東貴博

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テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:Infobox お笑い芸人 東 貴博(あずま たかひろ、1969年12月31日 - )は、日本お笑いタレント。お笑いコンビ・Take2のボケ担当。一部番組では、東MAX(アズマックス)名義で出演している。本名、飛田 貴博(ひだ たかひろ)。

東京都台東区浅草出身。佐藤企画所属。血液型O型専修大学附属高等学校卒業。コメディアンの東八郎の次男(五人兄弟)。弟はピン芸人で太田プロダクション所属の東朋宏。通称「東MAX」、「下町のプリンス」と呼ばれる。

経歴

  • 1988年、18歳の時に父・東八郎が急逝。父の一番弟子で親交の深かった萩本欽一の勧めで欽塾へ弟子入り。その後、同塾の後身として結成された欽ちゃん劇団へと移り、劇団員として活動する。
  • 1994年、同じく劇団員であった深沢邦之とお笑いコンビ「Take2」を結成。
  • 1995年、相方・深沢の結婚やフジテレビバラエティ番組タモリのSuperボキャブラ天国』の出演をきっかけに一躍有名になり、東はロングヘアーが売りのかっこよさと三枚目キャラのギャップが受けて人気が上昇。「下町のプリンス」または「魅惑のサラブレッド」の異名を得る。
  • 1996年、TBS情報番組はなまるマーケット』に情報プレゼンターとして2003年までレギュラー出演(Take2として)。以来ソロ活動が増え、さまざまなバラエティ番組や舞台等で活動するようになる。
  • 2000年7月、父の十三回忌追悼公演『86の13 〜数珠もってこい!!法事の代わりに舞台しますSPECIAL〜』で座長・脚本・主演を務めた。演出:萩本欽一、共演:はしのえみ有田哲平(当時海砂利水魚)、土田晃之(当時U-turn)、西尾季隆X-GUN)、ノッチデンジャラス)など。
  • 2001年2月21日、大瀧詠一の代表曲「A面で恋をして」の替え歌「冷麺で恋をして」を、小滝詠一名義でリリース(パロディ作詞:高田文夫)。オリコン初登場99位を記録。
  • 2004年からは、東京の軽演劇を継承すべく結成された「伊東四朗一座」(座長・伊東四朗)「熱海五郎一座」(座長・三宅裕司)の座員として毎年公演を行っている。
  • 2005年10月3日から2006年9月29日まで、ニッポン放送他全国ネットで放送中のラジオ番組東貴博 ニッポン全国 ラジベガス』(月 - 金)でメインパーソナリティを務めた。2006年10月2日からは後番組の『東貴博のヤンピース』(月 - 木)のメインパーソナリティを務めていた。
  • 2006年11月20日、初代たいとう観光大使に任命される。ただし、スケジュールの都合で任命式は欠席。
  • 2008年、DREAMS COME TRUEデビュー20周年記念のプロジェクトの一環として制作されたWEBコンテンツ「DCT-TV 3・2・1・0!」において、DREAMS COME TRUEのメンバーでありMCの中村正人の相手役を務める。その後、2009年3月10日に代々木第一体育館で開催された『みんなでドリする? DO YOU DREAMS COME TRUE? SPECIAL LIVE!』においても中村と合同でMCを担当する。
  • 2008年、自伝的小説『ニセ坊ちゃん』を幻冬舎より刊行。
  • 2008年12月24日から12月25日にかけて放送した『第34回ニッポン放送ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』において、師匠の萩本欽一、ニッポン放送アナウンサーの新保友映とともにパーソナリティを務める。
  • 2011年10月8日、交際中の安めぐみと年内にも婚姻届を提出する予定であることが報道された[1]
    • 12月12日、映画イベントにて交際相手の安めぐみがプロポーズされたことを明らかにし、その後所属事務所側も正式に認めた[2]
    • 12月20日、東貴博・安めぐみの双方の事務所が同月21日に婚姻届を提出することを発表した[3]
    • 12月21日、婚姻届を提出したことを直筆のコメントで発表した[4]

人物

お坊ちゃまキャラを逆手に取って一万円札クレジットカード金塊(模型)で汗や涙を拭くという定番のギャグを持つ。なお、2006年の第88回全国高等学校野球選手権大会において、ハンカチで汗を拭く姿が話題を呼んだ早稲田実業投手の斎藤佑樹(現・北海道日本ハムファイターズ)が「ハンカチ王子」と呼ばれているのに対抗して、東は自身のことを「万札王子」と名乗っている。

