TOKIO HOT 100
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McDonald's TOKIO HOT 100(マクドナルド・トキオ・ホット・ワンハンドレッド)は、J-WAVEで毎週日曜午後に生放送されているカウントダウン番組。またJFL各局で制作されている「HOT 100」の1つで、企画ネット番組でもある。
スポンサーはMcDonald'sで、J-WAVEで唯一の冠スポンサー番組になっている(同時期にZIP-FMの『ZIP HOT 100』でも冠スポンサーになっている)。
目次
概要
番組放送開始は1988年10月2日でJ-WAVE開局日の翌日にあたるが、同年8月からの試験放送('AZ'-STATION J-WAVE)内で、既に放送が行われており、長年に続いている(2011年10月2日の24年目突入の日にも、「10月1日に開局し、その翌日にスタートしたので」という旨の発言が入っている)。
J-WAVEでのオンエアチャート・インターネットによる投票・同局に寄せられたリクエスト・東京都内主要CDショップでのセールスチャートをポイントで集計し、J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングを決定していく。
尚、番宣CMではナビゲーターのクリス・ペプラーが、先週のランキング上位5曲などを伝えるCMを日本語版と英語版でオンエアしているが、最後に「どんと見据えて」と締めているが、これは「Don't miss it(聞き逃さないように!)」をかけたものだと推測される。日本語版では「どんと〜」が、英語版では「Don't〜」が使われる。
番組は通常、六本木の六本木ヒルズ33階にあるJ-WAVEのスタジオから行われているが、毎月第1日曜日は六本木ヒルズのJ-WAVEけやき坂スタジオ(サテライトスタジオ)より公開生放送を行っている。また、2003年9月までは千葉県浦安市の舞浜イクスピアリから公開生放送を行っていた時期もあった。
ランキングのシステム
チャートを選ぶポイント点は「J-WAVE全番組でのオンエア」「都内主要CDショップ(TOWER RECORDS、HMV、SHINSEIDO、山野楽器)[1]のシングル・アルバム両セールス」「番組サイトの【VOTE!!】のクリック回数によるリスナーズ・ポイント」(2013年4月7日~)をポイント計算し、100曲を選んでいる。中でも最も比重が置かれるのは「J-WAVEでのオンエア回数」である。これには「リスナーからリクエストがあったもの」だけではなく、番組スタッフやナビゲータなどが選曲した、すべての放送楽曲が含まれる。
それゆえ、ランキングの順位には恣意的な部分も多分に含まれるものであることは想像に難くない。たとえば、同局が主催・後援に携わるイベントやキャンペーン、また番組出演アーティストのプロモーション活動などでは、当然ながらそれらに関係する楽曲の放送回数は必然的に多くなり、それによりオンエアポイントは上昇する。実際一時期、新譜を発売したアーティストが「ONE DAY JACK」と称して丸一日各番組にゲスト出演し続け、特定の楽曲を繰り返し放送することで、オンエア回数を稼ぐといったことも行われた(2005年以降激減した)。
他方で、この恣意性によって、TOKIO HOT 100のチャートは他局と一線を画したJ-WAVEのカラーを強く反映したものとなる。特に開局当初は、局の方針として洋楽を重視する選曲であったことも影響して、長らくランクインする楽曲のほとんどが洋楽で占められており、邦楽(J-POP)がランクインしていた場合でもいわゆる「渋谷系」と呼ばれるアーティストに限られていた。
しかし、後に選曲が多様化されたこともあり、近年ではオリコンや他のラジオ局のランキングに見られる楽曲が、当番組のチャートでも上位にくる傾向がある。とはいえ、他局と違い、基本的にディレクターに選曲権が委ねられているため、J-WAVEでしかかからない楽曲が多数チャートに入っている。また、多くの局のチャートで上位に来る曲が高い位置でチャートインしてもランクダウンの幅が大きいことが多い。
番組の歴史
- 1988年8月-9月 (参考)試験放送内で番組を放送(なお、この期間は試験放送であるため、番組内では放送回数にカウントされていない。よってこの記事においてもこの期間の放送は放送回数にカウントしないものとする。)。
- 1988年10月2日 「PIONEER TOKIO HOT 100」として正式に放送開始(当時のスポンサーはパイオニアの一社提供)。
- 1988年10月14日 日本テレビで同タイトルの番組が放送開始。FM発のTV番組として話題になり、1990年9月まで放送。
- 1989年10月7日 プリンスの『バットダンス』が番組史上初となる10週連続1位を達成。同年の年間チャートでも1位を獲得。
- 1993年1月 ホイットニー・ヒューストンの『I WILL ALWAYS LOVE YOU』が前述のプリンスの記録を塗り替える11週連続1位を達成。
