CSI:科学捜査班
『CSI:科学捜査班』(CSI: Crime Scene Investigation, シー・エス・アイ かがくそうさはん)は、アメリカ合衆国のテレビドラマ(海外ドラマ)シリーズ。CBS系列で、2000年10月6日に放送開始[1]。2013年9月25日より、シーズン14が放送中。同シーズン放送中の2014年3月13日にはCBSがシーズン15の製作を決定している[2]。
日本では、WOWOW、AXN、Dlife、およびテレビ東京系列などで放送。
目次
解説
製作総指揮はジェリー・ブラッカイマー。主題歌はザ・フーの「Who Are You」。
華やかなカジノを中心に人々の欲望が渦巻く街・ラスベガスを舞台に次々に起こる難事件を、科学捜査班(CSI = Crime Scene Investigation、正しくは鑑識班)が最新科学を駆使して、現場証拠から犯人及び犯行過程を解明していく。必ずしも事件が全て解決する訳ではなく、解決しても後味の悪い結果になる場合もある。また、各話のエンディング部分で、後日譚などのエピソードが描かれることなく、いきなり終わってしまうことが多いのも特徴である。基本的には1話完結であるが、特定の犯罪者が複数のエピソードあるいはシーズンにまたがって登場することもある。
主人公に相当するキャラクターが1人おり、シーズン1第1話からシーズン9第10話まではウィリアム・ピーターセン演じるギル・グリッソムが、シーズン9第11話からシーズン11最終話まではローレンス・フィッシュバーン演じるレイモンド・ラングストンが、そしてシーズン12第1話からはテッド・ダンソン演じるD・B・ラッセルが主人公格としてストーリーを牽引している。一方、チーム全員で1つの事件を捜査することもあれば、1エピソードごとに複数の事件をチーム分けで担当することもあるため、必ずしも主人公格のキャラクターばかりに焦点が当たるわけではない。犯罪捜査を軸としつつもチームの人間関係や捜査官個人にスポットが当たることもあり、特定の捜査官を中心に描かれるエピソードでは、他のキャラクターの出番が少なかったり、全く登場しないこともある[注釈 1]。
セットや小道具の全ては、実際の捜査で使用する本物を用意し、リアリティの追求に余念が無い。このような芸当が可能なのはアメリカのテレビ番組制作における予算が潤沢なためである。また、現実の犯罪捜査で鑑識班が捜査班として、尋問や逮捕あるいは捜査などの刑事の仕事をすることは有り得ない(彼らは警察官ではなく技官)。
番組中CSIチームが使う捜査用車両は番組開始当初はシルバーの二代目ジープ・グランドチェロキーだったが、第1シーズン中盤から青の二代目シボレー・タホ、第2シーズンからタホの姉妹車である青(第6シーズンからシルバー)の二代目GMC・ユーコンデナリ、第7シーズン第3話からシルバーの三代目ユーコン、第8シーズン第13話から黒の三代目ユーコンのハイブリッド仕様に乗り換えている。
作品評価・視聴者数
全米では、『ER緊急救命室』、『フレンズ』を抜いて視聴率No.1になり、その好調さを示すように『CSI:マイアミ』、『CSI:ニューヨーク』と2作のスピンオフ作品が発表されている。また、第31回 People's Choice Awards(アメリカ映画俳優組合賞)にてフェイバリット・テレビ・ドラマシリーズで受賞、キャサリン役のマージ・ヘルゲンバーガーがフェイバリット・テレビ・スター女優賞を受賞した。また主演のウィリアム・ピーターセンの2008年時点での一話あたりのギャラが60万ドルであり、これは全米のプライムタイムのドラマで最高額であった[3]。
シーズン1から平均視聴者数は2000万人超えを記録、通算100話目となるシーズン5第8話「第三の性」(原題 Ch-Ch-Changes)では、シリーズ最多となる3146万人の視聴者数を記録した[4]。このシーズン5ではスピンオフ2作も出揃い(マイアミ編はシーズン3、ニューヨーク編はシーズン1)、第1話の視聴者数が週間視聴者数ランキングでそれぞれ1位、2位、5位を記録[5]、3作全てが大ヒットを記録した。シーズン5の視聴者数は平均で2626万人であり[6]全シーズンで最多となった。
一方、これ以降視聴者数は緩やかに減少し、シーズン8では平均視聴者数が2000万人を割り込んだ[7]。シーズン12第20話「殺しの衝動」(原題 Altered Stakes)では、1話あたりの視聴者数が1000万人を割り込む[8]など、その勢いには陰りが見えている。
なお、マイアミ編は2012年5月にシーズン10でファイナルを迎え、ニューヨーク編は2013年5月にシーズン9をもって放送を終了した。[9][10]2013年時点では、CSIシリーズの中で放送が継続しているのは本作のみとなっていたが、新たなスピンオフ作品として「CSI: Cyber」の放送が発表された。主演はパトリシア・アークエット[11]。「CSI: Cyber」の舞台はクアンティコのFBIの話となる。
社会への影響・批判
現実の捜査では、DNA鑑定や遺体の毒物検査の結果が判明するまでに数週間から数ヶ月かかるのに対し、劇中では数時間程度で結果が出る[12]という違いがあり、実際の捜査手順からかけ離れているとの批判が存在する。また、アメリカでは人気番組であるCSIを見た陪審員が、現実とかけ離れた証拠の基準を抱くようになり、たとえ複数の目撃証人がいても、科学的証拠なしでは有罪判決を拒否するようになる傾向があると指摘する検事や法学者も存在する[13]。他にも劇中で行われる高度な科学捜査を一般に広めてしまうことで、犯罪隠蔽の巧妙化を招くのではないかと不安視する声もある[14]。この意見はドラマ内でも取り上げられ、記者がグリッソムにその質問をするシーンがある。
出演者の変遷
本作は放送が10年以上に及ぶ長寿作品ということもあり、レギュラーはもちろん、その他の出演者の入れ替えも随時行われている。レギュラー出演者については、シーズン1第1話の時点では5人[注釈 2]であったが、シーズン3以降は8人になった。その後、シーズン7からシーズン12までは、シーズンの途中あるいは節目で必ずレギュラー出演者に変動が生じていた。シーズン14の時点では、レギュラーは11人と当初の倍以上に増えている。なお、シーズン1第1話から継続してレギュラー出演しているのは、ブラス警部役のポール・ギルフォイルのみである[注釈 3]。
以下に、出演者の変遷がメディアの話題となった事例を記す。
2004年、ギャラ交渉のもつれによってサラ・サイドル役のジョージャ・フォックスと、ニック・ストークス役のジョージ・イーズの降板が発表された。後日、制作側との和解によって二人の降板は取り消されたが、2007年の契約更改でジョージャ・フォックスの更新は行われず、彼女は第8シーズンで番組を一度降板した。
2008年、ウォリック・ブラウン役のゲイリー・ドゥーダンが契約の更新を断り降板すると発表された。発表から約半月後にゲイリーが複数の薬物所持で逮捕。降板の理由に関してさまざまな憶測が飛び交った。
2008年、ギル・グリッソム役のウィリアム・ピーターセンが第9シーズンを最後に番組を降板することが発表された。一部では「マイアミ」「NY」などスピンオフ化の方向性に不満を持ったと噂されたが、降板後もピーターセンはエグゼクティブ・プロデューサーとして番組の製作に関わっている。
2009年、ジョージャ・フォックスがシーズン9にゲスト出演。その後、彼女はシーズン10にも出演し、シーズン11からは再びレギュラーとして出演している。
登場人物
レギュラー
- D・B・ラッセル(D.B. Russell)/ 第12シーズン第1話〜
- 演:テッド・ダンソン(Ted Danson)、声:樋浦勉
- CSI捜査官レベル3、夜番主任
- ラングストンの後任として、そして降格処分を受けたキャサリンの後任としてシアトルCSIからやってきた新主任。規則を無視して暴走しがちのCSIチームを立て直すために上層部が送り込んだ。
- 両親はフォークミュージシャンで妻と娘、西ラスベガス大でバスケ選手の息子と孫娘がおり、CSIシリーズで初めて妻子持ちの主人公である。
- ジュリー・フィンレイ(Julie "Finn" Finlay)、/ 第12シーズン第14話〜
- 演:エリザベス・シュー(Elisabeth Shue)、声:田中敦子
- CSI捜査官レベル3
- 退職したキャサリンの代わりにやってきた新捜査官。かつてシアトルCSIでラッセルの部下だったが、ラッセルにクビにされた過去を持つ。
- 血気盛んな姉貴分な存在。
- ニック・ストークス (Nick Stokes) / 第1シーズン第1話〜
- 演:ジョージ・イーズ(George Eads)、声:家中宏
- CSI捜査官レベル2→3(特殊技能:毛根・繊維分析)
- 1971年8月18日生まれ。テキサス州出身。本名はニコラス・ストークス。父親は判事、母親は弁護士という裕福な家庭で育った。警官から転属し、ダラスでの数年の勤務の後、ベガスに赴任する。幼少時代の父親からのニックネームは「パンチョ」[15]。
