トマト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年8月3日 (日) 13:59時点におけるParanoia (トーク)による版 (日本での生産・需要)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:生物分類表

ファイル:ミニトマトの実の付け方.JPG
ミニトマトは一度に10個以上実をつけることも珍しくない。地植えにして支柱を立ててやると1本のトマトから100個以上は収穫できる
ファイル:Tomatoes plain and sliced.jpg
トマトの実。縦断面と横断面
ファイル:Tomaten im Supermarktregal.jpg
ミニトマト(またはプチトマト)。付け合せやお弁当用のトマトとして日本でも広く普及している。

テンプレート:栄養価

トマト(学名:Solanum lycopersicum)は、南アメリカアンデス山脈高原地帯(ペルーエクアドル)原産のナス科ナス属植物。また、その果実のこと。多年生植物で、果実は食用として利用される。緑黄色野菜の一種である。日本語では唐柿(とうし)、赤茄子(あかなす)、蕃茄(ばんか)、小金瓜(こがねうり)などの異称もある。

種としてのトマト

トマトは長らく独自の属(トマト属 Lycopersicon)に分類されてきたが、1990年代ごろからの様々な系統解析の結果、最近の分類ではナス属 (Solanum) に戻すようになってきている。元々リンネはトマトをナス属に含めてlycopersicum(ギリシャ語lycos '狼' + persicos '桃')という種小名を与えたが、1768年フィリップミラーがトマト属を設立して付けたLycopersicon esculentumが学名として広く用いられてきた。この学名は国際藻類・菌類・植物命名規約上不適切な(種小名を変えずにLycopersicon lycopersicumとすべき)ものであったが、広く普及していたため保存名とされてきた。しかし系統解析によりトマト属に分類されてきた植物がナス属の内部に含まれることが明らかとなったため、ナス属を分割するか、トマト属を解消してナス属に戻すかの処置が必要になった。したがってリンネのやり方に戻して、学名もSolanum lycopersicumとするようになっている。

植物学において、近年トマトはナス科のモデル植物として注目されている。Micro Tom は矮性で実験室でも育成が可能な系統として利用されている。また、国際的なゲノムプロジェクトも行われ、ゲノム(約3万5千この遺伝子の位置・構造、7億8千万の塩基配列)を解読した[1]

栽培種としてのトマト

植物的特性

日本では冬に枯死するため一年生植物であるが、熱帯地方などでは多年生であり適切な環境の下では長年月にわたって生育し続け、延々と開花結実を続けることができる。1本仕立てで1年間の長期栽培を行うとその生長量は8 m〜10 mにも達する。

通常の品種(支柱に誘引するタイプ)では発芽後、本葉8葉から9葉目に最初の花房(第一花房)が付き、その後は3葉おきに花房を付ける性質をもつ。地這栽培用の品種では2葉おきに花房をつける品種も多い。 また、各節位からは側枝が発生する。側枝では5葉目と6葉目に花房が付き、その後は3葉おきに花房を付けるが、側枝は栽培管理上、除去される事が多い。 株がストレスを受けると正常な位置に花が付かない(花飛び)現象が発生するため、株が適切に生育しているかどうかを示す指針となる。

適温は昼温20〜25度、夜温10〜20度とされる。気温が30度を超えた環境では花粉稔性の低下により着果障害や不良果が増加し、最低気温が5〜10度を下回ると障害を受ける。適湿度は65〜85%でありこれ以下では生育が劣り、これ以上では病気が発生しやすくなる。

潅水量が多すぎると果実が割れ、少ないと障害果が発生するため、高品質な果実を作るためには潅水量の細かい制御を必要とする作物である。潅水量を減らすことで高糖度な果実を生産することができるが、収量は減少する。水耕栽培では養液の浸透圧を制御する事で高糖度化を行うことができる。

