2003年の日本シリーズ

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テンプレート:Infobox プロ野球日本シリーズ 2003年の日本シリーズ(2003ねんのにっぽんシリーズ、2003ねんのにほんシリーズ)は、2003年10月18日から10月27日まで行われた、セ・リーグ優勝チームの阪神タイガースと、パ・リーグ優勝チームの福岡ダイエーホークスによる、阪神甲子園球場福岡ドームで行われた第54回プロ野球日本選手権シリーズ試合である。

概要

5月ごろから首位を独走し1985年以来18年ぶりにセ・リーグを制覇した阪神と、100打点カルテットと呼ばれる脅威の攻撃力・機動力、安定した投手力で2000年以来3年ぶりにパ・リーグを制覇したダイエーの決戦は、1964年南海―阪神戦の関西決戦(御堂筋シリーズ)以来となる39年ぶりの対決。第1戦はダイエーのサヨナラ勝利で幕を開け、ダイエーのシリーズ最多得点零封試合、阪神の2試合連続サヨナラ勝利、勝利投手がすべて左投手、全試合ホームチームの勝利などの新記録を生んだシリーズになった。

第1戦

第1戦の先発は、阪神・井川慶とダイエー・斉藤和巳の20勝投手対決となった。日本シリーズで「20勝投手対決」となったのは、1972年巨人-阪急戦第1戦で登板した阪急・山田久志と巨人・堀内恒夫以来31年ぶりだった。

1回表、阪神はダイエー先発の斉藤から先頭の今岡誠が中前打を放ち、桧山進次郎が四球で続き不安定な立ち上がりを見せる斉藤を攻めたが、広澤克実が三振に倒れ先取点はならず。2回裏、ダイエーがペドロ・バルデスの四球とフリオ・ズレータの安打で先制のチャンスを迎え、村松有人のタイムリーで1点を先制する。3回裏川﨑宗則の内野安打と井口資仁の二塁打で追加点のチャンスを作るも、松中信彦のサードライナーの時に川崎が塁を飛び出してしまいダブルプレーで無得点。

対する阪神は4回表、先発斉藤からジョージ・アリアス片岡篤史が四球を選び、矢野輝弘の右越えの三塁打で2点を返し逆転に成功。その裏、今度はダイエーが城島健司のソロホームランで同点に追いつくと、ペドロ・バルデス、村松有人の連打の後、鳥越裕介犠牲フライで勝ち越し。

6回表、阪神はジョージ・アリアスの安打を皮切りに、矢野輝弘の併殺打の間に1点を奪って同点に追いつく。阪神はその裏、井川からジェロッド・リガンにスイッチ。しかし柴原洋の安打、川崎の四球から井口が右越えの二塁打で1点を奪い、再びダイエーがリードする。

7回表、ダイエーは先発の斉藤を降板させ、左のベテランリリーバー吉田修司を2番手に送る。しかしこれが裏目に出て、藤本敦士金本知憲の四球から、桧山に中前打を打たれ、4-4の同点に追いつかれてしまう。同点に追いつかれたダイエーは、3番手岡本克道が登板し、広澤を三振に仕留めてピンチをしのぐ。

9回表ダイエーは篠原貴行が登板。今岡に安打を浴び、赤星憲広送りバントで得点圏に進めるが無得点に終わる。その裏8回から登板している安藤優也から、松中が四球で出塁する。王監督は松中の足の怪我を考慮し、代走大越基を塁に送った。その後、フリオ・ズレータが左中間へサヨナラ打を放ち、ダイエーが先勝した。9回2死から登板した篠原が対戦打者わずか1人、投球数3球で勝利投手となった。

なお、サヨナラの打球にダイビングキャッチを敢行した赤星は腕を負傷。出場は続けたが、このシリーズにおいて怪我に悩まされて不振となる(シリーズ後のアテネオリンピック・アジア予選の日本代表チームに選出されていたが、この故障が原因で出場を辞退した)。

第2戦

第2戦の先発は、阪神・伊良部秀輝とダイエー・杉内俊哉

先制したのはダイエー。2回裏、バルデス、ズレータ、村松、鳥越、柴原、川崎の6連打が飛び出し一挙4点を奪う。

さらにダイエーは3回裏、城島の2試合連発となるソロホームランで5-0と大量リードし、伊良部をKO。城島は2000年の日本シリーズでの3試合連続本塁打に続く2度目の2試合連続本塁打。日本シリーズで2度の2試合連続本塁打を記録したのはオレステス・デストラーデ以来。一方、伊良部は6連続被安打という不名誉なシリーズ新記録を作ってしまった(1イニング6被安打もシリーズタイ記録)。阪神は伊良部の後に吉野誠が登板し、後続を断つ。阪神は4回表、走者を出すが無得点に終わる。