- ユーモアにあふれ、ディスカバリーチャンネルが好きなアウトドア派で、非常に人好きのする人物。その人柄はグリッソムにも評価され、サラとの昇進争いでは優位に働いた。一方で女性に対しては弱い面もあり、それがきっかけで事件に巻き込まれたり、男性からストーキングされたりした過去がある。
- おもちゃ発明が趣味で休日はおもちゃ作りを楽しんでいる。ピーナッツバターが嫌い。
- 同年齢のウォリックとは良きライバル関係で、張り合いながらもお互いを信頼している。ウォリックより勤続年数が長い。
- 堪能、というほどではないがスペイン語の心得があり、スペイン語で歌われる歌の歌詞を翻訳したり、ヒスパニック系の人間が多く住む地域などではスペイン語で聞き取りを行ったりしている。
- 幼少時にベビーシッターに性的虐待を受けたことがあり、子供がターゲットになる犯罪には敏感。被疑者が未成年である場合など「話が解る年長者」として振る舞い、思わぬ解決口をつかむことがある。
- クエンティン・タランティーノがゲスト監督を務めた、第5シーズンの最終2エピソード「CSI“12時間”の死闘(前後編)」では、犯人に拉致されて密閉状態の箱に監禁され、命の時間が徐々に縮んでいく様子をCSI内に中継されるという、レギュラー陣で最大の極限状態を体験した。
- チーム再編成後はキャサリン、ウォリックとともに遅番チームに所属。その後の再々編成で他のメンバーと合流。
- WOWOWで実施された『CSIイケメン捜査官ランキング』では4位に入る(ポイントは「笑顔」)。
- サラ・サイドル (Sara Sidle) / 第1シーズン第2話〜第8シーズン第7話、(ゲスト出演)第9シーズン第1・2・10話
- 演:ジョージャ・フォックス(Jorja Fox)、声:浅野まゆみ
- CSI捜査官レベル2→3(特殊技能:要素・元素分析)
- 1971年9月16日生まれ。サンフランシスコ出身。両親は元ヒッピーだった。ハーバード大学出身の才女で、CSI訓練生だった頃にグリッソムの講義を受ける。それが縁となり、サンフランシスコのCSIからグリッソムに引き抜かれた。恩師譲りのワーカホリック。
- 強姦事件の際に自ら囮に志願するなど行動力と勇気がある。また普段はクールだが女性が犠牲になる事件では感情をむき出しにして捜査にのめりこむ熱い面もある。
- 第1シーズンでの豚を使った実験が原因でベジタリアンになる。動物愛護派。
- 第3シーズンまでは救急班のハンクと交際していたが、(捜査のためやむを得なかったとはいえ)キャサリンにデートを台無しにされたり[16]、裁判で被告側の弁護人から証拠の正当性に疑義を呈される[17]など、何かと気苦労が多かった。第17話で彼が別の女性と二股をかけていたことが発覚し、破局する[18]。
- 第4シーズン終盤では心理的に不安定になり、飲酒運転を起こしてしまう。その際グリッソムに迎えに来てもらう。カウンセラーからは自分の過去を上司に話すべきだと忠告されている。その後、グリッソムに過去を打ち明け、これにより家庭内暴力に耐えられなかったサラの母ローラが父親を殺し、その後は里親のもとで育ったことが判明した。グリッソムに師弟を越えた愛情を持ちつつ、長年互いに踏み込めないでいたが、第6シーズン最終回でついに交際が発覚。だが、自ら交際を公にすることはなかった。
- チーム再編成後はグリッソム、早番出身のソフィア・カーティスとともに夜番チームにとどまる。しかし、グリッソムとの交際が公になると、ラボの服務規定により別シフトに異動させられた。
- 第7シーズン最終話で、模型連続殺人事件の真犯人によって拉致され、車の下敷きにされてしまう。それを機に捜査をすること(サラ曰く「死の世界に首を突っ込むこと」)が、苦痛に感じられるようになり、CSIを去ることとなった。
- 第9シーズンではウォリックの葬儀に参加する為に一時的にラスベガスへ戻ってきた。第10シーズンでは、退職したライリーの穴埋めで一時的に復帰し、第11シーズンではついにレギュラーに復帰する。
- 尚、第10シーズン登場時にはグリッソムと結婚している。
- ジム・ブラス (Jim Brass) / 第1シーズン第1話〜
- 演:ポール・ギルフォイル(Paul Guilfoyle)、声:麦人
- 市警察殺人課警部
- 1953年1月3日生まれ。ニュージャージー州出身。本名は、ジェイムス・ブラス。
- ラスベガス市警には刑事として赴任。その後CSIの主任となる。第1シーズン第2話で新人のホリー捜査官が殉職したため、責任を取らされ元の殺人課に左遷される。CSIの主任だっただけあって経験と知識は豊富なはずであるが、殺人課に左遷されてからは科学捜査の話題に加わることはほぼ皆無であり、あくまで一人の刑事として事件に関わっている。科学捜査を揶揄するときもあるが、グリッソム達に積極的に協力して事件にあたってゆく頼もしき存在。
- 非常に巧みな話術の持ち主で、尋問における被疑者や弁護士との駆け引きにも長けているほか、メンバー同士のいさかいが起きた際にも冷静に解決策を提示する[19]場面もある。
- 私生活では離婚しており、元妻の連れ子である一人娘エリーが関わるエピソードでは主役級の扱いを受けた。第6シーズンでは犯人から銃撃を受け一時的に危篤状態に陥った。愛車兼捜査用車両は第5シーズンまでは水色のビュイック・ルセイバー、第6シーズンからは黒色のダッジ・チャージャー。
- グレッグ・サンダース (Greg Sanders) / 第1シーズン第1話〜
- 演:エリック・スマンダ(Eric Szmanda)、声:村治学
- CSI研究員→CSI捜査官レベル1→2→3(第9シーズン)
- 1975年5月5日生まれ。カリフォルニア州出身。本名はグレゴリー・サンダース。母方の祖母はノルウェー人。一人っ子。子供の頃から優秀で飛び級の末、スタンフォード大学を優秀な成績で卒業した。若手の研究員ながらDNAラボの責任者であり、ベガスに移る前はニューヨークにいた。第1・第2シーズンではサブ・レギュラーだったが、第3シーズンよりレギュラー入り。
- 基本的には明るい性格で、よく軽口を叩いてはグリッソムに睨まれている。一方でグリッソムに認められようと頑張る姿も多く見られるが、得意げに知識を披露してもグリッソムが一枚上手であることが多いため、功を奏することは少ない。
- マリリン・マンソンなどのロック[20]やスキューバダイビング[20]を愛好し、そのせいでネバダ州の様々な水辺に関する地理に明るく、何度か捜査で役立ったこともある。コイン収集もしており[20]、趣味が多い。グリッソム曰く「私よりノーマル」[20]。第2シーズンあたりまでは派手めのシャツを着用したり、よく突飛な髪型や被りモノ姿で職場に現れたりしていた。職場内でもロックを大音量で流し、往々にしてヘッドホンを使っていたため、CSIのメンバーが訪ねてきても全く気づかないことも多々あったが、第3シーズン以降はそのような描写は少なくなった。コーヒー好き。
- 第3シーズンではキャサリンの手違いにより起きたラボの爆発事故に巻き込まれるが、辛くも助かる[21]。
- シーズンを通して徐々に捜査官になることを望むようになり、第5シーズンから見習いとして現場捜査に参加。第11話「ホームズ最後の夜」で単独捜査した事件での捜査姿勢が評価され捜査官となり、夜番に組み入れられた。一時期サラに憧れていた節があったが、さほど進展しなかった。サラと共に事件を解決しているエピソードが多い。
- 第7シーズン第4話「害虫の群れ」で、捜査中に少年の暴行集団にまさにリンチを受けているところの男性を助けるため、集団に車で突っ込み男性は助けられるが、グレッグ自身も暴行を受け重傷を負ったことがある。後のエピソードでグリッソムにこの行為の勇気をたたえられる。
- アル・ロビンス (Al Robbins) / 第1シーズン第6話〜
- 演:ロバート・デヴィッド・ホール(Robert David Hall)、声:西村知道
- CSI検死官
- 1952年1月19日生まれ。本名はアルバート・ロビンス。第1・第2シーズンではサブ・レギュラーだったが、第3シーズンよりレギュラーに昇格。
- 交通事故で片脚を切断したため、義足をつけている[注釈 4]。優秀な検死医であり、CSIにとって無くてはならない存在。自分の仕事に誇りを持ち、ユーモア心を忘れずに仕事をこなす。有名人の遺体を写真に収め、スクラップしている。
- 一方、誇りがあるがゆえに自らの検死に疑いを抱かれることを嫌っており、新証拠が見つかったために遺体を掘り起こして再検証することになった際には、署名を求めに[注釈 5]モルグにやってきたニックとブラス警部に対して、自らの検死に落ち度があったと世間の非難を浴びる可能性に言及し、不快感をあらわにしていた(掘り起こした遺体からは複数のアザが見つかったため殺人事件として再捜査されることになったが、埋葬直前の防腐処置によって浮き出たものであり、ロビンスの検死に落ち度はなかった)[19]。
- 私生活では妻と数人の子供のいる平穏な家庭人でもあり、一度妻にセクシーな下着を贈って浮気を疑われたことがあるらしい。第7シーズンから自宅でジャックラッセル・テリアを飼っている。「Dr. Robbins & the DeComps Band」という名のバンドを組んでおり、ギター演奏をし歌う[22]。
