JR北海道キハ261系気動車
キハ261系気動車(キハ261けいきどうしゃ)[1]は、北海道旅客鉄道(JR北海道)が2000年(平成12年)から運用する特急形気動車である。
目次
概要
宗谷本線・石勝線系統の特急列車高速化に対応した車両として開発され、2007年現在においては特急「スーパー宗谷」および「スーパーとかち」両列車に使用されている。
これまでJR北海道が開発した特急用気動車としては、「スーパー北斗」用のキハ281系気動車や、「スーパーおおぞら」等向けのキハ283系気動車があり、いずれも制御付自然振子機構を搭載し、曲線区間での大幅な速度向上を実現した高性能車両であったが、寒冷地向けに特化した複雑な車両構造等の要因もあり製造・保守コストが高額であった。
本系列については、「北斗」「おおぞら」両系統よりも大幅に輸送需要の小さい宗谷本線系統の高速化に際して開発されたことから、本格的な制御付振子機構ではなく、先に通勤型車両キハ201系気動車で実用化されていた車体傾斜装置[2]を搭載することとし、その他エンジンなどの基本構造もキハ201系気動車をベースとするなど、製造コスト低減を図っている。
本系列の最初のグループ(基本番台)は宗谷本線の高速化事業にあわせて開発された。これはJR北海道と北海道ほか沿線自治体が出資する第三セクター「北海道高速鉄道開発」を事業主体とし旭川駅 - 名寄駅間の線路改良工事と車両の保有を行うもので、線路改良工事は1997年に着工され2000年に竣工した。本系列は同年3月11日のダイヤ改正より、札幌駅 - 稚内駅間の特急「スーパー宗谷」で営業運転を開始した。
大出力のディーゼルエンジンと前述の車体傾斜装置を搭載し、最高速度130km/h運転および曲線通過速度の向上[3]を可能とした本系列の投入により、札幌 - 稚内間の所要時間は以前の旧急行「宗谷」などで約5時間50分を要していたところが、最速4時間58分にまで大幅に短縮された。基本番台は全14両が製造され、運用中である。
2006年にはキハ183系気動車の老朽化に伴う置き換えおよび石勝線系統の特急列車高速化のため、一部の仕様を変更した1000番台が製造され、翌2007年10月1日のダイヤ改正より、札幌駅 - 帯広駅間の特急「スーパーとかち」で運用されている。
しかし2014年7月、JR北海道は軌道や車両への負担軽減、機器トラブルの防止を目的として、8月30日のダイヤ改正をもって本系列の車体傾斜装置の使用を取りやめることを発表した。このため「スーパー宗谷」「スーパーとかち」の平均所要時間が数分延びる。また、2013年12月の北海道新聞は、2015年度以降の本系列の増備分については車体傾斜装置の搭載を取りやめる方向でJR北海道が検討中と報じた。
北海道新幹線新青森-新函館北斗間開通時に合わせて、キハ261系1000番台が28両増備される予定である。
構造
車体
軽量構造のステンレス製構体を採用するオールステンレス車両で、前頭部のみ普通鋼製である。制御付き自然振子装置(最大傾斜角度5 - 6度)ではなく、空気バネ伸縮式車体傾斜装置(同3度)を搭載した本系列は車体の上部および下部の絞込みが小さく、客室窓下辺から上方が台形状に窄まる車体断面をもつ。客用扉は先頭車が片側2箇所、中間車が片側1箇所に設けられている。氷雪の侵入凍結による開閉不良を防止するため、客用扉は新幹線車両などと同様に空気シリンダーで車体外側に向かって押圧密着させて気密性を高める構造である。
先頭車はキハ281系気動車・キハ283系気動車と同様、前面に貫通扉を設けた高運転台式[4]とし、踏切事故などに備えた衝撃吸収構造としているが、前頭部の造型は両系列に比較し正面下部の絞り込みや後退角が小さく、下部スカートはキハ201系気動車同様の幅の広い形状である。灯火類は前照灯(HIDランプとシールドビームを並列配置)を正面下位の左右に設けるほか、運転台直上にも2灯を設ける。尾灯は運転台の風防内部に左右各1灯を設置する。
外部塗色は前頭部と客用扉周囲がコバルトブルー、塗装境界部にはJR北海道のコーポレートカラーである萌黄色(ライトグリーン)の縦帯を配し、客用扉の窓周りから車体の戸袋部までの部分は黄色[5]である[6]。前頭部側面には "Tilt261 Active Air Suspension System " のロゴマークを配している。正面の愛称表示器・側面の行先表示器はともに幕式で、号車表示・設備表示を一体化したサボ式プレートが客用扉付近に設置されている。
