阪和自動車道
テンプレート:Infobox road 阪和自動車道(はんわじどうしゃどう、HANWA EXPRESSWAY)は、大阪府松原市の松原ICを起点として、和歌山県田辺市の南紀田辺ICに至る高速道路(高速自動車国道)である。略称は阪和道(はんわどう、HANWA EXPWY)。
国土開発幹線自動車道の予定路線名は近畿自動車道紀勢線、高速自動車国道の路線名は近畿自動車道松原那智勝浦線。本記事では、特記がない場合は、営業路線名の阪和自動車道、湯浅御坊道路及び、近畿自動車道松原那智勝浦線について述べる。
目次
概要
大阪府(近畿自動車道と直結)と和歌山県を結ぶ主要道路であり、阪神高速4号湾岸線などともに大阪府南部(堺市や岸和田市など)を貫いている。(阪和自動車道は山沿いを、阪神高速道路は海沿いを通っている。)
また、京阪神から有数の観光地である南紀白浜へのアクセス道路及び国道42号のバイパス道路として、紀勢自動車道同様に紀伊半島の一周道路としての性格も併せ持っている。加えて、那智勝浦町などの海産物(マグロやカツオは全国有数)、みなべ町や有田川町などの農産物(梅干しやミカン、カキも全国有数)を安定して早く輸送することが可能となった。こうしたこともあり、交通量や渋滞は年々増加傾向にあり、完成2車線の4車線化工事(後述)などが行われていた。(都市計画決定済みの区間もあり。)
和歌山県下においては、みなべIC-南紀田辺IC間の開通によって、県内人口1位の和歌山市と2位の田辺市が結ばれた。
歴史的には、1974年に阪南IC-海南IC間が4車線で開通(その名残で阪南ICの出入路は4車線で長くなっている。)しており、阪和自動車道の開通は全国的にも早い部類に入る。だが、その後は、1984年に当時の国道42号海南湯浅道路(海南IC-有田IC間)が2車線で、1989年に松原IC-美原北IC間が6車線で開通するなどしたが、建設は遅々として進まなかった。近畿自動車道から和歌山県へ直結されたのは1993年のことであり、それまでは全国の高速道路ネットワークとは独立した路線であった。
例年、春季と秋季の2回、概ね1週間から10日間は保守工事を行う関係で、暫定2車線となっている有田IC-南紀田辺IC間が20時から翌日の6時まで夜間通行止となる。
なお、キロポスト及びIC番号は、近畿自動車道と連続している。
海南湯浅道路・湯浅御坊道路
テンプレート:Main 吉備IC(開通当初、現・有田IC)‐御坊IC間は国道42号湯浅御坊道路となっており、阪和自動車道に並行する一般国道の自動車専用道路と位置付けられている。かつて、海南IC‐吉備IC(現・有田IC)間も国道42号海南湯浅道路という名称で、一般国道の自動車専用道路として整備された区間であったが、4車線化の整備計画が近畿自動車道松原那智勝浦線として施行されたため、2005年4月1日に阪和自動車道として高速自動車国道に編入された。
整備状況
2010年7月16日に海南ICから有田ICまで下り線のみ2車線化された事により、下り線の渋滞については長峰トンネル付近先頭から広川IC付近先頭に移ったと共に、最高速度が60km/hから80km/hに引き上げられ有田ICまでは快適に走れるようになった。上り線は、下り線2車線化後も改修工事により最高速度が50km/hに規制されていたため長峰トンネルを先頭に渋滞が多発していたが、2011年5月21日午前6時に有田ICから海南ICまでの上り線2車線化改修工事が完了した。これにより上り線の渋滞も激減した。
現在、交通量増大により、湯浅御坊道路である有田IC-御坊IC間が都市計画変更により4車線化にむけて動き出し、御坊IC-南紀田辺IC間(用地確保済み)は先行して4車線化の事業中であったが、予算の執行は民主党政権時代前原誠司国土交通大臣(当時)により凍結された。その後は、2013年(平成25年)6月11日に国土交通大臣の事業許可が下りた有田IC-御坊IC間が4車線化の事業中である[1]。追加2車線分の用地買収を進め2021年の完成を目指す[2]。また、南紀田辺IC-白浜IC間は有料道路方式による整備が決定されていたが、整備計画の変更により白浜IC-すさみICと同様に新直轄方式により整備され、和歌山国体が開催される2015年の供用を目指している。
また、2007年12月、国土交通省の道路整備中期計画の素案が発表された。その素案によると、すさみIC-三重県境区間が整備区間となる予定で、すさみIC-太地IC(仮称)間の約36kmは完成2車線で整備される。なお、太地IC-新宮IC(仮称)間の約15.2kmは那智勝浦道路として暫定2車線で整備される。那智勝浦道路より三重県境までの約4kmも暫定2車線で整備される。