- 2000年4月16日 椎名林檎の『虚言症』が邦楽初の1位になる。
- 2002年4月 番組リニューアル。チャート発表が過去の100位→1位カウントダウンスタイルから、100位→41位の下位パート、40位→1位の上位パートに分け、シャッフルして発表する形式に変更。また、楽曲チャート以外に書籍や雑貨などの売上げランキングを紹介するようにもなる。同時に女性ナビゲーターが加わりツインナビゲート制となる。
- 2003年10月 六本木ヒルズ内のJ-WAVE新社屋に移動。
- 2004年10月 クリス単独での進行に変更。同時にランキングも100位から順に紹介するようになった。
- 2006年1月1日 2005年年間チャートにて、Def Techの『MY WAY』が、邦楽(J-POP)としては初のNo.1ソングになる。
- 2006年1月21日 マドンナの『HUNG UP』が11週連続1位となり、前述のホイットニーが持っている連続1位の歴代タイ記録に並ぶ。
- 2007年12月2日 放送1000回を迎える。
- 2009年4月5日 冠スポンサーがサッポロビールから日本マクドナルドになるのに伴い、番組タイトルが「McDonald's TOKIO HOT 100」となった。
- 2011年3月13日 2日前に発生した東北地方太平洋沖地震発生を受け、4月一杯まで番組内容を一部変更。電話回線の混乱を防ぐため『逆電バスター』は休止、また、13日は特に地震の余震の関係上ゲストも呼ばず、4時間楽曲を中心としたオンエアとなった。余談だが、東名阪のHOT100の中で、震災報道に終始していたFM802(阪)のみが放送を休止した。
- CS放送のMTVにて、「MTV×J-WAVE TOKIO HOT 100」として放送。(土曜21:00 - 23:00、再放送・木曜14:00 - 16:00)ラジオ同様にクリス・ペプラーがMC。
ナビゲーター
- JFL各局の「HOT 100」の中で唯一番組初回から現在に至るまでずっと続けており、試験放送・そして開局当初から現在まで長きに渡ってナビゲーターを務めている(J-WAVE全ナビゲーターで長期間にわたる休暇をとったことがない。ただしフリーであるため、仕事の都合による休みなどはある。同期のジョン・カビラは充電期間を設けていたこともあるため、クリスが唯一休んでいないことになる。名実ともにJ-WAVEを代表するナビゲーターの1人)。
クリスマス前には「サンタクリース」「クリスマス・ペプラー」と名乗ることが多い。 - タイムテーブルなどでは、「東京の音楽シーンを見つめ続けているミュージックマスター」と紹介される。
- 2013年9月22日は仕事の都合で休みとなり、Saschaが代打ナビゲーターを務めた。本人曰く、ナビゲートするのは初めてだが、かつて「逆電バスター」に出演し、サインをもらったことがあるという。
- メインナビゲートではないものの基本的に毎週レギュラーでインフォメーション読み(HEADLINE NEWS、TRAFFIC INFORMATION)及び、週刊クリスペーパーの原稿読みを行っているのは彼女たちである。木次は2009年10月ごろから出演。
番組最後の全スタッフ紹介では、多田は「パーティ多田」、木次は「お次は木次」と紹介されている。
降板したナビゲーター
- 長年、クリス1人のナビゲートを続けていたが、2002年4月からツインナビゲートに変更された。しかし、古くからのリスナーには、評判があまり芳しいものではなかった為、2004年10月からは再びクリス1人のナビゲートに戻った。なお、君島はこの番組出演が縁でクリス・ペプラーと2006年10月10日に結婚している。
関連人物
- 今でこそ、J-WAVEを代表するナビゲーターの1人である西沢だが、J-WAVE開局初期は裏方の仕事がメインであり、番組初期にディレクターを務めた1人である。かつて、2度クリスが遅刻したときにクリスに代わって「つなぎ」で喋ったのが西沢。2008年10月のタイムテーブル上での「クリス・ペプラーとジョン・カビラの対談」の中や、TOKIO HOT 100の1000回目の放送でも語られている。[1]
- 西沢の下で、アシスタントディレクターとして番組に参加していた。
放送時間
- 日曜 13:00-16:54
- 当初は17:00まで放送していたが、「VOICE...」(→「VISION」)が入ることになり6分短縮された。現在もラテ欄上は17:00までだが、TRAFFIC INFORMATIONとVISIONを放送するため事実上は16:54まで。
年間チャート1位獲得曲(SLAM JAM)
毎年1月最初の放送は「SLAM JAM」(スラム・ジャム。このあとに前年度の年号が入る)が放送され、前年度1月1週目から12月最終週までのランキングを集計して、年間チャートを放送している。
なお、「SLAM JAM」放送週の最新チャートは番組内でTOP10のみ放送される。
