湯浅町
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テンプレート:Infobox 湯浅町(ゆあさちょう)は和歌山県有田郡にある町である。醤油や柑橘類を産することで名が知られている。
目次
地理
湯浅町は紀伊半島西部の、海が陸に深く入りこんだ入り江の奥に位置している。この入り江には広川が流れ込んでおり湯浅広港は天然の良港として古来より物流の中心地として栄えてきた。気候は黒潮の影響で温暖にして柑橘類を産しており、かつてはこの地で取れた柑橘類をそのまま湯浅の港へ運び各地に輸送していた。リアス式海岸で海岸線は入り組み海岸にはいくつかの海水浴場もある。山としては有田市との境にそびえる平見山、町の東側にある山岳地帯の三本松峰や地蔵峰、広川町との境にある高城山があげられ川としては広川などがあげられる。
隣接する自治体
湯浅町は以下の自治体と隣接している。
湯浅町役場と広川町役場との距離は、1km程度(徒歩20分程度)である。
人口
歴史
湯浅は古来より熊野街道の宿駅として栄えており紀州藩の有田代官所がおかれてからは有田地方の中心地のひとつとしても賑わいを見せるようになった。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、湯浅村・別所村・青木村・山田村の区域をもって湯浅村が発足。
- 1896年(明治29年)6月22日 - 湯浅村が町制施行して湯浅町となる。
- 1956年(昭和31年)3月31日 - 田栖川村を編入。
経済
- 第一次産業就業人数は1086名
- 第二次産業就業人数は1904名
- 第三次産業就業人数は4028名
産業
漁業・農業が盛んである(下記特産物の項目を参照)。紀州藩の保護を受けて醸造業が発達した醤油は、日本で有名。温暖な気候を利用して柑橘類の栽培も行われている。
湯浅町に本部を置く企業
- 角長 - 1841年(天保12年)創業。歴史ある「湯浅たまり」というたまり醤油が有名。その醤油蔵のある街並みは湯浅の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。
- 湯浅醤油 - 近年、湯浅醤油を生かした特徴ある派生商品を数多く販売。その独創性からマスコミに取り上げられることも多い。
- 廣甚 - 和歌山県内を中心に大阪府南部、奈良県の一部にドラッグストア・スーパーマーケット・焼肉店を展開。近年、急速に規模を拡大。
- オオミヤ - 時計、宝飾品、眼鏡等を販売。社名の由来は、本部が町内の「大宮通り」にあることから。
日本郵政グループ
- 湯浅郵便局(集配局)(湯浅)
- 湯浅中町郵便局(湯浅)
- 湯浅栖原(すはら)郵便局(栖原)
- 湯浅横田郵便局(栖原)
各郵便局にはゆうちょ銀行のATMが設置され、湯浅郵便局ではホリデーサービスを実施(2011年(平成23年)6月現在)。
※湯浅町内の郵便番号は「643-00xx」(湯浅郵便局の管轄)となっている。
姉妹都市・提携都市
- テンプレート:Flagicon ケンブリッジ(アメリカ合衆国ミネソタ州) - 1986年(昭和61年)3月15日 姉妹都市締結
- テンプレート:Flagicon ブラハム(アメリカ合衆国ミネソタ州) - 1986年(昭和61年)3月15日 姉妹都市締結
- テンプレート:Flagicon ケリケリ町(ニュージーランド) - 1993年(平成5年)5月13日 姉妹都市締結
教育
- 小学校
- 中学校
- 湯浅町立湯浅中学校(湯浅町湯浅1815)
- 高等学校
- 和歌山県立耐久高等学校([4]、湯浅町湯浅1985)
- 町内には大学はないが、近畿大学の附属農場があり、農学部の実習に利用されている。
交通
鉄道
町内には西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線が走っている。紀勢本線の普通列車はこのあたりでは30分に1本くらいの割合で運行されている。町内にあるのは湯浅駅のみであるが、中心部に近く、一部の特急列車の停車駅となっている。
道路
名所・特産物・観光スポット・祭事・催事
観光
温泉
特産物
行事
- 湯浅まつり
催事
- 鯖っと鯵まつり
- 全国醤油サミット
- シロウオ祭り
地方紙
- 株式会社 有田タイムス - 湯浅町に本社を置く有田地方の地方新聞社(有田タイムス)。
コミュニティFM
- エフエムマザーシップ - 湯浅町に本社を置く有田地方のコミュニティFM
湯浅町出身の有名人
- 紀伊国屋文左衛門 - 歴史上著名人・江戸時代中期の商傑。
- 酒井敏行 - 京都府立医科大学教授、医学博士。日本衛生学会副理事長、日本癌学会評議員。
- 金森隆浩 - 元中日ドラゴンズプロ野球選手
- 竹本直哉 - プロゴルファー