トマトにはアルカロイド配糖体(トマチン)が含まれる。その含量は品種や栽培方法によって異なるが、かずさDNA研究所による測定例では、花 (1100 mg/kg) 、葉 (975 mg/kg) 、茎 (896 mg/kg) 、未熟果実 (465 mg/kg) 、熟した青い果実・グリーントマト (48 mg/kg) 、完熟果実 (0.4 mg/kg) という報告がされている。

品種

色による分類ではピンク系赤系緑系に大別される。 ピンク系トマトの果実はピンク色を呈し、赤系トマトの果実は濃い赤やオレンジ色を呈する。 日本ではピンク系トマト(‘桃’系)が生食用として広く人気を博し、赤系トマトはもっぱら加工用とされた。しかし近年になって赤系トマトには、抗酸化作用を持つとされる成分リコピンが多量に含まれていることから利用が見直されている。その他に白、黄、緑色、褐色、複色で縞模様のものがある。果実にはゼリー状物質が満たされているが、一部の品種ではピーマンのように中空である。他に、実が細長いイタリアントマトや、実が極めて小ぶりで凹凸の少ないミニトマトがある。葉の形は、ニンジン葉(葉の切れ込みが特に深い)やジャガイモ葉(切れ込みが少なく、浅い)の葉を付ける品種では、トマトと気づかれない事も多い。

海外では多くの品種が赤系トマトであるが、国産の品種は生食用として栽培されるものはピンク系のものが殆どであり、加工用品種、台木用品種やミニトマトに赤系のものが見られる。

世界では、8000種を超える品種があるとされ、日本では農林水産省の品種登録情報ページによれば、120種を超えるトマトが登録されている(2008年5月現在)[2]。これは、野菜類の登録品種数の中でも、目立って多い。一方で一代雑種のF1品種は登録されないことが多く、桃太郎などの有名な品種の登録はない。

世界には日本で流通しているピンク系トマトの桃太郎に代表される桃色、丸型のトマト以外のトマトが非常に多く、むしろ、桃色以外の品種の方が圧倒的に多い。これらの品種を栽培する愛好家が増えているようである。

本来、皮の色が黄色いため果肉と合わさって赤色に見えるのが赤系トマト、皮が透明の場合は桃色系トマトとなる。他にも、黒、緑、白、オレンジ、黄色、2色混合などのカラーバリエーションがある。

また、形も日本では見られない、プリーツと呼ばれるヒダが大きく入ったものが数多くあったり、トマトソースにするための細長い形の品種も各色揃っている。これらの品種でトマトソースやジュースを作ると、何色もトマトソースを作ることが可能である。

世界のトマトの味は、日本の大玉品種のように甘さに重点を置いたものではなく、旨味、香り、酸味、食感、見た目を楽しませてくれる品種が数多く存在する。

また、これらの品種は固定種であり、自家採種可能であり、代々種を引き継いで育種することができる。

果実の大きさによる分類では大玉トマト(200 g以上)、ミニトマト(20〜30 g)、中玉(ミディ)トマト(前2者の中間)、に分類される。ただし、栽培方法によって果重は変化するため、品種とは関係ない分類である。もっとも、それぞれの果実の大きさに適した品種というものは存在し、例えばミニトマトに適した品種としてパキーノ地方原産のパキーノトマト(チェリートマト)も生産されている。マイクロトマトと称して流通しているのはSolanum pimpinellifoliumであり、Solanum lycopersicumLycopersicon esculentum)とは別種である。水を極力与えず高糖度化をはかると、大玉に適した品種であっても、果実が小さくなる。