- グリッソムとは気が合いジョークを交し合う仲であるが、グリッソムが辞職を打ち明けた際には叱咤激励しつつも「私は辞めない」と独白した[23]。
- デヴィッド・フィリップス (David Phillips) / 第1シーズン第5話〜
- 演:デヴィッド・バーマン (David Burman)[注釈 6]、声:上田燿司
- CSI検死官
- フルネームはデヴィッド・グレゴリー・フィリップス。ロビンスの助手として死体発見現場での検死を主に行っている。温和な性格で腕も優秀だが、奇妙な事態に遭遇するとすぐ動揺してしまう。猫アレルギー。一時期サラに好意を持っていたが、別の女性と結婚。
- 第10シーズンよりレギュラー入り。CSIシリーズでは初の検視官2名のレギュラー入体制。
- デヴィッド・ホッジス (David Hodges) / 第3シーズン第11話〜
- 演:ウォレス・ランガム(Wallace Langham)、声:咲野俊介
- CSI分析官→CSI捜査官(第9シーズン)
- 第3シーズンでロサンゼルスから異動。新人であるにもかかわらずグリッソムに敬語を使わず、異動の理由は「態度がデカいから」だったと説明した[24](しかし第3シーズン第22話「傷だらけのCSI」では敬語を使って話している)。ウィリアムズ大学出身で、生化学修士号を持つ。基本的にラボ勤務だが、たまに現場に出ることもある。第8シーズンよりレギュラーに昇格。
- 頭脳明晰で腕も確かだが少々変わった性格の持ち主で、空気を読まない減らず口を叩く癖がある為、CSIのメンバーからは若干敬遠されている節がある。また、検査の結果を直接主任に報告してしまうことから、ニックからは受けがよくなかった[25]。ラボ時代のグレッグに憎まれ口を利く事を特に好んでおり、彼が捜査官になってからは以前の彼の素っ頓狂な姿を懐かしむこともある。彼女は居たが、ふられている。本人曰く「運動神経は無い」。劣性遺伝によりシアン化合物を嗅ぎ分ける嗅覚を持っている。飼い猫の名前は「Mr.K」、またの名を「コバヤシマル」。名前はスタートレックに関係すると思われるが、話をグリッソムに打ち切られたため不明。
- 吹き替えでは、何故かグリッソムを「大将」(サー《Sir》)と呼ぶ。会話の波長が合わない為か、グリッソムもホッジスに対しては、無駄話を無理矢理断ち切るなどそっけなく接しているが、彼自身は上司を心から尊敬しているようで、第7シーズン「模型の鍵」ではCSIメンバーが捜査に出ている間にラボメンバーを集め、グリッソムが解決に悩んでいた『殺人模型』を解析し連続殺人事件の解決の糸口を見つけた。
- 第7シーズンで、グリッソムがサバティカル休暇を取りウィリアムズ大学へ講義に行った際、ウェブで受講し、「スパンキー」の名でレポートを提出した。
- グリッソムを敬愛していたためか、彼と入れ違いでチームに加わったラングストンには当初は意地悪な態度で接していたが、あっさり丸め込まれてしまい、その後は普通に接するようになった[26]。
- モーガン・ブロディ (Morgan Brody) / 第11シーズン第21話〜
- 演:エリザベス・ハーノイス(Elisabeth Harnois)、声:桑島法子
- CSI捜査官レベル2
- エクリーの娘で第11シーズンではロス市警SIDのメンバーだったが、解雇され第12シーズンより志願してCSIに配属された。
サブ
- コンラッド・エクリー (Conrad Ecklie) / 第1シーズン第7話〜
- 演:マーク・ヴァン(Marc Vann)、声:幹本雄之
- CSI昼番主任→鑑識課局長代理→副保安官(第9シーズン)
- 強い上昇志向の持ち主で、価値観の異なるグリッソムとは相容れない人物。
- 第5シーズンで局長代理に出世し、過去にグリッソムが担当したとある事件を機に夜番チームを分割しただけでなく、自分に反論した元腹心のソフィア・カーティスを夜番に降格させるという私情を挟んだ人事を発令した。以上のような振る舞いから、グリッソムらに嫌われている。しかし、第5シーズンではCSIチームの穴埋めで嫌々ながら捜査官に復帰したり、ニックが誘拐された折は、私心を捨てて遅番・夜番合同捜査チームの編成と折衝している点から、捜査能力より組織運用能力が非常に高いと思われる。
- 第6シーズンからは第5シーズンの様な行動をとることは無くなり、協力的な姿勢を見せるようになった。第6話では被告側の弁護人が昆虫学者であることから反証させるためにグリッソムに協力を依頼している。
- 私生活では離婚している。
- 第9シーズンではCSIが保安官直轄になったことに伴い、副保安官に就任した。第12シーズン最終話で撃たれる。
- ルー・ヴァルタン(Luis "Lou" Vartann) / 第4シーズン第9話〜
- 演:アレックス・カーター(Alex Carter)、声: いずみ尚
- ベガス署の刑事。本名はルイス・ヴァルタン。
- 当初はモブキャラ的な扱いだったが徐々に出番やセリフが増えていった。マイナーキャラクターながら、なぜか国内外にファンが多い。
- 第6シーズンをもって一旦降板。第9シーズンで復帰した。一時キャサリンと交際していた。
- サム・ベガ(Sam Vega) / 第1シーズン16話〜第12シーズン
- 演:(Geoffrey Rivas)
- ベガス署の刑事。登場時は少年課。ギャング事件を主に担当する。
- 自身もヒスパニック系のため、スペイン語に堪能。第12シーズンのある事件で死亡する。
CSIラボ勤務
- ボビー・ドーソン (Bobby Dawson) / 第1シーズン第2話〜第10シーズン第20話
- 演:ジェラルド・マッカローチ (Gerald McCullouch) 、声:上田燿司
- CSIラボ勤務。弾道分析官。過去にラボ内で違法改造銃を暴発させた経験から、銃及び銃器ラボの扱いは非常に慎重且つ丁寧。
- アーチー・ジョンソン (Archie Johnson) / 第2シーズン第7話〜
- 演:アーチー・カオ (Archie Kao)[注釈 7]、声:蓮池龍三
- 音響・映像分析担当。
- 第2シーズン第2話警備員役でゲスト出演 後半からCSIラボ勤務で登場。
- SF好きで、スタートレックの熱烈なファン。ゲームにも詳しく、その知識をニックに見込まれて現場捜査に駆り出されたこともある[27]。趣味はサーフィン。
- ミア・ディッカーソン (Mia Dickerson) / 第5シーズン第3話〜第25話
- 演:アイシャ・タイラー (Aisha Tyler)[注釈 8]、声:根本圭子
- DNA分析官。第5シーズンで捜査官になったグレッグの後任。黒人女性。極度の潔癖症。
- マンディ・ウェブスター (Mandy Webster)
- 演:シェーリ・ラパポート、声:平田絵里子
- 指紋分析官。第1シーズンより。いつも眼鏡をかけている(シーズン2までは掛けていない)。
- グリッソムとサラの交際について、メンバーは全く知らなかったが彼女は「鋭い」ところがあるようで、交際していることを知っていた[28]。
- ホッジスは基本的に自分と同じく仕切り屋で物怖じのしない彼女のことが苦手なようである。第7シーズン「模型の鍵」、第8シーズン「ラボゲーム」でほかのラボメンバーを集めるも、彼女の介入を嫌がっている(が、ともに介入を拒めなかった)。
- ヘンリー・アンドリュース (Henry Andrews) / 第5シーズン第23話〜
- 演:ジョン・ウェルナー(Jon Wellner)、声:荻野晴朗
- 毒物分析官。同じ第5シーズン第14話では、サム・トレイシーという別の役として出演していた。祖母はフロリダ在住。
- ジュディ・トレモント(Judy Tremont)
- 演:Victoria Reiniger( Victoria Prescottとしてクレジット)
- ラボの秘書。第3シーズンより。ほかのラボ勤務のメンバーより幾分体格が小さく、それを生かしての実験に協力することがある。ほかのメンバーに比べて会話を交えて登場する回数は少ないが、他のメンバーが会話をしている背後で、ラボの受付をしている姿がよく映る。
- ジャッキー・フランコ(Jacqui Franco) / 第3シーズン第6話〜第5シーズン第19話
- 演:ロミー・ローズモント(Romy Rosemont)、声:くじら
- CSIラボ勤務。ノリの良い中年女性でグレッグと賭をして負けて彼のターバン帽を被って仕事をしたこともある。
過去の主要人物(第12シーズン12話終了時)
- ギル・グリッソム博士 (Gil Grissom Ph D.) / 第1シーズン第1話〜第9シーズン第10話
- 演:ウィリアム・ピーターセン(William Petersen)、声:野島昭生
- CSI夜番主任、CSI捜査官レベル3(特殊技能:昆虫学)
- 1956年8月17日生まれ。カリフォルニア州出身。UCLA卒。ラスベガス市警科学捜査班夜番主任。第1シーズン第2話で現在の地位に昇格。本名はギルバート・グリッソム。
