静岡放送

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年8月12日 (火) 18:42時点におけるカンザス (トーク)による版 (自社制作番組)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Redirectlist テンプレート:日本のラテ兼営局

ファイル:Shizuoka Shimbun-SBS Building.jpg
静岡 新聞・放送会館
中央及び左側の建物が本館。右側の建物は新館(放送センター)。静岡新聞社の主要施設はこの奥にある。

静岡放送株式会社(しずおかほうそう、テンプレート:Lang-en-short)は、静岡県放送対象地域として中波放送AM放送)とテレビジョン放送をする特定地上基幹放送事業者である。 略称はSBS

概要

テンプレート:Infobox

沿革

(R)はラジオ、(TV)はテレビに関する事項
  • 1952年9月19日(R)ラジオ放送予備免許交付。
  • 1952年10月1日 静岡放送株式会社設立(本社・静岡市紺屋町の静岡新聞社内)。
  • 1952年10月27日(R)ラジオ試験放送を開始。
  • 1952年11月1日(R)全国17番目にラジオ放送を開始(局名「ラジオ静岡」周波数1450kc 送信所・静岡市高松(現本社・演奏所付近))。
  • 1953年8月1日(R)周波数を1400kcに変更。
  • 1958年2月20日(TV)アナログテレビ放送予備免許。
  • 1958年8月29日(TV)アナログテレビ試験放送を開始。
  • 1958年11月1日(TV)全国11番目にアナログテレビ本放送を開始。
※テレビ放送開始当初はフリーネットだった。
  • 1959年3月28日(TV)初のVTRによる録画中継番組を放送。
  • 1959年8月1日(TV)ニュースネットワークJNN発足と同時に加盟。
  • 1960年11月22日 SBSの略称使用開始。
  • 1965年2月6日(TV)番組自動送出装置導入。
  • 1965年5月2日(R)ラジオネットワークJRN発足と同時に加盟。翌3日にはNRNにも加盟。
  • 1965年9月26日(TV)ネット番組のカラー放送を開始。
  • 1966年9月1日(TV)自社制作番組のカラー放送を開始。
  • 1967年1月(TV)全送信所無人化完了。
  • 1967年4月(R)ラジオ送信所(静岡本局)が現在地(静岡市駿河区桃園町)に移転。
  • 1967年11月1日(TV)カラー中継車を導入。
  • 1968年10月(TV)全日放送開始。
  • 1969年4月1日(TV)『ズバリ!当てましょう』を除いた全てのフジテレビの番組がテレビ静岡(SUT)に移行。

テンプレート:Main2

※日本テレビの番組の一部は同年秋の改編をもってSDTへ移行。
※テレビ朝日の番組のうち、民間放送教育協会(民教協)関連番組に限り、これ以降もSBSに残る。
※日本テレビとテレビ朝日の番組はSUT開局から移行されていたがその当時と静岡県民放送(けんみんテレビ・SKT。現:静岡朝日テレビ・SATV)開局当時も移行し切れなかった番組を放送していた。

ラジオ

周波数

SBS静岡放送のラジオ周波数一覧[7][8]
放送局名 識別信号 周波数 空中線電力
静岡送信所 JOVR 1404kHz D10kW
予備送信所(静岡放送本社) 予備送信所 1404kHz 1kW
浜松富塚送信所 JOVO(廃止) 1404kHz D1kW
天竜局 中継局 1404kHz 100W
佐久間局 1404kHz 100W
水窪局 1404kHz 100W
春野局 1404kHz 100W
龍山局 1404kHz 100W
掛川局 JOVW(廃止) 1404kHz[9] 100W
富士宮局 中継局 1557kHz 100W
御殿場局 1404kHz 100W
三島局 JOVE(廃止) 1404kHz[10] 100W
熱海局 中継局 1557kHz D100W
  • 浜松中継局の送信塔は全国的にも数少ないアナログテレビとの一体型であったが、アナログ放送終了後は、ラジオ中継局のみとなった。

