スーパーリアル麻雀
『スーパーリアル麻雀』(スーパーリアルまーじゃん)は、セタが開発した麻雀ビデオゲームシリーズ。
目次
概要
シリーズは7作目まで展開。各シリーズは家庭用ゲーム機やPCへも移植されている。
ジャンルとしては脱衣麻雀である。脱衣シーンはそれまでの脱衣麻雀の静止画とは異なり、本作の脱衣シーンはアニメーターの手描きによるアニメーションとして描かれている。滑らかに動き、さわやかな笑顔で脱衣する魅力的な対戦相手のヒロインは本シリーズの人気を確固たるものとし[1]、以降10年以上にわたって続編が制作されることとなった。
アーケードゲームとしては『スーパーリアル麻雀VS』まで8作が制作された後、シリーズは休眠状態となった。これは、後に「JAMMAの自主規制により、脱衣麻雀がアーケードでの展開ができなくなった」ことも一因とされる(実際には名目上の自主規制であり、『VS』の次作『P8』の開発も発表されていた[2])。その他、「家庭用ゲームソフトに対する暴力行為や性的描写に対する規制が厳しくなった為、コンシューマへの移植などの展開ができなくなった」「メーカーであるセタが、セタ及び本シリーズとの関わりが大きかったサミーとの仲が非常に険悪なアルゼ(現:ユニバーサル・エンターテインメント)に買収された」などの要因もある。なお、セタはアルゼの完全子会社と化した後、2009年2月9日付けで解散・清算されたため、シリーズ続行の見込みは立っていない。
シリーズ休眠後にはアルゼにより脱衣要素を排除し、キャラクターデザイナーを変更した『新スーパーリアル麻雀 Hai☆Paiパラダイス』(しんスーパーリアルまーじゃん はいぱいパラダイス)が2作制作されているが、セールスは上がらず、2作限りとなっている。
2003年以降は、脱衣麻雀要素は無いものの、携帯アプリとしてシリーズのヒロインを用いたミニゲームを楽しむことができるようになった。また、2009年3月にはアルゼのパチスロブランド「メーシー」より、パチスロ版『スーパーリアル麻雀』が発表された。本作品のコンテンツは、長らくユニバーサル・エンターテインメントで運営を行っていたが、2013年6月からは、CAモバイルに移管した。
本シリーズに関してしばしば、なぜタイトルが「スーパーリアル」なのか、という疑問が呈されることもある。これは、シリーズ第1作目のセールスポイントである「麻雀としての質感や洗牌の動作、牌を動かす手の動作などがとてもリアル」という要素に由来しているが、この1作目はセールス面で大失敗に終わってしまい、テコ入れを余儀なくされた。そこで発売された続編『PII』の新要素である「アニメーションによる脱衣シーン」が、本作を一気に人気シリーズに押し上げるきっかけとなり、シリーズを大幅に路線変更させることとなった。これにより、本来の「スーパーリアル」な要素は縮小し、4作目『PIV』で完全に撤廃された。以降、「スーパーリアル」という言葉はシリーズのタイトルに冠しながらも本来の意味を失った「昔の名残」となった。
シリーズ作品
スーパーリアル麻雀PI
アーケード用麻雀ゲームとして、1987年3月に発売、販売はP3(後述)までタイトーが担当していた、「PI」というのはシリーズ化して以降の便宜的な名称ではなく、タイトル画面で実際に「PI」と明記されている。2人打ち麻雀としてその質感や打ち手の手が画面上で表現される、洗牌時に表に見えた牌は実際に打つ時にその場所に同じ牌で存在するなどのリアル感が売りであり、以降のシリーズとは違い、脱衣シーンが一切存在せず淡々と麻雀を打っていく内容である。かつて大ブームとなったジャンピュータをはじめとする過去に他メーカーから発売された作品に似ていた事が災いしてか、本作は市場に受け入れられず全く売れなかった。
対局相手であるCPUキャラクターの手は女性のもの。洗牌の時やリーチの時にタバコを持ったり、プレーヤーの捨牌に時間をかけると手を台の上に乗せて指をトントンさせイライラする仕草を見せ、更に時間が掛かりすぎると台を叩いてプレーヤーのツモ牌を強引に捨てさせたりする、特にツモ時には、タバコを台に擦り付けて消すなど、独特のアクションを見せていた。