- 9歳で植物学を教えていた父親が突然死、画廊を経営する母親のもとで育った。母親は未だに夫のためにクリスマスプレゼントを買ってくるという。学生時代から法医学に興味を持ち始め、カリフォルニア州史上最年少の22歳で検死官になった。ラスベガス市警鑑識課着任後は、同市の検挙率を全米14位から2位にまで引き上げるのに大きく貢献した。地道な実験に基づく昔ながらの捜査方法を好みつつ、近代テクノロジーも活用して捜査を進める。マスコミ受けがよいらしくインタビューを受けることも多い。
- 博識でシェイクスピアからスヌーピーまで、古今東西のあらゆる引用を行う(古典の引用ではシェイクスピアが多い)。
- 母親から遺伝した耳硬化症を患う。第3シーズン冒頭から本格的に病状が悪化し、読唇術で何とか乗り切っていたが、その後何度も捜査に支障を来すようになった。第3シーズン最終話でようやく手術を受け、聴力は回復した。読唇術のほかに母親に習った手話も流暢に使いこなし、こちらは捜査にも役立っている。
- 特技の昆虫学に対する執着は深く、仕事場は昆虫標本にあふれ、レース用のゴキブリを飼うほど。趣味はジェットコースターに乗ること。全米中のジェットコースターを熟知しているような発言が第4シーズン第20話で見られる。また、精神的に行き詰まると乗って気分転換を図ることもある。大学時代にはポーカーで学費を稼いでいた。ワーカホリックのため、私生活では独身。ハンクという名前のボクサーを飼っている。
- 教え子であるサラ・サイドルに対して師弟以上の感情(第4シーズン第12話「蝶の亡霊」参照)をもっていたが、第6シーズン最終話「サヨナラはまだ…」でついに交際関係であることが発覚。しかし、ラボの服務規定で職場恋愛が禁止されているため、第7シーズン最終話まで交際を公にしなかった。
- 第5シーズン第22話「主任失格」でキャサリンが仕事の後に行ったバーで容疑者と接触があったことを自分が聞こうとしなかったのに話さなかったと彼女を非難し、ラストで“私はそれ(他人とのふれあい)を求めない”と関係の修復を求めるキャサリンを冷たく切り捨てた。
- 第5シーズン第9話で、局長補佐のエクリーの画策によりチームが再編され、キャサリン、ウォリック、ニックは遅番に異動となった。第6シーズンではチームは再々編され、夜番を率いる。
- 第9シーズン第10話にてCSIを辞職、サラの待つ熱帯雨林へと旅立った。その後、第10シーズンで既にサラと結婚しており、フランスに移り住んでいる。
- 吹き替え版での彼の呼び名は「主任」となっているが、オリジナル(英語)版では「グリッソム」もしくは「グリス」、「ギル」などと呼ばれている。
- レイモンド・ラングストン博士 (Dr.Raymond Langston) / 第9シーズン第9話〜第11シーズン第22話
- 演:ローレンス・フィッシュバーン(Laurence Fishburne)、声:銀河万丈
- CSI捜査官レベル1→2
- 韓国・ソウル生まれ。西ラスベガス大学教授で医学博士。
- 病理専門医としての病院勤務時代に、同僚が「死の天使」のごとく27人の患者を死なせた事件について本を執筆した経歴も持つ。
- 西ラスベガス大学で犯罪学の講義を受け持っていた際、連続殺人鬼ネイト・ハスケルの引き起こした事件を解決するために捜査に協力することになる[23]。
- ただ、最初は警察が無断で講義を捜査に利用したことに不快感を示しており、警察関係者でないという理由で手に入る捜査情報が限定されていたことにも、あまり良い感情は抱いていなかった。しかし事件解決後、グリッソムの勧めでCSIに転職することを決意する(ただし、主任ではなく新人として)[29]。
- 知的かつ穏やかな性格の持ち主。勤務初日から災難に見舞われたにも関わらず、指紋をきれいに採取できるように勤務時間が終わってからも1人ラボで練習したり[26]、証拠を丹念に見直すことでキャサリンが気づかなかった真相をあぶり出したりするなど[26]、真面目な人柄もあり、ニックからは洞察力を褒められたこともある[30]。
- ユーモアのセンスも持ち合わせており、多士済々のCSIの面々ともすぐに馴染み、信頼を勝ち得ている。
- 一方で情に厚い面もあり、事件関係者の子供をかばって感情的になったこと[26]や、銃を持った犯人に自ら近づいたり[注釈 9]したこと[31]もある。自身は過去に医師をしていた経験があったが、ライリーからは、犯人を病人扱いすれば、いずれ自分や仲間の身を危険にさらすことになると厳しく非難されていた[31]。
- 第10シーズンでレベル2に昇格、最終話、連続殺人鬼ジキルを追う過程でハスケルと接触。その後、ジキル事件を解決したことを留置場にいるハスケルに報告しに行ったところ、隙をつかれ背中を眼鏡のフレームで数回刺されてしまう。
- 第11シーズンの冒頭で一命は取り留めたが、片方の腎臓を失ってしまった。その為ストーリー序盤はロビンスから贈られた杖を使い歩行していた。第15話でハスケルが逃亡。その過程でハスケルが元妻グロリアと再婚した夫に近づき夫を殺害、グロリアを拉致した。その後ハスケルの生家を突き止めグロリアを救出し、ハスケルを一度は拘束したものの、彼女に性的暴力を行ったハスケルに自身の怒りが抑えきれなくなりハスケルを暴行した後に殺害した。後に監察官聴取で殺害を認めたためCSIを追われる形で退職した。
- 退職後は元妻グロリアと共にボルティモアで静養しているとのこと(第12シーズン第1話より)。
- ちなみに、吹き替え版での彼の呼び名は「教授」に統一されているが、オリジナル(英語)版では「レイ」もしくは「ラングストン」とも呼ばれている。
- キャサリン・ウィロウズ (Catherine Willows) / 第1シーズン第1話〜第12シーズン第12話
- 演:マージ・ヘルゲンバーガー(Marg Helgenberger)、声:高島雅羅
- CSI捜査官レベル3(特殊技能:血痕分析)
- 1963年3月26日生まれ。モンタナ州出身。母子家庭で育ち、父親の顔を知らない。ブロンドで碧眼。元ストリッパーという異色の経歴の持ち主。姉と妹がいる。
- ある事件にかかわった際、彼女の才覚に気づいた刑事ジミー・タデーロから転職を勧められ、犯罪学の学位を取得し転職した。ストリッパー時代の親友ステファニーの殺人事件の犯人として逮捕されたケルソの病死を機にジミーと再会し、皮肉にも恩人である彼が証拠を捏造し冤罪事件を引き起こしていたことを突き止めてしまう。結果的にジミーは親友を殺した真犯人を逃がしてしまったため、尚更に彼の証拠捏造を見逃すわけにはいかなかった。
- 母親も元ショーダンサー。母親の昔の恋人でラスベガス有数のカジノのオーナーであるサムとは古くからの友人だが、内心では彼を実父と確信しているため微妙なものがあった。第3シーズン最終話でキャサリン自ら行ったDNA鑑定により、血縁関係が確定したため、より複雑な思いを抱え込むことになる。
- 離婚歴があり、一人娘リンゼイの育児・教育に悩む母でもあるが、同時に一人の女性として生きたいという気持ちと板ばさみになることがしばしばある。元夫エディとも確執があったが、彼は第3シーズンで死亡した[32]。自身が幼い娘を持つ親でもあるため、子供が関わる事件には感情をむき出しにすることがある。そのため、後に無実となった者から恨まれたこともあった。
- 第5シーズンに行われたチーム再編成で、夜番チームの副主任から(以前から早番の主任への昇格を希望していたにも関わらず)エクリーの嫌がらせで遅番チームの主任に昇格することになる。しかし、第6シーズンでのチーム再々編成により夜番の副主任となり、ニックやウォリックら元のメンバーと捜査出来るようになった。第9シーズンでグリッソムが退職したため、第11話より夜番主任となったが、第11シーズン終盤で発生したラングストンの行為の責任を取る形で降格。その後、第12シーズン第12話でFBIからのヘッドハンティングに応じる形で退職した。
- ウォリック・ブラウン (Warrick Brown) / 第1シーズン第1話〜第8シーズン最終話、(ゲスト出演)第9シーズン第1話
- 演:ゲイリー・ドゥーダン(Gary Dourdan)、声:山野井仁
- CSI捜査官レベル2→3(特殊技能:オーディオ・ビジュアル分析)
- 1970年10月10日生まれ。メンバー唯一のベガス出身。褐色の肌にグリーンの眼が印象的。
- 7歳で母親を亡くし、祖母に育てられた。父親に会ったことはない。タクシー運転手、カジノのウェイターなど様々な職に就きながらラスベガス大学の学位を取得。その当時築いた人脈を捜査に役立てることもある。
- 基本的には真面目で上昇志向だが、無類のギャンブル好きであるため、そのことが第1シーズン第1・2話での新人の殉職の原因になった。それ以降、賭け事はしないとグリッソムに誓う。同じ時期に判事の汚職に関わったことがあったが、グリッソムに打ち明けて解決した。しかし第3シーズンでは被告側の弁護人からギャンブルに嵌まっていた過去に触れられ、証拠の正当性に疑義を呈されるという経験をすることになった[17]。
- ニックとはよきライバル関係である。チーム再編成後は遅番チームに所属。
- さりげなくも女性関係は派手であったが、第6シーズンにて突然結婚した。その結果、自分に恋心を抱いていたキャサリンを振ることになる。しかしその結婚生活も長くは続かなかったようで第8シーズン第2話で破局を迎えたことが明らかになった。
