JR北海道789系電車
テンプレート:鉄道車両 789系電車(789けいでんしゃ)とは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が2002年(平成14年)から運用する交流特急形電車である。
目次
概要
1988年の津軽海峡線(青函トンネル)開業以降、北東北 - 道南間の昼行列車は特急「はつかり」および快速「海峡」の2系統を主とする運行体制がとられてきたが、2002年12月の東北新幹線延伸開業(盛岡駅 - 八戸駅)を契機に、八戸駅 - 青森駅 - 函館駅間の列車体系を再構築し、同区間の運転系統を特急列車として統一する方針が採られた。
当初は、道央地区のエル特急「ライラック」などで使用されていた781系電車の転用も検討されたが、20km以上におよぶ連続勾配や高湿度など青函トンネル内の過酷な走行条件に鑑み、新形式の特急形電車を開発する方針が採られ本系列が製造された。2002年12月1日のダイヤ改正より、特急「スーパー白鳥」として営業運転を開始した。2005年と2011年にも追加製造され、対本州連絡運用の主力車両として用いられている。
また、引き続き道央圏で運用されていた781系電車の老朽化が進行していることから、その置換え用として、2007年に一部の仕様を変更した1000番台が製造された。同年10月1日のダイヤ改正から、エル特急「スーパーカムイ」として主に新千歳空港駅 - 札幌駅 - 旭川駅の区間で785系電車と共通運用されている。2013年11月のダイヤ変更から、エル特急「すずらん」として室蘭駅 - 東室蘭駅 - 札幌駅の区間で785系電車と共通運用されている。
構造
基本番台
車体はステンレスを用いた軽量構体で、運転台を含む前頭部のみ普通鋼製である。ダルフィニッシュ加工が施された平板を用い、従来のステンレス車体に見られたビード加工はされない。車体断面はキハ261系気動車と共通で、客室窓下辺から上方が台形状に窄まる形状である。客用扉は中間車では片側1箇所、先頭車では片側2箇所に設け、中間車では客用扉を2箇所に増設可能な準備工事[* 1]がなされている。
前頭部の形状はキハ261系の意匠を基本とするが、中央下部はキハ283系気動車に類似する絞込みの大きい形状をもつ。増解結を頻繁に行うことから前面に貫通扉を設け[* 2]、車両間の通り抜けが容易に行える構造である。前照灯・補助灯はキハ261系の横配列から縦配列に変更された。標識灯は運転室の風防内に左右各1灯を設ける。正面の愛称表示器は幕式、車体側面の行先表示器は3色LED式である。
2両または3両単位の編成を複数組成して使用するため、中間車のうち編成の端になる車両には、構内運転のための簡易運転台を設ける。 先頭車となる車両には車掌スイッチと連絡ブザーをドア横に設置する[* 3]。
外部塗色は前頭部と客用扉を含む部分がJR北海道のコーポレートカラーである萌黄色(ライトグリーン)、前頭部の塗装境界部には青色の帯、客用扉の塗装境界部には津軽海峡の地形図をデザインした帯を配する。前頭部側面には "HEAT789"[* 4]のロゴマークが配されている。
常時高湿かつ騒音の大きい環境の青函トンネルを走行するため、車体は板厚を増して防音防湿が図られているほか、客用扉などの気密性を強化している。また、トンネル内は12‰の勾配が続くことから、編成中の電動車の比率を多くして列車全体の出力を確保し、上り勾配区間でも最高速度140km/hでの連続走行を可能としているほか、万一1組の電動車が故障してもトンネルからの脱出が可能な構成としている。また、同区間の下り勾配走行に備え、抑速装置として回生ブレーキを装備する。
制御機器は731系電車のシステムを用いている。シングルアーム型パンタグラフを搭載し、IGBT素子を用いたVVVFインバータ装置でかご形三相誘導電動機N-MT731形 (定格出力230kW) を制御する。床下は防雪カバーで覆われ、車両端部の連結面直下にも着雪防止のカバーを設ける。車体傾斜装置は装備しないが、装備のための準備工事がなされている。
台車も731系電車のものを基本とした軸梁式ボルスタレス台車 N-DT789形・N-TR789形で、車輪径は 810 mmである。
車内は青色の天井に両側照明が配置され、床の敷物はグレーを基調とした菱形模様となっている。窓は2席分の連続窓となっており、フリーストップタイプのカーテンを装備する。
座席はフリーストップ式のリクライニングシートで、普通車は座席モケットの色を赤色(偶数号車)緑色(奇数号車)を主体とし、一部に青色をランダムに配置する構成としている。グリーン室の座席は横 1+2 列の3列配置とされ、表地は青色の牛革張りで、大型の肘掛には難燃加工木材を用いている。
トイレは、洋式の共用トイレと男子小用トイレをクハ789形・クロハ789形・モハ789形に設置し、クロハ789形では車椅子対応の大型のものとしている。 テンプレート:-
なお、内外装デザインは、JR北海道と提携関係にあるデンマーク国鉄 (DSB) との共同制作である。
1000番台
1000番台では基本構造を踏襲しつつ、以下の変更点がある。