2013年度分は、2013年12月31日に「YEAR END SPECIAL "TOKIO HOT 100 THE ANNUAL COUNTDOWN SLAM JAM 2013"(イヤーエンドスペシャル - ザ・アニュアル・カウントダウン - )」として9:00-17:55に放送予定[2]。
年度 | 曲名 | アーティスト名 | 最高位 |
1988年 | DESIRE | U2 | 1位(6週連続) |
1989年 | BATDANCE | PRINCE | 1位(10週連続) |
1990年 | VOGUE | MADONNA | 1位(4週連続) |
1991年 | BECAUSE I LOVE YOU | STEVIE B | 1位(1週) |
1992年 | I LOVE YOUR SMILE | SHANICE | 1位(9週) |
1993年 | DREAM LOVER | MARIAH CAREY | 1位(9週) |
1994年 | BABY, I LOVE YOUR WAY | BIG MOUNTAIN | 1位(2週) |
1995年 | SHY GUY | DIANA KING | 1位(5週連続) |
1996年 | CHANGE THE WORLD | ERIC CLAPTON | 2位 |
1997年 | COSMIC GIRL | JAMIROQUAI | 1位(6週連続) |
1998年 | MY HEART WILL GO ON | CELINE DION | 1位(4週連続) |
1999年 | CANNED HEAT | JAMIROQUAI | 1位(8週連続) |
2000年 | MUSIC | MADONNA | 1位(7週連続) |
2001年 | ALL FOR YOU | JANET JACKSON | 1位(9週連続) |
2002年 | TWO MONTHS OFF | UNDERWORLD | 1位(通算5週) |
2003年 | CRAZY IN LOVE | BEYONCE FEAT. JAY-Z | 1位(7週連続) |
2004年 | DON'T TELL ME | AVRIL LAVIGNE | 1位(4週連続) |
2005年 | MY WAY | Def Tech | 1位(通算4週) |
2006年 | BAD DAY | Daniel Powter | 1位(4週連続) |
2007年 | BECAUSE OF YOU | NE-YO | 1位(通算2週) |
2008年 | VIVA LA VIDA | COLDPLAY | 1位(通算10週) |
2009年 | CELEBRATION | MADONNA | 1位(通算7週) |
2010年 | MISERY | MAROON 5 | 1位(2週連続) |
2011年 | BOOM! | MAIA HIRASAWA | 1位 |
2012年 | HAPPY PILLS | NORAH JONES | 1位(通算9週) |
TOKIO HOT 100 AWARD
McDonald's TOKIO HOT 100 AWARDは、リスナーからの投票により選出される賞である。対象期間は1月から12月となっており翌年2月に表彰式が開催される。あらかじめノミネートされている楽曲・アーティストの中から各部門1組を選び公式ホームページ等から投票するシステムとなっている。そのため年間チャート1位とベストソング部門の楽曲が必ずしも一致しない年度もある。2002年度から2008年度は「SAPPORO BEER TOKIO HOT 100 AWARD」の名称で実施。2008年度には開局20周年を記念しての特別賞「20th ANNIVERSARY AWARD」が設けられた。
1995年度から2001年度は「J-WAVE AWARD」として例年10月(対象期間:前年9月から当該年8月)に表彰式が開催されていたが、2002年度から開催時期が移行し賞の名称も改称された。なお賞としての回次は引き継がれている。
また、毎年10〜11月に一般のリスナーにTOKIO HOT 100 AWARDのポスターを制作してもらい、それらを採用するという企画もある。
なお、2011年度は東日本大震災後に音楽の力が見直された事もあり、"HOPE FOR THE FUTURE"をキャッチフレーズとしたライヴイベント「TOKIO HOT 100 LIVE ~Heart to Heart~」を行うことになり、「AWORD」はお休み。
回数 | 年度 | ベストソング | ベスト男性 アーティスト |
ベスト女性 アーティスト |
ベストグループ | ベストニュー アーティスト |
特別賞 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第8回 | 2002年 | ワダツミの木 (元ちとせ) |
平井堅 | 宇多田ヒカル | TLC | AVRIL LAVIGNE | - |
第9回 | 2003年 | CRAZY IN LOVE (BEYONCE FEAT. JAY-Z) |
平井堅 | Crystal Kay | EXILE | STACIE ORRICO | - |
