西肥自動車
テンプレート:Infobox テンプレート:座標一覧 西肥自動車株式会社(さいひじどうしゃ)は、長崎県佐世保市に本社を置き、長崎県北部及び佐賀県北西部を中心に営業路線を持つ路線バス事業者である。通称は西肥バス。「西肥」という名称は、同社がバス事業を当初から展開する長崎県北部一帯が旧肥前国の西部にあたることに由来している。
概要
- 設立・開業 - 1920年(大正9年)2月、長崎県北松浦郡江迎町(現:佐世保市)に設立。
- 資本金 - 9485万255円
- 免許キロ数 - 2049km(2013年(平成25年)現在)
- 車両数 - 359台(乗合303台、貸切56台)
- 車体外装 - 基本カラーはシルバーとブルー。コマーシャルソングとして謳われている。
- ICカード - 「長崎スマートカード」
- 西肥自動車を含めた長崎県内の10社局の交通機関で利用可能なプリペイド式の共通ICバスカード。
沿革
大正・昭和
- 1918年(大正7年)8月 - 中村自動車商会が佐世保 - 早岐間で乗合自動車運行開始。
- 1920年(大正9年)2月10日 - 西肥自動車株式会社が設立。
- 1921年(大正10年)1月 - 佐世保~江迎~平戸口(旧北松浦郡田平町)線運行開始。当初は江里峠[2]経由での運行。
- 1927年(昭和2年)3月 - 佐世保市営バス(佐世保市土木課自動車係、現:佐世保市交通局)、西肥バスより春日町~日宇間の営業権と車両譲渡を受け運行開始。
- 協定により市営バス免許区間と重複する堺木~日宇間では区間内のみの西肥バスの乗車は不可とされた(1950年(昭和25年)頃まで)。
- 1934年(昭和9年)9月10日 - 佐世保市白南風町(現:佐世保バスセンターの場所)に本社と車庫を移転。
- 1943年(昭和18年)7月1日 - 戦時統合により波佐見自動車を合併。12月1日には大村以南の路線を長崎県営自動車(現:長崎県交通局)へ譲渡。
- 1944年(昭和19年)3月1日 - 平戸自動車(現在の平戸バスとは別経営)を合併。
- 1945年(昭和20年)6月29日 - 佐世保大空襲で本社と車庫を焼失。終戦後、同年9月に佐世保市島地町の旧海軍施設に本社を仮移転。
- 1950年(昭和25年)
- 1959年(昭和34年)1月 - 佐世保海上交通を買収、子会社の西肥観光汽船として佐世保港~鹿子前間に観光船運航開始。
- 1960年(昭和35年)7月 - 各営業所で運行していたタクシー事業を統合した子会社の西肥観光タクシー(シルバータクシーの前身)を設立。
- 1963年(昭和38年)5月13日 - 北松浦郡田平町(現 平戸市田平町)馬の元の国道204号(通称七曲り)で平戸口発佐世保行き急行バスが路肩から斜面を転落。乗客9人が死亡、乗客・乗員14人が重軽傷。
- 1964年(昭和39年)12月28日 - 大阪~佐世保間に年末年始期間の帰省バスを運行(1976年(昭和51年)1月まで)。
- 1965年(昭和40年)6月21日 - 相浦線で同社初のワンマンバスを運行開始。
- 1966年(昭和41年)8月10日 - 佐世保~福岡間に西鉄・祐徳バスと共同で特急バス運行再開(「させぼ号」)。
- 1969年(昭和44年)3月18日 - 佐世保市万津町に新本社社屋竣工。島地町から移転。
- 1977年(昭和52年)10月15日 - 長崎バスジャック事件発生。
- 1985年(昭和60年)10月 - 佐世保交通センタービルが竣工、西肥バスターミナルと併設の佐世保シティホテル開業。
- 1986年(昭和61年)10月 - 子会社の西肥観光バスに北松浦郡、松浦市等一部地域の閑散路線を移管。
平成
- 2001年(平成13年)- 嬉野営業所を廃止し東部営業所に統合。
- 2002年(平成14年)1月21日 - 日本初の共通ICバスカードである長崎スマートカードを導入。
- 2005年(平成17年)3月1日 - オール九州高速バス予約システム「楽バス」運用開始。北部九州3日間フリー切符SUNQパスも発売開始。
- 2007年(平成19年)10月 - 佐世保バスセンター併設の佐世保シティホテルの経営権をリゾートソリューションに譲渡、ホテルトリニティ佐世保(現在 ホテルリソル佐世保[3])として再オープン。
- 2008年(平成20年)12月 - 私的整理による経営再建を図ることでメインバンクである親和銀行(ふくおかフィナンシャルグループ傘下)と合意。
- 同行から取締役として2名(社長・常務)が派遣。西日本鉄道からも取締役として1名(常務)の派遣と出資を受ける。
- 2009年(平成21年)7月 - 本社を佐世保市万津町から佐世保駅前バスセンターに隣接するプラザシルバービル(佐世保市白南風町)に移転。