自身を「ロケ芸人」と名乗るほど、毎日のように日本中のどこかでロケを行っている[5]。これは干されている(冷遇)わけでなく本人がロケを希望しており、「ロケは素人とのカラミが多い。自分は芸能人だから必ず光って見えるから」と話している。しかし、共演者から「素人のキャラに負けている」と言われることがある。

2000年代後半以降の芸能活動はほとんどレポーターがメインとなり産地名物の紹介、観光地や田舎暮らしの紹介などテレビの露出度は相当増え、お茶の間の人気者になっている。2007年9月に『世界の果てまでイッテQ!』に出演した際にはスタジオ収録部分に出演していたが、「ロケに慣れているので息苦しい」と発言していた。『銭形金太郎』では田舎の「ビンボーさん」の家に泊まりに行くことが多かった。

バラエティでは重宝される雛壇芸人の一人であり、『きよしとこの夜』ではワンコーナー司会を任されており確実に進行役を務める安定感のある芸風も持ち味。

また、芸人雑学王の一人であり、雑学の知識が豊富と自負している。クイズ番組での活躍が多く、『オールスター感謝祭』では総合ランキングでベスト10入りすることが多く、2005年秋は3位、2006年春・2009年秋には2位に入っている。『爆笑問題の検索ちゃんスペシャル』(芸能界雑学王No.1決定戦)などでは毎回優勝を争っている。一方で、後述する家族共々『100万円クイズハンター』は苦手としており、ガッツ石松具志堅用高[6]といった元プロボクサーに勝てないというジンクスを持っている。

家族構成は母(旅館経営者の娘で、化粧品販売店を営み家計を助けていた)、6歳上の兄、2歳下の妹、4歳下の妹、7歳下の弟(東朋宏)。実家は浅草の商店街のラーメン屋。なお血のつながりはないが、母と同郷で、母の結婚と前後して飛田(東)家に家政婦として永年働いていた、「もう一人の母親」的存在の女性がおり、貴博は今も大変恩義を感じている旨をインタビュー等で発言している。

雑誌の「相方一言でどんな人?」というコーナーでは「貴博は怒らない。5年一緒に仕事していて怒ったの見たのって1回だけ」と相方・深沢が語っていた。エッセイでも「よく、『結構短気でしょ』って言われるけど俺は本当に怒らない。怒らなければいけない時も怒れない」と自分を語っていた。『F2-X』のホスト特集の回では、スタジオの東がホストに向いているかどうか、レポーターの長井秀和が聞いてみたところ「全然向いていない。東さんは優しすぎる…」とナンバー1ホストが言っていたそうである。

本人曰く仕事が大好きで休みは大嫌い。金魚を飼育し、自宅には東八郎の遺影や形見のロレックス、レコードを保管している。

禁煙している。また、極端な潔癖症でテーブル等に手を置くことですら(手が汚れると思い)辛いときがあるようである。

江戸文化歴史検定の2級を取得している。

テレビ出演の仕事が主だが、舞台の仕事も積極的に引き受けている。2004年に旗揚げした伊東四朗座長による「伊東四朗一座」(伊東がスケジュールの都合で舞台出演できない年は、三宅裕司座長による「熱海五郎一座」として開催される)には毎年出演しており、2007年にはTV・ラジオ等の仕事と平行して『産隆大学応援団』、『熱海五郎一座』、『社長放浪記』の3本の舞台に出演。東自身も2009年に演劇ユニット「FIRE HIP'S」を旗揚げした。

2010年6月20日、浅草にもんじゃ焼き店・浅草MJをオープン。東がオーナーで、ホールスタッフとして弟・朋宏やアンバランス・山本栄治など後輩芸人が働いている。テーマソングは古坂大魔王が担当。

藤森慎吾は同じマンションの隣人であった[7]

踊る!さんま御殿!!芸能人家族SP』(2010年7月27日放送)での共演を契機として弟・東朋宏も徐々に注目を浴び始めており、弟と二人での番組出演が増え、2010年内では相方・深沢邦之との共演回数をはるかに凌ぐ状況である。

