ビーエフエム
ビーエフエム(Be FM)は、青森県八戸市にあるコミュニティFM局である。
概要
1994年に設立された簡易自動車電話システムのコンビニエンス・ラジオ・ホンを運営していた「テレコム八戸」が、1999年1月1日に開局。送信所は八戸市庁別館の屋上にある。
2004年に愛称に合わせ現社名の「ビーエフエム」に改称。
日曜深夜も含め24時間放送で、番組編成は自社制作番組のほかにJ-WAVEの番組を放送している。2000年頃まではエフエムアメリカを再送信していた。
開局当初から、ボランティアによる制作番組が存在し、ラジオ番組を自分たちで作ってみたいという市民が集まり自主番組を制作し放送している。
また、リスナーからアマチュア無線を通じて情報を提供してもらう「BeFMアマチュア無線クラブ」(BeRC)というものも存在し、災害時などの情報提供に利用する。
演奏所がある八戸液化ガスビル1Fの前は八戸市中心部バス停留所となっている。 現在BeFMロビーは待合室ではないが、市内外のイベント等のポスターやチラシ、パンフレットも設置してあり、市民がバス待ちの合間に利用している。
朝日放送(ABCテレビ)『探偵!ナイトスクープ』や日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!!』、TBS『KAT-TUNの世界一タメになる旅!』のロケで、取り上げられたことがある。
ここ数年では、新たな取り組みとしてUSTREAMでの花火大会中継や八戸三社大祭の特別番組も行っている。
また、2011年8月より八戸市三日町にある、八戸ポータルミュージアムはっち1階にサテライトスタジオを設置し、生放送を開始した。本社スタジオも引き続き運用されている。
2012年1月18日、八戸市と「災害時における災害情報等の放送に関する協定」を締結した。
2014年1月1日で開局15周年を迎え、1月6日には青森県内のコミュニティFM局では初のサイマル放送も開始した(自社製作番組のみ再送信)。
沿革
- 1992年 7月 - 株式会社テレコム八戸発足
- 1993年 5月 - 八戸商工会議所内に「コミュニティ放送事業化検討委員会」設置
- 1997年 7月1日 - コンビニエンス・ラジオ・ホンを東北セルラー電話(現在のKDDIの前身の1つ)に譲渡(のちにサービス停止)
- 1998年10月 - 無線局予備免許交付、試験電波発射
- 1998年11月 - 演奏所システム完成(スタジオ、マスター送出機器他)
- 1999年 1月1日 - 午前11時11分開局、全国では115番目、東北では13番目、県内では2番目の開局
- 1999年 3月 - 番組中継用の陸上移動無線局開局
- 2000年 1月 - 送信出力を20Wへ増力
- 2003年10月 - 社名を株式会社ビーエフエムへ社名変更
- 2009年 1月 - 開局10周年を迎える
- 2006年 4月 - 八戸テレビ放送にて再送信
- 2011年 8月 - はっち内サテライトスタジオより生放送開始
- 2012年 1月 - 八戸市と「災害時における災害情報等の放送に関する協定」締結
- 2014年 1月1日 - 開局15周年を迎える
- 2014年1月6日 - 「SimulRadio」での再送信を開始(パソコンのみ対応)
- 2014年1月10日 - インターネットラジオ「ListenRadio」での再送信を開始(パソコン・スマートフォンともに対応)
- 2014年1月24日 - スマートフォンアプリ「FM聴 for Community」に対応
自社番組
生放送
- 平日 7:00-9:00 BeMornin'
- 平日 11:30-15:00 びびすた
- 平日 16:00-19:00 ゆうらじ!Hachinohe
その他
- おもしろ南部弁講座
- Oh!My学校放送局
- KIDS KISS
- 朗読の時間
- 美メロ屋
- 55エレキテル
- 十日市秀悦のえふりこぎでゴメン
- Radio constração PRAÇA Ooh-LA
- ハチスポF !
- アース×明日
- ブラぶらっ!
- キトヒト
ボランティア制作番組
- 八女〜八戸でしゃべくる女たち〜
- Glocal Hachinohe
- Hachinohe.F.C.
- 茂木典子 僕らの時計
- 私の街八戸
- 仲さんのやべこにやってらが〜
- 勉強ナビ
- Toy Box Be-labo
関連項目
- 八戸市庁(当局の送信所置局)
- 東北コミュニティ放送協議会
- コミュニティ放送局一覧
- 長岡移動電話システム - コンビニエンス・ラジオ・ホン会社が設立したコミュニティ放送局。