- 第8シーズン最終話でマッキーン副保安官に撃たれてしまい。
- 第9シーズンの冒頭で通報を聞き駆けつけたグリッソムの腕の中で息を引き取った。生前親権を争っておりそのDVDの中でグリッソムを父親として尊敬していると語っていた。
- WOWOWで実施された『CSIイケメン捜査官ランキング』では1位に入る(ポイントは「眼差し」)。
- ソフィア・カーティス (Sophia Curtis) / 第5シーズン第7話〜第8シーズン第1話
- 演:ルイーズ・ロンバード(Louise Lombard)、声:冬馬由美
- CSI昼番→夜番→ラボ→刑事課
- 昼番の副リーダー格として活躍し次期主任候補とされていたが、内部調査の際、グリッソムに公平な評価、すなわちエクリーにとって好ましくない評価を出したため夜番に異動させられる。順応しようと努力はしたが、左遷されたという意識に耐え切れずラボ勤務に切り替える。
- その後、刑事課に転属・同時に転勤していたが、第6シーズン第1話でベガスに戻り、CSIと協力して事件捜査にあたるようになる。母親も元刑事。捜査中に考えていることを口に出して確認する癖がある。
- 第7シーズンよりレギュラーに昇格したが、第8シーズン第1話を最後に降板。
- 第11シーズンにゲストとして再登場し、本部長補佐へと出世しブラス警部の上司となっていることが明かされる。
- マイケル・ケプラー (Michael Keppler) / 第7シーズン第12話〜第15話
- 演:リーヴ・シュレイバー (Liev Schrieber)、声:立川三貴
- ボルティモアから移ってきた捜査官。フィラデルフィア出身。昼番のはずだったが、サバティカル休暇を取っているグリッソムの穴埋めとして夜番に入る。恋人をレイプした犯人(と思っていた人物)を殺害した過去があった。
- 犯人逮捕のために大胆な捜査(逆行捜査やプロファイリング、本来行う必要がある手順を省略するなど)をし、特に逆行捜査でブラス警部・キャサリン以外のメンバーをだます必要があったため、第7シーズン第13話「罠」以降、メンバーからの信頼が薄かった。しかし、キャサリンは彼と共に捜査をすることが多く、彼の良さを理解していたため、第15話で犯人の銃撃で彼が殉職したことはキャサリンにとってかなり悲痛なものとなった。
- ライリー・アダムス (Lirey Adams) / 第9シーズン第3話〜第24話
- 演:ローレン・リー・スミス(Lauren Lee Smith)、声:皆川純子
- CSI捜査官レベル2
- 殉職したウォリックの穴埋めとしてCSIに仲間入り。両親は精神科医。
- 強気な性格で言動にもややトゲがあり、不意に口にした言葉で検死官のデヴィッドを震え上がらせたり[33]、SMプレイの話題で過激な発言をすること[34]もあった。一方、ウォリックの殉職でラボのメンバーが動揺している微妙な時期にチームに加わったため、ラボにやって来たカウンセラーに自分がうまくチームに馴染んでいけるのか相談していた[35]。
- 第10シーズン第1話の時点ですでに退職しており、本人の登場は第9シーズン第24話まで。退職者面談で、キャサリンの指導力やチームの結束について批評している。
- ウェンディ・シムズ (Wendy Simms)/ 第6シーズン第6話〜第11シーズン第2話
- 演:リズ・ヴァッシー(Liz Vassey)、声:津川祝子
- DNA分析官。第6シーズンより、ミアの後任としてサンフランシスコから異動してきた。
- ラボメンバーの中ではサバサバとした性格。
- ホラー映画が好きで、学生時代ホラー映画のエキストラとして出演することで学費を稼いでいたことがある。
- 第9シーズンでは、ホッジスと、お互いが宇宙を舞台にしたSFドラマ『アストロクエスト』のファンであることを偶然知り、意気投合するようになる。
- 第10シーズンよりレギュラー入り。ホッジスとの関係も進展するように見えたが、第11シーズン第2話を最後にベガスCSIを去った。ポートランドのCSIでの勤務を決意したためであり、去り際には、ホッジスに対し引き留められないようにするためにあえて直前までこのことを伏せていたのだとも語っていた[36]。
マイナーキャラクター
- ブライアン・モブリー保安官(Sheriff Brian Mobley)/ 第1~2シーズン(s2#3 Overloadが最後の出演)
- 演:グレン・モルシャワー (Glenn Morshower)吹替え:谷 昌樹
- ホリー・グリッブス (Holly Gribbs)/ 第1シーズン第1・2話
- 演:シャンドラ・ウェスト (Chandra West)
- シーズン1第1話でCSIに入ってきた新人捜査官。母である交通課の警部補のコネで採用された。ウォリックと組み捜査に当たっていたが、ウォリックが判事に頼まれてスポーツ賭博場に行っている間に、現場に戻ってきた犯人に殺されてしまう。
- ポール・ミランダー (Paul Millander)
- 演:マット・オトゥール (Matt O' Toole)
- 第1・2シーズンにかけて暗躍した殺人鬼。幼少時に父親の殺害犯が罪を免れたことから警察組織に恨みを持ち、グリッソムを翻弄する。
- テリー・ミラー (Teri Miller)
- 演:パメラ・ギドリー (Pamela Gidley)
- 法医学者。復顔の専門家。その道のプロでアメリカ&カナダを含めても右に出る者はいない。
- グリッソムに好意を持っていたが、彼のワーカホリックについていけず、後に別の男性と結婚する。
- サム・ブローン (Sam Braun)
- 演:スコット・ウィルソン (Scott Wilson)
- カジノ王で後にキャサリンの実の父だと判明する。
- シーズン7でビジネスにおける部下の恨みを買い、娘であるキャサリンや孫娘リンゼイを監禁され脅迫され、巻き込んだことに責任を感じている中、その部下に銃殺されてしまう。同シーズンの第9話「レジェンド・オブ・ベガス」では、マフィアからキャサリンを守ってくれていたことも分かる。
- それまでキャサリンはサムのことはあまり好ましく思ってはいなく「サム」と読んでいたが、シーズン8「怖い水」では彼のことを「パパ(日本語吹替)」と呼んでいた。
- エリー・ブラス (Ellie Brass)
- 演:ニッキー・エイコックス →ティール・レッドマン
- ブラス警部の娘。但し、妻の連れ子であるため血は繋がっていない。
- エディ・ウィロウズ (Eddie Willows)
- 演:ティモシー・カーハート
- キャサリンの元夫。音楽プロデューサー。第3シーズン第15話で死亡する。
- レディ・ヘザー (Lady Heather)
- 演:メリンダ・クラーク (Melinda Clarke)、(声:勝生真沙子)
- 本名ヘザー・ケスラー 。シーズン2から登場したSMクラブ「倒錯の館」の女主人で卓越した知性の持ち主。彼女の館に勤務する女性が殺された事件でグリッソムと知り合い、お互いに「化学反応」と表するような好意を持ち合うが、それ以上の関係になることを恐れたグリッソムはシーズン3で起きた事件の際、彼女を参考人として事情聴取を行い、自ら関係を壊してしまう。シーズン6第15話「怒りの鞭」で砂漠で発見された遺体は失踪した娘ゾーイの変わり果てた姿だった。ゾーイの産んだ不倫相手との子の行方を案じつつ、娘を殺した犯人を車に括りつけ鞭打って殺そうとするがグリッソムに制止された。その後、シーズン7第23話「館の終焉」ではゾーイの遺児である孫娘の存在が判明。孫娘アリソンを育てているヘザーの元夫ジェローム・ケスラーはSMクラブを経営する彼女に嫌悪感を抱き、訪ねてきたグリッソムも同じ意見だろうと思ったがやんわりと否定され、また孫娘の将来の為に自らの命を代償に金を工面しようとしている事実と共に諭された。元夫が偏見による拒絶を改めた事により拒まれていた孫娘との対面が叶う。シーズン9第5話「そばにいてほしい」で被害者がSM愛好者であることに気付いたグリッソムに助言を求められ、恋愛相談にも乗る懐の深さ。心理学の修士号を取得してセラピストとして活動中。
- ジェナ・ウィリアム (Dr. Jenna Williams)
- 演:ジュディス・スコット
- アル・ロビンスの前任の検死官。
- レイ・オライリー
- 演:スキップ・オブライエン
- 殺人課の刑事。恰幅の良い白人男性。
- ジェフリー・マッキーン (Jeffley McKeen)
- 演:コナー・オファレル(Conor O'Farrel)、(声:千田光男)
- 第6シーズン「神の子」から登場。階級は副保安官で、グリッソム達と捜査を巡って対立することがある。
- 第8シーズン最終話で、自分が絡んだ殺人事件に深入りされることを恐れて、ウォリックを射殺する。その後、第9シーズン第1話にてCSIチームの捜査により身柄を拘束、逮捕される。刑務所内からも影響力を持っており、第12シーズン最終話及び第13シーズン第1話にて事件を起こす。
- リストン
- 演:バーバラ・エヴァ・ハリス(Barbara Eve Harris)
- 第12シーズンから登場した保安官。
- ナタリー・デイヴィス(Natalie Davis)
