柏市

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テンプレート:Infobox 柏市(かしわし)は、千葉県の北西部に位置するである。中核市業務核都市に指定されている。人口約40万人(2011年10月時点)で、千葉県内では市川市に次いで第5位である。東京都特別区部への通勤率は29.8%(平成22年国勢調査)。

地理

利根川を挟んで、北は茨城県との境に位置し、東は我孫子市との境に手賀沼が広がる。市域の大半は下総台地谷津田から構成され、北端の利根川沿いの地域や、東端の手賀沼に近い地域は低地となっている。海抜が最も低い地点は手賀沼周辺低地で約5 m、最も高い地点は市南端(台地部)で約32 mである。

市中央部は東武野田線・JR常磐線、国道6号国道16号が交差する交通の要衝となっており、市北部は首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが通り、大学、研究所、産学連携施設などが置かれ、文教地区としての顔を持つ柏の葉地域が中心。商圏人口は、約252万人[1]

テンプレート:柏市の河川等

地名表記

柏市には〜ケ(が)丘という地名が5つあるが、表記は混在する。

  • ケ丘が正式表記
大津ケ丘光ケ丘緑ケ丘
  • が丘が正式表記
つくしが丘ひばりが丘

うち、大津ケ丘は、旧・沼南町の地区である。

歴史

ファイル:Kasi.JPG
柏駅東口。後方のビルは駅西側の「柏高島屋ステーションモール」。2006年9月撮影
ファイル:KASIWA17.JPG
柏駅東口駅前通り。2006年9月撮影

柏の名の由来は不明であるが、河岸(杭の意)場に由来するという説が有力である[2]東葛地域では明治以前に栄えていたのは水運の便がある松戸流山野田などであり、現在の柏の中心市街地にあたる柏村・千代田村は水戸街道沿いにありながら宿駅ですらない寒村にすぎなかった。

大正時代の北総鉄道(現・東武野田線)開通により柏駅は交通の結節点となり、同駅を中心に市街地が形成される。1960年代より東京のベッドタウンとして人口が急増した。1970年代以降はそごう高島屋、丸井などの百貨店をはじめ多くの商業施設が進出し、東京の衛星都市的な商業地として栄える。1980年代の前後には柏駅周辺に若者向けの商業施設が次々と開店し、東葛地域(旧東葛飾郡北部)の商業の中心都市の座は松戸から柏に移行したテンプレート:要出典

2005年平成17年)には首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの開通を契機として市北部の柏の葉地域で東京大学千葉大学、産学連携施設を中心とした文教地域が形成され、郊外型ショッピングモールやマンション開発も活発化した。

  • 1478年文明10年) 市内の境根原(現柏市酒井根)で境根原合戦が行われた。市域の豪族匝瑳氏が戦闘に加わった。
  • 江戸時代 利根川・江戸川の水運が栄えた江戸時代には、川沿いの集落が栄えた。現在の市域北部に位置する布施村(現・布勢)は加村河岸(現・流山市加)と結ぶ鮮魚の輸送ルートとしてにぎわった。
  • 明治時代 旧柏村は明治時代の初めに至るまで水戸街道の小金宿と我孫子宿の間に位置する、旧富勢村史に「見るも苦しき寒村」と書かれる程の村落であった。
  • 1881年明治14年) 水戸街道が国道に昇格したのに伴い駅伝取締所が設置され、ようやく宿駅としての機能を有するようになった。
  • 1889年(明治22年)10月1日 市制町村制施行に伴い、柏村は戸張村・篠籠田村・松ヶ崎村・高田村等と合併して千代田村を設置し、同日豊四季村とのあいだに千代田村・豊四季村組合を組織した(豊四季村は士族の開墾村であり合併せずに江戸期以来の村々と距離をおいた。)
  • 1896年(明治29年)12月25日 日本鉄道土浦線(田端〜土浦間)が開業し、柏駅が設置された。
  • 1911年(明治44年)5月9日 千葉県営鉄道(柏〜野田町間)が開業。
  • 1914年大正3年)10月10日 千代田村・豊四季村組合の組合を解消し、千代田村となる。
  • 1923年(大正12年)12月27日 旧北総鉄道の柏 - 船橋間が開業、現在に至る柏駅の鉄道交通が整う。
  • 1924年(大正13年)4月10日 千葉県立東葛飾中学校(現在の千葉県立東葛飾高等学校の前身。地元有志による大正年間中頃からの誘致運動が実り東葛飾郡初の旧制中学校)開校。
  • 1926年(大正15年)9月15日 千代田村は町制を施行し柏町となった。柏駅設置後、同駅を中心に新たに市街地が形成されたことから、千代田村内の大字の一つであった「柏」が新町の名称となった。