現在放送中の番組

  • 放送時間:月曜未明1:30 - 4:00休止を除く24時間。月曜日は4:00開始。火曜日 - 土曜日は5:00基点。日曜日は、4:00から日曜日付けの放送となる。
    • 2008年度(2009年3月)までは、月曜未明以外は終夜放送だったが、経費節減やTBSラジオからのネット受け番組の打ち切りなどを理由に2009年度(同4月)には日曜未明の休止枠が設定された。その後2010年度から再び日曜未明の休止枠を廃止し24時間放送へ移行した。
  • 放送時間は2014年8月時点のもの。

自社制作番組

月 - 金曜日
土曜日
日曜日

ネット番組

太字の番組は同時ネット。それ以外の番組は時差ネット放送。

TBSラジオ制作
文化放送制作
ニッポン放送制作
その他
宗教番組

過去に放送した番組

自社制作番組

テンプレート:Columns-list

テレビ

テレビネットワークの移り変わり

テレビチャンネル

リモコンキーID

リモコンキーID6で人口250万人を上回るに本社を有するJNN系列局で唯一6を採用した放送局である。 また、リモコンキーIDを6に採用したJNN系列局ではTBSに次ぐ視聴人口をもつ。

物理チャンネル

中部(静岡市、志太・榛原)
静岡 JOVR-DTV 15ch
呼出名称 しずおかほうそうデジタルテレビジョン
玉川 21ch
清沢 21ch
井川 21ch
静岡大原 24ch
藤枝 21ch
藤枝葉梨 27ch
藤枝堀之内 27ch
岡部 27ch(垂直偏波)
島田 15ch
島田伊太 47ch
島田川根 29ch
中川根 24ch
本川根 48ch
中川根徳山 30ch
相良 41ch(垂直偏波)
西部(中東遠、浜松市・湖西市)
浜松 21ch
三ヶ日 40ch
佐久間 21ch
東佐久間 47ch
天竜横山 15ch
天竜船明 15ch
水窪 47ch
秋葉 15ch
春野 41ch
南春野 51ch
龍山 35ch
湖西 35ch
15ch
掛川家代 37ch
小笠 21ch
袋井 40ch
三ヶ日都筑 41ch
東部(駿東・富士・三島・沼津)
富士宮 21ch
富士川 28ch
芝川柚野 28ch(垂直偏波)
芝川内房 28ch
白糸 28ch(垂直偏波)
十里木 39ch
御殿場 15ch
小山須走 51ch
三島 21ch
伊豆(田方・熱海・伊東・賀茂)
伊豆長岡 15ch
修善寺 37ch
湯ヶ島矢熊 45ch
湯ヶ島大滝 45ch
中伊豆 28ch(垂直偏波)
中伊豆地蔵堂 46ch(垂直偏波)
中伊豆姫之湯 37ch(垂直偏波)
熱海 15ch
熱海網代 39ch
伊東宇佐美 38ch(垂直偏波)
伊東小室山 32ch
東伊豆 38ch
河津 39ch
下田 15ch
下田稲梓 15ch
下賀茂 39ch
伊豆東海岸 15ch(域外中継局)

