THE世界遺産
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『THE世界遺産』(ザ・せかいいさん)とは、TBS系列で、2008年(平成20年)4月6日より、毎週日曜日の18:00 - 18:30(JST)に放送されているテレビ番組である。TBS系列局の他、東京放送ホールディングス傘下のBSデジタル放送・BS-TBSでは毎週土曜日の17:00 - 17:29(JST)に放送されている。
なお、前身番組である、1996年(平成8年)4月14日から2008年(平成20年)3月23日まで、毎週日曜日の23:30 - 24:00に放送された『世界遺産』(せかいいさん)及び、BS-TBSで本番組の後に放送されていた『THE世界遺産3D GRAND TOUR』(ザ・せかいいさんスリーディー グランドツアー)、同じくBS-TBSで月に一度(2014年4月からは月に二度)放送されている『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION』(ザ・せかいいさんヨンケー プレミアムエディション)に関してもここで併せて説明する。
番組概要
様々な世界遺産の映像を『ソニーの最新映像技術システムで未来永劫記録していく』というソニーの企画から始まった。開始当初の映像はNTSCによる4:3の映像記録だった為、ハイビジョンでの記録ではなかった[1]。その後、ハイビジョンカメラのロケ現場への投入や地上デジタルテレビ放送の開始により、ハイビジョンでの放送が整った。なお「世界遺産」BSデジタル放送開始時では、初めからハイビジョンで放送されている。
日本国内の世界遺産を取り上げる場合、TBSの放送エリアである関東地方の世界遺産『日光の社寺』(栃木県日光市)や『小笠原諸島』(東京都小笠原村)及び『富岡製糸場と絹産業遺産群』(群馬県)以外は、地元系列局と共同制作または制作協力[2]の元で放送することになっている。但し『THE世界遺産3D GRAND TOUR』については、日本国内の世界遺産を取り上げる場合でも、地元系列局は、共同制作や制作協力に加わらない。
提供スポンサー
ソニーの一社提供で、オープニングの本編はじめに「Sony presents」と表示される。エンディングコールは「This program has been brought to you by SONY」(日本語訳「この番組は、ソニーの提供でお送りしました」)。『世界遺産』時代には、カウキャッチャーとして、ソニーグループのCMが30秒間流れた後で、オープニングの本編はじめに「Sony presents」と表示されていた。「THE世界遺産3D GRAND TOUR」では、先にカウキャッチャーとしてソニーのCMを一分間流した後に3D放送に関する注意が流れ、その後で番組が始まる。なお、3D版はエンディング時のコールはない。ちなみに2013年4月現在、ソニーの提供クレジットがある番組はこの番組のみである。
経過
「世界遺産」放送開始〜
1996年(平成8年)4月14日放送開始。第1回はマチュ・ピチュ遺跡を紹介した(2006年5月7日の放送で再び採り上げられた)。
1999年(平成11年)2月放送のカナイマ国立公園では番組初のハイビジョン撮影が行われた。その後も不定期で実施され、同年秋以降は全てハイビジョン撮影に移行した。
2008年(平成20年)1月6日(地上波)、11日(BS-i(当時))放送の「スマトラの熱帯雨林 〜インドネシア〜」、2008年(平成20年)3月23日(地上波)、28日(BS-i(当時))放送の「ロレンツ国立公園II 〜インドネシア〜」ではデジタル放送において5.1サラウンド放送を実施。このように不定期で地上デジタル放送・BSデジタル放送において5.1サラウンド放送を実施する場合もある。
最高視聴率は、イグアス国立公園の9.4%(2000年3月19日放送)。
アナログ放送〜デジタル放送化
1996年(平成8年)の放送開始当初は全て4:3画面で放送されていた。ワイドクリアビジョン放送については1997年(平成9年)1月より不定期で実施され、1999年(平成11年)1月より完全移行となった。2008年(平成20年)3月まではCMを含め全編16:9レターボックスで放送されていたが、『THE世界遺産』改題後は画角14:9サイズでの放送となると同時にワイドクリアビジョン対応でなくなった。
- しかし、日本の地上アナログテレビ放送が、あと1年後に終了するにあたり、2010年(平成22年)7月4日放送分からは、再び16:9のレターボックスサイズで放送され、番組の開始の際、上下の黒幕部分にて『アナログ放送終了のお知らせ』告知している(但し、ワイドクリアビジョン放送ではない)[3]。
- 2008年(平成20年)3月までのエンディングでは「BS-iでは毎週金曜日にデジタルハイビジョンでご覧になれます」という旨の告知がながれていた。