客室窓は製造当初は複層ガラスのみの構造であったが、冬季間に車両に付着した雪氷が走行中に落下して線路のバラストを跳ね上げ、窓に当たり破損する事故が頻発したことから、後にガラス外部にポリカーボネート製の透明保護板を追設する改造を行った。
なお、本系列の内外装デザインは、JR北海道と提携関係にあるデンマーク国鉄 (DSB) との共同制作第一号である[7]。
走行装置
テンプレート:Sound 設計段階において、函館本線内(札幌 - 旭川間)で785系電車(エル特急「スーパーホワイトアロー」)と併結運転を行う構想があったことから、785系電車と同等の走行性能を確保すべく、駆動機関は定格出力 460ps/2,100rpmの N-DMF13HZH形ディーゼルエンジンを搭載する。価格抑制と重量軽減の観点から、キハ260形100番台は1基、他車両は2基搭載とする[8]。液体変速機は変速1段・直結4段、パワーオン制御(自動車の半クラッチと類似の機構)付きの N-DW16A形である。基本の4両編成での定格出力は 3,220ps(約 2,400kW)に達する。
ブレーキ装置は電気指令式空気ブレーキで、機関ブレーキと排気ブレーキを併用する。基礎ブレーキ装置は両抱き式踏面ブレーキで、制輪子はJR北海道苗穂工場製の特殊鋳鉄制輪子[9]を使用しており、どのような条件においても、130km/hから十分な余裕をもって600m以内での停止が可能である[10]。
台車は軸梁式、ヨーダンパ付のボルスタレス台車 N-DT261形・N-TR261形で、枕バネの空気バネに車体傾斜装置をもつ。この車体傾斜装置(傾斜角は通常2度まで、最大3度)を搭載することで、半径600m以上の曲線では本則 +25km/h、同 600m 未満 400m 以上で +20km/h、同 400m 未満 220m 以上で +15km/hでの通過が可能である。なお、重心を下げるため、車輪径は810mmとしている。 テンプレート:-
室内設備
座席はフリーストップ式のリクライニングシートで、普通車の座席は横 2 + 2列の4列配置であり、座席モケットは車両ごとに色調が赤・緑・青のいずれかで統一されている。グリーン室の座席は横 1 + 2 列の3列配置で、表地は青色の牛革張り、肘掛は白木が用いられ、難燃加工が施されている。天井の配色は深い青で、そこにダウンライトを交えた照明が配置されている。
床の敷物は空間を広く見せるため、菱形模様(市松模様・ダイヤゴナルパターン)が施される。客室窓は中央に縦棧を設け、ロール式のカーテンを装備する。室内の仕切扉はタッチセンサー式の自動扉である。
バリアフリー対応として、車椅子など移動制約者対応の座席・トイレをキハ260形100番台に設置するほか、各車両の客用扉にはドアチャイム[11]を装備する。 テンプレート:-
1000番台での変更点
1000番台では基本構造を踏襲しつつ、以下の変更点がある。
車体外板はダルフィニッシュ仕上げが施され、ビード加工は省略されている。前頭部の形状は789系電車基本番台とほぼ同一の、正面下部の絞込みを大きくした意匠に変更された。灯火類は前照灯を縦に配置する789系電車と同一の配置である。前頭部以外の車端部には転落防止幌が設置された。車体の外部塗色は、客用扉窓 - 戸袋部周囲の配色を基本番台の黄色からオレンジ色[12]に変更している。
先頭車 + 中間車の2両を1ユニットとする構成は基本番台と同一であるが、本区分の車両増結は編成の端ではなく中間に挿入する運用形態をとる。増結用の中間車は6両まで連結でき、最大10両編成での運用が可能である。先頭車を介した増結は考慮されていないため、本区分では先頭車の自動幌と中間車の簡易運転台は共に準備工事のみとしている。先頭車キハ261形・キロ261形の前位側客用扉に隣接して車掌台を設け、戸閉スイッチなどの車掌用操作機器を備える。これは789系などと同様の構造である。
グリーン車は1両全車に拡大され、普通車の座席モケットは赤色と青色の2種類となった。その他の室内設備は基本番台とほぼ同一である。客室窓は当初から強化ガラス板とポリカーボネート板を一体化した複層構造のものを装備する。
正面の愛称表示器は幕式[13]だが、側面の行先表示器は3色LED式に変更され、列車名・行先・号車表示・設備表示を一体で表示する。