- 2012年(平成24年)4月 - 佐世保市大野地区において超小型バス「まめバス」の運行を開始。当社の路線バスとしては初となる旅客定員12名の超小型乗合バス(トヨタ・ハイエースコミューターをベースとしており、塗装デザインは貸切バスと同じ)を導入し、道路幅が狭いためにこれまでの路線バスでは運行できなかったエリアに導入される[4]。
本社および営業所
- 本社
- 北部営業所
- 東部営業所
- 長崎県佐世保市重尾町3385番1号([[[:テンプレート:座標URL]]33_6_36.9_N_129_49_10.2_E_type:landmark_region:JP&title=%E8%A5%BF%E8%82%A5%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A+%E6%9D%B1%E9%83%A8%E5%96%B6%E6%A5%AD%E6%89%80 地図])(早岐線、嬉野温泉線、川棚線等の南部路線および北部路線の一部、佐世保~熊本線を担当)
- 平戸営業所
- 新上五島営業所
- 長崎営業所
- 伊万里営業所
- この他に、柚木・江迎・大加勢・世知原・西海橋・相浦(いずれも佐世保市)、川棚(東彼杵郡川棚町)、内海(波佐見町)、松浦・福島(どちらも松浦市)、志々伎(平戸市)、有川・奈良尾(どちらも南松浦郡新上五島町)、および嬉野(嬉野市)に、現地出退勤の車庫がある。
- かつては、早岐・大野(どちらも佐世保市)・平戸口(旧北松浦郡田平町)・大村(大村市)・武雄(武雄市)にも営業所があったが、順次廃止された。このうち早岐営業所(現・宮崎橋バス停)は現在の東部営業所に移転、跡地はイオンタウン早岐になった。大野営業所(現・大野バス停)は現在の北部営業所に移転、跡地は大野モールになった。平戸口営業所は、路線・車両は大野・平戸・伊万里の3営業所にそれぞれ移管され、跡地は平戸市役所田平支所になっている。大村営業所跡地はパチンコ店ダイナム、武雄営業所跡地はマックスバリュになっている。
高速バス
- < >内は共同運行会社。なお、「 」内の愛称は共同運行会社におけるものであり、西肥自動車では昼行便を「ハイウェイエクスプレス号(HIGHWAY Express)」という愛称で統一している。ちなみに、過去に運行していた夜行便では「コーラルエクスプレス号(CORAL Express)」という愛称で統一していた。
現行路線
- 佐世保~福岡線「させぼ号」 佐々・佐世保 - 福岡、ハウステンボス - 福岡 <西日本鉄道>
- 佐世保~熊本線「さいかい号」 ハウステンボス・佐世保 - 熊本 <九州産交バス>
- 佐世保~長崎線 佐々・佐世保 - 長崎 <長崎県交通局>
休・廃止路線
- 佐世保 - 佐賀 <祐徳自動車>
- 伊万里 - 武雄 - 佐賀 <祐徳自動車>
- 伊万里 - 武雄 - 佐賀空港 ※1999年7月廃止
- 佐世保 - 北九州 <西日本鉄道> ※2008年5月廃止
- ハウステンボス・佐世保 - 名古屋 <名古屋鉄道> ※2011年10月廃止
- ハウステンボス・佐世保 - 神戸・大阪・堺 <南海バス>※2013年9月30日の出発便をもって路線休止。
一般路線バス
およそ長崎県の東彼杵郡川棚町以北一帯、および佐賀県伊万里市、西松浦郡有田町などを複数の路線で運行している。佐世保市内は佐世保市交通局(佐世保市営バス)の路線もあるため、市中心部と郊外および周辺市町村を結ぶ路線が中心である。
また五島列島のうち上五島と呼ばれるエリア(東側の中通島・若松島)にも路線網を有しており、これらの路線でも長崎スマートカード、およびSUNQパスが使用できる。
運行している市町村
※高速バスのみ運行している市町村は除く。
- 長崎県
- 佐賀県
主なターミナル
- 長崎県
- 佐賀県
廃止されたターミナル
現行路線
佐世保地区(北部)
- 佐世保平戸線
- 佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 吉岡団地 - バイパス本山 - 佐々バスセンター - 吉井 - 江迎 - 荻田 - 平戸大橋東口 - 平戸口桟橋 - 平戸桟橋 (※半急行)
- 佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 皆瀬局前 - 本山 - 佐々バスセンター - 吉井 - 江迎 - 荻田 - 平戸大橋東口 - 平戸口桟橋 - 平戸桟橋 (※普通)
- 佐世保福井松浦線
- 佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 皆瀬局前 - 本山 - 佐々バスセンター - 吉井 - 福井 - 松浦駅前 - 御厨駅前
- 佐世保市と松浦市を結ぶ路線で日中ほぼ60分間隔で運転される。御厨駅前発着は平日の4便のみで、大半は(土日祝日は全便)松浦駅前までの運転となる。佐々バスセンター発の区間便1便のみ、子産坂トンネルではなく旧道の福井峠を経由する便がある。2000年までは松浦・御厨からさらに平戸口桟橋まで運転される便もあり、1995年までは急行の設定もあった。