アナログ放送のチャンネル

2011年7月24日運用終了時点

静岡市
静岡 JOVR-TV 11ch
呼出名称 しずおかほうそうテレビジョン
静岡賤機 46ch
静岡瀬名 54ch
静岡麻機 55ch
静岡羽鳥 56ch(垂直偏波)
玉川 6ch
清沢 41ch
井川 6ch
静岡大原 55ch
静岡籠上 45ch
静岡丸子 57ch(垂直偏波)
清水興津 46ch
静岡小島 6ch
志太・榛原
焼津 41ch
藤枝 40ch
藤枝葉梨 49ch
藤枝堀之内 30ch
岡部 56ch(垂直偏波)
島田 62ch[11]
島田伊太 41ch
川根 12ch(垂直偏波)
中川根 32ch
中川根徳山 11ch(垂直偏波)
本川根 5ch(垂直偏波)
川根本町上村 59ch
相良 38ch(垂直偏波)
中東遠
浜岡 41ch
菊川 38ch
小笠 47ch
掛川桜木 41ch
森 40ch
磐田見付 45ch
浜松市・湖西市
浜松 6ch
(かつてはコールサインJOVO-TVが使用されていたが廃止)
浜松古人見 42ch
三ヶ日 41ch
佐久間 51ch
東佐久間 11ch
佐久間矢島 44ch
天竜 40ch
天竜横山 54ch
天竜船明 41ch
天竜阿蔵 59ch
水窪 42ch
水窪西浦 42ch
秋葉 55ch
春野 5ch
南春野 11ch
龍山 36ch
駿東・富士
富士宮 41ch
富士岩本 45ch
富士川 58ch
富士宮 12ch(垂直偏波)
芝川柚野 55ch(垂直偏波)
芝川内房 50ch
白糸 43ch(垂直偏波)
御殿場 45ch
小山 62ch
三島 55ch
伊豆
函南畑毛 32ch(垂直偏波)
伊豆長岡 62ch
修善寺 46ch
伊豆茅野 62ch
伊豆天城湯ヶ島 36ch
中伊豆 32ch(垂直偏波)
伊豆船原 55ch(垂直偏波)
伊豆小土肥 47ch
熱海 45ch
東伊豆 55ch
河津 38ch
下田 61ch
下田稲梓 27ch・39ch
(39chはデジタル在京キー局混信対策)
下賀茂 47ch

現在放送中の番組

放送時間:午前5時 - 翌午前3時台。日曜日は午前2時台放送終了。

自社制作番組

ネット番組

JNNネット受け番組

※制作局と放送時間が異なる番組のみ記述。

TBSテレビ制作
毎日放送(MBS)制作
CBCテレビ制作
民教協制作


テレビ東京系列制作

製作局の表記がない番組はテレビ東京製作。


その他

過去に放送した番組

自社制作番組

ネット番組

テレビ朝日
SUT開局まで放送されていたフジテレビ系の番組
SKT開局まで放送されていたテレビ朝日系の番組
SDT開局まで放送されていた日本テレビ系の番組
(※はSKT開局まで)
テレビ東京系列の番組
その他

オープニング・クロージング

  • 現行 2011年7月25日 -
    • オープニング 様々な場所から撮影した富士山の映像
    • クロージング 富士山と日の出の映像(2世代前のオープニングと同じ映像。ただしBGMは異なる)
      ナレーションは柳澤亜弓アナウンサー。
  • 1世代前 2007年ごろ - 2011年7月24日 デジタル・アナログ共通映像(テロップ・ナレーションも同じ) アナログ放送最終版
    • オープニング 富士山の日の出の映像
    • クロージング 日本平から見た富士山と清水港の夜景
  • 2世代前 2005年 - 2007年ごろ デジタル・アナログ共通映像(テロップ・ナレーションは別) これ以降ハイビジョン制作 デジタル放送初代
  • 3世代前 2001年の新館使用開始? - 2005年
    • オープニング 富士山と日の出、田貫湖の映像(現行とは別の映像)
    • クロージング 夜の静岡市内の空撮映像
      ナレーションはいずれも水野涼子アナウンサー。
  • 4世代前 1994年ごろ - 2001年?
    • オープニング 富士山と日の出、田貫湖の映像(上記とは別の映像内容)
    • クロージング 夜の静岡市内の空撮映像(OP同様上記とは別の内容)
      ナレーションはいずれも不明。
  • 5世代前 不明 - 1994年ごろ
    • オープニング 富士川と日の出の映像 炎のランナーなど往年の映画音楽の後、静岡県歌(あけゆく朝)を流しテロップ読み上げ開始。
    • クロージング 夜の静岡市内の夜景
      ナレーションはこちらも不明。