地上波で表示される「HVハイビジョン制作・字幕」テロップ(TBS系で2008年7月27日の放送分以降は「字幕」テロップのみ)の表示は地上波マスターの提供クレジットテロップから出しているが、落ち着いた雰囲気で楽しむことに配慮しているためか通常はカットイン〜カットアウトで表示される他のTBS制作の番組とは違い、フェードインからフェードアウトでの表示である。この形態は『THE世界遺産』改題後も続いている。
受賞歴
番組カメラマンおよび番組は数々の受賞歴がある[4]。ギャラクシー賞、ATP賞、橋田賞など、映像関係の賞を多く受賞している。そのほか、2004年(平成16年)にはグッドデザイン賞を受賞。2006年(平成18年)には、世界遺産を管理するUNESCO(国際連合教育科学文化機関)から感謝状とメダルが、TBSとソニーに贈呈された(民間への贈呈はこれが初である)。
評判〜THE世界遺産へ
PTAが子供に見せたい番組上位常連の番組であるが、子供向けの番組でなく、リアルタイムで見せるには放送時間が日曜日の23:30からであることからふさわしくなかったが、新たな視聴者を獲得するため、2008年(平成20年)4月6日から放送時間を18:00 - 18:30に繰り上げることとなり、同時にタイトルも現在の『THE世界遺産』と改めることになった(第1回の放送は18:00 - 19:00の1時間スペシャル版。こちらもソニーの一社提供)。しかし、移動後の放送時間がちびまる子ちゃんと重なっているため、子供の視聴者を獲得することにはあまり繋がっていない。BS-iもこれまでの金曜日23:00から4月12日より毎週土曜日19:00開始に移行した後、2011年4月から土曜日17:00開始に移行した。
3D放送開始
2010年(平成22年)12月18日から、スカパー!(HDと光)の3D専用チャンネルで放送を開始[5]。そして、2011年(平成23年)4月2日からは、BS-TBSで、THE世界遺産放送後の17:29から『THE世界遺産3D GRAND TOUR』として放送を開始した。放送はサイド・バイ・サイド方式。3D放送であるため、番組の最初に3Dに関する注意、必要機器、非対応機器で視聴時の見え方の注意等が表示された後、番組が開始する。2014年(平成26年)3月22日に、番組が終了した。
THE世界遺産4K PREMIUM EDITION
BS-TBSで2013年(平成25年)6月1日から、毎月第一土曜日に放送される番組。ソニーのCineAltaで現行放送の約4倍の画素数となる4096×2160/60p(DCI 4K)で撮影されている。題名の『~4K』は4Kで収録されていること事を示しており、4K収録のレビュラー番組としては日本初であるが、BS-TBS放送時は通常のHD 1080iへダウンコンバートされての放送である。TBSとBS-TBSの共同制作 [6] [7]。2014年4月からは毎月第一・第二土曜の放送になった。なお、放送内容は毎回新作ではなく、再放送も含まれる。Channel 4Kでは、本来の画質である4K UHDで 「地球の素顔」を2014年7月に放送する。
ナレーション
『世界遺産』および『THE世界遺産』のナレーションは、語りに長けるアナウンサーや声優などを起用せず、他の機会においてナレーションの経験が少ない俳優を起用している。6代目の深津はレギュラー初の女性。『THE世界遺産3D GRAND TOUR』及び『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION』では声優を起用する。
ナレーションは、オープニングテーマアレンジの変更と同時に、ほぼ5年単位で交替しているが、3代目のオダギリはわずか半年での交替となっている。しかし、寺尾の担当期間と併せると5年となるため、オダギリは寺尾の諸事情によるショートリリーフと見ることもできる。4代目の勘太郎と5代目の市村は約2年で交替となっている。
『世界遺産』時代
- 初代:緒形直人(1996年4月14日 - 2001年4月22日)
- 2代目:寺尾聰(2001年4月29日 - 2005年10月2日)
- 3代目:オダギリジョー(2005年10月9日 - 2006年3月26日)
- 4代目:中村勘太郎(2006年5月7日 - 2008年3月23日)
『THE世界遺産』時代
- 5代目:市村正親(2008年4月6日 - 2010年3月28日)
- 6代目:深津絵里、磯部弘(一部解説を担当)(2010年4月4日 - 2014年3月30日)
- 7代目:藤原竜也、堀井美香(TBSアナウンサー、一部解説を担当)(2014年4月6日 - )
『THE世界遺産3D GRAND TOUR』
『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION』