スーパーリアル麻雀PII
販売不振の前作『PI』のニューバージョンとして、麻雀ゲームにヒロインの脱衣画像のご褒美を付けた脱衣麻雀へ生まれ変わらせ、1987年6月に発売。本作以降は従来の脱衣麻雀と異なり、アニメーターの田中良によって描かれたヒロイン達がアニメーションで脱衣しながら柔肌を露にしていく艶姿が、注目を浴びることとなる。本作の脱衣画像を掲載した当時のアーケードゲーム専門誌『ゲーメスト』(新声社)は、売上部数が倍増したという[3]。
キャッチコピーはヒロインであるショウ子の名前を組み込んだ、「ロンよりショウ子をみせたげる」。
なお、本作には稼動時間の経過と共に難易度が上昇する、「ランクシステム」が搭載されている。このランクは稼動を続ける限り上昇し続け、下降する要素が一切無いため、現在も稼動中及び中古販売されている基盤は、ディップスイッチの設定に関係なく確実に最高難度となっている[4]。また、脱衣シーンが追加され、女性のボイスが若返った以外は完全に前作の流用の為、対局の相手が台を叩いたりタバコを吸ったりする仕草が修正されずにそのまま残っている、公式設定では「ショウ子は代脱ぎ(対戦相手は代打ち)」という事になっている。
- ヒロイン
スーパーリアル麻雀PIII
前作『PII』の翌年の1988年に発売。ヒロインが姉妹2人に。
画面がパンするなど、大きな絵が動くようになった脱衣アニメが進化。また、姉妹、特に未来の強さがプレーヤーを驚かせた。高確率で出してくる天和や地和に加え、姉妹が勝利するとそれまでに脱いだ服を着てしまう仕様となっていた。ただ、姉妹勝利時の着衣とコンティニューの有無はディップスイッチで変更可能なので、前作よりは良心的である。前作同様のタイマーによるランクシステムは本作にも搭載されているため、店舗で稼動していても確実に最高難度状態である。ただし、基板上の設定で強制的に配牌を聴牌にすることは可能である。
前作まで存在した、「洗牌シーン」と「対局相手のタバコや台叩き」は廃止されている。
メダルゲーム仕様で、タイトルが『りある麻雀ごーるど 夢牌』となっているバージョンも存在する(タイトルのコピーライト表記は「ALBA」)。BETしたメダルが上がり役ごとに設定された倍率で払い出される形式。ゲームの展開は同じだが、配牌直後の牌交換、手牌をまるごと相手と入れ替え、選択した牌を三元牌と交換、流局後に10回まで余計にツモれる、一定時間配牌が良くなる等のイカサマ技が使用可能になっている。また、電源投入時間によるランクアップシステムは廃止されている。ディップスイッチで役満出現率やメダルの配当率を変える事が可能。
- ヒロイン
- 芹沢 香澄(せりざわ かすみ)
- 芹沢 未来(せりざわ みき)
スーパーリアル麻雀PIV
前作『PIII』から5年後の1993年4月に発売。ヒロインが三姉妹に。
セタがサミーやビスコと共同開発したチップ「V60」を採用した32bit基板「システムSSV」による、第1弾。表示色数が増えてアニメの動きも良くなり、BGMが付いた。原画から取り込んだ線画の彩色にはX68000が使われていた。この作品のみ販売はサミーが担当。
本作からは前作までと異なり、明確なストーリーが設定された。「三姉妹の居る雀荘のスタッフ募集の張り紙を見て訪れたプレーヤーが、その腕を試される」というものである。
麻雀部分は非常に大味で、役満を含む大物手が出やすい傾向にある。
本作では、『PI』のセールスポイントの「手のアクション」が完全に廃止され、対局中は一般的な2人打ち麻雀ゲームと同様の演出となった。タイトルに冠されている「スーパーリアル」という言葉の意味は本作で失われたことになる。
裏技として、スタート時に「ポン・ロン」ボタンと同時にスタートボタンを押すと、悠ステージから「チー・リーチ」ボタンと同時にスタートボタンを押すと、香織ステージからスタートすることができる。