- 北松線
- 佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 皆瀬局前 - 本山 - 佐々バスセンター - 吉井 - 江迎 - 鹿町行政センター前 - 大加勢
- 佐々バスセンター - 吉井 - 世知原 - 槍巻 - 世知原温泉
- 佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 皆瀬局前 - 本山 - 佐々バスセンター - 北部営業所
- 大加勢や世知原温泉までの便は日中3~4往復ずつで、江迎や槍巻で折り返す便もあるが、北部営業所か佐々バスセンターまでの便が多く、佐世保平戸線や佐世保福井松浦線を補完する区間便の役割も持つ。佐々バスセンターまでの便は、佐世保市南部の早岐・重尾方面から直通運転されるものもある。
- 楠泊線
- 佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 皆瀬局前 - 本山 - 佐々バスセンター - 口石別道 - 小島入口 - 田原 - 楠泊 - 大加勢 - 鹿町行政センター前 - 江迎
- 2012年10月1日の改正から、佐世保駅前ではなく佐々バスセンターを始発・終点とする便が多くなった。
- 浅子教会線
- 佐々バスセンター - 口石別道 - 小島入口 - 臼の浦港 - 浅子教会前
- 平日3往復のみ運転。
- 妙観寺線
- 佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 皆瀬局前 - 下小川内 - 妙観寺峠 - 吉井
- 世知原線
- 佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 皆瀬局前 - 下小川内 - 小川内公民館前 - 菰田 - 世知原
- 佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 四条橋 - 知見寺耳切 - 槍巻 - 世知原( - 吉井)
- 世知原 - 椋呂路峠 - 長坂 - 笛吹 - 松浦駅前
- かつて2001年までは佐世保~松浦間の直通運転もあったが、現在は世知原で運転系統が分かれている。
- 柚木線
- (南部方面 - )佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 四条橋 - 池野 - 柚木 - 潜木
- (南部方面 - )佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 労災病院入口 - 矢峰 - 柚木
- 佐世保市南部方面各路線と直通運転される市内路線。池野経由は柚木までの便が多く、矢峰経由は日中約5~20分間隔で頻繁に運転されている。佐世保駅前 - 矢峰間は佐世保市営バスとの競合区間になっている。
- 佐世保日野相浦線
- (南部方面 - )佐世保駅前 - 松浦町国際通り - 元町 - 日野峠 - 長崎県立大学前 - 木宮町 - 相浦郵便局前( - 第二ニュータウン) - 真申駅前 - 小浦駅前 - 口石別道 - 佐々バスセンター
- (南部方面 - )佐世保駅前 - 松浦町国際通り - 元町 - 日野峠 - 長崎県立大学前 - 木宮町 - 相浦郵便局前 - 相浦桟橋
- 佐世保市中心部や南部方面と、北西部の相浦地区を結ぶ路線で、日中約10~30分間隔で運転されている。この路線も相浦桟橋までは佐世保市営バスと競合している。
- 大崎線
- (南部方面 - )佐世保駅前 - 松浦町国際通り - 元町 - 日野峠 - 長崎県立大学前 - 美崎が丘 - 大崎町
- (南部方面 - )佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 皆瀬局前 - 本山 - 木宮町 - 長崎県立大学前 - 美崎が丘 - 大崎町
- 佐世保商業高校線
- (南部方面 - )佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 吉岡団地 - 佐世保商業高校
- 佐世保商業高校の通学路線であるが、吉岡団地等の住宅地を通るため、朝夕の通学時間帯だけでなく日中や休日にも一定の運行本数が確保されている。佐世保市営バスとも競合している。
- 十文野線
- 佐世保駅前 - 松浦町中央公園口 - 堺木 - 大野 - 佐世保西高校前 - 坂の上分道 - 十文野 - 小川内公民館前
- 1日2往復運転、佐世保市営バスも1日2往復運転。
佐世保地区(南部)
- 長崎空港線
- 西海橋線
- (北部方面 - )佐世保駅前 - 日宇駅前 - 卸本町入口 - 早岐田子の浦 - 観潮橋 - 有福 - 指方 - 浦頭 - 葉山 - 西海橋東口 - 西海橋コラソンホテル・西海橋西口