テーマ曲・オープニング映像
『世界遺産』時代
テーマ曲は放送開始から最終回まで一貫して同一曲が用いられたが、ナレーターの交替に合わせる形でアレンジが変えられた。
初代・2代目・3代目のバージョンはCD化されている。4代目のバージョンは、3代目のものを母体にして、オープニングのCG画像部分(25秒間)を鳥山雄司のエレキギターを駆使したサウンドに作り直したものである。
オープニング映像は下記の通り変遷を遂げている。
- 初 代: 1996年4月 - 2001年3月(ワイドクリアビジョン映像)[8]
- 2代目: 2001年4月 - 2006年4月(アナログワイドクリアビジョン、デジタルハイビジョン映像)
- 3代目: 2006年5月 - 2008年3月(アナログワイドクリアビジョン、デジタルハイビジョン映像)
『THE世界遺産』時代
- 初 代: 2008年4月 - 2010年3月「Les enfants de la Terre〜地球のこどもたち〜」(服部隆之)
- 2代目: 2010年4月 - 2013年3月「風の詩〜THE世界遺産」(小松亮太)
- 3代目: 2013年4月 - 現在「風の詩〜THE 世界遺産 version2013」(小松亮太)
エンディングは、宮本笑里が演奏しているバージョンが使われている。 2010年に、世界遺産時代の曲も含め更に各曲のアレンジバージョンを加えたコンプリートアルバム「THE世界遺産 Music Heritage」が発売されている。なお、「3D GRAND TOUR」「4K PREMIUM EDITION」は本番組に準ずるが、オープニング画像は地上波版とは異なる。
ネット局と放送時間
放送対象地域 | 放送局名 | 系列 | 放送時間 | 遅れ日数 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | TBSテレビ (TBS) | TBS系列 | 日曜 18:00 - 18:30 | (制作局) |
北海道 | 北海道放送 (HBC) | 同時ネット | ||
青森県 | 青森テレビ (ATV) | |||
岩手県 | IBC岩手放送 (IBC) | |||
宮城県 | 東北放送 (TBC) | |||
山形県 | テレビユー山形 (TUY) | |||
福島県 | テレビユー福島 (TUF) | |||
山梨県 | テレビ山梨 (UTY) | |||
新潟県 | 新潟放送 (BSN) | |||
長野県 | 信越放送 (SBC) | |||
静岡県 | 静岡放送 (SBS) | |||
中京広域圏 | CBCテレビ (CBC) | |||
富山県 | チューリップテレビ (TUT) | |||
石川県 | 北陸放送 (MRO) | |||
近畿広域圏 | 毎日放送 (MBS) | |||
鳥取県・島根県 | 山陰放送 (BSS) | |||
岡山県・香川県 | 山陽放送 (RSK) | |||
広島県 | 中国放送 (RCC) | |||
山口県 | テレビ山口 (tys) | |||
愛媛県 | あいテレビ (ITV) | |||
高知県 | テレビ高知 (KUTV) | |||
福岡県 | RKB毎日放送 (RKB) | |||
長崎県 | 長崎放送 (NBC) | |||
大分県 | 大分放送 (OBS) | |||
熊本県 | 熊本放送 (RKK) | |||
宮崎県 | 宮崎放送 (MRT) | |||
鹿児島県 | 南日本放送 (MBC) | |||
沖縄県 | 琉球放送 (RBC) | |||
全国 | BS-TBS | TBS系列 BSデジタル放送 |
土曜 17:00 - 17:29 | 6日遅れ 2011年4月から時間変更となり、2014年3月まではこの番組の後すぐ 「THE世界遺産3D GRAND TOUR」を放送していた。 2013年6月からは毎月第一土曜に「THE世界遺産4K PREMIUM EDITION」を放送。 |
備考
- BS-i(2009年4月よりBS-TBS)では、開局の2000年(平成12年)12月より過去の回[9]を再放送していたが、2003年(平成15年)10月からは、地上波での放送から5日後の毎週金曜日23:00 - 23:30に放送するようになった。映像は地上波に先駆けてハイビジョン映像で放送されている。
- ※字幕放送は行われていない。2005年(平成17年)11月末放送まではデータ放送を行っていた(その後、データ放送を再開)。エンディングでは最後の告知部分が省略されている(地上波での放送時間は次回予告に表示される)。また、「END」表示のシーンの直後に、意見感想の募集またはプレゼント(DVD)の告知が放映される。