車体は基本番台の構造を踏襲するが、常時5両の固定編成で運用されることから中間車の簡易運転台はなく、先頭車前頭部の貫通扉も廃止された。一方で新たに乗務員用の側扉を設け[* 5][* 6]、灯火類の意匠もシャープな形状となった[* 7]。客用扉は当初より片側2箇所とされた。前面の愛称表示器はフルカラー表示の、側面行先表示器は3色表示のLED式で、号車表示・設備表示は共通運用される785系電車と同様、ピクトグラム表示のステッカーを客用扉付近に貼付する。
外部塗色も785系のカラースキームを継承したもので、客室窓直下に濃淡バイオレット+萌黄色の帯を配し、前頭部付近で下方に弧を描くデザインである。前頭部はシルバーメタリック塗装で、正面中央には黒色の帯を縦位置に配する。
普通車のみの編成でありグリーン車は連結されないが、4号車のモハ789形はグレードアップ指定席「uシート」となっており、客室窓を座席と同間隔の小窓としている。化粧室はオストメイト対応の多目的トイレを新たに設ける。車内販売の準備室は設けられず、自動販売機が設置される。
電動車の構成は基本番台と異なり、785系や西日本旅客鉄道(JR西日本)の681系電車などと同様の「MTユニット」構成を採用しており、付随車であるサハ788形(3号車)にシングルアーム型パンタグラフと主変圧器を装備し、両隣の電動車モハ789形(2・4号車)に電力を供給する構成となっている。制御方式・台車は基本番台と同一仕様であるが、歯車比と主回路構成を変更し、走行性能を維持しつつ編成中の電動車数およびパンタグラフ数を削減している。編成のMT比は2M3Tの構成であるが、3M2T構成の785系と同等の走行性能を有する。 テンプレート:-
形式解説
基本番台
2002年から川崎重工業および東急車輛製造[* 8]で製造された、特急「スーパー白鳥」用の車両である。
当初は基本編成を5両として構成したが、同区間を並行して運転する特急「白鳥」(東日本旅客鉄道(JR東日本)485系3000番台6両編成)と比較して混雑が目立ち、輸送力増強のため2005年に追加製造され、基本編成はサハ789形を追加した6両編成となった。2011年には東北新幹線の新青森駅までの全線開業に合わせ、基本編成6両1本が増備された。編成番号は識別記号「HE」[* 9]を冠する。
※ 追加製造後の編成内容は「編成・運用」節を参照されたい。
- HE-100編成
- 基本編成の函館・新青森方に組成される編成で、クロハ789形+モハ788形+サハ789形の3両で構成される。
- 各形式とも、2002年・2005年に 101 - 105 の5両[* 10]、2011年に 106 が製造された。
- クロハ789形100番台
- モハ788形100番台
- 中間電動車で、パンタグラフと自然冷却式の主変圧器を搭載する普通車(60席)である。
- 青森方に簡易運転台を、函館・新青森方にフリースペース[* 11]を設けている。
- サハ789形100番台
- 編成増強のため2005年に追加製造された付随車で、普通車(68席)である。
- 青森方に簡易運転台を設ける。
200px | 200px | 240px |
左:サハ789 106 中:モハ788 106 右:クロハ789 106 |
- HE-200編成
- 基本編成の青森方に組成される編成で、モハ789形+モハ788形+クハ789形の3両で構成される。
- 各形式とも、2002年に 201 - 205 の5両、2011年に 206 が製造された。
200px | 200px | 200px |
左:クハ789 204 中:モハ788 204 右:モハ789 204 |
- HE-300編成
- 2005年に製造された増結用の編成である。モハ788形+クハ789形の2両で構成され、増結用車両として青森方に連結される。両形式とも、301, 302の2両が製造された。
- モハ788形300番台
- 中間電動車で、パンタグラフと自然冷却式の主変圧器を搭載する。
- 普通車(68席)で、函館・新青森方に簡易運転台を設ける。
- クハ789形300番台
- 運転台をもつ制御車で、青森側の先頭車となる普通車(56席)である。
- トイレ(共用+男子用)・洗面所を設ける。
1000番台
1978年からエル特急「ライラック」などで運用されてきた781系を置き換えるため、2007年に川崎重工業で製造された車両である。
札幌駅 - 旭川駅間のエル特急「スーパーカムイ」および、同列車が直通運転する札幌駅 - 新千歳空港駅間の快速「エアポート」と、札幌駅 - 東室蘭駅間のエル特急「すずらん」および、同列車が直通運転する東室蘭駅 - 室蘭駅間の普通列車で運用される。編成内容は「編成・運用」節を参照されたい。
- クハ789形
- 運転台をもつ制御車で、トイレ(共用+男子用)洗面所を備える。
- モハ789形
- 主電動機を搭載する中間電動車で、パンタグラフ・主変圧器は装備しない。
- サハ788形
編成・運用
基本番台
2014年3月15日ダイヤ改正現在
40両全車を函館運輸所に配置し、以下の列車・区間で運用する。
HE-100 番台編成と HE-200 番台編成で構成される6両編成が基本であるが、多客期には青森方に HE-300 番台編成を増結し、8両編成で運転される。この増結車には785系300番台(NE-303編成)も共通で使用される。また、HE-300 番台編成の代用として HE-100番台 編成からサハ789形を外し、これに HE-200 番台編成を2編成増結した 2+3+3両 の旧形態の編成で使用することもある。