4回裏、ダイエーは村松が安打、鳥越が四球で出塁後、柴原、井口の四球から追加点のチャンスだったが松中がピッチャーゴロに倒れ無得点。

5回表、阪神はアリアスが安打で出塁したが無得点に終わってしまう。5回裏、3番手石毛博史が登板。城島をセカンドライナー、バルデス、ズレータに四球を出すが村松をショートゴロ、鳥越を三振に仕留める。

その後、7回裏にズレータの3ランホームランなどで5点、8回裏にはバルデスの3ランホームランで3点を奪い結局、13-0とダイエーが大勝し2連勝。日本シリーズ最多得点差試合および最多得点完封試合の記録を更新した。

第2戦まで「ダイエー強し」という印象が強かったが、場所を阪神甲子園球場に移した第3戦以降シリーズの流れが変わる。

第3戦

雨天の影響で一日延びた第3戦。舞台を甲子園球場に移し、阪神・トレイ・ムーアとダイエー・和田毅が先発。

先制したのはダイエー。1回表、ムーアの不安定な立ち上がりから川崎、井口、松中の連打で1点を奪う。

阪神は3回、ムーアがチーム初安打を放つが今岡が倒れ無得点。4回表城島が死球で塁に出たが、バルデスが併殺打に倒れる。

1点を追う4回裏、阪神は金本がバックスクリーンへのソロホームランを放ち、1-1の同点に追いつく。続く八木裕が四球で追加点のチャンスだったがアリアスが倒れて無得点。

6回表、ダイエーは柴原の安打から、川崎の送りバントで柴原を得点圏に進めるが井口、松中が倒れ無得点。7回表、バルデスの四球と村松の死球、鳥越の送りバントで2、3塁と勝ち越しのチャンスを迎えたが、先発和田に代えて打席に立った左投手キラー大道典嘉がセカンドゴロに倒れて無得点。

8回表から左のリリーフエース吉野が登板し、ダイエー打線を無得点に抑える。その裏阪神は、矢野の安打から藤本の送りバントで走者を得点圏に出す。続く沖原佳典に代打濱中おさむを出したが、ショートゴロに倒れ無得点。一方のダイエーも9回表に松中が安打で出塁したが、吉野の好投で無得点に終わる。

今シリーズ初めての延長戦に突入した試合は、10回裏に阪神がチャンスをつかむ。9回途中から登板していた抑えの篠原から、アリアスが8球粘っての四球、桧山の右前打で出塁してサヨナラのチャンスをつかむ。

矢野が敬遠され、打席には先日、優勝翌日に入籍していた事が発覚した藤本敦士。星野監督は打席に入る前に藤本のもとへ行き「嫁さんにいい格好してこい」と鼓舞激励した。結果は、センターへのサヨナラ犠牲フライで決着し、2-1で阪神の勝利。苦しんだ阪神が甲子園で息を吹き返した。

  • 日本シリーズでの犠牲フライによるサヨナラゲームは初の出来事だったが、阪神が日本シリーズでサヨナラ勝ちしたのは、1962年東映-阪神戦の第1戦以来41年ぶりで、延長戦に縺れ込んだのも同じく第1戦以来41年ぶりのことだった。
  • ダイエーが日本シリーズでサヨナラ負けを喫するのは、南海時代の1965年巨人-南海戦の第5戦以来38年ぶりで、延長戦に縺れ込みながら敗戦したのは1973年巨人-南海戦第2戦以来30年ぶり。

第4戦

第4戦、阪神は中4日の井川、ダイエーはブランドン・ナイトが先発した。

1回裏、立ち上がりが不安定なナイトは、赤星に四球を与えてしまう。続く金本の打席で赤星が盗塁に成功したが、王監督が赤星の盗塁に「アウトではないか」と抗議するも覆らず。スロー映像で見ると確かにタイミングはアウトであったが、城島の送球がショートバウンドしていたため印象が悪く、鳥越の好捕も報われなかった。結局金本も四球で塁に出て、4番に復帰した桧山が右中間への二塁打で阪神が2点を奪い、今シリーズで初めて阪神が先制する。続くアリアスは三振に倒れるが、片岡の安打が続き3点目をあげる。

2回表にダイエーが松中のソロホームランで1点を返し3-1とする。3回以降ナイトと井川の投げ合いが続き膠着状態が続く。

4回裏阪神は、2死から矢野が安打で出塁したが藤本が三振に倒れ、5回裏も井川が四球で出塁したが今岡の併殺打で無得点に終る。

6回表ダイエーの攻撃は鳥越が安打で出塁し、ナイトの代打に大道が送られたが、井川が気迫の投球で三振に仕留める。続く村松が左前打で出塁後、川崎に代えて代打・ズレータが出たがライトフライに倒れ、井口もショートゴロに終わり無得点。