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  • 1954年昭和29年)
    • 9月1日 柏町は土村田中村・小金町と合併して市制を施行し東葛市(とうかつし)となった。しかし小金町の有力者の多くは松戸との血縁関係が強かったこともありその大部分をして松戸派で占め、合併後も千葉県議会前で座り込みを行うなどの抗議活動を続けた。
    • 10月15日 一部(いわゆる根木内地区)を残して旧小金町域は松戸市に移管された[3]
    • 11月1日 富勢村を東葛市と我孫子町(現・我孫子市)とに分村合併した。
    • 11月15日 東葛市が柏市に改称。
  • 1955年(昭和30年)12月25日未明 旧市役所裏から発生した大火は柏市街の中心部に大きな被害をあたえた。柏市街は空襲等の戦災に遭っていなかったこともあり、このできごとは大きな衝撃を与え、他市に先駆けて柏市が市街地の不燃化に取り組むきっかけとなった。テンプレート:要出典
  • 1964年東京オリンピックの後頃から柏市では市街地再開発の機運が高まり、1969年(昭和44年)に施行された都市再開発法の第1号の指定を受け柏駅前再開発事業を開始した。
  • 1971年(昭和46年)4月20日 柏市内の国鉄常磐線複々線化が完了。
  • 1972年(昭和47年)10月2日 柏駅に快速ホームが開設され、快速電車が停車するようになった(中距離電車は同日よりデータイムのみ上下とも停車、1980年(昭和55年)9月30日より全てが停車)。
  • 1973年(昭和48年)
    • 10月6日 柏駅東口に日本初のペデストリアンデッキ(柏市ではダブルデッキと呼んだ)を供用開始した。
    • 10月10日 柏駅前にそごうが開業。
    • 11月2日 柏駅西口に高島屋が開業し、駅前再開発事業が一段落した。
  • 2005年(平成17年)
  • 2006年(平成18年)度より「ご当地ナンバー」の採用により、柏市と我孫子市を対象地域とする自動車ナンバー、「柏」ナンバーが誕生した。
  • 2008年(平成20年)伊藤ハム製造工場地下水よりシアン化合物が検出され問題化した[4]
  • 2010年(平成22年)8月5日 人口が40万人を突破[5]

政令指定都市構想

1990年代以降、周辺市町との合併による政令指定都市移行を目指すべきとの議論が一部から提唱されており、2001年(平成13年)に流山市我孫子市沼南町との合併研究会を設けるも、流山市および我孫子市は相次ぎ離脱し、残る沼南町とは2003年(平成15年)に合併協議会を設置して協議を進め、2005年(平成17年)3月28日に同町を編入した。これにより人口は約38万人、面積は約115 km²に拡大、中核市に移行するための面積要件を満たすことにより、2008年(平成20年)4月1日に千葉県内では船橋市に続く中核市移行をした。なお合併直前の旧柏市の人口は333,519人、面積は72.91 km²であった。

なお現在も、柏市と野田市・我孫子市・流山市・松戸市鎌ケ谷市のいわゆる「東葛6市」での合併による政令指定都市構想があり、この6市で構成されている東葛広域行政連絡協議会が、2006年(平成18年)5月に 政令指定都市問題研究会 を設置し、2006年度(平成18年度)・2007年度(平成19年度)の2ヵ年をかけて、今後の政令指定都市の議論に役立てるため、構成市である6市の基礎データの収集や分析、広域的課題の整理などを行うとともに、政令指定都市制度の研究や東葛地域におけるシミュレーションなどの調査・研究を行ったが、同会は「合併を前提とはしていない」とした。また、2008年(平成20年)7月には、政令指定都市移行による効果や影響、意義等について、より具体的な検証を行うため、松戸市・柏市の2市による 松戸市・柏市政令指定都市研究会 を設立した。一方、船橋市や市川市でも似たような構想があり、松戸市や鎌ケ谷市ではこの方面との合併を模索する動きを見せた。4市合併による政令指定都市移行を研究する「東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会」が2007年(平成19年)4月に始まり、2009年(平成21年)3月に報告書を出し、終了した。千葉県庁は2000年(平成12年)に策定した市町村合併推進要綱では政令指定都市構想に全く言及しなかったが、2006年(平成18年)に策定した市町村合併構想では、枠組みこそ決めなかったが「合併による政令指定都市移行でステップアップを目指すべき地域」とした。