第10回 | 2004年 | 瞳をとじて (平井堅) |
平井堅 | ALICIA KEYS | ORANGE RANGE | 東京事変 | - |
第11回 | 2005年 | MY WAY (Def Tech) |
平井堅 | MADONNA | レミオロメン | Def Tech | - |
第12回 | 2006年 | BAD DAY (DANIEL POWTER) |
スガシカオ | アンジェラ・アキ | EXILE | 絢香 | - |
第13回 | 2007年 | NO ONE (ALICIA KEYS) |
平井堅 | 木村カエラ | EXILE | 秦基博 | - |
第14回 | 2008年 | VIVA LA VIDA (COLDPLAY) |
秦基博 | 木村カエラ | EXILE | キマグレン | スガシカオ 平井堅 |
第15回 | 2009年 | Butterfly (木村カエラ) |
秦基博 | Superfly | RIP SLYME | LADY GAGA | - |
第16回 | 2010年 | Wildflower (Superfly) |
秦基博 | JUJU | EXILE | CHARICE | - |
- | 2011年 | TOKIO HOT 100 LIVE ~Heart to Heart~ |
- (参考)J-WAVE AWARD 時代
回数 | 年度 | ベストソング |
---|---|---|
第1回 | 1995年 | CARNIVAL (THE CARDIGANS) |
第2回 | 1996年 | HOW CRAZY ARE YOU ? (MEJA) |
第3回 | 1997年 | VIRTUAL INSANITY (JAMIROQUAI) |
第4回 | 1998年 | MY HEART WILL GO ON (CELINE DION) |
第5回 | 1999年 | CANNED HEAT (JAMIROQUAI) |
第6回 | 2000年 | DOESN'T REALLY MATTER (JANET JACKSON) |
第7回 | 2001年 | ALL FOR YOU (JANET JACKSON) |
回数 | 年度 | ベスト男性 アーティスト |
ベスト女性 アーティスト |
ベストグループ | ベスト キャラクター |
ベスト プロデューサー |
ベストニュー アーティスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第3回 | 1997年 | J.K. | CHARA | AEROSMITH | SPICE GIRLS | BABYFACE | - |
第4回 | 1998年 | ERIC CRAPTON | MISIA | OASIS | CHUMBAWAMBA | BABYFACE | - |
第5回 | 1999年 | スガシカオ | LAURYN HILL | TLC | RICKY MARTIN | - | 宇多田ヒカル |
第6回 | 2000年 | 平井堅 | MADONNA | m-flo | - | - | 倉木麻衣 |
第7回 | 2001年 | 平井堅 | 宇多田ヒカル | Destiny's Child | - | - | CHEMISTRY |
番組で使われる用語
- HIGH POWER DEBUT (ハイ・パワー・デビュー)
- 初登場の曲の中で最も高い位置にランクインした楽曲。なお、その週に高い位置にランクしていても、すぐに下がってしまうこともある。
- HOT POPPER (ホット・ポッパー)
- 初登場以外の楽曲で、1週前のチャートから一番ランクを上げた楽曲。HOT POPPERの楽曲がそのままチャート1位でもある、ということがたまにある。
- LONGEST ENTRY (ロンゲスト・エントリー)
- チャートインしている楽曲の中で、最も長くチャートに滞在している楽曲。"STILL HERE?(まだこんなところに?)"というサウンドロゴがついて紹介される。
- MIX COUNTDOWN (ミックス・カウントダウン)
- 15時台半ばに20位台中盤から10位台中盤の10曲をリミックス形式でつないで発表している。原曲の形をとどめていないくらいのつくりになっている。
- LUCKY NUMBER HOT 100(ラッキーナンバー・ホットワンハンドレッド)
サウンドロゴ(ステッカー)類
- TOP TO THE COUNTDOWN!
- CM明け、コーナー明けなど、随所で使用される。
- Brand-new Entry
- その名の通り、新規にエントリーしてきた曲。特に番組前半では多い。
- High-Power Debut
- チャート内において一番高い順位に新規にエントリーしてきた曲。
- Re-Entry
- その名の通り、再び100位以内に入ってきた曲。こちらも前半で多く流される。
- THIS WEEKS HOT POPPER!