- 重尾 - 浦川内公民館前 - 宮崎橋 - 早岐駅前 - 早岐支所シルバーボウル前 - 観潮橋 - 有福 - 指方 - 浦頭 - 葉山 - 西海橋東口 - 西海橋コラソンホテル・西海橋西口
- 口木循環線
- 重尾 - 浦川内公民館前 - 宮崎橋 - 早岐駅前 - 早岐支所シルバーボウル前 - 観潮橋 - 有福 - 指方 - 浦頭 - 口木 - 針尾小学校前 - 浦頭 - 指方(- 重尾)
- 平日のみ運転。なお、上り1便のみ、西海橋コラソンホテル始発で葉山→針尾小学校前→口木→浦頭→と経由する便がある。
- ハウステンボス線
- (北部方面 - )佐世保駅前 - 日宇駅前 - 卸本町入口 - 早岐田子の浦 - 早岐支所シルバーボウル前 - 早岐駅前 - 宮崎橋( - 長崎国際大学) - ハウステンボス - ハウステンボス西門 - ハウステンボス港町・針尾米軍住宅
- (北部方面 - )佐世保駅前 - 日宇駅前 - 卸本町入口 - クレールの丘中央 - 有福 - 指方 - ハウステンボス - ハウステンボス西門 - ハウステンボス港町
- ハウステンボス開業以来、ハウステンボス西門までの運転だったが、2010年に園内一部無料化にともない同年7月17日から園内のハウステンボス港町まで路線延長された。しかし、場内でイベント開催時はハウステンボス西門までの運行となる。
- 2012年10月1日のダイヤ改正より、一部の便の発着を針尾米軍住宅まで変更して運行開始した。
- 佐世保川棚線
- (北部方面 - )佐世保駅前 - 日宇駅前 - 卸本町入口 - 早岐田子の浦 - 早岐支所シルバーボウル前 - 早岐駅前 - 宮崎橋( - 長崎国際大学) - ハウステンボス駅前 - 長畑町 - 川棚バスセンター
- かつては大村市内(大村営業所)まで運行されていたが、2002年に川棚までに路線短縮された。
- 重尾線
- (北部方面 - )佐世保駅前 - 日宇駅前 - 卸本町入口 - 早岐田子の浦 - 早岐支所シルバーボウル前 - 早岐駅前 - 宮崎橋 - 浦川内公民館前 - 重尾( - 佐世保東翔高校入口 - 佐世保東翔高校)
- 柚木・相浦・佐々など佐世保市北部方面各路線と直通運転される市内路線。日中約5~20分間隔で頻繁に運転されていて、朝夕の通学時間帯には佐世保東翔高校まで運転される便もある。また、途中で花高団地や若竹台、もみじが丘などを経由する便もある。
- 東部営業所・宮津線
- (北部方面 - )佐世保駅前 - 日宇駅前 - 卸本町入口 - 早岐田子の浦 - 早岐支所シルバーボウル前 - 早岐駅前 - 小森橋 - 広田小学校入口 - 佐世保東翔高校入口 - 重尾 - 東部営業所 - 長畑町 - 宮津町
- 早岐支所シルバーボウル前 - 早岐駅前 - 下小森橋 - 金田橋 - 佐世保東翔高校入口 - 重尾 - 東部営業所
- 花高団地線
- (北部方面 - )佐世保駅前 - 日宇駅前 - 卸本町入口 - 早岐警察署前 - 花高一丁目 - 花高南 - 権常寺別道 - 小森橋 - 早岐駅前 - 早岐支所シルバーボウル前
- (北部方面 - )佐世保駅前 - 日宇駅前 - 卸本町入口 - 早岐警察署前 - 若竹台県営アパート - 花高一丁目 - 花高南 - 権常寺別道 - 下小森橋 - 浦川内公民館前 - 重尾
- 佐世保~内海~嬉野線
- 佐世保~伊万里・有田線
- (北部方面 - )佐世保駅前 - 日宇駅前 - 卸本町入口 - 早岐田子の浦 - 三川内支所前 - 伊万里口 - 曲川 - 蔵宿駅前 - 有田町庁舎前( - 伊万里有田共立病院) - 作井手 - 川西 - 伊万里駅前
- (北部方面 - )佐世保駅前 - 日宇駅前 - 卸本町入口 - 早岐田子の浦 - 三川内支所前 - 伊万里口 - 三代橋 - 有田駅前
- 2012年3月1日から、一部の便が伊万里有田共立病院を経由するようになり、伊万里駅前から伊万里有田共立病院までの区間便も運転されている。また、曲川 - 伊万里有田共立病院間は有田町コミュニティバス(西肥自動車に運行委託)も運行している。
- 有田行きの路線は、平日のみの運転で土日祝日は運休。かつては佐世保武雄線として武雄市内まで運行されていたが、有田までに路線短縮された。
- 川棚~内海線
- 川棚バスセンター - 石木 - 波佐見役場前 - 内海
佐世保市内線
- 佐世保市内中心部では、佐世保駅前~松浦町間の市街地を中心にして南北に路線が伸びており、市街地を通って北部方面各地と南部方面各地を結ぶバスが多数運転されている。全便が佐世保駅前~松浦町間を通るほか、上記路線のうち南部(早岐方面)への路線は北部(柚木・大野・佐々方面または元町)が始発・終点となっている。
- 市内各路線の詳しい行き先は佐世保バスセンターの項目を参照。
伊万里地区
- 伊万里~三間坂線
- 伊万里駅前 - 東町 - 平尾 - 宮野 - 大野 - 三間坂駅前