人口

グラフ・統計

テンプレート:人口統計

行政

行政機関

警察

  • 柏警察署(管内は、柏市全域)
    新柏交番、高田原交番、旭町交番、柏駅前交番、北柏駅前交番、豊四季駅前交番、花野井交番、増尾駅前交番、松葉町交番、緑ヶ丘交番、南柏駅前交番、南増尾交番、光ヶ丘交番、大津ヶ丘交番、高柳交番、泉駐在所、手賀駐在所、藤ヶ谷駐在所、富勢駐在所、船戸駐在所
  • 交通機動隊柏分駐隊
  • 第三機動隊(千葉県警察警備部)
  • 東葛地区少年センター
  • 警察庁科学警察研究所

自衛隊施設等

保健施設

  • 柏市保健所
  • 健康管理センター
  • 医療センター
  • 中央保健センター
  • 沼南保健センター

消防

  • 柏市消防局
    • 柏市西部消防署
      • 富勢分署(2009年6月29日に、庁舎老朽化および手狭な理由により根戸分署を廃署の上、現在地にて開署)
      • 大室分署(現在移転計画がある模様[6]
    • 柏市東部消防署
      • 逆井分署
      • 光ヶ丘分署
    • 柏市旭町消防署
      • 西原分署
    • 柏市沼南消防署
      • 高柳分署
    • 柏市消防団本部
      • 消防団5方面42分団

2011年(平成23年)度を目標に、手賀東部地区に分署設置を計画している[6]

夕刻に防災行政無線で児童の帰宅を促す放送(「夕焼け小焼け」のイントロ)を流しているが、柏市内では「パンザマスト」という呼称で親しまれている[7]。柏市内の小・中学校で「パンザマストが鳴ったら帰宅」するよう指導するほか、市の広報でも以前は「パンザマスト(防災行政無線)」と記載していた。ただし「パンザマスト」とは本来、防災行政無線機などを設置する柱のことであり、日鐵住金建材が商標登録している名称である[7]

経済

市北部に十余二工業団地、東部に根戸工業団地、中部に柏三勢工業団地、柏機械金属工業団地があり、根戸工業団地内には伊藤ハム東京工場、イチカワ(旧・市川毛織)柏工場がある。市南部増尾地区にはニッカウヰスキー柏工場がある。

農業ではカブネギホウレンソウなどの野菜栽培が盛んで、1975年(昭和50年)頃に日本で初めて中国野菜チンゲンサイザーサイが栽培された。

柏の葉地区には、東大柏ベンチャープラザ、東葛テクノプラザといった先端産業のためのインキュベーター施設があり、ベンチャー企業の育成が行われている。また、柏の葉キャンパスシティとして、公民学の連携で新しい都市づくりが三井不動産の主導により進められている。このユニークなプロジェクトは、2008年に千葉県、柏市、東京大学、千葉大学により発表された柏の葉国際キャンパスタウン構想で構成されている。 一つは、スマートシティ構想で、ITにより社会インフラを管理する環境型都市づくり。太陽光発電スマートグリッドを設置し、次世代環境都市を目指す。 もう一つは、公民学の連携による新たなイノベーションを生みだす国際学術研究都市の創設が目標。UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター) をプロジェクトの中心とする実際の街を使ったフィールドテストを段階的に実施中である。

市内に本社のある主要企業

かつては、テレビショッピングで有名だった二光(現:西友リテールサポート)も柏に本社があったが、2008年(平成20年)に東京に移転している。

市内に事業所がある主要企業

柏駅周辺の商業施設

柏駅周辺の商業施設については柏駅を参照のこと。

市内の主な商業施設(柏駅周辺以外)