テンプレート:Double image stack 駆動機関は定格出力 460ps/2100rpm の N-DMF13HZJ形にマイナーチェンジされ、燃焼効率を向上させ有害排出物の低減を図っている。運用区間の石勝線には、トマム駅付近の標高543mをサミットとする最急12‰の長距離連続勾配が存在するため、機関は全車とも2基搭載としている。変速機は基本番台と同一の N-DW16A形である。台車は軸受の設計を変更し、140km/h走行対応とした N-DT261A 形とされた。
なお、本区分は連結幌取付部形状や、モニタ装置の伝送方式が基本番台と異なるため、基本番台車との混結はできない。 テンプレート:-
形式別詳説
基本番台
宗谷本線系統の特急列車に使用するため、1998年から富士重工業で製造された車両である。
北海道高速鉄道開発が保有し、JR北海道がリースを受ける形態である。ただし、2001年に追加製造された2両(SE-104編成)のみはJR北海道の自社保有であり、座席に追設された手すり・肘かけの大型化など細部仕様に差異がある。
- SE-200編成(201 - 203)
- 基本編成の稚内方に使用する編成で、キロハ261形 + キハ260形の2両で構成される。各形式とも、1998年に1両(201)、1999年に2両(202, 203)が製造された。
- SE-100編成(101 - 104)
- 基本編成の札幌方に使用する編成で、キハ260形 + キハ261形の2両で構成される。各形式とも、1998年に1両(101)、1999年に2両(102, 103)、2001年に1両(104)が製造された。
- キハ260形100番台(M1)
- 中間に組成される普通車(51席)。座席は緑色である。車掌室や移動制約者対応の諸設備を備え、洋式トイレ・洗面所と一部の座席を車椅子対応としている。
- 稚内方の車両端部に簡易運転台を設ける。駆動機関は1基のみ搭載する。
- キハ261形100番台(Mc1)
- 札幌方の先頭車で、普通車(56席)。座席は青色である。
- JRH kiroha261-203.JPG
キロハ261形200番台
(キロハ261-203 稚内駅) - JRH kiha260-203.JPG
キハ260形200番台
(キハ260-203 稚内駅) - JRH kiha260-104.JPG
キハ260形100番台
入口横に車椅子対応表示がある
(キハ260-104 稚内駅) - JRH kiha261-104.JPG
キハ261形100番台
(キハ261-104 稚内駅)
1000番台
石勝線・根室本線系統の特急「とかち」で使用されてきたキハ183系気動車を置き換え高速化を図るため、2006年から製造された車両である。
基本番台を製造した富士重工業が既に鉄道車両製造事業から撤退(新潟トランシスに事業譲渡)してしまっていたほか、JR北海道社内の技術力維持向上も図る観点から、本区分の製造にはノックダウン方式が採られ、車体構体と台車を川崎重工業から購入し、搭載機器や内装などの艤装作業はJR北海道苗穂工場が行った。
初年度は13両(2006年に4両、2007年に9両)が製造され、2007年10月から特急「スーパーとかち」で使用を開始した。2009年10月のダイヤ改正で「スーパーとかち」の増発に対応するため、同年に増備車8両が製造されている[14][15]。
2013年には新たに6両が増備された。これは、2011年5月に石勝線で発生した脱線火災事故で廃車となったキハ283系6両の代替として製造されたもので、構体製造を川崎重工業が、それ以外を新潟トランシスが担当した[16]。2012年10月30日から31日にかけて、構体が川崎重工業兵庫工場から新潟トランシス新潟事業所へ[17]、2013年6月15日から18日にかけて新潟トランシス新潟事業所から札幌運転所へそれぞれ甲種輸送された[18]。
2013年11月29日には、2015年度から2016年度にかけてキハ261系28両を新製し、キハ183系の一部を置き換える予定であることが報じられた[19][20]。
- ST-1100編成(1101 - 1104)
- 基本編成の帯広方に使用する編成で、キロ261形1100番台 + キハ260形1100番台の2両で構成される。各形式とも、2006年・2007年に2両(1101, 1102)、2009年に1両(1103)、2013年に1両(1104)が製造された。
- ST-1200編成(1201 - 1204)
- 基本編成の札幌方に使用する編成で、キハ260形1200番台 + キハ261形1200番台の2両で構成される。各形式とも、2006年・2007年に2両(1201, 1202)、2009年に1両(1203)、2013年に1両(1204)が製造された。