2012年度から、すさみIC-太地IC間及び新宮-熊野大泊IC(三重県)間の事業化に向けた調査が実施されており[3][4]、新宮北IC-紀宝IC間(L=2.4km)については2013年度に一般国道42号新宮紀宝道路として事業化された[5]。また2014年度からは、すさみIC-和深IC-串本IC間(L=19.2km)がすさみ串本道路として[6]、熊野大泊IC-熊野IC間(L=6.7km)が熊野道路として[7]、それぞれ事業化される見込みとなっている。
起点
国土開発幹線自動車道の予定路線(近畿自動車道紀勢線)及び高速自動車国道の路線(近畿自動車道松原那智勝浦線)では、大阪府松原市となっている。ただ、松原市には松原JCTと松原ICがあり、国土交通省の道路交通センサスでは松原JCT-松原IC間が近畿自動車道になっているのに対し、道路標識や市販の地図などでは同区間を阪和自動車道と位置づけしている場合がある。
元々、松原JCTの前身は西名阪自動車道(かつての西名阪道路)の松原ICであり、ジャンクションとしての機能を果たすため、(旧)松原ICが松原JCTへ改築され、(新)松原ICが現在地へ移転された。
なお、松原JCTの隣にある松原ICや近畿自動車道の長原ICで乗り降りし、松原JCTを利用する場合(西名阪自動車道や阪神高速14号松原線と相互利用する場合も含む。)は、松原IC-松原JCT間または松原JCT-長原IC間の末端区間の料金は請求されない。これは、阪和自動車道及び近畿自動車道が松原JCTを境に均一制の料金制度を採用しているためである。料金制度上は松原JCTが起点である。但し、松原IC-長原IC間のみを利用する場合は特定料金(普通車400円)がかかり、料金所(出口のみ)は無人で料金箱に料金を投入するようになっている。
規格
- 道路構造令:第1種第3級普通道路
- 但し、かつての海南湯浅道路(海南IC-有田IC間、現在の上り線)は第1種第4級普通道路となっていた[8]。
- 設計速度:80km/h
- 車線数:完成4車線(一部を除く)
通過市町村
接続高速道路
- 阪神高速14号松原線(松原JCTで接続)
- 西名阪自動車道(松原JCTで接続)
- 近畿自動車道(松原JCTで直結)
- 南阪奈道路(美原JCTで接続)
- 堺泉北有料道路(堺JCTで松原方面のみ接続)
- 関西空港自動車道(泉佐野JCTで接続)
- 京奈和自動車道(和歌山JCTで接続 : 事業中)
道路の位置関係
- 近畿自動車道紀勢線
- (大阪・和歌山方面) - 阪和自動車道 - ※湯浅御坊道路 - 阪和自動車道 - ※すさみ串本道路 - (基本計画区間) - ※那智勝浦道路 - (基本計画区間) - ※新宮紀宝道路 - (基本計画区間) - ※熊野道路 - ※熊野尾鷲道路 - 紀勢自動車道 - (津・名古屋方面)
※は高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路を示す。
インターチェンジなど
- IC番号欄の背景色が■である区間は既開通区間に存在する。施設欄の背景色が■である区間は未開通区間または未供用施設に該当する。未開通区間の名称は全て仮称である。
- (数字)は、他路線の番号。<数字>は、予定番号。
- 英略字は以下の項目を示す。
- 未開通区間のJCT/IC名は仮称。
- BS(バス停留所)のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 起点から の距離 |
BS | 備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
近畿自動車道 吹田方面 | |||||||
10 | 松原JCT | 西名阪自動車道 阪神高速14号松原線 |
0.0 | 大阪府 | 松原市 | ||
11 | 松原IC | 府道2号大阪中央環状線 | 0.9 | 近畿道・西名阪道方面 出入口 | |||
12 | 美原北IC | 府道36号泉大津美原線 | 3.9 | 松原方面出入口 | 堺市 | ||
12-1 | 美原JCT | 南阪奈道路 | 4.4 | ||||
13 | 美原南IC | 府道36号泉大津美原線 | 6.1 | 田辺方面出入口 | |||
- | 堺TB | - | 松原方面のみ設置 | ||||
14 | 堺JCT | 堺泉北有料道路 | 12.4 | 松原方面出入口 | |||
15 | 堺IC | 府道61号堺かつらぎ線 | 13.2 | ||||
