RNBドリームナイター
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RNBドリームナイターは、愛媛県松山市に本社を置く、RNB南海放送ラジオが、ナイターシーズン中に放送されるプロ野球中継専門の番組である。以前のタイトルは、「RNBナイター」→「RNBゴールデンナイター」→「RNBパワーアップナイター」だったが、2005年から、今の中継タイトルとなる。
放送データ
放送データ(2014年)
- 放送日時:毎週火曜日~金曜日
- 放送時間:毎週火曜日~金曜日:18:30~試合終了(最大延長21:50まで)[1]
- 延長された場合、『バンリク』(四国放送からネット)を短縮して対応する。ただし、全国放送のカードを差し替えて松山坊っちゃんスタジアムでの試合を中継し、そちらが全国放送のカードよりも先に終了した場合、『バンリク』の裏送りは行われないため、『南海クラシック』などのフィラー番組を放送して対応する。
地域(球団)/曜日 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|
北海道(日) | HBC | STV | ||
宮城(楽) | TBC | |||
関東(巨・ヤ[2]・横・西・ロ) | TBS | LF | ||
中京(中) | CBC | SF | ||
近畿(神・オ) | ABC | MBS | ABC | |
広島(広) | RCC | |||
福岡(ソ) | RKB | KBC |
放送ネット
- 2005年までは日曜(JRN)にも、2010年までは土曜(2009年までJRN。2010年のみNRNでキー局は文化放送)にもレギュラー放送されていた。
- 日本シリーズは、第1・2・3・6・7戦がJRN(火曜開催の第3戦は、関西発の場合MBSが担当)、第4・5戦がNRN(年度により異なるが、ニッポン放送・文化放送のラインが1試合ずつ)のネット体系である。JRNナイターの土日中継が廃止された2010年以降も同様のネット体系を維持する(2011年は第1戦がデーゲームであったため放送されなかった)。
地元開催試合の対応
松山坊っちゃんスタジアム開催のプロ野球公式戦は、RNBの後援の有無、主催球団により対応が分かれている。
- ヤクルト主催ゲームは、RNBが後援を行っているため、放送を行う場合が多い。
- 2007年6月8日金曜日の対日本ハム戦は、NRNネットの金曜日であったことからニッポン放送制作の裏送りによりネットされた[3]。
- 2008年8月6日水曜日・8月7日木曜日の対中日戦は、NRN全国向け放送カードになったため通常通りニッポン放送よりネットされた(6日解説:デニー友利、7日解説:達川光男)。
- 2009年5月9日土曜日の対広島戦は、この年までJRNネット日である土曜ながら差し替えで放送された。地方開催のためニッポン放送が制作し、LF-MBSラインの扱いで、RCCにもネットされ4局ネットで放送された(解説:若松勉)。[4]。また、予備カードもNRN全国向け放送カードである巨人対中日戦(文化放送制作)に振り替えた。なお、5月10日日曜日のデーゲーム開催分は中継されなかった[5]。
- 2010年4月17日土曜日の対巨人戦は、NRN全国向け放送カードになったため文化放送よりネットされた(解説:笘篠賢治)。また、4月18日日曜日開催分は、通常番組を休止してデーゲーム中継を行った。しかし全国放送を行わないためか、ニッポン放送制作(解説:若松勉)での放送となった[6]。
- 2011年5月7日土曜日の対広島戦については、この年から土曜日の中継枠自体がなくなったため、中継されないことになった[7]。また、5月8日日曜日のデーゲーム開催分も中継されなかった[8]。
- 2012年4月14日土曜日の対広島戦については、昨年から土曜日の中継枠はなくなっているが、本年は通常番組を休止し文化放送からネット受け(NRN全国向け放送カード、解説:松沼雅之)して中継された[9]。なお、4月15日日曜日のデーゲーム開催分は中継されなかった[10]。
- 2013年5月10日金曜日の対阪神戦については、6年ぶりにニッポン放送制作の裏送りによるRNB単独放送(解説:高津臣吾)となった[11]。なお、5月11日と12日の中継は行われなかった[12]。
- 2014年8月24日日曜日の対DeNA戦については、日曜日の定時中継が廃止された2006年以降では初めて通常番組を休止し、文化放送からの裏送りにより東海ラジオとの2局ネットで放送(解説:土肥義弘)[13]。なお、8月23日の中継は行われなかった[14]。
- また、巨人主催ゲームも同様にRNBが後援を行っているため、積極的に放送を行っている。
- 一方で阪神主催ゲームは、RNBが後援を行っていない[15]ため、積極的には放送を行っていない。