小さく甘みの強いフルーツトマトとは、高糖度化をはかったトマトの事であり、品種名を示すものではない。例えばフルーツトマトの代表的なものに高知県高知市一宮(いっく)地区の徳谷トマトがあるが、これは一宮の特に徳谷地区の塩分を含む土壌で、あえて成長を遅く、実が小ぶりになるように栽培し、糖度を高めたものを指す。つまり地域と栽培法に由来する命名であり、特定のトマトの品種を指しての命名ではなく、この地区で糖度が高くなるように栽培されたトマトは品種に関係無く全てが徳谷トマトである。また、塩トマトがあるが、これは熊本県八代地域の干拓地など塩分の多い土壌で育成されたトマトの内、特別に糖度が高いものを指す。品種は主に「桃太郎」であるが、特に品種が指定されている訳ではない。

日本での生産・需要

農林水産省の野菜生産出荷統計によれば、トマトの作付け面積は、1985年ごろから減少傾向にあり、ピーク時の75%程度にまで落ち込んでいる。これは飛躍的な増加を見せた1960年代後半以前のレベル(15,000ヘクタール以下)である。収穫量ベースでも、ピーク時の1980年代の80%程度、7 - 800,000トン程度を推移している。近年、加工用トマトとミニトマトは、作付面積、収穫量ベースでそれぞれ10%程度を占める。また、生産量のトップは熊本県でありシェアは13.0%(平成21年度)を占める。続いて、北海道茨城県が共に7.0%となっている[3]

総務省2000年家計調査によれば1世帯当たりの年間購入量(重量ベース)では、トマトは生鮮野菜類中5位に位置する。これは一般消費者家庭でダイコンジャガイモキャベツタマネギに次いでトマトが多く消費されることを示唆するものだが、出荷量、収穫量ベースで見てもトマトはこれらの野菜に次いで5位を占めている(平成13年野菜生産出荷統計)。 また、家計調査によれば、野菜の主要品目が10年前と比べて軒並み減少または横ばい傾向にある中、ネギと並んで目立った増加を見せている数少ない野菜類のひとつである。

栽培の歴史

ヨーロッパへは、1519年にメキシコへ上陸したエルナン・コルテスがその種を持ち帰ったのが始まりであるとされている。当時トマトは有毒植物であるベラドンナに似ていたため、であると信じる人も多く最初は観賞用とされたが、イタリアの貧困層で食用にしようと考える人が現れ、200年にも及ぶ開発を経て現在のかたちとなった。これがヨーロッパへと広まり、一般的に食用となったのは18世紀のことである。一方北アメリカではその後もしばらくは食用としては認知されなかった。1820年ニュージャージー州ロバート・ギボン・ジョンソンは、町の裁判所前の階段でトマトを食べて人々に毒がないことを証明したとされるが、詳しい資料は残っていない。

1793年当時アメリカは輸入の際、果物には関税がかからず、野菜には関税が課せられていた。このため、トマトの輸入業者は、税金がかからないようにと「果物」と主張。これに対して農務省の役人は「野菜」だと言い張った。両者は一歩も譲らず、さらに果物派には植物学者も加わり、論争はエスカレート。とうとう、1893年に米国最高裁判所の判決を仰ぐことになってしまった。判決は「野菜」。裁判長はずいぶん悩んだと思われ、判決文には「トマトはキュウリやカボチャと同じように野菜畑で育てられている野菜である。また、食事中に出されるが、デザートにはならない」と書かれていた[4]。なお、裁判当時の記録としてローラ・インガルス・ワイルダーの小説『大草原の小さな家』では、トマトにクリームと砂糖をかけて食べる記載がある。

日本には江戸時代寛文年間頃に長崎へ伝わったのが最初とされる。貝原益軒の『大和本草』にはトマトについての記述があり、その頃までには伝播していたものと考えられている[5]。ただ、青臭く、また真っ赤な色が敬遠され、当時は観賞用で「唐柿」と呼ばれていた。中国では、現在も「西紅柿」(xīhóngshì)と呼んでいる。日本で食用として利用されるようになったのは明治以降で、さらに日本人の味覚にあった品種の育成が盛んになったのは昭和に入ってからである。