- ※『THE世界遺産』改題後は、2008年(平成20年)4月19日より毎週土曜日19:00 - 19:30の放送となった。(4月12日は19:00 - 20:00)。そして、2011年4月からは現在の時間帯に変更され、「3D GRAND TOUR」と連続放送になった。2D版及び4K版終了時の「END」表示時に、3D版開始以後、2014年3月まではは「この後もひきつづき 「THE世界遺産」3Dシリーズをお楽しみください。」と表示されている。2012年4月からの一年は再びこれまでの中からの再放送に内容が変更されていた[10]。2013年4月からは「4K PREMIUM EDITION」が放送される第一土曜日(2013年6月 -)を除き、地上波の6日遅れ放送になる。
- TBS系列以外の局では、秋田放送(日本テレビ系)で毎週土曜日18:30 - 19:00に放送されていたが、2012年3月31日で打ち切りとなった。
- 2011年からTBSでは第2~最終週土曜日の26:48 - 27:18に再放送を行っている。この場合再放送でもCM中は全てSONYのみ。
放送休止や時間変更など
- 1996年(平成8年)4月14日の『世界遺産』第1回放送は、野球放送の30分の中継延長の影響で24:00からの放送となった。
- 1997年以降は世界陸上競技選手権大会開催の時期は世界陸上中継で放送休止となる場合がある。
- 夏季オリンピック(2012年8月12日のロンドンオリンピック)、冬季オリンピック(2014年2月16日のソチオリンピック)期間中は放送休止となる場合もある。
- 2009年(平成21年)以後は、「中日クラウンズゴルフ・最終日」中継の影響(15:30(2009年は15:00) - 17:24まで放送される)で日5アニメ枠とニュース番組が30分づつスライドする為、該当週は休止となっている。TBSのこの時間帯[11]は特番やスポーツ中継などの影響を受けにくいことから、このような措置を取ることは極めて異例である。
年月日 | 中日クラウンズ回数 | 日5アニメ枠 (17:30 - 18:00) |
ニュース枠 (18:00 - 18:30) |
---|---|---|---|
2009年(平成21年)5月3日 | 50 | 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST | THE NEWS |
2010年(平成22年)5月2日 | 51 | Nスタ | |
2011年(平成23年)5月2日 | 52 | 青の祓魔師 | |
2012年(平成24年)5月1日 | 53 | 機動戦士ガンダムAGE | |
2013年(平成25年)5月5日 | 54 | 宇宙戦艦ヤマト2199 | |
2014年(平成25年)5月4日 | 55 | ハイキュー!! |
- 2011年(平成23年)3月13日『ラス・メドゥラス』は、11日に発生した東日本大震災の報道特別番組により休止となり、その回の振り替え放送は同年7月10日に放送された。
- 2011年(平成23年)6月26日の放送は、『インド洋に浮かぶ奇岩の渓谷 - チンギドベマラハ自然保護区』を放送する予定だったが、日本時間同日未明に「平泉」が世界遺産に正式登録された事から急遽内容を変更し、『平和への祈りの黄金郷 平泉 - 浄土を表す建築・庭園』を放送した。ただし、一部系列局のホームページやEPGの番組表には反映されなかった。[12]なお、翌週7月3日の放送は、同じく世界遺産に正式登録された『小笠原諸島』を放送した。ちなみに6月26日に放送予定だった分の振り替え放送は同年9月18日に放送され(当初は10月2日放送だった)、7月3日に放送予定だった『コパンのマヤ遺跡』は同年9月4日に放送された。
- 2011年(平成23年)12月25日は、特別番組『報道の日 2011 記憶と記録そして願い』の放送のため休止となった。
- 2013年(平成25年)6月23日の放送は、当初『ウシュクロン国立公園』が放送される予定だったが、前日の6月22日に富士山が世界文化遺産の正式登録が決まったことから、当初の予定を変更して『富士山I 火の山の素顔に迫る!』(6月23日)と『富士山II 水の山の素顔に迫る!』(6月30日)を2週に渡り放送する。なお、2011年の「平泉」・「小笠原諸島」の時とは異なり、系列局のホームページやEPGの番組表には反映[13]された。ただし、BS-TBSでは第一週(7月6日)が「4K PREMIUM EDITION」放送のため、6月30日の『富士山II』の再放送は4K版放送後の7月6日17時30分から(通常は3D GRAND TOURの時間帯)となった。
- 2014年(平成26年)6月29日の放送は、当初『トゥバタハ海洋公園』が放送される予定だったが、6月21日に富岡製糸場が世界文化遺産の正式登録が決まったことから、当初の予定を変更して『世界を変えた!日本のシルク 〜 富岡製糸場と絹産業遺産群』を放送する。なお、『富岡製糸場』は2014年(平成26年)6月21日土曜日(日本時間)夕方に世界文化遺産の正式登録が決まったが、2011年(平成23年)6月の『平泉』の時とは異なり、翌22日の放送は変更せず、予定通り「追跡!幻のオオヤマネコ」を放送した。