16 | 岸和田和泉IC | 府道230号春木岸和田線 | 23.3 | 和泉市 | |||
- | 岸和田TB | - | 田辺方面のみ設置 | 岸和田市 | |||
- | 岸和田SA | - | 28.2 | ||||
17 | 貝塚IC | 府道40号岸和田牛滝山貝塚線 | 32.4 | 貝塚市 | |||
18 | 泉佐野JCT | 関西空港自動車道 | 38.7 | 泉佐野市 | |||
19 | 泉南IC | 府道63号泉佐野岩出線 | 44.6 | 松原方面出入口 | 泉南市 | ||
20 | 阪南IC | 府道256号東鳥取南海線 府道257号自然田鳥取荘停車場線 |
46.3 | 田辺方面出入口 | 阪南市 | ||
- | 和歌山JCT (松原方面) |
京奈和自動車道(予定) 紀淡連絡道路(計画) |
52.6 | 京奈和自動車道方面 2015年度開通予定[9] |
和歌山県 | 和歌山市 | |
- | 紀ノ川SA | - | 55.0 | 構造上、和歌山JCT 利用者は利用できない | |||
- | 和歌山JCT (田辺方面) |
京奈和自動車道(予定) 紀淡連絡道路(計画) |
55.8 | 京奈和自動車道方面 2015年度開通予定[9] | |||
- | 府中BS | (県道7号粉河加太線) | - | ◆ | 廃止時期不明 | ||
20-2 | 和歌山北IC | 県道139号小豆島船所線 | 58.7 | 松原方面出入口 | |||
21 | 和歌山IC | 国道24号(和歌山バイパス) | 60.6 | ||||
- | 鳴神BS | 国道24号(和歌山バイパス) | ○ | 2014年供用再開[10] | |||
- | 紀州岡崎BS | (県道13号和歌山橋本線) | - | ◆ | 廃止時期不明 | ||
- | 和歌山南SIC | 県道13号和歌山橋本線(予定) | 2018年度供用開始を目標に事業中[11] | ||||
22 | 海南東IC | 県道18号海南金屋線 | 70.8 | 松原方面出入口 | 海南市 | ||
- | 海南東BS | (県道18号海南金屋線) | - | ◆ | 廃止時期不明[注 1] | ||
23 | 海南IC | 国道42号 | 73.6 | ||||
24 | 下津IC | 県道166号興加茂郷停車場線 | 75.9 | 松原方面出入口 | |||
25 | 有田IC | 県道22号吉備金屋線 国道42号 |
83.0 | 松原方面出入口 | 有田川町 | ||
一般国道42号湯浅御坊道路(有田IC-御坊IC) | |||||||
30 | 御坊IC | 県道27号日高印南線 | 101.7 | 松原方面出入口 | 和歌山県 | 御坊市 | |
31 | 御坊南IC | 県道25号御坊中津線 | 103.1 | 田辺方面出入口 | |||
32 | 印南IC | 県道28号印南原印南線 | 111.5 | 印南町 | |||
- | 印南SA/BS | - | 113.9 | ○ | |||
33 | みなべIC | 国道424号 | 123.1 | みなべ町 | |||
34 | 南紀田辺IC | 国道42号(田辺西バイパス) | 128.9 | 田辺市 | |||
- | 上富田IC | 国道42号(予定) | 136.8 | 建設中 新直轄区間 2015年度供用予定[9]テンプレート:Refnest |
上富田町 | ||
- | 名称未定休憩施設[12] | - | |||||
- | 白浜IC | 国道42号(予定) 白浜空港フラワーライン(事業中)(予定) |
143.3 | 白浜町 | |||
- | 日置川IC | 県道37号日置川大塔線(予定) | 152.6 | ||||
- | すさみ西IC[13] | 県道38号すさみ古座線(予定)[14] | - | すさみ町 | |||
- | すさみIC | 県道36号上富田すさみ線(予定) | 168.2 | ||||
一般国道42号すさみ串本道路[6] 那智勝浦方面 |
SA・PA
売店はすべてのSA・PAに設置されている。このうち岸和田SA、紀ノ川SA、吉備湯浅PA下り線のファミリーマートが24時間営業を行っている。ガソリンスタンド、レストランは岸和田SAと紀ノ川SAに設置されていてガソリンスタンドは紀ノ川SA上り線以外は24時間営業。なお、阪和自動車道(湯浅御坊道路区間も含む)はPAよりもSAの数が多い珍しい高速道路である。
主なトンネルと橋梁
