西島三重子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox Musician

西島 三重子(にしじま みえこ、本名;西嶌[1]1950年8月17日 - )はシンガーソングライターであり、絵本やエッセイの執筆者でもある。東京都中野区出身。両親は食肉の卸販売の共稼ぎ、5人姉弟の三女。川村短期大学卒業。絵を志して、和光大学芸術学科に入学、中退。アオイスタジオ所属。静岡県御殿場市在住[2]

略歴

アマチュアグループ「カウンセラーズ」のヴォーカルとして渋谷西武チャオパルコの「サウンド・フェスティバル」に出場、自作の『のんだくれ』を歌った所、ワーナー・パイオニアのディレクターに認められ、1975年9月5日にアルバム『風車』及びシングル『のんだくれ』でデビュー。

1976年4月25日発売された、セカンド・シングル『池上線』が極めて息の長いヒットとなり、自身の代表曲となった。また、2012年11月7日にはアンサーソングの『池上線ふたたび』をリリースした[3]

現在も、コンサート、ライブ活動を精力的に行っており、2002年に発売した、子供の健やかな成長を祈る親の気持ちを歌った「おひさまのたね」は幼稚園、学校、コーラスグループなどからの支持を得て静かなブームとなっている。

オリジナルアルバムだけでも、ワーナー・パイオニアから5枚、テイチクから6枚、東芝EMIから8枚、メディアリンクから3枚リリースしている。他にベスト盤多数。コンピレーションアルバム『Re-Cover』にも参加。楽曲の提供者としても五木ひろしが歌った『途中駅』、木の実ナナが歌った『うぬぼれワルツ』を皮切りに非常に多数。ラジオ・テレビ等への出演もラジオ関西『ギャルギャル神戸』、NHKラジオ『面白法律夜話』等多数。NHK『みんなのうた』の『あいつのハンググライダー』も西島三重子作品である。

絵本『おやおや、まあくん』、『サンタさんのゆめ』、エッセイ『ヤクシ団欒物語』(有朋堂 1996年 ISBN 4-8422-0221-1)、『わすれもの』(愛育社 2007年)等も執筆。イラストレーターとしても活動。

アルバム

  • 寝物語 1986.6.4
    少年の日の海~洲の崎へ / かもめよりも遠くへ / 流されて / ノンシャラン / 陽ざかりの午後 / アデュー( Adieu ) / 浪漫一夜(ロマンひとよ) / サライ・サライ・サライ / 冬のカルナバル / 千年の涙 / ラストワルツ / ロマネスク / 海鳴り / 冬なぎ
  • ペルソナ(仮面) 1987.9.05
    カミュート / ある日恋の終わりが… / 抱きしめて / シェルブールの雨傘 / 風のささやき / メリーナ / 私は一人片隅で / 夢の中に君がいる / 別離 / ジェラシー / 愛はかぎりなく / 愛のコンチェルト
  • 想いの届く日 1988.2.5
    涙の河に流しなさい / TO・N・DE・KE / おもかげ / カフェ・ニセ / アペーロ(雨の哀訴) / 君去りし夜 / 幸せの二分間 / カルナバルの朝 / サベルア / アマール・アマンド / ラ・ボエーム / 帰り来ぬ青春 / もう森へなんか行かない / 想いのとどく日

テンプレート:節stub

提供曲

脚注

テンプレート:脚注ヘルプテンプレート:Reflist

資料、外部リンク

  1. デビュー当時。現在は結婚に伴い変わっている可能性がある。
  2. 本人プロフィール
  3. 西島三重子 愛される曲でヒット再び!-芸能-デイリースポーツ online