- 演:ジェシカ・コリンズ(Jessica Collins)(声:坂本真綾)
- シーズン7で発生した「模型殺人事件」の真犯人。幼い頃に父の心を自分に向けようとして邪魔な妹を突き落として殺してしまい、父は娘を殺した娘の所業に心を病んでしまう。
- 里子に出されていたが、実子ミッチェル(ライオネル)よりも里親アーニーデル(アーネスト・エドワード・デル)に愛されていたにも関わらず、アーニーの愛情を独占すべく他の里子達を次々と殺した。シーズン7第10話でアーニーが自分を庇って「模型殺人事件」の犯人として自殺したのを機にグリッソムを逆恨みするようになり、同シーズン最終話で彼の「大切な人」であるサラを誘拐した。
- ロニー・ライト
- 演:ジェシカ・ルーカス(Jessica Lucas)
- サラが遅番に移されCSIを去るまでの間登場、サラが教えていた訓練生。当初は、軽い態度で捜査をすることをサラに注意される。キャサリンと共に捜査することもあった。サラがCSIを去ってからは登場しなくなる。
- ネイサン・ハスケル
- 演:ビル・アーウィン(Bill Irwin)(声:宮本充)
- 第9シーズンより登場した連続殺人鬼。ネイト・ハスケルとも。初登場時は服役中。第9シーズンではラングストンの授業に協力しているふりをして、テレビ電話のモニター越しに受講している弟子に指示を与えていた。第10シーズンではジキル博士の情報を持っていると刑務所からラングストンに連絡。情報を提供するためにベガス署にやってくる。ジキル逮捕後、隙をついてラングストンを折れた眼鏡で刺し、重傷を負わせた。
- 第11シーズンで、信者の協力を得て脱獄。ロサンゼルスでラングストンの元妻グロリアの婚約者を殺害しグロリアを誘拐する。そして自宅である農場にてラングストンと死闘の末階段から転落死する。
- 死後に行われた自宅の捜査によって、本名がワーナー・ソープであることや、少年時代から小動物を殺害していたこと、ある日自宅にやって来た家電製品の訪問販売員(名前はダグラス・ネイサン・ハスケル)を殺害していたことが判明する。後にその訪問販売員の名前を名乗るようになっていたため、作中において自身が本名で呼ばれるのは、死後のわずかな機会のみとなった。
主なゲスト出演者
- シーズン1
- ジョニー・メスナー(第2話)、グラント・ヘスロヴ(第4話)、マイロ・ヴィンティミリア(第5話)、ダコタ・ファニング(第7話)、グレン・モーシャワー(第7,9,10,13,15,23話)、ジョン・ゲッツ(第10話)、マーク・モーゼス(第10話)、グレゴリー・イッツェン(第13話)、レイン・ウィルソン(第23話)
- シーズン2
- グレン・モーシャワー(第3話)、ブレンダ・ストロング(第3話)、ディラン・ベイカー(第6話)、リンゼイ・プライス(第6話)、ダニエル・デイ・キム(第10話)、マーシャ・クロス(第11話)、ブルース・マッギル(第17話)
- シーズン3
- カーマイン・ジョヴィナッツォ(第1話)、チャド・マイケル・マーレイ(第2話)、ウェイド・ウィリアムズ(第5話)、トム・ヌーナン(第6話)、ウィリアム・メイポーザー(第8話)、リチャード・バージ(第10話)、エヴァン・レイチェル・ウッド(第12話)、エリザベス・ミッチェル(第14話)、ボブ・ガントン(第22話)
- シーズン4
- ジョシュ・ホロウェイ(第1話)、マリソル・ニコルズ(第2話)、ジェフリー・ディーン・モーガン(第2話)、ウィリー・ガーソン(第5話)、ヘンリー・ツェニー(第6話)、ジェフリー・コムズ(第6話)、サンダー・バークレー(第7,8,9,18話)、マーティン・ドノヴァン(第8話)、ルイス・ロンバルディ(第9話)、ブライアン・オースティン・グリーン(第10話)、エディ・ジェイミソン(第11話)、スーザン・メイ・プラット(第11話)、ダニー・ヒューストン(第13話)、T・J・サイン(第14話)、ニコラス・リー(第15,16,22話)、T・R・ナイト(第17話)
- シーズン5
- レイコ・エイルスワース(第1話)、トニー・アメンドーラ(第1話)、ジョン・L・アダムス(第1話)、クリスティン・ローズ(第2話)、D・B・ウッドサイド(第3話)、アメリカ・フェレーラ(第3話)、メリッサ・レオ(第3話)、トーマス・デッカー(第3話)、ブラッド・ハント(第4話)、デイヴィッド・アンダース(第4話)、ディナ・メイヤー(第5話)、ダグ・サヴァント(第5話)、プルイット・テイラー・ヴィンス(第5話)、ハリエット・サンソム・ハリス(第6話)、サマー・グロー(第6話)、サンダー・バークレー(第7話)、リンゼイ・クローズ(第8話)、ケイト・ウォルシュ(第8話)、サム・アンダーソン(第8話)、ナナ・ヴィジター(第9話)、アレクシス・クルーツ(第10話)、テッド・ルーニー(第11話)、マイケル・ペーニャ(第12話)、ミーシャ・コリンズ(第13話)、ジェリコ・イヴァネク(第13話)、フォーブス・マーチ(第14話)、アンソニー・デニソン(第15話)、リー・タージェセン(第17話)、ジェームズ・バッジ・デール(第21話)、アニタ・ジレット(第22話)、アラン・ローゼンバーグ(第22話)、ジョン・サクソン(第23話)、トニー・カーティス(第24話:特別出演)
- シーズン6
- クレア・デュヴァル(第4話)、ジェフリー・ノーディング(第6話)、ネスター・セラーノ(第7,8話)、ジェシカ・コリンズ(第9話)、エリック・パラディーノ (第11話)、テイラー・コール(第12話)、フェイ・ダナウェイ(第13話)、ジョニー・ルイス(第16話)、ページ・ケネディ(第20話)、レイ・ワイズ(第21話)、カーリー・グラハム(第23話)
- シーズン7
- ジョン・メイヤー(第1話)、ケヴィン・ラーム(第1,2話)、デビッド・エイゲンバーグ(第3話)、ジム・ビーバー(第4,7話)、ビセラス・シャノン(第4,7,19話)、セス・ピーターソン(第6話)、DJクオールズ(第7話)、ヴァレリー・マハフェイ(第8話)、ロジャー・ダルトリー(第9話)、レン・キャリオー(第15話)、キャスリーン・クインラン(第16話)、ローラ・ハリス(第17話)、リンジー・フォンセカ(第17話)、ルビー・ディー(第18話)、ピーター・ストーメア(第21話)
- シーズン8
- アンソニー・ラパリア(第6話)
- シーズン9
- ティッピ・ヘドレン(第8話)、テイラー・スウィフト(第16話)、グレッグ・ジャーマン(第19話)
- シーズン11
- ジャスティン・ビーバー(第1話、第15話)
- シエンナ・ギロリー(第1話)
- シーズン12
- ジャクリーン・スミス(第18話、第22話)
CSIの勤務態勢
CSIは早番・遅番・夜番の三交代制。なおアメリカ合衆国の警察の勤務シフトは一般に24時間を8時間ずつ3分割(09時~17時、17時~01時、01時~09時)しての交代制で、1週間同じシフトをこなして新シフトへ移る方式である。 しかし番組中では週が変わってもシフトが変わることがないようである。
日本語製作版スタッフ
- 制作・著作 - 角川ヘラルド映画株式会社(シーズン1〜5)→角川映画株式会社(シーズン6〜)
- プロデューサー -
- 製作担当 - 吉田啓介
- ディレクター - 本吉伊都子
- 調整 - 黒崎裕樹、奥村伸一郎
オンライン配信
- 日本語版
- 「CSI:グレイブ・デンジャー」発売に合わせ、Yahoo! 動画において第4シーズン3話「喪失 傷だらけの屍」と第5シーズン24話「CSI“12時間”の死闘 (前編)」の無料配信が行われた (2007年8月16日~9月30日)。
エピソードリスト
合同捜査・クロスオーバー
- 第2シーズン
- 2002年5月9日放送の第22話「ベガス-マイアミ合同捜査」において、ラスベガスで発生した強盗殺人・幼児誘拐事件の捜査のため、キャサリンとウォリックがマイアミに赴き、本作のスピンオフである『CSI:マイアミ』のキャストと共演した。実質的には同作のパイロット版であり、顔見世の役割を果たした。
- 第8シーズン
- 『FBI 失踪者を追え!(以下FBI)』とのクロスオーバーが行われた。2007年11月8日放送の本作第6話「絆に飢えた狼」を前編、『FBI』第6シーズン第6話「狼の末路」を後編として放送された。
- 『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』とのクロスオーバーが行われた。2008年5月5日放送の同作第5シーズン第17話を前編、5月8日放送の本作第16話「CSI:ハリウッド」を後編として放送された。
- 第10シーズン
- CSI3作品をまたぐクロスオーバーである「CSI:トリロジー(英語版)」が放送された。事件はマイアミ(第8シーズン第7話。2009年11月9日放送)→ニューヨーク(第6シーズン第7話。同11月11日放送)→ラスベガス(第10シーズン第7話。同11月12日放送)の順に舞台を移し、アメリカでは同じ週に放送された。なお、他の作品へのゲスト出演は、当時本作の主人公であったレイモンド・ラングストンが3作全てに出演しているのみで、ニューヨーク編とマイアミ編の登場人物は他の作品に出演していない。
- 第13シーズン
