心のいこい

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心のいこい』(こころのいこい)は、大阪市鶴見区宗教法人念法眞教布教番組

概要

ラジオ大阪[1] の制作で1971年に開始、2006年11月30日に放送1万1000回を数えた。

早朝5時台~6時台に民放AM局(JRNNRN系列)にネットされている。月~土に放送している局と、月~金、日に放送している局がある。

番組構成

日替わりの内容

5分枠で、基本的には月・水・金曜日が関西芸術座劇団ひまわり出演のミニラジオドラマと『念法法語集』(教典)の朗読、火・木・土曜日が朗読のみ。

火・木・土曜日の何れかが祝日の場合、祝日に因んだミニドラマが放送されるため、前日はドラマを休み朗読のみになる場合もある。

2005年4月1日から2006年11月13日までは、オープニングの前に「ねんぽう・しんきょう」のサウンドロゴが挿入されていた。

念法法語集の朗読は、低く落ち着き払った声質の御園尾和子(みそのお かずこ)が放送開始から36年間に渡って務めていたが、2007年4月2日以降は後任の浦島三和子(うらしま みわこ)に交替した。

オープニング

の鳴き声とともに流れるテーマ曲『小鳥のシンフォニー』(作曲:横山菁児)に、「おはようございます。念法眞教・心のいこい。」のナレーションが被る。当日の番組内容が栗本有紀子(くりもと ゆきこ)によって予告され(祝日等[2]は併せてコメントされる)、本編に入る。

朗読

法語集は様々なBGMにのせて朗読される。2005年4月からは不定期ながらも法語集に加え、それに因んだエッセーも朗読されていたが、御園尾和子の降板後エッセーは無くなり、朗読のみになっている。

ドラマ

ドラマには連続物と単発物があり、連続物では「桜井家の人たち」、「緑ヶ丘3丁目」、「マツオカさん家は3人家族」、「園部さん家の園子さん」(2005年1月~)、「ゴエモンの旅」(2005年10月~12月30日、金曜日のみ)等がある。

単発物はその時々で作家が異なり、教義に因んだものや、2005年4月以降は「雨」「夏休み」など季節を題材にしたドラマも放送されていたが、後者は現在休止している。

エンディング

テーマ曲『小鳥のシンフォニー』が鶯の鳴き声(オープニングとは若干異なる)とともに再び流れ、アナウンスが被る。ドラマや朗読が早く終わって間がある時等には、教団の連絡先と名称の説明を行っていたが、2005年4月1日以降一旦休止。2006年4月3日から復活したが、現在は連絡先の案内は行なっていない。

そして最後に「今日も一日、明るくお過ごしください。」とコメントされ、テーマ曲がボリュームアップ~フェードアウトして終わる。フェードアウトのタイミングは、各局によって異なる。

かつては、御園尾和子がオープニングとエンディングのコメントも担当していた。

出演者

  • 栗本有紀子(オープニング・エンディングのコメント)
  • 浦島三和子(法語集の朗読)
  • 関西芸術座(ミニドラマ)
  • 劇団ひまわり(ミニドラマ)
  • 御園尾和子(オープニング・エンディングのコメント、法語集の朗読。1971年~2007年)

放送局・放送時間

注記

  1. 2005年3月までは、毎日放送がキー局であり、ネット局だった。
  2. 祝祭日の他、北方領土の日沖縄慰霊の日など教団が重要視する日が含まれる。
  3. 北海道では2006年9月30日まで、北海道放送とSTVラジオの2局でブッキングさせられる形で放送されていた。月~金は北海道放送とSTVラジオで放送時間がまったく同じになった時期もあった。なお、STVラジオの放送は2006年9月いっぱいで終了になった。
  4. 放送開始から1980年3月まではTBSラジオで放送。
  5. 東海ラジオ放送の対象地域の中京広域圏岐阜県岐阜放送では未放送。なお、1970年代までは、CBCラジオで放送されていた。
  6. 2013年3月29日まで、平日の放送は8:54~8:59の放送だった。
  7. 山陽放送のエリアにおいて、テレビでは準広域の香川県西日本放送では未放送。

外部リンク