- それぞれ括弧内の数は不明あるいは未確定、名称は仮称、長さは計画時のもである。
- 未開通区間の名称は仮称。
- 暫定2車線の区間のトンネルと橋梁は上下線で1本 。
区間 | 数 | 名称 | 長さ (m) |
備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
トンネル | 橋梁 | ||||||
上 | 下 | 上 | 下 | ||||
松原JCT-堺IC | 0 | 0 | (?) | この区間は高架橋が連続している。 | |||
堺IC-岸和田和泉IC | 2 | 2 | (?) | 檜尾トンネル | 169 | 103 | |
信太山トンネル | 118 | 121 | |||||
岸和田和泉IC-岸和田SA | 2 | 2 | (1) | 内畑第一トンネル | 243 | 204 | |
内畑第二トンネル | 97 | 127 | |||||
牛滝川橋 | (?) | ||||||
岸和田SA-貝塚IC | 0 | 0 | (3) | 津田川橋 | (?) | ||
河合第一橋 | (?) | ||||||
河合第二橋 | (?) | ||||||
貝塚IC-泉佐野JCT | 0 | 0 | (1) | 大井関橋 | (?) | ||
泉佐野JCT-泉南IC | 1 | 1 | (1) | 市場橋 | (?) | ||
高倉山トンネル | 989 | 915 | |||||
泉南IC-阪南IC | 1 | 1 | (?) | 雨山トンネル | 277 | 254 | |
阪南IC-紀ノ川SA | 1 | 1 | (?) | 雄の山トンネル | 270 | 290 | 県境トンネル |
紀ノ川SA-和歌山北IC | 0 | 0 | (?) | - | - | ||
和歌山北IC-和歌山IC | 0 | 0 | (1) | 紀の川大橋 | 650 | ||
和歌山IC-海南東IC | 0 | 0 | (?) | - | - | ||
海南東IC-海南IC | 0 | 0 | (?) | - | - | ||
海南IC-下津IC | 1 | 1 | (?) | 藤白トンネル | 1,830 | 2,136 | 上り線が1期線 |
下津IC-有田IC | 2 | 2 | (1) | 下津トンネル | 1,240 | 1,290 | |
長峰トンネル | 3,831 | 4,047 | 上り線が1期線 下り線は和歌山県の 道路トンネルで最長 | ||||
(有田川橋) | (?) | ||||||
有田IC-有田南IC | 0 | (?) | - | - | 暫定2車線 4車線化事業中 (湯浅御坊道路) | ||
有田南IC-吉備湯浅PA | 0 | (?) | - | - | |||
吉備湯浅PA-湯浅IC | 0 | (?) | - | - | |||
湯浅IC-広川IC | 2 | (1) | 湯浅トンネル | 601 | |||
柳瀬トンネル | 160 | ||||||
(広川橋) | (?) | ||||||
広川IC-広川南IC | 2 | (?) | 井関トンネル | 730 | |||
鳥松山トンネル | 1,860 | ||||||
広川南IC-川辺IC | 1 | (?) | 川辺第一トンネル | 2,680 | |||
川辺IC-御坊IC | 1 | (1) | 川辺第二トンネル | 570 | |||
(日高川橋) | 340 | ||||||
御坊IC-御坊南IC | 1 | (?) | 御坊トンネル | 340 | 暫定2車線 | ||
御坊南IC-印南IC | 2 | (?) | 塩屋トンネル | 270 | |||
青垣内山トンネル | 850 | ||||||
印南IC-印南SA/BS | 1 | (?) | 印南トンネル | 370 | |||
印南SA/BS-みなべIC | 4 | (1) | 島田トンネル | 960 | |||
西岩代トンネル | 600 | ||||||
東岩代トンネル | 980 | ||||||
高田山トンネル | 1,710 | ||||||
(南部川橋) | (?) | ||||||
みなべIC-南紀田辺IC[15] | 2 | 8 | (南部橋) | (26.2) | 暫定2車線 全て下り線用 | ||
(南部高架橋) | (660.0) | ||||||
(下谷池橋) | (46.0) | ||||||
梅の郷トンネル | 910(906.2) | ||||||
(高津山橋) | (75.5) | ||||||
(奥池橋) | (88.5) | ||||||