- 「CSI:NY」とのクロスオーバー。
放送局
初回放送
シーズン | テンプレート:Flagicon CBS | テンプレート:Flagicon WOWOW |
---|---|---|
シーズン 1 | 2000年10月6日 - 2001年5月17日 | 2002年4月2日 - 2002年9月24日 |
シーズン 2 | 2001年9月27日 - 2002年5月16日 | 2003年4月8日 - 2003年9月23日 |
シーズン 3 | 2002年9月26日 - 2003年5月15日 | 2004年4月13日 - 2004年10月5日 |
シーズン 4 | 2003年9月25日 - 2004年5月20日 | 2005年4月12日 - 2005年7月26日 |
シーズン 5 | 2004年9月23日 - 2005年5月19日 | 2006年4月8日 - 2006年10月7日 |
シーズン 6 | 2005年9月22日 - 2006年5月18日 | 2007年4月14日 - 2007年9月29日 |
シーズン 7 | 2006年9月21日 - 2007年5月17日 | 2008年4月12日 - 2008年10月4日 |
シーズン 8 | 2007年9月27日 - 2008年5月15日 | 2009年4月4日 - 2009年8月8日 |
シーズン 9 | 2008年10月9日 - 2009年5月14日 | 2010年4月10日 - 2010年10月9日 |
シーズン 10 | 2009年10月9日 - 2010年5月20日 | 2011年4月9日 - 2011年9月24日 |
シーズン 11 | 2010年9月23日 - 2011年5月12日 | 2012年4月21日 - 2012年9月15日 |
シーズン 12 | 2011年9月21日 - 2012年5月9日 | 2013年4月20日 - 2013年9月14日 |
シーズン 13 | 2012年9月26日 - 2013年5月15日 | 2014年4月12日 - |
シーズン 14 | 2013年9月25日 - 2014年5月7日 | 2014年10月4日 - |
シーズン 15 | 2014年9月28日 - |
その他の日本
- AXN
- シーズン1 - 2003年4月22日から2004年9月23日
- シーズン2 - 2005年3月24日から2005年8月25日
- シーズン3 - 2006年3月23日から2006年8月24日
- シーズン4 - 2007年3月22日から2007年8月23日
- シーズン1-4一挙放送 - 2007年8月17日から
- シーズン5 - 2008年1月7日から2008年6月23日
- シーズン6 - 2009年2月9日から2009年7月24日
- シーズン1-6連続放送 - 2009年7月27日から
- シーズン7 - 2010年2月15日から
- シーズン1-7連続放送 - 2011年10月20日まで
- シーズン8 - 2011年1月31日から
- シーズン9 - 2011年10月24日から
- シーズン10 -
- シーズン11 -
- 「ラングストン vs 宿敵ハスケル」 - 7月9日から8月21日まで放送予定
- シーズン12 - 2014年8月17日放送開始予定
- テレビ東京
- シーズン1 - 2003年4月14日から2003年11月24日(テレビ東京系列)
- シーズン2 - 2005年1月5日から2005年2月28日
- シーズン3 - 2006年10月23日[37]から2006年12月12日[37]
- シーズン4 - 2006年12月13日[38]から2007年2月14日[38]
- シーズン5 - 2007年6月12日[39]から2007年8月8日[39]
- シーズン6 - 2009年4月1日[40]から2009年9月16日[40]
- シーズン7 - 2009年9月30日[41]から2010年3月24日[42]
- シーズン8 - 2010年4月7日[43]から2010年7月28日[44]
- シーズン9 - 2012年4月11日[45]から2012年5月24日[46]
- シーズン10 - 2012年9月3日[47]から2012年10月11日[48]
- シーズン11 - 2013年6月25日から2013年8月1日
- シーズン12 - 2014年7月9日から2014年8月18日
- テレビ大阪
- シーズン1 - 2003年4月14日から2003年11月24日
- シーズン2 - 2006年10月1日から2007年3月18日
- シーズン3 - 2007年10月7日から2008年3月30日
- シーズン4 - 2009年1月7日から2009年6月10日
- シーズン5 - 2009年6月17日から2009年12月2日
- シーズン6 - 2011年1月5日から2011年6月22日
- シーズン7 - 2011年6月29日から2011年12月7日
- シーズン8 - 2013年4月24日から2013年8月14日
- シーズン9 - 2013年8月21日から2014年2月5日
- テレビ愛知
- シーズン1 - 2003年4月14日から2003年11月24日
- シーズン3 - 2007年4月1日から2007年9月9日
- シーズン4 - 2007年9月16日から2008年3月9日
- シーズン5 - 2008年3月16日から2008年9月21日
- シーズン6 - 2010年3月28日から2010年9月19日
- シーズン7 - 2010年9月26日から2011年3月13日
- シーズン8 - 2011年10月3日から2011年11月28日
- テレビせとうち
- シーズン1 - 2003年4月14日から2003年11月24日
- シーズン2 - 2006年7月29日から2007年1月20日
- シーズン3 - 2007年10月27日から2008年5月10日
- シーズン4 - 2008年10月31日から2009年4月10日
- シーズン5 - 2009年4月17日から2009年10月2日
- シーズン6 - 2010年10月1日から2011年3月25日
- シーズン7 - 2011年4月1日から2011年9月16日
- シーズン8 - 2012年8月31日から2012年12月14日
- テレビ北海道
- シーズン1 - 2005年4月14日から2003年11月24日
- 再放送 2005年4月3日から2005年9月25日
- シーズン2 - 2005年10月2日から2006年3月26日
- シーズン3 - 2007年3月25日から2007年9月9日
- シーズン4 - 2007年9月16日から2008年2月24日
- シーズン5 - 2008年3月2日から2008年9月7日
- シーズン6 - 2009年9月6日から2010年2月21日
- シーズン7 - 2010年2月28日から2010年8月22日
- シーズン8 - 2010年8月29日から2010年12月12日
- TVQ九州放送
- シーズン1 - 2003年4月14日から2003年11月24日
- シーズン3 - 2008年4月20日から2008年10月5日
- 岐阜放送
- シーズン1 - 2003年10月7日から2004年3月16日
- びわ湖放送
- シーズン1 - 2003年10月16日から2004年3月25日
- シーズン2 - 2005年4月7日から2005年9月29日
- シーズン4 - 2008年10月2日から2008年3月11日
- シーズン5 - 2008年3月13日から2008年9月16日
- シーズン6 - 2011年8月28日から2012年1月22日
- シーズン7 - 2012年1月29日から
- 奈良テレビ
- シーズン1 - 2003年4月22日から2003年12月2日
- シーズン3 - 2008年4月5日から2008年9月27日
- シーズン4 - 2008年10月11日から2009年3月28日
- シーズン5 - 2009年4月3日から2009年9月18日
- テレビ和歌山
- シーズン1 - 2003年4月24日から2004年1月5日
- シーズン2 - 2007年4月12日から2007年10月18日
- シーズン3 - 2007年11月1日から2008年5月29日
- シーズン4 - 2008年6月12日から2009年1月8日
- シーズン5 - 2009年1月15日から2009年8月13日
- シーズン6 - 2009年8月20日から2010年4月28日
- シーズン7 - 2010年5月5日から2010年12月27日
- シーズン8 - 2010年1月17日から2011年7月4日
- 福井テレビ
- シーズン1 - 2003年4月14日から2003年11月24日
- シーズン2 - 2005年1月21日から2005年6月24日
- テレビ新潟
- シーリズ1 - 2003年6月14日から2003年11月22日
- シーズン2 - 2005年4月9日から2005年9月24日
- 琉球朝日放送
- シーズン1 - 2003年10月4日から2004年3月20日
- シーズン3 - 2008年3月8日から2008年10月4日