香織ステージをクリアすると、エクストラステージとして『PII』のショウ子、『PIII』の香澄や未来と戦うことができる。ただし、エクストラステージは上がれば先へ進んでいくが、相手の上がりか流局で即ゲームオーバーになる。
- ヒロイン
- 愛菜(まな)
- 悠(ゆう)
- 香織(かおり)
スーパーリアル麻雀PV
前作『PIV』から1年半後の1994年11月に発売、この作品よりP7(後述)までビスコが販売を担当。
ヒロインは学園の高等部2年生の友人同士3人。ヒロインの性格設定や、ストーリー設定がより緻密に作られるようになった。ストーリーは「学園で麻雀同好会設立を目指す美少女3人組が、プレーヤーを会員に引き入れるべく麻雀勝負に誘う」というものである。本作以降販売はビスコが担当。当初は『PIV』同様にシステムSSVでリリースされる予定だったが[5]、独自の1枚基板で発売されたため、性能やグラフィックが大幅に強化された。
脱衣アニメの制作工程がセルアニメのそれと同じになり、スタジオ・ファンタジアによる1000枚にも及ぶ枚数の動画を用いた、より滑らかで扇情的なアニメが実現した。作画スタッフには、森山雄治や石野聡などが参加。
前作と違い、麻雀部分はリアル志向に作られているため、大物手が出にくい傾向にある。
- ヒロイン
- 遠野 みづき(とおの みづき)
- 藤原 綾(ふじわら あや)
- 早坂 晶(はやさか あきら)
スーパーリアル麻雀PVI
麻雀の打ち方によってヒロインからの評価が変わる、「ドキドキエモーションシステム」が導入された。ストーリーは「麻雀の達人である老人・香山藤兵衛(かやま とうべえ)をひょんなことから助けたプレーヤーが、お礼を強く訊かれてつい『お嫁さんが欲しい!』と口走ってしまったために、彼にお嫁さん候補として紹介された孫娘や彼の弟子であるヒロイン達と、麻雀勝負を繰り広げることになる」というもの。
アニメ制作は前作と同じくスタジオ・ファンタジア。前作より更に肉感を増した田中良の絵柄共々、2人目以降の脱衣アニメには、前述の「お嫁さん候補との麻雀勝負」という旨のストーリーに合わせ、単なる脱衣ではないヒロイン達の艶かしさを優先した構図や描写が散見される。
セガサターン (SS) 版がアーケード版とほぼ同時に開発されており、アーケード登場から2か月後の5月17日に発売された。そのアーケード版と遜色無い麻雀と脱衣内容は、当時18禁枠を設けていたSSにとってはキラーソフトの1つとなる。家庭用ゲーム機で必須とされる難易度設定も可能だった。
本作では初めて4人目のヒロイン(クリス・ガーランド[6])が登場するが、アーケード登場までその存在は隠匿されており、本編登場シーンも3人目のヒロイン(栗原真理)の完全脱衣後に自らは顔までコートを被った詳細不明の姿で主人公の前に現れ、コートを翻して和服を彼女なりに着こなした姿[7]を披露するという演出が盛り込まれている。また、版権画像やインストラクションカードについても、情報解禁前用として従来のようなヒロイン3人バージョンと、情報解禁後用としてヒロイン4人バージョンの2種類が制作されていた。
本作以降は店舗による「脱衣を行わない」設定が可能となっており、脱衣オフにした場合は『PI』のように淡々と麻雀のみを行うようになる。これは条例や客層を考慮した措置であり、最終作『VS』まで受け継がれている。
- ヒロイン
なお、アニメ制作時点ではヒロイン達の名前は完成時と異なっており、タマミが「たまえ」、ゆかりが「のぞみ」、真理が「かなえ」、クリスが「ジョーイ」であった[9][10]。
スーパーリアル麻雀P7
1997年に発売。最後の対局相手であるメインヒロインを選択可能となった。また、特定の条件を満たすとメインヒロインとの対局後に対局が可能となる、隠しヒロイン(豊原エツ子)も導入された。前2作とは異なり、基板もシステムSSVに戻っている。