(芳養橋) | (52.0) | ||||||
(芳養高架橋) | (455.8) | ||||||
(芳養川橋) | (101.7) | ||||||
南紀田辺トンネル | 990(987.0) | ||||||
小計 | 26 | 26 | (19) | 松原JCT-南紀田辺IC間(既開通区間) | |||
南紀田辺IC-上富田IC[16] | 2 | 9 | (橋) | (150?) | 暫定2車線 (新直轄方式) | ||
(橋) | (150?) | ||||||
(トンネル) | (900?) | ||||||
(橋) | (100?) | ||||||
(橋) | (950?) | ||||||
(橋) | (150?) | ||||||
(橋) | (150?) | ||||||
(橋) | (200?) | ||||||
(橋) | (250?) | ||||||
(後呂地トンネル) | (398) | ||||||
(長井谷高架橋)[17] | (101) | ||||||
上富田IC-白浜IC[16] | 3 | 5 | (橋) | (150?) | |||
(橋) | (250?) | ||||||
(日置川橋) | (888) | ||||||
(トンネル) | (100?) | ||||||
(橋) | (100?) | ||||||
(トンネル) | (300?) | ||||||
(トンネル) | (250?) | ||||||
(橋) | (300?) | ||||||
白浜IC-日置川IC[16] | 8 | 2 | (橋) | (150?) | |||
(トンネル) | (200?) | ||||||
(トンネル) | (150?) | ||||||
(橋) | (150?) | ||||||
(見草トンネル) | (2,380) | ||||||
(鳥賊坂トンネル) | (1,616) | ||||||
(トンネル) | (100?) | ||||||
(トンネル) | (1,800?) | ||||||
(トンネル) | (200?) | ||||||
(トンネル) | (100?) | ||||||
日置川IC-すさみ西IC[16] | 2 | 3 | (橋) | (1,050?) | |||
(安宅トンネル) | (2,725?) | ||||||
(橋) | (250?) | ||||||
(トンネル) | (900?) | ||||||
(橋) | (200?) | ||||||
すさみ西IC-すさみIC[16] | 6 | 3 | (周参見第二トンネル) | (2,648) | |||
(トンネル) | (450?) | ||||||
(橋) | (100?) | ||||||
(橋) | (100?) | ||||||
(黒崎トンネル) | (2,841) | ||||||
(橋) | (50?) | ||||||
(トンネル) | (150?) | ||||||
(トンネル) | (950?) | ||||||
(トンネル) | (600?) | ||||||
小計 | 21 | 21 | 22 | 南紀田辺IC-すさみIC間(未開通区間) | |||
合計 | 47 | 47 | (41) |
歴史
- 1974年(昭和49年)10月25日 : 阪南IC-海南IC間開通(全線4車線)。
- 1984年(昭和59年)3月28日 : 一般国道42号海南湯浅道路の海南IC-吉備IC(現・有田IC)間開通(当時は全線2車線)。
- 1989年(平成元年)3月29日 : 松原IC-美原北IC間開通(全線6車線)。
- 1990年(平成2年)3月29日 : 岸和田和泉IC-阪南IC間開通(全線4車線)。
- 1991年(平成3年)12月7日 : 美原北IC-堺IC間開通(全線6車線)。
- 1993年(平成5年)9月25日 : 堺IC-岸和田和泉IC間開通(全線4車線)。
- 1994年(平成6年)7月11日 : 一般国道42号湯浅御坊道路の吉備IC(現・有田IC)-広川IC間開通(当時は全線2車線)。
- 1996年(平成8年)3月30日 : 一般国道42号湯浅御坊道路の広川IC-御坊IC間開通(当時は全線2車線)。
- 2003年(平成15年)12月14日 : 御坊IC-みなべIC間開通(暫定2車線)。
- 2004年(平成16年)10月16日 : 一般国道42号湯浅御坊道路の広川南IC開通。
- 2005年(平成17年)4月1日 : 一般有料道路海南湯浅道路を高速自動車国道の阪和自動車道に編入。
