上沼恵美子のおしゃべりクッキング
テンプレート:告知 テンプレート:Notice テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(かみぬまえみこのおしゃべりクッキング)は、朝日放送(ABC)制作でテレビ朝日系列にて平日午後に放送されている料理番組で、上沼恵美子の冠番組。
週毎にテーマを決め、司会の上沼がそのテーマに合ったゲストを迎えて料理しながらトークするトーク番組でもある。
『金子信雄の楽しい夕食』の後を引き継いで、1995年4月3日に放送を開始した。
目次
概要
和・洋・中各料理の講師として、大阪あべの辻調理師専門学校の主任・専任教授が出演している。
上沼はABCラジオで月曜日の同時間帯に放送される『上沼恵美子のこころ晴天』のメインパーソナリティも務めている。
ABCホームページのアクセスランキング数は、日曜日を除いては常にトップを独走している(日曜日は『プリキュアシリーズ』がトップ)。
新聞のテレビ欄における表記は、文字数制限の問題から「上沼料理」もしくは「上沼」のみ。
1996年4月から1年半、『ワイド!スクランブル』の内包番組となり、それまでの13:00開始から13:05頃の不定開始となった。その後、同番組の枠変更に伴い、再度単独番組に復すも、同番組内包前に比べ、放送時間が5分繰り下がった。
番組開始以来長らく標準画質での収録を行ってきたが、2008年9月22日の放送からハイビジョン制作に移行。同時にステレオ制作(フルステレオ放送)へ変更された。
番組は隔週水曜日に、ABC本社Bスタジオ(それまでは観客を入れずにABCホールでの収録)で2週間分計10本まとめ撮りの形を取って収録されている。その為、大抵2週間目の木曜、金曜辺りでは上沼と講師が火の前でボーッとしてしまうことがよくある。
2010年1月、かつて14年9ヶ月に渡り放送された『シャボン玉プレゼント』[1]の持っていた同枠での放送年数最長記録を更新した。
『日刊スポーツ』(大阪・名古屋本社発行版のみ)のテレビ番組面に、放送当日に紹介されるレシピが写真入りで掲載されている。また『西日本新聞』[2]のテレビ番組解説欄にも放送当日に紹介されるレシピが掲載されているほか、佐賀県の地方紙 『佐賀新聞』にも放送当日に紹介されるレシピがカラー写真付きで掲載されている。
2011年までダイヤルQ2を使った料理情報サービスが行われていた(番組の最後に電話番号が画面下に表示されていた)。
2013年9月末以降、本番組が上沼がレギュラー出演する唯一の全国ネット番組となっている。
2014年4月1日より、放送時間を12:30 - 12:44に変更する[3][4]。これにより、TBS系列時代の1964年1月7日に開始した『いつか青空』(昼ドラ)以来、TBS系列→NET(→テレビ朝日)系列と変わりながら50年続いたABC制作13時台帯番組[5]は、初めて12時台での放送となる。この日以降、本番組と『徹子の部屋』(テレビ朝日制作)の枠移動に伴い、テレビ朝日系列の13:05 - 13:55枠はローカルセールス枠に転換された。形式上は単独番組の扱いだが、事実上は1997年9月以来13年半ぶりの「ワイド!スクランブル」への内包(フロート番組)である。またこれに伴い、直前・直後番組の接続も変更、『徹子の部屋』からは司会の黒柳徹子が5秒告知をした後にステブレレスで接続、また『ワイド!スクランブル』(第2部)へは上沼が「橋本さ~ん、お願いしま~す!」と、『ワイド!スクランブル』スタジオ内の橋本大二郎(同番組メインキャスター)を呼びかけて、そのままステブレレスで接続した[6]。
出演者
司会
講師
2007年3月末まで
- 畑耕一郎(辻調理師専門学校・日本料理主任教授)
- 本多功彌(同・イタリア料理専任教授)
- 小阪英幸(同・中国料理専任教授)
2007年4月から
番組も2,000回を突破し(畑は『料理天国』など長らくテレビに出演していた)、畑・本多・小阪の3講師が降板し、新たに若い3人の講師を招く形となった。新講師に課せられた最初のテーマは、番組の看板企画である「簡単スピードメニュー」である。
- 濱本良司(辻調理師専門学校・日本料理教授)(~2013年6月)
- 若林知人(同・西洋料理教授)
- 宮崎耕一(同・中国料理教授)
2013年7月1日から
- 若林知人(辻調理師専門学校・西洋料理教授)
- 宮崎耕一(同・中国料理教授)
- 岡本健二(同・日本料理教授)
ゲスト
週代わりでゲストが呼ばれる。番組開始から2008年9月19日放送分まではゲストも一緒に厨房セットに立って調理の手伝いをしていたが、同年9月22日放送分からは調理を手伝わなくなり、テーブルに座って料理が出来上がるのを待つスタイルに変わった(調理中のトークには参加している)。なお「簡単スピードメニュー」など一部のテーマを扱う週ではゲストなしでの放送となっていた。が、2014年4月以降は「簡単スピードメニュー」を含む週でもゲストあり。
使用曲
- オープニングテーマ
- 渡辺邦孝「元町チャチャ」
- エンディングテーマ
- 2003年春先から、上沼の『コスモス揺れて』の曲がエンディングに使われる様になったものの、2006年10月からは、以前と同様にオープニングと同じ曲が流される様になった。
主なスタッフ
(2010年4月現在)
- 構成:鶴田純也
- ブレーン:田中静
- ナレーター:かわたそのこ(2008年8月10日 - 14日は大津美奈子が担当した)
- ディレクター:矢野政臣、芝聡(ABC)、小八木敬三