6回裏ダイエーは2人目の投手渡辺正和が登板したが、金本が2試合連続のソロホームランを放ち、4-1と阪神が突き放す。渡辺は桧山をセカンドゴロに抑え、3人目佐藤誠につなげた。佐藤はアリアスに死球を与え、片岡をファーストフライと抑え2/3回を無得点に抑えた。続く4番手岡本が登板し、矢野を三振に仕留める。

7回表、ダイエーは松中の二塁打から、城島、鳥越、柴原の連打、村松の死球で井川を打ち崩し1点差まで詰め寄る。井川のリリーフに安藤が登板したが、出口雄大に押し出し四球を与えてしまいダイエーが4-4の同点で追いついた。その裏、阪神は今岡の安打が出たものの無得点に終わる。

8回表、ダイエーは松中が四球で出て、城島が併殺打で2死になったが、バルデス・柴原の四球、鳥越の内野安打で満塁とすると、本間満の打球を安藤がエラーし、5-4と勝ち越しに成功する。安藤はまさかの乱調で降板となったが、続く吉野が村松の代打、稲嶺誉をセカンドゴロに仕留め、後続を断つ。

その裏、ダイエーは第2戦以来のストッパーとして新垣渚を登板させたがこれが裏目に出る。金本に四球を与えて出塁。続く桧山は三振に倒れ1死からアリアスの打席で、金本が盗塁し得点圏に進む。カウント2-1からの4球目、外角に逃げていくスライダーを左前へ運んで金本が生還。5-5の同点に追いつく。続く吉野への代打の平下晃司、矢野が倒れ無得点に終わる。

9回表阪神はジェロッド・リガンが出口に安打を浴び、さらに井口の打席でボークを与えた後、送りバントで走者を三塁に進められる。ここで阪神は、リガンに代えて守護神ジェフ・ウィリアムスを登板させる。松中に四球を出すが城島をサードゴロに討ち取り、沖原のバックホームで矢野が飛び出した3塁走者の出口を本塁でアウトにする。続くバルデスを三振に仕留めて無得点に抑え、絶体絶命のピンチを乗り切り、試合は第3戦同様延長戦にもつれ込んだ。

10回表、ウィリアムスはダイエーの下位打線を無得点に抑える。その裏赤星がセンターフライに倒れた後、1死走者無しから金本が右翼席にサヨナラ本塁打を放ち、阪神が6-5で勝利し4時間10分に及ぶ死闘を阪神が制す。

この試合で『最後まで諦めない野球』の貫禄を見せ付けた阪神は、対戦成績を2勝2敗のタイに追いつき、星野監督自身日本シリーズで初めての2勝目を飾る。

第5戦

第5戦、阪神は下柳剛、ダイエーは斉藤が先発した。

先制したのは阪神。1回裏、金本が3試合連続、今シリーズ4本目のホームランで1-0とした。3試合連続本塁打、シリーズ4本塁打はともにシリーズタイ記録。

直後の2回表、ダイエーは、城島が安打で出塁すると、バルデスがレフトポールに直撃する2ランホームランを放ち2-1と逆転。さらに柴原が痛烈なライナーを放ったものの、藤本のファインプレーで流れを断ち切った。

2回裏、阪神はアリアスが安打で出塁、片岡の打席の時に盗塁を試みたが城島に刺され無得点。3回表、ダイエーは今シリーズ初のスタメン起用をされた出口が安打で出塁したが無得点。

5回まで下柳と斉藤の投げ合いが続き膠着状態に入る。

6回表、ダイエーは井口の四球から追加点のチャンスを作るも、松中はピッチャーゴロ、城島は三振に倒れ無得点。

6回裏、阪神は2死から今岡の安打、赤星がサードへの内野安打、金本の四球で2死満塁とし桧山が打席に立った。斉藤の3球目、真ん中の直球を左前にはじき返し、2点を奪って阪神が3-2と逆転。

その裏から阪神は小刻みな継投を展開する。4連投の吉野がバルデスを三振に仕留め、柴原には安打を許すが3番手・リガンが登板。鳥越の代打・ズレータをファーストフライ、斉藤の代打・本間を三振に仕留め、ダイエーの反撃を抑える。

7回裏ダイエーは篠原をマウンドへ送る。2死から藤本が中前打で出塁し、リガンの代打に濱中を送ったが三振に終わって無得点に終わる。

8回表に第1戦に続き第4戦でもリリーフに失敗した安藤が星野監督の計らいでリリーフ登板。安藤も前日の第4戦と違った投球で出口を三振、川崎をセカンドゴロに仕留め、期待に応えるピッチングを見せる。続く井口には四球を出すが、4番松中の打席でウィリアムスが登板。3球ともスライダーで三振に仕留め追加点を阻止。甲子園での最後の試合で、星野監督の中継ぎ投手陣の起用が見事的中する。