増結は必ず青森方に行われ、函館・新青森方のクロハ789形は常に編成の端となる。
テンプレート:TrainDirection | |||||||||||
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
形式 | クロハ789 -100 |
モハ788 -100 |
サハ789 -100 |
- | モハ789 -200 |
モハ788 -200 |
クハ789 -200 |
+ | モハ788-300 モハ784-303 |
クハ789-300 クハ785-303 |
テンプレート:TrainDirection | |||||||||||
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
形式 | クロハ789 -100 |
モハ788 -100 |
- | モハ789 -200 |
モハ788 -200 |
クハ789 -200 |
+ | モハ789 -200 |
モハ788 -200 |
クハ789 -200 |
編成番号は2両・3両単位で付番され、識別記号「HE」を冠し「HE-104」のように表す。
推移
- 2002年12月1日ダイヤ改正
2002年12月1日の東北新幹線八戸開業による「スーパー白鳥」運転開始に備え、2002年9月から10月にかけて23両(2両×4本+3両×5本)が新製された[2]。同年12月1日より「スーパー白鳥」での営業運転を開始した。通常期は2両(HE-100番台編成)と3両(HE-200番台編成)を連結した5両編成で、繁忙期は青森方にHE-200番台編成を連結した8両編成で運転された。
テンプレート:TrainDirection | |||||||||||
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通常 | クロハ789 -100 |
モハ788 -100 |
- | モハ789 -200 |
モハ788 -200 |
クハ789 -200 |
|||||
繁忙期 | クロハ789 -100 |
モハ788 -100 |
- | モハ789 -200 |
モハ788 -200 |
クハ789 -200 |
+ | モハ789 -200 |
モハ788 -200 |
クハ789 -200 |
- 2006年3月18日ダイヤ改正
同じ区間を走行する「白鳥」が6両編成で運転されるのに対し、「スーパー白鳥」は5両編成とされたことから本州区間での混雑がネックとされた[3]。また、同ダイヤ改正で「スーパー白鳥」が2往復増発されることにより運用増加が見込まれた。そこで、HE-100番台編成の3両化及びHE-105編成の増備により通常期の6両編成化を行った。また、増結用としてHE-300番台編成(2両×2本)も新製された。運用面では、前述の変更の他に本州内のみの運行となる特急「つがる」(青森駅・弘前駅 - 八戸駅)の運用が設定された。
東北新幹線の全線開業に伴うダイヤ改正により2010年12月3日限りで同列車は運転を終了し、本州内のみの運用は消滅している。
編成表
編成番号 | クロハ789 (Tsc) |
モハ788 (M1) |
サハ789 (T) |
+ | モハ789 (M2) |
モハ788 (M3) |
クハ789 (Tc) |
編成番号 | 製造メーカー | 落成日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HE-101 | 101 | 101 | + | 201 | 201 | 201 | HE-201 | 川崎重工業 | 2002.9.3 | |
101 | 2005.12.25 | |||||||||
HE-102 | 102 | 102 | + | 202 | 202 | 202 | HE-202 | 2002.9.17 | ||
102 | 2005.12.24 | |||||||||
HE-103 | 103 | 103 | + | 203 | 203 | 203 | HE-203 | 2002.9.20 | ||
103 | 2005.12.22 | |||||||||
HE-104 | 104 | 104 | + | 204 | 204 | 204 | HE-204 | 2002.10.02 | ||
104 | 2005.12.20 | |||||||||
HE-105 | 105 | 105 | 105 | 2005.12.19 | ||||||
+ | 205 | 205 | 205 | HE-205 | 2002.10.3 | |||||
HE-106 | 106 | 106 | 106 | + | 206 | 206 | 206 | HE-206 | 2011.4.20 |
編成番号 | モハ788 (M3j) |
クハ789 (Tc) |
製造メーカー | 落成日 |
---|---|---|---|---|