アナウンサー

男性
女性

テンプレート:静岡放送アナウンサー

過去に在籍していたアナウンサー

男性
女性

アナウンサーユニット

SBSラジオから誕生したアナウンサーユニット

  • ケッタウェイズ
  • ニョミとミユキ
  • マーブルキャンディーズ
  • K.J.S
  • Ca.Lon(カロン)
  • らぶらじ女子部(アナ姉妹)

キャスター

ラジオキャスター

通称はキャスタードライバー。関連会社SBSメディアビジョンに所属。

  • 杉本佳代
  • 山本真衣
  • 杉本未希
  • 安川侑希

過去に在籍していたラジオキャスター

  • 須部真由香
  • 鈴木美花
  • 門田直子
  • 太田景子
  • 中嶋郁弥
  • 菅原智里
  • 新海絵里子
  • 今村直美
  • 熊谷和加奈
  • 新貝真美
  • 平沢有樹子
  • 杉本のぞみ(現・日本気象協会
  • 江藤礼子
  • 高田富貴
  • 惟村智子(エフエムしみず(マリンパル)パーソナリティ→フリーアナウンサー)
  • 大井妙子
  • 渡邊愛(2010年9月まで「ラジオWEST」などでリポーターとして活動→2012年4月より同番組で復帰)
  • 塩沢香織(現在は『満開ラジオ樹根爛漫』などでパーソナリティーとして活動)
  • 秋山華織(「秋山かおり」として2012年3月までボイス・キュー『スポーツ大好き!』パーソナリティーとして活動)
  • 吉井佐和(2008年3月まで「Radio East」でリポーターとして活動。現在はエフエムしみず(マリンパル)のパーソナリティ)
  • 小川啓子(「小川けいこ」として2008年4月から「Radio East」でリポーターとして活動)
  • 太田美恵子(卒業後は「浜松発BIG WEST」のリポーターとして活躍、県内タイホーやはまそう等のCMにも出演多数)
  • 久保田かおり(現在はエフエムしみず(マリンパル)で、「夏木かおり」名義でパーソナリティを担当)
  • 矢田部ゆか(現・南海放送アナウンサー)

テレビキャスター

実質的にテレビリポーター。

  • 鬼頭里枝(元SBSアナウンサー)
  • 比連崎実(ウェザーマップ所属気象予報士
  • 増田美香(『Soleいいね!』)
  • 矢田優希(『Soleいいね!』)

過去に在籍していたテレビキャスター

報道記者

  • 石垣祐市(『SBSテレビ夕刊』キャスターを経て報道部長)
  • 伊藤充弘(2000年 - 2003年JNNニューヨーク特派員など)
  • 岩崎大輔(気象予報士、初期の『Soleいいね!』お天気キャスター)