ストーリーは、「資産家であり麻雀好きでも知られる麻比奈家の別荘に呼ばれたプレーヤーが、ヒロイン達との麻雀勝負を通じてひと夏の思い出を紡いでいく」というもの。上記の選択により、3種類のストーリーが展開する。ヒロインの平均年齢こそ前作より下がっているが、単なる脱衣ではないヒロイン達の艶かしさを優先した構図や描写は、本作でも健在。むしろ、諸事情により下着止まりとなってしまう後のSS版で、それは更に強調されることとなる。
SS版が下着止まりとなった理由は、前作当時と違い18禁枠を撤廃していたセガの方針によるもの。そのため、乳首を露出させることこそ不可能となったが、開発スタッフはそれを逆手に取った形で、脱衣アニメの終盤を作り直した。各ヒロインに完全勝利した後には、SS版オリジナルの水着姿で展開する艶かしい新規シーンも追加されている。18歳以上推奨枠にて発売された。
全員がパチスロ版『スーパーリアル麻雀』にも登場するが、声優は一新されている。
- ヒロイン
- 麻比奈 百合奈(あさひな ゆりな)
- 麻比奈 夏姫(あさひな なつき)
- 蘭堂 芹香(らんどう せりか)
- 豊原 エツ子(とよはら エツこ)
スーパーリアル麻雀VS
1999年に発売。販売はエイブルコーポレーションが担当、上記の『PV』から『P7』までのヒロイン達が総登場する番外編。前作までとは違い点数制となっており、通信対戦も可能だが、基板を2枚用意する必要があったため、対戦台はあまり普及しなかった。本作で新たに採用された基板「アレック64」[11]は、後に発表された新シリーズ『HiPaiパラダイス』にも採用されている。
香山タマミと麻比奈百合奈はプレイヤーの案内役として登場する。1人プレイモードではある条件を満たすことで彼女達とも対戦が可能となるが、あくまでおまけなので2人の脱衣シーンは水着止まり。脱衣アニメは上記作品のそれを元に、着衣や背景の一部を変更したもの。ただし、グラフィック自体は描線から全て描き直されている。
リリース時期には既に対戦麻雀は世にありふれておりブームが過ぎてしまっていた事や、脱衣アニメーションは過去作の焼き直しの上、同時期に出ていた他作品がそれぞれ特色を打ち出している中で本作は麻雀部分も突出した部分が無かっただけに、歴代の作品の中では最も人気は芳しくなかった模様。
実質上、本作がアーケードでのシリーズ最終作となった。家庭用ゲーム機への移植も行われてはいないが、脱衣アニメの一部はネオジオポケット版へ流用されている。
スーパーリアル麻雀 for Mobile
2003年に配信開始。上記の『PII』から『P7』までのヒロイン達が総登場する、初の携帯アプリ作品。携帯版オリジナルヒロインの「ひな子」が登場した(シリーズ上では『PV』の登場ヒロインとして扱われている)。
4人打ち/2人打ち麻雀アプリのほか、ヒロインとの恋愛シミュレーション「彼女のメールBOX」、ヒロインと花を育てる「彼女のために花束を」といったコンテンツがある。また新作の待ち受け画像やFlashゲームなどが毎月リリースされている。
「彼女のメールBOX」は『PII』から『P7』のヒロイン達がすべて「SRMタウン」という架空の都市に住んでおり、主人公(=ユーザー)も17歳の高校2年生という設定になっている。ただし、異なるシリーズのヒロイン同士に接点はない模様。
- ヒロイン
関連商品
家庭用ゲーム機版
- PCエンジン版『スーパーリアル麻雀Special〜ミキ、カスミ、ショウコの思い出より〜』(ナグザット)
- 1992年12月18日、SUPER CD-ROM2用で発売。麻雀勝負で勝つと3人の思い出の写真が見られる。脱衣要素はなし。
- PCエンジン版『スーパーリアル麻雀PIVカスタム』(ナグザット)
- 1993年12月17日、SUPER CD-ROM2用で発売(『PII&PIIIカスタム』よりも発売日が早い)。 アルバイト面接の麻雀実技試験という設定は原作と同じだが、脱衣シーンについては「エアコンの故障で部屋が暑いから」という設定に変更されており、それに合わせてボイスも差し替えられている。脱衣アニメは原作にほぼ忠実に作られているが、自主規制により、ブラジャーの下にさらにブラジャーを着けているという不自然な描写が見られる。3人に勝つとおまけで『PII』『PIII』のヒロインとも対局できる(絵は完全描き下ろしのカット割り絵と水着)。フリー対戦モードもあり。
