エフエムぬまづ
テンプレート:CFM エフエムぬまづ(えふえむ-)は、静岡県沼津市にあるコミュニティFM局。愛称はCOAST-FM(コーストエフエム)。なお、公式サイトでは「コーストFM」と表記している箇所もある。
概要
1998年(平成10年)、沼津市、静岡新聞、SBS静岡放送、スルガ銀行、静岡朝日テレビなどの出資で設立された。
自社制作番組以外の時間では、J-WAVEの番組を放送。
主な番組
- モーニングスプラッシュ(月–金 7:00–10:00)
- ぱれっとタウン(月–金 12:00–14:00)
- トワイライトビーチ(月–金 16:00–19:00)
- COZYウイークエンドぬまづ(土 14:00–17:00)
- スマイルオンサンデー(日 9:00–12:00)
- 耕文社プレゼンツ「営業男への道」(火 11:30–12:00 木 20:00–20:30に再放送)
スマイルオンサタディ
土 9:00-11:50
- 洋楽の多い(後述)COAST-FMの番組の中では、(ある意味で)異色の番組と言える。“「ひっくり返したおもちゃ箱」みたいな番組”を目指しているという。
- 9時台前半 - 本の話題。沼津市内の書店の情報や、ベストセラー、新作の書籍を紹介する週がある。
- 9時台後半 - クラシックを紹介するコーナー(1,3,5週)。なお、オラッチェ(函南町丹那)の情報や、ひょうたん島の情報もこの時間帯になる。
- 10時台後半 - 「すご歌」と呼ばれるコーナー(正確に書くと「びっくり ドッキリ こんなすっごい歌 みっつけちゃいました!スマサタ すご歌のコーナー」)と銘打って、パーソナリティ本人或いは聴取者から『こんな凄い歌見つけちゃいました!』の報告と共に、レアな曲、マニアックな曲を紹介するコーナーがある。
- 11時前には、ディズニーランド・ディズニーシーに関する話題。最近行われている催し、またはディズニーの魅力を紹介する。最後にディズニーにまつわる曲が流れる。
- 11時15分頃からは、'60~'70年代のフォークソング系(大雑把に言えば歌謡曲系)が好きな聴取者向けに『歌謡年鑑』、アイドル系が好きな聴取者向けに『マイスイートアイドル』のコーナーがある。最近は圧倒的に『マイスイートアイドル』が多い。なお、『歌謡年間』『マイスイートアイドル』いずれも、聴取者によるリクエストで「この企画をやって下さい」と依頼することができる。ただし、COAST-FMやパーソナリティのもとに音源(CD等)が無いと断念する場合があるので注意。
- 上記のように、バラエティに富んだ内容となっている。なお、これらの詳細は、公式サイト内の『パーソナリティ通信』で事前に「告知」あるいは「予告」という形で放送される内容(概要)が書かれることがある。
- 番組内で流れる曲のうち、マニアックな曲やレアな曲は、パーソナリティ自身が所持していたり、聴取者側からの依頼で探したCDやレコード、聴取者からの音源提供によるものが多い(番組内での発言や、先述の「番組予告」「番組告知」から感じ取れる)。
格闘ラジオゴングで飛び出せ!
土 12:00–12:55
本番組のパーソナリティが代表を勤める沼津プロレスの広報・宣伝番組。
主に沼津プロレス関係者との電話インタビュー(クロストーク)で構成される。
補足・エピソード等
- 所属パーソナリティやディレクターの大半は洋楽を好む傾向がある。また、自主制作番組の時間帯以外がJ-WAVEであり、こちらでも主に洋楽を流しているため、邦楽好みの聴取者にとってはかなり辛いところであろう。これは聴取エリアが重なる三島市のコミュニティFM局「ボイス・キュー」との差別化を図ったものと考えられる。なお、最近は(曜日・時間帯にもよるが)、それほど差を感じない聴取者もいるらしく、他局コミュニティFMでは考えられないほどのレア・マニアックな楽曲が流れることもある(それだけを楽しみにしている聴取者もいるらしい)。表現を変えると「曲の棲み分け」ができていると言えよう。
- コミュニティFMのネット番組「金田爽のワクワクサワー」が2011年3月まで配信されていたが、中断ののち2013年4月から再開。なお、金田は、芸能プロダクション アイ・トゥ・エー所属の女優・アイドルである。
- シンガーソングライター さくまひろこの番組が配信されている。
- 技術的にユニークな局でAPSと呼ばれる自動番組送出システムやMDプレーヤーに替わる音楽プレーヤーソフトウェアを自作し、パソコン上で動作している。特にAPSはメーカー製の一割程度の費用で完成し、非常にコストパフォーマンスが高い。また2009年夏の完成以来現在までほぼノートラブルで稼動し十分実用に耐えている。これらのシステムを導入した他のコミュニティFM局もある。開発者のHP: TinyCAPS
- 2011年2月、エフエムぬまづの公式Twitterを開始。公式Twitter開始と同時に「スタジオの様子をUstreamで配信する予定である」とした。それまでは公式サイトからcyobi-tvによって配信されるものであった(実際には2011年3月にUstreamでの配信がスタートしている。なお、配信されているものは『自主制作番組のうち"生放送"の番組』に限定され、音楽等は著作権等の事情により配信されない)。運用当初は、UstreamもTwitterも全く告知されなかったが、最近になって公式サイト等で告知するようになった。なお、Twitterで「(Ustreamで)視聴できる番組」の告知はあるものの、一部の番組だけにとどまっていたり、生放送時間帯でも映像・音声が流れない時がある。
他局との連携
COAST-FM、Radio-f、ボイス・キューの静岡県東部に属するコミュニティFM局(3局)間で「中域防災ブログ」を立ち上げている。それ以外では、他のコミュニティFMとの連携はあまり見られないが、静岡放送(SBSラジオ)と静岡県内のコミュニティFM各局をネットする防災特番が年に数回放送される(なお、防災特番はSBSラジオと静岡県内のコミュニティFM共同制作である)。
2008年3月29日には、SBSラジオ「Radio East」特番において、COAST-FM、ボイス・キュー、Radio-fの3局からパーソナリティがサントムーン柿田川にあるSBSラジオサテライトスタジオ「リスパ」に集合し、早押しクイズバトルが開催された。出演は、COAST-FMから神田あや乃、ボイス・キューから小坂真智子、Radio-fから伊藤慶(この回の優勝は小坂)。このイベントは、行われた当日、ニュース(の一項目)としてSBS静岡放送の動画ニュースで配信された。
2008年8月9日(土)にもSBSラジオとCOAST-FM、ボイス・キュー、Radio-fの静岡県東部に属するコミュニティFM局による特別企画が行われた。この時は、ボイス・キューから安藤晴美、COAST-FMから神田あや乃、Radio-fから清水やすこ、SBSラジオからスナオマサカズが登場した。ちなみに、スナオはCOAST-FMで、神田はRadio-fで番組を持っているため、かなり複雑な心境であったそうだが、結果は神田の優勝。