ラジオパーソナリティ

※元SBSアナウンサーのパーソナリティについては「#過去に在籍していたアナウンサー」を参照


芸能人・タレント

SBSラジオでレギュラー番組を持っていた芸能人

パソコンDJ

  • あいだビエンそこよ
    1985年頃「チャッキリ大放送」に出演。PC-6000シリーズの発声機能を使用していた。

地域ニュースの動画配信

  • 静岡県内ニュースは朝・昼の1日2回動画配信を土日も含め実施。なお『SBSテレビ夕刊』で放送した分については文字配信のみ。

歴代キャッチフレーズ

ラジオ単独で使われたものも多い。

  • 「見てる?聴いてる?決まってる! いつでもどこでも SBS」
  • 「楽しいみんなのSBSラジオ」
  • 「明るい暮らしの道しるべ 情報のSBSラジオ」
  • 「確かな情報、楽しい話題 SBSラジオ」
  • 「カラフル電波 SBS」
  • 「WOW! ダイナミック SBSテレビ」
  • 「確かな年輪 確かな信頼 SBSテレビ」
  • 「パワーアップ SBSラジオ」(ラジオ 静岡局10キロワット増力時)
  • 「2000年へキュン! SBS」
  • 「スキスキ光線 SBS」(2代目ロゴ末期)
  • 「move!move!」(2003年10月 - )
    現在のテンプレート:いつキャッチフレーズ。2003年10月のロゴ変更時から使用。
    静新SBSグループ共通のもので、静岡新聞社もこのキャッチフレーズを使用している。
  • 「東から箱根越えたらSBS、西からも浜名湖見えたらSBS、1404(いちよんまるよん)SBSラジオ」
    1974年、御殿場ラジオ送信所の開局記念として当時アナウンサーだった青木輝が作詞・作曲したステーションソング
    1978年までは「1400(いちよんまるまる)」であった。1978年日本民間放送連盟賞受賞。
    最近は一部抜粋の上、当初の曲をアレンジして使っている。
  • 「こころ 伝えます SBSラジオ」(2007年10月 - 2012年6月)
  • 「みんなのテレビ」(SBSテレビ・2008年 - 2010年)
  • 「SBSテレビに夢(6)チュ〜」(SBSテレビ・2010年 - 2012年)
  • 「LinkココロつながるSBSラジオ」(2012年7月 - 2014年3月)
  • 「つながるテレビSBS」(SBSテレビ・2012年4月 - 2012年9月)
  • 「みてコレ!6チャンSBS」(SBSテレビ・2012年10月 - 現在)
  • 「Knock on the Future SBSRADIO」(SBSラジオ・2014年4月 - 現在)[16]

関連会社

テンプレート:Main

  • 静岡新聞社
  • 伊豆新聞本社
  • SBSマイホームセンター
  • SBS学苑
  • SBSプロモーション(保険代理店、旅行代理店など)
  • SBSメディアビジョン(テレビ・ラジオの番組制作、DVDなどのソフト制作、放送系技術者派遣)
  • ハワイ報知ハワイ州唯一の邦字紙)
  • SBS情報システム(静岡県内を中心としたITベンダー)

付記

本社社屋

社屋は静岡新聞社と一体化されており、本館(高さ68m)・新館(後述)の他、静岡新聞社の制作センター棟(一部静岡放送の部門や共同通信社静岡支局も入居)などからなる。

本館には当初テレビ・ラジオ合わせて3つのスタヂオ(本館の落成当初からあったスタジオ群は「スタ“ヂ”オ」と表記されていた)があった。Aスタヂオはテレビ用、Bスタヂオはラジオ用、そしてワンマンスタイルのアナブース8つで構成されたCスタヂオも、ラジオ用(収録主体ではあるが、ラジオの静岡新聞ニュースでも使用)として使われていた。さらに1983年4月には、定時ニュース(即ち「静岡新聞ニュース」)用として報道部フロア内にDスタジオを新設し、それまでアナウンサーの顔出しがなかった定時ニュースが顔出しで放送されるようになった(副調整室はなく、スタジオ設備は主調整室内の送出卓(所謂「マスターサブ」)から駆動されていた[17])。しかしその後、報道部フロアが手狭になったなどの理由からDスタジオは撤収され、新たにオープンスタジオが同フロア内に設置された。[18]

その後スタジオ改修と再編が行われ、ラジオスタジオは1992年、本館6階に「スタジオα(アルファ)」が新設された。それまでラジオのメーンスタジオであったBスタヂオはしばらくの間録音用として使われた後、1996年秋にはテレビニュース用へと改修され、新館「放送センター」完成まではここから「SBSテレビ夕刊」「気になるニュース最終便」が放送された。さらにCスタヂオは1999年4月に4つのスタジオへと改修された。そのうちひとつは「スタジオμ(ミュー)」と名付けられ、先行して稼働していた「スタジオα」と同等規模の生放送対応スタジオである。他3か所はこれまで同様の「Cスタヂオ群」であるが、機材はすべて更新された。