- 大川内山線
- 伊万里駅前 - 東町 - 平尾 - 大川内山
- 伊万里駅前 - 伊万里市役所前 - 伊万里窯業団地 - 平尾 - 大川内山
- 伊万里市役所前を経由する系統は、かつての伊万里市役所循環線だったものが2002年に廃止されて本路線に統合されたものである。それ以前に、1999年から2001年までは伊万里~三間坂~武雄線に大川内山を経由する系統も設定されていた。
- 伊万里~福島・木場線
- 伊万里駅前 - 黒川 - 波多津 - 福島橋東口 - 福島支所前
- 伊万里駅前 - 黒川 - 波多津 - 井野尾 - 木場
- 1995年までは、大野(佐世保市)・佐世保駅前から伊万里を経由して福島港(現・福島支所前)まで直通する便もあった。
- 福島島内循環線
- 福島支所前 - 土谷 - 鯛の鼻別道 - 鍋串 - 鯛の鼻入口 - 里 - 祝崎 - 福島支所前
- 伊万里清水線
- 伊万里駅前 - 伊万里商業高校前 - 岩立 - 清水 - 楠立 - 黒川小学校前
- 清水 - 黒川小学校前間は、学休日は運休。なお、日曜祝日は全区間全便運休となる。
- 伊万里炭山線
- 伊万里駅前 - 川西 - 作井手 - 炭山
- 1日2往復のみ。学休日は全便運休。
- 伊万里~松浦~平戸線
- 伊万里駅前 - 川西 - 伊万里農林高校前 - 東山代駅前 - 里 - 浦ノ崎駅前 - 今福 - 松浦駅前
- 松浦駅前 - 御厨駅前 - 平戸口駅前 - 平戸口桟橋 - 平戸桟橋
- かつては伊万里~平戸間の直通運転もあったが、現在は松浦駅前で運転系統が分かれている。1995年までは急行も設定されていて、武雄から平戸まで直通する便もあった。
- 浦ノ崎駅前 - 今福間で土肥ノ浦を経由する便もあったが2002年に廃止され、現在は松浦観光バスが代替運行している。
- 平戸口駅から平戸桟橋までの区間便も、本数は少ないが運転されている。
- 伊万里~西分線
- 伊万里駅前 - 川西 - 伊万里農林高校前 - 里 - 浦ノ崎駅前 - 西分
- 1日2往復のみ。日曜祝日は全便運休。
平戸地区
- 肥首線
- 平戸口駅 - 平戸口桟橋 - 平戸大橋東口 - 北松農高前 - 肥首 - 田平南小学校 - 江迎
- 平戸桟橋 - 平戸大橋東口 - 北松農高前 - 肥首 - 田平南小学校 - 江迎
- 平戸~宮の浦線
- 平戸営業所 - 平戸桟橋 - 川内 - 紐差 - ふれあいセンター入口 - 平戸市民病院 - 平戸高校前 - 下中津良 - 前津吉入口 - 志々伎 - 宮の浦
- 田助循環・田の浦線
- 平戸桟橋 - 平戸営業所 - 田助 - 田助学校前 - 平戸営業所
- 平戸桟橋 - 平戸営業所 - 田助 - 田助学校前 - 田の浦
- 薄香循環線
- 平戸営業所 - 平戸桟橋 - 薄香別道 - 梅崎 - 薄香桟橋 - 薄香入口 - 薄香別道 - 平戸桟橋 - 平戸営業所
上五島地区
カッコ内はこの停留所を経由しない便があること、斜字はこの停留所を終着とする便があることを意味する。
- 有川港~青方~奈良尾線
- 有川港ターミナル - (箒山) - 上五島高校前 - 青方 - 三日浦 - 今里( - 今里峠) - 浜ノ浦入口 - 郷ノ首 - 中五島高校前 - 白魚入口 - 若松港ターミナル・高井旅 - 小奈良尾脇 - (奈良尾幼稚園入口) - (奈良尾港ターミナル) - (奈良尾医療センター) - 奈良尾車庫前
- 上五島地区の幹線路線である。有川港ターミナル⇔青方、青方⇔奈良尾間の区間便も設定されている。
- 国道384号の道路改良により一部区間の経路変更や短絡化のため、箒山を通らない便や旧道の今里峠を経由する便もある。
- 旧奈良尾町内では経由地が複数存在するため、奈良尾幼稚園入口や奈良尾港ターミナルを経由しない便、また通過バス停の順番が前後する便もある。
- 有川港~江の浜・頭ヶ島教会線
- 有川港ターミナル - 有川 - 上有川 - 黒崎峠 - 友住 - (江の浜) - 友住海岸 - 頭ヶ島教会
- 頭ヶ島教会へ向かう便は1日3本のみの運行となっている。
- 1日1本、有川港ターミナルから青方へ足を延ばす便も運行されている。
- 有川港~太田線
- 有川港ターミナル - 有川 - 上有川 - 太田
- 阿瀬津・鯛の浦線、神之浦・船隠線
- 有川港ターミナル - 有川 - 箒山 - 阿瀬津別道( - 阿瀬津) - 鯛の浦 - 神之浦上( - 上の佐野原) - 神之浦 - 船隠入口 - 浜串入口・浜串、 - 船隠教会 - 船隠・干切
- 青方 - 上五島高校前 - 箒山 - 阿瀬津別道( - 阿瀬津) - 鯛の浦
- 有川港ターミナル - 有川 - 箒山 - 上五島高校前 - 青方 - 三日浦 - 木場橋 - 上の佐野原 - 神之浦上 - 神之浦 - 船隠入口 - 浜串、 - 船隠教会 - 船隠・干切
- 青方~立串・大瀬良・津和崎線