トマトは米国で最初に認可を受けた遺伝子組み換え作物である。1994年5月、FDA(連邦食品医薬品局)が承認したFlavr Savrというトマトで、長期間の保存に適した品種であった。ただし、開発費用などを回収するために通常のトマトよりも高い価格に設定されたため、商業的にはそれほどの成功を収めなかった。

食材としてのトマト

トマトを用いた料理にはサラダや焼きトマトなど、そのままを味わう料理も数多くあるが、手を加えた料理でよく知られているものにメキシコ料理サルサイタリア料理の各種ピザパスタソースインドカレーの一部、ヨーロッパのシチューの一部などがある。中華料理でもトマトとスープにしたり、中央アジアラグマンなどに利用されている。また、日本でトマトラーメンを出す店も増えている。

ケチャップトマトソース、ピザソースなどに用いられるためトマトの年間消費量は1億2000万トン以上と野菜の中でもダントツの世界一位である[6][7]。また、グルタミン酸の濃度が非常に高いためうま味があること、酸味水分があること、なども理由に挙げられる。

日本や上記の国の他には韓国でピンク系トマトが多く消費される。ちなみに韓国ではトマトは果物の一種と考えられることも多く、輪切りにしたものに砂糖をまぶして食べるのがありふれた食べ方のひとつである。中国や日本においても砂糖をまぶす場合がある。

品種によって酸味、甘みの度合いがかなり異なり、また皮の硬さも異なるので、用途に適したものを選んで使うのがコツとなる。例えば、酸味が強く皮が厚いイタリアントマトは加熱した料理に向いている。仮に、生食用として売られている品種(桃太郎など)を加熱調理に利用する場合は種子周辺のゼリー質を捨てずに利用するのがポイントである(生食用トマトはゼリー質を使わないと水っぽくパスタ等に絡まない上に旨味が出ない、イタリアントマトは種子を捨ててもよい)。

美味しいトマトの見分け方としてヘタがキレイで色の良いものが薦められているが、あまり当てにならない。トマトの味は品種や産地、栽培方法、栽培農家などによって味にかなりの差が出る為である。従って、スーパーなどで実験的に一度購入して、美味しいと感じたトマトの袋やラベルを覚えて次からはそれを購入するといった方法が確実である。また、緑色がかった未熟なトマトでも数日ほど常温で追熟させる事で少しは美味しくなる。

トマトの加工食品として、トマトジューストマトケチャップトマトソーストマトピューレドライトマト(乾燥トマト)などがある。

調理

  • 皮むき法
    • 直火むき
    • 湯むき
    • 冷凍による方法

栄養

他の野菜類と同様に、トマトはビタミンCを多く含む。また、リコピン1995年がん予防の効果が指摘されて以来、注目を集めるようになったが、有効性に関しては「有効性あり」とするデータと「有効性なし」とする両方のデータがあり、科学的なデータの蓄積が必要である。

これはハーバード大学のGiovannucci らの研究チームが4万5千人以上の医療関係者を対象に6年間のコホート調査を行った結果から、様々な形態のビタミンAを含む食品の中でも、イチゴと並んでトマト関連食品3種(トマト、ピザ、トマトソース)が前立腺癌の罹患率の低さと相関しているとしたもの。その後の様々な関連研究の引き金ともなった。

京都大学大学院の河田照雄教授らの研究グループにより、トマトに含まれる13-オキソ-9,11-オクタデカジエン酸(13-oxo-ODA)に血液中の脂肪増加を抑える効果があることが発見され[8]、2012年2月10日付けの米科学誌PLoS one上で発表された[9]。研究段階である上、効果を得るには大量のトマトを食べる必要があるとされるが、日本では大きく報道されたことにより、トマトジュースが供給不足になるほどのブームが起きた[10]