- 日本野球機構(NPB)が主催するオールスターゲームは積極的に放送している(なお、RNBは後援していないが、系列新聞社である愛媛新聞が運営主幹を行っている)。
- その他、2010年8月28日土曜日には、同球場で開催の東京六大学野球オールスターゲームを自社製作放送。NRNナイターは予備カード扱いとなった。
脚注
- ↑ 2013年度までは18:00~の放送だった。
- ↑ JRN(TBSラジオ)ネットの時はヤクルト主催ゲームの中継はできない(日本シリーズおよび本拠地球場開催のオールスターゲームを除く)。この場合に松山坊っちゃんスタジアムでのヤクルト主催ゲームを放送する場合、NRNラインに切り替える。
- ↑ 日本ハムの地元である北海道はSTVラジオが松山に中継スタッフを派遣し自社制作で放送した。
- ↑ この日のNRN全国向け放送カードは巨人対中日戦(東京ドーム)であった。土・日の屋内球場の裏開催試合をNRNナイター制作局である文化放送からではなくニッポン放送からのネットとする手法は、この他にも東海ラジオが「ヤクルト対中日」を、TBCが「ヤクルト対楽天」を放送する際等に採られている。これは屋内球場開催の場合、予備カードからの昇格がよほどのことが無い限り起きないためである。但し、RCCは、首都圏本拠地球場等で開催のナイターでは、ナイターオフ編成に消化試合を放送する場合を除き、ニッポン放送での放送の有無にかかわらず、原則として文化放送からNRN予備カード扱いの中継の裏送りを受けている。
- ↑ RCCはニッポン放送からの裏送り放送。解説:達川光男。
- ↑ なお、両日ともに同じく後援しているテレビ愛媛でもテレビ中継が行われた。土曜日はフジテレビ系全国中継、日曜日はフジテレビとテレビ愛媛の2局で放送。
- ↑ RCCはニッポン放送制作のLF-MBSラインをネットし放送。解説:達川光男。なお、NRN全国向け放送カードは東海ラジオ制作の中日対巨人戦。
- ↑ RCCはニッポン放送からの裏送り放送。解説:若松勉。
- ↑ LF-MBSラインもニッポン放送が制作し放送した。解説:野村弘樹。RCCはNRN全国向け放送カードをネット。
- ↑ RCCはニッポン放送からの裏送り放送。解説:達川光男。
- ↑ NRN全国向け放送カードはDeNA対巨人(横浜)であり、新聞ラテ欄の発表では不手際によりこのカードが記載されていた。また、阪神の地元であるABCならびにMBSは、それぞれ松山に中継スタッフを派遣し自社制作で放送したが、ABCは金曜のNRNラインの大阪地区担当であるため、自社向けとの兼務の形で阪神側のベンチリポーターをRNBの中継に派遣した。
- ↑ 11日はABCとMBSの自社制作のほかは、DeNA対巨人(新潟)の予備としてニッポン放送と文化放送が中継要員を配置したのみ。デーゲームとなる12日はABCが自社制作したのみである。
- ↑ NRN全国向け放送カードの扱いを受けているが、2013年以降の日曜NRNナイターについて、文化放送自体は制作のみの参加となり自社では中継を行っていない。また、東海ラジオは放送権の都合上、同日の巨人対中日のデーゲームを中継できないため、その代替として同カードをネット。なお、ニッポン放送も別途松山に乗り込み、関東地区独占中継を実施。
- ↑ 同日のNRN全国向け放送カードならびにニッポン放送の本番カードは巨人対中日戦。ただし文化放送はNRN第1予備扱いで中継スタッフを配置していた。
- ↑ 愛媛の放送局では愛媛朝日テレビ(eat)のみ共催。eatは水曜のABC制作テレビ中継『スーパーベースボール・虎バン主義』の技術協力も行ったが、番組編成や放送権料・テレビ朝日及び番組スポンサーとの間の番組差替許可手続き等の関係上、自社では放送しなかった。また対戦相手の地元局・広島ホームテレビも同様の理由から放送しなかった。
- ↑ 結果的に第二予備カードであったNRNでもヤクルト対中日戦が中止となったためMBS制作全国向けカードとなった。解説:中村勝広。
- ↑ RCCはJRNに切り替えてABCからネットし放送。解説:吉田義男。尚当日開催のDeNA対巨人戦及びヤクルト対中日戦が中止で本カードが開催された場合、RNBはNRN第二予備カードとして本カードをMBSからネットする可能性はあったが、当日全試合行われた為実現しなかった。
- ↑ テレビではあいテレビ(ITV)開局前に旧松山市営球場で開催されたオープン戦をRCC・RNBが共同制作・同時ネットした事がある。
- ↑ テレビ中継は広島テレビと共同制作し、RNB及び日本テレビ系列で全国中継された。解説:掛布雅之、江川卓、水野雄仁。
- ↑ テレビ中継はテレビ朝日が制作を行い、テレビ朝日系列全国中継され、愛媛では愛媛朝日テレビが放送。制作協力も行う。解説:古田敦也、工藤公康。
関連項目
- Dramatic Game 1844(南海放送テレビ)