- PCエンジン版『スーパーリアル麻雀PII&PIIIカスタム』(ナグザット)
- 1994年8月5日、SUPER CD-ROM2用で発売。脱衣シーンは着替えという設定に変更(ショウ子は就寝前、香澄は友達と出かけるため、未来はアルバイトに出かけるため)され、ボイスも差し替えられている。『PIVカスタム』同様、脱衣アニメは原作に忠実に作られているが、やはり自主規制によりブラジャーの下にブラジャーを着けている。クリア後には描き下ろしの1枚絵が表示される。また、スタッフロール後にはおまけで『PIV』のヒロインとも対局できる(絵はアーケード版の脱衣シーンからの抜粋と描き下ろしの水着の1枚絵)。フリー対戦モードもあり。
- PCエンジン版『スーパーリアル麻雀PVカスタム』(ナグザット)
- 1995年3月3日、SUPER CD-ROM2用(アーケードカード対応)で発売。ハード機能の制約により解像度は落とされているが、アーケードカード対応により、原作のアニメーションシーンをドット絵による滑らかな動きで再現している。プレイヤーは写真部の部長で、3人に写真撮影のモデルを頼むという設定になっており、台詞も差し替えられている。写真撮影という設定により、脱衣シーンの途中でストップモーションになりシャッター音が入るシーンがある。これまでのシリーズ同様自主規制は入っているが、ヒロインによっては乳首が見えるシーンもある。また、裏技を使用すると通常ではカットされている脱衣シーンが追加される。フリー対戦モードでは『PII』〜『PIV』のヒロインも登場。
- SFC版『スーパーリアル麻雀PIV』(セタ)
- SFC版『スーパーリアル麻雀PVパラダイス』(セタ)
- 3DO版『スーパーリアル麻雀PIV+相性診断』(セタ)
- 3DO版『スーパーリアル麻雀PV』(セタ)
- 3DO独自のレギュレーション16歳未満不適タイトルとして発売。アイドル雀士スーチーパイSpecialなどの移植作品と同様に、脱衣シーンも忠実に再現している。
- PC-FX版『スーパーリアル麻雀PV-FX』(セタ)
- 18歳以上推奨指定で発売。PCエンジン版とは違い、脱衣シーンは完全移植(SS版とはレーティングの基準が異なる為)。
- SS版『スーパーリアル麻雀PV』(セタ)
- 年齢制限(X指定)付きで発売。脱衣シーンは完全移植。
- SS版『スーパーリアル麻雀グラフィティ』(セタ)
- 『PII』『PIII』『PIV』を収録。年齢制限(X指定)付きで発売。脱衣シーンは完全移植。
- SS版『スーパーリアル麻雀PVI』(セタ)
- 年齢制限(X指定)付きで発売。脱衣シーンは完全移植。
- SS版『スーパーリアル麻雀P7』(セタ)
- SSのX指定が廃止されたため、18歳以上推奨指定で発売。この影響で脱衣シーンの乳首の露出はなくなっているが、差し替え用として描き下ろしのシーンが追加されている。
- SS版『リアル麻雀アドベンチャー 海へ 〜SummerWaltz〜』(セタ)
- 全年齢指定。『PV』〜『P7』のヒロインが登場する恋愛アドベンチャーゲーム。化石採掘に情熱を燃やす青年という設定の主人公は、化石が名物の海辺の町「浜ヶ崎」で開催される「化石グランプリ」に夏休みを利用してやって来た。その出先で、浜ヶ崎にリゾート旅行に来た女の子達と出会うという設定。麻雀シーンはないが、採掘した化石による絵合わせで麻雀のような役を作ってポイントを競う要素があり、その結果がエンディングに影響する。また、『P7』のヒロインは化石グランプリのトレードの相手として登場するのみで攻略できない。また、原画家は変更されている。
- ネオジオポケット版『スーパーリアル麻雀プレミアムコレクション』
- ゲームボーイアドバンス版『スーパーリアル麻雀同窓会』(ロケットカンパニー)