HE-301 | 301 | 301 | 川崎重工業 | 2005.12.22 |
HE-302 | 302 | 302 | 2005.12.20 |
1000番台
30両[* 12]全車を札幌運転所に配置し、以下の列車・区間で運用する。
- エル特急「スーパーカムイ」(札幌駅 - 旭川駅)
- 快速「エアポート」(札幌駅 - 新千歳空港駅)
- 「ホームライナー」(札幌駅 - 手稲駅・小樽駅)
- エル特急「すずらん」(札幌駅 - 東室蘭駅)
- 室蘭本線普通列車の一部(東室蘭駅 - 室蘭駅)
- その他、回送列車として、旭川駅 - 旭川運転所[* 13]間の宗谷本線を走行する。
テンプレート:TrainDirection | ||||||
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
形式 | クハ789 -1000 |
モハ789 -1000 |
サハ788 -1000 |
モハ789 -2000 |
クハ789 -2000 |
編成番号は車両番号に識別記号「HL」[5]を冠し、「HL-1001」のように表す。
なお、本系列の全般検査は、札幌市東区(苗穂駅隣接)の苗穂工場が全車を担当する。函館運輸所所属の基本番台は、苗穂工場までの途中区間に非電化区間があるため、ディーゼル機関車の牽引で回送される。
編成番号 | クハ789 (Tc1) |
モハ789 (M) |
サハ788 (TA) |
モハ789 (Mu) |
クハ789 (Tc2) |
製造メーカー | 落成日 | 廃車日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HL-1001 | 1001 | 1001 | 1001 | 2001 | 2001 | 川崎重工業 | 2007.6.1 | |
HL-1002 | 1002 | 1002 | 1002 | 2002 | 2002 | 2007.7.3 | ||
HL-1003 | 1003 | 1003 | 1003 | 2003 | 2003 | 2007.7.3 | ||
HL-1004 | 1004 | 1004 | 1004 | 2004 | 2004 | 2007.9.3 | ||
HL-1005 | 1005 | 1005 | 1005 | 2005 | 2005 | 2007.9.5 | 2011.3.24 | |
HL-1006 | 1006 | 1006 | 1006 | 2006 | 2006 | 2007.9.10 | ||
HL-1007 | 1007 | 1007 | 1007 | 2007 | 2007 | 2007.9.18 |
廃車
2010年1月29日、深川市の函館本線深川駅 - 妹背牛駅間の深川6号踏切で、「スーパーカムイ24号」(HL-1005編成)が大型ダンプカーと衝突。この事故でHL-1005編成は先頭車が脱線し前頭部が大破したほか、3両目までの内外装が大きく損傷した(函館本線踏切事故)[6]。事故後、当該編成は2011年3月24日付で全て廃車され、8月末に解体された。その後、2011年4月時点では代替新造が行われていない[7][8]。
脚注
出典
参考文献
- 交友社 『鉄道ファン』 2002年12月号 No.500 P.100 - 107
- 交友社 『鉄道ファン』 2007年8月号 No.556 P.84 - 85
- 交友社 『鉄道ファン』 2007年10月号 No.558 P.58 - 65
- 鉄道ジャーナル社 『鉄道ジャーナル』 2002年4月号 No.426 特集 : 北海道 - 冬を走る
- 鉄道ジャーナル社 『鉄道ジャーナル』 2004年12月号 No.458 特集 : JR北海道の幹線輸送
- 鉄道ジャーナル社 『鉄道ジャーナル』 2006年4月号 No.474 特集 : 雪と氷の鉄路 北海道
- エムジーコーポレーション 『北海道JR系現役鉄道車両図鑑』 2009年 ISBN 9784900253612
外部リンク
関連項目
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タグがありますが、対応する <references group="*"/>
タグが見つからない、または閉じる </ref>
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- ↑ 『JR電車編成表 '03夏号』 ジェー・アール・アール、2003年、p.7。
- ↑ 『鉄道ジャーナル』2012年4月号、鉄道ジャーナル社、2012年、p.36
- ↑ 4.0 4.1 4.2 ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2014冬、交通新聞社、2013年、p.9、ISBN 9784330424132。
- ↑ Hokkaido Limited expressの意。
- ↑ 6.0 6.1 テンプレート:PDFlink
- ↑ 交通新聞社『JR電車編成表 2011夏』
- ↑ 交友社『鉄道ファン』2011年7月号(通巻603号)「JR車両ファイル2011・JR車両のデータバンク2010/2011」