深沢の妻・田中美佐子からは「貴博」と呼ばれている。東は「田中美佐子は姉御肌で怖い人」と語っている[8]テンプレート:出典無効

アレルギーを患っている。 また本人はそうめんが大好物で毎日のように食べている。

東の名前である貴博の「博」は、1970年に開催された日本万国博覧会(万博)の「博」から採られた(東本人が発言。ちなみに東は1969年の大晦日生まれ)。

エピソード

  • 小学校4年生の時、友人と山手線電車マヨネーズをかける悪戯で補導された時、コメディアンで普段は温厚だった父親に「マヨネーズは野菜にかけて食べるものだ。山手線は緑色だけど野菜じゃない」と説教された。
  • 高校時代不登校(授業のサボタージュなど)を起こし卒業が危ぶまれた時期があり、この窮状を見かねた学校が八郎に通報し、八郎が貴博を諭してくれたことにより、この危機の脱出に成功したことを語っている。
  • 無名の頃、家を借りる時に「芸能人は夜にパーティーするからダメ」と言われ、不動産屋の審査がなかなか通らなかった。
  • 2006年10月4日放送分『SAMURAI5』で、的場浩司沢村一樹小沢真珠勝俣州和とともに挑戦。東は4つのゲームすべてで失敗してしまうが、他のメンバーの頑張りで賞金90万円を獲得。そして、最後の「賞金山分けゲーム」で的場の切ったロープに繋がれた器に入った5つのボール(1個18万円入り)の内4個が東の陣地に入り、何もせずに72万円を獲得した(残りの1個は小沢が獲得)。
  • 爆笑問題の検索ちゃん』で小池栄子から「一番恋人にしたくない人は東さん」と言われ、そのことを根に持っている。
  • 女性で一番のタイプはリア・ディゾンだと公言している。
  • 父親が「東八郎」という芸名で、当人も同じ「東」を名乗っているため、「東貴博」が芸名とも知らず本名だと思っている人が多い。また、東がパーソナリティを務めるラジオ番組では逆に、本名を知っているリスナーが葉書やメールに「飛田さん」と故意に書いてくる場合がある。
  • バラエティ番組ではつまらない芸人としていじられることもあり、『銭形金太郎』では有田哲平が南米出身のビンボーさんの視力検査で東の写真を指し「面白くない」と教えたり、土田晃之が過疎地の小学生に面白くない芸人を聞かれて「A・MAXさん」と答えている。
  • デヴィ夫人が『ネプリーグ』に出演する際は、問題に正解した時など要所で東MAXのポーズをしながら「MAX!」と叫んでいる。ほとんどの場合、東不在のまま行っていたが、『クイズモンスター』で対戦した際には東自身を前にして行った。
  • 『爆笑問題の検索ちゃん』のスペシャル版「年末芸人ネタ祭り」では、公私共に仲の良い土田晃之と2年連続で「スペシャルユニット」としてコンビを組んで出演、自身のも含め、くりぃむしちゅーを初めとするボキャブラ時代の芸人のネタを披露している。それに関して田中裕二に「土田は良いんだよ。何で、東がこのユニット組んでるの!? U-turnと違って別にTake2解散してねえだろ!?」と突っ込まれ、さらに太田光から「来年はちゃんと深沢と一緒にTake2で出て、ネタやれば?」と言われ、汗だくになっていた。
  • 槙原敬之のファンで、インタビュー等で好きな曲を尋ねられると、歌詞に共感できるという理由で必ず「もう恋なんてしない」と回答。2008年5月11日放送分の音楽番組『Music Lovers』でも思い出の曲として、この曲を挙げている(ちなみにこの回はR35特集)。その後、2008年11月6日放送分の同番組で槙原が特集された際にゲストとして出演し、槙原と念願の対面を果たした。東の公式サイトには、槙原との2ショット写真が掲載されている。
  • 2007年に出演した今井雅之演出による舞台『産隆大学応援団』のパンフレットによると、今井はこれまで続けてきた自身が作・演出・主演する『WINDS OF GOD』は、固定のイメージを付けたくないとの理由で無名の役者をオーディションで選んで来たが、この作品に関しては今井本人が主演に東を抜擢した。今井曰く「名指しのキャスティングは今回が初めて」。また、今井はパンフレット内で東に対して「演出家としていろんな事に挑戦してみたい…そんな欲を掻き立ててくれる役者さん」と評している。このパンフレット内の今井と東の対談で東は「舞台はいろんな仕事の中で自分自身への投資」と語っている。
  • 2008年から始まったDREAMS COME TRUEのWEBコンテンツ、「DCT-TV 3・2・1・0!」は本来、中村正人一人で進行する予定だったが、中村本人が「一人でやる自信がない」との理由で急遽、相手役を探すことに。収録2日前に東にオファーをしたところ、東側からの出演のOKが出たことで相手役が東に決定となる。東はレギュラーとして出演し、「東MAX・正MAX(中村)」のコンビで前述のライブや中村のラジオにも出演。このコンテンツ出演を機に中村と公私共に親しくなり、中村も東のテレビ・ラジオ番組に積極的に出演したり、東出演の舞台を観に行くなどしている。中村は自身のブログで「もちろん僕なんか、(東とは)最近お知り合いになった新参者なんだけど、でも、すんごく彼のこと誇らしいんだよね。まるで子供の頃から知ってる友達みたいに」と東について語っている。
  • 行列のできる芸能人通販王決定戦』では、最初の2回に出場歴があるが、第1回では自身の「万札拭き」等が不発に終わり、第2回では「ただ一人不合格」に終わり最下位で終了した。