8回裏、今岡の代走に秀太を出し阪神に追加点のチャンスが来た時に、ダイエーは岡本をリリーフに送り、沖原を三振に仕留める。

9回表、ウィリアムスは城島をライトフライ、バルデス、柴原を三振にとり、阪神が3-2で勝利。本拠地に戻って息を吹き返した阪神が、2連敗から3連勝と王手をかける。この試合で阪神の安打数がダイエーの安打数を初めて上回る。 ところが再び福岡に戻り再びシリーズの流れが大きく変わる。

  • 阪神が日本シリーズ第1戦、第2戦を連敗後、第3戦から第5戦を3連勝した事例は1962年東映-阪神戦、1979年広島-近鉄戦、2000年巨人-ダイエー戦以来3年ぶり4度目。(1962年東映-阪神戦は第3戦で引き分けを挟み第4戦から第6戦で東映が王手。)

第6戦

福岡ドームでの第6戦は、阪神は伊良部、ダイエーは中7日の杉内が先発し第2戦の再現となった。

1回裏、ダイエーは阪神バッテリーの虚を突いて、川崎が絶妙なセーフティバントで出塁。これが伊良部のリズムを狂わせ、井口が右中間への2ランホームランを放ちダイエーが先制する。甲子園では不振だった井口が完全に復調した。

3回裏、川崎が死球で出塁し、伊良部の投球モーションを盗み盗塁を成功させる。続く井口の打球を藤本がエラーし、川崎は俊足を生かしてホームに生還。3点目を奪う。この回限りで伊良部は降板。変わって福原忍が登板。福原は松中に安打を打たれるが、城島をショートゴロ、バルデスを三振に仕留め後続を断った。

4回表、阪神は桧山のソロホームランで1点を返し3-1とする。その裏、ダイエーは鳥越が四球で出塁し盗塁を試みるも、矢野に刺され、後続も断たれた。

5回表矢野が安打を放ったが、藤本がセカンドライナーに倒れて無得点に終わってしまう。

続く5回裏には井口がヒットを放つも、松中が併殺打で無得点。しかし6回、甲子園の3連戦では代打だったズレータが安打を放ち、柴原のタイムリーで1点を追加して4-1と点差を広げる。

7回表桧山が安打を放ったが、浜中、片岡の代打・八木が倒れて無得点。

7回裏、これでシリーズ5連投となる吉野が登板。井口が安打を放ったが、松中を抑え無失点で切り抜ける。

8回表、先発の杉内に代わって、このシリーズでは未だ無失点の岡本が登板しまたも無得点に抑える。その裏阪神は石毛が登板したが、バルデスのソロホームランで5-1とダメ押し点を食らう。さらに石毛はズレータに四球を与え、ダイエーは代走に大越を起用。しかし、柴原と鳥越が倒れ無得点に終わる。

9回表、岡本は赤星に二塁打を打たれるが、金本を三振、桧山をセンターフライ、アリアスをショートフライと仕留めて5-1でダイエーの勝利。ダイエーが2勝3敗からの崖っぷちから這い上がり3勝3敗で逆王手をかけ、最終戦へもつれこんだ。

  • 日本シリーズで第6戦まで本拠地のチームが全ての試合を制するという事態は1979年以来24年ぶり。ちなみに同年の第7戦は広島が大阪球場[1]で日本一になる。
  • 第6戦の冒頭で実況アナウンサーが、10月22日に行われた第3戦で星野仙一監督と藤本の勝利インタビュー中CMが挿入され中断したことを謝罪した。

第7戦

第7戦の先発は、阪神・ムーアとダイエー・和田が先発。第3戦と同じ対戦となる。

1回表、阪神は先発和田の立ち上がりを攻めた。今岡が安打で出塁、赤星のバントを和田が処理を焦ってエラー。 無死一塁二塁の先制のチャンスとなったが、金本のライトフライ、桧山の併殺打で阪神は絶好のチャンスを逸した。 1回裏、ダイエーはムーアの不安定な立ち上がりを攻め、村松が三塁へのヒットと川崎の四球で得点圏に入れ、井口が倒れた後、松中の二塁打で2点を先制する。その後ムーアは城島、バルデスを三振に仕留める。

2回表、阪神はアリアス、濱中が倒れて、2死から矢野が右越えの二塁打を放つが藤本がサードライナーに倒れる。 2回裏、追加点を挙げたいダイエーは無得点に終わる。

3回表、今岡がセーフティバントで塁に出るが赤星が三振に倒れ、金本がサードゴロで倒れ無得点に終わってしまう。 3回裏、ダイエーは村松が三振に倒れた後、川崎が二塁打で出塁すると井口が右中間への2ランホームランを放つ。 松中がセカンドライナーで倒れ、2死から城島のソロホームランで5-0とリードしムーアを攻略。阪神は2番手のリガンが登板し、バルデスを三振に仕留め後続を断つ。