- シーズン4 - 2008年10月11日から2009年4月18日
- シーズン5 - 2009年4月25日から2009年12月31日
- 石川テレビ
- シーズン1 - 2003年10月11日から2004年4月17日
- 北陸放送
- シーズン2 - 2007年4月6日から2007年6月22日
- シーズン4 - 2007年10月5日から2007年12月21日
- シーズン5 - 2009年1月16日から2009年4月10日
- 東日本放送
- シーズン1 - 2003年10月29日から2004年4月7日
- 仙台放送
- シーズン4 - 2009年4月8日から2009年9月9日
- テレビ静岡
- シーズン1 - 2003年10月31日から2004年6月4日
- シーズン2 - 2005年1月14日から2005年6月24日
- シーズン3 - 2007年11月12日から2008年4月23日
- シーズン4 - 2008年10月6日から2009年3月23日
- シーズン5 - 2010年4月23日から2010年10月15日
- シーズン6 - 2010年10月29日から2011年4月27日
- シーズン7 - 2011年5月4日から2011年10月12日
- 高知放送
- シーズン1 - 2003年12月4日から2004年2月5日
- 富山テレビ
- シーズン1 - 2003年12月4日から2004年4月15日
- シーズン4 - 2009年1月9日から2009年3月19日
- 広島ホームテレビ
- シーズン1 - 2004年1月7日から2004年6月16日
- IBC岩手放送
- シーズン1 - 2005年4月29日から2005年10月7日
- シーズン3 - 2007年9月26日から2008年3月5日
- シーズン4 - 2009年4月22日から2009年9月30日
- テレビ岩手
- シーズン2 - 2005年10月14日から2006年3月24日
- 山口朝日放送
- シーズン1 - 2005年10月1日から2006年3月18日
- テレビユー福島
- シーズン2 - 2006年10月3日から2007年3月13日
- シーズン3 - 2008年3月11日から2008年8月25日
- シーズン4 - 2009年8月3日から2010年1月11日
- シーズン5 - 2010年10月25日から2011年5月2日
- テレビくまもと
- シーズン3 - 2007年4月12日から2007年9月27日
- シーズン4 - 2008年5月8日から2008年10月9日
- シーズン5 - 2009年4月9日から2009年8月6日
- 山梨放送
- シーズン3 - 2007年10月3日から2008年3月19日
- 長野放送
- シーズン4 - 2009年1月15日から2009年6月18日
- TOKYO MX
- シーズン1 - 2010年4月1日から2010年9月2日
- シーズン2 - 2010年9月9日から2011年2月24日[49]
- シーズン3 - 2012年2月16日[50]から2012年7月18日[51]
- AFN
- CSI:(ラスベガス):prime PACIFIC
- CSI:NY:spectrum
- Dlife
- シーズン1 - 2013年8月5日から現在
DVD
- 日本語版
商品名 | セルDVD BOX-1 | セルDVD BOX-2 |
---|---|---|
CSI:科学捜査班 | 2003年11月21日 | 2003年12月26日 |
CSI:2科学捜査班 | 2005年2月23日 | 2005年3月16日 |
CSI:3科学捜査班 | 2006年2月24日 | 2006年3月15日 |
CSI:4科学捜査班 | 2007年2月23日 | 2007年3月23日 |
CSI:5科学捜査班 | 2007年9月7日 | 2007年10月5日 |
CSI:6科学捜査班 | 2008年9月5日 | 2008年10月3日 |
CSI:7科学捜査班 | 2009年5月29日 | 2009年6月26日 |
CSI:8科学捜査班 | 2010年2月26日 | 2010年3月26日 |
CSI:9科学捜査班 | 2011年2月25日 | 2011年4月8日 |
ノベライズ
シェイマス賞受賞作家で、映画『ロード・トゥ・パーディション』の原作者として知られるマックス・アラン・コリンズによるノベライズが、角川文庫より刊行されている。 いずれの作品も、登場人物等の設定のみをドラマシリーズから引き継いだ、オリジナル小説。
- 『CSI:科学捜査班 ダブル・ディーラー』マックス・アラン・コリンズ著、鎌田三平訳(2005年、角川文庫)ISBN 978-4-04-282606-4
- 『CSI:科学捜査班 シン・シティ』マックス・アラン・コリンズ著、鎌田三平訳(2005年、角川文庫)ISBN 978-4-04-282607-1
- 『CSI:科学捜査班 コールド・バーン』マックス・アラン・コリンズ著、鎌田三平訳(2006年、角川文庫)ISBN 978-4-04-282608-8
- 『CSI:科学捜査班 死の天使』マックス・アラン・コリンズ著、鎌田三平訳(2008年、角川文庫)ISBN 978-4-04-282611-8
- 『CSI:科学捜査班 鮮血の絆』マックス・アラン・コリンズ著、鎌田三平訳(2009年、角川文庫)ISBN 978-4-04-282613-2
モバイルゲーム
ゲームロフトの運営するゲームロフト シネマにて公式モバイルゲームが2008年3月31日からiモード用、2008年4月17日からYahoo!ケータイ用、2008年7月11日からEZweb用に発売されている。対応機種は限られている。同ドラマの制作者の1人であるアンソニー・ズイカー氏によるオリジナルシナリオ。
関連項目
脚注
注釈
出典
外部リンク
- アメリカ
- 日本
- データーベース
テンプレート:全米映画俳優組合賞アンサンブル賞 (ドラマシリーズ)
- ↑ Shows A-Z - CSI: CRIME SCENE INVESTIGATION (CBS). TheFutonCritic.com
- ↑ "CBS Renews 'The Good Wife', 'The Millers', 'Two and a Half Men', 'Hawaii Five-0', 'Mom', 'Blue Bloods', 'Elementary' and 11 More"、TVbytheNumbers(2014年3月13日)、2014年3月18日閲覧。
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ "Weekly Program Rankings"、ABCメディアネット(2004年11月23日)、2014年2月5日閲覧。
- ↑ "Weekly Program Rankings"、ABCメディアネット(2004年9月29日)、2014年2月5日閲覧。
- ↑ "ABC Television Network 2004–2005 Primetime Ranking Report"、ABCメディアネット(2005年6月1日)、2014年2月5日閲覧。
- ↑ "ABC Television Network 2007–2008 Primetime Ranking Report"、ABCメディアネット(2008年5月28日)、2014年2月5日閲覧。
- ↑ Amanda Kondolojy "TV Ratings Broadcast Top 25: 'American Idol', 'NCIS' Top Week 30 Viewing"、TV by the Numbers(2012年4月17日)、2014年2月5日閲覧。
- ↑ "米人気捜査ドラマ「CSI:マイアミ」が放送終了"、映画.com(2012年5月15日)、2014年2月5日閲覧。
- ↑ "人気海外ドラマ「CSI:NY」の放送終了決定! 9シーズンの歴史に幕"、海外ドラ&セレブニュース TVグルーヴ(2013年5月11日)、2014年2月5日閲覧。
- ↑ 「CSI」のスピンオフ「CSI:サイバー」がシリーズ化決定!主演はパトリシア・アークエット|AXN - 海外ドラマチャンネル|ドラマニュース
- ↑ The CSI Effect: Popular Fiction About Forensic Science Affects Public Expectations About Real Forensic Science、SOCIAL SCIENCE RESEARCH NETWORK(SSRN)、2012年7月14日閲覧
- ↑ 米TV番組「CSI:科学捜査班」の意外な効果、検察当局は困惑、日刊ベリタ、2012年7月14日閲覧
- ↑ 「CSI」は犯罪者のための教育番組?、シネマトゥデイ映画ニュース、2012年7月14日閲覧
- ↑ 第5シーズン最終話で拉致監禁され命の危機に晒された際、グリッソムがニックを落ち着かせるために呼んでいる
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