- 青方 - 上五島高校前 - 榎津 - 青砂浦別道 - 小串入口( - 小串) - 立串 - 大瀬良峠 - 津和崎
- 青方←上五島中学校前←奈摩←青砂浦別道←小串入口←小串←立串←大瀬良峠←津和崎
- 上りのみ1日2本、奈摩経由の便が設定されている。
- 青方循環線
- 青方 - 上五島中学校前 - 奈摩( - 矢堅目)- 青砂浦別道 - 榎津 - 上五島高校前 - 青方
- 矢堅目を経由する便は奈摩先回りの便のうちの2本だけである。
- 青方~船崎線
- 青方 - 大曾 - 船崎
- 青方~飯ノ瀬戸線
- (上五島中学校前 - )青方 - 三日浦 - 今里浦西 - (小浜) - 浜の浦 - (猪ノ浦) - 青木入口 - (青木) - 焼崎入口 - (焼崎) - 飯ノ瀬戸(いのせと)
- 奈良尾~岩瀬浦・浜串線
- 奈良尾車庫前 - (医療センター) - (奈良尾港ターミナル) - 小奈良尾脇 - 高井旅 - 福見( - 福見教会下) - 岩瀬浦小学校前 - (岩瀬浦) - 中山 - 浜串入口 - 浜串
- 奈良尾~若松港線
- 奈良尾車庫前 - (奈良尾港ターミナル) - (医療センター) - (温泉センター) - 小奈良尾脇 - 桐入口 - (白魚入口) - (中五島高校前) - 若松港ターミナル
- 中五島高校前 - 白魚入口 - 桐入口 - 若松港ターミナル( → 若松島内路線)
- 奈良尾~若松港線においては、桐入口と白魚入口バス停の通過順番が前後するものもある。
- 中五島高校前~若松港線は新上五島町スクールバスとして運行されていたものを引き継ぎ、2014年4月から西肥バスの一般路線として運行されている。
- 若松島内線
- 若松港ターミナル - (土井ノ浦) - (里の浦) - (中央小学校) - 筒ノ浦 - 堤
- 若松港ターミナル - 中央小学校 - 月ノ浦終点
- 若松港ターミナル - 中央小学校 - 日島
- 中五島高校前~若松港線と同様に、新上五島町スクールバスとして運行されていたものを引き継いで2014年4月1日から運行を開始した。
- 若松島内線は平日と土休日でダイヤが大幅に変わる。また、学校行事がある場合にのみ中五島高校から若松島内へ直通運行される便も存在する。
コミュニティバス
(西肥自動車が運行を担当するコミュニティバス)
廃止路線
1990年以降に廃止された主な路線・区間。(※長距離路線、および廃止代替バス等が運行されている路線・区間)
2001年以前
- 佐世保~唐津~博多線
- 宇久島内線
- 小値賀島内線
- 小値賀港ターミナル - 笛吹 - 中村入口 - 中山 - 前方 - 小値賀空港
- 小値賀港ターミナル - 笛吹 - 中村入口 - 中山 - 唐見崎
- 小値賀港ターミナル - 笛吹 - 中村入口 - 柳波止場 - 浜津 - 斑
- 雲仙線
- 佐世保~大村~長崎線
- 佐世保駅前 - 大村 - 諫早駅前 - 矢上 - 長崎駅前
- 急行バスを長崎県交通局と共同運行していたが、1996年に廃止
- 梅原・桃川線
- (甘久 - 武雄温泉駅前 - )茅場 - 海正原 - 梅原 - 井手の上 - 多々良 - 桃川駅前
- (甘久 - 武雄温泉駅前 - )茅場 - 海正原 - 梅原 - 井手の上 - 柿田代 - 本部 - 桃川駅前
- (有田駅前・三間坂駅前 - )大野入口 - 臼の川内 - 海正原 - 梅原
- 1990年に多々良・柿田代までに路線縮小された後、1998年に廃止。梅原には車庫もあった。三間坂駅前 - 大野入口 - 海正原間は武雄市予約制乗合タクシーで利用可。海正原 - 柿田代間は、2010年に運行開始した武雄市市内循環バス武内・武雄線の路線の一部となった。
- 船の原線
- 三間坂駅前 - 下船の原 - 柿古場入口 - 船の原
- 1998年に廃止。山内町乗合タクシーが代替。
- 嬉野~長崎空港線
- (ノンストップ) 1999年に廃止
- 佐世保~西海橋~長崎線
- 大瀬戸線
- 佐世保駅前 - 早岐田子の浦 - 西海橋西口 - 大串 - 樫の浦 - 板の浦
- 急行バスを長崎自動車と共同運行していたが、2000年に廃止。なお、長崎自動車は前後扉の一般車を使用していたが、佐世保バスセンターでは中扉までのホームしかなかったため、予め発券機で印字した整理券を運転士が乗客に手渡しする前扉からの乗車扱いを行っていた。
- 川棚有田線
- 有田竜門線
- 有田駅前 - 黒牟田 - 竜門口
- 2000年に廃止。有田コミュニティーバスが代替。
- 有田ポーセリンパーク線
- 有田駅前 - 有田ポーセリンパーク
- 2000年に廃止。専用カラーの車両もあった。有田コミュニティーバスが代替。
- 佐世保武雄線
- (大野・佐世保駅前 - 伊万里口 - 有田駅前 - )上有田駅入口 - 立野川内 - 三間坂 - 茅場 - 永尾駅前 - 武雄温泉駅前 - 甘久
2002年
- 平戸~唐津~博多線