- AP:南佳澄(レジスタエックスワン)
- プロデューサー:尾島憲(ABC)、長谷川豊(レジスタエックスワン)※元フジテレビアナウンサーの長谷川豊とは無関係。
- システムキッチン:Panasonic(隔日でスポンサー、畑・小阪・本多の出演末期に、一瞬だけであるがCM出演していた)
- 制作協力:大阪あべの辻調理師専門学校、関西東通(旧・大阪東通→東通大阪支社)
- 制作著作:ABC・レジスタエックスワン(2008年2月29日までは「エックスワン」と表記)
放送事故
2004年9月7日の放送で放送中、テープが早送りになった。この際、ABCのしばらくお待ちください画面で対応した。これにより放送が5分程度中断し、CM後、冒頭から放送された。なお、この際、CM終了間際に画面がブラックバックになり「上沼恵美子のおし」という文字が放送されてしまった。なお、ABC放送分では確認しているが、ネット各局への影響は不明。
ネット局
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送曜日・放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
近畿広域圏 | 朝日放送(ABC) | テレビ朝日系列 | 月 - 金曜 12:30 - 12:44 |
【制作局】 |
関東広域圏 | テレビ朝日(EX) | 同時ネット | ||
北海道 | 北海道テレビ(HTB) | |||
青森県 | 青森朝日放送(ABA) | |||
岩手県 | 岩手朝日テレビ(IAT)[7] | |||
宮城県 | 東日本放送(KHB) | |||
秋田県 | 秋田朝日放送(AAB) | |||
山形県 | 山形テレビ(YTS) | |||
福島県 | 福島放送(KFB) | |||
新潟県 | 新潟テレビ21(UX) | |||
長野県 | 長野朝日放送(abn) | |||
静岡県 | 静岡朝日テレビ(SATV) | |||
石川県 | 北陸朝日放送(HAB) | |||
中京広域圏 | メ〜テレ(NBN) | |||
広島県 | 広島ホームテレビ(HOME) | |||
山口県 | 山口朝日放送(yab) | |||
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送(KSB) | |||
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ(eat) | |||
福岡県 | 九州朝日放送(KBC) | |||
長崎県 | 長崎文化放送(NCC) | |||
熊本県 | 熊本朝日放送(KAB) | |||
大分県 | 大分朝日放送(OAB) | |||
鹿児島県 | 鹿児島放送(KKB) | |||
沖縄県 | 琉球朝日放送(QAB)[8] |
過去に放送されていた局
ネット局に関する備考
- 2012年3月まではCS放送のスカイ・A で1週遅れの放送があったが、同年4月以降はテレビ朝日系列フルネット24局のみで放送されている。
- 制作局の朝日放送では全国高等学校野球選手権大会のうち準々決勝ならびに準決勝開催日と月 - 金曜日のいずれかがかち合うと『ABC高校野球中継』が優先される。この場合当番組は朝日放送では後刻へ臨時枠移動となり、系列局では通常の放送時間帯に先行ネットとなる。なお、2014年は朝日放送に限り、『徹子の部屋』はネット返上となる。また、地区大会を放送している系列局も『徹子の部屋』と2番組1セット扱いで当日時差放送を実施する局がある(この場合もスポンサードネットで放送される)。
- 2014年度については、8月11-15日にテレビ朝日系列フルネット全局で「徹子の部屋」「ワイド!スクランブル・第2部」がそれぞれ時間枠を拡大して放送する都合上、13:45-14:00に臨時枠移動・拡大して放送する。また制作局の朝日放送では、8月18日から全国高等学校野球選手権大会準々決勝開催予定前日は通常と同じ時間帯での放送。同じく準々決勝・準決勝予定日はこれまで同様に別日午前中(試合日程によっては当日夕方)に臨時枠移動するが、朝日放送以外の全ネット局では通常の放送日時に先行裏送りネットとなる[9]。
テキスト
学研パブリッシングから毎月21日に発売されている。2014年4月号からは電子版の配信が開始された[10]。
脚注・出典
外部リンク
テンプレート:上沼恵美子- ↑ 上沼は海原千里・万里時代の1976年度に、同番組の司会を西川きよしと共に務めている。
- ↑ 福岡県を中心とした九州のブロック紙。
- ↑ 「徹子の部屋」正午放送 「いいとも!」後継番組と勝負スポニチアネックス 2014年1月24日(当日閲覧)
- ↑ テレ朝「弱点だった」昼帯17年ぶり大幅改編「徹子」「ワイド」… Sponichi Annex 2014年3月15日閲覧。
- ↑ 原点は1958年から1963年12月まで続いた月曜20時台前半ドラマ枠(牛乳石鹸共進社一社提供枠)。
- ↑ これに伴い当番組の提供クレジットは、ラスト少し前に行う様に変更された。
- ↑ 1996年10月1日放送開始。
- ↑ 1995年10月2日放送開始。
- ↑ 大会休止に伴う休止・以降番組
- ↑ ABC朝日放送の長寿番組の雑誌が初電子化! 月刊誌『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』が4月号より電子版配信開始!学研パブリッシング 2014年4月1日