瞳をとじて

「瞳をとじて」（ひとみをとじて）は、2004年4月28日に発売された平井堅の20枚目のシングル。発売元はデフスターレコーズ。

解説

• 表題曲は、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の主題歌として使用された。同年のオリコンシングルチャート年間1位を獲得した。
• 累計出荷枚数は100万枚を記録。
• 表題曲で、2004年度の『第55回NHK紅白歌合戦』に出場を果たし、トリから2番目に披露した。ちなみに、翌2005年にNHKが実施した、紅白出場者選考アンケート「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」では白組6位にランクインした（ただし、平井は2005年度は出場していない）。

収録曲

1. 瞳をとじて (5:43)

   作詞・作曲:平井堅　編曲:亀田誠治

   • 東宝配給映画『世界の中心で、愛をさけぶ』主題歌
   • PVには女優の奥田恵梨華が出演している。
2. DESPERADO(4:04)

   作詞・作曲:Don Henley・Glenn Frey　編曲:鈴木大

   • 「キリンラガービール」CMソング
   • アメリカのバンド、イーグルスの「ならず者」（DESPERADO）のカバー曲。
3. 瞳をとじて (less vocal) (5:43)

主な記録

• テンプレート:要出典範囲
• プラネットでは、ORANGE RANGEの「花」に次いで、2004年度の年間売上ランキング2位。
• 『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』（フジテレビ系）の2004年度年間パーフェクトランキング1位。
• 『FRIDAY SUPER COUNTDOWN 50』の2004年度年間ランキング1位（最高位3位）。
• オリコン年間チャート史上初となる、映画タイアップ曲の年間1位獲得。
• オリコン年間チャートおける男性ソロ・アーティストのシングル年間1位獲得は、小田和正「Oh! Yeah!／ラブ・ストーリーは突然に」以来13年ぶりで、史上8人目。
• オリコン首位未獲得曲での年間1位は、1986年度の瀬川瑛子「命くれない」（最高位6位）以来17年ぶりで、史上4作目（ポップス系では初）。

主なカバー

日本でのカバー

• 2007年
  • G-Families（野口五郎プロデュースのものまねグループ） - 「瞳をとじて (バラードだ Let's Go…! 編)」としてカバー。
• 2008年
  • ameji - 自身のアルバム『LOVE STORIES』にてカバー。
  • 中村あゆみ - 自身のアルバム『VOICE』にてカバー。
  • 布施明 - 自身のアルバム『Ballade』にてカバー。
  • 杏里 - 自身のアルバム『tears of anri 2』にてカバー。
• 2012年
  • 2AM - 自身のシングル『電話に出ない君に』にてカバー。
  • BENI - 自身のカバーアルバム『COVERS』にて英語詞でカバー。
  • LISA - 自身のアルバム『Family』にてLISA with 押尾コータローとしてカバー。
• 2013年
  • クリス・ハート - 『Heart Song』にてカバー。

日本以外でのカバー

• 台湾では、歌手のクリス・ヨウ（游鴻明）が「我可以」（拼音: Wŏkĕyǐ）というタイトルでカバーした。
• 韓国では最初に歌手のチョン・ジェウクがカバーし（このときの韓国語タイトルは「そっと瞳をとじて」）、その後「世界の中心で、愛をさけぶ」の韓国リメイク版の「僕の、世界の中心は、君だ。」に主演しているチャ・テヒョンが韓国語でカバーしている。
• パク・ヨンハが、2005年に自身のミニアルバム『sometime』にてカバーした。

その他

• 『秘密のケンミンSHOW』（日本テレビ系）内のコーナー『県の中心で愛を叫ぶ』（映画のパロディ）というコーナーにて、「瞳をとじて」が使用されている。

脚注

テンプレート:Single-stub