姉妹都市・提携都市

地域

健康

病院

  • 柏市立柏病院(柏駅西口、JR北柏駅、つくばエクスプレス柏たなか駅発、市立病院入口バス停下車)
  • 東京慈恵会医科大学附属柏病院(北柏駅から徒歩または慈恵医大柏病院バス停下車)
  • 国立がん研究センター東病院(柏駅西口発、国立がん研究センターバス停下車)
  • 北柏リハビリ総合病院(北柏駅から徒歩または慈恵医大柏病院バス停下車)
  • 岡田病院(柏駅西口から徒歩)
  • 柏厚生総合病院(柏駅西口より無料送迎バス)
  • 聖光ケ丘病院(旧柏光陽病院)(JR南柏駅発、聖光ケ丘病院前バス停下車)
  • 柏南病院(東武逆井駅から徒歩)
  • 巻石堂病院(柏駅東口から徒歩)
  • 千葉・柏リハビリテーション病院(柏駅東口より無料送迎バス)
  • 窪谷産婦人科(柏駅東口から徒歩約10分)
  • 千葉かしわ・たなか病院(つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅から徒歩)
  • 手賀沼病院(柏駅東口より無料送迎バス)
  • 名戸ヶ谷病院(柏駅東口発、名戸ヶ谷バス停下車)
  • 初石病院(東武初石駅から徒歩)
  • 深町病院(柏駅東口から徒歩)
  • おおたかの森病院(東武・つくばエクスプレス流山おおたかの森駅、東武豊四季駅から徒歩)
  • 辻仲病院柏の葉(つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅から徒歩)

教育

大学

ファイル:The University of Tokyo.JPG
東京大学柏キャンパス
柏の葉キャンパス駅前に東京大学フューチャーセンターが建設された。

高等学校

  • 公立

中学校

  • 市立

小学校

  • 市立
</div>
  • 酒井根小学校
  • 酒井根東小学校
  • 酒井根西小学校
  • 土小学校
  • 土南部小学校
  • 富勢小学校
  • 富勢西小学校
  • 富勢東小学校
  • 松葉第一小学校
  • 松葉第二小学校
  • 十余二小学校
  • 風早南部小学校
  • 手賀東小学校
  • 大津ヶ丘第二小学校

幼稚園

  • 市立
    • 柏市立かしわ幼稚園
  • 私立
</div>
  • 大津ヶ丘幼稚園
  • 風早幼稚園
  • 柏幼稚園
  • 柏さくら幼稚園
  • 柏ひがし幼稚園
  • 柏めぐみ幼稚園
  • 北柏幼稚園
  • くりの木幼稚園
  • 柏陽幼稚園
  • さかいね幼稚園
  • 沼南幼稚園
  • すみれ幼稚園
  • ますお幼稚園
  • 第二ますお幼稚園
  • 高柳台幼稚園
  • 田中幼稚園
  • 手賀の丘幼稚園
  • とみせ幼稚園
  • 豊四季幼稚園
  • 晴山幼稚園
  • ホザナ幼稚園
  • 松ヶ崎幼稚園
  • 松葉幼稚園
  • 南柏幼稚園
  • 百合園幼稚園
  • 麗澤幼稚園

認定こども園

特別支援学校

  • 千葉県立柏特別支援学校

専修学校

学校教育以外の施設

施設等機関
科学警察研究所
保育所
  • 公立
</div>
  • 桜台保育園
  • 若葉保育園
  • あけぼの保育園
  • 東中新宿保育園
  • 豊四季保育園
  • 増尾保育園
  • 豊往保育園
  • 土南部保育園
  • 豊四季乳児保育園
  • 西原保育園
  • 豊町保育園
  • 富士見保育園
  • 酒井根保育園
  • 名戸ヶ谷保育園
  • 田中保育園
  • 旭町保育園
  • 東町保育園
  • 高野台保育園
  • しこだ保育園
  • 松葉保育園
  • 高柳保育園
  • 高柳西保育園

  • 私立
</div>
  • ひかり隣保館保育園
  • おお田保育園
  • 花の井保育園
  • 柏保育園
  • あいみ保育園
  • 巻石堂さくら保育園
  • 柏の葉キャンパス保育園
  • みなみ高柳保育園
  • 吉野沢保育園
  • ココファン・ナーサリー柏の葉
  • 柏さかさい保育園
  • とばり保育園
  • 小学館アカデミー 柏しこだの森保育園
  • 西口保育園
  • ヴィヴァン保育園
  • あい保育園柏たなか駅前
  • うぃず南柏保育園
  • 柏中央保育園

自動車教習所

スポーツ施設

柏市の施設

  • 柏市中央体育館
  • 柏市沼南体育館・フットサル場
  • 利根サイクリングコース
  • 冒険の森アスレチックコース
  • リフレッシュプラザ柏

千葉県の施設

その他

「全日本車いすテニス選抜選手権大会」、「かしわ国際オープンテニストーナメント」などを主催

クラブチーム

柏を本拠地とするチーム

その他にJR東日本硬式野球部は富勢地区に野球場を含めた新練習場を構えた。

さらに、男子バスケットボールの実業団トップ、日立サンロッカーズ東京の練習ホームコートも日立台にある。ジャパンラグビートップリーグNECグリーンロケッツは我孫子市を本拠としているが、ホームゲームは柏の葉総合競技場で例年開かれている。