- 平戸桟橋 - 平戸口桟橋 - 松浦駅前 - 伊万里 - 唐津大手口 - 前原 - 博多バスターミナル (※快速特急)
- 1992年まで昭和自動車と共同運行
- 国見トンネル線
- (佐世保駅前 - 柚木 - )潜木 - 国見トンネル - 伊万里
- 上宇戸線・徳道循環線
- (佐世保駅前 - )柚木 - 徳道 - 上宇戸・潜木
- アタゴ商事が「ほたるバス」として代替路線バスを運行
- 佐世保大村線
- (大野・佐世保駅前 - )川棚 - 彼杵中学校前 - 彼杵本町 - 餅の浜 - 大村
- 川棚 - 大村間の区間を廃止し、佐世保川棚線に路線縮小
- 大野原線
- 佐世保嬉野線(日出城経由)
- (大野・佐世保駅前 - 内海 - )永尾山入口 - 矢筈入口 - 高瀬入口 - 日出城 - 一位原 - 嬉野温泉
- 佐世保嬉野線の全便を現在の永尾山経由に変更し、日出城経由の区間は廃止。矢筈入口 - 嬉野温泉間は、祐徳バス嬉野~三間坂線が代替運行。
- 嬉野有田線
- (嬉野温泉 - 永尾山 - 内海 - )舞相 - 戸矢 - 有田駅前
- 戸矢 - 有田駅前間のみ有田町コミュニティバスが代替
- 伊万里武雄線
- (伊万里 - 宮野 - )三間坂駅前 - 三間坂 - 茅場 - 永尾駅前 - 武雄温泉駅前 - 甘久
- 三間坂駅前 - 武雄温泉駅前(南口)間を祐徳バスが代替運行
- 伊万里有田循環線
- (伊万里 - )宮野 - 宮野宿 - 水尾 - 馬乗場 - 上有田駅入口 - 有田駅前 - 三代橋 - 曲川( - 伊万里)
- 1995年までは、伊万里 - 有田駅前から嬉野へ直通する便もあり、宮野経由と曲川経由の2系統あった。また1998年に梅原線が廃止されるまでは、有田駅前から梅原まで運転される便(有田駅前 - 宮野宿 - 大野 - 大野入口 - 梅原)もあった。現在、馬乗場 - 有田駅前 - 曲川間は有田町コミュニティバスが運行。宮野宿 - 水尾間は武雄市予約制乗合タクシーで利用可能。
- 畑川内線
- (伊万里 - )黒川 - 黒川小学校前 - 楠立 - 畑川内
- 昭和自動車が、伊万里大曲畑川内線を黒川まで路線延長して代替。なお、黒川小学校前 - 楠立間は現在も伊万里清水線の一部として運転されている。
- 川内野松浦線
- (伊万里 - 里 - 上大久保 - )川内野 - 横辺田 - 笛吹( - 松浦駅前)
- 星鹿江迎線
- 郭公尾線
- 松浦駅前 - 郭公尾公民館前 - 箙尾 - 江迎
- 松浦駅前 - 箙尾間のみ松浦観光バスが代替運行
- 平戸島内線
- (平戸桟橋 - )紐差 - 大川原迎・木ヶ津、紐差 - 獅子 - 小春日、紐差 - 根獅子 - 飯良・獅子
- (平戸桟橋 - )下中津良 - 猪渡谷 - 堤
- (平戸桟橋 - )前津吉入口 - 前津吉桟橋
- (平戸桟橋 - )志々伎 - 大志々伎
- 平戸ふれあいバスが代替運行
2003年以降
- 平戸生月線
- 嬉野~ハウステンボス線
- (ノンストップ便) 2005年運休・廃止
- 川棚上木場線
- 川棚 - 石木 - 上木場
- 2007年10月1日廃止。
- 川棚国民宿舎線
- 川棚 - くじゃく園入口 - 国民宿舎前
- 2007年10月1日廃止。
- 内海野々川線
- 内海 - 大日 - 上野々川
- 2007年10月1日廃止。波佐見町予約制乗合タクシーが代替。
- 大久保・川内野線
- (伊万里 - 東山代駅前 - )里 - 下大久保 - 上大久保 - 滝川内 - 川内野
- (伊万里 - )東山代駅前 - 脇野 - 下大久保 - 上大久保
- 2009年4月1日廃止。会員制の「元気バス」(ひぜん観光委託)が代替。
- 口の里線
- (江迎 - )口の里 - 大屋( - 大加勢)
- 2009年10月1日廃止。
- 神田線
- 上中尾鬼木線
- (川棚 - )波佐見役場前 - 上井石 - 鬼木 - 上中尾 - 内海
- 2012年4月1日廃止。翌4月2日から波佐見町予約制乗合タクシーが運行。
- 川棚東峠線
- 中野線
- (平戸営業所 - 平戸桟橋 - )薄香別道 - 古江道 - 古江 - 中野 - 大越 - 獅子道 - ふれあいセンター入口 - 平戸市民病院 - 平戸高校前
- 2013年10月1日廃止。中野 - 平戸高校前間を生月自動車が代替運行。
車両
2012年2月までは、日野・三菱・日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)の3メーカーを使用していたが、同年3月にはいすゞの中型ノンステップの新車(エルガミオ)が東部営業所に4台配置されている。また、翌年の2013年10月には同じく中型ノンステップのエルガミオの新車が東部営業所に新たに4台配置されている。
- 一般路線
- 自社発注の車両に加え、他社からの移籍車も数多く使用されている。