トマトの旬の時期

トマトは夏の季語とされているが、冷涼で強い日差しを好み高温多湿を嫌うトマトの性質からして夏は旬の時期とは言えず、春〜初夏と秋〜初冬のトマトが美味とされる。夏が旬とされた理由は、日本でトマトの栽培が始まった頃は温室などの設備が不十分なために、春に種を播いて夏に収穫する作型が一般的であった為である。現在は設備が普及した事もあり、トマトの成長に適した季節に収穫できるようになっている。つまり、気温がまだ低く昼の時間が長い春と、気温が下がり始めて空気の澄んでいる秋である。

季節によっても味が変わる。一般的な温室栽培を例に挙げると冬は光が少なく成長に時間がかかるため水っぽく皮が硬い、夏は成長が早すぎて味がのる前に赤くなるが皮は柔らかい。春と秋は旨味が強くなる。家庭菜園の場合は保温用のビニールをかけて秋まで栽培すると皮は硬いがメロン並みの糖度と旨味のあるトマトが得られる。

缶詰

缶詰で、ホールやカットやジュースが販売されている。

トマトを題材にした作品

楽曲(曲名または歌詞にトマトが登場するもののみ)
アニメーション
コンピュータゲーム
映画

その他

  • 『トマト』の語源はナワトル語ホオズキの実を意味する『tomatl』(トマトゥル)に由来する。
  • トルコ民間療法ではやけどにスライスしたトマトを塗りつけている。
  • ジャガイモの茎にトマトを接ぎ木したものは「ジャガトマ」と呼称されることがある。また細胞融合によって作られたジャガイモとトマトの雑種はポマトと呼ばれる。
  • 栄養素が豊富な事から、日本におけると同じく「トマトが赤くなると、医者が青くなる」という、ヨーロッパことわざがある。
  • アメリカの法律では、大さじ2杯のトマト・ペーストが野菜とされているため、トマト・ペーストを使ったピザが「野菜」に分類されている[11]

脚注

  1. トマトのゲノム解読に成功 千葉のDNA研究所など(47NEWS2012年7月1日閲覧)
  2. 品種登録情報農林水産省
  3. 農林水産省/トマト生産量上位について - 農林水産省 こどもページ 2014年8月3日閲覧
  4. テンプレート:Cite web
  5. 落合敏監修 『食べ物と健康おもしろ雑学』 p.58 梧桐書院 1991年
  6. カルビーフードコミュニケーション 〜カルビーの食育〜 Calbee 2012年9月13日 閲覧。
  7. [1]。 ※Commodities by country をクリックし、Selected area 欄で World を、Sort by で Quantity を選択。サトウキビ、とうもろこし、米、小麦、牛乳、じゃがいも、サトウダイコン、野菜(未分類)、大豆、キャッサバに続いて11位にトマトが来ることがわかる。いわゆる穀類および芋類、それに牛乳と未分類項目を除けば、トマトが首位となる。なお、単位の MTは metric ton の意で、日本語でいう「トン」のこと。
  8. テンプレート:Cite web
  9. テンプレート:Cite web
  10. テンプレート:Cite news
  11. ピザは野菜です!--絶望的なアメリカの食事情ガジェット通信 2011年11月17日

参考文献

関連文献

  • Barndt, Deborah(2002). Tangled Routes: Women, world and globalization on the tomato trail. Lanham, MD: Rowman & Littlefield Publishers.
  • Giovannucci E, Ascherio A, Rimm EB, Stampfer MJ, Colditz GA, Willett WC (1995). Intake of carotenoids and retinol in relation to risk of prostate cancer. Journal of National Cancer Institute. v. 87, n. 23 (December 6). p.1767-76.
  • Martineau, Belinda (2001). First Fruit: The creation of the Flavr Savr tomato and the birth of genetically engineered foods. New York, McGraw-Hill.
  • Willcox, Joye K., Catignani, George L.& Lazarus, Sheryl (2003). Tomatoes and cardiovascular health. Critical Reviews in Food Science & Nutrition, v.43, n.1 (January), p.1-19.

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister テンプレート:Sister

テンプレート:Link GA