その他・逸話
『世界遺産』時代
2001年(平成13年)8月12日には「5周年特別企画・密着!"世界遺産"はこうして作られる」と題して、「世界遺産」番組制作の裏側が紹介された。
2006年(平成18年)4月の1か月間は、放送開始10周年を記念した「ベストオブ世界遺産」を放送した。
- 番組タイトル表示では、世界遺産のロゴの下に「Special」の文字がフレームインされていた。
- 全5回のうち第1から4回までのナレーションを俳優高倉健が担当した。
- 第5回は「ナレーション無し・映像と音楽だけ」という異例の構成で放送された。ナレーション無しは2012年(平成24年)現在もこの一回のみ。
『THE世界遺産』時代
- 『THE世界遺産』改題後も、『世界遺産』時代のタイトルロゴは現在でも併用するかたちで使われている。
- 『THE世界遺産』改題後は、地上波放送では画面右上に内容を示したヘッダが表示される(デジタル・アナログ共に)ようになったが、BSデジタル放送では同ヘッダは表示されない。
- 『世界遺産』時代には、直前の『情熱大陸』終了直後にクロスプログラムがあり、「世界遺産、まもなくです」と5秒あったが、『THE世界遺産』からは、それが無くなった替わりに、その日に放送されている日曜昼の『JNNニュース』、日曜夕方の『Nスタ[14]』の放送途中に、15秒間の予告が流されるようになった。ただし、報道系の特番が放送される時には、当番組の予告は流されない。
- 2009年(平成21年)10月18日放送分の「パリのセーヌ河岸」ではテレビ番組初となる全編デジタルシネマカメラで撮影された[15]。
その他
- 日本語版「Google Earth」で世界遺産の衛星写真を見るとこの番組のロゴが現れ、それをクリックすると、その世界遺産の情報を見ることができる。(設定状況による)
- 同じくソニーの1社提供だった音楽番組『僕らの音楽-OUR MUSIC-』(フジテレビ系)でも、本番組と同様のオープニングスタイルが採られていた[16]。
- 2010年12月1日のBS-TBS開局10周年では、同局の同日23時から10分間、同番組初の3D放送(サイド・バイ・サイド方式)として、「屋久島3D特別編」を放送した。
脚注・出典
関連項目
外部リンク
- TBS・THE世界遺産 公式サイト
- BS-TBS THE世界遺産3D GRAND TOUR
- BS-TBS THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐
- TBS・世界遺産 - 2008年3月までの、前身番組公式サイト
- テンプレート:Twitter
- テンプレート:Facebook
- ↑ その為一度放送した世界遺産でも、もう一度ハイビジョンカメラで記録・構成・編集をし直している
- ↑ 但し、2013年6月23日と30日に放送「富士山」では、静岡放送のみ制作協力し、テレビ山梨はこれに加わらなかった。
- ↑ 同時にテロップ類も16:9対応となった。
- ↑ 詳細は、番組公式サイト内「『世界遺産』の記憶」参照(ただし、データは2006年のものまで)。
- ↑ テンプレート:Cite press release
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite press release
- ↑ これとは別に、1998年12月までは4:3画面向けのオープニング映像があった。
- ↑ 毎月、ひとつのテーマ(例としてアメリカの自然遺産)を設定していた。
- ↑ Twitterの番組公式アカウントでのスタッフの発言より
- ↑ NHKや日本テレビでは巨人戦中継などで日曜夕方の番組が休止・変更がまれにあるが、TBSはオリンピックなどを除いてスポーツ中継が夕方に放送されることはほとんどない。
- ↑ 但し同日朝に放送された「サンデーモーニング」で小笠原諸島の世界遺産登録のニュースを放送した際、画面左上部に内容の変更をする旨の字幕テロップは出されていた。
- ↑ 6月23日のEPGには「6月23日18時までに(富士山が)登録されない場合はウシュクロン国立公園を放送します。」と表示があった。
- ↑ 2009年3月29日まで、夕方枠は『JNNイブニング・ニュース』、2010年(平成22年)3月28日までは『THE NEWS』として放送。
- ↑ テンプレート:Cite press releaseテンプレート:リンク切れ
- ↑ 2007年3月まで。同年4月から2013年3月まではキリンビールとキリンビバレッジの共同提供