4回表、阪神は桧山がライトフライに倒れ1死後にアリアスがヒットを放ったが、濱中と矢野がライトフライに倒れ無得点に終わる。 4回裏ダイエーは三者凡退に倒れる。

5回表、阪神は関本健太郎のソロホームランで5-1と1点を返し、今岡、赤星の連打で得点チャンスを迎えるが、金本がセンターフライ、桧山が見逃しの三振に倒れる。 5回裏、ダイエーは川崎が安打で出塁したが後続が倒れる。

6回表、阪神は三者凡退に倒れる。 6回裏、城島が阪神の2番手リガンから二打席連続となるソロホームランを放ち6-1と大きくリード。城島は2000年のシリーズに続く2度目のシリーズ4本塁打。リガンを降板させ、6連投ながら無失点の吉野が登板。バルデスをショートフライ、ズレータをセカンドゴロ、柴原をセンターフライに打ち取りダイエーの反撃を断つ。

7回表、阪神は藤本の代打八木を送るが三振に倒れ、三者凡退に倒れる。この回から沖原がショートの守りにつく。 7回裏、ダイエーは鳥越に二塁打を打ち、川崎が送りバントで鳥越を送るが、井口の所でウィリアムスが登板。井口を三振に仕留めて後続を断たれ追加点奪えず。

8回表、左の和田を攻略しようと星野監督が動き、赤星の代打に中村豊を送ったがセンターフライに倒れ、続く金本、桧山も倒れる。 8回裏、ウィリアムスが好投し、松中、城島、バルデスから3者連続三振を奪う。

9回表アリアス、濱中が倒れ2死、このシリーズで5打席連続三振(日本シリーズタイ記録)を喫し、シーズン中から引退を表明していた広澤克実がソロホームランを放ち6-2とする。しかし時既に遅く、ラストバッターとなった沖原を和田が三振に仕留めてゲームセット。ダイエーが6-2で勝利し、ダイエーとしては4年ぶり2度目(前身の南海時代から数えると4度目)の日本一に輝いた。

  • 日本シリーズで第7戦までもつれたのは1993年以来10年ぶりで、野村克也率いるヤクルトと森祇晶率いる西武以来のことだった。
  • 広澤が41歳6カ月で代打ソロホームランを放ち、1992年西武―ヤクルト戦第1戦でヤクルトの杉浦享が放った40歳4ヶ月の記録を塗り替えるシリーズ史上最年長記録を更新。

2003年シリーズ記録集

  • 福岡に本拠地を置いているチームは西鉄1956年-1958年巨人を相手の3連覇、またダイエー自体も1999年の日本一があるが、これらはいずれも敵地での優勝だった。
  • 今回のダイエーの日本一は、福岡のチームが初めて本拠地で経験するものとなった。なおホークス自体も南海時代の1959年および1964年の日本一及び1999年の日本一はやはり敵地での優勝であり、ホークスとしても初めて本拠地で果たした日本一である。
  • 新人の先発投手が完投勝利を挙げたのは2000年巨人-ダイエー戦の第5戦で高橋尚成が完投勝利を挙げて以来3年ぶりであり、かつ胴上げ投手となったのは、1956年西鉄-巨人戦に出場した稲尾和久以来47年ぶり。稲尾は第6戦に先発し胴上げ投手となったが、7戦目までもつれ込んだシリーズで新人の先発投手が胴上げ投手となったのは今回が初めてである。
  • この試合を最後に現役引退を表明していた広澤は現役最後の打席をホームランで締めることになった。
  • 有料入場者数はシリーズ新となる28万6197人を記録。(第7戦終了当日には合計28万9640人と発表されていた。)

表彰

  • 最優秀選手賞:杉内俊哉(ダイエー) ※2勝をあげ阪神打線を完全に封じ込める。
  • 敢闘選手賞:金本知憲(阪神) ※シリーズの最多ホームランを放つ。
  • 優秀選手賞:井口資仁(ダイエー)、城島健司(ダイエー)、桧山進次郎(阪神)

結果

第1戦

10月18日(土)福岡ドーム 開始18:15(試合時間:3時間46分) 観衆数/36,105人 (※当日の発表:36,643人)

阪神 0 0 0 2 0 1 1 0 0 4
ダイエー 0 1 0 2 0 1 0 0 1x 5

(神)井川、リガン、●安藤(1敗) - 矢野
(ダ)斉藤、吉田、岡本、○篠原(1勝) - 城島
【本塁打】城島(4回裏・1号2ラン)

[審判]パ中村(球)セ笠原 パ山本 セ橘高(塁)パ セ渡田(外)

  • オーダー
阪神
1 [二] 今岡
2 [中] 赤星
3 [左] 金本
4 [右] 桧山
5 [指] 広澤
6 [一] アリアス
7 [三] 片岡
8 [捕] 矢野
9 [遊] 藤本
ダイエー
1 [右] 柴原
2 [三] 川﨑
3 [二] 井口
4 [一] 松中
大越
5 [捕] 城島 (1)
6 [左] バルデス
7 [指] ズレータ
8 [中] 村松
9 [遊] 鳥越