- 2006年(平成18年)2月8日 : 堺本線料金所(和歌山方面)、岸和田本線料金所(松原方面)廃止。南紀田辺IC-白浜IC間が新直轄区間になる。
- 2007年(平成19年)11月3日 : 阪和自動車道の吉備ICを有田ICに、一般国道42号湯浅御坊道路の吉備南ICを有田南ICにそれぞれ改称。
- 2007年(平成19年)11月11日 : みなべIC-南紀田辺IC間開通(暫定2車線)。
- 2009年(平成21年)10月9日 : 前原誠司国土交通大臣が補正予算で計上された御坊IC-南紀田辺ICの4車線化事業を凍結すると表明。
- 2010年(平成22年)3月14日 : 和歌山北IC開通。
- 2010年(平成22年)7月7日 : 午前6時より海南IC-有田IC間の下り線(田辺方面)を新設道路に切り替え。
- 2010年(平成22年)7月16日 : 午前6時より海南IC-有田IC間の下り線(田辺方面)が2車線化。
- 2011年(平成23年)5月21日 : 午前6時より海南IC-有田IC間の上り線(松原方面)も2車線化[18]。
- 2013年(平成25年)6月11日 : 有田IC-御坊IC間の4車線化について、国土交通大臣の事業許可が下りた。2021年の完成を目指す。
道路管理者
ハイウェイラジオ
- 堺(美原南IC-堺JCT)
- 紀ノ川(阪南IC-和歌山北IC)
- 藤白・下津トンネル(海南IC-有田IC 上下線)
- 長峰トンネル(下津IC-有田IC 上下線)
信号機設置箇所
海南IC-有田ICは長距離トンネルが3本続いており、これまで本線上に設置されていなかったが海南IC-有田IC間の2車線化に伴いトンネル内で車両事故・火災・故障車両発生などの緊急時に備え設置された。通常は青色の現示しており進行できるが、トンネル内で異常事態が発生した場合は赤色を現示しトンネル手前の停止線で緊急停止するように知らせる。
- 上り車線(松原方面) - 長峰トンネル入口
- 下り車線(田辺方面) - 藤白トンネル入口
車線・最高速度
区間 | 車線 上下線=上り線+下り線 |
最高速度 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
上り線 | 下り線 | |||
松原JCT-堺JCT | 6=3+3 |
80km/h | ||
堺JCT-阪南IC | 4=2+2 | |||
阪南IC-紀ノ川SA | ※1 | |||
紀ノ川SA-有田IC | ||||
有田IC-御坊IC | 2=1+1 (暫定2車線) |
70km/h | ※2 | |
御坊IC-南紀田辺IC | ※3 |
- ※1 : 上下線に登坂車線あり。
- ※2 : 有田IC-吉備湯浅PAの上下線にゆずり車線あり。4車線化事業中。
- ※3 : 2009年4月27日の第4回国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)にて着工の前提となる整備計画変更が了承され、4車線化事業中であったが、民主党の2009年度補正予算の執行見直しにより、当路線の御坊IC-南紀田辺IC間を含む高速道路6路線6区間の予算凍結。
料金
- 近畿自動車道長原IC‐岸和田和泉IC : 均一制(普通車500円、軽自動車等400円)
- 岸和田和泉IC‐有田IC、御坊IC‐南紀田辺IC : 対距離制
- 有田IC‐御坊IC : 一般有料道路(有田IC‐御坊ICの普通車650円、軽自動車等500円)
海南IC-有田IC(旧海南湯浅道路区間)は、キロ当たり料金が通常の1.6倍で設定されている[19]が、2011年8月1日から、2013年度末までの予定で、一般区間と同等の料金に値下げされている[20]。
交通量
- 堺JCT-堺IC間を除く全区間において増加している。
区間 | 平成17年度 (2005年度) |
平成22年度(2010年度) | 備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|
台数 | 混雑度 | ||||
松原JCT-松原IC | 116,662 | 123,144 | 1.29 | データ上は近畿自動車道 | 大阪府 |
松原IC-美原北IC | 74,284 | 84,070 | 0.76 | ||
美原北IC-美原JCT | 63,819 | 74,267 | 0.65 | ||
美原JCT-美原南IC | 59,465 | 64,836 | 0.58 | ||
美原南IC-堺JCT | 66,832 | 73,868 | 0.65 | ||