- キハ260形1200番台(M2)
- 中間に組成される普通車(60席)で、座席は緑色。札幌方にトイレ(共用洋式+男子小用)を設置。帯広方に電話室を設け、簡易運転台は準備工事のみ。
- キハ261形1200番台(Mc2)
- 札幌方の先頭となる普通車(56席)で、座席は青色。
- キハ260形1300番台(M3, 1301 - 1311)
- 2007年に5両(1301 - 1305)、2009年に4両(1306 - 1309)、2013年に2両(1310, 1311)が製造された。
- 増結用として中間に組成される普通車(60席)で、座席は青色。車内配置はキハ260形1200番台と同一であるが、電話室の代わりに荷物置場を設ける。簡易運転台は装備しない。
- JRH kiro261-1101 20071018.jpg
キロ261形1100番台
(キロ261-1101 帯広駅) - JRH kiro261-1102 interior 20090408.jpg
キロ261形1100番台 車内
(キロ261-1102 帯広駅) - JRH kiha260-1101.JPG
キハ260形1100番台
(キハ260-1101 新得駅) - DC260-1102 syanai.jpg
キハ260形1100番台 車内
(キハ260-1102 帯広駅) - JRH kiha260-1201.JPG
キハ260形1200番台
(キハ260-1201 新得駅) - JRH kiha261-1201.JPG
キハ261形1200番台
(キハ261-1201 新得駅) - JRH kiha260-1305.JPG
キハ260形1300番台
(キハ260-1305 新得駅)
改造
- グレードアップ座席
- 2009年4月から同年秋にかけて、1000番台の一部の座席をキハ281系、キハ283系などで導入している「グレードアップ座席」に交換した[21]。対象となったのは、指定席として使用するキハ260形(1100番台、1200番台、1300番台)[22]の全車両で、自由席のキハ261形1200番台は対象外となる。
編成・運用
基本番台
14両全車を苗穂運転所に配置し、以下の列車・区間で運用する。
- 特急「スーパー宗谷」(札幌駅 - 稚内駅):1 - 4号
使用開始時点では4両編成3本(12両)のみで運用され、増結運用時の予備車がない状態であった。これを解消するため、2001年に1ユニット2両(SE-104編成)が追加投入されている。
本系列は先頭車 + 中間車の2両で1ユニットを構成し、編成番号もこの2両単位で付番される。識別記号「SE」を車両番号に冠し、「SE-202」などと表す。SE-100編成(札幌方)+ SE-200編成(稚内方)で組成した4両編成を基本として使用する。
テンプレート:TrainDirection | ||||||
号車 | 4 | 3 | 2 | 1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
形式 | キハ261 -100 |
キハ260 -100 |
- | キハ260 -200 |
キロハ261 -200 |
増結時は、基本の4両編成に別の2両ユニットを増結した6両編成となる。増結形態により、号車番号と車両設備の対応が異なる。
- 前方増結
テンプレート:TrainDirection | |||||||||
号車 | 4 | 3 | 2 | 1 | 増22 | 増21 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
形式 | キハ261 -100 |
キハ260 -100 |
- | キハ260 -200 |
キロハ261 -200 |
+ | キハ260 -200 |
キロハ261 -200 |
- 後方増結
テンプレート:TrainDirection | |||||||||
号車 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
形式 | キハ261 -100 |
キハ260 -100 |
+ | キハ261 -100 |
キハ260 -100 |
- | キハ260 -200 |
キロハ261 -200 |
1000番台
27両全車を札幌運転所に配置し、以下の列車・区間で運用される。