- 1週前のチャートから一番ランクを上げた楽曲が出た時にクリスが「この曲が今週の…」といってから出てくる。
- STILL HERE? LONGEST ENTRY!
- 100曲中最も長い期間チャートインしている曲に対して流される。
タイムテーブルとその他のコーナー
- 以下のコーナーの合間を縫うように100曲をカウントダウンしていく。
- 13:00 オープニング〜LAST WEEKS TOP10〜カウントダウン開始
- 前番組『SMILE ON SUNDAY』のナビゲーター宮本絢子の質問等を受け、スタートすることも多い。「今日も4時間生放送!」の発言をきっかけに前の週のトップ10を振り返る。番組内容紹介と提供クレジットの後CMに入り、その後にTOP100のカウントダウンを開始する。[2]
- 13:25頃 週刊CHRISPAPER
- その週の音楽界・芸能界の話題を、クリスペプラーと当日ニュースを担当するアナウンサーが紹介する。CHANNEL TOKIOから改題された。
- 14:02頃 TRAFFIC INFORMATION
- WELCOME TO TOKIO HOT 100
- いわゆるゲストコーナー。新譜リリース間近なミュージシャンや、来日した海外ミュージシャンが登場する。通常放送の時は1組(事前収録の場合あり)、公開放送の時は2組呼ばれる。また、番号の書かれたピンポン球が入った箱の中から、くじ引きのように1個だけボールを取り出し、引いた番号にあらかじめ割り振られた質問をするという「ピンポンボックス」という企画がほぼ必ず行われる。
- 14:40頃 逆電バスター(1回目)
- 14時台と15時台にあるクイズコーナー。リスナーは、楽曲が1曲流される間に番組宛に電話をかけエントリーする。エントリーされたリスナーの中から一人にスタジオから電話をかけ、クリスペプラーが楽曲にちなんだ三択クイズを出題。正解するとプレゼントがもらえる。プレゼントは通常音楽ギフト券10000円分だが、解答者が正解しなかった場合、次の回に繰り越す。繰越に制限がないため、額面が過去に20万円分以上に達したことがある。
- マクドナルドがスポンサーについた2009年4月以降、正解・不正解に関係なく(つまり、電話がつながった時点で)5000円分の「マックカード」が当たるようになった。
- 2010年秋からルールが変わり、電話がつながった時点で100曲中のどれか1枚好きなCDのプレゼントがあり(クイズ後にオペレーターがどの曲のCDがいいのかを尋ねる)、クイズに正解すれば10000円分のマックカード(繰り越しあり)が当たるようになった。また、クリスが三択を読み終えた後、10秒以内に答えないと不正解となる「10秒ルール」もある。
- 14:56頃 Headline News
- このHeadline Newsの時までに100位→41位までを発表するため、基本的に13時台と14時台はほぼフラッシュでカウントダウンしていき、一部の「Brand-new Entry」か「Re-Entry」の楽曲のみを放送する。ここで提供パートが切り替わって後半に入る。
- 15:20頃 持ち込みレコメン
- J-POPからワールドミュージックまで、その道のスペシャリストが週代わりで薦める楽曲を紹介する。"WELCOME TO TOKIO HOT 100"登場のゲストがそのまま出演することもある。
- 15:40頃 MIX COUNTDOWN
- 中盤の20位台の曲をノンストップ・リミックスする。FIRE WORKS DJ URA-KENがミックスする傾向が強い。
- 15:50頃 逆電バスター(2回目)
- 16:00頃 TRAFFIC INFORMATION
- このTRAFFIC INFORMATIONまでで、上位10曲を残すようにするため、15時台も基本的にフラッシュでオンエアする。
- 16:04頃 THIS WEEKS TOP10
- 前の週のトップ10を振り返り、トップ10落ちを発表して上位曲へ。16時台以降は割りと曲を長めに放送する。
- 1位の発表前に、放送週の10位〜2位を振り返り、そして1位の発表となる。
番組のエンディングで、番組スタッフを英語を使って読み上げる[3]。このときのスタッフ名はすべてあだ名。インフォメーションアナウンサーにもあだ名がつけられる。そして「See you next Sunday(またはweek)、Adios!」と締める(「Adios」はスペイン語で「さようなら」の意)。