堺JCT-堺IC | 50,096 | 49,684 | 0.73 | ||
堺IC-岸和田和泉IC | 34,883 | 37,395 | 0.53/0.56 | ||
岸和田和泉IC-貝塚IC | 25,859 | 30,529 | 0.51/0.58 | ||
貝塚IC-泉佐野JCT | 25,941 | 30,483 | 0.58 | ||
泉佐野JCT-泉南IC | 31,687 | 38,952 | 0.74 | ||
泉南IC-阪南IC | 24,374 | 29,882 | 0.51 | ||
阪南IC-和歌山北IC | 28,990 | 34,997 | 0.72 | 前回調査時、 和歌山北IC未開通 | |
和歌山県 | |||||
和歌山北IC-和歌山IC | 29,712 | 0.42 | |||
和歌山IC-海南東IC | 18,761 | 24,383 | 0.42 | ||
海南東IC-海南IC | 15,633 | 21,812 | 0.37 | ||
海南IC-下津IC | 21,322 | 28,323 | 0.76 | (旧)海南湯浅道路 前回調査時、暫定2車線 | |
下津IC-有田IC | 20,567 | 27,411 | 0.72 | ||
有田IC-有田南IC | 11,031 | 14,615 | 1.19 | 湯浅御坊道路 | |
有田南IC-湯浅IC | 12,553 | 17,978 | 1.48 | ||
湯浅IC-広川IC | 12,227 | 17,591 | 1.45 | ||
広川IC-広川南IC | 12,648 | 18,052 | 1.45 | ||
広川南IC-川辺IC | 12,526 | 17,808 | 1.24 | ||
川辺IC-御坊IC | 10,256 | 14,907 | 1.27 | ||
御坊IC-御坊南IC | 6,343 | 10,221 | 1.07 | ||
御坊南IC-印南IC | 7,321 | 12,363 | 1.06 | ||
印南IC-みなべIC | 6,874 | 12,106 | 0.89 | ||
みなべIC-南紀田辺IC | 未開通 | 10,977 | 0.96 |
2002年度 区間別平日平均交通量(台)
- 松原JCT-岸和田和泉IC(総交通量) : 76,680(前年度比97.0%)
- 岸和田和泉IC-海南IC(区間平均) : 29,614
関連項目
脚注
注記
出典
外部リンク
テンプレート:阪和自動車道 テンプレート:日本の高速道路 テンプレート:西日本高速道路
テンプレート:西日本高速道路関西支社- ↑ 湯浅御坊道路4車線化、スマートインターチェンジの事業許可について 西日本高速道路株式会社 2013年6月11日
- ↑ 「有田・南紀田辺4車線化着手式」行われる 和歌山放送ニュース 2013年6月22日
- ↑ 4車線化再開「ありがたい」 読売新聞 2012年4月7日(2012年4月12日閲覧)
- ↑ 近畿自動車道紀勢線 大泊-新宮間を調査 読売新聞 2012年4月7日(2012年4月12日閲覧)
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- ↑ 6.0 6.1 テンプレート:Cite news
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- ↑ 和歌山県の道路の現状 和歌山県
- ↑ 9.0 9.1 9.2 テンプレート:PDFlink 国土交通省(2012年1月8日閲覧)
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- ↑ 16.0 16.1 16.2 16.3 16.4 テンプレート:Cite web
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- ↑ 阪和自動車道(海南IC~有田IC)の4車線化工事の完成について NEXCO西日本
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- ↑ 高速道路の割高区間等の料金割引について 国土交通省、2011年7月15日(2011年8月20日閲覧)。
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- ↑ テンプレート:Cite web
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