2001年10月、新館(放送センター)完成・稼働に伴いテレビスタジオも再編が行われた。テレビ主調整室が新館に移り、新たにGスタジオ(約106坪)が完成(機材はAスタヂオから一部を移設)。メーンスタジオは新館に移る。本館のテレビスタジオも再編され、Aスタヂオを新たなニューススタジオに変更した(サブはBサブを使用)。Bスタヂオはこの時点で通常運用を中止(Bスタヂオにあったカメラなどの機材をAスタヂオへ移設したため)するが、パーマネントセットが残されていたことから、CM撮影やインタビュー収録用に使われることもあったという。

そして2006年6月には新館の情報センター内に新たなNスタジオが完成、これをもってテレビの放送機能は完全に新館「放送センター」に移る(ラジオ主調整室とCスタヂオを含むラジオスタジオ群は本館のままで変更なし)。なおA・B両スタヂオともに2009年現在はスタジオとしての使用を止め、倉庫として使われている模様。

社屋内には、健康診断人間ドックが受診できる公益財団法人SBS静岡健康増進センター(もと静岡健康管理センター)」があるため、風邪・発熱などの軽疾患の場合でも出社し診察をうけ勤務可否を判断している。一般の受診も可能。

また、本社17階にあった「スカイレストラン・バイロン」は、2012年5月17日にタイタコーポレイションが運営する新レストラン「Tembooo(テンボー)」へと変わった[19][20]。さらに現社屋完成当時は社屋内に銀行(静岡銀行登呂支店。現在は社屋西側に移転。社屋内に同行ATMが設置されている)や結婚式場もあった。[21]

情報カメラ設置ポイント

関連事業

SBSマイホームセンター

住宅メーカーの商品(住宅)を実際に一堂に見比べることができるという画期的なアイディアで始まった。1971年第1号の静岡展示場ラジオ(本局)送信所敷地内に開設した。2007年現在は静岡県内に11か所の展示場を持つ。そのうち静岡、三島、掛川、浜松富塚の4か所はラジオ送信所敷地内に併設された。

富士マイホームセンター開設時(現在は同市内別所に移転している)にはその当時人気大絶頂だった『走れ!ケー100』の放送終了直後であり、放送で実際に使われたケー100や主人公を務めた大野しげひさなどが来てのサイン会を行った。

フェスタしずおか

静岡市の駿府公園1972年 - 1999年の8月に静岡放送の主催で行われたイベント郷土芸能歌謡ショーなどがあった。「ちびまる子ちゃん[22]の一エピソードにも取り上げられるなどして静岡県民に広く親しまれた。また同名の『フェスタはままつ』『フェスタぬまづ』も行われていたが、こちらも現在は行われていない。 テンプレート:Main

SBSカップ・国際ユースサッカートーナメント

テンプレート:Main

しずおか市町対抗駅伝

2010年実施の第11回大会から、それまでの『しずおか市町村対抗駅伝』から名称変更された(同年5月10日の実行委員会で決定された。平成の大合併の結果、静岡県から村がなくなったことが理由。)。 テンプレート:Main

マスコットキャラクター

  • 現在マスコットキャラクターはいない。静岡県内の放送局でマスコットキャラクターがない局は同局のみ。
    • 局としてのマスコットキャラクターは現存しないが、ラジオ放送に於いては、ラジオ受信機をモチーフとした『らぶらじ』のキャラクター「らぶらじちゃん」[23]が、それに準ずる使われ方をされている。既にノベルティグッズもある。
    • 番組紹介の前に、静新SBSグループのシンボルマークが大勢で走るアニメーションが出ることがある。
    • 平日の夜18:55より放送される『笑顔がいいね!』内で、いろいろなキャラクターが登場する歌が流れる。現在は「パンパカパンツ」というブタのキャラクターがいちばん多く出演している。
  • 1世代前 みみよりくん・メアリーちゃん(1998年頃? - 2003年秋の現行ロゴ切替時まで)