文化施設

  • アミュゼ柏
  • 柏市民ギャラリー(柏高島屋ステーションモール8階)
  • 柏市民文化会館
  • 柏市中央公民館
  • さわやかちば県民プラザ
柏の葉地区にある、県立の生涯学習施設。
  • 以前は人間国宝の染色家芹沢銈介の作品コレクションを収めた柏市立砂川美術工芸館があったが、2007年(平成19年)6月29日に閉館した。砂川コレクションは、その後柏市郷土資料展示室(柏市沼南庁舎内)に移管されている。
  • 柏プラネタリウム(柏市立図書館2階)
ドーム直径6 mと公立では全国で2番目に小さく、関東では最も小さいプラネタリウム。

公園

植物園、池、柏の葉公園総合競技場、芝生広場、コミュニティ体育館など。
風車、農業資料館、バーベキューガーデン、アスレチックコース、サイクリングコースなど。
  • 柏ふるさと公園・北柏ふるさと公園
手賀沼花火大会の柏会場になる。
  • 柏公園
サクラの名所。
  • 手賀の丘公園
アスレチックコース、キャンプ場、バーベキュー広場
  • 千葉県立手賀沼自然ふれあい緑道
  • 増尾城址総合公園

住宅団地

交通

鉄道

東日本旅客鉄道(JR東日本)、東武鉄道首都圏新都市鉄道の駅が設置されている。北総鉄道北総線京成成田空港線新鎌ヶ谷駅 - 西白井駅間で旧沼南町の市域を通るが、駅は設置されていない。また、流山市と接する地域では流山市にある東武野田線流山おおたかの森駅初石駅江戸川台駅、南部の松戸市と接する地域では松戸市にある新京成線常盤平駅五香駅なども利用できる。中心駅は柏駅である。なお、東武野田線は2014年4月から東武アーバンパークラインの愛称が付けられた。

柏市の鉄道路線・駅
事業者 路線
東日本旅客鉄道 常磐線快速各駅停車 日暮里駅方面) ← 南柏駅 - 柏駅 - 北柏駅 → (いわき駅方面)
東武鉄道 野田線 大宮駅方面) ← 豊四季駅 - 柏駅 - 新柏駅 - 増尾駅 - 逆井駅 - 高柳駅 → (船橋駅方面)
首都圏新都市鉄道 つくばエクスプレス 秋葉原駅方面) ← 柏の葉キャンパス駅 - 柏たなか駅 → (つくば駅方面)

バス

東武バスイーストが市内全域に、阪東自動車が東部を中心に路線バスを運行する。また市域の一部をちばレインボーバス松戸新京成バスの路線が発着し、京成バスが後述するコミュニティバスを運行している。

高速バスは、柏駅と仙台駅東京国際空港成田国際空港を結ぶ路線が運行される。

コミュニティバスとして、南部・沼南地区では上記の路線バスのほかに「かしわ乗合ジャンボタクシー」が運営されている。同じ南部・沼南地区では「かしわコミュニティバス」(東武バスイースト運行受託)も運行されていたが、2013年3月で廃止された。流山市コミュニティバスの流山ぐりーんバスも、主に南柏駅・豊四季駅周辺で乗り入れている(東武バスイーストおよび京成バス運行受託)。

かしわコミュニティバスの廃止に伴い、沼南地区で交通空白地帯・路線バスの本数が極端に少ない地域がいくつか生じているため、2013年1月15日からはデマンド型交通の「カシワニクル」が提供されている。

道路

常磐自動車道が市の北部を南北方向に通り、柏IC国道16号と交差する。JR常磐線に沿って国道6号が通り、市の中東部から北部を通る国道16号と呼塚交差点で交差する。この呼塚交差点は6号線が上を通る立体交差になっており、渋滞情報がしばしば報道されるため、美女木ジャンクション穴川インターチェンジと並んで渋滞の名所として知られる。また、千葉県道8号船橋我孫子線には道の駅しょうなんが置かれている。