第2戦

10月19日(日)福岡ドーム 開始18:15(試合時間:3時間) 観衆数/36,246人 (※当日の発表:36,794人)

阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ダイエー 0 4 1 0 0 0 5 3 X 13

(神)●伊良部(1敗)、吉野、石毛、金沢 - 矢野、野口
(ダ)○杉内(1勝)、新垣 - 城島
【本塁打】城島(3回裏・2号ソロ)、ズレータ(7回裏・1号3ラン)、バルデス(8回裏・1号3ラン)

[審判]セ渡田(球)パ東 セ笠原 パ山本(塁)セ パ柿木園(外)

  • オーダー
阪神
1 [二] 今岡
秀太
2 [中] 赤星
3 [左] 金本
4 [右] 桧山
5 [一] 広澤
八木
6 [三] アリアス
沖原
7 [指] 濱中
8 [捕] 矢野
野口
9 [遊] 藤本
ダイエー
1 [右] 柴原
2 [三] 川﨑
3 [二] 井口
4 [一] 松中
走一 本間
5 [捕] 城島 (2)
6 [左] バルデス (1)
7 [指] ズレータ (1)
打指 大道
8 [中] 村松
出口
9 [遊] 鳥越

第3戦

10月22日(水)甲子園 開始18:16(試合時間:3時間20分)(延長10回サヨナラ) 観衆数/47,159人 (※当日の発表:47,722人)

ダイエー 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1
阪神  0 0 0 1 0 0 0 0 0 1x 2

(ダ)和田、岡本、●篠原(1勝1敗) - 城島
(神)ムーア、○吉野(1勝) - 矢野
【本塁打】金本(4回裏・1号ソロ)

[審判]パ柿木園(球)セ谷 パ東 セ笠原(塁)パ中村 セ橘高(外)

  • オーダー
ダイエー
1 [右] 柴原
2 [三] 川﨑
3 [二] 井口
4 [一] 松中
5 [捕] 城島 (2)
6 [左] バルデス (1)
7 [中] 村松
8 [遊] 鳥越
9 [投] 和田
大道
岡本
篠原
阪神
1 [二] 今岡
2 [中] 赤星
3 [左] 金本 (1)
4 [一] 八木
吉野
広澤
5 [三]一 アリアス
6 [右] 桧山
7 [捕] 矢野
8 [遊] 藤本
9 [投] ムーア
沖原
濱中
秀太

第4戦

10月23日(木)甲子園 開始18:15(試合時間:4時間10分)(延長10回サヨナラ) 観衆数/47,200人 (※当日の発表:47,746人)

ダイエー 0 1 0 0 0 0 3 1 0 0 5
阪神 3 0 0 0 0 1 0 1 0 1x 6

(ダ)ナイト、渡辺、佐藤、岡本、●新垣(1敗) - 城島
(神)井川、安藤、吉野、リガン、○ウィリアムス(1勝) - 矢野
【本塁打】松中(2回表・1号ソロ) 金本(6回裏・2号ソロ/10回裏・3号ソロ)

[審判]セ橘高(球)パ中村 セ谷 パ東(塁)セ渡田 パ山本(外)

  • オーダー
ダイエー
1 [中] 村松
岡本
稲嶺
新垣
2 [三] 川崎
ズレータ (1)
渡辺
佐藤
打中 出口
3 [二] 井口
4 [一] 松中 (1)
5 [捕] 城島 (2)
6 [左] バルデス (1)
7 [右] 柴原
8 [遊] 鳥越
9 [投] ナイト
大道
本間
阪神
1 [二] 今岡
2 [中] 赤星
3 [左] 金本 (3)
4 [右] 桧山
5 [一] アリアス
6 [三] 片岡
安藤
吉野
平下
リガン
ウィリアムス
7 [捕] 矢野
8 [遊] 藤本
9 [投] 井川
沖原

第5戦

10月24日(金)甲子園 開始18:15(試合時間:3時間21分) 観衆数/47,336人 (※当日の発表:47,775人)

ダイエー 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2
阪神 1 0 0 0 0 2 0 0 X 3

(ダ)●斉藤(1敗)、篠原、岡本 - 城島
(神)○下柳(1勝)、吉野、リガン、安藤、Sウィリアムス(1勝1S) - 矢野
【本塁打】金本(1回裏・4号ソロ) バルデス(2回表・2号2ラン)

[審判]パ山本(球)セ渡田 パ中村 セ谷(塁)パ柿木園 セ笠原(外)