出演番組

コンビとしての出演はTake2の項目を参照。

現在

テレビ

ラジオ

過去の出演番組

  • 映画
  • 舞台
    • 86の13 〜数珠もってこい!!法事の代わりに舞台しますSPECIAL〜(2000年、作・主演)
    • 伊東四朗一座(2004年、2005年、2008年)
    • 大騒動の小さな家(2005年) - 深沢邦之とダブルキャスト
    • 熱海五郎一座(2006年、2007年、2010年、2012年、2013年)
    • 産隆大学応援団(2007年、主演)
    • 社長放浪記(2007年)
    • 伊東四朗一座・熱海五郎一座合同公演(2009年、2011年)
    • 東貴博プロデュース FIRE HIP'S 第1回公演 HAPPY HAPPY BIRTHDAY(2009年)
    • 東貴博プロデュース FIRE HIP'S 第2回公演 THEラストパーティー〜世にもおバカな男たち〜(2010年)
    • 東貴博プロデュース FIRE HIP'S 第3回公演 MY LAST カーニバル!!(2011年)
    • 東貴博プロデュース FIRE HIP'S 第4回公演 ハートブレイクダンス!!(2012年)
    • 東貴博プロデュース FIRE HIP'S 第5回公演 こちら自由の丘学園(2013年)
    • 東貴博プロデュース FIRE HIP'S 第6回公演 殺・人・現・bunny(2014年)
  • 小説
  • WEBコンテンツ
    • DCT-TV 3・2・1・0!(2008年 - 2009年)
  • アーティストPV
    • w-inds.「TOKYO」(2008年7月2日)友情出演

FIRE HIP'S

2009年に旗揚げした演劇ユニット。ユニット名であるFIRE HIP'Sの由来は「ケツ(尻)に火が付く」という意味から。東が座長で、毎年8月に自らプロデュース・作・演出の公演を行っている。脚本は2000年の『86の13』で経験済みだが、演出は初めてとなる。監修は高田文夫、アドバイザーは金沢達也

メンバーは東のほか、

はなわの伝手でゲストに毎回女性アイドルが出演する。

  1. 時東ぁみ
  2. 虎南有香
  3. 中村知世
  4. 大堀恵 - この公演がきっかけで金沢と結婚[9]
  5. 久住小春春香クリスティーン
  6. にわみきほ

脚注

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関連項目

  • 日本銀行券 - お坊ちゃまキャラを逆手に取って一万円札等を取り出してハンカチのように汗や涙を拭うように見せる定番ネタがある。2011年2月10日放送のTBS『はなまるマーケット』では下町出身を生かし東京都日本橋を紹介するロケで、同地にある日本銀行本店を取材し、行員の案内の下で内部を見学している。

外部リンク

テンプレート:DON!
  1. 安めぐみ結婚! 出会いから14年 東MAXと年内にも婚姻届提出 - スポーツニッポン 2011年10月8日
  2. 安めぐみ、正式プロポーズされた - デイリースポーツ 2011年12月13日
  3. 東貴博&安めぐみ、明日21日に入籍 - デイリースポーツ 2011年12月20日
  4. 東MAX&安めぐみ入籍 コメントを発表 - オリコンスタイル 2011年12月21日
  5. 高田文夫のラジオビバリー昼ズ』2011年10月4日のオープニングトークでは、「先週は7日のうち5日ロケに出ていた」と発言。
  6. ガッツはレギュラー放送当時に父と妹が、具志堅は2012年の復活第一弾で本人と弟が対戦しているが、いずれも敗れている。
  7. テンプレート:Cite web
  8. 深沢邦之・田中美佐子の結婚式での発言
  9. テンプレート:Cite news