不祥事

補遺

  • 1971年の『第13回日本レコード大賞』は、12月31日が金曜日だったため、日本テレビ系の19:30枠『ハッチャキ!!マチャアキ』、20:00枠三菱電機提供・『三菱ダイヤモンド・アワー』・『日本プロレス中継』を同時ネットで放送したことにより、この年に限り放送しなかった。
  • SBSラジオ本局の周波数は、沿革にもあるように1978年11月に1400kHzから1404kHzに変更されているが、電話リクエスト番組での受付電話番号の末尾4桁は現在も「1400」を使用している。
  • 浄土真宗系「親鸞会」の出版社1万年堂出版の全国ネットラジオ番組(2013年現在は『ラジオ朗読版「なぜ生きる」』)をキー局として放送している。
  • 同じくJNN系列に属する大阪の毎日放送が主催して毎年12月第1日曜日に開催されている『サントリー1万人の第九』で、同局が制作し放送している当該催事に係るドキュメンタリー番組(地上波向け制作分)の、公式に発表されている放映局(JNN基幹局5局など)を除いて放映前例を持つ民放局の一つでもあり、遅れネットで放送している。最近では2010年に開催された第28回公演に係るドキュメンタリーを同年大晦日の早朝に放映している。
  • 2014年3月24日、元アナウンサーの女性が同年2月に契約を打ち切られたのは不当として、雇用継続の確認等を求めて静岡地裁に提訴していたことが明らかになった[25]

脚注及び出典

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

  • 社屋及び関連についての内容は『ラジオパラダイス』1988年5月号(三才ブックス)、『静岡放送50年史』(静岡放送)などから引用、要約した。

外部リンク

テンプレート:Sister テンプレート:Navbox テンプレート:Navbox テンプレート:Navbox テンプレート:火曜会 テンプレート:民間放送教育協会 テンプレート:Tv-chubu テンプレート:Radio-Koshinetsu テンプレート:Radiko

テンプレート:Coord
  1. 静岡エフエム放送…FM静岡→K-MIX…などの例と同じ。
  2. 全国全放送局から大使が総出演するCMを制作する際、重長智子がSBSの大使に任命された。
  3. 3.0 3.1 出典:『静岡放送50年史』
  4. 2010年度からは終夜放送を再開した。
  5. テンプレート:PDFlink 株式会社radiko、2011年9月15日。
  6. 新館オープン SBS静岡健康増進センター 駿河区静岡新聞)2014年1月14日。
  7. テンプレート:Cite web
  8. テンプレート:Cite web
  9. 2006年7月17日に1062kHzより変更
  10. 2006年7月17日に1557kHzより変更
  11. かつてはVHF垂直偏波送信・5chであったが、静岡空港建設計画に伴い、送信所移転の際にUHF波送信・22chに変更された。その後アナアナ変換の対象になり、現在の62chに再変更された。
  12. 日曜の昼に放送されることもある。
  13. 以前は静岡朝日テレビで放送していた。
  14. レギュラー放送は放送開始から2010年4月の放送終了まで静岡第一テレビで放送された。
  15. 不定期で土曜または日曜の昼に放送される。
  16. SBS RADIO
  17. ニュース用ではあったが、番宣番組や天気予報などミニ番組にも使われていたという。
  18. オープンスタジオ化によってスタジオスペースが大幅に縮小され、業務スペースを確保できたという。
  19. Temboooのブログ
  20. SBS本社内であるが関係者以外も利用可能。なお社員食堂とは別。社員食堂は他の階にあり、こちらは社員・関係者専用。
  21. 社史にもその旨表記がある。ちなみに結婚式場は「ウェディングパレス」という名称であった。
  22. 「ちびまる子ちゃん」自体は、フジテレビ系列のテレビ静岡で放送。
  23. らぶらじちゃんProfile
  24. 静岡放送記者、被害者の顔写真を売る 中日新聞に掲載 朝日新聞 2013年12月14日
  25. MSN産経ニュース 2014年3月25日発信