  • オーダー
ダイエー
1 [中] 出口
村松
2 [三]遊 川﨑
稲嶺
3 [二] 井口
4 [一] 松中 (1)
5 [捕] 城島 (2)
6 [左] バルデス (2)
7 [右] 柴原
8 [遊] 鳥越
ズレータ (1)
篠原
岡本
9 [投] 斉藤
打三遊 本間
阪神
1 [二] 今岡
走二 秀太
2 [中] 赤星
3 [左] 金本 (4)
4 [右] 桧山
5 [一] アリアス
6 [三] 片岡
打三 沖原
7 [捕] 矢野
8 [遊] 藤本
9 [投] 下柳
平下
吉野
リガン
濱中
安藤
ウィリアムス

第6戦

10月26日(日)福岡ドーム 開始18:15(試合時間:2時間59分) 観衆数/36,188人 (※当日の発表:36,619人)   

阪神 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
ダイエー 2 0 1 0 0 1 0 1 X 5

(神)●伊良部(2敗)、福原、吉野、石毛 - 矢野
(ダ)○杉内(2勝)、S岡本(1S) - 城島
【本塁打】井口(1回裏・1号2ラン) 桧山(4回表・1号ソロ) バルデス(8回裏・3号ソロ)

[審判]セ笠原(球)パ柿木園 セ渡田 パ中村(塁)セ橘高 パ東(外)

  • オーダー
阪神
1 [二] 今岡
2 [中] 赤星
3 [左] 金本 (4)
4 [右] 桧山 (1)
5 [一] アリアス
6 [指] 濱中
7 [三] 片岡
八木
沖原
8 [捕] 矢野
9 [遊] 藤本
ダイエー
1 [中] 村松
2 [三] 川﨑
3 [二] 井口 (1)
4 [一] 松中 (1)
5 [捕] 城島 (2)
6 [左] バルデス (3)
7 [指] ズレータ (1)
走指 大越
8 [右] 柴原
9 [遊] 鳥越

第7戦

10月27日(月)福岡ドーム 開始18:15(試合時間:2時間47分) 観衆数/35,963人 (※当日の発表:36,341人)   

阪神 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2
ダイエー 2 0 3 0 0 1 0 0 X 6

(神)●ムーア(1敗)、リガン、吉野、ウィリアムス - 矢野
(ダ)○和田(1勝) - 城島
【本塁打】井口(3回裏・2号2ラン) 城島(3回裏・3号ソロ/6回裏・4号ソロ) 関本(5回表・1号ソロ) 広澤(9回表・1号ソロ)

[審判]パ東(球)セ橘高 パ柿木園 セ渡田(塁)パ山本 セ谷(外)

  • オーダー
阪神
1 [二] 今岡
2 [中] 赤星
打中 中村豊
3 [左] 金本 (4)
4 [右] 桧山 (1)
5 [一] アリアス
6 [指] 濱中
7 [捕] 矢野
広澤 (1)
8 [遊] 藤本
八木
沖原
9 [三] 関本 (1)
ダイエー
1 [中] 村松
2 [三] 川﨑
3 [二] 井口 (2)
4 [一] 松中 (1)
5 [捕] 城島 (4)
6 [左] バルデス (3)
7 [指] ズレータ (1)
8 [右] 柴原
9 [遊] 鳥越

テレビ・ラジオ中継

テレビ中継

  • 第1戦:10月18日(土)
実況:茅野正昌 解説秋山幸二牛島和彦(TBS) ゲスト解説:立浪和義中日
実況:工藤三郎 解説:大野豊
ゲスト解説:長嶋茂雄(前巨人監督) リポーター:黒氏康博(ダイエー側)、広坂安伸(阪神側)
  • 第2戦:10月19日(日)
実況:船越雅史(NTV) 解説:長池徳士中畑清(NTV)、江川卓(NTV) ゲスト解説:山本浩二広島監督)
  • NHK衛星第1NHK-BSハイビジョン 
実況:石川洋 解説:荒木大輔
ゲスト解説:長嶋茂雄 リポーター:黒氏康博(ダイエー側)、広坂安伸(阪神側)
  • 第3戦:10月22日(水)
実況:伊藤史隆 解説:吉田義男中西清起 ゲスト解説:真弓明信大阪近鉄バファローズヘッドコーチ)、立浪和義
9時半ごろに試合終了し、放送延長のため9時台の通常番組を休止し、ニュースステーションは定刻(9時54分)通りに放送されることとなった。しかし、CMを消化するため阪神・星野監督やサヨナラ犠牲フライを打った藤本敦士の勝利インタビューがCMによってほとんど放送されない事態が発生した。これにより朝日放送、テレビ朝日にインタビューを見られなかったファンからクレームがあった。朝日放送では翌日の「おはよう朝日です」において司会の宮根誠司アナウンサー(当時)らが謝罪すると共に前日のインタビューをノーカット版で放送した。
  • 第4戦:10月23日(木)
実況:赤木誠 解説:中村勝広 ネット裏解説:遠山奬志、秋山幸二(RKB)
ゲスト解説:高津臣吾ヤクルト、日本シリーズ終了後、FA宣言ホワイトソックスへ移籍)
  • NHK衛星第1NHK-BSハイビジョン 実況:石川洋 解説:与田剛
ゲスト解説:立浪和義 リポーター:冨坂和男(阪神側)、黒氏康博(ダイエー側)
  • 第5戦:10月24日(金)
実況:山本純也 解説:掛布雅之川藤幸三水野雄仁(NTV)
  • NHK衛星第1NHK-BSハイビジョン 実況:工藤三郎 解説:荒木大輔
ゲスト解説:梨田昌孝(近鉄監督) リポーター:冨坂和男(阪神側)、黒氏康博(ダイエー側)
  • 第6戦:10月26日(日)
実況:中山貴雄(EX) 解説:東尾修(EX)、栗山英樹(EX) ネット裏球種解説:西村龍次
  • 第7戦:10月27日(月)
実況:加地良光 解説:江夏豊TVO)、若菜嘉晴 ネット裏解説:駒田徳広(TX)、藤本博史 ゲスト解説:川相昌弘(巨人、引退表明後に撤回し中日に移籍)
テンプレート:Smaller
  • NHK衛星第1NHK-BSハイビジョン 実況:石川洋 解説:大島康徳・荒木大輔
リポーター:黒氏康博(ダイエー側)、広坂安伸(阪神側)
※KBCは1963年の西鉄対巨人戦以来の中継となったが、この当時はフジテレビジョン系列(現在のFNN/FNS系)とのクロスネット局関係にあり、KBCではフジテレビ系向けの放送を行っており、NET→テレビ朝日系(ANN系)向けの製作放送は今回が初めて(但し、これまでもネット受けは多数あった)であった。[2]