SS版には5作全てにP's CLUB(公式ファンクラブ)会員限定バージョンが存在した。通常版との違いは、ピクチャーレーベルのディスク、マニュアルが豪華に、ゲーム本編に声優インタビューやミニゲームの追加収録など。
パソコン版
コンピュータソフトウェア倫理機構発足後に発売されたタイトルは、審査によりR指定を受けたため、厳密にはアダルトゲームに分類される。
- PC-9801版『スーパーリアル麻雀PII&PIII』(VING)- 「不条理な強さ」までは移植されなかった。この点はX68000版、FM TOWNS版でも同様。
- PC-9801版『スーパーリアル麻雀PIV』 (VING)
- X68000版『スーパーリアル麻雀PII&PIII』 (VING)
- X68000版『スーパーリアル麻雀PIV』 (VING)
- FM TOWNS版『スーパーリアル麻雀PII&PIII』 (VING)
- FM TOWNS版『スーパーリアル麻雀PIV』 (VING)
- Macintosh版『スーパーリアル麻雀PIV+相性診断』
- Windows3.1版『スーパーリアル麻雀PIV』(セタ)
- Windows95版『スーパーリアル麻雀PV』(セタ)
- Windows95版『スーパーリアル麻雀PVI』(セタ)
- Windows95/98版『スーパーリアル麻雀P7』(セタ)
iPhone/iPod touch版
- 『あなただけの真理』(アルゼメディアネット) - 『PVI』のヒロインである栗原真理が秘書として登場する多機能アプリ。家計簿、タイマー、万歩計といった機能があり、使用回数に応じて衣装や台詞が変化する。
- 『スーパーリアル麻雀そりてぃあ』(シー・エー・モバイル)
書籍
- 『スーパーリアル麻雀PII&PIIIファンブック』(ソフトバンク、ISBN 4-89052-597-1)
- 『スーパーリアル麻雀PIV原画&設定資料集』(ソフトバンク、ISBN 4-89052-510-6)
- 『スーパーリアル麻雀PV原画&設定資料集』(ソフトバンク、ISBN 4-89052-673-0)
- 『スーパーリアル麻雀PVI原画&設定資料集』(ソフトバンク、ISBN 4-7973-0052-3)
- 『スーパーリアル麻雀ビジュアルファンブック』(エンターブレイン、ISBN 4-7577-0038-5)
- 『スーパーリアル麻雀P7ザ・グラフィックス』(アスペクト、ISBN 4-7572-0130-3)
- 『スーパーリアル麻雀のひみつ♡ 歴代麻雀ギャルズ9人のすべてを見せます!』(新声社、ISBN 4-88199-177-9) - 『PI』〜『PV』を扱った謎本。セタが監修に関わっている。
- 『メモリーズ スーパーリアル麻雀PV』(ビクターブックス、ISBN 4-89389-112-X) - 『PV』のCDブック。
- 『プライベート スーパーリアル麻雀PVI』(ビクターブックス、ISBN 4-89389-121-9) - 『PVI』のCDブック。
- 『香織♥悠♥愛菜 よろしくぅ! スーパーリアル麻雀PIVコミックアンソロジー』(新声社、ISBN 4-88199-129-9)
- 『みづき♥綾♥晶 あ♥げ♥る!! スーパーリアル麻雀PVコミックアンソロジー』(新声社、ISBN 4-88199-165-5)
- 『スーパーリアル麻雀PVIコミックアンソロジー』(新声社、ISBN 4-88199-287-2)
- 『スーパーリアル麻雀PVパラダイス〜オールスター4人打ち アンソロジーコミック』(ソフトバンク、ISBN 4-89052-843-1)
- 『パステルDiary-スーパーリアル麻雀PV-』(ブロッコリー、ISBN 4-93886713-3) - 「コミックゲーメスト」(新声社)1995年3月号から1996年1月号に連載の水上広樹によるコミカライズ。
- 『スーパーリアル麻雀[麻雀同好会へようこそ]』(ワニブックス、ISBN 4-8470-3164-4) - 著:三井秀樹、挿絵:杉崎ゆきるによる『PV』のノベライズ。