名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

  • 柏駅周辺 - ストリートミュージシャンが多く、連日多くの若者が集まり、若者層をターゲットとした商店も多い。このため「東の渋谷」「プチ渋谷」と表される事もある。特に柏駅東口側(柏神社柏郵便局付近)は個人商店が多く、裏原宿のようになっていることから、それにならって「裏かしわ(通称:裏カシ)」などと呼ばれることもある。
  • 柏まつり - 7月下旬の2日間。柏駅周辺で行われる市最大の祭。約70万人の人出で千葉県最大級。
  • 柏おどり・京北音頭 - 上記の「柏まつり」や市内の盆踊りなどで披露される踊り
  • 柏・我孫子花火大会in手賀沼(旧:手賀沼花火大会) - 8月上旬。柏市と我孫子市が主催する花火大会(合併前は柏・我孫子両市と沼南町の2市1町主催)。
    2010年までは「手賀沼花火大会」として、1万3500発の花火が手賀沼湖上で打ち上げられ、手賀沼公園(我孫子会場)、柏ふるさと公園(柏第1会場)、旧沼南町地域(柏第2会場、旧:沼南会場)が主な会場となる。2007年(平成19年)度は40万5000人の動員となった。
    しかし、2009年(平成21年)は、不景気のため協賛金が集まらないとの理由で中止となった。2010年(平成22年)はこれまでの企業からの協賛金に加え、市民から募金を募る形をとり、2年ぶりの開催となったが、結果的にはこれが「手賀沼花火大会」として最後の開催となった。2011年(平成23年)は東日本大震災の影響、2012年(平成24年)は東葛地域における放射性物質対策に予算を専念させるため中止を決定している。
    2013年(平成25年)に、名称を「柏・我孫子花火大会in手賀沼」と変更し、3年ぶりに開催された。従来の手賀沼周辺(柏の2会場、我孫子会場)に加え、利根運動広場(新大利根橋付近)、下総航空基地、東京大学柏キャンパスの3会場をあわせた6会場で同時に打ち上げられた。計約2万4,000発を打ち上げ、人出は44万人を記録した。[8]
  • 手賀沼トライアスロン - 8月下旬。県協会公認のトライアスロンで、沼南地区を会場に開かれる。毎年参加者が増えている。
  • 手賀沼エコマラソン - 10月。毎年約8000人の参加者が集まる。
  • アートラインかしわ - 11月。街全体を、芸術と音楽をコラボした催し物で賑わせるイベント。

名所・旧跡

観光

手賀沼は元々は手下浦(てかのうら)と呼ばれていた海が沼になった海跡湖。柏市民をはじめ、その他の手賀沼に面している市民の憩い場である。また、手賀沼周辺の市域には道の駅しょうなん、手賀沼観光リゾート満天の湯や手賀沼フィッシングセンターがある。手賀沼にかかる手賀大橋は我孫子市と柏市を結ぶ。

出身有名人等

スポーツ

芸能

学者・クリエイター

その他

在住有名人

その他

電話番号の市外局番

テンプレート:Main2 旧柏市域の市外局番は04716(市内局番は7)となっていたが、1964年昭和39年)7月26日より、桁ずれを行い0471(市内局番は67)に変更。2002年(平成14年)2月11日には、柏市を含めた0471区域(柏MA)の市内局番の不足に伴い、04(市内局番は71XX)に変更された。旧沼南町も同様に04となったが、高柳新田・しいの木台の一部は047となっている。これは当該地区が隣接する松戸市と同じ市川MAに含まれ、同MAが1997年1月1日0473から047に変更されたためである。

マスコット・キャラクター

  • カシワニ - かしわインフォメーションセンターが考案。柏市公認キャラクターではないが、柏市役所が協賛という形を取っている。
  • さかサイ君:柏市公認の地域キャラクター(逆井商店会)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:Sister

行政
観光

テンプレート:Geographic Location

テンプレート:柏市の地名 テンプレート:Navbox

テンプレート:日本の中核市
  1. 平成23年度柏市商業実態調査 報告書より
  2. 大阪府我孫子の川の対岸には日本書紀にある柏渡に比定される場所がある。
  3. テンプレート:Cite wikisource
  4. 2008年10月のニュースより
  5. 柏市人口、40万人突破 千葉日報ウェブサイト、2010年8月7日
  6. 6.0 6.1 柏市消防局 平成23年度重点事業
  7. 7.0 7.1 防災行政無線の定時放送 - 柏市ホームページより
  8. テンプレート:Cite web