なお、「TOKIO HOT 100 AWARD」がある時は、音声を番組内で流すため、チャートをかなり急ぎ足で発表する。提供パートの切り替えの時点で31位までが発表済みとなる。
過去のコーナー
- CHANNEL TOKIO (13:30頃 2006年9月末まで放送)
- リーソル・ウィルカーソン(人呼んでリーソル・ウェポン)が、海外アーティストのゴシップネタやエンターテイメント情報をすっぱ抜くコーナー。
- FLASHBACK COUNTDOWN(15:50頃 ?~2004年9月まで放送)
- 過去のチャートから、特に上位5曲を紹介するコーナー。TOP10発表前のTRAFFIC INFORMATIONで1位の楽曲がBGMとして使われるが、そうでない場合もあった。余談だが、コーナー開始からしばらくの間はリスナーからのリクエストで発表していた。
番組スポンサー
冠のスポンサー以外は、提供スポンサーが時間帯によって切り替わるため、番組のオープニング・エンディングと15:00ごろのヘッドラインニュースの前後で、クリス・ペプラーがそれぞれのスポンサーを英語で紹介している(そのため、ヘッドラインニュース時間帯のみ事実上の完全ノンスポンサー)。なおこれらのCMはコミュニティFMでは流れない。サッポロビールが冠スポンサーの時代は、数多くのオリジナルCMや、ゲストと同社商品を呑みながらのトーク&プレゼントという構成となっていた。系列のエビスビールなど休日のビールを主題としたCM。ドラフトワンなどの「ドラドンピシャ」のコーナーなどが設けられていた。
冠スポンサー
2009年10月現在
過去
番組関連作品
- 書籍
- J-WAVE TOKIO HOT 100 '88-'97 TOKIOヒットチャート・ヒストリー(1997年、ISBN 4-276-23639-8、音楽之友社)
- CD
- J-WAVE TOKIO HOT 100〜The 10th Anniversary Super Hits Selection(1998年)
- 番組開始10周年記念として、第1弾(EMI、PONY CANYON、SONY、Victor、WARNERの各盤)、第2弾(avex、BMG、east west、EMI VOL.II、MERCURY、POLYDOR、UNIVERSALの各盤)の2期に分けて各社からオムニバスCDが発売された。
- J-WAVE TOKIO HOT100 NEW☆S(2000年)
- 各レコード会社所属の新鋭アーティストの楽曲を収録した3枚(EMI、SME、WEAの各盤)のオムニバスCDが発売された。
コミュニティFMで配信されている局
全国各地の多くのコミュニティFM局で配信が行われている。
- ラジオふらの(富良野)
- FM-JAGA(帯広)
- Be FM(八戸)
- FMアップルウェーブ(弘前)
- ラヂオもりおか(盛岡)
- ラジオ石巻(石巻)
- 仙台ラジオ3(仙台)
- ラジオモンスター(山形)
- ラヂオはーと(三条)
- FMながおか(長岡)
- FMぜんこうじ(長野)
- iステーション(飯田)
- City-fm(富山)
- ラジオ・ミュー(黒部)
- たんなん夢レディオ(鯖江、自社番組放送あり・毎時間58分でCM・時報をならすため飛び降り)
- FMハイ(静岡)
- コーストFM(沼津)
- レディオf(富士)
- FM Haro!(浜松)
- YES-fm(大阪)
- RADIOBIRD(鳥取)
- Radio momo(岡山)
- FMくらしき(倉敷)
- エフエム津山(津山)
- FMちゅーピー(広島)
- レディオビンゴ(福山、週によっては休止する場合あり)
- FMナナコ(萩)
- FM761(坂出、15時から飛び乗り)
- ホエールステーション(高知)
- NOAS FM(中津)
- シティFM764(都城、毎時58分頃に飛び降り、CMと時報を流す)
- フレンズFM762(鹿児島)
- エフエムみやこ(沖縄県宮古)
過去配信されていたコミュニティFM
JFL各局の「HOT 100」
放送が終了した番組
補足
- ↑ かつてはVirgin Megastoresの売り上げのランキング対象になっていたが、2009年元日付で、Virginの日本法人がTSUTAYA STORESホールディングスに吸収合併され解散、また全店舗が閉鎖となったことから対象より外れた。
- ↑ 過去の『HAPINESS』のナビゲーターは冨永愛、今宿麻美ほか。
- ↑ TBSラジオの大沢悠里のゆうゆうワイドや安住紳一郎の日曜天国でも、パーソナリティーによるスタッフの読み上げがある。