- 『スーパーリアル麻雀PVI』(ワニブックス、ISBN 4-8470-3196-2) - 三井秀樹による『PVI』のノベライズ。
- 『脱衣遊技』 (G2Comix) - 鬼ノ仁によるコミカライズ。
- 『虜縛の籠〜船に囚われた女達〜』 (G2Comix) - 花村ベニヲによるコミカライズ。ジャンルは初のティーンズラブ。
- 『スーパーリアル麻雀 Super Real Mah-jong SPECIAL FUN BOOK 2012』(ユニバーサルエンターテインメント)
CD
- 『〜SETAゲーム・ミュージック・シーン1〜 ツインイーグル&スーパーリアル麻雀PIII』(データム・ポリスター)
- 『突刊みつめていいよ 創刊号』(データム・ポリスター)
- 『突刊みつめていいよ 夏休み大増刊号』(データム・ポリスター)
- 『みつめていいよ第2号 〜バレンタイン・スペシャル〜』(データム・ポリスター)
- 『みつめていいよ 香織・悠・愛奈 IN FOUR SEASONS』(データム・ポリスター)
- 『スーパーリアル麻雀PVI オリジナル・ゲームサウンドトラック』(ビクターエンタテインメント)
ゲーム紹介ビデオ
- 『SETA VISUAL WORKS SCENE ONE スーパーリアル麻雀/ツインイーグル』(データム・ポリスター) - 『PIII』を収録。
- 『マージャンギャルズグラフィティVOL.2 電脳美少女図鑑』(ポニーキャニオン) - 『PII』『PIII』を収録。
OVA
- 『スーパーリアル麻雀 ミキ・カスミ・ショーコのはじめまして』(データム・ポリスター)
- 『麻雀バトルスクランブル 混乱的戦斗麻雀』(データム・ポリスター)
脚注
関連項目
- 田中良 (アニメーター) - 本シリーズのキャラクターデザイン・原画を担当したアニメーター。
- スーパーリアル麻雀 (パチスロ) - 『P7』のヒロイン達が登場するパチスロ。
- あお☆てん! Newスーパーリアル麻雀 - 本シリーズの新たな系譜として位置付けられている。
- 探偵はBARにいる - 東映の探偵映画。第1作の劇中に登場人物の高田が本作で遊ぶシーンが存在する。
外部リンク
テンプレート:Asbox- ↑ 新声社刊『ゲーメスト』1988年4月号の巻末に『P2』のショウ子の脱衣画像がカラー記事で掲載されたのをきっかけに話題となり、中には雑誌を買わずに該当のページを切り取って盗む者も出たらしく、書店側から発行元にクレームが来たという。更には通販によるバックナンバー販売も掲載号は即完売になったほどで、1988年6月号の読者投稿欄「ゲーメストアイランド」には2ページもの反響が掲載された。
- ↑ セタの会報誌『P'sClub』1999年8月10日号で『P8』の開発決定が発表され、アイディア公募も実施されたが、セタがアルゼに買収されたため、この号限りでファンクラブは終了し、会報誌も最終号となった。
- ↑ ゲーメストムックVol.112 『ザ・ベストゲーム2』(新声社刊) 129頁より。
- ↑ ただし基板に半田付けされているハイスコア保存用のバックアップ用電池が切れていた場合はその限りではない。また、麻雀コネクタ端子の部品面NO.6(DATA RESET SW)とGNDをショートさせる事でリセット可能。
- ↑ システムSSVの製品カタログより。
- ↑ 6.0 6.1 英語での綴りにもあるように、戸籍上のフルネームは「クリスティーヌ・ガーランド」である。
- ↑ 和服の着方を完全には理解しておらず、臍出しキャミソールやハーフタイツの上から和服をまとい、帯を巻いただけである。
- ↑ SS版の追加イラストやネオジオポケット版では登場している。
- ↑ 旧ラボ★スタッフの、そういえば!?ネタ♪〜 - スーパーリアル麻雀公式ファンサイト | mixiページ
- ↑ 旧ラボ★スタッフの、そういえば!?ネタ 続き♪〜 - スーパーリアル麻雀公式ファンサイト | mixiページ
- ↑ NINTENDO64との互換性あり。