- 川崎市交通局・神奈川中央交通・大阪市営バス・名古屋市営バス・JR東海バス・横浜市営バス・西武バス・大阪コムアート交通・高槻市交通部・知多バス等。
- 佐世保-平戸線、および上五島地区の一部では貸切からの転用車が使用されている。佐世保-平戸線では主に貸切転用車が運行されていたが、2009年(平成21年)夏頃から北部営業所担当便で、2012年(平成24年)6月からは平戸営業所担当便でも一般大型路線車が使用されている。
- 上五島地区では九州本土とは異なる独自の仕様の車両や、他営業所で既に廃車・改造されて見られない仕様の車両も在籍している。近年は本土の営業所からの転属に加えて移籍車両の導入による世代交代も進んでいる。
- 空港特急バス
- 高速バス
- 佐世保 - 福岡線
- 佐世保 - 長崎線
- 貸切からの転用改造車を使用。
- 自社発注の貸切からの転用改造車は現在は日産車のみだが、以前は三菱車・日野車も使用されていた。
- 平成25年頃から名鉄観光バス等からの移籍車両(元貸切車)が使用され始めている。
- 佐世保 - 熊本線
- 佐世保 - 大阪線からの転用車が使用。かつては佐世保 - 福岡線や佐世保 - 北九州線からの転用車も使用されていた。
- 貸切バス
- 自社発注の車両に加え、近年は伊万里観光・知多バス・西鉄バスからなど他社からの移籍車も使用されている。
- 特定バス
- 自社発注の貸切車または路線車を改造したうえで、スクールバスとして使用している。また、知多バス・西鉄観光バスからの移籍車両もスクールバスとして使用されている。
塗装
- 一般路線車・貸切車
- どちらも銀色地に青・赤帯塗装だが、一般路線車と貸切車で塗り分けが異なっている。
- 貸切から路線に転用する際は貸切塗装のまま転用。
- 一般路線車の中には1989年(昭和64年/平成元年)頃まで採用された銀色地に紺・赤色帯の旧塗装の車両も少なからず存在していたが、2012年頃から新塗装への塗り替えや経年廃車のため急激に数を減らしている。
- 高速バス
- 佐世保と長崎県外を結ぶ高速バス用車両は薄いピンク色地にローズピンク・ピンク・水色・オレンジ色の4色の虹色模様を入れた塗装。
- 昼行用(福岡・熊本線)の車両には「HIGHWAY Express」のロゴが入る。
- 福岡線に使用されていた九州急行バスからの移籍車は貸切車と同じ塗色であった(平成25年11月全廃)。
- 長崎高速線にも、貸切色ベースでラインの異なる高速カラーが採用されていた時期がある。
- 長崎空港線は以前は専用塗装が存在した。
社番
西肥バスは営業所を管轄する陸運事務所が佐世保・長崎・佐賀の3ヶ所に分かれており、各陸運事務所エリア間での転属とそれに伴うナンバープレートの付け替えがしばしば行われていることもあって、ナンバープレートとは別に車両固有の社番を付して管理している。
- 社番はメーカーを示すアルファベット1文字と3桁の数字から成っており、それぞれ番号を導入順に付す。
また、小型貸切車の中古車にはK030-の番号が記され始めた。
その他
西肥グループ
一般旅行業、タクシー、ソフト受託開発などを事業内容とする関連企業がある。
- 西肥自動車株式会社
- シルバータクシー株式会社
- 株式会社 西肥バス旅行社
- 株式会社 佐世保カントリー倶楽部 - ゴルフ場
- 西肥情報サービス株式会社 - 情報処理、ソフトウエア受託開発・販売
- かつて西肥グループに所属していた企業
- シルバータクシー株式会社(東京)
- 西肥タクシー
資本関係
松浦鉄道に10.17%を出資する有力株主。この関係から、松浦鉄道の最寄り駅が無人駅で周辺に高校がある大野待合所(最寄り駅左石駅)、江迎バスセンター(最寄り駅江迎鹿町駅)では松浦鉄道の定期券・回数券も発売している。
関連項目
- 長崎バスジャック事件
- 中村弘海(元社長、元自由民主党衆議院議員)
- 西肥名鉄運輸 - かつての子会社。
参考文献
- 「60周年記念 走行粁(原題名は米偏に千の字)」古賀八郎筆、西肥自動車発行(1980年2月)
脚注
外部リンク
テンプレート:Multimedia テンプレート:Sister
テンプレート:SUNQPASS- ↑ 長崎県北松浦郡の略称。現在は市町村合併により佐世保市、松浦市などの一部地域も含む。
- ↑ 旧平戸往還の峠。現在の長崎県北松浦郡佐々町江里免
- ↑ 2009年(平成21年)10月のブランド名が「ホテルトリニティ」から「ホテルリソル」に変更された。
- ↑ テンプレート:PDFlink - 西肥自動車 インフォメーション 2012年4月16日
- ↑ まめバスが大野モール発着に変わります(PDF) 西肥自動車
- ↑ コミュニティバス運行路線(平成24年4月改定) 有田町ホームページ
- ↑ いまりんバスの運行時刻を変更しました!! 伊万里市
- ↑ 新たな路線バスについて 伊万里市
- ↑ テンプレート:PDFlink 西肥自動車