ラジオ中継

関連事象

「山陽新幹線シリーズ」

この年のシリーズは本拠地が山陽新幹線の両端の駅(新大阪駅博多駅)に近かったことから「山陽新幹線シリーズ」とも呼ばれた。当時の西日本旅客鉄道(JR西日本)社長の垣内剛も定例記者会見でこの表現を用いている。このシリーズを盛り上げるために大阪市福岡市はJR西日本に対し、阪神・ダイエー両球団のロゴをつけた新幹線の運行を要請。これを受けてJR西日本は山陽新幹線のひかりレールスター編成の一部に先頭車両の博多側(1号車)に阪神、新大阪側(8号車)にダイエーの球団ロゴをつけた「ホークス・タイガース応援列車」を運行した。

テレビ中継権への「王シュレット事件」の余波

FNN系列は、元々からテレビ西日本とホークス球団との関係が良好であり、ホークス戦の野球中継放送実績も非常に豊富であった。ところが、この年の8月13日に放映されたフジテレビ制作のバラエティ番組『水10!ワンナイR&R』における「王シュレット事件」を発端として球団側から怒りを買い抗議を受けていた為、結果として系列局全体がネットをした連帯責任を問われて、中継局として指名しないと言う宣告を受けて放送権を失うと言う珍事が発生した[3][4]

これにより、同じくホークス中継を多く放送していたTVQがNHK BS1との並列中継を条件に中継・放送権を獲得、1974年ロッテvs中日の第5戦以来29年ぶりにテレビ東京系列での中継が実現した。これは1982年に設立されたTXN確立後としては初めてで、普段はテレビ東京の番組を放送しないKBS京都やサンテレビでも特別にネットされた。しかし、TX系列はもともと系列局がない地域や系列局が多数あり(ケーブルテレビ区域外再放送も、CATVエリア内でも地元局の反対、地理的・技術的な問題などから未実施の地域も多くみられる)、送信所・中継局の不備も加わり、NHK BS1での並列放送についても、住居や共同受信設備が衛星放送に対応していない視聴者も多かったため、放送を見られない地域・設備からのクレームが相次ぐ等、事実上、先の王シュレット事件の余波によって系列局の苦労が水の泡になったばかりでなく、一部の視聴者が中継を視聴できないと言う二重の不幸が発生する結果となってしまった。

脚注

  1. 近鉄主催試合は本来なら日本生命球場または藤井寺球場での開催であったが、日本生命球場は収容人員が20,500人と日本シリーズ開催に必要な収容人数(30,000人)に満たず、藤井寺球場も当時はナイター設備がなかったことから、大阪球場を間借りして開催した。
  2. 本来は1999年のダイエー対中日第7戦も放送される予定になっていたが、ダイエーが4勝1敗で優勝を決めたため放送されなかった。なお、この試合は元はTXN九州(現・TVQ九州)が放映権を得ていたが、TXNのネット局が全国的に少ないことや当時はまだ民放キー局系の衛星放送が開局していない(デジタル放送として2000年12月1日開局)ことから、コミッショナーの裁定で放映権を委譲したものだった
  3. 西日本新聞 2003年8月19日
  4. また、第7戦のダイジェスト放送も、フジテレビ系列で実施された地域はなかった。

DVD販売

外部リンク

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