当初、増結用の中間車キハ260形1300番台を基本編成の中間に1両連結し、5両編成で営業運転に用いられていたが、2010年10月のダイヤ改正で減車され、増結車を用いない4両編成を基本として営業運転を行っていた。2013年11月1日からのダイヤ修正により、5両編成での運転に戻されている。
基本番台と同様、先頭車 + 中間車の2両で1ユニットを構成し、編成番号は2両単位で付番される。識別記号「ST」を車両番号に冠し、「ST-1102」のように表す。
テンプレート:TrainDirection | ||||||||
号車 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
形式 | キハ261 -1200 |
キハ260 -1200 |
- | キハ260 -1300 |
- | キハ260 -1100 |
キロ261 -1100 |
脚注
参考文献
- 交友社 『鉄道ファン』1999年5月号 No.457 p69 - 76
- 交友社 『鉄道ファン』2006年12月号 No.548 p70 - 73
- 鉄道ジャーナル社 『鉄道ジャーナル』2004年12月号 No.458 特集:JR北海道の幹線輸送
- 電気車研究会 『鉄道ピクトリアル』2007年10月臨時増刊号 No.795 鉄道車両年鑑2007年版 p59 - 61
外部リンク
関連項目
テンプレート:JR北海道の車両リスト- ↑ JR北海道では公式Webサイトなど外部文書において「261系気動車」の表記を使っている。
- ↑ 先頭車に搭載したジャイロセンサー(角速度センサー)のデータにより曲線を検知して、その後に各車両に搭載された車体傾斜電磁弁により、台車の外軌側の空気バネ内圧を高めることより車体傾斜させるシステム。
- ↑ 宗谷本線の名寄-稚内間では地上設備が未改良のため、この区間は車体傾斜装置を停止させて走行し、最高速度も95km/hとなる。
- ↑ かつては前面貫通扉と出入台との間は開放されており、乗客が前面展望を楽しむことも可能であったが、2010年1月29日に発生した函館本線踏切事故で当該列車(789系1000番台)の先頭車前頭部が大破したことを受け、2010年5月1日以降は一般客の立入は禁止されている。
- ↑ 道北などに自生し初夏に開花するエゾカンゾウをイメージしたものである。
- ↑ 『鉄道ジャーナル』2000年4月号、鉄道ジャーナル社、2000年、p.82
- ↑ 『鉄道ジャーナル』2013年5月号
- ↑ 『鉄道ジャーナル』2000年4月号、鉄道ジャーナル社、2000年、p.80
- ↑ JR北海道の他の新形式車両にも装備されている。
- ↑ 『鉄道ジャーナル』2000年4月号、鉄道ジャーナル社、2000年、p.81
- ↑ JR北海道の特急形車両では初の採用である。
- ↑ 道東などに自生し、夏に開花するエゾスカシユリをイメージしたものである。
- ↑ この幕には通常1000番台が運用に入らない「スーパーおおぞら」・「スーパー宗谷」・「サロベツ」といったヘッドマークも用意されており、札幌運転所などの一般公開で披露されることがある。
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ キハ261系1000番台増備車が苗穂工場から出場 - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2009年8月26日
- ↑ JR貨+JR北キハ261系構体輸送 - 鉄道ホビダス ネコ・パブリッシング RMニュース 2012年10月31日
- ↑ キハ261系の構体輸送が行なわれる - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2012年10月31日
- ↑ キハ261系1000番台6両が甲種輸送される - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2013年6月17日
- ↑ JR北海道、16年度までに88車両導入 安全対策へ追加投資 - 北海道新聞 2013年11月29日
- ↑ 新ディーゼル車導入へ JR北海道、老朽化対策 - 産経新聞 2013年11月29日
- ↑ テンプレート:PDFlink - 北海道旅客鉄道プレスリリース 2009年4月8日
- ↑ キハ260形1200番台は当初、自由席として使用されていたため、「スーパーとかち」の減車運用が開始された2009年から実施。