隊べしゃりブリンッ!」出演時の本人談より。)。「ピタゴラスイッチ」の「おとうさんスイッチ」は未出演である。
- 日本野鳥の会の会員である。紅白歌合戦の審査集計員として出演することを目指すためである。
- だが日本野鳥の会が紅白の審査集計を担当したのは1981 - 85年と1992年のみであり、現在では紅白の審査は視聴者による投票のみによって行われている。
- 先祖には愛媛県伊予市にあった伊福城城主の出淵盛政や落語家の初代三遊亭圓朝がいる等凄い家系の出である[4]。
主なエピソード
トゥマバルクタカトシ
2004年8月、うめだ花月のオープン1周年記念イベント「真夜中祭り」で、「24時間テレビ」をモチーフにしたコントが演じられた。出渕は募金活動を行っているそばを行く通行人の役だったが、この際に「ちょっと! 誰が妻夫木聡なんですか!?」という台詞を噛んでしまい、「ちょっと! 誰がトゥマバルクタカトシなんですか!?」と言ってしまった(ケンドーコバヤシ曰く、「溺れながら出てきた様だった」)。この全く原型をとどめない噛みっぷりが共演者のツボにハマってしまい、特にバッファロー吾郎・木村明浩は暫くの間立ち上がれないほど笑い転げていた。木村はこれがよほどツボだったようで、同年11月開催のイベントのタイトルを「トゥマバルク・フロム・ダードゲイ」と名付けたほどだった。
TOMIKO
2004年12月11日にインディペンデントシアターセカンドで開催されたレイザーラモンの単独ライブ「奈良フー!!!」で、出渕は凄まじいほどのどもりを持つ女・TOMIKOを演じた。
いずドン!
2004年12月21日にZepp Osakaで開催されたお笑いライブ「バッファロー吾郎の23時間半ライブ 〜再入場OKなんです。」では、出渕が自らプロデュースした持ち込み企画を披露。「欽ドン!」のパロディコント(「良い子悪い子普通の子」など)に挑んだものの、余りにもシュール過ぎて理解不能な展開であったため、客席は今までにないほどのドン引きに。当日出演していたケンドーコバヤシが「色のない世界」と形容したほどで、今も尚伝説として語り草になっている。ちなみにこの模様の一部はケンドーコバヤシのDVD『追悼ケンドーコバヤシさん』の中に収録されているが、わざとかどうかは定かでないが通常のDVDメニューからは閲覧できない。パソコン上でファイルを個別にロードすれば最後のパートにほんの1分ほど登場する仕組みであり、そのわずか1分でも「色のない世界」を十分堪能できる。
プロレス活動
相方のHGに続けとプロレスイベントハッスルに参加するため、2006年に『パワーアップでオー!ディション』に参加、2月10日のドラフトまで生き残る。鈴木浩子第3代GMは「これほどの才能の原石を見たことがございません。何とかとハサミは使いよう。いただいておきましょう」と鈴木家の一員に加えられ、正式にハッスルの参戦が決定し、鈴木第3代GMの退任と彼女の推薦により第4代GMに就任。ハッスルでのニックネームは「孤独の疫病神」「自称・"ハッスルの神の子"」。
ハッスルでも「勘違いして調子に乗ったキャラクター」のギミックが与えられている。 その後、ハッスルハウスvol.20において行われたGM総選挙において坂田亘に敗れ、GMの座から退任することとなった後、坂田軍団の一員となり、やられ役としてのギミックで活動。
ハッスルマニア前の記者会見ではGMWがHGに対して「お前よりもRGの方が面白かった」と言いHGも「はい。私も初めてRGが面白いと思いました」と相方HGもRGの面白さを認め始めてきた。
出場当初は厳しい目で見られていたが、試合を重ねるに連れ、ハードな受身を取ったり、流血戦にも耐えるようになるなど、プロレスに対し真剣に取り組む姿勢が随所に見られている。タイガー・ジェット・シンや天龍源一郎、川田利明、曙、鈴木みのるとも対戦している。
後期ハッスルではその大げさな受身の取り方が評判を呼び、ハッスルの裏エース、後楽園ホールの主役とまで呼ばれ、メインを務めることも多かった。
ハッスル崩壊後も時折リングに上がることがあり、2010年のDDT・両国大会では、足の重傷から一日限定復帰したHGと組んで男色ディーノとハンデキャップマッチを行っている。また、全日本プロレスでは第3代F-1タッグ選手権を獲得(パートナーは征矢学)。
得意技
メディアへの出演歴
テレビ(新喜劇退団まで)
テレビ
- ケータイ捜査官7 第11話(電龍会の組員役・住谷と共演)2008年6月18日、第34話(2008年12月24日)テレビ東京)
- ホーム&アウェイ第3話(吉本新喜劇座員としてエキストラ出演・レイザーラモンHGと共演) (2002年、フジテレビ)
- リンカーン(2009年、TBS)
- 少年タカトシ(BSジャパン)
- 今田耕司プレゼンツ 鶴瓶vs未知数芸人 俺の相方誰やねん!?スペシャル(2010年1月2日、関西テレビ)
- 雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!(2010年7月8日、テレビ朝日) - RG同好会として
- JAPANロッケフェスティバル(2010年10月〜12月、フジテレビ) ※大げさなリアクションを指摘され、第4回(2010年11月8日放送)で無期限出入り禁止に。第9回から復帰したがその翌週番組は突然打ち切りになる。
- 熱血!平成教育学院(2010年12月12日・2011年2月6日、フジテレビ)
- ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけないスパイ24時(2010年12月31日、日本テレビ)
- クイズ☆タレント名鑑(2011年8月14日、TBS)
- BAZOOKA!!!(2011年10月3日 - 、BSスカパー!)
- 徳井義実のチャックおろさせて〜や(「春の催し」2013年3月15日、「夏の催し」7月19日、「クリスマスの催し」12月20日、「1周年の催し」2014年3月28日、BSスカパー!) - 毎回スタジオ出演する他、各3月放送分では『スカパー!アダルト放送大賞』の密着取材、「夏の催し」ではテレフォンクラブ潜入取材を担当。
- 水曜深夜はPSパチとも!いいじゃんか!(2013年5月1日 - 9月26日 テレビ東京)- 椿鬼奴と共に司会。
ラジオ
- レイザーラモンRGのオールナイトニッポンR(2006年2月4日、ニッポン放送ほか)
- とことん '90年代洋楽(2013年5月6日 - 5月24日、)
- レイザーラモンRGのあるあるミュージックショー(2012年4月 - 、ラジオ大阪ほか)
舞台
- HAKANA(「いとしの儚」より)- 殿様播磨/地蔵菩薩/助兵衛 役 ※3役(2008年4月 明治座(東京都))
- 友よ静かに眠れ (2009年3月 神保町花月(東京都))
- la mascara dorada 〜伝説の覆面レスラー〜 (2009年6月 京橋花月(大阪府))
映画
- さらば愛しの大統領 2010年公開
CM
PV
- THE冠「中3インマイドリームス~行ってみたいなL.Aに~」フルバージョン
新聞連載
DVD
- GREATEST HITS(2013年)
脚注
- ↑ 宮迫博之トークライブでの本人の発言による
- ↑ 中日スポーツ:レイザーラモンRG、「あるある」でブレイク!?:芸能・社会記者ブログ:芸能・社会(CHUNICHI Web)
- ↑ そのため、杏子を持ちネタとする椿鬼奴と組んでBARBEE BOYSネタにすることも多い
- ↑ 2013年11月12日放送「100秒博士アカデミー」にて判明
- ↑ テンプレート:Cite web